使用説明書
186
A
測光モードと内蔵フラッシュの調光について
測光モードをマルチパターン測光、中央部重点測光またはハイライト重点測光に
設定すると、
i-TTL-BL
調光になり、スポット測光に設定すると、スタンダード
i-TTL
調光になります。
i-TTL
モードでは次のような内蔵フラッシュ撮影ができます。
D
フラッシュ撮影時のご注意
•
内蔵フラッシュを使って撮影するときは、被写体から
0.6 m
以上離れてください。
• フラッシュの光がさえぎられることがあるので、レンズフードは外してくださ
い。また、マクロ付きズームレンズのマクロ領域ではお使いになれません。
• 内蔵フラッシュ撮影時は、
レリーズモードを
T
、
U
または
M
に設定しても、
連続撮影にはなりません。
• 内蔵フラッシュを連続して使うと、発光部を保護するため、一時的に発光が制
限され、シャッターがきれなくなる場合があります。少し時間をおくと再び使
えるようになります。
•
i-TTL
モード時の
ISO
感度連動範囲は、
100
∼
12800
です。
ISO
感度を
100
よりも
低感度に設定したり、
12800
よりも高感度に設定した場合には、距離や絞り値
によっては適正な発光量にならないことがあります。
i-TTL-BL
調光
91K
ピクセル(約
91,000
ピクセル)
RGB
センサーによる測光情報
を元に被写体と背景光のバランスを考慮した
BL
(バランス)調光
を行います。シャッターボタンを押すと、内蔵フラッシュがモニ
ター発光を行い、被写体と背景光のバランスを考慮した最適な発
光量を決定します。
•
G
、
E
または
D
タイプレンズ装着時は、レンズから得られた被写
体までの距離情報も利用して最適な発光量を決定します。
• 非
CPU
レンズ装着時は、レンズ情報(開放絞り値、焦点距離)
を設定することにより、より精度が向上します(
0
232
)。
スタン
ダード
i-TTL
調光
背景の明るさは考慮されず、撮影画面が基準露光量となるように
調光します。主要被写体のみを強調する場合や、フラッシュ撮影
で露出補正する場合に適しています。