デジタル一眼 レフカメラ 使用説明書 Printed in Thailand Jp 6MB12210-03 Jp
このたびはニコンデジタル一眼レフカメラをお買い上げくださいまし て、誠にありがとうございます。お使いになる前に、この使用説明書を よくお読みになり、内容を充分に理解してから正しくお使いください。お 読みになった後は、お使いになる方がいつでも見られるところに必ず保 管し、撮影を楽しむためにお役立てください。 本文中のマークについて この使用説明書は、次の記号を使用しています。必要な情報を探すときにご活用ください。 D カメラを使用する前に注意していただきたいことや守っていただきたい ことを記載しています。 A カメラを使用する前に知っておいていただきたいことを記載しています。 0 使用説明書上で関連情報が記載されているページです。 表記について • • D800/D800E の操作説明は共通です。この使用説明書では D800 で説明します。 SDメモリーカードおよびコンパクトフラッシュカード(CF カード)を「メモリーカー ド」と表記しています。ただし、SD メモリーカードとコンパクトフラッシュカードを 区別して説明している場合は、それぞれ「SD カード」と「CF カード」と表記しています。
この使用説明書について この使用説明書では、次から知りたいことを簡単に探し出すことができます。 i i i i i i 目次............................................................................................... 0 iv 目的別かんたん検索.................................................................... 0 ii すぐに撮影する方のために ........................................................ 0 xxii 索引............................................................................................... 0 447 警告メッセージ .........................................................................
目的別かんたん検索 撮る 0 i 撮り方を選ぶ xxii、35 とにかく簡単に撮影する 液晶モニターを見ながら静止画を撮影する (C 静止画ライブビュー) 43 動画を撮影する(1 動画ライブビュー) 57 一定の間隔で撮影した静止画をつなげて動画に する(微速度撮影) 204 i シャッターのきり方(レリーズモード) 101 104 連写(連続撮影)をする セルフタイマーを使って撮影する i ピント(フォーカス) 89 94 ピントの合わせ方を選ぶ ピントを合わせる位置を選ぶ i 明るさ(露出) 画像を明るく / 暗くする 白とびや黒つぶれの少ない画像を撮影する 128 170、172 i フラッシュ フラッシュを光らせて撮影する 177、385 i 画質・サイズ 大きくプリントする画像を撮影する 撮影できるコマ数を増やす 見る 83、86 0 i 再生 撮影した画像をカメラで見る 画像の情報を詳しく表示する 画像をスライドショーにして見る 画像をテレビで見る 画像を誤って削除しないようにする(プロテクト) 215 218 260 249 229 i 削除 不要
加工する 撮影した画像のサイズ、色、明るさなどを変更する RAW 画像を JPEG 画像に変換する 写真を絵画のような画像にする 動画の必要な部分だけを残したり、1 フレームだけ を切り出して JPEG 画像にする 操作する メニューの操作方法 液晶モニターやファインダー内の表示がすぐに 消えないようにする ファインダーをはっきり見えるようにする 内蔵時計の日付と時刻を設定する メモリーカードを初期化(フォーマット)する 最初(購入時)の設定に戻す ヘルプを表示する パソコン / プリンター パソコンに画像を転送する プリンターで画像を印刷する 日付を入れて印刷する アクセサリー / メンテナンス 使えるメモリーカード 使えるレンズ 使える外付けフラッシュ(スピードライト) 使えるアクセサリー (AC アダプター、USB ケーブルなど) 使えるパソコン用ソフトウェア カメラを掃除する カメラを点検や修理に出す 0 340 353 360、361 72 0 15 283 、285 33 25、328 31 189、 264、275 18 0 233 241 243 0 442 375 385 3
目 次 目的別かんたん検索 ............................................................................................................... ii 安全上のご注意.................................................................................................................... xiii ご確認ください ..................................................................................................... xix すぐに撮影する方のために........................................................................................... xxii 1 お使いになる前に カメラと付属品を確認する...
静止画ライブビュー撮影 43 AF モードを変更する ......................................................................................... 45 AF エリアモードを変更する ........................................................................... 46 静止画ライブビュー撮影中の情報表示 ...................................................... 48 静止画ライブビュー時の表示切り換え ...................................................... 51 マニュアルフォーカスで撮影するときのピント合わせ .................... 52 動画ライブビュー撮影と再生 57 動画ライブビューで撮影する .............................................................
レリーズモード 101 1 コマ撮影や連続撮影、静音撮影など、レリーズモードを変更する .... 連続撮影速度について .................................................................................... セルフタイマーを使って撮影する ........................................................................... ミラーアップして撮影する.......................................................................................... ISO 感度 101 102 104 106 107 ISO 感度を変更する ........................................................................................................ 107 感度自動制御機能を使う ......
159 画像処理 画像の仕上がりを簡単に設定したり、思い通りに調整する (ピクチャーコントロール)..................................................................................... 159 159 ピクチャーコントロールを調整する........................................................ 161 カスタムピクチャーコントロールを登録する .................................... 165 ピクチャーコントロールを選ぶ ................................................................. メモリーカードを使ってピクチャーコントロールを 対応ソフトウェアと共用する................................................................. 168 170 アクティブ D- ライティングで撮影する.............
パソコン、プリンター、テレビとの接続 233 画像をパソコンに転送する.......................................................................................... 233 233 USB 接続でパソコンに画像を転送する ................................................. 237 ワイヤレストランスミッターWT-4 を使って パソコンに画像を転送する ..................................................................... 239 画像をプリンターで印刷する ..................................................................................... 241 カメラとプリンターを接続する.................................................................
A カスタムメニュー:撮影に関するさらに詳細な設定 .............................. 272 カスタムメニューの管理................................................................................ 274 a:オートフォーカス ...................................................................................... 275 a1:AF-C モード時の優先 ...................................................................... 275 a2:AF-S モード時の優先....................................................................... 276 a3:AF ロックオン............................................................
e:フラッシュ・BKT 撮影 ........................................................................... 294 e1:フラッシュ撮影同調速度 ...............................................................294 e2:フラッシュ時シャッタースピード制限...................................296 e3:内蔵フラッシュ発光 .........................................................................296 e4:モデリング発光...................................................................................303 e5:オートブラケティングのセット .................................................
著作権情報 ............................................................................................................ 333 334 水準器表示 ............................................................................................................ 336 AF 微調節 .............................................................................................................. 337 Eye-Fi 送信機能.................................................................................................. 338 ファームウェアバージョン ....................
375 資料 使用できるレンズ ............................................................................................................. 使用できるスピードライト(別売フラッシュ)................................................. 使用できるアクセサリー .............................................................................................. カメラとパワーコネクター、AC アダプターの接続方法 ............. カメラのお手入れについて.......................................................................................... 保管について .......................................................
安全上のご注意 お使いになる前に「安全上のご注意」をよくお読みの上、正しくお使いください。 この「安全上のご注意」は、製品を安全に正しく使用し、あなたや他の人々への危 害や財産への損害を未然に防止するために重要な内容を記載しています。お読みに なった後は、お使いになる方がいつでも見られるところに必ず保管してください。 表示と意味は、次のようになっています。 A危険 この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡また は重傷を負う可能性が高いと想定される内容を示しています。 A警告 この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡また は重傷を負う可能性が想定される内容を示しています。 A この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が傷害を負 う可能性が想定される内容および物的損害の発生が想定される 内容を示しています。 注意 お守りいただく内容の種類を、次の絵表示で区分し、説明しています。 絵表示の例 I L 記号は、注意(警告を含む)を促す内容を告げるものです。図の中や 近くに具体的な注意内容(左図の場合は感電注意)が描かれています。 E F 記号は、禁止の行為(して
A 警告 (カメラとレンズについて) E G C K C J F F F F 分解禁止 接触禁止 感電したり、異常動作をしてケガの原因となります。 落下などによって破損し、内部が露出したときは、露出部に手を触れな いこと 感電したり、破損部でケガをする原因となります。 すぐに修理依頼を バッテリー、電源を抜いて、ニコンサービス機関に修理を依頼してください。 熱くなる、煙が出る、こげ臭いなどの異常時は、すみやかにバッテリー バッテリーを取る を取り出すこと そのまま使用すると火災、やけどの原因となります。 すぐに修理依頼を バッテリーを取り出す際、やけどに充分注意してください。 バッテリーを抜いて、ニコンサービス機関に修理を依頼してください。 水かけ禁止 使用禁止 水につけたり、水をかけたり、雨にぬらしたりしないこと 発火したり感電の原因となります。 引火・爆発のおそれのある場所では使用しないこと プロパンガス、ガソリンなど引火性ガスや粉塵の発生する場所で使用す ると、爆発や火災の原因となります。 使用禁止 発光禁止 発光禁止 レンズまたはカメラで直接太陽や強い光を見ないこと 失明や視力
A 注意 I 感電注意 A 使用注意 (カメラとレンズについて) ぬれた手でさわらないこと 感電の原因になることがあります。 カメラの電源が ON の状態で、長時間直接触れないこと 使用中に温度が高くなる部分があり、低温やけどの原因になることがあ ります。 A 保管注意 A 使用注意 A A 保管注意 移動注意 製品は幼児の手の届かない所に置くこと ケガの原因になることがあります。 逆光撮影では、太陽を画角から充分にずらすこと 太陽光がカメラ内部で焦点を結び、火災の原因になることがあります。 画角から太陽をわずかに外しても火災の原因になることがあります。 使用しないときは、レンズにキャップを付けるか、太陽光のあたらない 所に保管すること 太陽光が焦点を結び、火災の原因になることがあります。 三脚にカメラやレンズを取り付けたまま移動しないこと 転倒したりぶつけたりして、ケガの原因となることがあります。 航空機内で使うときは、離着陸時に電源を OFF にすること A 使用注意 病院で使うときは病院の指示に従うこと 本機器が出す電磁波などにより、航空機の計器や医療機器に影響を与える
A 危険 F E A (専用リチウムイオン充電池について) バッテリーを火に入れたり、加熱しないこと 禁止 液もれ、発熱、破裂の原因となります。 バッテリーをショート、分解しないこと 分解禁止 液もれ、発熱、破裂の原因となります。 専用の充電器を使用すること 危険 液もれ、発熱、破裂の原因となります。 ネックレス、ヘアピンなどの金属製のものと一緒に持ち運んだり、保管 A しないこと 危険 ショートして液もれ、発熱、破裂の原因となります。 持ち運ぶときは端子カバーをつけてください。 Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL15 に対応していない機器には F 使用しないこと 液もれ、発熱、破裂の原因となります。 使用禁止 Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL15 は、D800/D800E に対応し ています。 バッテリーからもれた液が目に入ったときはすぐにきれいな水で洗い、 A 医師の治療を受けること 危険 そのままにしておくと、目に傷害を与える原因となります。 A 警告 A 保管注意 (専用リチウムイオン充電池について) バッテリーは
A 警告 (専用リチウムイオン充電池について) バッテリーをリサイクルするときや、やむなく廃棄するときはテープな どで接点部を絶縁すること A 警告 他の金属と接触すると、発熱、破裂、発火の原因となります。ニコン サービス機関やリサイクル協力店にご持参くださるか、お住まいの自治 体の規則に従って廃棄してください。 バッテリーからもれた液が皮膚や衣服に付いたときはすぐにきれいな A 水で洗うこと 警告 そのままにしておくと、皮膚がかぶれたりする原因となります。 A 注意 (専用リチウムイオン充電池について) A 注意 A 使用注意 バッテリーに強い衝撃を与えたり、投げたりしないこと 液もれ、発熱、破裂の原因となることがあります。 充電中のバッテリーに長時間直接触れないこと 充電中に温度が高くなる部分があり、低温やけどの原因になることがあ ります。 A 警告 E G 分解禁止 (チャージャーについて) 分解したり修理や改造をしないこと 感電したり、異常動作をしてケガの原因となります。 落下などによって破損し、内部が露出したときは、露出部に手を触れな 接触禁止 いこと 感
A 警告 F 使用禁止 プロパンガス、ガソリンなど引火性ガスや粉塵の発生する場所で使用す ると、爆発や火災の原因となります。 A 警告 F (チャージャーについて) 引火・爆発のおそれのある場所では使用しないこと 電源プラグの金属部やその周辺にほこりが付着している場合は、乾いた 布で拭き取ること そのまま使用すると火災の原因になります。 雷が鳴り出したら電源プラグに触れないこと 使用禁止 感電の原因となります。 雷が鳴り止むまで機器から離れてください。 電源コードを傷つけたり加工したりしないこと F 禁止 また、重いものを載せたり、加熱したり、引っ張ったり、無理に曲げた りしないこと 電源コードが破損し、火災、感電の原因となります。 I 感電注意 F ぬれた手で電源プラグを抜き差ししないこと 感電の原因になることがあります。 チャージャーを海外旅行者用電子式変圧器(トラベルコンバーター)や 禁止 DC/AC インバーターなどの電源に接続して使わないこと 発熱、故障、火災の原因となります。 A 注意 I 感電注意 A 使用注意 (チャージャーについて) ぬれた手
ご確認ください ●保証書について この製品には「保証書」が付いていますのでご確認ください。 「保証書」は、お買い上げ の際、ご購入店からお客様へ直接お渡しすることになっています。必ず「ご購入年月日」 「ご購入店」が記入された保証書をお受け取りください。「保証書」をお受け取りになら ないと、ご購入 1 年以内の保証修理が受けられないことになります。お受け取りにならな かった場合は、直ちに購入店にご請求ください。 ●カスタマー登録 下記のホームページからカスタマー登録ができます。 https://reg.nikon-image.com/ 付属の「登録のご案内」に記載されている登録コードをご用意ください。 ●カスタマーサポート 下記アドレスのホームページで、サポート情報をご案内しています。 http://www.nikon-image.
●使用説明書について • この使用説明書の一部または全部を無断で転載することは、固くお断りいたします。 • 仕様・性能は予告なく変更することがありますので、ご承知ください。 • 使用説明書の誤りなどについての補償はご容赦ください。 • 使用説明書の内容が破損などによって判読できなくなったときは、下記のホームペー ジから使用説明書の PDF ファイルをダウンロードできます。 http://www.nikon-image.
●AVC Patent Portfolio License に関するお知らせ 本製品は、お客様が個人使用かつ非営利目的で次の行為を行うために使用される場合に 限り、AVC Patent Portfolio License に基づきライセンスされているものです。 (i)AVC 規格に従い動画をエンコードすること(以下、エンコードしたものを AVC ビデオ といいます) (ii)個人利用かつ非営利目的の消費者によりエンコードされた AVC ビデオ、または AVC ビ デオを供給することについてライセンスを受けている供給者から入手した AVC ビデ オをデコードすること 上記以外の使用については、黙示のライセンスを含め、いかなるライセンスも許諾され ていません。 詳細情報につきましては、MPEG LA, LLC から取得することができます。 http://www.mpegla.
すぐに撮影する方のために 次の手順で操作すると、すぐに撮影ができます。 1 ストラップを取り付ける ストラップの取り付け手順は次の通りです。 2 バッテリーを充電して(0 19)カメラに入れる(0 21) 3 レンズを取り付ける(0 23) A 関連ページ 日時を設定するには、0 25 をご覧ください。 ファインダーを見やすくするには、0 33 をご覧ください。 xxii
メモリーカードを入れる(0 28) 16GB 4 おもて面 5 カメラの電源を ON にする(0 35) 6 フォーカスモードセレクターを AF (オートフォーカス)にする(0 89) フォーカスモード セレクター 7 シャッターボタンを半押し してピントを合わせ、全押し して撮影する(0 38、39) ピント表示 8 撮影した画像を確認する(0 41) K ボタン xxiii
xxiv
Xお使いになる前に カメラと付属品を確認する お使いになる前に、カメラと付属品が全てそろっていることを確認してくだ さい。万が一、付属品がそろっていない場合は、販売店にご相談ください。 ❏ D800/D800E ❏ ボディー カメラ本体 (0 2) キャップ BF-1B (0 23、395) ❏ 液晶モニター カバー BM-12 (0 14) X ❏ アクセサリー シューカバー BS-1 (0 385) ❏ Li-ion リチャージャブ ルバッテリー EN-EL15 (端子カバー付) (0 19、21) ❏ USB ケーブル UC-E14(0 237) ❏ ストラップ AN-DC6(D800 の場合) または AN-DC6E(D800E の場合) (0 xxii) ❏ 保証書 ❏ 使用説明書(本書) ❏ バッテリーチャー ジャー MH-25 (電源コード / 電源プラグ(直付け 型)付)(0 19) ❏ USB ケーブルクリップ (0 238) ❏ Quick Guide(クイックガイド) ❏ ViewNX 2 CD-ROM(0 233) ❏ 登録のご案内 • SD メモリ
各部の名称と機能 カメラ本体 1 10 11 2 12 3 13 14 4 5 4 6 7 8 X 16 15 9 1 2 3 4 5 6 7 2 レリーズモードダイヤル ........ 101 レリーズモードダイヤル ロックボタン............................ 101 T ボタン 画質モード............................. 84 画像サイズ............................. 86 ツーボタンリセット ........... 189 ストラップ取り付け部 (吊り金具).................................xxii U ボタン ホワイトバランス ........................ 142、146、149 S ボタン ISO 感度 ....................................... 107 感度自動制御....................... 111 D ボタン ブラケティング ..............
1 2 3 4 5 7 6 8 9 14 15 16 17 18 19 1 2 内蔵フラッシュ ........................ 177 フラッシュロック解除ボタン ................................................... 177 3 M(Y)ボタン 4 5 フラッシュモード ............... 178 調光補正 .............................. 184 内蔵マイク..........................61、68 シンクロターミナルカバー ................................................... 385 6 10 ピンターミナルカバー ........................................ 212、395 7 シンクロターミナル ................ 385 8 10 ピンターミナル........... 212、395 10 11 12 13 X 9 端子カバー ..........
カメラ本体(つづき) 1 11 2 10 3 4 X 9 5 6 7 8 12 1 AF 補助光ランプ....................... 279 2 3 4 セルフタイマーランプ ............ 104 赤目軽減ランプ ........................ 179 サブコマンドダイヤル ............ 314 プレビューボタン ..................... 59、115、311、320 Fn ボタン ファンクション ................ 81、187、307、320 5 パワーコネクターカバー ........ 397 6 バッテリー室開閉ノブ .............. 21 7 バッテリー室カバー .................. 21 8 MB-D12 用接点カバー ............ 392 9 三脚ネジ穴 10 レンズマウント................24、100 11 レンズ信号接点 12 ボディーキャップ....................
1 2 3 4 5 25 6 24 23 7 22 8 21 9 20 10 11 12 19 18 17 13 14 15 16 1 ファインダー接眼窓 .................. 33 2 アイピース....................... 34、105 3 視度調節ノブ.............................. 33 4 測光モードダイヤル ................ 114 5 A ボタン 6 7 8 9 10 AE/AF ロック ................ 96、126、312、321 B ボタン AF 作動 .................. 43、58、90 メインコマンドダイヤル ........ 314 マルチセレクター ... 16、40、217 メモリーカードカバー .............. 28 フォーカスポイントロック レバー ......................................... 94 スピーカー..................................
表示パネル(説明のため、全ての表示を点灯させています) 1 2 3 4 15 14 5 13 12 11 10 9 6 7 8 X 1 ホワイトバランス色温度表示 ................................................... 147 2 シャッタースピード.........117、120 露出補正値................................ 128 調光補正量................................ 184 ホワイトバランス微調整値 ................................................... 144 3 4 5 6 7 8 6 ホワイトバランス色温度 ........................................ 147、149 ホワイトバランスプリセット マニュアルデータ番号 ............ 150 オートブラケティング撮影 コマ数 .......................................
32 31 30 16 17 18 19 20 29 28 27 26 21 22 25 24 23 16 調光補正マーク ........................ 184 17 GPS 通信マーク ........................ 213 18 シャッタースピードロック 19 20 21 マーク ....................................... 124 時刻未設定マーク ........... 27、425 インターバルタイマー設定 マーク ....................................... 200 微速度撮影設定マーク ............ 207 AF エリアモードマーク .............................................91、93 オートエリア AF 設定マーク .............................................92、93 3D- トラッキング設定マーク ...................................
ファインダー(説明のため、全ての表示を点灯させています) 1 2 4 X 3 5 6 7 8 18 19 8 9 10 11 20 12 13 14 21 22 23 24 15 16 17 25
1 2 構図用格子線............................ 289 (カスタムメニュー d6[格子線の 表示]を[する]に設定している 場合のみ表示されます。) フォーカスポイント表示 ....................... 38、94、277、278 AF エリアモード表示 ................. 93 AF エリアフレーム ..................... 33 3 4 水準器 .......................................309 5 ピント表示....................... 38、100 6 測光モード................................ 113 7 AE ロックマーク....................... 126 8 シャッタースピードロック 9 10 11 12 13 14 マーク ....................................... 124 シャッタースピード .....................................
インフォ画面(説明のため、全ての表示を点灯させています) Rボタンを押すと、液晶モニターに「インフォ画 面」が表示されます。シャッタースピードや絞り 値、記録可能コマ数、AFエリアモードなど、撮影 に関する情報や設定の確認ができます。 R ボタン 123 X 56 4 7 8 9 10 14 13 12 1 2 3 4 5 6 10 露出モード................................ 115 11 7 プログラムシフトマーク ........ 116 フラッシュシンクロマーク ....... 294 シャッタースピード.........117、120 露出補正値................................ 128 調光補正量................................ 184 ホワイトバランス微調整値..... 144 ホワイトバランス色温度 ........................................ 147、149 オートブラケティング撮影 コマ数 ........................
15 16 17 18 19 20 21 22 36 35 23 24 25 34 33 32 26 31 15 16 17 18 19 20 21 22 30 28 27 シャッタースピードロック マーク ....................................... 124 時刻未設定マーク ........... 27、425 24 電子音マーク............................ 286 25 1000 コマ以上補助表示............. 36 26 記録可能コマ数................36、444 インターバルタイマー設定 マーク ....................................... 200 微速度撮影設定マーク ............ 207 GPS 通信マーク ........................ 213 手動設定レンズ No ...................... 211 微速度撮影中マーク ................ 207 Fn ボタンの機能表示........
インフォ画面(つづき) (説明のため、全ての表示を点灯させています) 37 38 39 40 41 50 42 X 49 43 44 48 47 45 46 37 FV ロックマーク ....................... 187 38 レリーズモード ........................ 101 39 40 41 44 MB-D12 のバッテリー種別表示 ................................................... 291 MB-D12 のバッテリー残量表示 ................................................... 292 連続撮影速度............................ 102 調光補正マーク ........................ 184 露出補正マーク ........................ 128 ヴィネットコントロールマーク ...................................................
❚❚ 撮影時の設定を変更する インフォ画面を表示中にもう一度 R ボタンを押 すと、表示されている撮影時の設定を変更できる ようになります。 • マルチセレクターで項目を選んで J ボタンを 押すと、設定したいメニュー項目へ直接ジャン プします。 R ボタン X • インフォ画面からジャンプできるメニュー項目は次の通りです。 1 2 3 4 5 撮影メニューの管理 ................ 263 高感度ノイズ低減 .................... 271 アクティブ D- ライティング ...... 171 色空間 ....................................... 268 プレビューボタンの機能 ........ 311 6 Fn ボタンの機能 ........................... 307 7 AE/AF ロックボタンの機能 ....... 312 8 D ボタンの機能.................... 313 9 長秒時ノイズ低減.................... 271 10 カスタムメニューの管理 ........
液晶モニターカバー BM-12 の取り付け、 取り外し方 液晶モニターカバーを取り付けるには、液晶モニ ターの上にある溝にカバーの上部をはめ込み (q)、カバーの透明な部分が液晶モニターと重な るように置き、カチッと音がするまで上から軽く 押してください(w)。 X カバーを取り外すときは、カメラをしっかりと支 え、右図のようにカバーの下からゆっくりと外し てください。 14
s基本操作 メニューの操作方法 撮影や再生、カメラの基本的な設定をするとき は、主にメニューを使います。 G ボタンを押すと、液晶モニターに次のよう なメニュー画面(例:セットアップメニュー)を 表示します。 G ボタン s メニュー切り換えタブ 次の各メニューのアイコンのタブを選ぶと、選んだメニュー画面が表示されます D C 再生メニュー(0 253) A カスタムメニュー(0 272) 撮影メニュー(0 262) B N セットアップメニュー(0 323) 画像編集メニュー(0 340) O マイメニュー / O m 最近設定した項目(0 368)※ ※どちらかに設定できます。初期設定は[マイメニュー]です。 項目がそのメニュー全体のどの位置にあ るかを示しています 各項目の設定をアイコンで表示します メニュー項目 タブで選んだメニュー内にある設定項 目を一覧表示します d ヘルプがある場合に表示します(0 18) このアイコンを表示しているときに L(Z/Q)ボタンを押すと、その項目 のヘルプ(説明)を表示します 15
メニュー項目の設定 メニューの操作には、マルチセレクターと J ボタンを使います。 マルチセレクター 上に移動 前の画面に戻る(左 を選択または取り 消し) 中央ボタン 決定 次の画面に進む (右を選択 または決定) 下に移動 J ボタン 決定する s ❚❚ メニュー項目の設定方法 1 メニュー画面を表示する • G ボタンを押します。 G ボタン 2 メニューのタブを選ぶ • 4 を押して、タブのアイコンを 黄色く表示します。 3 メニューを切り換える • 1 または 3 を押して、メニューのタブを切り換えます。 16
4 選んだメニューに入る • 2 を押して、選んだメニューに 入ります。 5 メニュー項目を選ぶ • 1 または 3 で項目を選びます。 6 設定内容を表示する s • 2 を押して設定内容を表示し ます。 7 設定内容を選ぶ • 1 または 3 で設定内容を選び ます。 8 決定する • J ボタンを押して決定します。 • メニュー操作をキャンセル(中止)するに は、G ボタンを押してください。 • メニュー画面から撮影に戻るには、シャッ ターボタンを半押し(0 39)してください。 J ボタン 17
ヘルプを使う メニュー画面の左下にヘルプマーク d が表示さ れているときは、L(Z/Q)ボタン(ヘルプ) を押している間、その項目の説明(ヘルプ)を 見ることができます。 • 説明が 2 ページ以上ある場合は、 L(Z/Q)ボタンを押しながら マルチセレクターの 3 を押して、 次のページを表示してください。 s • L(Z/Q)ボタンを放すと、 L(Z/Q)ボタン メニュー画面に戻ります。 D メニュー項目の設定について • カメラの状態によって、設定できないメニュー項目があります。この場合、その項 目はグレーで表示されて選べません。 • J ボタンの代わりにマルチセレクターの 2 や中央ボタンを押しても決定できます が、画像の削除やメモリーカードの初期化などの重要な設定項目については、J ボ タンしか使えないことがあります。 18
撮影前の準備 バッテリーを充電する 付属の Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL15 は、お使いになる前に 付属のバッテリーチャージャー MH-25 でフル充電してください。使い 切ったバッテリー 1 個を充電するには約 2 時間 35 分かかります。 1 チャージャーと電源コードを接続する • 電源コードの AC プラグを AC プラグ差込口に 差し込みます。AC プラグは回転させずに図 の位置でお使いください。 s 2 3 バッテリーの端子カバーを取り外す バッテリーをチャージャーにセットする • バッテリーをチャージャーの中に描かれてい る図に合わせて取り付けます。 4 電源プラグをコンセントに差し込む 充電中 充電完了 •「CHARGE」ランプが点滅し、充電が始まり ます。 • 充電が完了すると、「CHARGE」ランプが点 滅から点灯に変わります。 5 充電が完了したら、電源プラグをコン セントから抜き、バッテリーを取り外す 19
D チャージャーの「CHARGE」ランプが速く(1秒間に 8 回)点滅 する場合 • バッテリーのセットミス:電源プラグをコンセントから抜いて、バッテリーを取り 外し、チャージャーにセットし直してください。 • 指定温度外での使用:チャージャーを指定温度範囲内(0 ∼ 40 ℃)でお使いください。 上記の処置をしても不具合が続く場合は、ただちに電源プラグをコンセントから抜い て、充電を中止してください。販売店またはニコンサービス機関にチャージャーおよ びバッテリーをお持ちください。 D 付属の電源コードと電源プラグ(直付け型)についてのご注意 付属の電源コードおよび電源プラグ(直付け型)は、バッテリーチャージャー MH-25 以外の機器に接続しないでください。この電源コードおよび電源プラグ(直付け型) は、日本国内専用(AC 100V 対応)です。海外でお使いになる場合は、別売の専用コー ドが必要です。別売の電源コードについては、ニコンサービス機関にお問い合わせ s く だ さ い。ま た、オ ン ラ イ ン シ ョ ッ プ(ニ コ ン ダ イ レ ク ト)http://shop.
カメラにバッテリーを入れる 1 2 3 カメラの電源を OFF にする バッテリー室カバー開閉ノブを矢印の 方向に押して(①)、カメラ底面のバッ テリー室カバーを開ける(②) 充電したバッテリーを入れる • 右図のように、正しい向きで入れてください。 s • オレンジ色のバッテリーロックレバーをバッテ リー側面で押しながら、バッテリーを奥まで入 れると、バッテリーロックレバーがバッテリー に掛かり、バッテリーがロックされます。 バッテリーロック レバー 4 バッテリー室カバーを閉じる A バッテリーを取り出すときは 電源を OFF にしてから、バッテリー室カバーを開けてく ださい。バッテリーロックレバーを矢印の方向に押すと、 バッテリーが少し飛び出しますので、引き抜いて取り出 してください。 21
D バッテリーを出し入れするときは バッテリーをカメラに入れたり、カメラから取り出したりするときは、必ずカメラの 電源を OFF にしてください。 D バッテリーとチャージャーの使用上のご注意 • お使いになる前に、必ず「安全上のご注意」(0 xiii ∼ xviii)、「カメラとバッテリーの取り 扱い上のご注意」(0 406∼ 409)をお読みになり、記載事項をお守りください。 • バッテリーは 0∼ 40℃の範囲を超える場所ではお使いにならないでください。バッテリーの 性能が劣化したり、故障の原因となります。周囲の温度が 5∼ 35℃の室内で充電してくださ い。バッテリーの温度が 0℃以下、60℃以上のときは、充電をしません。 • バッテリーの温度が 0 ∼ 15 ℃、45 ∼ 60 ℃のときは、充電できる容量が少なくなる、 または充電時間が長くなることがあります。 • 一般的な電池特性として、周囲の温度が下がるにつれ、バッテリーに充電できる容量は 少なくなります。新品のバッテリーでも、約 5 ℃以下の低温で充電した場合、セットアッ s プメニューの[電池チェック](0 330)で劣化度が「1」と
レンズを取り付ける レンズを取り付けるときは、カメラ内部にほこりなどが入らないように ご注意ください。 この使用説明書では、主に AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR のレン ズを使用して、説明しています。各部名称は次の通りです。 焦点距離目盛指標 レンズ着脱指標 焦点距離目盛 CPU 信号接点 (0 377) レンズフード レンズキャップ 裏ぶた s フォーカスモード 切り換えスイッチ (024、99) 手ブレ補正スイッチ ズームリング 手ブレ補正モード 切り換えスイッチ フォーカスリング (099) 1 2 カメラの電源を OFF にする レンズの裏ぶたとカ メラのボディー キャップを外す 23
3 レンズとカメラの着脱指標を合わせ(①) 、矢印の方向に レンズを回す(②) • カチッと音がするまでレンズを回します。このとき、レンズ取り外し ボタンは押さないでください。 • A-M 切り換えスイッチまたはフォーカス モード切り換えスイッチのあるレンズを s 使用する場合は、A(オートフォーカス) または M/A(マニュアル優先オート フォーカス)に合わせてください。 A レンズを取り外すには カメラの電源を OFF にしてから、カメラ前面のレンズ取り 外しボタンを押しながら(①)、レンズを矢印の方向にいっ ぱいまで回し(②)、引き抜いてください。 • レンズを取り外した後は、カメラのボディーキャップ とレンズの裏ぶたをそれぞれ取り付けてください。 D 絞りリングのある CPU レンズについてのご注意 絞りリングのある CPU レンズ(0 377)を取り付ける場合は、最小絞り(最大値)に して、ロックしてください。 A 撮像範囲について DX レンズを装着すると、撮像範囲が DX フォーマットに切 り替わります(0 77)。 撮像範囲 24
日付と時刻を設定する カメラの内蔵時計を合わせます。画像に正しい日時を記録するために、お 使いになる前に次の手順で場所と日時を設定してください。 • 日時を設定しないと、表示パネルに時刻未設定マーク B が点滅して警告 します。 B が点滅している場合は、撮影日時が正しく記録されません。 1 カメラの電源を ON にする 2 セットアップメニューの[地域と日時] を選ぶ 電源スイッチ s • G ボタンを押して、セットアップメ ニューの[地域と日時]を選びます。 • ご購入後、初めて電源を ON にして G ボタン を押したときは、セットアップメニュー画面で G ボタン [地域と日時]が選ばれています。 • メニューの操作方法については、「メニュー の操作方法」をご覧ください(0 15) 。 25
3 現在地を設定する •[地域と日時]画面で[現在地の 設定]を選びます。 •[現在地の設定]画面で表示され る地図上で、現在地が黄色くハイ ライトされるようにしてから、J ボタンを押してください。 • 世界地図の上に選択中のタイム ゾーンに含まれる主な都市名や、 UTC(協定世界時)との時差が表 示されます。 s 4 夏時間を設定する •[地域と日時]画面で[夏時 間の設定]を選びます。 • 現在地で夏時間(サマータ イム)制を実施していると きは、[する]に、実施して J ボタン いないときは[しない]に して、J ボタンを押してください。 •[する]にすると、 [しない]のときよりも時刻が 1 時間進みます。 5 日付と時刻を合わせる •[地域と日時]画面で[日時の設 定]を選びます。 •[日時の設定]画面でマルチセレ クターを操作して現在地の日時に 合わせてから、J ボタンを押し てください。 26
6 日付の表示順を選ぶ •[地域と日時]画面で[日付の表 示順]を選びます。 • 液晶モニターに表示する日付の 年、月、日の表示順を選んで J ボタンを押します。 7 メニュー操作を終了する • シャッターボタンを半押しする(軽く押す) と、メニュー操作を終了して、撮影できる状 態になります。 s A 時計用電池について カメラの内蔵時計は、バッテリーとは別の時計用電池で作動します。カメラにバッテ リーを入れるか、別売のパワーコネクター EP-5B と AC アダプター EH-5b を接続する と(0 397)、時計用電池が充電されます。フル充電するには約 2 日間かかります。充 電すると、約 3 カ月の間時計を動かすことができます。表示パネルに B が点滅した 場合は、内蔵時計の設定が初期化されているため、撮影日時が正しく記録されません。 もう一度日時設定してください。 A カメラ内蔵の時計について カメラの内蔵時計は、一般的な時計(腕時計など)ほど精度は良くありません。定期 的に日時設定してください。 A GPS による日時合わせ(0 214) GPS 機器(0 212)との接続時には、GP
メモリーカードを入れる 撮影した画像は、メモリーカードに記録されます。このカメラは、撮影 した画像を SD カードまたは CF カードに記録できるように、2 つのメモ リーカードスロットを装備しています。メモリーカードは付属していな いため、別途お買い求めください(0 442)。 1 s 2 カメラの電源を OFF にする 電源スイッチ メモリーカードカバーを開ける • メモリーカードカバーは、矢印の方向にスラ イドさせて(q)、開きます(w)。 D メモリーカードを出し入れするときは • メモリーカードをカメラに入れたり、カメラから取り出したりするときは、必ずカ メラの電源を OFF にしてください。 • CF カードと CF カードイジェクトレバーを同時に押さないでください。カメラとメモ リーカードを破損するおそれがあります。 A 使用できる CFカードについて このカメラで使用できる CF カードは、Type I のコンパクトフラッシュカード(CF カー ド)のみです。Type II の CF カードやマイクロドライブは使用できません。 A 関連ページ • カメラに 2 枚メモリー
3 メモリーカードを入れる メモリーカードの向きを間違えて挿入すると、カメラおよびメモリー カードが破損するおそれがあります。正しい方向で挿入していることを 必ずご確認ください。 16GB 挿入方向 (左側の SD カード スロットへ) CF カードの場合 挿入方向 (右側の CF カード スロットへ) 16GB SD カードの場合 おもて面 おもて面 s • SD カードの場合: SD カードのおもて面を液晶モニター側に向 16GB け、カチッと音がするまで挿入してください。 SD カードが正しく挿入されると、メモリー カードアクセスランプ(緑色)が数秒間点灯 します。 メモリーカード アクセスランプ • CF カードの場合: 16GB CF カードのおもて面を液晶モニター側に向 け、奥まで確実に押し込んでください(q) 。 CF カードが正しく挿入されると、CF カード イジェクトレバーが出てくる(w)ととも 4 に、メモリーカードアクセスランプ(緑色) CF カード が数秒間点灯します。 イジェクトレバー メモリーカードカバーを閉める • このカメラに他の
A メモリーカード表示について メモリーカードをカメラに入れると、挿入したメモリー カードのアイコンが表示パネルとインフォ画面に表示 されます(右図は、SD カードと CF カードの 2 枚をカメ ラに入れた例です)。 メモリーカードの残量がなくなった場合や SD カードが 表示パネル ロックされている場合など、何らかのエラーが発生して いるときは、エラーが発生しているメモリーカードのア イコンが点滅します(0 428)。 インフォ画面 s A メモリーカードを取り出すときは メモリーカードカバーを開ける前に、メモリーカードアクセスランプの消灯を確認し て、電源を OFF にしてください。メモリーカードカバーを開けて、次の手順でメモリー カードを取り出します。 るので、引き抜いて取り出してください(w) 。 • CF カードの場合: CF カードイジェクトレバーを奥に押し込むと(q)、カー ドが押し出されるので、引き抜いて取り出してください (w)。 30 16GB SD カードの場合: SD カードを奥に押し込むと(q)、カードが押し出され 16GB •
メモリーカードを初期化(フォーマット)する 他の機器で使ったメモリーカードを初めて入れたときは、必ずこのカメ ラで初期化してからお使いください。メモリーカードを初期化すると、 カード内のデータは全て削除されます。必要な画像がある場合は、初期 化する前にパソコンなどに保存してください(0 233)。 1 カメラの電源を ON にする 2 O(Q)ボタンと I(Q) ボタンを同時に押す • 赤色の Q マークがついた O ボタ ンと I ボタンを同時に 2 秒以上 押します。 • 表示パネルとファインダー内表示 O(Q)ボタン I(Q)ボタン s に C(フォーマット)という 文字が点滅します。 • メモリーカードが 2 枚入っている場合は、 表示パネルのメモリーカードマークが点 滅している側のスロットに入っているメ モリーカードを初期化します。C が点 滅しているときにメインコマンドダイヤ ルを回すと、初期化するスロットを切り 換えられます。 • C が点滅状態のまま約 6 秒経過すると、 初期化はキャンセルされます。O(Q)ボタンと I(Q)ボタン 以外のボタンを押したときも、初期化をキャンセル
D メモリーカード取り扱い上のご注意 • カメラにメモリーカードが 2 枚入っている場合、O(Q)ボタンと I(Q)ボタ ンを押すと、主スロット(0 88)のメモリーカードマークが先に点滅します。 • カメラの使用後はメモリーカードが熱くなっていることがあります。取り出しの際 はご注意ください。 • メモリーカードの初期化中や画像の記録または削除中、パソコンとの通信時などに は、次の操作をしないでください。記録されているデータの破損やメモリーカード の故障の原因となります。 –メモリーカードの着脱をしないでください –カメラの電源を OFF にしないでください –バッテリーを取り出さないでください –AC アダプターを抜かないでください • 端子部に手や金属を触れないでください。 s • メモリーカードに無理な力を加えないでください。破損のおそれがあります。 • 曲げたり、落としたり、衝撃を与えたりしないでください。 • 熱、水分、直射日光を避けてください。 • パソコンで初期化しないでください。 A SDカードの書き込み禁止スイッチについて SD カードには、書き込み禁止スイッチが付い ています。
ファインダーを見やすくする(視度調節) 撮影する前に、ファインダー内がはっきり見えるように調節してください。 1 レンズキャップを取り外し、カメラの電源を ON にする 2 視度調節ノブを引き出す(q) 3 視度調節ノブを回して調節する(w) • ファインダーをのぞきながら視度調節ノブを s 回し、フォーカスポイントまたは AF エリア フレームの枠が最もはっきり見えるように調 節してください。 • 爪や指先で目を傷つけないようにご注意くだ AF エリアフレーム さい。 フォーカスポイント 4 視度調節ノブを戻す(e) 33
A 視度調節しても被写体がはっきり見えない場合は • AF モード(0 89)を AF-S、AF エリアモード(0 91)をシングルポイント AF に設 定します。次に、中央のフォーカスポイントを選んで、コントラストの高い被写体 にオートフォーカスでピントを合わせます。その状態で被写体が最もはっきり見え るように調節してください。 • 視度調節の範囲を超える補正が必要な場合は、別売の接眼補助レンズをお使いにな ることをおすすめします(0 393)。 A アイピースを取り外すには 別売の接眼補助レンズを取り付けるには、アイピース (DK-17)を取り外す必要があります。アイピースシャッ ターを閉じてロックを解除し(q)、アイピースを図の方 向に回して取り外します(w)。 s 34
撮影と再生の基本操作 バッテリーとメモリーカードの残量を確認する 撮影を始める前に、バッテリーの残量と記録可能コマ数を確認してくだ さい。 1 カメラの電源を ON にする 電源スイッチ • 表示パネルとファインダー内の 表示が点灯します。 2 s バッテリーの残量を確認する • 表示パネルまたはファインダー内表示のバッ テリー残量表示を確認します。 表示パネル ファインダー L K J I ― H d 意味 残量は充分に残っています。 ― ― 残量が減り始めました。 ― H d (点滅) (点滅) 残量は残りわずかです。予備のバッテ リーを準備するか、バッテリーを充電 してください。 撮影できません。バッテリーを交換す るか、バッテリーを充電してください。 • 別売のパワーコネクターEP-5Bと AC アダプターEH-5bを使用した場合、バッ テリーの残量表示が消えます。 35
3 メモリーカードの残量を確認する • 表示パネルまたはファインダー内表示で記録可能コマ数(これから撮影 できるコマ数)を確認します。メモリーカードが 2 枚入っている場合、 主スロット(0 88)の記録可能コマ数が表示されます。 • 記録可能コマ数が 1000 コマ以上あると 「K」は きは「K」マークが点灯します。 1000 倍を意味しており、たとえば 1460 コマ撮影できるときは、右のように表示 されます。 • 記録可能コマ数がゼロの場合、表示パネ s ルとファインダー内表示のシャッタース ピード表示部に n(j)が、記 録可能コマ数表示部に A が点滅します。 このとき、残量のないメモリーカードの アイコンも点滅します。不要な画像を削 除するか(0 230)、別のメモリーカー ドに交換してください。 36
カメラを構える 撮影するときは、カメラをしっかりと構え、ファインダーをのぞいて構 図を決めます。 • 脇を軽く締め、右手でカメラのグリップを包み 込むようにしっかりと持ち、左手でレンズを支 えます。 • 片足を少し前に踏み出すと、上半身が安定し ます。 s • 人物などを縦位置で撮影する場合は、カメラを 縦位置に構えます。 37
ピントを合わせて撮影する 1 シャッターボタンを半押し(0 39)して、ピントを合わせる • 被写体を中央のフォーカス フォーカスポイント ポイントに合わせ、シャッ ターボタンを軽く押す(半 押しする)と、被写体に自 動的にピントが合います。 • ご購入時の設定では、中央 のフォーカスポイントに重 なっている被写体に自動的 にピントが合います。 ピント表示 • 暗い場所などでは、AF 補助 s 連続撮影 可能コマ数 光が光ることがあります。 2 ファインダー内のピント表示(●)を確認する • ピントが合うとファインダー内のピント表示(●)が点灯します。 ファインダー内ピント表示 ● 意味 ▲ (点灯) 被写体にピントが合っています。 (点灯) 目的の被写体よりも手前にピントが合ってい ます。 ▼ 目的の被写体よりも後方にピントが合ってい ます。 ▼ オートフォーカスでのピント合わせができま せん。 (点灯) ▲ (点滅) • シャッターボタンを半押ししている間、ピントは固定されます。 • シャッターボタンを押している間、続けて撮影できるコ マ数(連続撮影可能コ
3 シャッターボタンを半押しし たまま、さらに深く押し込ん で(全押しして)、撮影する • シャッターがきれ、画像がメモ リーカードに記録されます。 • メモリーカードアクセスランプ メモリーカード アクセスランプ が点灯している間は、画像を記 録しています。メモリーカード やバッテリーを取り出したり、 AC アダプター(別売)を取り外 さないでください。 s A シャッターボタンの半押し シャッターボタンは、2 段階に押し込むようになっています。まず、シャッターボタン を軽く抵抗を感じるところまで押して、そのまま指を止めることを、 「シャッターボタ ンを半押しする」といいます。次に、そのまま深く押し込む(これを「シャッターボ タンを全押しする」といいます)と、シャッターがきれます。 半押しして ピントを合わせる 全押しして 撮影する 39
A 半押しタイマーについて このカメラには、バッテリーの消耗を抑えるための「半押しタイマー」という機能が あります。半押しタイマーは、シャッターボタンを軽く押す(半押しする)とオンに なり、何も操作が行われないまま約 6 秒経過すると、オフになります。半押しタイマー がオフになると、表示パネルのシャッタースピード、絞り値表示とファインダー内の 全ての表示が消灯します。もう一度シャッターボタンを半押しすると、半押しタイマー がオンになり、元の状態に戻ります。半押しタイマーの作動時間は、カスタムメニュー c2[半押しタイマー](0 283)で変更できます。 6 秒後 s 半押しタイマーオン 半押しタイマーオフ 半押しタイマーオン A 撮影時のマルチセレクターの操作について 半 押し タ イマ ー が オン の と きに マ ルチ セ レ クタ ー の 1342 またはななめを押すと、フォーカスポイントを 自分で選べます(0 94)。 マルチセレクター A 電源 OFFの時の表示について バッテリーが入っていると、カメラの電源が OFF のとき も、表示パネルのメモリーカードマークと記録可能コマ
撮影した画像を確認する 1 K ボタンを押す • 撮影した画像をカメラ背面の 液晶モニターに表示します。 • 表示中の画像がどちらのス ロットのメモリーカードに 入っているかは、画像の左下 K ボタン のメモリーカードマークで確 認できます。 2 マルチセレクターの 4 または 2 を押して他の画像を確認 する s • 1 または 3 を押すたびに、撮影情 1/ 12 NIKON D800 報の表示が切り替わります 。 (0 218) • 撮影に戻るには、シャッターボタ ンを半押ししてください。 1/ 125 F5. 6 100 85mm 0, 0 100ND800 DSC_0001.
画像を削除する 表示中の画像を削除します。削除した画像は元には戻せないのでご注意 ください。 1 削除したい画像を表示する • K ボタンを押して液晶モニ ターに画像を表示してから、 マルチセレクターの 4 または 2 で削除したい画像を選び ます。 K ボタン • 削除する画像がどちらのス ロットのメモリーカードに入っているかは、画像の左下のメモリー s カードマークで確認できます。 2 画像を削除する • O(Q)ボタンを押すと、削 除確認画面が表示されます。 もう一度 O(Q)ボタンを 押すと、表示中の画像を削除 して、再生画面に戻ります。 O(Q)ボタン • 削除確認画面で、K ボタンを 押すと、画像の削除をキャンセルします。 D 再生メニュー[削除] 再生メニューの[削除] (0 231)では、複数の画像を選択して削除したり、再生フォ ルダー内の全画像を一括して削除したりできます。また、メモリーカードを 2 枚使っ ているときは、全画像を削除するメモリーカードスロットを指定できます。 42
x静止画ライブビュー撮影 液晶モニターで被写体を見ながら静止画を撮影できます。 1 ライブビューセレクターを C(静止画ライブビュー)に合わせる ライブビュー セレクター 2 a ボタンを押す x • ミラーアップしてライブビューを開始しま す。ファインダー内が暗くなり、液晶モニ ターに被写体が表示されます。 a ボタン 3 フォーカスポイントを被写体に重ねる • フォーカスポイントの形状は AF エリアモードによって異なります (0 46)。 4 シャッターボタンを半押し するか B ボタンを押して、 ピントを合わせる B ボタン • シャッターボタンを半押しする と、ピントが合った時点でフォー カスがロックされます。 • フォーカスポイントは、オート フォーカス作動中は緑色で点滅し、ピントが合うと緑色で点灯しま す。ピントが合わないと赤色で点滅します。 43
• 露出を固定(AE ロック)するには、AAE/ AAE/AF ロックボタン AF ロックボタンを押し続けます(0 126)。 • 静止画ライブビュー中に Jボタンを押すと、 右のような露出プレビュー画面に切り替わ ります(露出プレビュー画面に切り替わら ない場合は、0 53 の「露出プレビュー画面 の制限について」をご覧ください) 。露出プ レビューに設定すると、表示されたシャッ タースピード、絞り値、ISO 感度での撮影 で、どのような露出(明るさ)になるのかを液晶モニターで確認しな x がら静止画撮影できます。露出補正時も、± 3 段まで液晶モニターで 確認できます。 5 シャッターボタンを全押しして撮影する • 撮影時は液晶モニターが消灯します。 6 a ボタンを押してライブビューを終了 する A ライブビュー表示中にピ クチャーコントロールを 変更する ライブビュー表示中に L(Z/Q) ボタンを押すと、ピクチャーコント ロールの一覧が表示されます。設定し たいピクチャーコントロールを選ん で2を押すと、右の画面でピクチャー コントロールを調整できます(0 159) 。 44
AF モードを変更する フォーカスモードセレクターが AF の場合、ライ ブビュー時のオートフォーカスでのピントの合 わせ方を選べます。 フォーカスモード セレクター AF-S シングル AF-F 常時 AF AF サーボ サーボ 静止している被写体の撮影に適しています。シャッターボタ ンを半押しすると、ピントが合った時点でフォーカスがロッ クされます。 動いている被写体の撮影に適しています。シャッターボタン を半押しするまで、カメラは被写体の動きに合わせてピント を合わせ続けます。半押しすると、ピントが合った時点で フォーカスがロックされます。 x ❚❚ ライブビュー撮影時の AF モードの変更方法 AF モ ー ド ボ タ ン を 押 しながら、メインコマ ンドダイヤルを回す • AF モ ー ド は 液 晶 モ ニ ターに表示されます。 AF モードボタン メインコマンド ダイヤル 液晶モニター 45
AF エリアモードを変更する フォーカスモードセレクター(0 45)が AF の場合、ライブビュー時に オートフォーカスでピントを合わせるフォーカスポイントをカメラがど のように選択するかを設定できます。 記念写真など、人物の顔にピントを合わせたい場合に適して います。カメラが人物の顔を自動的に認識し、フォーカスポ イントが黄色の二重枠に変わります。複数の顔を認識した場 ! 顔認識 AF 合(最大 35 人まで)は、カメラが最も近いと判断した人物の 顔を二重枠で表示します。このとき、マルチセレクターで二 重枠を移動し、他の顔を選ぶこともできます。途中で顔が後 ろを向くなどしてカメラが顔を認識できなくなると、枠が消 えます。 風景などを手持ちで撮影する場合に適しています。フォーカ x 5 ワイド スポイントは、マルチセレクターで任意の位置に移動できま エリア AF す。中央ボタンを押すと、フォーカスポイントは中央に移動 します。 画面の任意の位置にピンポイントでピントを合わせたい場合 6 ノーマル エリア AF に適しています。フォーカスポイントは、マルチセレクター で任意の位置に移動で
❚❚ ライブビュー撮影時の AF エリアモードの変更方法 AF モ ー ド ボ タ ン を 押 しながら、サブコマン ドダイヤルを回す • AF エリアモードは液晶モ ニターに表示されます。 AF モードボタン サブコマンドダイヤル 液晶モニター x D ターゲット追尾 AF についてのご注意 次のような場合は、追尾動作が正常に行われないことがありますので、ご注意ください。 • 被写体の色、明るさが背景と似ている場合 • 被写体の大きさ、色、明るさが著しく変わる場合 • 被写体が大きすぎる / 小さすぎる場合 • 被写体が明るすぎる / 暗すぎる場合 • 被写体の動きが速すぎる場合 • 被写体が隠れたり、画面から外れた場合 47
静止画ライブビュー撮影中の情報表示 e r q w t y u x ライブビューが自動的に終了する 30 秒前か q ライブビュー残り時間 ら、ライブビュー残り時間のカウントダウン を表示します。 液晶モニターの色み w 設定 液晶モニターの色みを調整できます(液晶モニ ターの色み設定は、ホワイトバランスの設定と 異なる色みに設定した場合にのみ表示されま す)。 0 49 e AF モード ライブビュー撮影時の AF モードを表示しま す。 0 45 r AF エリアモード ライブビュー撮影時の AFエリアモードを表示 します。 0 46 t フォーカスポイント 枠内の被写体にピントが合います。フォーカ スポイントの形状は、選んだ AF エリアモード (0 46)により異なります。 0 43 y 明るさインジケーター 液晶モニターの明るさを調整できます。 u 操作ガイド 48 0 54、 66 静止画ライブビュー表示時に操作できる機能 を表示します。 0 50 0 49、 50
❚❚ 液晶モニターの色みの調整方法 フラッシュ撮影用に、ホワイトバランス(0 141)を[フラッシュ]や [プリセットマニュアル]などに設定しているときは、ライブビュー表示 中の液晶モニターの色みが、実際に撮影される画像と異なる場合があり ます。静止画ライブビュー時には、次の方法で液晶モニターの表示を好 みの色みに調整できます。たとえば、フラッシュ撮影時の画像の色みに 合わせることにより、環境光による色かぶりの影響を少なくすることが できます。 1 設定する機能を選ぶ • W ボタンを押しながらマルチセレクター の 4 または 2 を押して、画面左の液晶モ ニターの色み設定を選びます。 W ボタン 2 x 液晶モニターの色みを設定する • W ボタンを押したままメインコマンドダイヤルを回して、色 みの設定を変更します。 • - - を選ぶと、撮影時の色みを液晶モニターで確認できます。 • - - 以外の設定を選んだときは、ここで設定した色みは、撮影した画像 には反映されません。 • 液晶モニターの色みは、カメラの電源を OFF にすると解除されます。 A 前回設定した色みでライブビュー表示
❚❚ 液晶モニターの明るさの調整方法 液晶モニターを好みの明るさに調整できます(露出プレビュー時を除く)。 1 設定する機能を選ぶ • W ボタンを押しながらマルチセレクター の 4 または 2 を押して、画面右の明るさ インジケーターを選びます。 W ボタン 2 明るさを調整する • W ボタンを押したまま 1 または 3 を押して、明るさを調整 します。 •[A](オート)を選ぶと、液晶モニターが点灯した時点で照度セン x サー(0 5)が測定した周囲の明るさに合わせて、カメラが自動で液 晶モニターを見やすい明るさに調整します。 • 液晶モニターの明るさを調整しても、撮影した画像には反映されません。 50
静止画ライブビュー時の表示切り換え 静止画ライブビュー中は、R ボタンを押すたびに、次のように画面の表 示が切り替わります。 情報表示 情報表示なし 格子線表示 x 水準器表示(0 336) ヒストグラム※ ※ 露出プレビュー時(0 53)のみ表示されます。 51
マニュアルフォーカスで撮影するときのピント 合わせ フォーカスモードセレクターを M に合わせて、マニュアルフォーカス(0 99) で撮影するときは、次の方法で被写体にピントを合わせます。 • レンズのフォーカスリングを回して、被写体に ピントを合わせます。 • X ボタンを押すと、被写体が拡大表示され、ピ ントの状態を細部まで確認できます(最大約 23 倍) 。 x - X ボタンを押すごとに拡大率が上がり、W ボ タンを押すごとに拡大率が下がります。 X ボタン - 拡大表示中は、画面の右下に構図のどの部分を 拡大しているかを表すナビゲーションウィン ドウ(グレーの枠)が表示されます。 - ライブビュー撮影時の AF エリアモードがワイ ドエリア AF またはノーマルエリア AF の場合、 拡大表示中にマルチセレクターを操作して画 面をスクロールさせて、見たい部分に移動でき ます。 A 非 CPU レンズを使用する場合は ナビゲーション ウィンドウ • 非 CPU レンズ使用時は、セットアップメニューの[レンズ情報手動設定] (0 209)で焦点距離と開放絞り値を設定してください。 •
D 露出プレビューの制限について • 露出プレビュー時の露出補正(0 128)は、通常と同じ± 5 段まで設定できますが、 液晶モニターで確認できるのは± 3 段までになります。 • シャッタースピードが A の場合、露出プレビュー画面には切り替わりません。 また、次の場合は、露出プレビューの表示が実際に撮影される画像と異なります。 - 内蔵フラッシュまたは別売スピードライト使用時 - [アクティブ D- ライティング](0 170)または[HDR(ハイダイナミックレン ジ)] (0 172)を設定した場合 - ピクチャーコントロールの[コントラスト]が[A](オート)の場合(0 162) - シャッタースピードを p に設定した場合 - オートブラケティング撮影時 • 被写体が極端に明るい場合や暗い場合には、画像の明るさを正しく表示できないこ とがあります(露出インジケーターが点滅します)。 A ライブビュー撮影時の露出について ファインダー撮影時とライブビュー撮影時では、シーンによっては、露出が異なる場 合があります。ライブビュー撮影時は、ライブビュー表示に適した測光を行うため、液 x 晶モニタ
D ライブビュー撮影時のご注意 • 静止画ライブビュー中は、液晶モニターの表示に次のような現象が発生することが ありますが、実際に記録される画像に影響はありません。 - 蛍光灯、水銀灯、ナトリウム灯などの照明下で、画面にちらつきや横縞が見える 電車や自動車など、高速で画面を横切る被写体が歪んで表示される カメラを左右に動かした場合、画面全体が歪んで見える カメラを動かした場合、照明などの明るい部分に残像が発生する 輝点が発生する • レンズを取り外すと、ライブビュー撮影は終了します。 • 長時間ライブビューで撮影すると、カメラ内部の温度が上昇することがあるため、 ノイズ(ざらつき、むら、輝点)が発生する場合があります。撮影時以外は、ライ ブビューを終了してください。 • 次のような場合は、高温によるカメラへの損傷を抑えるために、ライブビューの開 始を制限したり自動的に終了したりすることがあります。 x - 撮影時の気温が高い場合 - ライブビュー撮影や動画撮影を長時間行った場合 - 連写(連続撮影)を行った直後など カメラが熱くなってライブビューを開始できない場合は、カメラ内部の温度が下が るまで
D ライブビュー撮影時のオートフォーカスについてのご注意 • ライブビュー撮影時のオートフォーカスは、通常のオートフォーカスより、ピント 合わせに時間がかかります。また、次の被写体はピントが合わない場合があります ので、ご注意ください。 - 画面の長辺側と平行な線の被写体 明暗差の少ない被写体 フォーカスポイント内の被写体の輝度が著しく異なる場合 イルミネーション、夜景などの点光源や、ネオンなど明るさが変化する被写体 蛍光灯、水銀灯、ナトリウム灯などの照明下で、画面にちらつきや横縞が見える 場合 - クロスフィルターなど、特殊なフィルターを使用した場合 フォーカスポイントに対して被写体が小さい場合 連続した繰り返しパターンの被写体(ビルの窓やブラインドなど) 動く被写体 • オートフォーカス作動中は、画面の明るさが変わることがあります。 • フォーカスポイントが緑色に点滅しているとき(オートフォーカス作動中)は、 シャッターはきれません。ただし、赤色に点滅しているとき(ピントがあっていな x いとカメラが判断したとき)でもシャッターはきれます。 • ピントが合わなくてもピント表示(緑枠)が点灯
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y動画ライブビュー撮影と 再生 動画ライブビューで撮影する 液晶モニターを見ながら音声付きの動画を撮影できます。 1 ライブビューセレクターを 1(動画ライブビュー)に合わせる y ライブビュー セレクター 2 a ボタンを押す • ミラーアップしてライブビューを開始しま す。ファインダー内が暗くなり、液晶モニ ターに被写体が表示されます。 • 動画ライブビュー中は、実際に撮影される 動画や静止画の露出(明るさ)を液晶モニ a ボタン ターで確認できます。 3 ライブビュー撮影時の AF モードを 設定する • ライブビュー撮影時の AF モードの設定方法に ついては、「AF モードを変更する」(0 45)を ご覧ください。 57
4 ライブビュー撮影時の AF エリア モードを設定する • ライブビュー撮影時の AF エリアモードの設 定方法については、「AF エリアモードを変更 する」(0 46)をご覧ください。 5 B ボタンを押して、ピントを合わせる B ボタン • 動画撮影を開始する前に、「静止画ライブ ビュー撮影」の手順 3 と 4(0 43)と同じ手 順で被写体にピントを合わせます。 • シャッターボタンを半押ししてピントを合わ せることもできます。 6 動画撮影ボタンを押して、撮影を始める • 内蔵マイク(0 3)で音声を記録します y (モノラル録音)。録画中は、マイクを指で ふさがないようにしてください。 • オートフォーカスでの撮影時は、B ボタ ンを押してピントを合わせます。 • 録画中は録画中マークが液晶モニターに表 示されます。メモリーカードに記録できる 動画撮影ボタン 録画中マーク 残り時間の目安も液晶モニターで確認でき ます。 • 露出を固定(AE ロック)するには、AAE/ AF ロックボタンを押し続けます(0 126)。 • 動画撮影中は± 3 段の範囲で露出補正ができ ます(
8 a ボタンを押してライブビューを終了 する インデックスマーキングについて カスタムメニュー g2[プレビューボタンの機能] (0 320)が[インデックスマーキング]の場合、 動画撮影中にプレビューボタンを押すと、撮影中 の動画にインデックスマークを付けることがで きます。インデックスマークを付けると、動画の 再生時や編集時に目的の場所へ素早く移動でき 。インデックスマークは一つの動画 ます(0 71) に最大 20 個まで付けられます。 プレビューボタン y インデックスマーク A 静止画撮影情報の表示 カスタムメニュー g1[Fn ボタンの機能] (0 320) 、g2[プレビューボタンの機 能] (0 320)または g3[AE/AF ロックボタンの機能] (0 321)で[静止画撮 影情報の表示]がいずれかのボタンに割り当てられている場合、そのボタンを押 すと動画ライブビューで静止画を撮影するときの撮影情報を表示できます。もう 一度ボタンを押すと動画の撮影情報表示に戻ります。 動画の撮影情報 静止画の撮影情報 59
動画ライブビュー中の情報表示 t y q w e r u i y q 動画記録禁止マーク 動画が撮影できない状態のとき表示します。 0 64 w ヘッドホン音量設定 市販のヘッドホン接続時に表示されます。動 画撮影時のヘッドホン出力の音量を調整でき ます。 0 61 e マイク感度設定 動画撮影時のマイク感度を調整できます。 0 61 音声レベル インジケーター 音声を記録するときの音量レベルを表示しま す。インジケータの色が赤で表示される場合、 音量が大きすぎることを示しています。マイ ク感度を調節してください。別売のステレオ マイクロホン ME-1 または市販のマイクロホ ンを接続している場合、インジケーターの下 に L と R が表示されます。 0 61 t 動画記録残り時間 動画撮影時に、メモリーカードに記録できる 残り時間を表示します。 0 58 y 動画の画像サイズ 動画の画像サイズを表示します。 r u 明るさインジケーター 液晶モニターの明るさを調整できます。 i 操作ガイド 60 動画ライブビュー表示時に操作できる機能を 表示します。 0 6
❚❚ マイク感度、ヘッドホン音量、液晶モニターの 明るさの調整方法 1 調整する機能を選ぶ • 動画ライブビュー時に W ボタンを押しな がらマルチセレクターの 4 または 2 を押 すと、調整する機能が切り替わります。 • 選んだ機能の表示が黄色に変わります。 W ボタン 2 設定を調整する • W ボタンを押したまま1または 3を押し て値を調整します。 • 動画撮影中はマイク感度およびヘッドホンの 音量を変更できません。 • 液晶モニターの明るさを調節しても(0 50)、撮影した画像には反映され y ません。 A 別売ステレオマイクロホンについて 別売ステレオマイクロホン ME-1 を外部マイク入力端子に接続すると、ステレオ録音が できます。また、動画撮影中にオートフォーカスでピント合わせをしたときに生じる レンズの振動ノイズが録音されるのを低減できます(0 396)。 A ヘッドホンについて • 市販のヘッドホンをヘッドホン端子に接続すると、音声はヘッドホンから再生され ます。 • マイク感度を最大にして撮影した動画を再生すると、大音量で再生される場合があ りますので、ヘッドホン使
動画ライブビュー時の表示切り換え 動画ライブビュー中は、R ボタンを押すたびに、次のように画面の表示 が切り替わります。 情報表示 情報表示なし 格子線表示 y 水準器表示(0 336) ヒストグラム A 動画ライブビュー中の静止画撮影について • 動画ライブビュー中にシャッターがきれるまでシャッターボタンを全押しし続ける と、動画と同じ撮像範囲(アスペクト比(縦横比)16:9)の静止画(0 63)を撮 影します。動画撮影中の場合、動画撮影は終了し、そこまでの動画を記録します。 • 動画ライブビュー中に静止画撮影を行う場合、露出補正(0 128)は、通常と同じ ± 5 段まで設定できますが、液晶モニターで確認できるのは± 3 段までになります。 • 動画ライブビュー中の静止画撮影の露出は液晶モニターでは確認できません。露出 モード e、f、g での撮影をおすすめします。露出モード h で撮影する場合は、静止 画ライブビュー(0 43)で適正露出に合わせたあと、ライブビューセレクターを 1 に切り換えて撮像範囲を確認してから撮影してください。 A リモートコードについて 動画撮影時に別売のリモート
動画ライブビュー時の撮像範囲 動画ライブビューで撮影する動画や静止画のアスペクト比(縦横比)は、 16:9 になります。 • DX レンズを装着して撮影メニュー[撮像範囲] (0 77)の[DX 自動切 り換え]を[する]に設定するか、 [撮像範囲設定]を[DX (24 × 16) 1.5 ×]にして撮影する場合、動画ライブビューでの撮像範囲は DX ベー スの(動画)フォーマットになります(a が表示されます)。 • その他の撮像範囲に設定して撮影する場合は、動画ライブビューでの撮 像範囲は FX ベースの(動画)フォーマットになります。 FX フォーマット (35.9 × 24.0mm)の 撮像範囲(0 78) DX フォーマット (23.4 × 15.6 mm)の 撮像範囲(0 78) y FX ベースの(動画) フォーマット (32.8 × 18.4 mm) の撮像範囲 DX ベースの(動画) フォーマット (23.4 × 13.
A 動画撮影について • 使用しているメモリーカードの書き込み速度によっては、最長記録時間に満たない で撮影が自動的に終了する場合があります(0 442) 。 • 動画ライブビュー時は、AF エリアモードが顔認識 AF の場合に認識できる人数が少な くなります。 • 0(動画記録禁止)マーク(0 60)が表示されているときは、動画撮影できません。 • 1つの動画ファイルで記録可能な最大ファイルサイズは 4GB です。 • 動画ライブビュー時は測光モードがマルチパターン測光に固定されます。 • 動画撮影を開始する前に[ピクチャーコントロール] (0 159)または[色空間] (0 268)を設定すると、設定した内容で動画撮影できます。 • 動画ライブビュー時は、内蔵フラッシュと別売のスピードライト(0 385)は発光 しません。 • 露出モード e、f で画像が明るくなりすぎたり、暗くなりすぎたりする場合は、ライ ブビューを終了してからもう一度動画ライブビューを開始するか、露出モードを g にして、絞りの調整を行ってください。 • 各露出モードで動画ライブビュー時に設定できる機能は、次の通りです。 y
D 動画撮影時のご注意 • 動画撮影中の液晶モニターの表示に、次のような現象が発生する場合があります。 これらの現象は撮影した動画にも記録されます。 - 蛍光灯、水銀灯、ナトリウム灯などの照明下で、画面にちらつきや横縞が発生する - 電車や自動車など、高速で画面を横切る被写体が歪む - カメラを左右に動かした場合、画面全体が歪む - カメラを動かした場合、照明などの明るい部分に残像が発生する - ジャギー、偽色、モアレ、輝点が発生する - 周囲でスピードライトやフラッシュなどが発光された場合、画面の上部や下部が 明るくなったり、明るい横帯が発生する • 次のような場合は、動画撮影は自動的に終了します。 - 最長記録時間に達した場合 - メモリーカードの残量がなくなった場合 - レンズを取り外した場合 • 長時間ライブビューで撮影すると、カメラ内部の温度が上昇することがあるため、 ノイズ(ざらつき、むら、輝点)が発生する場合があります。撮影時以外は、ライ ブビューを終了してください。 • 次のような場合は、高温によるカメラへの損傷を抑えるために、カメラは自動的に y 動画撮影を終了することがあります。
D ライブビュー残り時間のカウントダウンについて • 自動的に動画撮影を終了する 30 秒前から、液晶モニターの左上にカウントダウンを 表示します(0 48)。 • 撮影条件によっては、動画撮影を開始後すぐにカウントダウンが始まることがあり ます。 • 動画記録中にカウントダウンが始まった場合は、液晶モニターの右上に表示されて いる動画残り記録時間にかかわらず、ライブビュー残り時間のカウントダウン時間 で動画撮影を自動的に終了します。 A HDMI 接続時の撮影について • HDMI 対応機器との接続時には、接続した機器 とカメラのモニターに被写体が表示されま す。 • 動画撮影中の HDMI 対応機器の表示は右のよ うになります。カメラの液晶モニターでは、音 声レベルインジケーター、水準器、ヒストグ ラムが非表示になります。 y • 動画撮影中は、R ボタンを使って画面の表示を切り換えることはできません。 A 関連ページ • 動画撮影時のオートフォーカスについてのご注意→「ライブビュー撮影時のオート フォーカスについてのご注意」(0 55) • レンズのフォーカスリングを使って(マニュア
動画の設定 撮影メニューの[動画の設定]では、動画を記録するときの[画像サイ ズ / フレームレート]、 [動画の画質]、 [録音設定]、 [動画記録先]を設定 できます。 ❚❚ 画像サイズ / フレームレート、動画の画質 [画像サイズ / フレームレート]では、動画を記録するときの画像サイズ(ピ クセル)/ フレームレートを設定します。[動画の画質]では、動画の画質を 高画質と標準から選べます。 1 2 3 4 5 6 7 画像サイズ(ピクセル)/ 最大ビットレート フレームレート※ 1 (★高画質 / 標準) 1920 × 1080 1920 × 1080 1920 × 1080 30fps ※ 2 25fps ※ 2 24fps ※ 2 1280 × 720 1280 × 720 1280 × 720 1280 × 720 60fps ※ 2 50fps ※ 2 30fps 25fps 24Mbps/12Mbps 24Mbps/12Mbps 24Mbps/12Mbps 24Mbps/12Mbps 24Mbps/12Mbps 12Mbps/8Mbps 最長記録時間 29 分 59
❚❚ 録音設定 内蔵マイクまたは別売のステレオマイクロホン ME-1(0 61)の感度の 程度を設定します。 マイク感度 オート(A)カメラが自動的にマイク感度を調整します。 マイク感度を手動調整しま す。 [1]∼[20]の調整がで マイク感度 マニュアル きます。数字が大きいほど感 度が高く、小さいほど低くな ります。 録音しない 音声は記録しません。 ❚❚ 動画記録先 メモリーカードを2枚使用している場合に動画を y 記録するスロットを設定します。 • それぞれのカードで動画を記録できる残り時 間が表示されます。 • 選んだ動画記録先のメモリーカードの残量がなくなると、撮影は自動的 に終了します。 • 動画ライブビュー時に撮影した静止画(0 62)は、撮影メニューの[主 スロットの選択] (0 88)で選んだスロットに記録されます。 A 音声が記録されていない動画の表示につ いて 撮影メニュー[動画の設定]の[録音設定]を[録音 しない]にして撮影した動画の場合、1 コマ表示モード 時と再生中に 2(音声なしマーク)が表示されます。 68
❚❚ 動画の設定の変更方法 1 撮影メニューの[動画の 設定]を選ぶ • G ボタンを押して、撮影 メニューの[動画の設定] を選んでマルチセレクター の 2 を押します。 2 G ボタン 動画の設定項目を選ぶ •[画像サイズ / フレームレート]、 [動画の画質] 、[録音設定] 、[動 画記録先]のうちいずれかを選ん で 2 を押すと、設定画面が表示 y されます。 3 設定したい項目を選ぶ • J ボタンを押して設定します。 J ボタン 69
動画の再生 1 コマ表示モード(0 215)で 1 マークが表示されている画像が動画で す。マルチセレクターの中央ボタンを押して動画を再生します。 1 マーク 再生時間 / 記録時間 記録時間 プログレスバー 操作ガイド 音量設定 y ❚❚ 動画再生中の操作方法 一時停止する マルチセレクターの 3 を押すと、一時停止し ます。 再生を再開する 一時停止中または早送り / 巻き戻し中に中央ボ タンを押すと、動画再生を再開します。 巻き戻しする / 早送りする 70 • 動画の再生中に 4 を押 すと巻き戻し、2 を押す と早送りします。同じ方 向のボタンを押すごとに、巻き戻し / 早送りの速 度が 2 倍、4 倍、8 倍、16 倍に切り替わります。 • 4 を押し続けると、最初のコマに移動し、2 を押し続けると、最後のコマに移動します。 • 先頭フレームには h ア イコンが、最終フレーム には i アイコンが、画面 右上に表示されます。
• 一時停止中に 4 または 2 を押すと、コマ戻 し / コマ送りします。 • 4 または 2 を押し続けると、連続でコマ戻 し / コマ送りします。 コマ戻しする / コマ送りする 動画撮影時に設定したインデックスマークに 移動するには、メインコマンドダイヤルを回し ます。メインコマンドダイヤルを回すと、前後 のインデックスマークに移動します。 インデックス マークに移動 する 動画にインデックスマークがない場合にメイ ンコマンドダイヤルを回すと、先頭フレームま たは最終フレームに移動します。30 秒以上の動 画の場合、最終フレームでメインコマンドダイ ヤルを回すと 30 秒前に移動します。 先頭フレームに 移動する / 最終 フレームに移動 する 音量を調節する X/W 動画を編集する J 再生終了 ンを押すと小さくなります。 一時停止中に J ボタンを押すと、 [動画編集] 画面を表示します(0 72)。 / K y 1 または K ボタンを押すと 1 コマ表示モード に戻ります。 シャッターボタンを半押しすると液晶モニ ターが消灯し、すぐに撮影できます。 撮影に戻る
動画の編集 撮影した動画を編集できます。 9 始点 / 終点の設定 4 選択フレームの保存 選択した範囲を残します。 選択した 1 フレームを切り出して、JPEG 画像として 保存します。 動画の必要な部分を残す 1 編集したい動画を表示 する • K ボタンを押して液晶モニ ターに画像を表示してから、 マルチセレクターの 4 また y は 2 で編集したい動画を選 K ボタン びます。 2 編集したい部分で動画を一時 停止する • 中央ボタンを押すと、動画が再 生されます。再生中に 3 を押す と、一時停止します。 • プログレスバーで再生中の位置 の目安を確認できます。 • メインコマンドダイヤルを回す と、動画撮影時に設定したイン デックスマークに移動します。 72 プログレスバー
3 J ボタンを押す • J ボタンを押すと、 [動画編 集]画面が表示されます。 J ボタン 4 [始点 / 終点の設定]を選 ぶ •[始点 / 終点の設定]を選んで J ボ タンを押します。 • 右の画面が表示されるので、現在 の位置を始点とするか終点とする かを選んで J ボタンを押すと、 始点 / 終点の設定画面が表示され y ます。 5 始点または終点を調整 する • 4 または 2 を押して、始点 または終点の位置を調整し ます。 • L(Z/Q)ボタンを押 L(Z/Q)ボタン すと、w(始点)または x (終点)を切り換えられます。 • 動画撮影時にインデックスマークを設定した場合(0 59)は、メインコ マンドダイヤルを回すと、前後のインデックスマークに移動します。 6 1 を押して始点と終点を決定する 73
7 動画ファイルを作成する •[新規保存]を選んで J ボタンを 押すと、編集前の動画とは別に、 新しい動画として保存します。 •[上書き保存]を選んで J ボタン を押すと、編集前の動画を上書 きして動画を保存します。 •[キャンセル]を選んで J ボタン を押すと、手順 5 の画面に戻ります。 •[プレビュー]を選んで J ボタンを押すと、設定した始点から終点の 範囲の動画が再生されます。 • 編集した動画には、1コマ表示時に 9 が表示されます。 y D 動画編集時のご注意 • メモリーカードに充分な空き容量がない場合、動画編集できません。 •[始点 / 終点の設定]では、2 秒未満の動画は編集できません。手順 6 で始点と終点を 決めるときに、動画ファイルを作成できない位置では、再生時間の表示が赤色に変 わり、手順 7 に進めません。 • 動画編集で作成した動画の日時情報は、撮影時の日時になります。 A 画像編集メニュー[動画編集] 動画編集は、メニュー操作でも行えます(0 340)。 74
動画の 1 フレームを JPEG 画像として保存する 1 編集したい部分で動画を一時 停止する • マルチセレクターの中央ボタン を押すと、動画が再生されます。 再生中にマルチセレクターの 3 を押すと、一時停止します。 • プログレスバーで、再生中の位置の目安を確認できます。 2 J ボタンを押す • J ボタンを押すと、 [動画編 集]画面が表示されます。 J ボタン y 3 [選択フレームの保存]を 選ぶ •[選択フレームの保存]を選ん で、J ボタンを押します。 4 切り出すフレームを決める • 1 を押して、切り出すフレーム を決定します。 75
5 JPEG 画像を作成する •[はい]を選んで J ボタンを押す と、JPEG の画像として保存し ます。 • 作成した JPEG 画像には、1 コマ 表示時に 9 が表示されます。 y A[選択フレームの保存]で作成した画像について • 画質モード[FINE](0 83)の JPEG 画像を作成します。 • 動画から作成した JPEG 画像に対して、画像編集することはできません。 • 再生時の画像情報で表示されない項目があります。 76
d画像の記録 撮像範囲を変更する D800 は、撮像範囲が[FX (36 × 24) 1.0 ×](FX フォーマット)の撮像 素子(35.9 × 24.0 mm)を搭載しているため、35mm 判カメラに準じ た撮影画面サイズ(画角)で撮影できます。DX レンズを装着すると、自 動的に撮像範囲を[DX (24 × 16) 1.5 ×](DX フォーマット)に切り換 え、DX レンズの画角で撮影できます。 ❚❚ DX 自動切り換え DX レンズを装着すると、自動的に撮像範囲を[DX (24 × 16) 1.5 ×](DX フォーマット)に切り換える ように設定できます。 する しない d DX レンズを装着すると、自動的に撮像範囲を[DX (24 × 16) 1.
❚❚ 撮像範囲設定 撮像範囲を設定できます(0 80)。 c Z FX (36 × 24) 1.0 ×(FX 35mm 判カメラに準じた画角の FX フォーマット(35.9 × 24.0 mm)で画像を記録します。35mm 判カメラ用のニッ フォーマット) コールレンズを装着して撮影するときに設定します。 30.0 × 19.9 mm で画像を記録します。レンズに表記され 1.2× (30 × 20) ている焦点距離の約 1.2 倍のレンズに相当する画角になり 1.2 × ます。 a d b DX (24 × 16) 1.5 ×(DX DX フォーマット(23.4 × 15.6 mm)で画像を記録しま す。レンズに表記されている焦点距離の約 1.5 倍のレンズ フォーマット) に相当する画角になります。 5:4 (30 × 24) アスペクト比(縦横比)が 5:4(30.0 × 24.0 mm)の画像 を記録します。 FX (36 × 24) 1.0 × DX レンズの イメージサークル DX (24 × 16) 1.5 × 5:4 (30 × 24) 1.
D「ケラレ」について DX レンズは通常の 35mm 判カメラ用レンズに比べ、イメージサークルが小さく なっています。このため、DX レンズを装着して[DX 自動切り換え]を[しな い]に設定して[撮像範囲設定]を[FX (36 × 24) 1.0 ×]や[1.2 × (30 × 20) 1.2 ×]、[5:4 (30 × 24)]にして撮影すると、画面周辺部が黒くなること があります。これを「ケラレ」といいます。ファインダー上ではケラレがない ように見えても、撮影した画像を再生すると周辺部が暗くなっていることや、充 分な解像度が得られないことがあります。 A ファインダーの表示について 撮像範囲が[1.2 × (30 × 20) 1.2 ×]、 [DX (24 × 16) 1.5 ×]、 [5:4 (30 × 24)] のときは、下図のように表示します。カスタムメニュー a5[フォーカスポイン ト照明] (0 277)を[しない]に設定すると、記録されない部分が薄暗く表示 されます。 d 1.2 × (30 × 20) 1.2 × DX (24 × 16) 1.
撮像範囲は、撮影メニューの[撮像範囲]の[撮像範囲設定]で設定す るか、Fn ボタンとコマンドダイヤルで設定します。 ❚❚ 撮影メニューの[撮像範囲]で設定する場合 1 撮影メニューの[撮像範 囲]を選ぶ • G ボタンを押して、撮影 メニューの[撮像範囲]を 選んでマルチセレクターの 2 を押すと、[撮像範囲] G ボタン 画面が表示されます。 2 [撮像範囲設定]を選ぶ •[撮像範囲設定]を選んで 2 を押 すと、[撮像範囲設定]画面が表 示されます。 d 3 設定したい撮像範囲を 選ぶ • 設定したい撮像範囲を選ん で、J ボタンを押します。 • 設定に応じた撮像範囲が ファインダー内で確認でき ます(0 79)。 80 J ボタン
❚❚ Fn ボタンとコマンドダイヤルで設定する場合 1 カスタムメニュー f4[Fn ボタンの機能](0 307)の[コマ ンドダイヤル併用時の動作]を[撮像範囲選択]に設定する • Fn ボタンとコマンドダイヤルの組み合わせに対して、撮像範囲の選択 機能が割り当てられます。 2 Fn ボタンを押しながら、 メインコマンドダイヤルまた はサブコマンドダイヤルを 回す Fn ボタン メインコマンド ダイヤル • 設定に応じた撮影範囲がファインダー内で確認できます(0 79) 。 • Fn ボタンを押すと、表示パネルやファイン d ダー内表示、インフォ画面で撮像範囲の設 定を確認できます。 撮像範囲 FX (36 × 24) 1.0 ×(FX フォーマット) 1.2 × (30 × 20) 1.2 × DX (24 × 16) 1.
D 撮像範囲の切り換えについて 撮像範囲の[DX 自動切り換え]を[する](0 77)に設定して DX レンズを装着して いる場合、Fn ボタンでは撮像範囲は切り換えられません。 A 撮像範囲を変更したときの画像サイズについて 同じ画像サイズに設定した場合でも、 [撮像範囲]の設定により、撮影画像のピクセル 数が変化します。 A 関連ページ •「動画ライブビュー時の撮像範囲」(0 63) • プレビューボタンで撮像範囲を切り換える → A f5[プレビューボタンの機能] (0 311) • AAE/AF ロックボタンで撮像範囲を切り換える → A f6[AE/AF ロックボタンの機 能](0 312) •「記録可能コマ数と連続撮影可能コマ数」(0 444) d 82
画質モードを変更する ❚❚ 画質モードについて 画像を記録する際の画質モードを選びます。 画質モード ファイル形式 内容 RAW NEF 撮像素子の生データ(RAW 形式)を記録します。 撮影時に設定したホワイトバランスやコントラ ストなどを、パソコン上で変更できます。 TIFF(RGB) TIFF (RGB) 画像を 8 ビット非圧縮の TIFF-RGB 形式で記録 します。多くの画像アプリケーションで使用 できます。 NORMAL 画質 BASIC 画像データを約 1/4 に圧縮して記録します(サ イズ優先時) 。 高 FINE JPEG 画像データを約 1/16 に圧縮して記録します (サイズ優先時)。 低 RAW + BASIC d RAW と JPEG(FINE)の 2 種類の画像を同時に 記録します。 RAW + FINE RAW + NORMAL 画像データを約 1/8 に圧縮して記録します(サ イズ優先時) 。 NEF + JPEG RAW と JPEG(NORMAL)の 2 種類の画像を同 時に記録します。 RAW と JPEG(BASIC)の
❚❚ 画質モードの設定方法 T ボタンを押しながら、 メインコマンドダイヤルを回す • 画質モードは、表示パネルに表示 されます。 T ボタン メインコマンド ダイヤル 表示パネル A RAW 画像について 画質モードで RAW を選んだ場合、画像サイズは設定できません。RAW で保存した画 像を付属の ViewNX 2 や別売の Capture NX 2 などで表示すると、画像サイズは L と同 d じになります(0 86)。現像には画像編集メニューの[RAW 現像] (0 353)、または 付属のソフトウェア ViewNX 2 や別売の Capture NX 2 (0 395) を使います。ViewNX 2 は付属の ViewNX 2 CD-ROM を使ってインストールできます。 A[画質モード]について 画質モードは撮影メニュー(0 262)でも設定できます。 A RAW 画像と JPEG 画像の同時記録について • 画質モード[RAW + FINE]、 [RAW + NORMAL] 、 [RAW + BASIC]で撮影したと き、カメラでは JPEG 画像のみを再生します。メモリーカ
❚❚ JPEG 画像の圧縮方式を選ぶ G ボタンを押して、撮影メニュー[JPEG 圧縮]を選んで、画質モード が JPEG(FINE)、JPEG(NORMAL)、JPEG(BASIC)の画像を記録する ときの圧縮方式を設定します。 O サイズ優先 P 画質優先 ファイルサイズがほぼ一定になるように圧縮します。 画質の劣化を抑えて圧縮します。画像によってファイルサイ ズは異なります。 ❚❚ RAW 画像の圧縮方式を選ぶ G ボタンを押して、撮影メニュー[RAW 記録]で[記録方式]を選ん で、RAW 画像の記録時の圧縮方式を設定します。 N O ロスレス 圧縮 RAW 可逆圧縮します(データを完全に復元できます) 。 [非圧縮 RAW]に対してファイルサイズが約 60 ∼ 80% になりま す。記録した画像は[非圧縮 RAW]と同等の画質になり ます。 圧縮 RAW 非可逆圧縮します(データは完全には復元できません)。 [非 圧縮 RAW]に対してファイルサイズが約 45 ∼ 65% になり ます。非可逆圧縮ですが、記録した画像は[非圧縮 RAW] とほぼ同等の画質になります。 非圧縮 RA
画像サイズを変更する 画像を記録する際の画像サイズ(大きさ)を、[L]、[M]、[S]から設定で きます。画像サイズは撮像範囲との組み合わせで変わります(0 77)。 撮像範囲 L (7360 × 4912 ピクセル) M(5520 × 3680 ピクセル) S (3680 × 2456 ピクセル) L (6144 × 4080 ピクセル) 1.2 × (30 × 20) M(4608 × 3056 ピクセル) 1.2 × S (3072 × 2040 ピクセル) L (4800 × 3200 ピクセル) DX (24 × 16) M(3600 × 2400 ピクセル) 1.5 × S (2400 × 1600 ピクセル) L (6144 × 4912 ピクセル) 5:4 (30 × 24) M(4608 × 3680 ピクセル) S (3072 × 2456 ピクセル) FX (36 × 24) 1.0 × d プリント時の大きさ (出力解像度 300dpi の場合)※ 画像サイズ 約 62.3 × 約 46.7 × 約 31.2 × 約 52.0 × 約 39.0 × 約 26.
A[画像サイズ]について 画像サイズは撮影メニュー(0 262)でも設定でき ます。 d 87
2 枚のメモリーカードに記録する (主スロットの選択、副スロットの機能) このカメラは、SD カードと CF カードを同時に使うことができます。この とき、優先的に使うスロット(主スロット)を選んだり、もう一方のス ロット(副スロット)の機能を設定できます。 ❚❚ 優先的に使うスロットを決める G ボタンを押して、撮影メニュー[主スロットの選択]を選んで、撮 影時や再生時に優先的に使うスロットを設定します。 SD スロット CF スロット SD カードを優先的に使うときに選びます。 CF カードを優先的に使うときに選びます。 ❚❚ 副スロットの機能 G ボタンを押して、撮影メニュー[副スロットの機能]を選んで、副 スロットへの記録方法を設定します。 d 主スロットから優先的に記録し、空き容量がなくなったら、 記録先を副スロットに変更します。 P 順次記録 Q バ ッ ク ア ッ プ バックアップ用として同じ画像を主スロット、副スロットに 記録します。 記録 R RAW+JPEG 分割記録 •[画質モード]が[RAW + FINE]、 [RAW + NORMAL]、ま たは[RAW + B
Nフォーカス ピントを自動で合わせて撮影する (AF: オートフォーカス) フォーカスモードセレクターを AF に合わせると、 オートフォーカスになります。ここでは、ファイ ンダーを見ながら撮影するときの、オートフォー カスでのピントの合わせ方について説明してい ます。 フォーカスモード セレクター AF モードを変更する オートフォーカスでのピントの合わせ方を選びます。 AF-S AF-C シングル AF サーボ コンティニュアス AF サーボ N 静止している被写体の撮影に適しています。シャッ ターボタンを半押しすると、ピントが合った時点で フォーカスがロックされます。ピントが合っていない ときはシャッターはきれません。 • 初期設定はピントが合うとシャッターがきれる フォーカス優先モードです(0 276) 。 ファインダー内のピント表示(●)がいったん点灯し てもフォーカスロックはされず、シャッターをきるま でピントを合わせ続けるモードです。スポーツなど動 きのある被写体の撮影に適しています。シャッターボ タンの半押しを続けると、被写体が動いている場合に は予測駆動フォーカス(0 90
❚❚ AF モードの変更方法 AF モードボタンを押しながら、 メインコマンドダイヤルを回す • AF モードは、表示パネルとファイ ンダー内表示に表示されます。 AF モードボタン 表示パネル ファインダー内表示 A B ボタンについて N メインコマンド ダイヤル B ボタン B ボタンを押すと、カメラが自動的に被写体にピン トを合わせます。 A 予測駆動フォーカスについて ファインダー撮影時の AF モードが AF-C のときに、シャッターボタンを半押しするか、 B ボタンを押してピントを合わせる場合、被写体が近づいてきたり遠ざかっていく のをカメラが認識すると、自動的に予測駆動フォーカスに切り替わります。予測駆動 フォーカスが作動すると、シャッターがきれる時点での到達位置を予測しながらピン トを合わせ続けます。 A 関連ページ • • AF-C をフォーカス優先モードにする → A a1[AF-C モード時の優先](0 275) AF-S をレリーズ優先モードにする → A a2[AF-S モード時の優先](0 276) • シャッターボタン半押しでオートフォーカスが作動し
AF エリアモードを変更する オートフォーカスでピントを合わせるフォーカスポイントをカメラがど のように選択するかを設定します。 AF エリアモード シングル ポイント AF 内容 フォーカスポイントを自分で選べます(0 94)。選んだフォーカ スポイントだけを使ってピント合わせをします。静止している被 写体の撮影に適しています。 AF モードの AF-C(0 89)との組み合わせで、撮影者が選択し ダイナミック た 1 つのフォーカスポイントから被写体が一時的に外れても、周 AF・9 点 辺のフォーカスポイントからのピント情報を利用してピントを 合わせます。 ダイナミック AF・21 点 • ダイナミック AF・9 点:構図を決めて撮影するときや、被写体 の動く方向が予測でき、フォーカスポイントで被写体を捉えや すい撮影に適しています(例:陸上競技やモータースポーツ)。 • ダイナミック AF・21 点:動きがランダムで予測しにくい被写 体の撮影に適しています(例:フィールドスポーツ) 。 ダイナミック AF・51 点 • ダイナミック AF・51 点:被写体の動きが速く、選択したフォー カ
カメラが自動的に全てのフォーカスポイ ントから被写体を判別してピントを合わ せます。また、人物の顔を認識した場合 オートエリア AF は優先してピントを合わせます。 • AFモードが AF-Sのときは、ピントが 合ったフォーカスポイント全てを約 1 秒間表示します。AF-Cのときは、ピントが合ったフォーカスポ イント全てを一瞬表示してから、主に使用するフォーカスポイ ント 1点を表示します。 N A 3D-トラッキングについて 3D- トラッキングでは、半押ししていったんピントが合った時点で、選択したフォーカス ポイント周辺の色を記憶します。そのため、被写体の色が周囲の色と似ていたり、半押 し開始時の被写体が小さいと、うまく動作しない場合があります。 A マニュアルフォーカス時の AFエリアモードについて AF エリアモードは自動的にシングルポイント AF になります。 92
❚❚ AF エリアモードの変更方法 AF モードボタンを押しながら、 サブコマンドダイヤルを回す • AF エリアモードは、表示パネル、 ファインダー内表示に表示され ます。 表示パネル AF モードボタン サブコマンド ダイヤル ファインダー内表示 A AF エリアモードの表示について 表示パネルおよびファインダー内表示の各 AF エリアモードの表示は次のようになり ます。 AF エリア モード 表示パネル ファインダー 内表示 AF エリア モード シングル ダイナミック ポイント AF AF・51 点※ ダイナミック 3D- AF・9 点※ トラッキング ダイナミック オートエリア AF・21 点※ AF 表示パネル N ファインダー 内表示 ※実際にファインダーに表示されるフォーカスポイントは 1 点のみです。 ピント情報として利用する周辺のフォーカスポイントの数を選択できます。 A 関連ページ • AF ロックオンを解除する → A a3[AF ロックオン](0 276) • ライブビュー / 動画撮影時の AF エリアモードを設定する →「A
フォーカスポイントを自分で選ぶ このカメラには、51 カ所のフォーカスポイント(自動でピント合わせを 行う領域)があります。フォーカスポイントを自分で選ぶことで、構図 を自由に変えられます。 1 フォーカスポイントロックレバーの ロックを解除する • フォーカスポイントロックレバーを回して・ に合わせ、ロックを解除すると、マルチセレ クターでフォーカスポイントを選べるように なります。 2 N 半押しタイマーがオンのとき に、ファインダーをのぞきな がらマルチセレクターで フォーカスポイントを選ぶ • ファインダー内で、フォーカスポ イントが移動します。 • 中央ボタンを押すと、中央部の フォーカスポイントが選択され ます。 • フォーカスポイントロックレバー を L の位置に回すと、フォーカスポ イントをロック(固定)します。 94 フォーカスポイント ロックレバー
D オートエリア AF モードについて AF エリアモードがオートエリア AF の場合、フォーカスポイントをカメラが自動的に 選択するため、自分ではフォーカスポイントを選べません。 A 関連ページ • フォーカスポイントの点灯に関する設定を変更する → A a5[フォーカスポイント 照明](0 277) • フォーカスポイントの選択を循環方式にする → A a6[フォーカスポイント循環選 択] (0 277) • マルチセレクターで選べるフォーカスポイントの数を変える → A a7[AF点数切り 換え](0 278) • マルチセレクターの中央ボタンを押したときの機能を変更する → A f2[中央ボタ ンの機能] (0 305) N 95
ピントを固定して撮影する(フォーカスロック) ピントを合わせたい被写体がいずれのフォーカスポイントにも入らない ときや、オートフォーカスが苦手な被写体(0 98)を撮影するときには、 次の手順でピントを固定(フォーカスロック)して撮影してください。 フォーカスロックを行う前に、AF エリアモード(0 91)をオートエリア AF 以外に設定することをおすすめします。 1 ピントを合わせたい被写体に フォーカスポイントを重ね、 シャッターボタンを半押し する • ピントが合うと、ファインダー内 のピント表示(●)が点灯しま す。 2 ピントを固定する AF モード(0 89)が AF-C のとき N シャッターボタン シャッターボタンを半押ししたまま(q) 、 AAE/AF ロックボタンを押すと(w)、ピン トが固定されます。AAE/AF ロックボタン を押している間は、シャッターボタンから 指を放しても、ピントと露出が固定されま す。 • AAE/AF ロックボタンを押している間、 ファインダー内には AE-L マークが点灯し AAE/AF ロックボタン ます。 AF モードが AF-S
3 フォーカスロックを行ったま まで構図を変え、シャッター ボタンを全押しして撮影する • 被写体との距離は変えないでくだ さい。フォーカスロック後に被写 体との距離が変化した場合は、 いったんフォーカスロックを解除 し、ピントを合わせ直してください。 A シャッターボタンの半押しで露出を固定するには カスタムメニュー c1[半押し AE ロック]を[する]に設定すると、シャッターボタ ンの半押しで露出を固定できます(0 283) 。 A ピントを固定したまま繰り返し撮影したいときは • シャッターボタンの半押しでフォーカスロックした場合は、シャッターをきった後、 シャッターボタンを半押しの状態に戻し、そのままもう一度シャッターボタンを全 押ししてください。 • AAE/AF ロックボタンでフォーカスロックを行った場合は、AAE/AF ロックボタン N を押したままもう一度シャッターボタンを全押ししてください。 A B ボタンを使ったフォーカスロックについて • シャッターボタンの代わりに B ボタンを押してピントを合わせることもできま す(0 90)。 • ファインダー撮影時にカスタムメ
A オートフォーカスの苦手な被写体について 次のような被写体では、オートフォーカスによるピント合わせができず、シャッター がきれないことや、ピントが合わなくてもピント表示(●)が点灯し、シャッターが きれることがあります。このような場合は、マニュアルフォーカス(0 99)でピント を合わせるか、フォーカスロック(0 96)を利用してください。 被写体の明暗差がはっきりしない場合 (白壁や背景と同色の服を着ている人物など) フォーカスポイント内に遠くのものと近くのものが混在する 被写体 (オリの中の動物など) 連続した繰り返しパターンの被写体 (ビルの窓やブラインドなど) 被写体の明暗差が極端に異なる場合 N (太陽を背景にした日陰の人物など) 背景に対して被写体が小さい場合 (遠くの建物を背景に近くの人物を撮影する場合など) 絵柄が細かい場合 (一面の花畑など) 98
ピントを手動で合わせる (MF: マニュアルフォーカス) 使用するレンズの種類によって、ピントを手動(マニュアル)で合わせる ときの設定が異なります。各レンズでのマニュアルフォーカスの設定は次 の通りです。 • AF-S レンズを使用している場合:レンズのフォーカスモード切り換えス イッチを M にしてください。 • AF レンズを使用している場合: カメラのフォーカスモードセレクターを M に してください。レンズにフォーカスモード切り 換えスイッチがある場合は、レンズ側のフォー カスモードも M にしてください。 • マニュアルフォーカスレンズを使用する場合: カメラのフォーカスモードセレクターを M に してください。 フォーカスモード セレクター ピントは、レンズのフォーカスリングを回して、 ファインダー内のメインの被写体がはっきり見 えるように合わせます。 N D AF レンズでマニュアルフォーカスをする場合のご注意 AF レンズでマニュアルフォーカスをする場合は、必ずカメラのフォーカスモードセレ クターを M にしてください。フォーカスモードセレクターが AF のままマニュアル フォーカス
フォーカスエイドによるピント合わせ 開放 F 値が F5.6 以上明るいレンズ(絞りの最も小 さい数値が F5.6 以下のレンズ)を使ってマニュア ルフォーカスで撮影するときは、ファインダー内 のピント表示(●)でピントが合っているかどう かを確認できます。ピントが合っているかどうか の基準となるフォーカスポイントは 51 カ所から 選べます。 • ピントが合うとピント表示(●)が表示されま す(0 38)。 • オートフォーカスの苦手な被写体(0 98)で は、ピントが合っていなくてもピント表示(●) が点灯することがありますので、ファインダー スクリーンの像でピントが合っていることを 確認してください。 N A 距離基準マークについて 距離基準マーク E は撮影距離の基準となるマーク で、カメラ内の撮像面の位置を示します。マニュア ルフォーカスや接写などでカメラから被写体まで の距離を実測する場合、このマークが基準となりま 46.5mm す。レンズ取り付け面(レンズマウント:0 4)か ら撮像面までの寸法(フランジバック)は 46.
kレリーズモード 1 コマ撮影や連続撮影、静音撮影 など、レリーズモードを変更する レリーズモードダイヤルロックボタンを押しな がら、レリーズモードダイヤルを回すと、シャッ ターをきる(レリーズする)ときの動作を設定で きます。 レリーズモード S 1 コマ撮影 内容 シャッターボタンを全押しするたびに 1 コマずつ撮影します。 シャッターボタンを全押ししている間、カスタムメニュー d2 [低速連続撮影速度] (0 287)で設定した速度で連続撮影しま 低速連続撮影 す(0 102) 。 シャッターボタンを全押ししている間、0 102 に記載されてい CH る速度で連続撮影します。動きのある被写体などに使用すると 高速連続撮影 便利です。 1 コマ撮影時より静かに撮影したい場合に適しています。静音撮 影では、シャッターボタンを全押ししている間はミラーダウン しません。シャッターボタンを半押し状態に戻すとミラーダウ J ンするため、ミラーダウン音のタイミングを遅らせることがで 静音撮影 きます。また、ミラーダウンする音も 1 コマ撮影に比べ静かです。 • 静音撮影時には、カスタムメニュー d1[電子音設定
連続撮影速度について このカメラは、撮像範囲(0 77)の設定や電源の種類(別売のマルチパ ワーバッテリーパック MB-D12 を装着したときなど)で連続撮影速度が 変わります。次の表は、AF モードが AF-C、露出モード f または h、 1/250 秒以上の高速シャッタースピードで、その他が初期設定のときの値 です。 電源 本体のみ(EN-EL15) 本体のみ(パワーコネクター EP-5B と AC アダプター EH-5b) MB-D12 装着時(EN-EL15) MB-D12 装着時(EN-EL18) MB-D12 装着時(単 3 形電池)※ 4 k CL ※ 1 約 1 ∼ 5 コマ / 秒 最大約 6 コマ / 秒※ 3 約 1 ∼ 5 コマ / 秒 最大約 5 コマ / 秒※ 2 約 1 ∼ 5 コマ / 秒 最大約 6 コマ / 秒※ 3 約 1 ∼ 5 コマ / 秒 最大約 6 コマ / 秒※ 3 約 1 ∼ 5 コマ / 秒 ※ 1 撮像範囲が[FX (36 × 24)1.
A 連続撮影可能コマ数について • シャッターボタンを半押しすると、連続撮影可能コ マ数が表示パネルとファインダー内に表示されま す。右図の場合、最低 37 コマ続けて撮影できること を示しています。 • 連続撮影は最大 100 コマまでできます。ただし、 「t00」 と表示されたとき、連続撮影速度が低下します。 • 表示される連続撮影可能コマ数は、おおよその目安 です。撮影条件によって増減することがあります。 D 連続撮影についてのご注意 • 内蔵フラッシュが上がっているとき(0 177)は、連続撮影できません。 • メモリーカードの性能や撮影条件によっては、数十秒から 1 分間程度メモリーカード アクセスランプが点灯します。メモリーカードアクセスランプの点灯中にカメラか らメモリーカードを取り出さないでください。データが消失するだけでなく、カメ ラとメモリーカードに不具合が生じるおそれがあります。 • メモリーカードアクセスランプ点灯中に電源を OFF にすると、撮影された全ての画 像がメモリーカードに記録されてから電源が切れます。 • 連続撮影時にバッテリーの残量がなくなった場合は、撮影は行わず、
セルフタイマーを使って撮影する セルフタイマーによる撮影は記念写真など、撮影者自身も一緒に写りた いときなどに便利です。 1 2 三脚などでカメラを固定する レリーズモードダイヤルを E (セルフタイマー撮影)に合 わせる • レリーズモードダイヤルロックボ タンを押しながら、E に合わせま す。 3 レリーズモード ダイヤル 構図を決め、ピントを合わせる • AF モードが AF-S でピントが合っていないと きなど、カメラのシャッターがきれない状態 ではセルフタイマーは作動しません。 k 4 セルフタイマー撮影を開始 する • シャッターボタンを全押しすると、 セルフタイマーランプが約 8 秒間点 滅後、約 2 秒間点灯して合計で約 10 秒後にシャッターがきれます。 • レリーズモードダイヤルを他のモードに切り換えると、セルフタイ マーは解除されます。 104
A ファインダーから顔を離して撮影するときは ファインダーから顔を離して撮影するときは、ファイン ダーから入った光が適正露出や画像に影響を与えること を防ぐため、シャッターボタンを押す前にアイピース シャッターレバーを回してアイピースシャッターを閉じ ることをおすすめします。 A シャッタースピードがA にセットされている場合について 露出モードが h で、シャッタースピードが A にセットされていても、長時間露出 (バルブ)撮影(0 122)はできません。セルフタイマー撮影時には、一定のシャッ タースピードでシャッターがきれます。 A セルフタイマー撮影時のフラッシュについて • フラッシュを使って撮影したいときは、撮影を開始する前にフラッシュロック解除 ボタンを押して内蔵フラッシュを上げ、ファインダー内の M(レディーライト)が 点灯するまでお待ちください(0 177) 。セルフタイマーの作動中にフラッシュを上 げると、撮影は中止されます。 • 内蔵フラッシュが発光するときは、カスタムメニュー c3[セルフタイマー]の[撮 影コマ数] (0 284)を 1 コマ以上に設定していても、連続撮影はできま
ミラーアップして撮影する ミラーアップ撮影すると、撮影時にミラーアップの振動によるブレを防 ぐことができます。 1 レリーズモードダイヤルを MUP(ミラーアップ撮影)に 合わせる • レリーズモードダイヤルロックボ タンを押しながら、MUP に合わ せます。 2 レリーズモード ダイヤル 構図と露出を決めて、シャッ ターボタンを全押しする • 半押ししてピントを合わせた後、 シャッターボタンを全押しすると、 ミラーアップします。 3 k 撮影する • もう一度シャッターボタンを全押しすると、 撮影できます。 • ブレを防ぐため、シャッターボタンは静かに 押してください。 • 撮影が終了すると、ミラーダウンします。 A ミラーアップ中のご注意 • ファインダーで構図を確認できません。 • オートフォーカスと測光は使えません。 A ミラーアップ撮影について • 三脚の利用をおすすめします。 • ミラーアップ撮影時には、別売のリモートコード(0 395)を使うと効果的です。 • ミラーアップ開始後約 30 秒経過すると、自動的にシャッターがきれます。 106
SISO感度 ISO 感度を変更する ISO 感度は、フィルムカメラで使うフィルムの ISO 感度に相当します。一般 的に、ISO 感度を高くするほど、より高速のシャッタースピードで撮影で きます(同じ被写体を同じ絞り値で撮影する場合)。このため、暗い場所で の撮影や動いている被写体の撮影などに効果的ですが、一方で、撮影した 画像に多少ノイズ(ざらつき、むら、すじ)が発生する場合があります。 ISO 感度は ISO 100 ∼ 6400 の間で 1/3 段ステップで設定できます。また、 ISO 100 から約 0.3 段∼約 1 段の範囲での減感と、ISO 6400 から約 0.
A[ISO 感度]について ISO 感度は撮影メニュー(0 262)の[ISO 感度設定]で も設定できます。ただし、動画ライブビュー時は、ISO 感 度は撮影メニューで設定できません。動画ライブビュー時 に露出モード h で ISO 感度を設定する場合は、S ボタン を押しながらメインコマンドダイヤルを回してください (0 107)。 A 高感度(Hi 0.3∼ Hi 2)に設定した場合 ISO 感度を[Hi 0.3]に設定すると、ISO 6400 に対して約 0.3 段分増感します(ISO 8000 相当)。 [Hi 2]では約 2 段分の増感になります(ISO 25600 相当)。これらの ISO 感度 に設定したときは、ノイズ(ざらつき、むら、すじ)が発生しやすくなります。 A 低感度(Lo 0.3 ∼ Lo 1)に設定した場合 ISO 感度を[Lo 0.3]に設定すると、ISO 100 に対して約 0.
感度自動制御機能を使う 感度自動制御機能は、設定した ISO 感度で適正露出が得られない場合に、 カメラが自動的に ISO 感度を変更する機能です。 ❚❚ 感度自動制御の設定方法 1 撮影メニューの[ISO 感 度設定]で[感度自動制 御]を選ぶ • G ボタンを押して、撮影 メニューの[ISO 感度設定] で[感度自動制御]を選ん G ボタン でマルチセレクターの 2 を 押します。 2 [する]を選ぶ •[する]を選んで J ボタンを 押すと、カメラが自動的に ISO 感度を変更するように なります。フラッシュ撮影 時も、フラッシュの光量が J ボタン S 適正となるように感度自動 制御が機能します。 •[しない]を選ぶと、[ISO 感度]で設定した ISO 感度 に固定されます。 109
3 感度の制御方法を設定する • カメラが感度を自動的に制御す る方法を選びます。 制御上限 感度 感度自動制御するときに ISO 感度が高くなりすぎないように、上 限感度(200 ∼ Hi 2)を設定できます。ISO 感度の下限は 100 にな ります。 露出モード e または g で感度自動制御が働き始めるシャッタース ピードを 1/4000 ∼ 1 秒から設定できます。また、[オート]に設 定すると、レンズの焦点距離に応じてシャッタースピードの低速 限界をカメラが自動で設定します(CPU レンズ装着時のみ)。例 えば、望遠レンズ使用時は手ブレが発生しやすくなるため、低速 低速限界 限界が高速側に補正され、ブレを軽減できます。 設定 •[オート]を選んで 2 を押すと、補正値の設定画面が表示されま す。低速限界の補正を高速側または低速側に調整できます。 • ISO 感度を上欄の[制御上限感度]まで上げても露出不足にな る場合は、適正露出を得るために、低速限界設定よりもさらに シャッタースピードが低速になります。 • J ボタンを押して設定します。 S [感度自動制御]を[する]にすると、表示
A 感度自動制御の設定について S ボタンを押しながらサブコマンドダイヤルを回す と、 [感度自動制御]を Z[する]または Y [しない]に設定できます(0 109) 。 D 感度自動制御についてのご注意 • ISO 感度が高くなると、撮影した画像に多少ノイズ(ざらつき、むら、すじ)が発生 する場合があります。 •[ISO 感度]で設定した ISO 感度よりも、 [制御上限感度]で設定した ISO 感度が低い 場合、[制御上限感度]で設定した ISO 感度が優先されます。 • フラッシュ撮影時は、 [低速限界設定]で設定したシャッタースピードよりも、カス タムメニュー e1[フラッシュ撮影同調速度] (0 294)で設定したシャッタースピー ドが優先されます。 • 非 CPU レンズ使用時は、低速限界設定が 1/30 秒に固定されます。 • 内蔵フラッシュ撮影時または別売スピードライト(0 385)の装着時にフラッシュ モードをスローシンクロに設定していても、背景の明るさがより適正となるように 感度自動制御が機能して感度が自動的に上がり、シャッタースピードが低速になら ないことがあります。 S 1
S 112
Z測光・露出 被写体の測光方法を変更する (測光モード) 適正な露出を得るために、カメラが被写体の明るさを測ることを 「測光」といいます。 L ほとんどの撮影状況に対応できる測光モードです。画面の広い領域 を測光して、被写体の輝度(明るさ)分布、色、距離や構図などさ マルチパターン まざまな情報を瞬時に分析するため、見た目に近い画像が得られま 測光 す。 画面の中央部分を重点的に測光します。画面中央にメインの被 写体を大きく配置して撮影する場合などに適しています。 M 中央部重点 測光※ • 露出倍数のかかるフィルターをお使いになるときは、中央部 重点測光をおすすめします。 • 測光範囲はカスタムメニュー b5[中央部重点測光範囲] (0 282)で変更できますが、非 CPU レンズ使用時は、b5 の 設定を[画面全体の平均]にすると画面全体の平均になり、 それ以外にするとφ12mm 相当になります。 フォーカスポイントに重なる φ4mm 相当(全画面の約 1.
❚❚ 測光モードの設定方法 測光モードダイヤルを回す 測光モードダイヤル • 測光モードは、ファインダー内表示 で確認できます。 A マルチパターン測光とレンズの組み合わせについて 測光モードがマルチパターン測光のときの測光方式は、レンズの種類によって変わり Z ます。 • CPU レンズ - 「3D-RGB マルチパターン測光Ⅲ」:G または D タイプの CPU レンズ使用時の測光 方式です。距離情報を利用して測光します。 - 「RGB マルチパターン測光Ⅲ」:G または D タイプ以外の CPU レンズ使用時の測光 方式です。距離情報は利用しません。 • 非 CPU レンズ - セットアップメニューの[レンズ情報手動設定](0 209)でレンズ情報を設定す ると、 「RGB マルチパターン測光」という測光方式になります。レンズ情報を設定 しない場合は、中央部重点測光になります。 A 関連ページ • 中央部重点測光の測光範囲を変更する → A b5[中央部重点測光範囲](0 282) A b6[基準露出レベルの調節] • 測光モードごとに適正露出の基準を決める → (0 282)
シャッタースピードや絞り値で 露出を設定する(露出モード) I(Q)ボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回すと、露出 モードを設定できます。 • 表示パネルの露出モードのアイコンが切り替わります。 I(Q)ボタン メインコマンドダイヤル D 使用レンズについてのご注意 • CPU レンズ(G タイプレンズを除く)の絞りリング(0 377)は、必ず最小絞り (一番大きい数値)にセットしてください。 • 露出モードが e または f のときに非 CPU レンズ(0 379)を装着すると、露出モード を自動的に g に切り換えて制御します。このとき、表示パネルの e または f が点滅し Z て警告し、ファインダー内表示に A が点灯します。 A 被写界深度のプレビュー プレビューボタンを押し続けると、レンズの絞り羽根が 絞り込まれます。この状態でファインダーをのぞくと、 そのときの絞り値のおおよその被写界深度(ピントの合 う前後の範囲)が確認できます。内蔵フラッシュや別売 のニコンクリエイティブライティングシステム(0 386) 対応スピードライト(SB-910、SB-900、SB-800、
e(プログラムオート) シャッターチャンスを逃したくないスナップなど幅広い撮影に適してい ます。被写体の明るさに応じて露出が適正になるように、カメラがシャッ タースピードと絞り値を自動的に決定します。同じ露出でシャッタース ピードと絞り値の組み合わせを変える「プログラムシフト」も行えます。 A プログラムシフトについて 露出モード e では、カメラがシャッタースピードと絞り 値を決めますが、半押しタイマーがオンのときに次の方 法で「プログラムシフト」を行うと、適正露出のまま、 シャッタースピードと絞り値の組み合わせを変えられ ます。プログラムシフト中は表示パネルにプログラムシ フトマーク U が点灯します。 • 背景をぼかしたい(絞り値を小さくする)場合や動き Z の速い被写体を撮影したい(速いシャッタースピード にする)場合には、メインコマンドダイヤルを右に回 メインコマンド ダイヤル してください。 • 近くから遠くまでピントの合った写真を撮影したい (絞り値を大きくする)場合や被写体の動きを強調し たい(遅いシャッタースピードにする)場合には、メ インコマンドダイヤルを左に回してください。 •
f(シャッター優先オート) シャッタースピードを自分で決めると、露出が適正になるようにカメラ が自動的に絞り値を決定します。動きの速い被写体の撮影や、遅いシャッ タースピードで被写体の動きを強調する撮影に適しています。 速いシャッタースピードのとき: 1/1600 秒 遅いシャッタースピードのとき: 1/6 秒 半押しタイマーがオンのときにメインコマンドダイヤルで好み のシャッタースピードを設定する メインコマンドダイヤル • シャッタースピードは 1/8000(o)∼ 30 秒(q)、p に設 定できます。 Z • 設定したシャッタースピードはロックできます(0 124)。 117
g(絞り優先オート) 絞り値を自分で決めると、露出が適正になるようにカメラが自動的に シャッタースピードを決定します。絞りを絞り込むことによって、手前 から奥まで鮮明な写真を撮影したり、絞りを開くことによって、背景を ぼかして草花や人物を浮かび上がらせて撮影するなど、被写界深度 (0 115)を優先した撮影に適しています。また、フラッシュ撮影時には、 絞り値を変えることにより調光範囲の変更もできます(0 182)。 絞りを絞り込んだとき 絞り値:F36 絞りを開いたとき 絞り値:F2.
A 非 CPU レンズを取り付けた場合 非 CPU レンズを装着してセットアップメニューの[レンズ情報手動設定] (0 209)で レンズの開放絞り値(開放 F 値)を設定した場合は、表示パネルとファインダー内表 示に絞り値が表示されます。絞り値の設定は、レンズの絞りリングで行ってください。 この場合、絞りリングによる中間絞りの設定は可能ですが、表示は1段単位になります。 • 開放絞り値を設定しない場合は、表示パネルとファ インダー内の絞り値表示が開放からの絞り段数表 示(F、開放絞りは FA)となりますので、絞り 値の設定と確認は、レンズの絞りリングで行ってく ださい。 Z 119
h(マニュアル) シャッタースピードと絞り値の両方を自分で決定します。花火や星空な どを長時間露出(バルブ)撮影(0 122)する場合には、この露出モー ドを使います。 半押しタイマーがオンのときに、露出インジケーターを確認し ながら、シャッタースピードと絞り値を設定する • メインコマンドダイヤルを回すと、シャッタースピード表示が変化しま す。シャッタースピードは、1/8000(o)∼ 30 秒(q)および A、p に設定できます。 • サブコマンドダイヤルを回すと絞り値が変化します。 • 設定できる最小絞り値、開放 F 値はレンズの種類によって異なります。 • 設定したシャッタースピードと絞り値はロックできます(0 124)。 サブコマンドダイヤル 絞り値の 設定 Z シャッター スピードの 設定 メインコマンドダイヤル A AFマイクロレンズ装着時の露出倍数について AF マイクロレンズをカメラに装着して、外部露出計の測光値を参考に絞り値をサブコマ ンドダイヤルでセットする場合、露出倍数を考慮する必要はありません。レンズの絞りリ ングでセットする場合だけ、露出倍数を考慮した補正が必要になりま
A 露出インジケーターについて 自分で設定した露出値と、カメラが測光した露出値との差が、表示パネルとファイン ダー内表示に表示されます。この「露出インジケーター」の見方は次の通りです(表 示内容はカスタムメニュー b2[露出設定ステップ幅](0 280)の設定によって変化 します)。 [露出設定ステップ幅]が[1/3 段]のとき 適正露出の場合 1/3 段 3 1/3 段以上 アンダーの場合 オーバーの場合 表示パネル ファインダー 内表示 D 露出の制御ができないときの警告について 光量がカメラの測光範囲を超えて露出の制御ができない場合、露出インジケーターが点 滅して警告します。このとき、露出モード e ではシャッタースピード表示と絞り値表示が、 f では絞り値表示が、g ではシャッタースピード表示が点滅します。 A 関連ページ インジケーター表示の+ / −方向を変更する → A f12[インジケーター表示の+ / −方向](0 318) Z 121
長時間露出で撮影する(バルブ撮影) シャッタースピードを A にセットしてシャッターボタンを押し続け ると、シャッターが開いたままとなる長時間露出(バルブ)撮影ができ ます。 • 花火や夜景、天体写真の撮影や、自動車のライトの流れを表現したいと きなどに使います。長時間露出撮影には、手ブレを抑えるために三脚や 別売のリモートコード(0 395)が必要です。 シャッタースピード:35 秒 絞り値:F25 1 2 三脚などを使ってカメラを固定する I(Q)ボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを 回し、表示パネルに h を表示させる I(Q)ボタン Z メインコマンドダイヤル 122
3 半押しタイマーがオンのときに メインコマンドダイヤルを回し、 シャッタースピードを A にする • シャッタースピードをAに設定すると、 露出インジケーターは表示されません。 4 ピントを合わせて、シャッターボタンを全押しする • 長時間露出撮影をしたい時間まで、シャッターボタンを押し続けてく ださい。 5 シャッターボタンを放して撮影を終了する • シャッターボタンを放すと、長時間露出が終了します。 Z A 長時間露出について • ファインダーから入った光が適正露出や画像に影響を与えることを防ぐため、シャッ ターボタンを押す前にアイピースシャッターレバーを回してアイピースシャッターを閉 じることをおすすめします(0 105)。 • 露光時間が長くなると、画像にノイズ(ざらつき、むら、輝点)が発生することが あります。このノイズは、あらかじめ撮影メニューの[長秒時ノイズ低減] (0 271) を[する]にしておくことで低減できます。 • 撮影中のバッテリー切れを防ぐため、電源としてフル充電したLi-ionリチャージャブ ルバッテリー EN-EL15 または別売のパワーコネクター EP-5B
シャッタースピードと絞り値を ロックする 露出モード f ではシャッタースピードを、g では絞り値を、h ではシャッ タースピードと絞り値のロックを設定できます。 • e では設定できません。 ❚❚ シャッタースピードと絞り値のロック方法 1 カスタムメニュー f4[Fn ボタンの機能](0 307)の[コ マンドダイヤル併用時の動作]を[シャッタースピードと絞 り値のロック]に設定する(0 310) • Fn ボタンとコマンドダイヤルの組み合わせに対して、シャッタース ピードと絞り値のロック機能が割り当てられます。 2 シャッタースピードまたは絞り値をロックする シャッタースピードのロック: • 露出モード f または h で、Fn ボタンを押しながらメインコマンドダイ ヤルを回し、表示パネルとファインダー内表示に F(シャッタース ピードロック)マークを表示させます。 Z Fn ボタン メインコマンドダイヤル • シャッタースピードのロックを解除する場合は、Fn ボタンを押しなが らメインコマンドダイヤルを回し、F マークを消します。 124
絞り値のロック: • 露出モード g または h で、Fn ボタンを押しながらサブコマンドダイヤ ルを回し、表示パネルとファインダー内表示に F(絞り値のロック) マークを表示させます。 Fn ボタン サブコマンドダイヤル • 絞り値のロックを解除する場合は、Fn ボタンを押しながらサブコマン ドダイヤルを回し、F マークを消します。 Z A 関連ページ • プレビューボタンでシャッタースピードと絞り値のロックを切り換える → A f5[プレビューボタンの機能](0 311) AAE/AF ロックボタンでシャッタースピードと絞り値のロックを切り換える → A f6[AE/AF ロックボタンの機能](0 312) • 常にシャッタースピードと絞り値をロックする → A f7[シャッタースピードと絞 り値のロック](0 313) • 125
露出を固定して撮影する(AE ロック) AE ロック撮影とは、被写体の特定の部分を測光して露出を決め、そのま ま構図を変えて撮影する方法です。露出を合わせたい部分とその周囲と で、極端に明るさが異なる場合などに効果的です。測光モードは中央部 重点測光またはスポット測光に設定してください(0 113)。マルチパ ターン測光では充分な効果が得られないため、おすすめできません。 1 露出を合わせたい部分にフォーカス ポイントを重ねてシャッターボタン を半押ししたまま、AAE/AF ロック ボタンを押して、露出を固定する シャッターボタン • AAE/AF ロックボタンを押している間は、 測光モードに応じた部分の露出で固定 (ロック)され、構図を変えても露出は変 わりません。 • ファインダー内表示に AE-L マークが点灯 します。 • オートフォーカス撮影時はフォーカスロッ クも同時に行われますので、ピント表示 (●)の点灯も確認してください。 Z 2 126 AAE/AF ロックボタンを押し たまま、構図を決めて撮影す る AAE/AF ロックボタン
A 測光エリアについて • スポット測光で、測光エリアとフォーカスポイントが連動する場合(0 113)は、 選択しているフォーカスポイントの露出が記憶されます。 • 中央部重点測光に設定した場合は、ファインダー中央部(φ12mm の円内)を重点 的に測光した露出が記憶されます。 A AE ロック中のカメラ操作について AAE/AF ロックボタンを押している間も次の操作ができます。 露出モード 操作 e f g プログラムシフト(0 116) シャッタースピードの変更 絞り値の変更 • 表示パネルやファインダー内表示には、変更後のシャッタースピード、絞り値が表 示されます。 • AE ロック中は、測光モードダイヤルを切り換えても測光モードは変わりません(AE ロックを解除すれば変わります)。 A 関連ページ • シャッターボタンの半押しで AE ロックできるようにする → A c1[半押し AE ロッ ク] (0 283) • AAE/AF ロックボタンに別の機能を割り当てる → A f6[AE/AF ロックボタンの機 能] (0 312) Z 127
画像の明るさを意図的に変更する (露出補正) 露出補正とは、カメラが制御する適正露出値を意図的に変えることで、画 像全体を明るくしたり、暗くしたいときなどに使います。露出補正を行 うときは、測光モードを中央部重点測光またはスポット測光に設定する と効果的です(0 113)。 − 1 段補正 + 1 段補正 露出補正なし ❚❚ 露出補正の設定方法 E ボタンを押しながら、メイン コマンドダイヤルを回す Z E ボタン • 露出補正値は、表示パネルに表示されます。 • 露出補正は、1/3 段ステップで± 5 段の範囲で 設定できます。 128 メインコマンド ダイヤル
• E ボタンを押すと、表示パネルとファインダー内表示で設定した補正量 を確認できます。 補正なし (E ボタンを押したとき) − 0.3 段補正 + 2 段補正 • 補正量を設定すると、表示パネルとファイン ダー内表示に露出補正マーク E と露出補正イン ジケーターが表示され、露出モードが e、f、ま たは g の場合は[0]が点滅します。 • 被写体を明るくしたいときは+側に、暗くした いときは−側に補正するのが基本です。 • 露出補正を解除するには、補正量を 0.
露出や調光、ホワイトバランス、 アクティブ D- ライティングを変え ながら撮影する(オートブラケティング撮影) 明るさ(露出)、フラッシュの発光量、ホワイトバランス、アクティブ D-ラ イティング(ADL)の設定をカメラが自動的に変えながら撮影します。画像 の明るさやフラッシュの発光量の調整が難しい場合や複数の光源が混在して いてホワイトバランスを決めにくい場合の撮影に効果的です。 ❚❚ AE ブラケティング、フラッシュブラケティングの撮 影方法 露出値(AE)とフラッシュの発光量を変えながら撮影します。 補正なし − 1 段補正 + 1 段補正 Z A AEブラケティング、フラッシュブラケティングについて [AE・フラッシュブラケティング]では、AE ブラケティングとフラッシュブラケティ ングを同時に行います。AE ブラケティングだけを行いたいときは[AE ブラケティン グ]を、フラッシュブラケティングだけを行いたいときは[フラッシュブラケティン グ]を選びます。フラッシュブラケティングは、i-TTL 調光時および絞り連動外部自動 調光時(別売の絞り連動外部自動調光対応スピードライト使用時のみ
1 カスタムメニュー e5 [オートブラケティング のセット]で[AE・フ ラッシュブラケティン グ]を選ぶ • G ボタンを押して、カス G ボタン タムメニュー e5[オートブ ラケティングのセット]で [AE・フラッシュブラケ ティング]を選んで J ボタ ンを押します。 •[AE ブラケティング]、[フ J ボタン ラッシュブラケティング] を選んだ場合も操作は同じ です。 2 撮影コマ数を設定する • D ボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回すと、撮影コマ 数を設定できます。 撮影コマ数 Z D ボタン メインコマンド ダイヤル 表示パネル オートブラケティング インジケーター • r 以外に設定すると、表示パネルに M マークとオートブラケティングインジ ケーターが、ファインダー内表示には D マークが表示されます。 131
3 補正ステップを設定する • D ボタンを押しながらサブコマンドダイヤルを回すと、補正ステッ プを設定できます。 補正ステップ D ボタン サブコマンド ダイヤル 表示パネル • 補正ステップは、露出設定ステップ幅が「1/3 段」の場合、0.3(1/3 段)、0.7(2/3 段) 、1.0(1 段)から選ぶことができます。 • 補正ステップが 0.3 のときの撮影コマ数と撮影順序は次の表の通りです。 表示パネル オートブラケティング 撮影 インジケーター コマ数 0 3 3 2 2 3 Z 5 7 9 132 撮影順序 0 0/ + 0.3/ + 0.7 0/ − 0.7/ − 0.3 0/ + 0.3 0/ − 0.3 0/ − 0.3/ + 0.3 0/ − 0.7/ − 0.3/ + 0.3/ + 0.7 0/ − 1.0/ − 0.7/ − 0.3/ + 0.3/ + 0.7/ + 1.0 0/ − 1.3/ − 1.0/ − 0.7/ − 0.3/ + 0.3/ + 0.7/ + 1.0/ + 1.
4 撮影する • 設定した撮影コマ数を撮影してください。 • シャッタースピードと絞り値は補正された 値が表示されます。 • 表示パネルには、オートブラケティングインジケーターが表示されま す。撮影するたびに、コマ数を示す表示が、オートブラケティングイ ンジケーター上から消えます。 撮影コマ数:3 補正ステップ:0.
❚❚ AE、フラッシュブラケティング撮影をやめるには D ボタンを押しながら、メインコマンドダイヤルを回して表示パネル の撮影コマ数を r にしてください(M マークが消灯します)。ただし、 設定した補正ステップは記憶されます。また、ツーボタンリセット (0 189)でもブラケティングを解除できますが、この場合は設定した補 正ステップもリセットされます。 A AE・フラッシュブラケティング、AE ブラケティング、フラッ シュブラケティング撮影について • レリーズモード(0 101)を CL または CH にセットして連続撮影する場合、シャッター ボタンを押し続けると、セットしたコマ数の撮影が終了した時点でいったん停止し、 シャッターボタンを押し直すと次の連続撮影が可能になります。 • セルフタイマー撮影時(0 104)には、シャッターボタンを全押しすると、カスタ ムメニュー c3[セルフタイマー] (0 284)の[連続撮影間隔]で設定した撮影間 隔で撮影します。ただし、c3 の[撮影コマ数]で設定した撮影コマ数にかかわらず、 0 131 の手順 2 で設定した撮影コマ数が 1 コマずつ撮影されます。 •
❚❚ WB ブラケティングの撮影方法 ホワイトバランスの色温度を変えながら撮影します。ホワイトバランス についての説明は、0 141 をご覧ください。 1 カスタムメニュー e5[オートブラケ ティングのセット]で[WB ブラケ ティング]を選ぶ 2 撮影コマ数を設定する • D ボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回すと、撮影コマ 数を設定できます。 撮影コマ数 D ボタン メインコマンド ダイヤル 表示パネル WB ブラケティング インジケーター • r 以外に設定すると、表示パネルに W マークと WB ブラケティングインジケー Z ターが、ファインダー内表示には D マークが表示されます。 D WBブラケティングの制限について WB ブラケティングは、RAW を含む画質モードでは使用できません。 135
3 補正ステップを設定する • D ボタンを押しながら、サブコマンドダイヤルを回すと補正ステッ プを設定できます。 補正ステップ D ボタン サブコマンド ダイヤル 表示パネル 、2(2 段)、3(3 段)から選ぶことができ • 補正ステップは、1(1 段) ます。 • ホワイトバランス補正ステップの 1 段は、約 5 ミレッドに相当します。A 方向に数が大きくなるごとにアンバーが強くなります。B 方向に数が大き くなるごとにブルーが強くなります(0 145)。 • 補正ステップが 1 のときの撮影コマ数と撮影順序は次の表の通りです。 表示パネル Z 136 WB ブラケティング 撮影 インジケーター コマ数 補正 ステップ 0 3 3 2 2 3 1段 B 方向 1 段 A 方向 1 段 B 方向 1 段 A 方向 1 段 各方向 1 段 5 各方向 1 段 7 各方向 1 段 9 各方向 1 段 撮影順序 0 B1/0/B2 A1/A2/0 0/B1 0/A1 0/A1/B1 0/A2/A1/ B1/B2 0/A3/A2/A1/ B1/B2/B3 0/A4/A3/A
4 撮影する • シャッターボタンを 1 回全押しすると、 設定した全てのコマ数の画像が記録さ れます。 • ホワイトバランスを微調整にしていた場 合は、微調整に WB ブラケティングの補 正ステップが加算されます。 • WB ブラケティングの撮影コマ数が記録 可能コマ数より多い場合、表示パネル に n が、ファインダー内表示に j が右図のように点滅し、シャッ ターがきれません(表示パネルの残量 のないメモリーカードのアイコンも点 滅します) 。新しいメモリーカードに交 換すると撮影できます。 ❚❚ WB ブラケティング撮影をやめるには D ボタンを押しながら、メインコマンドダイヤルを回して表示パネル の撮影コマ数を r にしてください(W マークが消灯します)。ただし、 設定した補正ステップは記憶されます。また、ツーボタンリセット (0 189)でもブラケティングを解除できますが、この場合は設定した補 正ステップもリセットされます。 Z A WBブラケティング撮影について • WB ブラケティングでは、色温度(A(アンバー)から B(ブルー)への横方向)の 補正のみを行います(0 145)。G(
❚❚ ADL ブラケティングの撮影方法 アクティブ D- ライティングの効果の度合いを変えながら撮影します。アク ティブ D- ライティングについての説明は、0 170 をご覧ください。 1 カスタムメニュー e5[オートブラケ ティングのセット]で[ADL ブラケ ティング]を選ぶ 2 撮影コマ数を設定する • D ボタンを押しながら、メインコマンドダイヤルを回すと撮影コマ 数を設定できます。 撮影コマ数 D ボタン メインコマンド ダイヤル 表示パネル ADL ブラケティング インジケーター Z • r 以外に設定すると、表示パネルに d マークと ADL ブラケティングインジケーター が、ファインダー内表示には D マークが表示されます。 • 設定した撮影コマ数により、ブラケティングの内容が次のように異な ります。 撮影コマ数 ブラケティングの内容 2 コマ [しない]→(手順 3 で設定するアクティブ D- ライティングの度 合い)の順に撮影 3 コマ 4 コマ 5 コマ [しない]→[弱め]→[標準]の順に撮影 [しない]→[弱め]→[標準]→[強め]の順に撮影 [
3 アクティブ D- ライティングの度合いを設定する • D ボタンを押しながらサブコマンドダイヤルを回すと、撮影コマ数 が 2 コマのときの 2 コマ目のアクティブ D- ライティングの度合いを設 定できます。 D ボタン サブコマンドダイヤル • アクティブ D- ライティングの度合いは、表示パネルの ADL ブラケティ ングインジケーターで確認できます。 アクティブ D- ライティングの度合い Y オート R 弱め 表示パネル Z Q 標準 P 強め Z より強め 139
4 撮影する • 設定した撮影コマ数を撮影してください。 • 表示パネルには、ADL ブラケティングインジ ケーターが表示されます。撮影するたびに、 コマ数を示す表示が、ADL ブラケティングイ ンジケーター上から消えます。 ❚❚ ADL ブラケティング撮影をやめるには D ボタンを押しながら、メインコマンドダイヤルを回して表示パネルの撮 影コマ数を r にしてください(d マークが消灯します)。ただし、設定 したアクティブ D- ライティングの度合いは記憶されます。また、ツーボタン リセット(0 189)でもブラケティングを解除できますが、この場合は設定 したアクティブ D-ライティングの度合いもリセットされます。 Z A ADL ブラケティング撮影について • レリーズモード(0 101)を CL または CH にセットして連続撮影する場合、シャッ ターボタンを押し続けると、セットしたコマ数の撮影が終了した時点でいったん停 止します。シャッターボタンを押し直すと次の連続撮影が可能になります。 • セルフタイマー撮影時(0 104)には、シャッターボタンを全押しすると、カスタ (0 284)の[連続
rホワイトバランス ホワイトバランスを変更する 光源に合わせて、画像が見た目に近い色で撮影されるようにすることを 「ホワイトバランスを合わせる」といいます。初期設定の v(オート) でほとんどの光源に対応できますが、撮影した画像が思い通りの色にな らないときは、天候や光源に合わせてホワイトバランスを変更してくだ さい。 ホワイトバランス 設定される 色温度 v(オート)で充分な効果を得るには、 G または D タイプレンズをお使いになるこ v オート AUTO1 標準 約 3500 ∼ AUTO2 8000K ※ 電球色を残す J 電球 内容 約 3000K ※ とをおすすめします。また、内蔵フラッシュ または別売のスピードライトの使用時は、 フラッシュ発光時の条件に応じて適したホ ワイトバランスに調整されます。 白熱電球下での撮影に適しています。 ― 蛍光灯など、次の 7 種類の光源を使った撮 影に適しています。 ナトリウム灯 混合光 約 2700K ※ 野球場、体育館などのナトリウム灯の混合 光を使った撮影に適しています。 電球色蛍光灯 約 3000K ※ 電球色蛍光灯
ホワイトバランス 設定される 色温度 内容 N フラッシュ 約 5400K ※ 内蔵フラッシュまたは別売のスピードライ トを使って撮影する場合に適しています。 G 曇天 M 晴天日陰 約 6000K ※ 曇り空の屋外での撮影に適しています。 約 8000K ※ 晴天の日陰での撮影に適しています。 K 色温度設定 L プリセット マニュアル 約 2500 ∼ 10000K ― 色温度を直接指定できます(0 147) 。 撮影者が被写体や光源を基準にホワイトバ ランスを合わせたり、メモリーカード内の 画像と同じホワイトバランスで撮影したり できます(0 150) 。 ※微調整が 0 の場合の値です。 ❚❚ ホワイトバランスの設定方法 U ボタンを押しながら、メインコマンドダイヤルを回す • ホワイトバランスは、表示パネルに表示されます。 r U ボタン メインコマンド ダイヤル A[ホワイトバランス]について ホワイトバランスは撮影メニュー(0 262)でも設定で きます。 142 表示パネル
A v(オート)について v(オート)の場合は、撮影メニューで[AUTO1 標準]と[AUTO2 電球色を残 す]から選べます。 [AUTO2 電球色を残す]を選ぶと、電球色の光源下で撮影した際 に暖かみのある画像の仕上がりになります。 A I(蛍光灯)について I(蛍光灯)の場合は、撮影メニュー(0 262)で選んだ種類の蛍光灯になります。 D スタジオ用大型ストロボを使用する場合 スタジオ用大型ストロボを使用する場合は、v(オート)に設定していても適正な ホワイトバランスが得られない場合があります。その場合は、N(フラッシュ)モード にして微調整を行うか、プリセットマニュアルをお使いください。 A 色温度について 光の色には、赤味を帯びたものや青味を帯びたものがあり、人間の主観で光の色を表 すと、見る人によって微妙に異なリます。そこで、光の色を絶対温度(K:ケルビン) という客観的な数字で表したのが色温度です。色温度が低くなるほど赤味を帯びた光 色になり、色温度が高くなるほど青味を帯びた光色になります。 赤味大 青味大 3000 q w 4000 e r 5000 tyu i
ホワイトバランスを微調整する ホワイトバランスは、さらに微調整できます。 ❚❚ 撮影メニューの[ホワイトバランス]で設定する場合 1 設定したいホワイトバラ ンスを選ぶ • G ボタンを押して、撮影 メニューの[ホワイトバラ ンス]で設定したいホワイ トバランスを選びます。 G ボタン •[色温度設定]以外のホワイ トバランスを選んでマルチセレクターの 2 を押すと、微調整画面が表 示されます。 •[オート]の場合は、[AUTO1 標準]または[AUTO2 電球色を残す] を選んで 2 を押すと、微調整画面が表示されます。 •[蛍光灯]の場合は、該当する蛍光灯の種類を選んで 2 を押すと、微 調整画面が表示されます。 •[プリセットマニュアル]の場合の微調整画面の表示方法については、 「プリセットマニュアルデータの微調整について」(0 155)をご覧く ださい。 2 r 微調整値を設定する • マルチセレクターを操作すると、 A(アンバー)、B(ブルー)、G (グリーン) 、M(マゼンタ)の 4 方向で、各方向 6 段まで微調整 できます。設定した座標上の色 に画像を補正します。 144
• 座標とホワイトバランスの効果の関係は次の図のようになります。 グリーンが 強くなる G(グリーン) A(アンバー) B(ブルー) マゼンタが 強くなる M(マゼンタ) ブルーが強くなる アンバーが強くなる 、B(ブルー)方向は、色温度の高さを微調整できます。 • A(アンバー) 1 段は約 5 ミレッドに相当します。 • G(グリーン)、M(マゼンタ)方向は、色補正用(CC)フィルター と同じような微調整ができます。 3 微調整値を決定する • J ボタンを押して微調整値を決定すると、 撮影メニューに戻ります。 J ボタン • ホワイトバランスを微調整すると、表示パネ ルにアスタリスク(U)が表示されます。 r A ホワイトバランスの微調整画面について ホワイトバランスの微調整画面で表示されている色は、色温度方向の目安の色を表し ています。微調整画面で設定しても、設定したそのままの色の画像にはならない場合 があります。たとえば、ホワイトバランスを J(電球)に設定して B(ブルー)方向 に微調整しても、青色が強い画像にはなりません。 145
A ミレッド(MIRED)について 色温度の逆数を百万(106)倍したものです。色温度は、同じ色温度差でも、色温度の 低い場合では色の変化が大きく、色温度の高い場合では、色の変化が小さくなります。 たとえば同じ 1000 ケルビンの違いでも 6000 ケルビン付近での変化は比較的小さく、 3000 ケルビン付近では 1000 ケルビンの違いで光色が大きく変わります。ミレッドは、 その変化幅をほぼ同じに表現する尺度であり、色温度変換フィルターの単位としても 利用されます。 例) 色温度の差(K:ケルビン) :ミレッドの差 (M:ミレッド) 4000K − 3000K = 1000 K 7000K − 6000K = 1000 K : 83 M : 24 M ❚❚ ホワイトバランスボタンとサブコマンドダイヤルで 設定する場合 U ボタンを押しながら、サブコマンドダイヤルを回す • ホワイトバランスの微調整値は、表示パネルに表示されます。 U ボタン r サブコマンド ダイヤル 表示パネル • U ボタンとサブコマンドダイヤルで微調整する場合は、A(アンバー) から B(ブルー)への横軸の方向の
色温度を指定してホワイトバランスを 設定する(色温度設定) ホワイトバランスを K(色温度設定)にしたときは、ホワイトバランス の色温度を直接数値で指定できます。 ❚❚ 撮影メニューの[ホワイトバランス]で設定する場合 A(アンバー)、B(ブルー)方向と G(グリーン)、M(マゼンタ)方向 の両方の色温度(0 145)を設定できます。 1 撮影メニューの[ホワイ トバランス]で[色温度 設定]を選ぶ • G ボタンを押して、撮影 メニューの[ホワイトバラ ンス]で[色温度設定]を G ボタン 選んでマルチセレクターの 2 を押します。 2 A(アンバー)、B(ブルー) 方向の色温度を設定する • 4 または 2 を押して色温度を 1 桁ずつ選び、1 または 3 を押 して数値を設定します。 A(アンバー)、 B(ブルー)方向の r 色温度 147
3 G(グリーン)、M(マゼン タ)方向の色温度を設定する • 4 または 2 を押して、G(グ リーン) 、M(マゼンタ)方向の 色温度にカーソルを移動し、1 または 3 を押して数値を設定し ます。 4 G(グリーン)、 M(マゼンタ)方向 の色温度 色温度を決定する • J ボタンを押して色温度を決定すると、撮 影メニューに戻ります。 J ボタン • G(グリーン)、M(マゼンタ)方向の色温 度を 0 以外に設定すると、表示パネルにアス タリスク(U)が表示されます。 r 148
❚❚ ボタン操作で色温度を設定する場合 U ボタンを押しながら、サブコマンドダイヤルを回す、または マルチセレクターの 1342 を押す • U ボタンを押しながらサブ コマンドダイヤルを回すと、 色温度が切り替わります(ミ レッド単位、0 146)。 U ボタン サブコマンドダイヤル • U ボタンを押しながらマルチセレクターの 4また は 2 を押すと、色温度を 1 桁ずつ選べます。1 また は 3 を押すと選んだ桁の数値を設定できます(10 ケ ルビン単位)。 • A(アンバー)、B(ブルー)方向の色温度のみ設定 できます。 • 色温度は表示パネルに表示されます。 表示パネル r D 色温度設定についてのご注意 • 光源が蛍光灯やフラッシュのときは、色温度設定を使わず、それぞれ I(蛍光灯)、 c(フラッシュ)に設定してください。 • ホワイトバランスの色温度を指定したときは、試し撮りをして、設定した色温度が 撮影状況に適しているかどうかを確認することをおすすめします。 149
基準となる白を測定して ホワイトバランスを設定する (プリセットマニュアル) プリセットマニュアルでは、撮影する照明下で取得したホワイトバラン スデータまたは撮影済みの画像のプリセットマニュアルデータをカメラ に保存し、ホワイトバランスを設定します。カクテル照明や特殊照明下 で、前記の v(オート)や J(電球)などの各設定や、色温度設定で は望ましいホワイトバランスが得られない場合に便利です。 最大 4 種類のプリセットマニュアルデータ(d-1 ∼ d-4)をカメラに保存 できます。プリセットマニュアルデータを保存するには、次の方法があ ります。 プリセットマニュアルデータを カメラで新規取得して保存する 撮影済みの画像のホワイトバランス データをコピーして保存する 撮影する照明下で白またはグレーの被写 体を基準にして撮影を行い、撮影データ から取得して保存します(0 151)。 メモリーカードにある画像のホワイトバ ランスデータをコピーして保存します (0 154) 。 r A すでに設定されているプリセットマニュアルデータの変更について 使用するプリセットマニュアルデータの保存場所は、撮影メニュー
❚❚ プリセットマニュアルデータの新規取得 プリセットマニュアルデータを取得する前に: • プリセットマニュアルデータを取得する場合は、あらかじめホワイトバ ランスをセットする照明下で、無彩色(白またはグレー)の被写体を用 意しておいてください。スタジオ用大型ストロボにてホワイトバランス をセットする場合は、被写体をグレー(ホワイトバランス取得用の 18% 標準反射板)にすることをおすすめします。 • 無彩色(白またはグレー)の被写体を基準にプリセットマニュアルデー タを取得するときは、カメラが露出を通常よりも 1 段オーバーになるよ うに自動的に調整します。露出モードが h の場合は、露出インジケー ターを確認して、適正露出になるよう設定してください(0 121)。 1 U ボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回して、 表示パネルのホワイトバランス表示を L に合わせる U ボタン 2 メインコマンド ダイヤル 表示パネル 新規取得するプリセットマニュアルデータの保存場所を選ぶ r U ボタンを押しながらサブコマンドダイヤルを回して、これから取得す るプリセットマニュアルデータの保存
3 プリセットマニュアル取得モードにする • いったん U ボタンから指を放し、再度 U ボタンを押し続けると、プリセット マニュアル取得モードになり、表示パネ ルに L が、ファインダー内表示に D の文字が、それぞれ約 6 秒間点滅します。 表示パネル ファインダー内表示 4 L(D)の点滅中に白またはグレーの被写体を撮影する • 撮影時に使う照明の下で、用意した無彩色(白またはグ レー)の被写体をファインダーいっぱいにとらえてシャッ ターボタンを全押しすると、プリセットマニュアルデータ が取得され、手順 2 で選んだ保存場所に保存されます。 • ピントが合わなくてもシャッターがきれ、プリセットマニュアルデー タが正常に取得されます。 • シャッターボタンを押しても、メモリーカードに画像は記録されません。 5 r 正常にプリセットマニュアルデータが取得されたことを確認 する • プリセットマニュアルデータが取得され ると、表示パネルに C の文字が、ファ インダー内表示に a の文字が、それぞれ 約 6 秒間点滅し、プリセットマニュアル取 得モードを終了します。 表示パネル ファインダ
• 被写体が極端に低輝度または高輝度の場 合、カメラがプリセットマニュアルデー タを取得できないことがあります。この 場合、表示パネルとファインダー内表示 にb a の文字が、それぞれ約 6 秒間点 表示パネル 滅します。このとき、シャッターボタン を半押しするとプリセットマニュアル取 得モード(手順 4)に戻ります。 ファインダー内表示 D プリセットマニュアル取得モードの時間制限について プリセットマニュアル取得モードは、何も操作しないままカスタムメニュー c2[半押 しタイマー](0 283)で設定した時間が過ぎると解除されます。 D プリセットマニュアルデータ取得時の制限について 次の場合は、プリセットマニュアルデータを取得できません: • ライブビュー撮影時(0 43、57) • HDR(ハイダイナミックレンジ)撮影時(0 172) • 多重露出撮影時(0 192) • カスタムメニュー g4[シャッターボタンの機能]が[動画撮影]のとき(0 322) A ホワイトバランスのプロテクト設定について プロテクト設定(0 156)されたプリセットマニュアルデータが選ばれている場合、
❚❚ 撮影済み画像のホワイトバランスデータをコピーする 選択したプリセットマニュアルデータの保存場所に、メモリーカード内 の画像で使用されたホワイトバランスを、プリセットマニュアルデータ としてコピーできます。 1 撮影メニューの[ホワイ トバランス]で[プリ セットマニュアル]を 選ぶ • G ボタンを押して、撮影 メニューの[ホワイトバラン G ボタン ス]で[プリセットマニュア ル]を選んでマルチセレク ターの 2 を押します。 2 コピー先を選ぶ • マルチセレクターで黄色い枠を 移動して d-1 ∼ d-4 の中からコ ピー先を選びます。 • 中央ボタンを押すと設定画面が 表示されます。 3 [使用する画像の選択]を選ぶ r •[使用する画像の選択]を選んで 2 を押すと、メモリーカード内 の画像が一覧表示されます。 154
4 ホワイトバランスデータを コピーしたい画像を選ぶ • マルチセレクターで黄色い枠を 移動して画像を選びます。 • 選択した画像は、X ボタンを押 している間、拡大して確認でき ます。 • W ボタンを押すと、[スロット / フォルダー 指定メニュー]画面が表示され、スロットや フォルダーを切り換えられます(0 217)。 5 ホワイトバランスデータをコピーする • J ボタンを押すとメモリーカード内の画像の ホワイトバランスデータがコピーされます。 • 選択した画像に画像コメント(0 332)があ る場合、画像コメントもコピーされます。 J ボタン A 設定画面でのプリセットマニュアルデータの切り換えについて 設定画面で、マルチセレクターの 1 を押してプリセッ トマニュアルデータ(d-1 ∼ d-4)を選び、2 を押すと、 プリセットマニュアルデータが切り替わります。 r A プリセットマニュアルデータの微調整について 設定画面で[微調整]を選ぶと、微調整画面が表示さ れ、選択中のプリセットマニュアルデータを微調整でき ます(0 144)。 155
❚❚ プリセットマニュアルデータにコメントを入力する 選択したプリセットマニュアルデータにコメント(最大 36 文字)を入力 します。 1 撮影メニューの[ホワイトバ ランス]で[プリセットマ ニュアル]を選ぶ •[プリセットマニュアル]を選ん でマルチセレクターの 2 を押し ます。 2 プリセットマニュアルデータ を選ぶ • マルチセレクターで黄色い枠を 移動して、プリセットマニュア ルデータを選びます。 • 中央ボタンを押すと設定画面が 表示されます。 3 [コメント編集]を選ぶ •[コメント編集]を選んで 2 を押 します。 r 4 コメントを入力する • 最大 36 文字入力できます。コメントの入力 方法は、「カスタムピクチャーコントロールを 登録する」の手順 6 をご覧ください (0 166)。 156
❚❚ プリセットマニュアルデータを保護する(プロテクト) 選択したプリセットマニュアルデータにプロテクト(保護)を設定でき ます。プロテクト設定されたプリセットマニュアルデータは微調整やコ メント編集ができなくなります。 1 撮影メニューの[ホワイトバ ランス]で[プリセットマ ニュアル]を選ぶ •[プリセットマニュアル]を選ん でマルチセレクターの 2 を押し ます。 2 プリセットマニュアルデータ を選ぶ • マルチセレクターで黄色い枠を 移動して、プリセットマニュア ルデータを選びます。 • 中央ボタンを押すと設定画面が 表示されます。 3 [プロテクト]を選ぶ •[プロテクト]を選んで 2 を押し ます。 r 4 [する]を選ぶ •[する]を選んで J ボタン を押すと、選んだプリセッ トマニュアルデータがプロ テクト設定されます。 • プリセットマニュアルデー J ボタン タのプロテクトを解除する には、もう一度[プロテク ト]を選んでから[しない]を選びます。 157
r 158
J画像処理 画像の仕上がりを簡単に設定した り、思い通りに調整する (ピクチャーコントロール) 「ピクチャーコントロール(Picture Control)システム」とは、対応する カメラまたはソフトウェアで調整した画像調整の設定を相互に利用でき るニコン独自の画作りシステムです。 ピクチャーコントロールを選ぶ このカメラには、被写体や撮影シーンに合わせて選ぶことのできる「ピ クチャーコントロール」が搭載されています。 Q スタンダード 鮮やかでバランスの取れた標準的な画像になります。 • ほとんどの撮影状況に適しています。 R ニュートラル 素材性を重視した自然な画像になります。 • 撮影した画像を積極的に調整、加工する場合に適してい ます。 S メリハリのある生き生きとした色鮮やかな画像になります。 • 青、赤、緑など、原色を強調したいときに適しています。 ビビッド T モノクローム o ポートレート p 風景 白黒やセピアなど、単色の濃淡で表現した画像になります。 J 人物の肌が滑らかで自然な画像になります。 自然の風景や街並みが色鮮やかな画像になります。 159
1 L(Z/Q)ボタンを 押す • ピクチャーコントロールの 一覧画面が表示されます。 L(Z/Q)ボタン 2 設定したいピクチャー コントロールを選ぶ • J ボタンを押して設定し ます。 J ボタン A[ピクチャーコントロール]と[カスタムピクチャーコントロー ル]について •[ピクチャーコントロール]では、ピクチャーコントロールを撮影目的や好みに合わ せて調整できます。 • 撮影メニューで[カスタムピクチャーコントロール]を選ぶと、調整したピクチャー コントロールに名前を付けて登録したり(0 165) 、メモリーカードを使って、同じ 機種のカメラやピクチャーコントロールに対応するソフトウェアと共用する (0 168)ことができます。 A[ピクチャーコントロール]について ピクチャーコントロールは撮影メニュー(0 262)でも 設定できます。 J A 撮影中のピクチャーコントロールの確認に ついて 使用しているピクチャーコントロールは、R ボタンを押す と表示されるインフォ画面で確認できます。 ピクチャーコントロール マーク 160
ピクチャーコントロールを調整する ピクチャーコントロールやカスタムピクチャーコ ントロール(0 165)の設定は、撮影目的や好み に合わせて調整できます。輪郭強調、コントラス ト、色の濃さ(彩度)をバランス良く自動的に調 整できる「クイック調整」や各項目を手動で細か く調整する「手動調整」ができます。 1 調整したいピクチャーコント ロールを選ぶ • ピクチャーコントロールの一覧画 面(0 160)で、マルチセレク ターの 2 を押します。 2 ピクチャーコントロールを 調整する • 1 または 3 で調整する項目 (0 162)を選んで、4 または 2 で値を設定します。 •[クイック調整]を選ぶと、各項 目のレベルを自動的に調整します。 • O(Q)ボタンを押すと初期設定の内容に戻ります。 3 設定する • J ボタンを押して設定します。 J A ピクチャーコントロールを調整した場合 の表示について ピクチャーコントロールを調整すると、アイコンと項目 名の末尾にアスタリスク(U)が表示されます。 161
❚❚ レベル調整の設定項目 J 輪郭強調、コントラスト、色の濃さ(彩度)のレベルを自動的に 調整します。[− 2]∼[+ 2]までの調整ができます。 • −側にするとそれぞれのピクチャーコントロールの特徴を抑 クイック調整※ 1 えた画像になり、+側にするとそれぞれのピクチャーコント ロールの特徴を強調した画像になります。たとえば[ビビッ ド]を選んで+側にクイック調整すると、色の鮮やかさを強 調します。 輪郭の強弱を調整します。 [0] (輪郭強調しない)∼[9]までの 手動調整と、自動で調整する[A](オート)があります。 輪郭強調 • 数字が大きいほどくっきりとした画像になり、小さいほどソ フトな画像になります。 画像のコントラストを調整します。[− 3]∼[+ 3]までの手 動調整と、自動で調整する[A](オート)があります。 コント • −側にすると軟調な画像になり、+側にすると硬調な画像に ラスト なります。晴天時の人物撮影や白とびが気になる場合などは −側が、霞んだ遠景の撮影などには+側が適しています。 白とびや黒つぶれを抑えながら画像の明るさを調整します。 明るさ [− 1]∼[+ 1]ま
※ 2[モノクローム]や[モノクローム]を元にしたカスタムピクチャーコントロールの ときは、表示されません。 ※ 3[モノクローム]や[モノクローム]を元にしたカスタムピクチャーコントロールの ときのみ表示されます。 D[輪郭強調]、[コントラスト]、[色の濃さ(彩度)]の[A](オー ト)についてのご注意 • 同じような状況で撮影しても、被写体の位置や大きさ、露出によって、仕上がり具 合は変化します。 • 充分な効果を得るには、G タイプまたは D タイプのレンズをお使いになることをおす すめします。 A ピクチャーコントロール調整時のグリッド表示 • ピクチャーコントロール調整中にWボタンを押して いる間、調整しているピクチャーコントロールのコン トラストと彩度が座標で表示され、他のピクチャーコ ントロールとの関係がわかります。ボタンを放すと、 調整画面に戻ります。 •[モノクローム]の場合、グリッド表示はコントラス トのみ表示されます。 •[コントラスト]または[色の濃さ(彩度)]に[A] (オー ト)が設定されたピクチャーコントロールは、グリッド 表示時はアイコンが緑色で表示されます。また、各軸に
A[モノクローム]の[フィルター効果]について [フィルター効果]には、次のような効果があります。 Y(黄※) コントラストを強調する効果があり、風景撮影で空の明る O(オレンジ※) さを抑えたい場合などに使います。 [Y]→[O]→[R] R の順にコントラストが強くなります。 (赤※) G(緑※) 肌の色や唇などを落ち着いた感じに仕上げます。ポート レート撮影などに使います。 ※ 市販の白黒写真用カラーフィルターの色です。[フィルター効果]で得られる効果 は、市販の白黒写真用カラーフィルターよりも強くなります。 A[モノクローム]の[調色]について [調色]の項目([B&W]以外)を選んでマルチセレク ターの 3 を押すと、さらに色の濃淡を 7 段階から選べま す。4 または 2 を押して選んでください。 J 164
カスタムピクチャーコントロールを登録する カメラに搭載された「ピクチャーコントロール」は、好みに合わせて調 整して、「カスタムピクチャーコントロール」として登録できます。 ❚❚ カスタムピクチャーコントロールの登録方法 1 撮影メニューの[カスタ ムピクチャーコントロー ル]を選ぶ • G ボタンを押して、撮影 メニューの[カスタムピク チャーコントロール]を選 G ボタン んでマルチセレクターの 2 を押します。 2 [編集と登録]を選ぶ •[編集と登録]を選んで 2 を押す と、 [編集・登録対象を選択]画 面が表示されます。 3 元にするピクチャーコント ロールを選ぶ • ピクチャーコントロールを選ん で 2 を押すと、編集画面が表示 されます。 J • 編集を行わない場合は J ボタン を押します。[登録先の選択]画面が表示されます(手順 5 へ)。 165
4 ピクチャーコントロールを調整する • 項目の内容や調整方法は[ピク チャーコントロール]と同じです。 • J ボタンを押すと[登録先の選 択]画面が表示されます。 • O(Q)ボタンを押すと初期設 定の内容に戻ります。 5 登録先を選択する • C-1 ∼ 9(カスタム 1 ∼ 9)の中か ら登録先を選びます。 6 名前を入力する • 初期状態では、 「(元になったピ クチャーコントロール名)XX」が名前エリアに入力され ています。XX には自動的に数 値が設定されます。 キーボード エリア 名前エリア • 登録名は 19 文字まで入力でき ます。文字はカーソル位置に挿入されます。 • 登録名を変更しない場合は、手順 7 へ進みます。 • 名前エリアに新しい文字を入力する場合は、マルチセレクターを操作 J して入力するキーボードエリアの文字上にカーソルを移動させ、中央 ボタンを押します。 • 名前エリアのカーソルを左右に移動する場合は、W ボタンを押しな がら 4 または 2 を押します。 • 名前エリアからあふれた文字は削除されます。 • 登録名を 1 文字削除するには、W ボタンを押
7 登録名の編集を終了する • J ボタンを押します。 J ボタン • 登録したカスタムピクチャーコントロール は、ピクチャーコントロールの一覧画面に 表示されます。 A 登録名変更について [カスタムピクチャーコントロール]で[登録名変更] を選ぶと、登録したカスタムピクチャーコントロールの 名前を変更できます。 A 登録したカスタムピクチャーコントロールを削除するには [カスタムピクチャーコントロール]で[削除]を選ぶと、登録したカスタムピクチャー コントロールを削除できます。 A 元になったピクチャーコントロールの表示について カスタムピクチャーコントロールの調整画面では、元 になったピクチャーコントロールがアイコンで表示さ 元になった ピクチャーコントロール J れます。 A カスタム 1∼ 9で調整できる項目について カスタム 1 ∼ 9 を選んだ場合は、元になったピクチャーコントロールと同じ項目が調整 できます。 167
メモリーカードを使ってピクチャーコントロー ルを対応ソフトウェアと共用する 付属の ViewNX 2 や別売の Capture NX 2 のピクチャーコントロールユー ティリティー(Picture Control Utility)で作成したカスタムピクチャー コントロールを、メモリーカードからカメラに読み込んで登録したり、カ メラで作成したカスタムピクチャーコントロールをメモリーカードにコ ピーすることができます。また、メモリーカード上の不要なカスタムピ クチャーコントロールを削除することもできます。 1 [カスタムピクチャーコント ロール]画面で[メモリー カードを使用]を選ぶ •[メモリーカードを使用]を選ん でマルチセレクターの 2 を押す と、[メモリーカードを使用]画 面が表示されます。 2 [カメラに登録]、[メモリー カードから削除]または[メモ リーカードにコピー]を選ぶ [カメラに登録]: • メモリーカードにあるカスタムピ クチャーコントロールをカメラに 登録できます。カメラに登録したいカスタムピクチャーコントロール J 168 と登録先(C-1 ∼ 9(カスタム 1 ∼ 9))
[メモリーカードから削除]: • メモリーカードにあるカス タムピクチャーコントロー ルを選んで削除できます。 右のような確認画面が表示 されるので、[はい]を選ん J ボタン で J ボタンを押すと、選ん だカスタムピクチャーコン トロールを削除できます。 [メモリーカードにコピー]: • カメラにあるカスタムピクチャーコントロールをメモリーカードにコピー できます。メモリーカードにコピーしたいカスタムピクチャーコントロー ルとコピー先(1 ∼ 99)を選んで J ボタンを押すと、選んだカスタムピ クチャーコントロールがメモリーカードにコピーされます。 J A メモリーカードへのコピー / メモリーカードからの削除について • カメラに搭載されているピクチャーコントロール(スタンダード、ニュートラル、 ビビッド、モノクローム、ポートレート、風景)は、コピーや削除ができません。 • メモリーカードを 2 枚使用している場合、撮影メニューの[主スロットの選択] (0 88) で選んだ主スロットのカードが対象になります。 • メモリーカードに保存できるカスタムピクチャーコントロールは、99 個までです。
白とびや黒つぶれを抑えて撮影する アクティブ D- ライティングで撮影する 撮影の前にあらかじめ[アクティブ D- ライティング]を設定しておくと、 ハイライト部の白とびを抑え、暗部の黒つぶれを軽減する効果がありま す。見た目のコントラストに近い画像に仕上がります。暗い室内から外 の風景を撮ったり、直射日光の強い海辺など明暗差の激しい景色を撮影 するのに効果的です。アクティブ D- ライティングを設定したときは、測 光モードをマルチパターン測光に設定して撮影することをおすすめしま す(0 113)。 アクティブ D- ライティング [しない] アクティブ D- ライティング [Y オート] J D 撮影メニュー[アクティブD-ライティング]と画像編集メニュー [D- ライティング]の違い [アクティブ D- ライティング]を設定してから撮影すると、撮影シーンに応じて露出 や階調を制御し、ハイライト部やシャドー部および中間調を適切に調整して画像を記 録します。一方、[D- ライティング]は、撮影済みの画像に対して階調を再調整して シャドー部を明るく補正します。 170
❚❚ アクティブ D- ライティングの設定方法 1 撮影メニューの[アク ティブ D- ライティング] を選ぶ • G ボタンを押して、撮影メ ニューの[アクティブ D- ライ ティング]を選んでマルチセ G ボタン レクターの 2 を押します。 2 効果の度合いを選び、J ボタンを押す •[Y オート]、[Z より 、[Q 強め]、 [P 強め] 標準]、 [R 弱め] 、[しな い]に設定できます。 J ボタン •[Y オート]に設定する と、撮影シーンに応じて自 動的に効果の度合いを設定 します。 D アクティブ D-ライティングについてのご注意 • アクティブ D- ライティングを設定して撮影をするとき、撮影シーンによっては、ノ イズ(ざらつき、むら、すじ)が強調される場合があります。 • アクティブ D- ライティングを設定していても、ISO 感度が Hi J 0.
HDR(ハイダイナミックレンジ)合成を行う 1 回の撮影で露出が異なる画像を 2 コマ撮影して合成することにより、輝度 範囲の広いシーンでも白とびや黒つぶれの少ない画像を記録します。明暗 差が著しい撮影シーンなどで、シャドー部からハイライト部まで幅広く再 現された画像になります。HDR モードを設定したときは、測光モードをマ ルチパターン測光に設定して撮影することをおすすめします(0 113)。 + 露出暗めで撮影 した画像 1 露出明るめで撮影 した画像 撮影メニューの[HDR (ハイダイナミックレン ジ)]を選ぶ • G ボタンを押して、撮影 メニューの[HDR(ハイダ イナミックレンジ)]を選び、 G ボタン マルチセレクターの 2 を押し ます。 J D RAW を含む画質モードについて RAW を含む画質モードの場合、HDR 撮影はできません。 172 HDR モードで合成 された画像
2 [HDR モード]を設定する •[HDR モード]を選んで 2 を押し ます。 • 1 または 3 を押して HDR モードを設定し、J ボタン を押します。 J ボタン HDR モードで続けて撮影します。HDR モードを解除する 0 する(連続) には、もう一度[HDR モード]を選んで[しない]を選 択してください。 する(1 回) 撮影を終了すると、HDR モードが解除されます。 しない HDR モードを解除します。 •[する(連続)]または[する(1 回)]を選ぶ と、HDR モードの撮影待機状態になり、表示 パネルに y マークが点灯します。 J 173
3 [露出差]を設定する •[露出差]を選んで 2 を押します。 • 1 または 3 を押して露出差を設 定し、J ボタンを押します。 • 露出差を大きく設定するほど、 輝度範囲のより広い被写体に対 応できます。 • 被写体の輝度範囲に適した露出 差以上に設定すると、不自然な 画像になる場合があります。被写体の輝度範囲に合わせて選択してく ださい。 •[オート]に設定すると、シーンに適した露出差が選択されます。 4 [スムージング]を設定する •[スムージング]を選んで 2 を押 します。 • 1 または 3 を押してスムージン グ(2 枚の画像の境界のなめらか さ)の強さを設定し、J ボタン J を押します。 • スムージングを強めに設定する ほど、画像がよりなめらかに合 成されます。 174
5 構図を決め、ピントを合わせて撮影する • シャッターボタンを全押しすると、2 回連続してシャッターがきれま す。 • 合成処理中は、表示パネルに l y が、 ファインダー内表示に l u が点滅しま す。この表示が消えるまで撮影できません。 •[する(連続)]の場合、[HDR モード]で [しない]を選んで HDR モードを解除するま で、HDR モードで撮影できます。 • HDR モードが[する(1 回)]の場合、1 回撮 影すると、HDR モードが解除され、y マー クが消灯します。 A D ボタンとコマンドダイヤルで HDR モードと露出差を設定する カスタムメニュー f8[BKT ボタンの機能] (0 313)を[HDR(ハイダイナミックレ ンジ)]に設定すると、D ボタンとコマンドダイヤルの操作で手順 2 の[HDR モー ド]と手順 3 の[露出差]を設定できます。 • D ボタンを押しながら、メインコマンドダイヤルを 回すと、表示パネルの HDR アイコンが[しない](ア イコンなし)、y[する(1 回) ]、y R[する(連続)] J に切り替わります。 • D ボタンを
D HDR 撮影時のご注意 • 撮影した画像の画像周辺部は切り取られます。 • 撮影時の手ブレの量が大きい場合は、正しく合成されない場合があります。撮影時 は、三脚の使用をおすすめします。 • 動いている被写体を撮影すると、正しく合成されない場合があります。 • 撮影シーンによっては、明るい被写体の周辺に暗い影がでたり、暗い被写体の周辺 が明るくなったりします。[スムージング]の設定で調整できます。 • 被写体によっては画像に階調とびが発生する場合があります。 • 測光モードが中央部重点測光またはスポット測光のときに[露出差]を[オート] に設定すると、露出差は[2 EV]相当の度合いに固定されます。 • 内蔵フラッシュと別売のスピードライトは発光しません。 • レリーズモード(0 101)が CL または CH の場合にシャッターボタンを全押しし続け ても連続撮影しません。 • シャッタースピードは、A に設定できません。 D HDR モードの制限について HDR モードは、次の機能とは同時に使用できません: • 動画撮影(0 57) • オートブラケティング撮影(0 130) • 多重露出撮影(0 1
lフラッシュ撮影 内蔵フラッシュを使って撮影する このカメラは 24mm(DX フォーマット時:16mm)レンズの画角をカバー する、ガイドナンバー約 12(ISO 100・m、20 ℃)のフラッシュを内蔵し ています。暗いところではもちろん、逆光時や被写体の陰影を弱めたいと き、人物の目にキャッチライトを入れたいときなどに、補助光としても使 用できます。 1 測光モードを設定する(0 113) 測光モードダイヤル • マルチパターン測光または中央部重点測光 に設定すると、i-TTL-BL 調光になり、ス ポット測光に設定すると、スタンダード i- TTL 調光になります(0 181)。 2 内蔵フラッシュを上げる • フラッシュロック解除ボタンを押して内蔵 フラッシュを上げると、フラッシュの充電 を開始します。 • 充電が完了して撮影ができる状態になる と、ファインダー内表示に c(レディーラ イト)が点灯します。 フラッシュロック 解除ボタン l 177
3 フラッシュモードを設定する • M(Y)ボタンを押しながら、 メインコマンドダイヤルを回 し、表示パネルに設定したいフ ラッシュモード(0 179)の アイコンを表示させます。 M(Y)ボタン メインコマンド ダイヤル 表示パネル 4 シャッタースピード、絞り値を設定する • 内蔵フラッシュ使用時に設定できるシャッタースピードと絞り値につ いては、 「内蔵フラッシュ使用時のシャッタースピードと絞り値」 (0 180)をご覧ください。 5 撮影する • 撮影前にプレビューボタンを押すと、モデリング発光してライティン グ状態を確認できます(0 303)。 l A 内蔵フラッシュを収納する 内蔵フラッシュを収納するときは、カチッと音がするま で手で軽く押し下げます。バッテリーの消耗を防ぐため、 使用しないときは常に収納してください。 178
設定できるフラッシュモード モード 先幕シンクロ モード 赤目軽減 モード 内容 通常のフラッシュ撮影時にはこのモードを設定します。露出モー ドを e または g にセットしてフラッシュ撮影すると、カメラが適 正露出となるようにシャッタースピードを 1/250 ∼ 1/60 秒(別 売のスピードライトを装着して、オート FP ハイスピードシンク ロ(0 295)を行う場合は、1/8000 ∼ 1/60 秒)に自動的にセッ トします。 フラッシュが発光する前に約 1 秒間赤目軽減ランプが点灯して、 人物の目が赤く写る「赤目現象」を軽減します。 • シャッターがきれるまで、カメラや被写体の人物が動かないよ うに注意してください(シャッターチャンスを優先するような 撮影にはおすすめできません) 。 赤目軽減モードとスローシンクロモードが同時にセットされま す。露出モードは e または g に設定してください。 赤目軽減 スロー シンクロ モード スロー シンクロ モード 後幕シンクロ モード 夜景や夕景をバックにした人物撮影などに適しています。 • シャッタースピードが遅くなりますので、手ブレに注意し
A 内蔵フラッシュ使用時のシャッタースピードと絞り値 内蔵フラッシュ使用時に設定できるシャッタースピードと絞り値は次のとおりです。 露出モード e f 設定可能な シャッタースピード※ 1 カメラが自動的に 1/250 ∼ 1/60 秒にセット※ 2 1/250 ∼ 30 秒 g カメラが自動的に 1/250 ∼ 1/60 秒にセット※ 2 h 1/250 ∼ 30 秒、A 設定可能な 絞り値 0 カメラが 自動的に設定 116 任意の絞り値※ 3 117 118 120 ※ 1 カスタムメニュー e1[フラッシュ撮影同調速度] (0 294)を[1/320 秒(オー ト FP)]に設定すると、内蔵フラッシュ使用時でも高速側のシャッタースピード 。また、カスタムメニュー e1[フ が 1/320 秒までフラッシュ同調します(0 295) ラッシュ撮影同調速度]を[1/320 秒(オート FP)]または[1/250 秒(オート FP)]に設定して別売のオート FP ハイスピードシンクロ対応スピードライト (0 387)を装着した場合は、高速側のシャッタースピードが 1/8000 秒
A 内蔵フラッシュについて カメラの内蔵フラッシュを使って、次のようなフラッシュ撮影を行えます(カスタム メニュー e3[内蔵フラッシュ発光]が初期設定の[TTL モード]のとき 0 296)。 91K ピクセル(約 91,000 ピクセル)RGB センサーによる測光情報を もとに被写体と背景光のバランスを考慮した BL(バランス)調光を 行います。シャッターボタンを押すと、内蔵フラッシュがモニター i-TTL-BL 調光 発光を行い、被写体と背景光のバランスを考慮した最適な発光量を 決定します。 • G または D タイプレンズ装着時は、レンズから得られた被写体まで の距離情報も利用して最適な発光量を決定します。 • 非 CPU レンズ装着時は、レンズ情報(開放絞り値、焦点距離)を設 定することにより、より精度が向上します(0 209)。 スタンダード i-TTL 調光 背景の明るさは考慮されず、撮影画面が基準露光量となるように調 光します。主要被写体のみを強調する場合や、フラッシュ撮影で露 出補正する場合に適しています。 ※ 測光モードがスポット測光に設定されている場合、自動的にスタンダード
D フラッシュ撮影時のご注意 • 内蔵フラッシュを使って撮影するときは、被写体から 0.
A 関連ページ •「オート FP ハイスピードシンクロについて」(0 295) • フラッシュの調光量を固定して撮影する →「調光量を固定して撮影する(FV ロッ ク) 」(0 186) • 内蔵フラッシュの同調速度を変更する → A e1[フ ラ ッ シ ュ 撮 影 同 調 速 度] (0 294) • フラッシュ時のシャッタースピードを制限する → A e2[フラッシュ時シャッター スピード制限](0 296) • 内蔵フラッシュの発光方式を変更する → A e3[内蔵フラッシュ発光](0 296) A e3[内 蔵 フ ラ ッ シ ュ 発 光] • 内蔵フラッシュをコマンダーモードで使用する → (0 296) • 別売スピードライト(フラッシュ)を使って撮影する →「使用できるスピードライ ト」 (0 385) l 183
調光量を補正して撮影する(調光補正) 調光補正とは、フラッシュの発光量を意図的に変えることで、背景に対 する被写体の明るさを調整したいときなどに使います。発光量を多くし て被写体をより明るく照らしたり、発光量を少なくして被写体に光が強 く当たりすぎないようにするなど、発光量の微妙な調整ができます。 ❚❚ 調光補正の設定方法 M(Y)ボタンを押しながら、 サブコマンドダイヤルを回す • 調光補正値は、表示パネルに表示 されます。 • 調光補正は、1/3 段ステップで− 3 段 ∼+ 1 段の範囲で設定できます。 M(Y)ボタン サブコマンド ダイヤル • 補正量を設定すると、表示パネルとファイン ダー内表示に Y(調光補正)マークが表示さ れます。 • M(Y)ボタンを押すと、表示パネルとファ インダー内表示で設定した補正量を確認でき ます。 • 被写体を明るくしたいときは+側に、暗くした いときは−側に補正するのが基本です。 l • 調光補正を解除するには、補正量を 0.
A 別売スピードライトの調光補正について • 別売のスピードライト SB-910、SB-900、SB-800、SB-700、SB-600 使用時は、ス ピードライト側でも調光補正ができます。 • カメラ側とスピードライト側で同時に調光補正を行う場合、両方の補正値を加算し ます。 A 関連ページ • 調光補正のステップ幅を変更する → A b3[露出・調光補正ステップ幅](0 280) • 調光補正値を変えながら撮影する →「AE ブラケティング、フラッシュブラケティン グの撮影方法」(0 130) l 185
調光量を固定して撮影する(FV ロック) 調光量をロック(固定)することにより、被写体に調光量を合わせたま ま構図を変えたり、同じ調光量を維持したまま撮影できます。被写体が 画面の中央にない場合など、自由な構図で適切な調光量のフラッシュ撮 影が可能です。 • FV ロック中にカメラの ISO 感度や絞り値を変更しても、フラッシュの発 光量が補正されることにより FV ロックは維持されます。 1 カスタムメニュー f4[Fn ボタンの機 能] (0 307)の[Fn ボタン押し時の 動作]を[FV-L]に設定する 2 内蔵フラッシュを上げる • フラッシュロック解除ボタンを押すと、内 蔵フラッシュが上がり、フラッシュの充電 が開始します。 フラッシュロック 解除ボタン 3 被写体にピントを合わせる • 発光量を合わせたい被写体を画 面の中央でとらえ、シャッター l 186 ボタンを半押しして被写体にピ ントを合わせます。
4 モニター発光を行う • ファインダー内表示に c が点灯しているこ とを確認し、Fn ボタンを押すと、フラッ シュがモニター発光を行い、調光量を計 算します。 Fn ボタン • FV ロックが行われ、ファインダー内表示 に e(FV ロック)マークが表示されます。 5 構図を変更する 6 シャッターボタンを全押しして撮影する • FV ロック中は、被写体の露出を一定にしたまま複数のコマを撮影でき ます。必要に応じて手順 5 ∼ 6 を繰り返してください。 7 FV ロックを解除する • もう一度 Fn ボタンを押すと、FV ロックが解除され、ファインダー内表 示の e が消灯します。 l D 内蔵フラッシュの FV ロックについて 内蔵フラッシュだけを発光させてフラッシュ撮影を行う場合、FV ロックはカスタムメ ニュー e3[内蔵フラッシュ発光](0 296)が[TTL モード]に設定されている場合 のみ機能します。 187
A 別売スピードライトの FV ロックについて 別売のスピードライト(0 387)の発光モードが TTL、 「モニター発光あり」の AA また は A のいずれかに設定されている場合も、FV ロックを行うことができます(別売スピー ドライトの発光モードについては、スピードライトの使用説明書をご覧ください)。カ スタムメニュー e3[内蔵フラッシュ発光](0 296)を[コマンダーモード]にして 撮影する場合は、主灯(マスターフラッシュ)または補助灯(リモート)グループの うち、少なくとも 1 グループの発光モードを[TTL]または[AA]に設定してください。 A 別売スピードライトの FV ロック時の測光エリアについて 別売スピードライトを使用した FV ロック時の測光エリアは次のようになります。 撮影状態 発光モード 測光エリア i-TTL モード 画面中央φ6mm 相当 絞り連動外部自動調光 スピードライトの 外部測光エリア i-TTL モード 全画面 1 灯撮影時 アドバンストワイヤレス ライティングによる 増灯時 絞り連動外部自動調光 外部自動調光 (マスタースピード ラ
t撮影の便利な機能 基本的な機能を初期設定に戻す (ツーボタンリセット) ツーボタンリセットにより、簡単にカメラの設定を初期状態に戻すこと ができます。 T ボタンと E ボタン(それぞれの ボタンに緑色の I が付いています)を 2 秒以上同時に押すと、一瞬表示パネ E ボタン ルの表示が消え、カメラの機能が次の ように初期設定に戻ります。 T ボタン t 189
❚❚ 撮影メニュー項目※ 1 撮影メニュー項目 初期設定 NORMAL 画像サイズ サイズ L ホワイトバランス AUTO1 標準 A-B: 0、 ホワイトバランス微調整 G-M: 0 画質モード ピクチャーコントロール の調整値 解除※ 2 撮影メニュー項目 HDR(ハイダイナミック レンジ) 初期設定 解除※ 3 ISO 感度 100 感度自動制御 しない 多重露出 解除※ 4 インターバルタイマー 撮影 解除※ 5 ※ 1 現在選択されている撮影メニュー(「A」∼「D」のいずれか)の項目のみが解除さ れます(多重露出とインターバルタイマー撮影は、全ての撮影メニューで共通です)。 ※ 2 現在選択中のピクチャーコントロールのみ解除されます。 ※ 3 HDR モードが[する(連続)]または[する(1 回)]の場合は[しない]に設定され ます。露出差とスムージングは初期設定には戻りません。 ※ 4 多重露出撮影が中断され、その時点までの露光結果だけを重ね合わせた画像が記録 されます。また、多重露出モードが[する(連続) ]または[する(1 回)]の場合は [しない]に設定されま
❚❚ その他の撮影関連の機能 機能 初期設定 機能 初期設定 フォーカスポイント※ 1 中央 e ノーマル エリア AF プログラムシフト 解除 ライブビュー / 動画撮影時の AF エリアモード 露出補正 解除(0.0) オートブラケティング 解除※ 2 AE-L(ホールド) 解除 フラッシュモード 先幕シンクロ コマンドロック(絞り) 解除 調光補正 解除(0.
1 つの画像に重ねて写し込む (多重露出撮影) 多重露出撮影は 2 ∼ 10 コマまで重ねて写し込み、1 つの画像として記録し ます。RAW データを使用して合成するため、通常のアプリケーションソ フトウェアなどで画像を合成する場合と比べ、階調特性に優れた画像に なります。 ❚❚ 多重露出の撮影方法 1 撮影メニューの[多重露 出]を選ぶ • G ボタンを押して、撮影 メニューの[多重露出]を 選んで、マルチセレクター の 2 を押します。 G ボタン t A 撮影間隔が長くなる場合について • 多重露出撮影中に、何も操作しないで 30 秒経過すると、カメラが待機状態に入りま す。撮影を中断する前に撮影した画像は記録されます。 • 撮影間隔が長くなる場合は、カスタムメニュー c2[半押しタイマー](0 283)を長め に設定することをおすすめします。カメラが待機状態に入るまでの時間が、c2 で設定し た時間に 30 秒を加えたものに延長されます。 192
2 [多重露出モード]を設定する •[多重露出モード]を選んで、2 を押します。 • 1 または3 を押して多重露 出モードを設定し、J ボタン を押します。 J ボタン 同じ設定で続けて多重露出撮影します。多重露出撮影を 0 する(連続) 解除するには、もう一度[多重露出モード]を選んで [しない]を選択してください。 する(1 回) 多重露出撮影を終了すると、多重露出が解除されます。 しない 多重露出撮影を解除します。 •[する(連続)]または[する(1 回)]を選ぶ と、多重露出の撮影待機状態になり、表示パ ネルに n マークが点灯します。 3 [コマ数](露光回数)を設定 する •[コマ数]を選んで、2 を押し ます。 • 1 または 3 を押して露光回数を設 t 定し、J ボタンを押します。 193
4 [自動ゲイン補正]を設定する •[自動ゲイン補正]を選んで、2 を押します。 • 自動ゲイン補正の設定後、J ボタ ンを押します。 重ね合わせた画像の露出が適正になるように、露光回数に合わ せて自動的にゲイン(出力)を補正します。ただし、背景が暗 する いときは[しない]にすることをおすすめします。 • 各コマのゲインは、 「1 ÷露光回数」となります。たとえば、露 「3 コマ」の場合は 1/3 にな 光回数が「2 コマ」の場合は 1/2、 ります。 しない 5 ゲインを補正せず、全ての露光結果をそのまま重ね合わせます。 1 回目の撮影をする • 撮影を始めると、n マークが点滅 します。 6 2 回目以降の撮影をする •[する(連続)]の場合、[多重露 出モード]で[しない]を選んで t 多重露出モードを解除するまで、 多重露出撮影できます。 • 多重露出モードが[する(1 回)]の場合、設定したコマ数分の撮影を すると、多重露出撮影が解除され、n マークが消灯します。 194
A D ボタンとコマンドダイヤルで多重露出モードとコマ数を設定する カスタムメニュー f8[BKT ボタンの機能] (0 313)を[多重露出]に設定すると、 D ボタンとコマンドダイヤルの操作で手順 2 の[多重露出モード]と手順 3 の[コマ 数]を設定できます。 • D ボタンを押しながら、メインコマンドダイヤルを 回すと、表示パネルの多重露出アイコンが[しない] (アイコンなし)、$[する(1 回)]、$F[する(連 続)]に切り替わります。 • D ボタンを押しながら、サブコマンドダイヤルを回 すと、表示パネルのコマ数が切り替わります。 D 多重露出撮影時のご注意 • 多重露出の撮影途中、画像の再生やメニュー画面の表示で液晶モニターを点灯した 場合、液晶モニターが消灯してから操作のないまま 30 秒が経過すると、画像が記録 されて多重露出が解除されます。 • 多重露出撮影中は、ライブビュー撮影ができません。 • 多重露出モードを[する(連続)]または[する(1 回)]に設定していても、ライブ ビュー表示にすると[しない]になります。 • 多重露出による撮影中は、メモリーカードを交換しないでく
❚❚ 多重露出撮影を中断するには 設定したコマ数分を撮影する前に多重露出撮影 を中断するには、多重露出モードを[しない]に 設定します。多重露出撮影を中断すると、その時 点までの露光結果だけを重ね合わせた画像が記 録されます([自動ゲイン補正]を[する]にし ていたときは、露光回数に合わせてゲイン補正が 行われます) 。 このほか、次の場合も、多重露出は中断されます。 • ツーボタンリセット(0 189)を行ったとき • カメラの電源を OFF にしたとき • バッテリーの残量がなくなったとき • 多重露出中に撮影した画像を削除したとき A 多重露出とインターバルタイマー撮影の組み合わせについて 多重露出を設定してから t 1 コマ目を撮影する前にインターバルタイマー撮影 (0 197)を設定すると、設定されたインターバルで多重露出撮影ができます。この場 合、[インターバルタイマー撮影]で設定されたインターバルで 1 コマずつ撮影され、 [多重露出]で設定されたコマ数の撮影が終了すると、インターバルタイマー撮影を解 除します。多重露出が[する(1 回) ]の場合は、多重露出も解除されます。多重露出 を
設定した間隔で撮影する (インターバルタイマー撮影) このカメラは、設定した開始方法(即時または設定時刻)と撮影間隔で 自動的に撮影を行う、インターバルタイマー撮影が可能です。つぼみが ゆっくりと開く様子や、蝶が羽化する様子などを記録したい場合などに 便利です。インターバルタイマー撮影は、レリーズモードを S、CL、CH、 または J に設定して撮影してください。 ❚❚ インターバルタイマー撮影の開始 1 撮影メニューの[イン ターバルタイマー撮影] を選ぶ • G ボタンを押して、撮影 メニューの[インターバル タイマー撮影]を選んでマ G ボタン ルチセレクターの 2 を押し ます。[インターバルタイマー撮影]画面が表示されます。 2 [開始トリガー](開始方法) を設定する • すぐに撮影する場合、[即時ス タート]を選んで 2 を押します (手順 4 へ)。 • 開始時間を決めて撮影する場合、 [開始時刻設定]を選んで 2 を押します(手順 3 へ)。 D インターバルタイマー撮影を開始する前に t • 試し撮りをすることをおすすめします。 • あらかじめセットアップメニューの[地
3 [開始時刻]を設定する • 4 または 2 を押して時、分を選 び、1 または 3 を押して数値を 設定後、2 を押します。 •[開始トリガー]で[即時スター ト]を選んだ場合、この画面は 表示されません。 4 [撮影間隔](インターバル) を設定する • 4 または 2 を押して時間、分、秒 を選び、1 または 3 を押して数 値を設定後、2 を押します。 • 撮影間隔は、想定されるシャッ タースピードよりも長い時間を設定してください。 5 [撮影回数×コマ数]を設定 する • 4 または 2 を押して撮影回数と 1 回のコマ数を 1 桁ずつ選び、1 または 3 を押して数値を設定後、 2 を押します。 撮影回数 コマ数 合計撮影 コマ数 t 198
6 インターバルタイマー撮 影を開始する •[開始]を選んで J ボタンを 押します。[開始トリガー] で[即時スタート]を選んだ 場合は、約 3 秒後に撮影を開 J ボタン 始します。[開始時刻設定] を選んだ場合は、設定した時刻に撮影を開始します。 • 設定した撮影間隔とコマ数で撮影を繰り返します。 • 設定のみを行いたいときは、[終了]を選んで J ボタンを押すと、撮影メ ニューに戻ります。 D インターバルタイマー撮影についてのご注意 • 実際のインターバルタイマー撮影には、インターバル時間の他、シャッタースピー ドやカメラが処理を行う時間が含まれます。そのため、設定した撮影間隔で撮影で きないことがあります。 • 設定した[開始時刻]が現在時刻後 1 分以内の場合や、シャッタースピードが A (バルブ)の場合など、インターバルタイマー撮影を開始できないときには警告メッ セージを表示します。 • メモリーカードのメモリー残量がない場合、撮影時刻ごとにカウントは進みますが、 t 実際の撮影は行われません。メモリー残量のあるメモリーカードに交換し、インター バルタイマー撮影を再開してください
A オートブラケティングとインターバルタイマー撮影の組み合わせ について • インターバルタイマー撮影とオートブラケティングを同時に行う場合は、オートブ ラケティングを先にセットしてからインターバルタイマーを設定してください。 • インターバルタイマー撮影時に AE・フラッシュブラケティング、AE ブラケティン グ、フラッシュブラケティングまたは ADL ブラケティングを行う場合は、撮影時間 ごとにオートブラケティングで設定したコマ数が撮影されます。 • インターバルタイマー撮影時に WB ブラケティングを行う場合は、撮影時間ごとに 1 コマ撮影し、オートブラケティングで設定したコマ数が記録されます。 A インターバルタイマー撮影の待機状態について インターバルタイマー撮影の待機状態では、表示パネル に Q マークが点滅します。撮影直前になるとシャッ タースピード表示部に残りの撮影回数を、絞り値表示部 にその回の残りの撮影コマ数を、それぞれ表示します。 • 待機状態でシャッターボタンを半押しすると、残りの 撮影回数と撮影コマ数を表示します。 • 撮影メニューから[インターバルタイマー撮影]を選 ぶ
❚❚ インターバルタイマー撮影の一時停止と再開 次の場合はインターバルタイマー撮影が一時停止状態になります。 • 撮影待機中に J ボタンを押したとき •[撮影動作]で[一時停止]を選んで、J ボタンを押したとき • 電源を OFF にして、再度 ON にしたとき(電源が OFF の間にバッテリー やメモリーカードを交換しても、一時停止状態が持続します。) • レリーズモードを E または MUP に切り換えたとき インターバルタイマー撮影を再開する手順は次の通りです。 1 [開始トリガー](0 197)を 設定する •[開始トリガー]を選んですぐに 撮影する場合は[即時スタート] を、開始時刻を設定する場合は [開始時刻設定]を選んで 2 を押 します。 •[開始時刻設定]を選んだときは、開始時刻を設定します。 2 インターバルタイマー撮 影を再開する •[再開]を選んで J ボタンを 押すと撮影を再開します。 • 撮影途中の回で停止状態に なった場合、その回の残り J ボタン のコマはキャンセルされま す。再開した場合は、次の回の 1 コマ目から撮影されます。 t 201
❚❚ インターバルタイマー撮影の終了 次の場合はインターバルタイマー撮影が終了します。 •[撮影動作]で[終了]を選び、J ボタンを押したとき • ツーボタンリセット(0 189)を行ったとき •[撮影メニューの管理](0 263)で撮影メニューをリセットしたとき • オートブラケティング(0 130)を設定、または解除したとき • HDR(ハイダイナミックレンジ)モードを解除したとき(0 172) • 多重露出を解除したとき(0 192) • バッテリーの残量がなくなったとき インターバルタイマー撮影終了後は通常の撮影待機状態に戻ります。 ❚❚ 撮影のキャンセル 撮影開始予定時刻を 8 秒過ぎても次の状態にある場合は、その回の撮影を キャンセルし、次の回の撮影時刻から撮影を再開します。 • 前の回のコマを撮影中 • 連続撮影可能コマ数が 0 のとき • メモリーカードに空きがないとき • AF モードが AF-S で、被写体にピントが合わないとき(撮影ごとにピン トを合わせます。 ) A レリーズモードについて • レリーズモードに関係なく、1 回の撮影ごとに設定された撮影コマ数が撮影されます。 •
A 撮影メニューの切り換えとリセットについて インターバルタイマー撮影設定画面の内容は、全ての撮影メニュー(「A」∼「D」) (0 263) で共通です。このため、撮影メニューの[撮影メニューの管理]で撮影メニューを切り換 えても、インターバルタイマー撮影は続行します。また、 [撮影メニューの管理]で撮影メ ニューをリセットすると、全ての撮影メニューでインターバルタイマー撮影設定が初期状 態(開始トリガー:即時スタート、撮影間隔:1 分、設定:1 回 /1 コマ、撮影動作:終了) にリセットされ、実行中のインターバルタイマー撮影は終了します。 t 203
微速度撮影する 微速度撮影では、設定した撮影間隔で自動的に撮影を行い、撮影した静 止画をつないで動画として記録できます。撮影メニュー[動画の設定] (0 67)の内容で動画が記録されます。 ❚❚ 微速度撮影の開始 1 撮影メニューの[微速度 撮影]を選ぶ • G ボタンを押して、撮影 メニューの[微速度撮影]を 選んでマルチセレクターの 2 を押します。[微速度撮影] G ボタン 画面が表示されます。 2 [微速度撮影]画面で 2 を 押す • 2 を押すと、手順 3 に進みます。 • 設定を変えずに、初期設定(撮影 間隔:5 秒、撮影時間:25 分)で 微速度撮影を行う場合は、手順 5 に進んでください。 t A 微速度撮影を開始する前に • 動画ライブビューで実際に記録される範囲を確認してください(0 57)。 • ファインダー撮影時の明るさで撮影するため、ファインダーを見ながら試し撮りを することをおすすめします。 • カメラを三脚で固定することをおすすめします。 • 撮影中のバッテリー切れを防ぐため、別売のパワーコネクター EP-5B と AC アダプター EH-5b、または
3 [撮影間隔](インターバル) を設定する • 4 または 2 を押して分、秒を選 び、1 または 3 を押して数値を設 定後、2 を押します。 • 撮影間隔は、想定されるシャッ タースピードよりも長い時間を設定してください。 4 [撮影時間]を設定する • 4 または 2 を押して時間、分を選 び、1 または 3 を押して数値を設 定後、2 を押します。 • 撮影時間は、最長で 7 時間 59 分ま で設定できます。 5 微速度撮影を開始する •[開始]を選んで J ボタンを 押します。約 3 秒後に撮影を 開始します。 • 手順 4 で 設定した撮影時間内 に手順 3 で設定した撮影間隔 J ボタン で撮影を繰り返します。撮影 中はメモリーカードアクセスランプが点灯します。 • 設定のみを行いたいときは、[終了]を選んで J ボタンを押すと、撮影メ ニューに戻ります。 t 205
A 微速度撮影の記録コマ数(撮影回数)と動画の長さについて • 手順 4 で設定する撮影時間を手順 3 で設定する撮影間 隔で割った数(小数点以下切り上げ)が、記録コマ 記録時間 / 最長記録時間 数(撮影回数)になります。 • 微速度撮影で記録される動画の長さは、上記の記録コマ 数÷[動画の設定]の[画像サイズ / フレームレート] で選んだフレームレートで計算できます(例えば、[動 画の設定]の[画像サイズ / フレームレート]が[1920 × 1080 24fps]のときに記録コマ数が 48 コマの場合、 記録される動画の長さは約 2 秒になります)。 • 最長 20 分の動画を記録できます。 メモリーカード 使用状況 動画の画像サイズ / フレームレート D 微速度撮影についてのご注意 • 微速度撮影時には、音声は記録されません。 • 実際の微速度撮影には、インターバル時間の他、シャッタースピードやカメラが処 理を行う時間が含まれます。そのため、設定した撮影間隔で撮影できないことがあ ります。 • 次のような場合には、微速度撮影を開始できません: - 設定した[撮影時間]が[撮影間隔]よ
A 微速度撮影の待機状態について • 微速度撮影の待機状態では、表示パネルに Q マークが 点滅し、微速度撮影中マークが点灯します。撮影直前に なるとシャッタースピード表示部にその回の残りの撮影 時間を表示します(時間、分)。 • 待機状態でシャッターボタンを半押しすると、残りの 撮影時間を表示します。 • 待機状態で G ボタンを押すと、液晶モニターの微速 度撮影画面に撮影動作、撮影間隔と撮影時間が表示さ れます。ただし、 [撮影動作] (次ページ参照)以外の 設定変更はできません。 A 撮影直後の画像確認について 微速度撮影中は、K ボタンで画像を表示することはできません。ただし、再生メニュー の[撮影直後の画像確認] (0 259)を[する]にすると、撮影のたびに自動的に画像 が数秒間液晶モニターに表示されます(表示だけを行い、通常の再生時の操作は無効 になります)。 A 微速度撮影動画の記録先について 微速度撮影で撮影した動画は、撮影メニューの[動画の設定]の[動画記録先] (0 68) で選んだスロットに記録されます。 t 207
❚❚ 微速度撮影の終了 • 次の場合は微速度撮影が終了し、終了時点までの動画がメモリーカード に記録されます。 -[微速度撮影]画面の[撮影動作]で[終了]が選ばれているときに J ボタンを押したとき - 微速度撮影の待機状態や撮影直後の画像確認時に J ボタンを押したとき - カメラの電源を OFF にしたとき - バッテリーの残量がなくなったとき - レンズを取り外したとき - USB ケーブルまたは HDMI ケーブルを接続したとき - 空いているスロットにメモリーカードを入れたとき - シャッターボタンを全押ししたとき(微速度撮影を終了し、静止画を 撮影します。) • 次の場合は動画を記録せずに、微速度撮影が終了します(微速度撮影終 了時の電子音は鳴りません)。 - バッテリーや AC アダプターを取り外したとき - メモリーカードを取り出したとき • 微速度撮影終了後は通常の撮影待機状態に戻ります。 D 微速度撮影の制限について 微速度撮影は、次の機能とは同時に使用できません: • ライブビュー撮影(0 43、57) • 長時間露出(バルブ)撮影(0 122) • オートブラケティング撮影(0
非 CPU レンズを使う (レンズ情報手動設定) レンズの情報をカメラに登録することにより、非 CPU レンズを使って撮影 するときに、次の機能が使用できます。 • 焦点距離を設定して使用できる機能: - 別売のスピードライトのオートパワーズーム(0 387) - 再生画面での焦点距離表示(焦点距離に*印が付きます) • 開放絞り値(開放 F 値)を設定して使用できる機能: - レンズで設定した絞り値表示(表示パネル、ファインダー内表示) - スピードライトの絞り連動外部自動調光 - 再生画面での絞り値表示(絞り値に*印が付きます) • 焦点距離と開放絞り値の両方を設定して使用できる機能: - RGB マルチパターン測光※ ※ レフレックスニッコールなど一部のレンズでは、焦点距離と開放絞り値を設定 しても RGB マルチパターン測光では充分な精度が得られない場合があります。 中央部重点測光またはスポット測光に設定して撮影してください。 • 焦点距離と開放絞り値の両方を設定すると精度が向上する機能: - 中央部重点測光 - スポット測光 - i-TTL 調光 t D ズームレンズまたはテレコンバーター
❚❚ レンズ情報の登録方法 1 セットアップメニューの [レンズ情報手動設定] を選ぶ • G ボタンを押して、セッ トアップメニューの[レン ズ情報手動設定]を選んで、 G ボタン マルチセレクターの 2 を押 します。 2 [レンズ No.]を選ぶ • 4 または 2 を押して、登録したい レンズ No.(1 ∼ 9)を選びます。 3 [焦点距離(mm)]を選ぶ • 4 または 2 を押して、レンズの焦 点距離(6 ∼ 4000)を選びます。 4 [開放絞り値]を選ぶ • 4 または 2 を押して、レンズの 開放絞り値(F1.
❚❚ 手動設定済みレンズ情報の選択方法 1 カスタムメニュー f4[Fn ボタンの機能]の[コマンドダイ ヤル併用時の動作]を[手動設定済みレンズの選択]に設定 する(0 310) • Fn ボタンとコマンドダイヤルの組み合わせに対して、レンズの選択機 能が割り当てられます。 2 Fn ボタンを押しながらメインコマン ドダイヤルまたはサブコマンドダイヤ ルを回す メインコマンド ダイヤル • レンズ No. は表示パネルに表示されます。使 焦点距離 開放絞り値 用したいレンズの番号が表示されるまでメ インコマンドダイヤルまたはサブコマンド ダイヤルを回します。 レンズ No.
GPS データを画像に記録する このカメラは、10 ピンターミナル(0 3)に接続した GPS 機器により、 GPS データを画像に記録することができます。GPS 機器と通信して撮影 した画像には、再生時の画像情報に GPS データのページ(0 225)が追 加されます。GPS データを記録するには、次の 2 つの方法があります。 • 別売の GPS ユニット GP-1 と接続する GP-1 を接続すると、画像データに撮影時の緯度、経度、標高、UTC(協 定世界時)を記録できます。 • 他社製の GPS 機器と接続する(0 396) 別売の GPS 変換コード MC-35 を介して、市販の対応 GPS 機器(0 396) と通信し、画像データに撮影時の緯度、経度、標高、UTC(協定世界 時) 、撮影方位を記録できます。 ❚❚ 別売の GPS ユニット GP-1 と接続する 別売の GPS ユニット GP-1 は、ニコンデジタルカメラ専用の GPS 機器です。カ メラと GP-1 の接続方法については、GP-1 の使用説明書をご覧ください。 t 212
A GPS 機器との通信について GPS 機器との通信状態は、表示パネルの GPS 通信マーク k で確認できます。 • k(点灯):GPS 機器との通信中です。 • k(点滅) :GPS 機器が取得している情報が確定してい ないため、GPS データは記録されません。k が点灯す るまでお待ちください。 • k(消灯):GPS 機器との通信が 2 秒以上途絶えると、k が消灯します。この状態で 撮影した画像データには GPS データは記録されません。 t 213
❚❚ GPS 機器接続時のカメラの設定について G ボタンを押して、セットアップメニューの[GPS]を選んでマルチ セレクターの 2 を押すと、GPS 機器と接続時の半押しタイマー、取得し た GPS データの表示、GPS による日時合わせを設定できます。 •[半押しタイマー]では、カメラと GPS 機器を接続しているときの半押 しタイマーを設定できます。 有効 カメラを操作していないときは、カスタムメニュー c2[半押し (0 283)で設定された時間でオフになります。 タイマー] • カメラの電池の消耗を少なくすることができます。 • GP-1 との接続時には、電源を ON にした直後または半押しタイ マーがオンになった直後は、カメラが GPS データを取得できる まで半押しタイマーがさらに最大 1 分間延長されます。 無効 GPS 機器と接続中は、半押しタイマーがオフになりません。 •[情報表示]では、GPS 機器接続時に取得した情報を表示します。 緯度 緯度を表示 経度 経度を表示 標高 標高を表示 方位 撮影方位を表示 UTC UTC(協定世界時)を表示。 UTC(Coo
I画像の再生 画像を再生する W 1 コマ表示 X W W X X サムネイル表示モード モード 1 コマ表示モード • K ボタンを押すと、最後に撮影した画像が液晶モニ ターに表示されます。 • マルチセレクターの 4 を押すと前の画像が、2 を押す と次の画像が表示されます。 • 1 または 3 を押すと、表示中の画像についての詳しい 情報が表示されます(0 218)。 K ボタン サムネイル表示モード 1 コマ表示モードのときに W ボタンを押すと、複数の縮 小画像(サムネイル画像)を表示する「サムネイル表示 モード」に切り替わります。 • 表示される画像の数は、Wボタンを押すたびに4コマ、 9 コマ、72 コマの順に増え、X ボタンを押すたびに減り W ボタン ます。 • マルチセレクターの 画像を選びます。 1342 I またはななめを押して • 中央ボタンを押すたびに、1 コマ表示とサムネイル表示が切り替わります。 215
画像再生時のボタン操作 O(Q):画像を削除する(0 230) G:メニューに移る(0 253) :画像を保護する(0 229) L(Z/Q) X :画像を拡大する(0 227) W :サムネイル表示モードで画像を 一覧表示する(0 215) J ボタンで使える再生機能: • 静止画の場合:画像編集メニュー を表示する(0 340) • 動画の場合:動画編集メニューを 表示する(0 72) A 縦位置で撮影した画像の場合 再生メニューの[縦位置自動回転] ( 0 260 )を[する] に設定すると、縦位置で撮影された画像を、右のよう に縦位置で再生します。 A 撮影直後の画像確認について I 再生メニューの[撮影直後の画像確認](0 259)で[する]が設定されているとき は、K ボタンを押さなくても、撮影した画像を自動的に液晶モニターに表示します。 • レリーズモードが CH や CL のときは、撮影終了後に、最初のコマから順次画像を表示 します。 • 縦位置で撮影した状態のまま画像確認がしやすいように、再生メニューの[縦位置 自動回転] (0 260)を[する]に設定しても、撮影直後
A メモリーカードスロットの切り換えについて 72 コマ表示時に W ボタンを押すと、右のような[スロット / フォルダー指定メニュー]画面が表示されます。 • スロットを選んでマルチセレクターの 2 を押すと、選ん だスロット内のフォルダーの一覧が表示されます。フォ ルダーを選んで J ボタンを押すと、フォルダー内の画像 が表示されます。 A 撮影に戻るには シャッターボタンを半押しするか K ボタンを押すと、液晶モニターが消灯し、すぐに 撮影できます。 A 再生時のマルチセレクターの操作について サムネイル表示中や右のような画像選択画面 では、マルチセレクターの 1342 またはな なめを押して画像を選べます。 A 関連ページ • 液晶モニターの表示時間を変更する → A c4[液晶モニターのパワーオフ時間] (0 285) • マルチセレクターの中央ボタンの機能を変更する → A f2[中央ボタンの機能] (0 305) • 画像のコマ送りやメニュー操作をコマンドダイヤルで行えるようにする → A f9[コマンドダイヤルの設定]の[再生 / メニュー画面で使用](0 316) I
画像情報を表示する 1 コマ表示モードでは、画像についての詳しい情報を見ることができま す。マルチセレクターの 1 または 3 を押すと、次のように撮影情報の表 示が切り替わります。 1/ 12 1/ 12 1/ 125 F5. 6 NIKON D800 100 85mm 0, 0 100ND800 DSC_0001. JPG 2012/ 01/ 10 10: 06: 22 N OR ORMAL AL 7360x4912 100ND800 DSC_0001. JPG 2012/ 01/ 10 10: 06: 22 画像のみ表示※ 1 標準表示 N OR ORMAL AL 7360x4912 統合表示 L A T I T UD E L ONG I T U D E A L T I T UD E T I M E (U T C ) H E AD I NG :N : 3 5º 3 5. 9 7 1‘ :E : 1 3 9º 4 3. 6 9 6‘ : 3 5m : 2012 / 01 / 10 : 01 : 15 : 00 : 1 0 5.
❚❚ 標準表示 1 2 3 4 5 1 2 3 4 5 1/ 12 13 12 11 N OR ORMAL AL 7360x4912 100ND800 DSC_0001. JPG 2012/ 01/ 10 10: 06: 22 10 9 8 7 6 6 7 8 9 10 11 12 13 プロテクト設定の有無 ................ 229 画像編集の有無 ............................ 340 フォーカスポイント※ 1、 2 ............. 94 AF エリアフレーム※ 1 ........................ 33 コマ番号 / フォルダー内全画像数 画質モード...................................... 83 画像サイズ...................................... 86 撮像範囲※ 3 ............................................. 77 撮影時刻...............................
❚❚ ハイライト表示 1 2 1 画像のハイライト部分(画像の中の 100-1 2 3 4 ※1 RGB ハイライト 4 3 非常に明るい部分)を各色ごとに点 滅表示します※ 1 フォルダー番号 - コマ番号※ 2 ......
❚❚ RGB ヒストグラム 5 1 6 2 7 ハイライト 3 4 100-1 8 RGB RGB切り換え 1 画像のハイライト部分を 各色ごとに点滅表示します※ 1 ... 220 2 フォルダー番号 - コマ番号※ 2 ...... 264 3 ホワイトバランス ........................ 141 ホワイトバランス色温度 ............ 147 ホワイトバランス微調整 ............ 144 プリセットマニュアル ................
A 拡大ヒストグラム表示について RGB ヒストグラム表示で X ボタンを押すと、ヒストグラ ム表示のまま拡大画面になります。拡大ヒストグラム表 示では、拡大領域のヒストグラムを表示することができ ます。また、拡大表示中にマルチセレクターを操作する と画面をスクロールして見たい部分に移動できます。 W ボタンを押すと画像を縮小表示します。 A ヒストグラムについて ヒストグラムとは、画像の明るさ(輝度)の分布を表すグラフのことです。横軸は明 るさ、縦軸は明るさごとのピクセル数を示しています。 • いろいろな明るさの被写体が写っている 画像では、グラフの山が全体的に分布し たヒストグラムになります。 • 暗い画像はヒストグラムの分布が左側に 寄った形になります。 • 明るい画像はヒストグラムの分布が右側 に寄った形になります。 露出補正を+側にすれば山が右側に寄り、−側にすれば山が左側に寄ります。 屋外などで周りが明るすぎて液晶モニターでは画像の明るさが確認しにくいときで も、ヒストグラムから画像全体の露出傾向を確認することができます。 A D800のヒストグラム表示について • • RGB ヒスト
❚❚ 撮影情報 撮影時の設定の詳細を表示します。 1 2 3 4 5 6 7 8 9 M T R , S P D, A P . E X P . MO D E , I S O : , 1 / 8 0 0 0 , F 2. 8 : , H i 0. 3, : + 1. 3, + 5 / 6 F O C A L L E N G T H : 8 5 mm : 85 / 1. 4 L ENS : S / VR -O n A F / VR : B u i l t - i n , C MD F L ASH T YP E : S L OW S Y N C MO D E , : M : T T L , +3. 0 A : T T L , +3.
22 23 24 25 26 27 NO I S E R E D U C . A C T . D - L I GH T . HD R V I GN E T T E C T R L R E T OU C H : H I I S O, N O R M : N O R MA L : A U T O, H I G H : N O R MA L : D - L I GH T I NG COMMENT : SPR I NG HAS COME . SP W ARM F I L T E R C Y ANO T Y P E TR I M R I NG HAS COME . 3636 N I KON D800 100-1 22 高感度ノイズ低減 ........................ 271 長秒時ノイズ低減 ........................ 271 23 アクティブ D- ライティング........ 170 24 HDR の露出差 ............................... 174 HDR のスムージング ...................
❚❚ GPS データ※ 1 1 L A T I T UD E 2 L ONG I T U D E 3 4 A L T I T UD E T I M E (U T C ) 5 H E AD I NG :N : 3 5º 3 5. 9 7 1‘ :E : 1 3 9º 4 3. 6 9 6‘ : 3 5m : 2012 / 01 / 10 : 01 : 15 : 00 : 1 0 5. 1 7 N I KON D800 6 100-1 1 2 3 4 5 6 7 緯度 経度 標高 UTC(協定世界時) 撮影方位※ 2 カメラ名 撮像範囲※ 3 .............................................
❚❚ 統合表示 1 2 1/ 12 3 NIKON D800 4 14 15 5 –1. 3 1/ 8000 F2. 8 Hi 0. 3 + 1. 0 SLOW 28 27 85mm 13 100ND800 DSC_0001. JPG 2012/ 01/ 10 10: 06: 22 12 11 10 9 N OR ORMAL AL 7360x4912 8 6 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 ※1 ※2 I 226 18 85mm 25 24 23 19 20 21 22 7 1 コマ番号 / 2 3 4 5 17 0, 0 26 0, 0 16 Hi 0. 3 1/ 8000 F2. 8 + 1. 0 –1. 3 SLOW フォルダー内全画像数 プロテクト設定の有無 ................ 229 カメラ名 画像編集の有無 ............................ 340 画像のヒストグラムを表示します (0 222)。 画質モード.............................
画像を拡大表示する 1 コマ表示モードのときに X ボタンを押すと、拡 大表示されます。拡大できる最大の大きさ(長さ 比)は、画像サイズが L の場合は約 46 倍、M で は約 34 倍、S では約 22 倍です(撮像範囲が[FX (36 × 24) 1.
メインコマンドダイヤルを回すと、そのままの拡 前後の画像 を見る 画像を 保護する L(Z/Q)(0 229)。 撮影に戻る /K メニュー に移る I 228 大率と表示範囲で、前後の静止画を表示します(動 画を選ぶと、拡大表示を終了します)。 表示中の画像にプロテクト(保護)を設定します G シャッターボタンを半押しするか、K ボタンを押す と、液晶モニターが消灯し、すぐに撮影できます。 メニューが表示されます(0 253) 。
画像を保護する(プロテクト) 大切な画像を誤って削除しないために、画像にプロテクト(保護)を設定 できます。ただし、メモリーカードを初期化(フォーマット:0 31、324) すると、プロテクトを設定した画像も削除されますのでご注意ください。 1 プロテクトする画像を選ぶ • 1 コマ表示モード / 拡大表示の場合は、 プロテクトする画像を表示します。 • サムネイル表示モードの場合は、プロ テクトする画像をマルチセレクターで 選びます。 2 L(Z/Q)ボタンを 押す • P アイコン が表示され ます。 • 画像のプロテクトを解除す るには、解除する画像を表 L(Z/Q)ボタン 示(選択)して、 L(Z/Q)ボタンを押します。 I A プロテクトの一括解除について 画像の再生中に、L(Z/Q)ボタンと O(Q)ボタンを同時に 2 秒以上押し続ける と、再生メニューの[再生フォルダー設定]で設定されているフォルダー内の全ての 画像のプロテクトを一括で解除できます。 229
画像を削除する メモリーカードに記録された画像を削除します。削除した画像は元には 戻せないのでご注意ください。ただし、プロテクトおよび非表示設定さ れている画像は削除できません。 表示中の画像を削除する O(Q)ボタンを押すと、表示中の画像を 1 コマ削除できます。 1 削除する画像を選ぶ • 1 コマ表示モードのときは、削除する画像を表示します。 • サムネイル表示モードのときは、削除する画像を選択します。 2 O(Q)ボタンを押す • 削除確認の画面が表示されます。 • K ボタンを押すと、画像の削除はキャンセルされます。 O(Q)ボタン 3 1 コマ表示モード サムネイル表示モード もう一度 O(Q)ボタンを押す • 表示中の画像が削除されます。 O(Q)ボタン I A 関連ページ 画像の削除後に表示される画像を変更する → 230 D[削除後の次再生画像](0 260)
複数の画像をまとめて削除する 再生メニューの[削除]では、複数の画像を一括して削除できます。た くさんの画像を削除するときは、時間がかかることがあります。 Q 選択画像削除 選択した画像を削除します。 [再生フォルダー設定] (0 254)で R 全画像削除 設定したフォルダー内の全ての画 像を削除します。 • メモリーカードを 2 枚使用して いる場合は、画像を削除するス ロットを選択できます。 ❚❚ 選択画像削除 1 再生メニューの[削除] で[選択画像削除]を 選ぶ • G ボタンを押して再生メ ニューの[削除]で[選択画 像削除]を選びます。マルチ G ボタン セレクターの 2 を押すと、削 除画像の選択画面が表示されます。 2 削除する画像を選ぶ • マルチセレクターで画像を選び ます。 • X ボタンを押している間、 選択中の画像を拡大表示し ます。 I • W ボタンを押すと、[ス ロット / フォルダー指定メ ニュー]画面が表示され、 X ボタン スロットやフォルダーを切 。 り換えられます(0 217) 231
3 設定する • 中央ボタンを押すと、O が表示さ れます。もう一度中央ボタンを押 すと、O が消えます。 • 削除する画像全てに設定してくだ さい。 4 設定を完了する • J ボタンを押して、設定を終了します。 J ボタン • 確認画面で[はい]を選んで J ボタンを押す と、選択した画像が全て削除されます。 I 232
Qパソコン、プリンター、 テレビとの接続 画像をパソコンに転送する このカメラでは、付属の USB ケーブル UC-E14 をカメラに接続して、撮影 した画像をパソコンに転送できます。ここでは、転送時に必要な操作に ついて説明します。 付属のソフトウェアをインストールする カメラとパソコンを接続する前 写真を楽しむ道具箱 に、付属の ViewNX 2 CD-ROM を 使 っ て、お 使 い の パ ソ コ ン に ViewNX 2 ソフトウェアをインス トールします。ViewNX 2 をイン ストールすると、画像の転送機能 「Nikon Transfer 2」で、撮影した画像をパソコンに取り込めます。取り込 んだ画像を表示したり、画像を選んで印刷したりできます。静止画や動画を 編集する機能もあります。インストールを始める前に、お使いのパソコンの 環境が 0 236 の動作環境に合っているか確認してください。 Q 233
1 パソコンを起動し、ViewNX 2 CD-ROM を CD-ROM ドライブに入れる Windows Mac OS デ スク トップ 上の アイコンを ダブルクリック [Welcome] アイコンを ダブルクリック 2 言語を選択する q言語を選ぶ w[次へ]をクリック 3 インストールを開始する • 画面の指示に従ってインストールしてください。 [インストール]を クリック A インストールガイドについて 手順 3 の画面で[インストールガイド]をクリックすると、ViewNX 2 のインス トール方法のヘルプを表示します。 Q 234
4 インストールを終了する Windows Mac OS [はい]をクリック [OK]をクリック • 次のソフトウェアがインストールされます。 - ViewNX 2 - Apple QuickTime(Windows のみ) 5 CD-ROM を CD-ROM ドライブから取り出す A Windows をお使いの場合 Q ViewNX 2 をインストールした後、[スタート]から[すべてのプログラム]→[Link to Nikon]の順にクリックすると、当社のホームページにアクセスできます(イン ターネットに接続できる環境が必要です)。 235
A ViewNX 2 の動作環境について Windows • 静止画、動画(MotionJPEG 圧縮方式):Intel Celeron/Pentium4/ Core シリーズ 1.6GHz 以上 • 動画(H.264 圧縮方式): - 再生時:Pentium D 3.0GHz 以上 - 編集時:Core 2 Duo 2.
USB 接続でパソコンに画像を転送する 付属の USB ケーブル UC-E14 を使ってカメラとパソコンを接続します。カ メラとパソコンが通信している間は、カメラの電源を OFF にしたり、USB ケーブルを抜いたりしないでください。 1 2 3 カメラの電源を OFF にする 4 5 カメラの電源を ON にする パソコンを起動する カメラとパソコンを接続する Nikon Transfer 2 を起動する • 起動するプログラム(ソフトウェア)を選ぶ画面がパソコンに表示さ れたときは、Nikon Transfer 2 を選びます。 A Windows 7 をお使いの場合 下の画面が表示されたときは、次の手順で Nikon Transfer 2 を選びます。 1 [画像とビデオのインポート]で使用する プログラムに Nikon Transfer 2 を選ぶ •[画像とビデオのインポート]の[プロ グラムの変更]をクリックすると表示 される画面で、[画像ファイルを取り込む -Nikon Transfer 2 使用]を選ん で、[OK]をクリックします。 Q 2 [画像ファイルを取り込む]をダ
6 画像をパソコンに取り込む •[転送開始]をクリックすると、記録され ているすべての画像がパソコンに取り込ま 。 れます(ViewNX 2 の初期設定) • Nikon Transfer 2 の使い方については、 ViewNX 2 のヘルプ をご覧ください。ヘル プは、Nikon Transfer 2 または ViewNX 2 [転送開始] を起動し、メニューバーの[ヘルプ]メ ニューから[ViewNX 2 ヘルプ]を選んで表示してください。 7 転送が終わったら、カメラの電源を OFF にして、 USB ケーブルを抜く • 転送が終わると、Nikon Transfer 2 は自動的に終了します。 D パソコンとの接続時のご注意 • カメラとパソコンを接続するときは、充分に充電されたバッテリー EN-EL15、また は別売のパワーコネクター EP-5B と AC アダプター EH-5b を組み合わせてお使いに なることをおすすめします。 • ケーブルを接続するときは、端子の挿入方向を確認して無理な力を加えずに、まっすぐ に差し込んでください。端子を引き抜くときも、まっすぐに引き抜いてください
ワイヤレストランスミッター WT-4 を使って パソコンに画像を転送する 別売のワイヤレストランスミッター WT-4(0 393)をカメラと接続して 使うことにより、パソコンや FTP サーバーとの通信を無線で行えます。ま た、WT-4 にイーサネットケーブルを接続することにより、有線でも同様 の操作が可能です。 ❚❚ 別売の WT-4 接続時に使える機能 画像送信 メモリーカードに記録した画像や、撮影直後の画像 をパソコンや FTP サーバーに保存できます。 サムネイルセレクトモード 撮影した画像をパソコン画面で確認しながら、必要 な画像だけを選んでパソコンに保存できます。 PC モード 別売の Camera Control Pro 2 で、カメラをコント ロールしたり、撮影した画像をパソコンに保存でき ます。 プリンター接続 メモリーカード内の JPEG 画像を送信して、パソコ ンに接続しているプリンターでプリントできます。 • WT-4 の使用方法などについては、WT-4 の使用説明書をご覧ください。 • WT-4 のファームウェアや付属のソフトウェアは、必ず最新版にバー ジョンアップ
D WT-4使用時の画像編集メニューの制限について 画像送信モードで WT-4 を使用するときは、画像再生時に J ボタンを押す操作で選択 画像を転送できます(WT-4 を接続していないときは、転送設定のみを行います)。こ のため、 [編集前後の画像表示] (0 366)など、画像再生時に J ボタンを押して操作 する画像編集メニュー(0 342)は使えなくなります。 [編集前後の画像表示]を使う には、セットアップメニュー(0 323)の[ワイヤレストランスミッター]の[接続 モード]を[画像送信]以外に設定してください。 A 画像転送中の動画の記録・再生について WT-4 をこのカメラに接続して、画像転送状態のときは、動画の記録および再生はでき ません(画像転送状態とは、画像を転送中、または、転送予定の画像が残っている状 態のことです)。 A 動画の転送について WT-4 をお使いの場合、動画は画像送信モードでパソコンに転送できます([送信設定] が[撮影後自動送信]または[フォルダー送信]の場合を除く)。サムネイルセレクト モードでは、動画を転送できません。 D サムネイルセレクトモードについて
画像をプリンターで印刷する PictBridge(ピクトブリッジ:0 441)対応プリンターをお使いの場合、 パ ソ コ ン を 使 わ ず に、カ メ ラ と プ リ ン タ ー を 付 属 の USB ケ ー ブ ル UC-E14 で直接接続してメモリーカード内の画像をプリントできます (ダイレクトプリント)。 カメラとプリンターを接続する 付属の USB ケーブル UC-E14 を使ってカメラとプリンターを接続します。 1 2 カメラの電源を OFF にしてからプリンターの電源を ON にする カメラとプリンターを接続する • USB ケーブルは、無理な力を加えず、端子にまっすぐ差し込んでくだ さい。 D ダイレクトプリントの前に • ダイレクトプリント時は、残量が充分にあるバッテリーをお使いください。別売の パワーコネクター EP-5B と AC アダプター EH-5b をお使いになることをおすすめし ます。 • 直接プリントする画像は、撮影メニューの[色空間]を[sRGB]に設定して撮影し Q てください(0 268)。 D USB ハブについて USB ハブに接続した場合の動作は保
3 カメラの電源を ON にする • 正しく接続されると、液晶モニターにqの画面が表示された後、wの 画面が表示されます。 q w 1 コマだけプリントする 1 プリントしたい画像を選ぶ • マルチセレクターの 4 または 2 を押してプリントしたい画像を 選びます。 • 1 コマ表示中に X ボタンを押す と、表示中の画像を拡大表示し ます(0 227)。K ボタンを押すと、1 コマ表示に戻ります。 • 中央ボタンを押して 6 コマ表示に切り換えて、画像を選ぶことができ ます。もう一度中央ボタンを押すと、1 コマ表示に戻ります。 [スロット / フォルダー指定メ • 6 コマ表示中に W ボタンを押すと、 ニュー]画面が表示されます(0 217)。 • 1 または 3 を押すと、画像情報(0 218)が表示されます。 2 プリント設定画面を表示する • J ボタンを押すとプリント 設定画面が表示されます。 Q 242 J ボタン
3 プリント設定の項目を設定する • 3 または 1 を押して設定したい項目を選んで 2 を押すと、それぞれの 設定画面が表示されます。 用紙設定 3 または 1 を押して、プリントする用紙のサイズまたは[プリン ターの設定] (プリンターの設定を優先)を選んで J ボタンを押し ます。プリンターが対応する用紙サイズのみが表示されます。 枚数指定 フチ設定 3 または 1 を押して、プリントする枚数(1 ∼ 99 枚)を設定して J ボタンを押します。 3 または 1 を押して、[プリンターの設定](プリンターの設定を 優先)、[あり](フチありプリント)または[なし](フチなしプ リント)を選んで J ボタンを押します。 3 または 1 を押して、[プリンターの設定](プリンターの設定を優 日付プリント 先)、[あり](日付を印刷する)または[なし](日付を印刷しない) を選んで J ボタンを押します。 [する]を選んで、マルチセレクター の 2 を押すと、右のような画面が表示 されます。黄色の枠は、プリントされ る範囲を示しています。 範囲指定 • W ボタンを押すと枠が小さく(プリント範囲
複数の画像をプリントする あらかじめカメラとプリンターを正しく接続してから(0 241)、 次の手順でプリントしてください。 1 「カメラとプリンターを 接続する」の手順 3 (0 242)の画面で G ボタンを押す G ボタン 2 プリント方法を選んでマ ルチセレクターの 2 を押す プリント 画像選択 DPOF プリント プリントする画像と枚数を選んでプリントします。 再生メニューの[プリント指定(DPOF)](0 247)で、事前に設 定した画像をプリントします。プリント指定した画像と枚数は、手 順 3 の画面に反映されます。 メモリーカードの中の JPEG 画像(0 83)を一覧できる「インデッ INDEX プリント クス」をプリントします。 • インデックスプリントできるのは 256 コマまでです。メモリー カード内に 257 コマ以上の画像がある場合は、印刷されない画像 があります(確認画面が表示されます)。 Q 244
3 プリントする画像と枚数 を設定する [プリント画像選択]または [DPOF プリント]の場合: • マルチセレクターを操作し てプリントする画像を選び、 L(Z/Q)ボタンを押し L(Z/Q)ボタン ながら 1 または 3 を押し て、プリント枚数(99 枚ま で)を設定します。 • プリントされる画像には、 Z アイコンとプリント枚数 が表示されます。枚数を 0 にすると、Z アイコンが消 え、その画像はプリントさ れません。 • W ボタンを押すと、[ス ロット / フォルダー指定メ X ボタン ニュー]画面が表示されま 。 す(0 217) • X ボタンを押している間は、選択中の画像を拡大表示します。 • 画像と枚数を設定したら、J ボタンを押します。 [INDEX プリント]の場合: •[INDEX プリント]画面が表示されたら、J ボタンを押します。 Q 245
4 プリント設定の項目を設定する • 3 または 1 を押して設定したい項 目を選んで 2 を押すと、それぞれ の設定画面が表示されます。 •「1 コマだけプリントする」の手 順 3(0 243)と同様に、[用紙 設定]、[フチ設定]、[日付プリント]を設定してください。 •[INDEX プリント]の場合、用紙サイズによっては、プリントできな いことがあります(警告画面が表示されます)。 5 プリントを開始する •[プリント実行]を選んで J ボタンを押すと、プ リントが始まります。プリントが終わると、手 順 2 の画面に戻ります。 • プリントを中断したいときは、もう一度 J ボタ ンを押してください。 J ボタン D ダイレクトプリントについてのご注意 • RAW 画像および TIFF 画像(0 83)はダイレクトプリントできません。RAW 画像の 場合は画像編集メニューの[RAW 現像] (0 353)で作成した JPEG 画像をプリント してください。 •[フチ設定]と[範囲指定]は、接続したプリンターがそれぞれの機能に対応してい ない場合は、選べません。なお、 [範囲指定]で狭い範
プリントしたい画像を指定する(プリント指定) メモリーカードをプリンターのカードスロットに挿入して印刷するとき や、プリントサービス店に持ち込んでプリントを依頼するとき、または カメラとプリンターを直接接続してダイレクトプリントするとき (0 241)に、どの画像を何枚プリントするかをあらかじめ指定できます (プリンターやプリントサービス店が DPOF 規格に対応している必要があ ります)。プリント指定の方法は次の通りです。 1 再生メニューの[プリント 指定(DPOF)]で[設定] を選ぶ • G ボタンを押して、再生メ ニューの[プリント指定 (DPOF)]で[設定]を選び G ボタン ます。マルチセレクターの 2 を押すと、プリント画像の選択画面が表示されます。 2 プリントする画像と枚数を設定する • マルチセレクターを操作してプリントす る画像を選び、L(Z/Q)ボタンを 押しながら 1 または 3 を押して、プリ ント枚数(99 枚まで)を設定します。 L(Z/Q)ボタン • 設定した画像には、Z アイコンとプリン ト枚数が表示されます。 • 枚数を 0 にすると Z アイコンが消え
• X ボタンを押している間は、選 択中の画像を拡大表示します。 • 画像と枚数を設定したら、J ボタンを押します。 X ボタン 3 プリント指定の項目を設定する • 撮影情報や日付を画像に写し込まない場合 は、そのまま[設定終了]を選んで J ボタ ンを押してください。 • 指定した画像全てに撮影情報や日付をプリン トしたい場合は、[撮影情報]または[日付] を選んで 2 を押して U に L を入れてくださ い。 4 プリント指定を終了する •[設定終了]を選んで、J ボ タンを押します。 J ボタン D プリント指定についてのご注意 Q • ダイレクトプリント時には、[プリント指定(DPOF)]の[撮影情報]、 [日付]の 設定は無効になります。ダイレクトプリントで日付をプリントしたい場合は、ダイ レクトプリントの[日付プリント]を[あり]にしてください。 • メモリーカードの残量が充分にないときは、プリント指定ができない場合があります。 • RAW 画像(0 83)は、プリント指定ができません。 • プリント指定を行ったメモリーカード内のデータを、このカメラ以外で削除しない でく
画像をテレビで見る HDMI ケーブルを使ってハイビジョンテレビと 接続する カメラを HDMI 端子のあるハイビジョンテレビなどと接続することがで きます。接続には市販の HDMI ミニ端子用ケーブル(Type C)が必要で す。別途お買い求めください。 1 カメラの電源を OFF にする • HDMI ケーブルを抜き差しするときは、必ずカメラの電源を OFF にし てください。 2 カメラとハイビジョンテレビを接続する HDMI 端子※ (外部機器側) HDMI ミニ端子 (カメラ側) ※使用する外部機器の端子に合ったケーブルをお使いください。 3 4 テレビの入力を HDMI 入力に切り換える カメラの電源を ON にして、K ボタンを押す • 撮影した画像がテレビの画面に表示されます。 Q 249
HDMI 対応機器との接続時の設定を変更する セットアップメニューの[HDMI] (0 323)で、HDMI 対応機器との接 続時の設定を変更できます。 ❚❚ 出力解像度 HDMI 対応機器への出力解像度を設定できます。 •[出力解像度]が[オート]の場合、出力先の 映像信号形式を自動的に検出します。 • 動画ライブビュー、動画の撮影または再生時に は、 [出力解像度]の設定にかかわらず、常に [オート]の動作になります。 ❚❚ 詳細設定 出力レンジ 出力画面サイズ ライブビュー時の 情報表示 Q 250 ビデオ信号の色階調の入力範囲(RGB レンジ)は、HDMI 対 応機器によって異なります。通常は、HDMI 対応機器に合わ せて自動で出力レンジを切り換える[オート]をお使いくだ さい。HDMI 対応機器の RGB レンジを識別できない場合は、 次のいずれかを選択してください。 • リミテッドレンジ:RGB レンジが 16 ∼ 235 の機器に適してい ます。画面で黒色がつぶれて表示される場合に選びます。 • フルレンジ:RGB レンジが 0 ∼ 255 の機器に適しています。 黒色が明るく表
A HDMIとは High-Definition Multimedia Interface の略で、マルチメディアインターフェースの ひとつです。このカメラでは市販の HDMI ミニ端子ケーブル(Type C)を使って HDMI 対応機器と接続できます。 A 端子カバーについて 使用しない場合は、必ず端子カバーを閉じてください。ゴミなどが入ると、誤作動の 原因となることがあります。 A テレビでの画像の再生について • 画像の再生方法は、液晶モニターで再生するときと同じです。 • テレビ画面では、画像の周辺部が一部ケラレて表示される場合があります。 • テレビでの再生などでカメラを長時間使うときは、別売のパワーコネクター EP-5B と AC アダプター EH-5b をお使いになることをおすすめします。 A スライドショー 再生メニューの[スライドショー] (0 260)では、撮影した画像を 1 コマずつ連続再 生できます。 A 動画の音声について • 動画撮影時に別売のステレオマイクロホン ME-1(0 61)を使ってステレオ録音した音 声は、HDMI ケーブルでカメラと HDMI テレビをつな
Q 252
Uメニューガイド D 再生メニュー: 再生で使える便利な機能 G ボタンを押して、タブの D アイコンを選ぶと、再生メニューが表示 されます。 G ボタン 再生メニューの項目は、次の通りです。 メニュー項目 削除 再生フォルダー設定 非表示設定 再生画面設定 画像コピー 0 231 254 254 255 256 メニュー項目 撮影直後の画像確認 削除後の次再生画像 縦位置自動回転 スライドショー プリント指定(DPOF) 0 259 260 260 260 247 A 関連ページ 「再生メニューの初期設定」(0 410) U 253
再生フォルダー設定 G ボタン ➜ D 再生メニュー 画像はメモリーカード内のフォルダーに保存されます。 画像の再生(0 215)時に表示するフォルダーを設定します。 ND800 D800 で作成された全てのフォルダー内の画像を再生します。 全てのフォルダー メモリーカード内の全てのフォルダーの画像を再生します。 記録中の 画像の記録に実際に使われているフォルダーの画像を再生し フォルダー ます。 非表示設定 G ボタン ➜ D 再生メニュー 非表示設定した画像は、非表示設定画面以外では表示されません。 1 [設定]を選ぶ •[設定]を選んでマルチセレク ターの 2 を押すと、画像の選択 画面が表示されます。 2 非表示する画像を選ぶ • マルチセレクターを操作して画像 を選び、中央ボタンを押して設定 します。設定すると R が表示さ れます。もう一度中央ボタンを押 すと、R が消えます。 • 非表示にする画像全てに設定してください。 • X ボタンを押している間、選んだ画像を拡大表示します。X ボタンを 放すと元に戻ります。 • W ボタンを押すと、[スロット / フォルダー指定メニュー]
3 設定を完了する • J ボタンを押して、設定を終了します。 J ボタン D 非表示設定についてのご注意 • メモリーカードを初期化すると、非表示設定した画像も削除されますのでご注意く ださい。 • プロテクトと非表示の両方を設定した画像の非表示設定を解除すると、プロテクト 設定も解除されます。 A 設定した非表示設定を一括で解除したいときは [非表示設定]画面で[一括解除]を選ぶと、[非表示設定]で設定した内容を全て解 除します。 再生画面設定 G ボタン ➜ D 再生メニュー 標準表示画面(0 219)で、選択したフォーカスポイントまたはピント 合わせに使用したフォーカスポイントを表示するかどうかを設定できま す。また、1 コマ表示時の画像情報表示に、画像のみ表示、ハイライト表 示、RGB ヒストグラム表示、撮影情報表示、統合表示を表示するかどう かも設定できます。 1 項目を選ぶ • 画像情報に表示したい項目を選択 し、マルチセレクターの 2 を押 すと、項目の左側のチェックボッ クスがオン M になります。 • もう一度 2 を押すと、チェック ボックスがオフ U になります。
2 [設定終了]を選ぶ •[設定終了]を選んで J ボタ ンを押すと、設定が完了し ます。 J ボタン 画像コピー G ボタン ➜ D 再生メニュー メモリーカードを 2 枚使用しているときに、メモリーカード内の画像をも う一方のメモリーカードにコピーできます。 コピー元の選択 コピーしたい画像があるスロットを選びます。 コピー元画像の選択 コピーしたい画像を選択します。 コピー先フォルダー [コピー元の選択]で選ばなかったスロットにあるフォル の選択 ダーを画像のコピー先として選択します。 コピー実行 コピーを実行します。 ❚❚ 画像のコピー方法 1 [コピー元の選択]を選ぶ •[コピー元の選択]を選んでマル チセレクターの 2 を押すと、[コ ピー元の選択]画面が表示され ます。 2 コピーしたい画像があるス ロットを選ぶ • コピーしたい画像が入っている カードのスロットを選んで J ボ タンを押すと、 [画像コピー]画 面に戻ります。 U 256
3 [コピー元画像の選択]を選ぶ •[コピー元画像の選択]を選んで 2 を押すと、[コピー元画像の選 択]画面が表示されます。 4 コピー元画像があるフォル ダーを選ぶ • コピー元画像のあるフォルダーを 選んで 2 を押すと、[画像選択の 初期状態]画面が表示されます。 5 画像の選択方式を選ぶ • コピー画像の選び方は、次の 3 通 りがあります。 全画像非選択 全画像選択 プロテクト 画像選択 6 フォルダー内の全ての画像が選ばれていない状態で表示されます。 • コピーする画像を 1 枚ずつ自分で選びたい場合に適しています。 フォルダー内の全ての画像が選ばれた状態で表示されます。 • フォルダー内の全画像をコピーしたい場合に適しています。 フォルダー内のプロテクトされている画像だけが選ばれた状態で 表示されます。 コピーする画像を選ぶ • マルチセレクターで画像を選ん で中央ボタンを押すと、L が表 示されます。もう一度中央ボタ ンを押すと、L が消えます。 • X ボタンを押している間、選択 中の画像を拡大表示します。 • コピーしたい全ての画像に L を 入れてから J ボタンを押
7 [コピー先フォルダーの選択] を選ぶ •[コピー先フォルダーの選択]を 選んで 2 を押すと、[コピー先 フォルダーの選択]画面が表示 されます。 8 コピー先フォルダーの選択方 法を選ぶ • コピー先フォルダーの選択方法 を選んで 2 を押します。 フォルダー 番号指定 コピー先のフォルダー番号を入力 して指定します(0 264)。指定し たフォルダー番号のフォルダーが ない場合は、フォルダーを新規作成 します。 既存フォルダーの一覧表示から、コ ピー先フォルダーを選択します。 既存フォルダー から選択 9 コピー先フォルダーを選ぶ • それぞれの画面で、フォルダー番号を指定または選択して J ボタンを押 すと、コピー先フォルダーを設定して[画像コピー]画面に戻ります。 10[コピー実行]を選ぶ •[コピー実行]を選んで J ボ タンを押すと、コピーの確 U 認画面が表示されます。 J ボタン 258
11[はい]を選ぶ •[コピーしますか?]というメッ セージと、コピーする枚数が表 示されます。 •[はい]を選んで J ボタンを押す と、コピーを実行します。 • コピーが終了したら、もう一度 J ボタンを押してコピーを完了します。 D 画像コピーについてのご注意 • コピー先メモリーカードの残量がない場合、コピーで きません。 • コピー先フォルダーに同じファイル番号が存在する 場合、右のような画面が表示されます。このとき、 [上 書き]または[全て上書き]を選択すると、コピー元 の画像に上書きされますのでご注意ください。ただ し、コピー先の画像にプロテクトまたは非表示が設定されている場合は、上書きで きません。[スキップ]を選択すると、上書きせずに残りの画像のコピーを続けま す。 [キャンセル]を選択すると、コピーを中止します。 • プロテクト設定はコピー先の画像に引き継がれます。 •[プリント指定(DPOF)] (0 244)で設定した情報は、コピー先の画像には引き継 がれません。 • 非表示設定した画像はコピーできません。 • 動画をコピーするときは、バッテリー切れを防ぐため、充分に充電されたバ
削除後の次再生画像 G ボタン ➜ D 再生メニュー 画像を削除した後に表示する画像を設定できます。 S 後ろのコマ T 前のコマ U 削除した画像の次に撮影した画像を表示します。 最後の画像を削除した場合は、1 つ前の画像を表示します。 削除した画像の前に撮影した画像を表示します。 最初の画像を削除した場合は、次に撮影した画像を表示します。 • 直前のコマ送りが前の画像から後の画像の順番のときは、 [後 直前コマ ろのコマ]と同じ動作になります。 送り方向に • 直前のコマ送りが後の画像から前の画像の順番のときは、 [前 従う のコマ]と同じ動作になります。 縦位置自動回転 G ボタン ➜ D 再生メニュー 縦位置で撮影した画像を、自動的に回転して表示 します。 D 縦位置自動回転についてのご注意 •[縦位置自動回転]を[する]に設定しても、セットアップメニューの[縦横位置情 報の記録] (0 329)を[しない]にして撮影した画像は、全て横位置で表示されます。 • 縦位置で撮影した状態のまま画像確認がしやすいように、 [縦位置自動回転]を[す る]に設定しても、撮影直後の画像確認時は自
❚❚ スライドショーを再生する [開始]を選んで J ボタンを押すと、スライド ショーが始まります。スライドショーの再生中 は、次の操作が可能です。 1 コマ進む / 戻る マルチセレクターの 4 を押すと前の画像が、2 を 押すと次の画像が表示されます。 画像情報を 切り換える 1 または 3 を押すと、静止画再生時に画像情報の 切り換えができます(0 218)。 一時停止する / 再開する J 再生メニューに 戻る G 通常再生に戻る K 撮影に戻る スライドショーが一時停止します。もう一度 J ボ タンを押すと再開します。 スライドショーを中止して、再生メニューに戻り ます。 スライドショーを中止して、1 コマ表示モード (0 215)またはサムネイル表示モード(0 215) に戻ります。 シャッターボタンを半押しすると、すぐに撮影で きます。 再生が終わると、右のような画面が表示されま す。 [再開]を選んで J ボタンを押すと、スライ ドショーが再開します。 [終了]を選んで J ボタ ンを押すと、スライドショーが終了します。 U 261
C 撮影メニュー:撮影で使える便利な機能 G ボタンを押して、タブの C アイコンを選ぶと、撮影メニューが表示 されます。 G ボタン 撮影メニューの項目は次の通りです。 0 メニュー項目 0 撮影メニューの管理 263 カスタムピクチャーコントロール 165 拡張撮影メニューの設定 264 色空間 268 記録フォルダー設定 264 アクティブ D- ライティング 170 ファイル名設定 267 主スロットの選択 88 HDR(ハイダイナミックレンジ) 172 269 ヴィネットコントロール 副スロットの機能 88 自動ゆがみ補正 270 画質モード 83 長秒時ノイズ低減 271 画像サイズ 86 高感度ノイズ低減 271 撮像範囲 77 ISO 感度設定 107 JPEG 圧縮 85 多重露出 192 RAW 記録 85 インターバルタイマー撮影 197 ホワイトバランス 141 微速度撮影 204 ピクチャーコントロール 159 動画の設定 67 メニュー項目 A 関連ページ U 262
撮影メニューの管理 G ボタン ➜ C 撮影メニュー カメラは、撮影メニューの設定内容を、「A」、「B」、「C」、「D」の 4 通り 記憶できます。それぞれの撮影メニューで設定した内容は、他の撮影メ ニューには反映されません。ただし、ピクチャーコントロールの調整値 (クイック調整および手動調整)、[拡張撮影メニューの設定]、[多重露 出]、[インターバルタイマー撮影]、[微速度撮影]での設定は、全ての 撮影メニューで共通になります。 [撮影メニューの管理]で「A」、 「B」、 「C」、 「D」のいずれかを選んでから撮 影メニューの設定を変更すると、カメラが設定内容を記憶します。記憶した 設定内容は、設定時の撮影メニューを選び直すことで呼び出せます。 A 撮影メニュー設定表示について インフォ画面には、k と撮影メニュー名(「A」∼ 「D」)が表示されます。 A 関連ページ 露出モード、シャッタースピード、絞り値も撮影メニューに記憶する → C[拡張撮影メニューの設定] (0 264) ❚❚ 名前編集 撮影メニュー「A」∼「D」の名前を編集するには、名前を変更したい撮 影メニューを選んでマルチセレクタ
❚❚ 撮影メニューのリセット 撮影メニュー「A」∼「D」を個別に リセットできます。リセットしたい 撮影メニューを選んで O(Q)ボタ ンを押すと、確認画面が表示されま す。[はい]を選んで J ボタンを押 すと、選んだ撮影メニューの設定を O(Q)ボタン リセットして初期設定に戻します (0 411)。 拡張撮影メニューの設定 G ボタン ➜ C 撮影メニュー [する]を選ぶと、撮影メニュー(「A」∼「D」) ごとに露出モード、シャッタースピード(露出モー ド f、h のみ)、絞り値(露出モード g、h のみ)を 記憶できます。 •[撮影メニューの管理]で「A」、 「B」、 「C」、 「D」 のいずれかを選んでから露出モード、シャッ タースピード、絞り値の設定を変更すると、カメラが設定内容を記憶しま す。記憶した設定内容は、設定時の撮影メニューを選び直すことで呼び出 せます。 •[しない]を選ぶと、[する]を選ぶ前に設定した露出モード、シャッ タースピード、絞り値に戻ります。 記録フォルダー設定 G ボタン ➜ C 撮影メニュー 記録フォルダーの新規作成や既存フォルダーからの選択を行います。新
❚❚ フォルダー番号指定 記録するフォルダー番号を指定します。フォルダーが存在しない場合は 新しく作成します。 1 [フォルダー番号指定]を選ぶ •[フォルダー番号指定]を選んで マルチセレクターの 2 を押すと、 [フォルダー番号指定]画面が表 示されます。 •[フォルダー番号指定]画面の右 上には、主スロット(0 88)が下線で強調されて表示されます(新規 作成する場合、フォルダーは主スロットに作成されます)。 2 フォルダー番号の桁を選ぶ • 4 または 2 を押して、フォルダー番号の変更したい桁を選びます。 3 フォルダー番号を変更する • 1 または 3 を押して、フォルダー番号の数値を変更します。 4 フォルダー番号を設定する • J ボタンを押すと、新規フォルダーを作成して撮影メニュー画面に戻 ります。 • 次に撮影する画像は、作成した新規フォルダーに保存されます。 • 作成済みのフォルダー番号を指定すると、フォルダー番号の左にフォ ルダーマーク(W、X、Y)が表示されます。 W または X を選んで J ボタンを押すと、指定したフォルダーを記録 フォルダーに設定して撮影メニューに
❚❚ 既存フォルダーから選択 既存のフォルダーから選択します。 1 [既存フォルダーから選択] を選ぶ •[既存フォルダーから選択]を選 んでマルチセレクターの 2 を押 すと、[既存フォルダーから選 択]画面が表示されます。 2 フォルダーを選ぶ • 1 または 3 を押して、画像を記録するフォルダーを選びます。 3 画像を記録するフォルダーを設定する • J ボタンを押すと、設定が有効になり撮影メニュー画面に戻ります。 • 次に撮影する画像は、選んだフォルダーに保存します。 D フォルダー番号およびファイル番号についてのご注意 フォルダー番号が 999 に達しているときに、ファイル番号が 9999 に達するか、この フォルダー内のファイル数が 999 個に達した場合は、それ以上フォルダーを作成でき ず、シャッターがきれなくなります。ただし、次の場合、メモリーカードにまだ空き 容量があれば、さらに撮影を続けられます。 • フォルダー番号が 999 以下で、そのうちのファイル数が 999 に達していないフォル ダーを記録フォルダーとして選んだ場合 • フォルダー番号が 999 以下のフォルダーを新
ファイル名設定 G ボタン ➜ C 撮影メニュー このカメラで撮影した画像には、自動的に DSC_nnnn.xxx というファイ ル名が付きます。 [ファイル名設定]では、 「DSC」の 3 文字を任意に変更 できます。入力画面での文字の入力方法については、「カスタムピク チャーコントロールを登録する」の手順 6 をご覧ください(0 166)。 A ファイル名について • このカメラで撮影された画像には DSC_nnnn.xxx という名称が付きます。 nnnn には 0001 ∼ 9999 までの数字が入ります。xxx には選んだ画質モードによって、 次の拡張子が入ります。 - NEF:RAW の場合 - TIF:TIFF (RGB) の場合 - JPG:FINE/NORMAL/BASIC の場合 - MOV:動画の場合 - NDF:イメージダストオフデータの場合 • 撮影メニューの[色空間]で[Adobe RGB](0 268)を選んだ場合は _DSCnnnn.
色空間 G ボタン ➜ C 撮影メニュー 記録する画像の色空間を指定します。 [sRGB]色空間は画像調整を行わ ずに再生やプリントをする場合に適しています。[Adobe RGB]色空 間は、[sRGB]に比べて色域が広いため、商業印刷に適しています。 A 色空間について • カラーマネージメント機能を持たないアプリケーションで画像を開く場合、または • 印刷する場合には、sRGB 色空間をおすすめします。 Adobe RGB 色空間で記録した JPEG 画像は、DCF オプション色空間に対応していま す。DCF オプション色空間に対応しているアプリケーションやプリンターの場合、自 動的に正しい色空間が設定されます。DCF オプション色空間に対応していないアプリ ケーションやプリンターの場合は、Adobe RGB 色空間に設定してください。詳細に ついては、アプリケーションやプリンターの説明書をご覧ください。 • Adobe RGB 色空間で記録した TIFF 画像には、ICC プロファイルが埋め込まれていま す。Adobe Photoshop などのカラーマネージメント機能を持ったアプリケーシ
ヴィネットコントロール G ボタン ➜ C 撮影メニュー ヴィネットコントロールは、レンズの特性による周辺光量の低下をレン ズに応じて軽減します。特に開放絞り側で撮影した場合に効果的です。 G タイプ・D タイプレンズを装着しているときのみ機能します(DX レン ズ、PC レンズを除く)。 e 強め g 標準 f 弱め しない 効果が強い順に、[強め] 、[標準] 、[弱め]になります。 周辺光量の低下を補正しません。 D ヴィネットコントロールについてのご注意 • 次の場合、ヴィネットコントロールの効果は適用されません。 - DX レンズを装着して撮影メニュー[撮像範囲](0 77)の[DX 自動切り換え]を [する]に設定している場合または[撮像範囲設定]を[DX(24 × 16)1.
自動ゆがみ補正 G ボタン ➜ C 撮影メニュー [する]にすると、広角レンズ使用時のたる型の ゆがみや、望遠レンズ使用時の糸巻き型のゆがみ を補正して撮影します。 •[自動ゆがみ補正]は、G タイプ・D タイプレン ズを装着した場合のみ機能します。ただし、PC レンズ、フィッシュアイレンズ、その他一部の レンズを装着した場合は機能しません。また、対応レンズ以外を装着し た場合については、動作を保証しません。 D 自動ゆがみ補正についてのご注意 •[する]の場合、シャッターをきってから、記録が始まるまで時間がかかる場合があ ります。 • ゆがみを大きく補正するほど、画像周辺部は切り取られます。 • DX レンズを装着している場合は、自動ゆがみ補正を行う前に、[DX 自動切り換え] を[する]に設定するか、 [撮像範囲設定]を[DX(24 × 16)1.
長秒時ノイズ低減 G ボタン ➜ C 撮影メニュー 低速シャッタースピードになったときに発生するノイズ(ざらつき、む ら、輝点)を低減します。 する しない シャッタースピードが 1 秒より低速になった場合に、長秒時ノ イズの低減処理を行います。 長秒時ノイズの低減処理を行いません。 長秒時ノイズ低減処理は、撮影後に行われま す。処理中は、表示パネルとファインダー内表 示に l m が点滅します。この表示が消える まで、撮影はできません。長秒時ノイズの低減 処理を行う場合、画像を記録するまでの時間 は、約 2 倍になります。 D 長秒時ノイズ低減についてのご注意 • 連続撮影速度は遅くなり、連続撮影可能コマ数も少なくなります。 • 処理中に電源を OFF にすると、処理は行われず、長秒時ノイズの低減処理を行う前 の画像が保存されます。 • 動画撮影時は、長秒時ノイズ低減の効果は適用されません。 高感度ノイズ低減 G ボタン ➜ C 撮影メニュー 感度が高くなるほど発生しやすいノイズ(ざらつき、むら、すじ)を低 減します。 強め 標準 弱め 全ての ISO 感度で高感度ノイズの低減処理を行い
A カスタムメニュー: 撮影に関するさらに詳細な設定 G ボタンを押して、タブの A アイコンを選ぶと、カスタムメニューが 表示されます。 G ボタン カメラの各種設定を撮影者の好みに合わせて変更できます。カスタムメ ニュー画面は、2 つの階層で構成されています。 <第 1 階層> <第 2 階層> カスタムメニューの 管理(0 274) U 272
カスタムメニューの項目は次の通りです。※ 0 メニュー項目 0 カスタムメニューの管理 274 a オートフォーカス a1 AF-C モード時の優先 a2 AF-S モード時の優先 a3 AF ロックオン a4 半押し AF レンズ駆動 a5 フォーカスポイント照明 a6 フォーカスポイント 275 276 276 277 277 d10 イルミネーター点灯 d11 MB-D12 電池設定 d12 電池の使用順序 e フラッシュ・BKT 撮影 e1 フラッシュ撮影同調速度 e2 フラッシュ時シャッター 291 291 292 メニュー項目 循環選択 AF 点数切り換え a7 a8 内蔵 AF 補助光の照射設定 b 露出・測光 b1 ISO 感度設定ステップ幅 b2 露出設定ステップ幅 b3 露出・調光補正ステップ幅 b4 露出補正簡易設定 b5 中央部重点測光範囲 b6 基準露出レベルの調節 c AE ロック・タイマー c1 半押し AE ロック c2 半押しタイマー c3 セルフタイマー c4 液晶モニターの d パワーオフ時間 撮影・記録・表示 d1 d2 d3 d4 d5 d
A 関連ページ 「カスタムメニューの初期設定」(0 413) カスタムメニューの管理 G ボタン ➜ A カスタムメニュー カメラは、カスタムメニューの設定内容を、「A」、「B」、「C」、「D」の 4 通り記憶できます。それぞれのカスタムメニューで設定した内容は、他 のカスタムメニューには反映されません。 [カスタムメニューの管理]で「A」、 「B」、 「C」、 「D」のいずれかを選ん でからカスタムメニューの設定を変更すると、カメラが設定内容を記憶 します。記憶した設定内容は、設定時のカスタムメニューを選び直すこ とで呼び出せます。 ❚❚ 名前編集 カスタムメニュー「A」∼「D」の名前を編集するには、名前を変更した いカスタムメニューを選んでマルチセレクターの 2 を押します。名前は 「カ 20 文字まで入力できます。入力画面での文字の入力方法については、 スタムピクチャーコントロールを登録する」の手順 6 をご覧ください (0 166)。 A カスタムメニュー設定表示について インフォ画面には、O とカスタムメニュー名 (「A」∼「D」)が表示されます。 U 274
❚❚ カスタムメニューのリセット カスタムメニュー「A」∼「D」を 個別にリセットできます。リセッ トしたいカスタムメニューを選ん で O(Q)ボタンを押すと、確認 画面が表示されます。 [はい]を選 んで J ボタンを押すと、選んだカ O(Q)ボタン スタムメニューの設定をリセット して初期設定に戻します(0 413)。 a:オートフォーカス a1:AF-C モード時の優先 G ボタン ➜ A カスタムメニュー ファインダー撮影時の AF モードが AF-C のとき(0 89)にシャッターボ タンを押したときの動作を設定できます。 G レリーズ E レリーズ / フォーカス F フォーカス ピント状態に関係なく撮影優先でシャッターをきることが できます。 ピント状態に関係なく撮影優先でシャッターをきることが できますが、低コントラスト・低輝度の被写体を連続撮影 するときは、連続撮影速度を落としてピント合わせを行い ます。連続撮影時に撮影速度よりもピント合わせを優先し たいときにお使いください。 ピ ン ト が 合 う ま で、シ ャ ッ タ ー ボ タ ン を 全 押 し し て も シャ
a2:AF-S モード時の優先 G ボタン ➜ A カスタムメニュー ファインダー撮影時の AF モードが AF-S のとき(0 89)にシャッターボ タンを押したときの動作を設定できます。 G レリーズ ピント状態に関係なく撮影優先でシャッターをきることがで きます。 F フォーカス ピントが合うまで、シャッターボタンを全押ししてもシャッ ターをきることができません。 [AF-S モード時の優先]の設定にかかわらず、 • AF モードが AF-S のときは、 ピント表示(●)が点灯した状態でシャッターボタンの半押しを続ける と、シャッターをきるまでフォーカスロックが行われます。 a3:AF ロックオン G ボタン ➜ A カスタムメニュー ファインダー撮影時の AF モードが AF-C のとき(0 89)に、被写体との 距離が瞬時に大きく変わった場合のピント合わせの動作について設定で きます。 C ( D ) E 5(強め) 4 3(標準) 2 1(弱め) しない U 276 被写体との距離が瞬時に大きく変わったとき、一定時間経過し てから被写体を追従するピント合わせを行います。
a4:半押し AF レンズ駆動 G ボタン ➜ A カスタムメニュー シャッターボタンを半押ししたときの、ピント 合わせの動作を設定できます。 [しない]を選ん だ場合は、B ボタンを押したときだけピント 合わせを行い、シャッターボタンを半押しして もピントを合わせません。 a5:フォーカスポイント照明 G ボタン ➜ A カスタムメニュー ファインダー内のフォーカスポイントの照明方法を設定できます。 オート 被写体が暗いときは、自動的にフォーカスポイントを赤色に照明し ます。 する 被写体の明るさにかかわらず常にフォーカスポイントが赤色に照明 します。背景が明るいときは、照明が見えづらい場合があります。 しない フォーカスポイントを照明しません。また、撮像範囲外の記録され 。 ない部分をうす暗く表示します(0 79) a6:フォーカスポイント循環選択 G ボタン ➜ A カスタムメニュー フォーカスポイントをマルチセレクターで選ぶ ときに、上下左右端で循環するように設定でき ます。 [する]を選んだ場合、一番端のフォーカスポイ ント(q)を選んでいるときに、さらにマルチ セレクタ
a7:AF 点数切り換え G ボタン ➜ A カスタムメニュー 手動で選べるフォーカスポイントの数を設定できます。 B 51 点 51 点全てのフォーカスポイント を選べます。 11 点のフォーカスポイントから A U 278 11 点 選べます。フォーカスポイントの 位置をすばやく動かしたいとき に便利です。
a8:内蔵 AF 補助光の照射設定 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 被写体が暗いときなど、シャッターボタンを半 押しすると、ピント合わせのために AF 補助光を 自動的に照射します。 暗い場所でもAF補助光を自動的に照射させない ように設定できます。 する ファインダー撮影時に、オートフォーカスでのピント合わせ の際に、次の条件が全て満たされた場合に、自動的に AF 補助 光を照射します。 • 被写体が暗い場合 • AF モードが AF-S の場合(0 89) • オートエリア AF 以外の AF エリアモード(0 91)で、中央 のフォーカスポイントを選択したとき、またはオートエリ ア AF のとき AF 補助光を照射しません。被写体が暗いときなどは、オート しない フォーカスでのピント合わせはできなくなる場合がありま す。 A AF 補助光について • 使用できる AF レンズの焦点距離は 24mm から 200mm、AF 補助光が届く距離範囲の 目安は約 0.
b:露出・測光 b1:ISO 感度設定ステップ幅 G ボタン ➜ A カスタムメニュー ISO 感度のステップ幅を設定できます(0 107)。 ISO 感度のステップ幅を変更したとき、設定され ている ISO 感度が変更後のステップ幅に存在し ない場合は、最も近い値に変更されます。 b2:露出設定ステップ幅 G ボタン ➜ A カスタムメニュー シャッタースピード、絞り値、およびオートブラ ケティング補正量のステップ幅を設定できます。 b3:露出・調光補正ステップ幅 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 露出補正時と調光補正時の補正量のステップ幅 を設定できます。 U 280
b4:露出補正簡易設定 G ボタン ➜ A カスタムメニュー E ボタンを使用せずに、コマンドダイヤルだけで露出補正できるように 設定を変更できます。 露出補正簡易設定を[する(自動リセット)]または[する]に設定する と、露出インジケーターの「0」が点滅します。 コマンドダイヤルだけで露出補正値を設定できます。 する • コマンドダイヤルだけを使って設定した露出補正値は、電源 (自動リセット) を OFF にするか、半押しタイマーがオフになると、リセット されます。 コマンドダイヤルだけで露出補正値を設定できます。 • 電源を OFF にしても、半押しタイマーがきれても、設定した 露出補正値はリセットされません。 する E ボタンを押しながら、メインコマンドダイヤルを回して露出 しない 補正を設定します。 A b4[露出補正簡易設定]と f9[メインとサブの入れ換え]の併用 について [露出補正簡易設定]とカスタムメニュー f9[コマンドダイヤルの設定] (0 314)の [メインとサブの入れ換え]との併用により、次の表で記載しているコマンドダイヤル で露出補正ができるようになります。 カス
b5:中央部重点測光範囲 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 中央部重点測光は、ファインダー中央部を重点 的に測光して、露出値を決定します。中央部重 点測光の範囲を変更できます。 • 非 CPU レンズを装着しているときの測光範囲は、 [画面全体の平均]に 設定すると画面全体の平均になり、それ以外に設定すると[φ12mm] 相当になります。 b6:基準露出レベルの調節 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 適正露出の基準を撮影者の好みに合わせ、測光 モードごとに明るめ(+側)または暗め(−側) に調節できます。1/6 段ステップ幅で± 1 段の 範囲で設定できます。初期設定は 0 です。 D 基準露出レベルの調節について • カスタムメニュー b6[基準露出レベルの調節]は、カスタムメニュー「A」∼「D」 ごとに設定します。カスタムメニューを切り換えるときは、カスタムメニュー b6 の 設定の違いにご注意ください。 • カスタムメニュー b6[基準露出レベルの調節]を 0 以外に設定しても、E マークは 表示されませんのでご注意ください。設定した基準露出レベルは、カスタムメニュー b6 の
c:AE ロック・タイマー c1:半押し AE ロック G ボタン ➜ A カスタムメニュー シャッターボタンを半押ししたときにAEロック を行うかどうかを設定できます。 c2:半押しタイマー G ボタン ➜ A カスタムメニュー シャッターボタンを半押ししてから何も操作し ないで一定時間が過ぎると、待機状態に入りま す。この待機状態になるまでの時間を変更でき ます。 • 待機状態になると、表示パネルのシャッター スピードと絞り値の表示とファインダー内の 表示が消灯します。 • 半押しタイマーを延長すると、バッテリーの消耗が早くなります。 U 283
c3:セルフタイマー G ボタン ➜ A カスタムメニュー セルフタイマー撮影時(0 104)にシャッターボタンを全押ししてから シャッターがきれるまでの時間と、撮影するコマ数、連続撮影するとき の撮影間隔を設定できます。 時間 撮影コマ数 シャッターがきれるまでの時間を選べ ます。 マルチセレクターの 1 または 3 を押し て、1 コマ∼ 9 コマの間で設定できます。 [撮影コマ数]を 2 コマ以上に設定した 連続撮影間隔 場合に連続撮影するときの撮影間隔を 選べます。 U 284
c4:液晶モニターのパワー オフ時間 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 液晶モニターが自動的に消灯するまでの時間を 変更できます。 •[画像の再生]、[メニュー表示]、[インフォ画 面表示]、[撮影直後の画像確認]、[ライブ ビュー表示]で液晶モニターが自動的に消灯す るまでの時間を個別に設定できます。 • 初期設定は、 [画像の再生]と[インフォ画面表示]の場合は 10 秒、 [メ ニュー表示]は 1 分、 [撮影直後の画像確認]は 4 秒、[ライブビュー表 示]は 10 分です。 • 液晶モニターの表示時間を延長すると、バッテリーの消耗が早くなります。 U 285
d:撮影・記録・表示 d1:電子音設定 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 電子音の音の高さや音量を設定できます。 ❚❚ 音量 電子音の音量を設定できます。 •[電子音なし]を選ぶと、電子音は鳴りません。 ❚❚ 音の高さ 電子音の音の高さを[高音]と[低音]から選 べます。 •[音量]を[電子音なし]以外に設定すると、次の場合に電子音が鳴り ます。 - セルフタイマー作動中(0 104) - 微速度撮影終了時(0 204) - オートフォーカスのピントが合ったとき(ただし、AF モード(0 89)が AF-C のとき、電子音は鳴りません) -「LOCK」した SD カードをカメラに入れてシャッターをきろうとした とき(0 32) • 動画ライブビュー時(0 57)およびレリーズモードが J の場合(0 101) は、 [電子音設定]の設定にかかわらず、ピントが合ったときの電子音 は鳴りません。 A 電子音設定時の表示について U 286 [音量]が[電子音なし]以外の場合は表示パネルとイン フォ画面に c(電子音あり)マークが表示されます。
d2:低速連続撮影速度 G ボタン ➜ A カスタムメニュー レリーズモードが CL のときの連続撮影速度を [5 コマ / 秒]∼[1 コマ / 秒]の間で設定できま す(0 102)。 A インターバルタイマー撮影速度について レリーズモードを S に設定してインターバルタイマー撮影を行った場合、カスタムメ ニュー d2 で設定した連続撮影速度で撮影されます。 d3:連続撮影コマ数 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 連続撮影を最大何コマまで継続できるかを設定 できます。マルチセレクターの 1 または 3 を押 して、1 コマ∼ 100 コマの間で設定します。 A 連続撮影コマ数について カスタムメニュー d3[連続撮影コマ数]で設定するコマ数は、連続撮影を継続できる 最大のコマ数です。ただし、連続撮影速度を維持したまま連続撮影できるコマ数には、 画質モードなどによって上限があります(0 444) 。このコマ数を超えると「t00」と 表示され、連続撮影速度は低下します。 U 287
d4:露出ディレーモード G ボタン ➜ A カスタムメニュー 顕微鏡撮影時などのカメラブレを最小限に抑え るため、シャッターボタンを押すと最初にミラー が作動し、約 1 ∼ 3 秒後にシャッターがきれるよう に変更できます。 d5:連番モード G ボタン ➜ A カスタムメニュー ファイル名に使われるファイル番号の連番について設定できます。 する メモリーカードを交換したり、画像を記録するフォルダーを変更して も、連番でファイル番号を付けます。複数のカードを使って撮影して もファイル番号が重複しないため、撮影後の画像ファイルを管理しや すくなります。 しない メモリーカードや画像を記録するフォルダーを変更するたびに、 ファイル番号が「0001」に戻ります。画像を記録するフォルダー内 にすでに画像ファイルがある場合は、次の番号からファイル番号が 付きます。 • 連番モードを[する]から[しない]に変更しても、カメラはファ イル番号を記憶しています。次に[する]に切り換えたときは、以 前記憶した番号からの連番でファイル名が付きます。 [する]に設定したときのファイル番号をリセットします。リセ
D フォルダーの自動作成について • 撮影中に記録フォルダー内に 999 個のファイルが記録された場合、メモリーカード 内に存在する最大フォルダー番号+1 という番号のフォルダーを自動的に作成して、 記録フォルダーとしてそのフォルダーを選びます。 • 撮影中にファイル番号が 9999 となった場合、メモリーカード内に存在する最大フォ ルダー番号+ 1 の番号のフォルダーを自動的に作成して、記録フォルダーとしてその フォルダーを選びます。 d6:格子線の表示 G ボタン ➜ A カスタムメニュー ファインダー内に構図用格子線(0 8)を表示 するかしないかを設定できます。 d7:ISO 感度表示と簡易設定 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 表示パネルの記録可能コマ数表示部に、ISO 感度を表示できます。[感度 表示と簡易設定をする]を選ぶと、コマンドダイヤルの操作だけで ISO 感 度を変更できます。 9 3 感度を表示する 記録可能コマ数表示部に ISO 感度を表示します。 感度表示と 簡易設定をする 記録可能コマ数表示部に ISO 感度を表示し、露出モード が e、f、g のとき
d8:インフォ画面のガイド表示 G ボタン ➜ A カスタムメニュー インフォ画面で選んだ項目の文字表示ガイドを 表示するかどうかを設定します(0 13)。 d9:インフォ画面の表示設定 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 明るい場所や暗い場所で液晶モニターが見づらいときにインフォ画面 (0 10)の見え方を設定できます。 黒文字表示 v 自動 白文字表示 インフォ画面の表示を見やすくするように、カメラが自動的 に白黒反転します。明るい場所では黒文字表示に、暗い場所 では明るさを抑えた白文字表示に切り替わります。 手動でインフォ画面の表示を切り換えます。 w 黒文字 明るい場所で撮影するときにインフォ画 面が見やすいように、液晶モニターが点灯 し、文字を黒く表示します。 x 白文字 暗い場所で撮影するときにインフォ画面 が見やすいように、液晶モニターの明るさ を抑え、文字を白く表示します。 手動 U 290
d10:イルミネーター点灯 G ボタン ➜ A カスタムメニュー [しない]に設定すると、電源スイッチを D に合 わせたときだけ表示パネルのイルミネーター [する]に設定す (照明)が点灯します(0 4)。 ると、このほか、半押しタイマー(0 40)の作 動中にも、表示パネルのイルミネーター(照明) が点灯します。ただし、バッテリーの消耗は早 くなります。 d11:MB-D12 電池設定 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 別売のマルチパワーバッテリーパック MB-D12 に単 3 形電池(8 本)を入 れて使用するときに、カメラが電池残量をより正確に表示できるように、 電池の種類を指定してください。ただし、Li-ion リチャージャブルバッ テリー EN-EL15 または別売の EN-EL18 を使用する場合は、設定する必要 がありません。 MB-D12 で使える市販の単 3 形電池は、アルカリ電池、ニッケル水素充電 池、リチウム電池です。次の表に合わせて正しく設定してください。 • 電池設定を正しく設定していない場合、カメラが正常に作動しないおそ れがあります。 対応する電池 1 2 3
A 単 3形電池の使用について 別売のマルチパワーバッテリーパック MB-D12 に単 3 形電池(アルカリ電池、ニッケル水素 充電池、リチウム電池)を電源として使用するときは、次のことにご注意ください。 • アルカリ電池を電源として使用した場合、他の電源を使用した場合と比較して撮影で きるコマ数が極端に減少します。通常の撮影では他の電源を使用し、アルカリ電池は 緊急用として使用してください。また、低温時は使用しないでください。 • 電池のメーカーや銘柄によっては、撮影できるコマ数が少なかったり、使用できな い場合があります。 • 周囲の温度が 20 ℃よりも低い環境では、撮影できるコマ数が極端に減少する場合が あります。 • 電池の使用推奨期間内であっても、保管状態によっては撮影できるコマ数が減少し たり、使用できない場合があります。 • 単 3 形電池を使っているときは、表示パネルとファインダー内の電池残量表示は次の ようになります。 表示パネル ファインダー L 表示なし I d 意味 バッテリーは充分に残っています。 バッテリーが残り少なくなりました。バッテリー交換 の準備をしてください。
A マルチパワーバッテリーパック MB-D12 について • 別売のマルチパワーバッテリーパック MB-D12 をカ メラに装着すると、インフォ画面の MB-D12 のバッテ リー種別表示は、使用しているバッテリーにより、次 のように変わります。 MB-D12 の バッテリー種別表示 v x u MB-D12 で使用しているバッテリー Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL15 Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL18 単 3 形電池 • 別売のパワーコネクター EP-5B と AC アダプター EH-5b を MB-D12 に接続している場 合は、カスタムメニュー d12[電池の使用順序]の設定にかかわらず、常に AC アダ プターを使用します。 U 293
e:フラッシュ・BKT 撮影 e1:フラッシュ撮影同調速度 G ボタン ➜ A カスタムメニュー フラッシュ撮影時の同調速度を設定できます。 1/320 秒 フラッシュ撮影時の同調速度を 1/320 秒または 1/250 秒に設定し (オート FP) ます。別売のオート FP ハイスピードシンクロ対応スピードライト 1/250 秒 (0 387)使用時は 1/320 秒または 1/250 秒より速いシャッタース (オート FP) ピードでは自動的に FP 発光に切り替わります。※ 1/250 秒 1/200 秒 1/160 秒 1/125 秒 1/100 秒 1/80 秒 1/60 秒 フラッシュ撮影時の同調速度を、 1/250 ∼ 1/60 秒の範囲で設定できます。 ※ 露出モードが e または g で、表示パネルまたはファインダー内表示のシャッター スピードがカスタムメニュー e1[フラッシュ撮影同調速度]で設定した同調速 度を示す場合、実際に制御されるシャッタースピードが同調速度よりわずかで も高速側であれば、FP 発光に切り替わります。 A シャッタースピードの同調速度を固定するには 露
❚❚ オート FP ハイスピードシンクロについて カスタムメニュー e1[フラッシュ撮影同調速度](0 294)を[1/320 秒 (オート FP)]または[1/250 秒(オート FP)]に設定すると、内蔵フラッ シュや別売のスピードライト(0 387)を使って 1/320 秒または 1/250 秒 までフラッシュ同調ができます。また、別売のオート FP ハイスピードシン クロ対応スピードライト使用時にシャッタースピードが 1/320 秒または 1/250 秒より速くなると、自動的に FP 発光に切り替わります。 1/320 秒(オート FP) 1/250 秒(オート FP) シャッター スピード 1/8000 ∼ 1/320 秒 内蔵 フラッシュ — スピード ライト (別売) FP 発光 内蔵 フラッシュ スピード ライト (別売) 1/250 秒 内蔵 フラッシュ スピード ライト (別売) — FP 発光 — — — FP 発光 — — より高速側 1/320 ∼ 1/250 秒 より高速側 1/250 ∼ 30 秒 フラッシュ フラッシュ 同調 ※ 同
e2:フラッシュ時シャッター スピード制限 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 露出モードが e または g の場合のフラッシュ撮 影時のシャッタースピードの低速側の制限を、 [1/60 秒]∼[30 秒]から設定できます。 • スローシンクロモード、後幕シンクロモード、赤 目軽減スローシンクロモード時や露出モードが f、h の場合には、カスタムメニュー e2[フラッ シュ時シャッタースピード制限]の設定にかかわ らず、シャッタースピードの低速側の制限は 30 秒になります。 e3:内蔵フラッシュ発光 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 内蔵フラッシュの発光方式を設定できます。 r s TTL モード 内蔵フラッシュの光量は、撮影状況に応じて自動的に調 節されます。 マニュアル 発光モード 指定した発光量で内蔵フラッシュが発光します。モニ ター発光は行いません。 t 1 回の露光中に、内蔵フラッシュを繰り返し連続発光させ リピーティング ます。被写体の連続的な動きを分解写真のように写し込 発光モード みます。詳しくは 0 297 をご覧ください。 u コマンダー モード 内蔵
A 調光補正マークの表示について [マニュアル発光モード] 、 [リピーティング発光モード]にすると、表示パネルとファ インダー内表示に Y マークが点滅します。 A 別売スピードライト SB-400を装着している場合について 別売スピードライト SB-400 を装着してスピードライト の電源を ON にすると、カスタムメニュー e3[内蔵フ ラッシュ発光]が e3[外付けフラッシュ発光]に変わ り、SB-400 の発光方式を[TTL モード]または[マニュ アル発光モード]に設定できます。[リピーティング発 光モード]と[コマンダーモード]は選択できません。 ❚❚ マニュアル発光モード 「Full」 (フル発光)のほか、 「1/1.
A リピーティング発光モードの発光回数について •[回数]で設定する数値は、最大の発光回数です。シャッタースピードを高速にしたり、 発光間隔を長くすると、実際の発光回数は設定よりも少なくなることがあります。 • 設定できる発光回数は、[発光量]によって次のように変わります。 発光量 1/4 1/8 1/16 1/32 1/64 1/128 回数 2 3 4 5 6 7 8 9 10 15 20 25 30 35 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ❚❚ コマンダーモード 内蔵フラッシュを主灯(マスターフラッシュ)として、カメラから離れ た別売のスピードライトで構成される補助灯(リモート ) グループをワイ ヤレス(アドバンストワイヤレスライティング、0 387)で制御するた めのモードです。 内蔵フラッシュや 2 つの補助
マルチセレクターの 4 または 2 で項目を切り換え、1 または 3 で発光 モードや補正量(または発光量)を設定してください。 内蔵 フラッシュ 発光モード 内容 TTL 内蔵フラッシュは、i-TTL 調光を行います。右側の[補 正量]欄で、内蔵フラッシュの調光補正量を設定(1/3 段ステップで± 3 段)します。 M 内蔵フラッシュはマニュアル調光を行います。右側の[補 正量]欄で、内蔵フラッシュの発光量を[1/1](フル発 光)、または[1/1.
コマンダーモードでの撮影手順は、次のとおりです。 1 右の画面で、[内蔵フラッシュ]の [発光モード]と[補正量]を 設定する • 発光モードを[--](非発光)にした場合 は、[補正量]が設定できません。 2 同様に[A グループ]の[発光モー ド]と[補正量]を設定する 3 B グループの補助灯を使用する場合は、 同様に[B グループ]の[発光モー ド]と[補正量]を設定する 4 [チャンネル]を設定する 5 U 300 J ボタンを押して設定を有効にする
6 構図を決め、カメラと補助灯(別売のスピードライト)を 配置する • 補助灯は下図の範囲内に配置してください。 60º 以内 約 10m 以内 30º 以内 約 5m 以内 補 助灯のワ イヤレス リ モ ートセン サー窓を カ メ ラ側に向 けて設定 し てください。 カメラ (内蔵フラッシュ) 30º 以内 約 5m 以内 60º 以内 • 周辺環境により、上図内の距離は多少変化します。 7 使用する全ての補助灯の電源を ON にし、グループとチャン ネルを設定する • 補助灯の設定方法については、スピードライトの使用説明書をご覧く ださい。 • 補助灯のチャンネルは、必ずカメラで設定したものと同じチャンネル (1 ∼ 4)に設定してください。 8 フラッシュロック解除ボタンを押して、内蔵フラッシュを 上げる • 内蔵フラッシュの[発光モード]を[--]に設定した場合も、撮影時 にモニター発光を行えるよう、内蔵フラッシュを上げておいてくださ い。 9 カメラのファインダー内表示と全ての補助灯でレディーライ トが点灯していることを確認し、ピントを合わせて撮影する • コマンダー
A 内蔵フラッシュを発光させない場合の表示について 手順 1 で[内蔵フラッシュ]の[発光モード]を[--]にして内蔵フラッシュを上げる と、表示パネルのフラッシュモード表示から c が消灯します。 A コマンダーモード時の調光補正と表示について • コマンダーモード時に、M(Y)ボタンとサブコマンドダイヤルで調光補正を行う と、 [内蔵フラッシュ]、 [A グループ]、 「B グループ」のそれぞれの[補正量]に加 算されます。 •[内蔵フラッシュ]を[TTL]にして、 [補正量]を 0 以外に設定すると、表示パネル とファインダー内表示に Y が点灯します。 •[内蔵フラッシュ]を[M]に設定すると、表示パネルとファインダー内表示に Y が点滅します。 D コマンダーモードについてのご注意 • 補助灯は、内蔵フラッシュの光がセンサー窓に入る位置(通常はカメラより被写体に近 い位置)に置きます。特に、手持ちで撮影するときは、内蔵フラッシュの光が確実にセ ンサー窓に入るように、補助灯はカメラより前に構えてください。 • 補助灯の直接光または強い反射光が、カメラの撮影レンズ([TTL]設定時)や他の 補助
e4:モデリング発光 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 内蔵フラッシュや別売のニコンクリエイティブ ライティングシステム対応スピードライト (0 115、386)使用時にカメラのプレビューボ タンを押したときに、陰影の状況を把握するた めのモデリング発光を行わないように設定でき ます。 e5:オートブラケティングの セット G ボタン ➜ A カスタムメニュー オートブラケティング(0 130)の種類を設定できます。 j AE・フラッシュ ブラケティング 露出値(AE)とフラッシュの発光量を変えながら撮 影します。 k l AE ブラケティング 露出値を変えながら撮影します。 フラッシュ ブラケティング フラッシュの発光量を変えながら撮影します。 1 回の撮影でホワイトバランス(WB)を変えた画像 m WB ブラケティング (0 135) y ADL ブラケティング (0 138) を記録します。複数の光源が混在しているなど、ホワ イトバランスを決めにくいときや、微妙な白の色味を 好みで選びたいときなどに便利です。RAW 画像を含 む画質モードを設定したときは、WB
e6:BKT 変化要素(M モード) G ボタン ➜ A カスタムメニュー 露出モード h でオートブラケティングを行うときに変化する内容は、カス タムメニュー e5[オートブラケティングのセット]と e6[BKT 変化要素 ]との組み合わせによって次のようになります。 (M モード) カスタムメニュー e5 カスタムメニュー e6 [オートブラケティングのセット] [BKT 変化要素(M モード)] AE・フラッシュ ブラケティング※ F フラッシュ・ G フラッシュ・ シャッタースピード シャッタースピードと フラッシュの調光レベル シャッタースピード、 シャッタースピード・ 絞り値 H I フラッシュ・絞り値 フラッシュ 絞り値、 フラッシュの調光レベル 絞り値と フラッシュの調光レベル フラッシュの調光レベル AE ブラケティング※ シャッタースピード シャッタースピードと 絞り値 絞り値 – ※カスタムメニュー e6 が[フラッシュ・シャッタースピード]、 [フラッシュ・ シャッタースピード・絞り値] 、 [フラッシュ・絞り値]のいずれかのときに、 [感 度自動制
e7:BKT の順序 G ボタン ➜ A カスタムメニュー オートブラケティングの補正順序を変更できます。 H [0]→[−]→[+] 「補正なし」→「−側に補正」→「+側に補正」の 順になります。 I [−]→[0]→[+] 「−側に補正」→「補正なし」→「+側に補正」の 順になります。 • カスタムメニュー e5[オートブラケティングのセット]が[ADL ブラケティング] の場合、e7 の設定を変更しても補正順序は変わりません。 f:操作 f1:D スイッチの機能 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 電源スイッチを D マークの方向に回したときの機能を設定できます。 D D の点灯/ 消灯 h D とインフォ画面の 点灯 / 消灯 表示パネルのイルミネーターを約6秒間点灯します。 表示パネルのイルミネーターの点灯とインフォ画面 の表示を行います。 f2:中央ボタンの機能 G ボタン ➜ A カスタムメニュー ファインダー撮影時とライブビュー撮影時または再生時にマルチセレク ターの中央ボタンを押したときの機能を設定できます(1 コマ表示中の画 像が動画の場合、 [再生モ
❚❚ 再生モード n 1 コマとサムネイル 中央ボタンを押すごとに、1 コマ表示とサムネイル の切り換え 表示(4 コマ、9 コマ、72 コマ)を切り換えます。 中央ボタンを押している間、ヒストグラム(0 222) o ヒストグラム表示 を表示します。サムネイル表示時もヒストグラム表 示できます。 p 拡大画面との 切り換え 中央ボタンを押すと、撮影時のフォーカスポイント を中心にして、設定した拡大率で拡大表示します。 もう一度中央ボタンを押すと、元の表示に戻ります。 •[拡大画面との切り換え]を選んで 2 を押すと、拡 大率を[低倍率]、[中倍率]、[高倍率]から選べ ます。 • サムネイル表示時も拡大表示できます。 u スロット / フォルダー指定 中央ボタンを押すと、 [スロット / フォルダー指定メ ニュー]画面(0 217)が表示され、画像を再生す るスロットとフォルダーを指定できます。 ❚❚ ライブビュー J p フォーカスポイント ライブビュー表示中に中央ボタンを押すと、フォー 中央リセット カスポイントが画面中央に移動します。 拡大画面との 切り換え ライブビュー
f4:Fn ボタンの機能 G ボタン ➜ A カスタムメニュー Fn ボタンを単独で押したときの機能と、Fn ボタ ンを押しながらコマンドダイヤルを回したとき の機能を設定できます。 ❚❚ Fn ボタン押し時の動作 Fn ボタンを単独で押したときの機能を設定できます。 q プレビュー※ レンズの絞り羽根が絞り込まれ、被写界深度が確認できま す(0 115)。 r FV-L ※ 内蔵フラッシュまたは別売のスピードライト(0 387)使 用時は、FV ロック(0 186)を行い、もう一度 Fn ボタン を押すと解除します。 B AE-L/AF-L C AE-L D AE-L (レリーズで リセット)※ E AE-L (ホールド)※ Fn ボタンを押している間、AE ロックとフォーカスロック を同時に行います。 Fn ボタンを押している間、AE ロックを行います。 1 回押すと AE ロックを行い、AE ロック状態が維持されま す。もう一度 Fn ボタンを押すか、シャッターをきるか、 半押しタイマーがきれると、解除されます。 1 回押すと AE ロックを行い、AE ロック状態が維持さ
1 BKT自動連写 カスタムメニュー e5 の[オートブラケティングのセット] が[WB ブラケティング]以外の場合でレリーズモードが CH または CL のときは、Fn ボタンを押しながらシャッター ボタンを全押ししている間、1 回分のブラケティング設定 コマ数を撮影し終えた後も、引き続きオートブラケティン グ撮影をします。また、レリーズモードが S または J のと きは、Fn ボタンを押しながらシャッターボタンを全押し し続けると、1 回分のブラケティング設定コマ数を連続撮 影します。 [オートブラケティングのセット]が[WB ブラケティン グ]の場合は、Fn ボタンを押しながらシャッターボタン を全押ししている間連続撮影して、各コマに対して WB ブ ラケティングを行います。 L マルチパターン Fn ボタンを押している間、測光モードがマルチパターン 測光簡易設定 測光になります。 M 中 央 部 重 点 測 Fn ボタンを押している間、測光モードが中央部重点測光 光簡易設定 になります。 N スポット測光 簡易設定 Fn ボタンを押している間、測光モードがスポット測光に なります。
設定しない Fn ボタンは機能しません。 ※これらの機能は、 [コマンドダイヤル併用時の動作] (0 310)とは併用できませ ん。設定するとメッセージが表示され、[コマンドダイヤル併用時の動作]が自 動的に[設定しない]になります。また、これらの機能が選ばれているときに [コマンドダイヤル併用時の動作]を[設定しない]以外に設定すると、[Fn ボ タン押し時の動作]の設定が自動的に[設定しない]になります。 A 水準器インジケーターについて [Fn ボタン押し時の動作]を[ファインダー内水準器]に設定して Fn ボタンを押すと、 カメラに内蔵している傾斜センサーを使って、ファインダーに水準器インジケーター を表示します。この「水準器インジケーター」の見方は次の通りです。 ローリング方向 カメラが時計回りに 傾いている場合 カメラが正位置の場合 (傾いていない場合) カメラが反時計回りに 傾いている場合 カメラが正位置の場合 (傾いていない場合) カメラが後ろに 傾いている場合 ピッチング方向 カメラが前に 傾いている場合 • カメラを前または後ろに大きく傾けると、水準器の誤差が大きくなり
❚❚ コマンドダイヤル併用時の動作 Fn ボタンを押しながらコマンドダイヤルを回したときの機能を設定でき ます。 i $ v w y U 310 Fn ボタンを押しながらコマンドダイヤルを回すと、[撮 像範囲](0 77)の設定を切り換えられます。 • 切り換えたい撮像範囲を選 択し、マルチセレクターの 2 を押すと、項目の左側の 撮像範囲選択 チェックボックスがオン M になります。もう一度 2 を 押すと、チェックボックス がオフ U になります。[設 定終了]を選んで J ボタンを押すと、設定が完了します。 露出モードが f または h のとき、Fn ボタンを押しながらメ インコマンドダイヤルを回すと、シャッタースピードを固 シャッター 定します。露出モードが g または h のとき、Fn ボタンを押 スピードと しながらサブコマンドダイヤルを回すと、絞り値を固定し 絞り値のロック ます。シャッタースピードと絞り値のロックについては、 0 124 をご覧ください。 カスタムメニュー b2[露出設定ステップ幅] (0 280)の 設定にかかわらず、シャッタースピードまたは絞り値を 1 段ステッ
f5:プレビューボタンの機能 G ボタン ➜ A カスタムメニュー プレビューボタンを単独で押したときの機能 と、コマンドダイヤルを併用したときの機能を 設定できます。 ❚❚ プレビューボタン押し時の動作 プレビューボタンを単独で押したときの機能は、カスタムメニュー f4[Fn ボ (0 307)とほぼ同じですが、 [AFタンの機能]→[Fn ボタン押し時の動作] ON]は選べません。初期設定は[プレビュー]です。 ❚❚ コマンドダイヤル併用時の動作 プレビューボタンを押しながらコマンドダイヤルを回したときの機能 は、カスタムメニュー f4[Fn ボタンの機能]→[コマンドダイヤル併用 時の動作] (0 310)と同じです。初期設定は[設定しない]です。 U 311
f6:AE/AFロックボタンの機能 G ボタン ➜ A カスタムメニュー AAE/AF ロックボタンを単独で押したときの機 能と、コマンドダイヤルを併用したときの機能 を設定できます。 ❚❚ AE/AF ロックボタン押し時の動作 AAE/AF ロックボタンを単独で押したときの機能は、カスタムメニュー f4[Fn ボタンの機能]→[Fn ボタン押し時の動作](0 307)と同じで す。ただし、初期設定は[AE-L/AF-L]です。 ❚❚ コマンドダイヤル併用時の動作 AAE/AF ロックボタンを押しながらコマンドダイヤルを回したときの機 能は、カスタムメニュー f4[Fn ボタンの機能]→[コマンドダイヤル併 用時の動作](0 310)とほぼ同じですが、[シャッター・絞り値 1 段選 択]と[アクティブ D- ライティング設定]は選べません。初期設定は[設 定しない]です。 U 312
f7:シャッタースピードと 絞り値のロック G ボタン ➜ A カスタムメニュー [シャッタースピードのロック]を[する]にす ると、露出モード f または h ではシャッタース ピードを現在の設定でロックします。[絞り値の ロック]を[する]にすると、露出モード g また は h では絞り値を現在の設定でロックします。 • 露出モードが e の場合はシャッタースピード と絞り値のロックは使えません。 f8:BKT ボタンの機能 G ボタン ➜ A カスタムメニュー D ボタンを押したときの機能を設定できます。 t オート ブラケティング $ 多重露出 2 HDR(ハイ ダイナミック レンジ) D ボタンを押しながらメインコマンドダイヤルまたは サブコマンドダイヤルを回すと、オートブラケティング 撮影時の撮影コマ数、補正ステップ、アクティブ D- ライ ティングの度合いを設定できます(0 130)。 D ボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回す と、多重露出モードを設定できます。D ボタンを押し ながらサブコマンドダイヤルを回すと、多重露出のコマ 数を設定できます(0 195)。 D
f9:コマンドダイヤルの設定 G ボタン ➜ A カスタムメニュー メインコマンドダイヤルとサブコマンドダイヤルに関する設定ができます。 ❚❚ 回転方向の変更 露出補正の設定時またはシャッタースピード / 絞 り値の設定時に、メインコマンドダイヤルとサブ コマンドダイヤルを操作するときの回転方向を 逆方向に変更できます。 •[露出補正の設定時]または[シャッタースピー ド / 絞り値の設定時]を選んでマルチセレクターの 2 を押すと、項目の左側のチェックボックスがオン M になります。もう一 度 2を押すと、チェックボックスがオフ U になります。 •[設定終了]を選んで J ボタンを押すと、設定が完了します。 • 別売のマルチパワーバッテリーパック 方向も変更されます。 MB-D12 のコマンドダイヤルの回転 ❚❚ メインとサブの入れ換え シャッタースピードを設定するメインコマンド ダイヤルと、絞り値を設定するサブコマンドダ イヤルの機能を入れ換えられます。 メインコマンドダイヤルで絞り値を、サブコマンドダイヤルで シャッタースピードを設定します。 1 する 露出モード g のときのみ、メインコ
❚❚ 絞り値の設定方法 CPU レンズの装着時に露出モードが g または h の場合、レンズの絞りリン グで絞り値を設定できるように変更できます。 サブコマンド ダイヤル 絞りリング サブコマンドダイヤルで絞り値をセットします([メインと サブの入れ換え]を[する]に設定した場合は、メインコ マンドダイヤルでセットします) 。 レンズの絞りリングで絞り値をセットします。絞りリング による中間絞りの設定は可能ですが、絞り値の表示は 1 段ス テップになります。 • 絞りリングのないレンズ(G タイプレンズ)装着時は、[絞り値の設定 方法]での設定にかかわらず、絞り値はサブコマンドダイヤルで設定し ます。 • 非 CPU レンズ装着時は、[絞り値の設定方法]での設定にかかわらず、 絞り値はレンズの絞りリングで設定します。 U 315
❚❚ 再生 / メニュー画面で使用 画像のコマ送りやメニュー操作を、マルチセレクターでの操作から、メ インコマンドダイヤルとサブコマンドダイヤルの操作でも行えるように 変更できます。 する 再生時: • 1 コマ表示時には、メインコマンドダイヤルで撮影画像 をコマ送りします。サブコマンドダイヤルで画像情報の 表示ページを切り換えます。 • サムネイル表示時には、メインコマンドダイヤルを回す と、黄色の枠(カーソル)が左右に移動し、サブコマン ドダイヤルを回すと、上下に移動します。 メニュー画面表示時※: メインコマンドダイヤルで選択項目を切り換えます。サブ コマンドダイヤルを時計方向に回すと、サブメニューに移 動します。反時計回りに回すと、前の画面に戻ります。 2 する (撮影後確認時 を除く) しない [する]と同じ内容ですが、撮影直後の画像確認時は操作で きません。 再生時の表示画像の切り換え、画像の選択、およびメ ニュー画面での項目の選択は、マルチセレクターを操作し て行います。 ※サブコマンドダイヤルでは項目を決定することはできません。項目を決定するに は、J ボタンか、マルチセレクターの
f10:ボタンのホールド設定 G ボタン ➜ A カスタムメニュー ボタンを押しながらコマンドダイヤルを操作するときに、指を放しても 設定できる状態が維持できます。 [ボタンのホールド設定]の対象ボタンは、I(Q)ボタン、E ボタ ン、M(Y)ボタン、D ボタン、S ボタン、T ボタン、U ボタ ン、AF モードボタンです。また、カスタムメニュー f4[Fn ボタンの機能] (0 311)の[コマンドダ (0 307)または f5[プレビューボタンの機能] イヤル併用時の動作]で、Fn ボタンまたはプレビューボタンに[アクティ [ボタンのホール ブ D- ライティング設定]が割り当てられている場合も、 ド設定]の対象になります。 1 回ボタンを押すと、ボタンを放しても設定できる状態が維持 する しない され、コマンドダイヤル単独で設定できます。もう一度ボタン を押すか、シャッターボタンを半押しするか、半押しタイマー がきれると、解除されます。 • カスタムメニュー c2[半押しタイマー]が[制限なし]に設 定されている場合には、自動的に解除されません。 ボタンを押し続けている間のみ設定できる状態とな
f12:インジケーター表示の + / −方向 G ボタン ➜ A カスタムメニュー ファインダー内表示、表示パネルおよびインフォ画面(R)での露出、 露出補正、オートブラケティングのインジケーターの+と−方向を入れ 換えることができます。 U 318 V インジケーターの+側を左に、−側を右に表示 します。 W インジケーターの−側を左に、+側を右に表示 します。
f13:MB-D12 の AF-ON ボタン機能 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 別売のマルチパワーバッテリーパッ ク MB-D12 の B ボタンの機能を設 定します。 B ボタンを押すと、オートフォーカスが作動します。こ A AF-ON r FV-L B AE-L/AF-L C AE-L D AE-L の場合、シャッターボタンの半押しではオートフォーカス は作動しません。 内蔵フラッシュまたは別売のスピードライト(0 387)使用 時は、1 回押すと FV ロック(0 186)を行い、もう一度 B ボタンを押すと解除します。 B ボタンを押している間、AE ロックとフォーカスロック を同時に行います。 B ボタンを押している間、AE ロックを行います。 1 回押すと AE ロックを行い、AE ロック状態を維持します。も (レリーズで う一度 B ボタンを押すか、シャッターをきるか、半押し リセット) タイマーがオフになると、AE ロックを解除します。 1 回押すと AE ロックを行い、AE ロック状態を維持します。 シャッターをきっても AE ロックを解除しません。ただし、
g:動画 g1:Fn ボタンの機能 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 動画ライブビューで Fn ボタンを押したときの機能を設定できます。 t パワー絞り (開放絞り側) r s Fn ボタンを押している間、開放絞り側に絞りが動きま す。カスタムメニュー g2[プレビューボタンの機能]が [パワー絞り(最小絞り側)]のときは、自動的にこの項 目が選ばれます(0 320) 。 動画撮影中に Fn ボタンを押すと、撮影中の動画にイン インデックス デックスマークを付けることができます。インデックス マーキング マークを付けると、動画の再生時や編集時に目的の場所 へ素早く移動できます(0 59) 。 Fn ボタンを押すと、動画ライブビューで静止画を撮影す 静止画撮影情報 るときの撮影情報が表示されます。もう一度 Fn ボタンを の表示 押すと元の画面に戻ります。 設定しない Fn ボタンは機能しません。 g2:プレビューボタンの機能 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 動画ライブビューでプレビューボタンを押したときの機能を設定できます。 q プレビューボタンを押している間、最小絞り側
A パワー絞りについて • 露出モード g または h のときのみ動作します。 • 動画撮影中はパワー絞りは動作しません。 • 静止画撮影情報の表示中は、パワー絞りは動作しません。 • パワー絞りが動作しないときは、6 マークが液晶モニターに表示されます。 • パワー絞りの動作中は画面にちらつきが発生します。 g3:AE/AFロックボタンの機能 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 動画ライブビュー時で AAE/AF ロックボタンを押したときの機能を設定 できます。 r インデックス マーキング s 静止画撮影情報 の表示 B AE-L/AF-L C AE-L E AE-L (ホールド) F AF-L 設定しない 動画撮影中に AAE/AF ロックボタンを押すと、撮影中の 動画にインデックスマークを付けることができます。イ ンデックスマークを付けると、動画の再生時や編集時に 目的の場所へ素早く移動できます(0 59) 。 AAE/AF ロックボタンを押すと、動画ライブビューで静 止画を撮影するときの撮影情報が表示されます。もう一 度 AAE/AF ロックボタンを押すと元の画面に
g4:シャッターボタンの機能 G ボタン ➜ A カスタムメニュー ライブビューセレクターが 1 の場合に、シャッターボタンを押したとき の機能を設定できます。 C 静止画撮影 1 動画撮影 シャッターボタンを全押しすると、アスペクト比(縦横比) 16:9 の静止画を撮影します(撮影中の動画は終了します)。 静止画の画像サイズ(ピクセル)については、 「動画ライブ ビュー時に撮影できる静止画の画像サイズと画質モードに ついて」(0 63)をご覧ください。 シャッターボタンを半押しすると、動画ライブビューを 開始します。フォーカスモードセレクターが AF の場合、 動画ライブビュー中にシャッターボタンを半押しする とピント合わせが行われます。また、全押しすると、動 画撮影を開始します。もう一度シャッターボタンを押す と、動画撮影を終了します。 • 動画ライブビューを終了するには、a ボタンを押して ください。 • 別売のリモートコード(0 395)使用時には、リモー トコードのシャッターボタンを半押しして動画ライブ ビューを開始したり、全押しして動画撮影の開始と終 了を行えます。 D[シャッター
B セットアップメニュー: カメラを使いやすくする基本設定 G ボタンを押して、タブの B アイコンを選ぶと、セットアップメニュー が表示されます。 G ボタン セットアップメニューの項目は次の通りです。 メニュー項目 0 カードの初期化(フォーマット) 324 ワイヤレストランスミッター 239 液晶モニターの明るさ 324 画像コメント 332 イメージセンサークリーニング 400 著作権情報 333 クリーニングミラーアップ※ 1 403 カメラ設定の保存と読み込み 334 イメージダストオフデータ取得 325 GPS 214 HDMI 249 水準器表示 336 フリッカー低減 327 レンズ情報手動設定 209 地域と日時 328 AF 微調節 337 メニュー項目 0 送信機能※ 2 338 339 言語(Language) 328 Eye-Fi 縦横位置情報の記録 329 ファームウェアバージョン 電池チェック 330 ※ 1 バッテリー残量表示が J 以下のときは選べません。 ※ 2 この機能に対応し
カードの初期化(フォーマット) G ボタン ➜ B セットアップメニュー メモリーカードを初期化(フォーマット)しま す。初期化したいスロットを選んで[はい]を選 ぶと、選んだスロットのメモリーカードを初期化 します。初期化すると、カード内のデータは全て 削除されます。カード内に必要なデータが残って いる場合は、初期化の前にパソコンなどに保存し てください。 D カードの初期化についてのご注意 [カードの初期化(フォーマット)中です。]のメッセージが液晶モニターに表示されて いる間は、電源を OFF にしたり、メモリーカードを取り出さないでください。 A ボタン操作による初期化 O(Q)ボタンと I(Q)ボタンを 2 秒以上同時に押して初期化することもでき ます(0 31)。 液晶モニターの明るさ G ボタン ➜ B セットアップメニュー 画像の再生時、メニュー表示時、インフォ画面表示時の液晶モニターの明る さを設定できます。 オート マニュアル 液晶モニターが点灯した時点で照度センサー(0 5)の測定し た周囲の明るさに合わせて、カメラが自動で液晶モニターを見 やすい明るさに調整します。
イメージダストオフデータ取得 G ボタン ➜ B セットアップメニュー 別売の Capture NX 2(0 395)の「イメージダストオフ機能」を使うため のデータを取得します。イメージダストオフとは、カメラの撮像素子の前 面にあるローパスフィルターに付いたゴミの写り込みを RAW 画像から取 り除く機能です。イメージダストオフ機能については、Capture NX 2 の 使用説明書をご覧ください。 ❚❚ イメージダストオフデータ取得の手順 1 イメージダストオフデータの取得方法を選ぶ •[開始]を選んで J ボタンを 押すと、[イメージダストオ フデータ取得]画面が表示 されます。 J ボタン •[イメージセンサークリーニング後 開始]を 選んで J ボタンを押すと、すぐにイメージ センサークリーニングを実行します。イ メージセンサークリーニングの実行後に、 [イメージダストオフデータ取得]画面が表 示されます。 • 表示パネルとファインダー内表示に右のよ うに表示されます。 • データ取得を取り消したいときは、G ボ タンを押してください。 D イメージセンサークリーニングについてのご注意
2 レンズ先端から 10cm 程度離れた、明るく白い無地の被写体を 画面いっぱいにとらえ、シャッターボタンを半押しする • オートフォーカスのときは、カメラが自動的に無限遠にピントを合わ せます。 • マニュアルフォーカスのときは、手動で無限遠に合わせてください。 3 シャッターボタンを全押しして撮影する • シャッターボタンを押すと、液晶モニターが消灯します。 • 被写体が明るすぎ、または暗すぎたために、 データが取得できなかった場合は、液晶モニ ターに右の画面が表示され、手順 1 の状態に 戻ります。被写体の明るさを変えて、もう一 度撮影してください。 D イメージダストオフデータ取得についてのご注意 • 非 CPU レンズをお使いの場合は、[イメージダストオフデータ取得]を選べません。 • お使いになる CPU レンズは、焦点距離が 50mm 以上のレンズ(DX レンズを除く) をおすすめします(0 375 )。 • ズームレンズは望遠側にしてください。 • 取得したイメージダストオフデータは、データ取得後にレンズや絞り値を変更して 撮影した画像にも適用できます。 • イメージダストオフデータ
フリッカー低減 G ボタン ➜ B セットアップメニュー 蛍光灯や水銀灯などの光源下で、ライブビュー 表示中(0 43)や動画撮影時(0 57)に画面 にちらつきや横縞が生じる「フリッカー現象」を 低減できます。通常はカメラが自動的に電源周 波数を選ぶ[オート]をお使いください。 [オー ト]にしていても、フリッカー低減効果が得ら れない場合は、お使いの地域の電源周波数に応じて、[50 Hz]と[60 Hz]から選びます。東日本など電源周波数が 50 Hz の地域では[50 Hz] を選び、西日本など電源周波数が 60 Hz の地域では[60 Hz]を選んでく ださい。 D フリッカー低減についてのご注意 •[オート]に設定してもフリッカー低減効果が得られない場合や電源周波数がわから ない場合は、設定を切り換えて試し撮りをすることをおすすめします。 • 被写体が非常に明るい場合、フリッカー低減効果が得られない場合があります。絞 りを絞り込んで(より大きい数値にして)ください。 • 露出モードが h 以外の場合、設定したシャッタースピードが必ずしも反映されないた め、フリッカー低減できるシャッタースピー
地域と日時 G ボタン ➜ B セットアップメニュー 現在地と日時、年月日の表示順を設定します。日時設定の手順について 。定期的に日時設 は、 「日付と時刻を設定する」をご覧ください(0 25) 定を行うことをおすすめします。 現在地の設定 日時の設定 日付の表示順 夏時間の設定 現在地のタイムゾーンを選びます。現在地のタイムゾーンを 変更すると、 [日時の設定]で設定された日時が、時差に合わ せて自動的に更新されます。 [現在地の設定]で選ばれているタイムゾーンの時刻を設定し ます。 液晶モニターに表示される、日付の年、月、日の表示順を、 、[月 / 日 / 年] 、[日 / 月 / 年]から選びます。 [年 / 月 / 日] 現在地で夏時間(サマータイム制)が実施されている場合は [する]に、そうでない場合は[しない]に設定します。 [す る]にすると、時刻が 1 時間進みます。初期設定は[しない] です。 • 日時が設定されていない場合、表示パネルに時刻未設定マーク B が点 滅して警告します。 言語(Language) G ボタン ➜ B セットアップメニュー メニュー画面やメッセー
縦横位置情報の記録 G ボタン ➜ B セットアップメニュー 撮影時のカメラの縦横位置情報を画像に記録できます。 液晶モニターや付属の ViewNX 2、別売の Capture NX 2(0 395)で 画像を再生するときに、記録した縦横位置情報を利用して、自動的に 回転表示されます。 記録されるカメラの縦横位置情報は、次の 3 種類です。 する 横位置 しない 縦位置 時計回りに 90º 回転 縦位置 反時計回りに 90º 回転 縦横位置情報は記録されず、再生時には常に横位置で表示します。 D 縦横位置情報記録についてのご注意 カメラを上向きまたは下向きにして撮影したり流し撮りすると、縦横位置情報が正し く得られない場合があります。 A 再生メニュー[縦位置自動回転] 再生メニューの[縦位置自動回転] (0 260)では、 [縦横位置情報の記録]を[する] に設定して縦位置で撮影された画像を、液晶モニターに縦位置で表示するように変更 できます。 U 329
電池チェック G ボタン ➜ B セットアップメニュー カメラに装着中のバッテリーの情報を表示し ます。 残容量 撮影回数 キャリブ レーション 劣化度 U 330 バッテリーの残量を 1%単位で表示します。 充電後にシャッターをきった回数を表示します。 別売のマルチパワーバッテリーパック MB-D12 装着時に、Li-ion リチャージャブルバッテリーEN-EL18 が入っている場合に、キャ リブレーションの必要性の有無を表示します。キャリブレーショ ンはバッテリー容量をより正確に測定するための機能で、充放電 をある程度繰り返すと[j]が表示されます。 •[j]が表示されているときは、キャリブレーションするこ とをおすすめします。 •[--]が表示されているときは、キャリブレーションの必要はあ りません。 バッテリーの劣化度合いが 5 段階のバーグラフで表示されます。 • バーグラフが「0」(k)のときは、バッテリーは劣化して いません。 • バーグラフが「4」 (l)のときは、バッテリーの寿命です。 新しいバッテリーと交換してください。
A 撮影回数について [撮影回数]に表示される回数は、シャッターをきった回数です。ホワイトバランスの プリセットマニュアルデータ取得など、実際に画像がメモリーカードに記録されない 場合でも、シャッターをきるごとに 1 ずつ加算されます。 D 低温で充電した場合の劣化度表示について 一般的な電池特性として、周囲の温度が下がるにつれ、バッテリーに充電できる容量 は少なくなります。新品のバッテリーでも、約 5 ℃以下の低温で充電した場合、 [電池 チェック]で劣化度が「1」と表示されることがありますが、約 20 ℃以上で再充電す ると劣化度の表示は「0」に戻ります。 A マルチパワーバッテリーパックMB-D12 装着時の表示について 別売のマルチパワーバッテリーパック MB-D12 を装着し て い る 場 合、MB-D12 に 入 れ た バ ッ テ リ ー が Li-ion リ チャージャブルバッテリー EN-EL15 のときは、カメラに 装着したバッテリーと同様に表示されます。バッテリーが EN-EL18 の場合、キャリブレーション情報が追加され、 キャリブレーションの必要性の有無を表示します。単 3
画像コメント G ボタン ➜ B セットアップメニュー あらかじめコメントを登録しておき、撮影する画像に添付できます。添付 されたコメントは、付属の ViewNX 2 や別売の Capture NX 2(0 395)の メタデータで確認できます。 ❚❚ コメント入力 [コメント入力]を選んでマルチ 36 文字までのコメントを登録できます。 セレクターの 2 を押すと、画像コメントの入力画面が表示されます。入 力画面での文字の入力方法については、 「カスタムピクチャーコントロー ルを登録する」の手順 6 をご覧ください(0 166)。 ❚❚ コメント添付 登録したコメントを画像に添付したいときは、 [コ メント添付]を選んで 2 を押し、チェックボック スをオン M にします。[設定終了]を選んで J ボ タンを押すと、設定が有効になり、その後撮影し た画像には全てコメントが添付されます。 A 画像情報に表示される画像コメントについて 入力・添付された画像コメントは、「撮影情報」の「画像コメント」に表示されます (0 224)。 U 332
著作権情報 G ボタン ➜ B セットアップメニュー 撮影した画像に著作権情報を添付することができます。添付された著作 権情報は、付属の ViewNX 2 や別売の Capture NX 2(0 395)のメタ データで確認できます。 ❚❚ 撮影者名入力、著作権者名入力 [撮 36 文字までの撮影者名と、54 文字までの著作権者名を登録できます。 影者名入力]または[著作権者名入力]を選んでマルチセレクターの 2 を押すと名前の入力画面が表示されます。入力画面での文字の入力方法 については、「カスタムピクチャーコントロールを登録する」の手順 6 を 。 ご覧ください(0 166) ❚❚ 著作権情報添付 登録した著作権情報を画像に添付したいとき は、 [著作権情報添付]を選んで 2 を押し、チェッ [設定終了]を選 クボックスをオン M にします。 んで J ボタンを押すと、設定が有効になり、そ の後撮影した画像には全て著作権情報が添付さ れます。 D 著作権情報に関するご注意 • カメラを貸したり譲渡したりする場合は、撮影者名や著作権者名の違法な使用を防 ぐため、 [著作権情報添付]の設定を必ず解
カメラ設定の保存と読み込み G ボタン ➜ B セットアップメニュー カメラの各機能の設定データをメモリーカードに保存できます。また、メ モリーカードに保存されている設定データをカメラで読み込むこともでき るので、複数の D800 を同じ設定で使う場合などに便利です。 • メモリーカードを 2 枚使用している場合、撮影メニューの[主スロットの選 択](0 88)で選んだ主スロットのカードが対象になります。 設定を保存、読み込みできる機能は次の通りです。 再生画面設定 撮影直後の画像確認 再生メニュー 削除後の次再生画像 縦位置自動回転 撮影メニューの管理 拡張撮影メニューの設定 ファイル名設定 主スロットの選択 副スロットの機能 画質モード 画像サイズ 撮像範囲 JPEG 圧縮 RAW 記録 撮影メニュー ホワイトバランス(微調整値、プリセットマニュアルデー (A ∼ D 全メニュー) タ) ピクチャーコントロール 色空間 アクティブ D- ライティング ヴィネットコントロール 自動ゆがみ補正 長秒時ノイズ低減 高感度ノイズ低減 ISO 感度設定 動画の設定 カスタムメニュー 全メニュー (A ∼ D 全
イメージセンサークリーニング HDMI セットアップ メニュー フリッカー低減 地域と日時(日時の設定を除く) 言語(Language) 縦横位置情報の記録 画像コメント 著作権情報 GPS マイメニュー / 最近設定した項目 レンズ情報手動設定 Eye-Fi 送信機能 マイメニューに登録したメニュー項目 最近設定したメニュー項目 このタブの機能変更 ❚❚ 保存 カメラの設定データをメモリーカードに保存します。メモリーカードに 空き容量がない場合は、エラーメッセージが表示され、設定データは保 存されません。保存された設定データは他機種のカメラとの互換性はあ りません。 ❚❚ 読み込み メモリーカードからカメラの設定データを読み込みます。メモリーカー ドが装着されていないときや、メモリーカードに設定データが記録され ていないときは、[読み込み]は選べません。 D 設定データについてのご注意 メモリーカードに保存したカメラの設定データのファイル名は「NCSETUP8」です。ファ イル名を変更すると、設定データを読み込めなくなるためご注意ください。 U 335
水準器表示 G ボタン ➜ B セットアップメニュー カメラに内蔵している傾斜センサーを使って、液晶モニターにローリング方 向(水平方向)とピッチング方向(前後方向)の水準器を表示します。 • カメラが水平や垂直になると、ローリング方向の場合は水準器表示の基 準線が緑色に変わります。ピッチング方向の場合は基準線が緑色に変わ り、中央に●が表示されます。 • 水準器の 1 目盛は、5°を表します。 カメラがローリング 方向、ピッチング方向 とも正位置の場合 カメラがローリング 方向に傾いている場合 カメラがピッチング 方向に傾いている場合 D 水準器の精度について カメラを前または後ろに大きく傾けると、水準器の誤差が大きくなりますのでご注意 ください。測定できない状態までカメラを傾けると、水準器の目盛が消灯します。 A 関連ページ • ファインダーに水準器インジケーターを表示する → A f4[Fn ボタンの機能] (0 307、309) • 静止画ライブビュー、動画ライブビュー時に水準器を表示する →「静止画ライブ ビュー時の表示切り換え」 (0 51)、 「動画ライブビュー時の表示切り換
AF 微調節 G ボタン ➜ B セットアップメニュー 装着したレンズごとに最適なピント合わせを行いたいときに、自分でピ ント位置を調節できます。通常は AF 微調節を行う必要はありません。必 要な場合のみ調節を行ってください。正常なレンズを調整すると、ピン トが合わなくなる場合がありますのでご注意ください。 AF 微調節 (する / しない) する AF 微調節の設定が有効になります。 しない AF 微調節を行いません。 装着しているCPUレンズの微調 節値を登録できます。マルチセ レクターの 1 または 3 を押し 個別レンズ の登録 て、+ 20 ∼− 20 の範囲で調節で きます。最大 20 種類のレンズを 登録できます。 今回の 微調節値 ピントが合う 位置がカメラ から遠ざかり ます。 • 非 CPU レンズや、すでに登録 してあるレンズと同じ種類の レンズは登録できません。 [個別レンズの登録]で登録して いないCPUレンズを装着したと その他レンズ きに、一律で微調節する値を設 前回設定した 微調節値 の登録 定します。1 または 3 を押し て、+ 20 ∼− 20 の範囲
D AF微調節設定時のご注意 AF 微調節を行うと、レンズの無限遠側または至近側で、ピントが合わなくなる場合が ありますのでご注意ください。 D ライブビュー撮影時の AF 微調節について ライブビュー撮影時にオートフォーカスでピント合わせを行うときは、 [AF 微調節] で設定した微調節値は適用されません。 A 個別レンズの登録について 同じ種類のレンズは複数登録できませんが、テレコンバーターを装着した場合は違う レンズとして個別登録できます。 A 登録したレンズを削除するには [個別レンズの登録]で登録したレンズを削除するには、 [個別レンズ登録リスト]画 面の一覧表示から削除したいレンズを選んで、O(Q)ボタンを押します。 Eye-Fi 送信機能 G ボタン ➜ B セットアップメニュー このメニューは、市販の Eye-Fi カードをカメラに挿入したときのみ、表 示されます。 有効 カメラで作成した画像を、あらかじめ設定した保存先へ送信します。 無効 Eye-Fi 送信機能を使用しません。 • 電波の状態が悪い場合、 [有効]に設定していても送信できないことが あります。 • 電波の
A 使用できる Eye-Fiカードについて このカメラでは、次の Eye-Fi カードをお使いいただけます(2011 年 9 月現在)。販売の 有無は地域によって異なりますので、カードメーカーにお問い合わせください。 Eye-Fi カードのファームウェアを最新版にバージョンアップしてお使いください。 • Eye-Fi Pro X2 SDHC 8GB A アドホックモード対応の Eye-fi カードについて Eye-Fi Pro X2 SDHC 8GB など、アドホックモードに対応している Eye-fi カードを使う 場合は、通信の手続きに時間がかかることがあるため、カスタムメニュー c2[半押し タイマー]を 30 秒以上に設定してください。 D Eye-Fi カードを使用するときのご注意 • Eye-Fi カードの使用方法は Eye-Fi カードの使用説明書をご覧ください。Eye-Fi カード に関する不具合は、カードメーカーにお問い合わせください。 • このカメラには Eye-Fi カードの通信機能を ON/OFF する機能がありますが、Eye-Fi カードの全ての機能を保障するものではありませ
N 画像編集メニュー: 撮影した画像に行う編集機能 G ボタンを押して、タブの N アイコンを選ぶと、画像編集メニューが 表示されます。 G ボタン 画像編集メニューでは、メモリーカード内の撮影済み画像を編集するこ とができます。編集された画像は、元の画像とは別に、新しい画像とし てメモリーカードに記録されます。画像編集メニューの項目は次の通り です。 メニュー項目 i j k l m n o 7 8 Y ※1 D- ライティング 赤目補正 トリミング モノトーン フィルター効果 カラーカスタマイズ 画像合成※ 1 RAW 現像 リサイズ 簡単レタッチ 0 344 345 346 347 347 349 350 353 355 357 メニュー項目 Z a b c d e f g 傾き補正 9 動画編集 ゆがみ補正 魚眼効果 塗り絵 カラースケッチ アオリ効果 ミニチュア効果 セレクトカラー p 編集前後の画像表示※ 2 0 358 359 360 360 361 362 363 364 72 366 G ボタンを押して、タブの N アイコンを選んだときのみ表示されます。 ※ 2
画像編集の操作方法 1 画像編集メニューでメニュー 項目を選ぶ • マルチセレクターの 1 または 3 でメニュー項目を選び、2 を押 します。 2 画像を選ぶ • マルチセレクターで画像を選び ます。 • X ボタンを押している間、選ん だ画像を拡大表示します。 • W ボタンを押すと、[スロット / フォルダー指定メニュー]画面が表示され、 スロットやフォルダーを切り換えられます 。 (0 217) • 画像を選んで J ボタンを押すと、編集画面が 表示されます。 3 画像を編集する • 画像の編集方法については、各項目の説明をご覧ください。 • 画像編集を途中でやめるには、G ボタンを押してください。画像編 集メニューに戻ります。 4 編集した画像を記録する • J ボタンを押すと、編集し た画像を記録します。 • 画像編集した画像には N が 付きます。 J ボタン U 341
A 1コマ表示モードで選んだ画像を編集する 1 コマ表示モード(0 215)で静止画を選んでから J ボタンを押すと、画像編集メ ニューが表示され、選んだ画像を編集できます。 静止画を選んで J ボタンを押す メニュー項目を選び、 J ボタンを押す 選んだ画像を編集する D 画像編集についてのご注意 • カメラにメモリーカードが入っていない場合やメモリーカードに画像が記録されて いない場合は、画像編集メニューは表示されません。 • RAW 画像と JPEG 画像を 1 枚のメモリーカードに同時記録した場合(0 84)、JPEG 画 像が画像編集の対象になります([画像合成]と[RAW 現像]を除く)。 • このカメラ以外で撮影または編集した画像やパソコンで編集した画像は、このカメ ラでは再生または編集できないことがあります。 • 画像編集中に何も操作しないまましばらくすると、液晶モニターが消灯し、編集中 の画像は保存されません。カスタムメニュー c4[液晶モニターのパワーオフ時間] (0 285)の[メニュー表示]の時間を長く設定することをおすすめします。 D 繰り返し画像編集する場合のご注意
A 画質モードと画像サイズについて [D- ライティング]、 [赤目補正]、[モノトーン]、[フィルター効果]、[カラーカスタ マイズ]、[簡単レタッチ]、 [傾き補正]、[ゆがみ補正]、 [魚眼効果]、[塗り絵]、[カ ラースケッチ]、[アオリ効果]、[ミニチュア効果]、[セレクトカラー]で作成した画 像は、元画像と同じ画質モードと画像サイズで記録します。ただし、元画像が RAW を 含む画質モードで撮影された画像の場合、 [画質モード]が[FINE] 、 [画像サイズ]が [サイズ L]の JPEG 画像を作成します。TIFF(RGB)で撮影された画像の場合、画質 モードは[FINE]になりますが、元画像と同じ画像サイズで記録します。また、どの 画質モードで撮影した画像も、[JPEG 圧縮]は[サイズ優先]になります。 U 343
D- ライティング G ボタン ➜ N 画像編集メニュー D- ライティングでは、画像の暗い部分を明るく補正できます。逆光で撮 影したために顔の部分だけが暗くなった画像や、フラッシュの光量不足 で暗くなった画像などに効果的です。 D- ライティング前 D- ライティング後 編集画面では、D- ライティング効果の適用前と適用後のプレビュー画像 を表示します。 • マルチセレクターの 1 または 3 を押して、効 果の度合いを[強め]、 [標準]、 [弱め]の 3 段 階から選びます。効果の度合いは、設定画面 のプレビュー画像で確認できます。 • J ボタンを押すと、編集した画像が記録され ます。 U 344
赤目補正 G ボタン ➜ N 画像編集メニュー フラッシュ撮影時の「赤目現象」によって人物の瞳の部分が赤くなって しまった画像を、補正できます。 • フラッシュを発光しないで撮影した画像は選べません。 • カメラが赤目現象を検出できない画像は補正されません。 編集画面では、プレビュー画像が表示され、次の操作ができます。 拡大率を 上げる X 拡大率を 下げる W 画面を スクロール (移動)する X ボタンを押すごとにプレ ビュー画像の拡大率が上が ります。 プレビュー画像の拡大再生 中は、W ボタンを押すご とに、プレビュー画像の拡 大率が下がります。 拡大表示中にこれらの操作 プレビュー画像の拡大再生 を行うと、画面の右下に画像 中は、画面をスクロールし 全体が表示され、拡大部分が て、見たい部分に移動でき 黄色い枠で囲んで示されま ます。マルチセレクターを す。数秒すると消えますが、 押し続けると、高速で移動 もう一度操作すると表示さ します。 れます。 拡大表示を 終了する J 拡大表示中に J ボタンを押すと、拡大表示を終了します。 画像を 保存する J 補正した画像が記録
トリミング G ボタン ➜ N 画像編集メニュー 画像の必要な部分だけを切り抜きます。 編集画面では、トリミング範囲の黄色い枠が表 示され、次の操作ができます。 切り抜く範囲を狭くする 切り抜く範囲を広くする W X W ボタンを押すごとにトリミングで 切り抜かれる範囲が狭くなります。 X ボタンを押すごとにトリミングで切 り抜かれる範囲が広くなります。 画像のアスペクト比 (縦横比)を変更する メインコマンドダイヤルを回すと、アス ペクト比を 3:2、4:3、5:4、1:1、 16:9 に変更できます。 切り抜く範囲を移動する トリミングで切り抜く範囲を移動しま す。マルチセレクターを押し続けると、 高速で移動します。 画像のプレビューを見る トリミングした画像のイメージを見る ことができます。 トリミングを実行して 画像を保存する J トリミングした画像が記録されます。 D トリミング画像についてのご注意 • トリミング画像は、拡大表示できないことがあります。 • トリミング画像の画質モード(0 83)は、元画像の 画質モードが RAW を 含 む 画 質 モ ー ド や
モノトーン G ボタン ➜ N 画像編集メニュー モノトーンの画像(1 種類の色の明暗のみで構成 される画像)を作成します。 [モノトーン]を選ぶと、右のメニューが表示さ れ、色調を選ぶことができます。 白黒 セピア クール モノクロになります。 セピア色(褐色)のモノトーンになります。 ブルー系のモノトーンになります。 • 編集画面では、プレビュー画像を表 示します。 濃くする •[セピア]または[クール]を選んだ場 合は、マルチセレクターで色の濃さを 調整できます。1 を押すと色が濃くな り、3 を押すと色が薄くなります。調 薄くする 整した色の濃さはプレビュー画像に反 映されます。 • J ボタンを押すと、編集した画像が記録されます。 フィルター効果 G ボタン ➜ N 画像編集メニュー 画像全体の色調を演出できます。 スカイ ライト スカイライトフィルターのよう に、画像の青みを抑える効果があ ります。 ウォーム トーン 画像を暖色にする効果があります。 編集画面では、プレビュー画像を 表示します。 U 347
赤強調 赤色が強調されます。 緑強調 緑色が強調されます。 青強調 青色が強調されます。 マルチセレクターで強調の度合 い(色の濃さ)を調整できます。 1 を押すと色が濃くなり、3 を 押すと色が薄くなります。 クロスフィルターのように、太陽 の反射や街灯などの光源から、放 射状に光のすじが伸びる効果が あります。 •[光線の本数] :光線の本数を、3 種類から選べます。 クロス •[ク ロ ス の 量]:ク ロ ス フ ィ ル [確認]を選んで J ボタンを押す スクリーン ターがかかる光源の量を 3 段階 と、現在設定している内容を画像 に反映します。X ボタンを押して から選べます。 •[光線の傾き] :光線の傾きを3段 いる間、1 コマ表示モードと同じ 大きさで画像を確認できます。保 階から選べます。 •[光線の長さ]:放射状に伸びる 存する場合は[保存]を選んで J 光の長さを3段階から選べます。 ボタンを押してください。 ソフト ソフトフィルターのように、画像 をソフトな雰囲気に仕上げます。 1 または 3 を押すと、効果の度 合いを[強め]、[標準]、 [弱め] から選べます
カラーカスタマイズ G ボタン ➜ N 画像編集メニュー 画像全体の色調を調整できます。 右のような画面が表示され、マルチセレ クターで画像全体の色調を調整できま す。134 2 を押すたびに、画面全体 の色調が次のように変わります。 グリーンが強くなる ブルーが 強くなる アンバーが 強くなる 色調を操作すると、プレビュー画像と 画面右側の RGB ヒストグラム(色の分 布図:0 222)に反映されます。 マゼンタが強くなる • J ボタンを押すと、編集した画像が記録されます。 A プレビュー画像の拡大表示について 調整画面で X ボタンを押すと、プレビュー画像を拡大表 示し、拡大領域のヒストグラムを表示することができま す。拡大表示中に L(Z/Q)ボタンを押すと、色調の 調整と拡大表示の操作を切り換えられます。拡大表示中 にマルチセレクターを操作して画面をスクロールさせ て、見たい部分に移動できます。W ボタンを押すと画 像を縮小表示します。 U 349
画像合成 G ボタン ➜ N 画像編集メニュー メモリーカードに記録されている RAW 画像 2 コマを重ね合わせて 1 コマ の画像に合成できます。RAW データを使用して合成するため、通常のア プリケーションソフトウェアなどで画像を合成する場合と比べ、階調特 性に優れた画像になります。 + 1 画像編集メニュー画面で [画像合成]を選ぶ •[画像合成]を選んでマルチセレク ターの 2 を押すと、右のような画 面が表示され、[画像 1]欄がハイ ライト表示されます。 2 合成する画像の 1 コマ目を 選ぶ • Jボタンを押すと表示されるRAW 画像のサムネイル一覧から、1 コ マ目の画像を選びます。 • X ボタンを押している間、選択中 の画像を拡大表示します。 • W ボタンを押すと、[スロット / フォルダー指定メニュー]画面が表 示され、スロットやフォルダーを切り換えられます(0 217)。 3 1 コマ目の画像を決定す る • U 350 J ボタンを押すと、選んだ画 像が 1 コマ目に設定され、[画 像 1]欄にプレビューが表示 されます。 J ボタン
4 2 コマ目の画像を選ぶ • 2 を押して[画像 2]を選び、手 順 2 ∼ 3 と同じ手順で 2 コマ目の 画像を選びます。 5 ゲインを調節する • プレビュー欄に[画像 1]と[画 像 2]を合成した画像が表示され ます。プレビュー欄で確認しな がら、合成画像の明るさが適正 になるように、[画像 1]または [画像 2]を選んでから 1 または 3 を押してゲイン(出力)を設定し ます。 • ゲインは 0.1 ∼ 2.0 の範囲で、0.1 ステップで設定できます。 • 各数値は初期設定の 1.0(補正なし)を基準にした比率です。たとえば 0.
8 合成画像を保存する • もう一度 J ボタンを押すと、合 成画像が保存され、合成画像が 表示されます。 D 画像合成についてのご注意 • 合成できる画像は、このカメラで撮影した RAW 画像だけです。機種の異なるカメラ や RAW 以外の画質モードで撮影した画像は選べません。 • 合成画像の画質モード(0 83)と画像サイズ(0 86)は、合成時のカメラの設定 と同じになります。画像合成をする前に、これらの設定を確認してください。合成 した画像をさらに別の RAW 画像と合成したいときは、画質モードを RAW に設定し てください。 •[撮像範囲]と[記録ビットモード]が同じ RAW 画像のみ合成できます。 • 合成時に RAW を含む画質モードが選ばれている場合、元画像と同じ記録ビットモー ドになります。また、記録方式は合成時のカメラの設定になります。 • 合成時の画質モードが JPEG の場合、[JPEG 圧縮]は[サイズ優先]になります。 • 合成画像のホワイトバランス、ピクチャーコントロール、撮影データ(撮影日時、 測光モード、シャッタースピード、絞り値、露出モード、露出補正値、焦点距離、
RAW 現像(パソコンを使わずに RAW 画像を JPEG 画像に変換する) G ボタン ➜ N 画像編集メニュー RAW を含む画質モード(0 83)で記録した RAW 画像を、カメラで RAW 現像して JPEG 画像を作成できます。 1 画像編集メニュー画面で [RAW 現像]を選ぶ •[RAW 現像]を選んでマルチセレ クターの 2 を押すと、RAW 画像 がサムネイル表示されます。 2 RAW 現像する画像を選ぶ • マルチセレクターで RAW 現像す る画像を選んで J ボタンを押し ます。 • X ボタンを押している間、選択中 の画像を拡大表示します。 • W ボタンを押すと、[スロット / フォルダー指定メニュー]画面が表 示され、スロットやフォルダーを切り換えられます(0 217)。 U 353
3 表示されている項目をそれぞれ設定する 画質モード(0 83) 画像サイズ(0 86) ホワイトバランス(0 141) 露出補正(0 128) ピクチャーコントロール (0 159) 高感度ノイズ低減(0 271) 色空間(0 268) ヴィネットコントロール (0 269) D- ライティング(0 344) 4 RAW 現像する •[現像]を選んで J ボタンを 押すと、JPEG 画像を保存し ます。 • RAW 現像後の JPEG 画像が 保存されます。 J ボタン • キャンセルして画像編集メ ニューに戻るときは、G ボタンを押してください。 D RAW 現像についてのご注意 • RAW 現像できる画像は、このカメラで撮影した RAW 画像だけです。機種の異なるカ メラで撮影した RAW 画像や RAW 以外の画質モードで撮影した画像は選べません。 •[ホワイトバランス]で[AUTO]を選んだ場合、撮影時の[AUTO]の設定([AUTO1 標準]もしくは[AUTO2 電球色を残す]のいずれか)になります(0 141)。 • 多重露出撮影した画像や[画像合成]で編集した画像の場合、 [
リサイズ G ボタン ➜ N 画像編集メニュー サイズの小さい画像を作成します。メモリーカードを 2 枚使用している場 合は、記録先のスロットも指定できます。 ❚❚ 複数の画像を選んでリサイズ画像を作成する G ボタンを押して画像編集メニューを選んだ場合、複数の画像のリサ イズ画像を一度に作成できます。 1 画像編集メニュー画面で [リサイズ]を選ぶ •[リサイズ]を選んでマルチセレ クターの 2 を押します。 2 記録先のスロットを選ぶ • メモリーカードを 2 枚使用している 場合は、[記録先スロットの選択] を選んで 2 を押します。 • メモリーカードが 1 枚しか入って いない場合は、[記録先スロット の選択]を選べません。手順 3 に進んでください。 • 1 または 3 でスロットを選び、 J ボタンを押します。 U 355
3 画像サイズを設定する •[画像サイズの設定]を選んで 2 を押します。 • 1 または 3 で画像サイズを選 び、J ボタンを押します。 4 [画像選択]を選ぶ •[画像選択]を選んで 2 を押す と、画像の選択画面が表示され ます。 5 リサイズしたい画像を選ぶ • マルチセレクターを操作して、 リサイズしたい画像を選びます。 • X ボタンを押している間、選ん だ画像を拡大表示します。 • W ボタンを押すと、[スロット / フォルダー指定メニュー]画面が表示され、スロットやフォルダーを 切り換えられます(0 217)。 6 設定する • マルチセレクターの中央ボタン を押して設定します、設定する U と 8 が表示されます。もう一度 中央ボタンを押すと、8 が消え ます。 • リサイズする画像全てに設定したら、J ボタンを押します。 356
7 リサイズ画像を作成する • 確認画面で[はい]を選択 し、J ボタンを押すと、リ サイズ画像が保存されます。 J ボタン D リサイズ画像についてのご注意 • リサイズ画像は、拡大表示できないことがあります。 • リサイズ画像の画質モード(0 83)は、元画像の画質モードが RAW を含む画質モー ドや[TIFF(RGB)]のときは[FINE]になり、 [FINE] 、 [NORMAL]、 [BASIC] のときは元画像と同じ画質モードになります。 • 撮影メニュー[撮像範囲]の[撮像範囲設定] (0 78)を[5:4 (30 × 24)]にして 撮影した画像は、リサイズできません。 簡単レタッチ G ボタン ➜ N 画像編集メニュー コントラストと色の鮮やかさを高めた画像を簡 単に作成できます。 カメラが D- ライティングの機能を使って、画像の 暗い部分を明るく補正したり、コントラストと彩 度(色の鮮やかさ)を高めたりします。 • マルチセレクターの1または3を押すと、効果 の度合いを[強め]、 [標準]、[弱め]から選べます。効果の度合いは、 設定画面のプレビュー画面で確認できます。
傾き補正 G ボタン ➜ N 画像編集メニュー 画像の傾きを± 5º の範囲(約 0.
ゆがみ補正 G ボタン ➜ N 画像編集メニュー 広角レンズ使用時のたる型のゆがみや、望遠レン ズ使用時の糸巻き型のゆがみを補正できます。 [オート]を選ぶと選択した画像のゆがみを自動 的に判別して補正しますが、好みに応じて微調整 することもできます。[マニュアル]を選ぶと自 分でゆがみを補正できます。 • 編集画面では、プレビュー画面を表示します。 •[オート]は、G タイプ・D タイプレンズで撮影した画像のみ機能しま す。ただし、PC レンズ、フィッシュアイレンズ、その他一部のレンズ で撮影した画像には機能しません。また、対応レンズ以外で撮影した画 像については、動作を保証しません。 •[自動ゆがみ補正](0 270)を行った画像の場合、[マニュアル]のみ 選べます。 • たる型のゆがみを補正するには、マルチセレク ターの 2 を押します。 • 糸巻き型のゆがみを補正するには、4 を押します。 ゆがみを 補正する キャンセル する K 編集中の画像を保存せずに、画像の再生に戻ります。 ゆがみ補正を 実行して画像を 保存する J ゆがみ補正した画像が記録されます。 D ゆがみ補正についての
魚眼効果 G ボタン ➜ N 画像編集メニュー フィッシュアイ(魚眼)レンズで撮影したような 画像になります。 • 編集画面では、プレビュー画面を表示します。 • 魚眼効果が大きくなるほど、画像周辺部は切り 取られます。 マルチセレクターの 2 を押すほど、魚眼効果は大 きくなり、4 を押すほど小さくなります。 魚眼効果を 調節する キャンセル する K 魚眼効果を 実行して画像を 保存する J 塗り絵 編集中の画像を保存せずに、画像の再生に戻ります。 魚眼効果の画像が記録されます。 G ボタン ➜ N 画像編集メニュー 輪郭を抽出して塗り絵の原画風の画像を作成で きます。 • 編集画面では、プレビュー画像を表示します。 • J ボタンを押すと、編集した画像が記録され ます。 塗り絵処理前 U 360 塗り絵処理後
カラースケッチ G ボタン ➜ N 画像編集メニュー 輪郭を抽出して色をつけることで、スケッチ風の 画像を作成できます。 • 編集画面では、プレビュー画面を表示します。 色の濃さを 変える マルチセレクターの 1 または 3 で[色の濃さ]を 選んだ後、2 を押すと色が濃くなり、4 を押すと 薄くなります。 線の濃さを 変える 1 または 3 で[線の濃さ]を選んだ後、2 を押すと 線が濃くなり、4 を押すと薄くなります。[線の濃 さ]を濃くすると、画像全体の色も濃くなります。 キャンセル する K カラースケッチ 画像を保存する J 編集中の画像を保存せずに画像の再生に戻ります。 カラースケッチ画像が記録されます。 U 361
アオリ効果 G ボタン ➜ N 画像編集メニュー 高層ビルを見上げて撮影したときなどに生じる、遠 近感による被写体のゆがみを補正します。 • 編集画面では、プレビュー画像を表示します。 • アオリ効果が大きくなるほど、画像周辺部は切 り取られます。 マルチセレクターの 1342 でアオリの効果を 変更できます。 アオリ効果を 調節する キャンセル する K アオリ効果を 実行して画像を 保存する J 編集中の画像を保存せずに、画像の再生に戻ります。 アオリ効果の画像が記録されます。 アオリ効果処理前 U 362 アオリ効果処理後
ミニチュア効果 G ボタン ➜ N 画像編集メニュー ミニチュア(模型)を接写したように加工します。ミニチュア効果には、 高いところから見下ろして撮影した画像が適しています。 効果をかける方 向を変える W W ボタンを押すと、効果をかける方向を縦と横 から選べます。 横位置で撮影した画像の 場合、マルチセレクターの 1 または 3 を押して枠を 動かし、ぼかさないではっ きりと見せる範囲を選び ます。 ぼかさない 範囲を決める ぼかさない範囲 縦位置で撮影した画像 (0 329)の場合、4 また は2を押して枠を動かし、 ぼかさないではっきりと 見せる範囲を選びます。 ぼかさない範囲 横位置で撮影した画像の場合、4 または 2 で効果 をかける幅の広さを選びます。 効果をかける幅 を変える 縦位置で撮影した画像の場合、1 または 3 で効果 をかける幅の広さを選びます。 プレビューを 表示する X プレビューが表示され、効果を確認できます。 キャンセル する K 編集中の画像を保存せずに、1 コマ表示モードに戻 ります。 ミニチュア効果 を実行して 画像を保存する J ミニチュ
セレクトカラー G ボタン ➜ N 画像編集メニュー 選択した色のみを残し、それ以外の色をモノトーン(白黒)に加工します。 1 画像編集メニュー画面で [セレクトカラー]を選ぶ •[セレクトカラー]を選んでマルチ セレクターの 2 を押すと、画像の 選択画面が表示されます。 2 加工する画像を選ぶ • マルチセレクターで画像を選び、 J ボタンを押します。 • X ボタンを押している間、選択中 の画像を拡大表示します。 • W ボタンを押すと、[スロット / フォルダー指定メニュー]画面が表示され、スロットやフォルダーを 切り換えられます(0 217)。 3 残したい色を抽出する 色 色取得 • マルチセレクターを操作して、色 取得の枠を画像上の残したい色に 重ねます。 • X ボタンを押すと拡大表示され、 残したい色を細部まで確認できま す。W ボタンを押すと縮小表示 します。 • 残したい色の彩度によっては、抽出しにくい場合があります。彩度の 高い色の抽出をおすすめします。 • 中央ボタンを押すと、色の枠に抽出した色が表示されます。 U 364
4 色の感度の枠を選ぶ 色の感度 • メインコマンドダイヤルを回し て、色の感度の枠を選びます。 • 抽出した色以外の色は、モノトー ンで表示されます。 5 抽出する色の感度を設定する • 1 または 3 を押して、抽出する 色の感度を[1]∼[7]から設定 します。数値が大きいほど抽出す る色の色相が広くなり、小さいほ ど狭くなります。 • 色の感度を高く設定しすぎると、選択した色に近い色相の色も抽出さ れます。 6 抽出する色を追加する • メインコマンドダイヤルを回して、 別の色の枠と感度の枠を選び、手 順 3 ∼ 5 と同じ手順で色を抽出し、 色の感度を設定します。 • 最大 3 色まで設定できます。 • 抽出した色の枠を選んで O(Q)ボタンを押すと、抽出した色をリ セットします。 • 抽出した全ての色を削除したい場合は、O(Q)ボタンを押し続けま す。確認画面で[はい]を選んで J ボタンを押すと、全ての色をリ セットします。 7 決定する • J ボタンを押すと、セレク トカラー画像が保存され、 1 コマ表示になります。 U J ボタン 365
編集前後の画像表示 画像編集を行った画像を、元画像と並べて表示して、画像編集の効果を 確認できます。このメニュー項目は、編集元または編集後の画像を 1 コマ 表示して J ボタンを押したときのみ表示されます。 ❚❚ 編集前後の画像表示方法 1 1 コマ表示モードで画像 を選ぶ • 画像編集で作成した画像 (N が表示されている画像) または画像編集の元画像を 選びます。 J ボタン • 画像を選んで J ボタンを押 すと、画像編集メニュー項目を表示します。 2 [編集前後の画像表示]を 選ぶ •[編集前後の画像表示]を選んで J ボタンを押すと、[編集前後の 画像表示]画面を表示します。 U 366
3 編集前と編集後の画像を比較 する 画像編集の内容 • 編集前の画像を左側、編集後の 画像を右側に表示します。 • 画像編集の内容は、2 つの画像の 上に表示されます。 • マルチセレクターの 4 または 2 で、編集前 / 編集後の画像を切り 編集前 の画像 編集後 の画像 換えられます。 • 画像合成の元画像の場合、1 ま たは 3 で 2 枚の元画像を切り換えられます。 • 1 枚の元画像から複数の画像編集を行った場合、1 または 3 で編集後 の画像を切り換えられます。 • X ボタンを押している間、選択中の画像を拡大表示します。 • J ボタンを押すと、黄色の枠で選択中の画像を 1 コマ表示モードで再 生します。 • K ボタンを押すと、再生画面に戻ります。 D 編集前後の画像表示についてのご注意 • 次の画像を編集した場合は、編集前の画像は表示されません。 - プロテクト(0 229)が設定されている画像 - 書き込み禁止スイッチがロックされている SD カード(0 32)内の画像 • 編集元の画像を削除した場合や非表示設定(0 254)にした場合、編集前の画像は 表示されませ
O マイメニュー /m 最近設定した項目 [マイメニュー]画面 G ボタンを押して、タブの O アイコンを選ぶと、 が表示されます。 G ボタン O マイメニュー:よく使うメニューを登録する 再生、撮影、カスタム、セットアップ、画像編集の各メニューから、よ く使う項目だけを選んで、20 項目までマイメニューに登録できます。登 録した項目は、削除したり、表示順序を変えたりできます。 ❚❚ マイメニューを登録する 1 [Oマイメニュー]画面で [マイメニュー登録]を選ぶ •[マイメニュー登録]を選んで、マ ルチセレクターの 2 を押します。 2 登録したいメニューを選ぶ • 登録したいメニューを選んで 2 を押すと、選んだメニューが一 覧表示されます。 U 368
3 マイメニューに登録する 項目を選ぶ • マイメニューに登録する項 目を選んで J ボタンを押し ます。 J ボタン 4 登録する項目の表示位置 を選ぶ • 1 または 3 で登録する項目の表 示位置を選んで、J ボタンを押 します。 5 マイメニューに表示したい全 ての項目を登録する • L が表示されている項目は、すで にマイメニューに登録済みです。 • 左横に V が表示されている項目 は、マイメニューに登録できま せん。 • 手順 1 ∼ 4 を繰り返して、マイメニューに表示したい項目を全て登録し ます。 U 369
❚❚ 登録した項目を削除する 1 [O マイメニュー]画面で[登録項目の削除]を選ぶ •[登録項目の削除]を選び、マルチセレクターの 2 を押します。 2 削除したいメニュー項目を選 ぶ • 2 を押すと、項目の左側のチェッ クボックスが M になります。 • 削除したい全ての項目に L を入 れます。 3 [選択終了]を選ぶ •[選択終了]を選んで J ボタ ンを押すと、確認画面が表示 されます。 J ボタン 4 選んだ項目を削除する • J ボタンを押すと、選択した項 目が削除されます。 A ボタン操作で登録した項目を削除するには [O マイメニュー]画面で削除したい項目を選んで O(Q)ボタンを押すと、確認画 面が表示されます。もう一度 O(Q)ボタンを押すと、選択した項目を削除します。 U 370
❚❚ 登録した項目の表示順序を変える 1 [O マイメニュー]画面で[登録項目の順序変更]を選ぶ •[登録項目の順序変更]を選び、マルチセレクターの 2 を押します。 2 順番を変えたい項目を 選ぶ • 順番を変えたい項目を選ん で、J ボタンを押します。 J ボタン 3 選んだ項目を移動したい 位置を選ぶ • 1 または 3 で移動したい位置を 選んで、J ボタンを押すと、マ イメニューの中で位置が変わり ます。 • 必要に応じて手順 2 ∼ 3 を繰り返します。 4 [O マイメニュー]画面 に戻る G ボタンを押すと、[O マイ メニュー]画面に戻ります。 G ボタン U 371
❚❚ マイメニューの機能を「最近設定した項目」に変更する 1 [O マイメニュー]画面で[こ のタブの機能変更]を選ぶ •[このタブの機能変更]を選び、マ ルチセレクターの 2 を押します。 2 [m 最近設定した項目] を選ぶ •[このタブの機能変更]画面 で[m 最近設定した項目] を選んで、J ボタンを押し ます。 • マイメニューが「最近設定 した項目」に切り替わります。 U 372 J ボタン
m 最近設定した項目:最近設定したメニューを たどる ❚❚「最近設定した項目」の設定方法 メニューを設定するたびに「最近設定した項目」 に追加されます。 最大 20 項目まで登録されます。 A 最近設定した項目を削除するには [最近設定した項目]画面で削除したい項目を選んで O(Q)ボタンを押すと、確認 画面が表示されます。もう一度 O(Q)ボタンを押すと、選択した項目を削除します。 A「最近設定した項目」からマイメニューに戻すには 「最近設定した項目」の[このタブの機能変更]を選択すると、0 372 の手順 2 と同じ 画面が表示されます。[O マイメニュー]を選んで J ボタンを押すと、マイメニュー に切り替わります。 U 373
U 374
n資 料 このカメラで使えるアクセサリーやカメラの主な仕様など、カメラを使 うときに役立つ情報を記載しています。また、カメラの動作がおかしい ときや警告メッセージが表示されたときの対処方法についても説明して います。 使用できるレンズ CPU レンズ(IX ニッコールを除く)をおすすめします。とくに G タイプ・ D タイプレンズは、カメラの機能を最大限に引き出すことができます。 モード フォーカスモード AF レンズ CPU レンズ※1 G タイプレンズ※2、 D タイプレンズ※ 2、 AF-I レンズ、 AF-S レンズ PC-E NIKKOR シリーズ PC マイクロ 85mm F2.
非 CPU レンズなど※ 11 AI-S、AI、 AI 改造レンズ、 シリーズ E レンズ※12 メディカル 120mm f/4 レフレックスレンズ PC ニッコール AI-S、AI テレコン バーター※ 18 ベローズアタッチ メント PB-6 ※ 19 オート接写リング (PK-11A、12、13、 PN-11) ※1 ※2 ※3 ※4 ※5 ※6 ※7 ※8 ※9 ※ 10 ※ 11 ※ 12 ※ 13 ※ 14 n 376 × ○※ 10 ○ × ○※ 13 × × ○ ○ × ○※ 16 × × × × ○※ 13 × × ○※ 15 × ○※ 17 × × ○ × ○※ 14 ○※ 15 ○ ○※ 14 ○※ 15 × × × ○※ 5 × ○※ 8 ○ × ○※ 13 × ○※ 8 ○ × ○※ 20 × × ○ × ○※ 8 ○ × ○※ 13 × × ○ ○ IX レンズは装着できません。 このカメラは VR レンズの VR(手ブレ補正)機能に対応しています。 フ
※ 15 レンズ情報手動設定(0 209)で焦点距離、開放絞り値を設定することにより、測 光の精度が向上します。 ※ 16 露出モードが h でフラッシュ同調シャッタースピードより 1 段以上低速のシャッ タースピードのときに使えます。 ※ 17 絞り込み測光で使用します。露出モードが g の場合はレンズ側で絞りプリセットを行 い、AE ロック後にアオリ操作を行ってください。露出モードが h の場合はレンズ側で 絞りプリセットを行い、あおる前に測光して露出を決定してください。 ※ 18 AI 28–85mm f/3.5–4.5S、AI 35–105mm f/3.5–4.5S、AI 35–135mm f/3.5–4.5S、 AF-S 80–200mm f/2.
A AF-S/AF-I テレコンバーターについて AF-S/AF-I テレコンバーターは、AF-S レンズと AF-I レンズ専用のテレコンバーターで す。使用できるレンズは、次の通りです。 • • • • • • • • • • • • AF-S NIKKOR 70–200mm f/2.8G ED VR II AF-S VR ED 70–200mm f/2.8G AF-S ED 80–200mm f/2.8D AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED ※ 1 AF-S NIKKOR 200mm f/2G ED VR II AF-S VR ED 200mm f/2G AF-S NIKKOR 200–400mm f/4G ED VR II ※ 2 AF-S VR ED 200–400mm f/4G ※ 2 AF-S NIKKOR 300mm f/2.8G ED VR II AF-S VR ED 300mm f/2.8G AF-S ED 300mm f/2.8D II AF-S ED 300mm f/2.
A 非 CPU レンズを使用する場合は 非 CPU レンズは、露出モードが g、h のときのみ使用できます。非 CPU レンズを使用 する場合は、セットアップメニューの[レンズ情報手動設定] (0 209)でレンズの焦 点距離と開放絞り値を設定することによって、絞り値表示、RGB マルチパターン測光 などの機能が使用できるようになります。レンズの焦点距離と開放絞り値を設定しな い場合、測光モードをマルチパターン測光に設定しても、自動的に中央部重点測光に なります。 また、絞り値はレンズの絞りリングでのみ設定できます。 [レンズ情報手動設定]でレ ンズの開放絞り値を設定しない場合、表示パネルとファインダー内表示の絞り値表示 が開放からの絞り込み段数表示となりますので、絞り値は、レンズの絞りリングで確 認してください。 D 使用できないレンズ 次の非 CPU レンズは使用できません。無理に装着しようとすると、カメラやレンズを破 損しますのでご注意ください。 • • • • • • • • • • • • • • • • AF テレコンバーター TC-16AS AI 改造をしていないレンズ(AI 方式以前の連動
D 内蔵フラッシュ撮影に制限のあるレンズについてのご注意 • 内蔵フラッシュには、24mm(DX フォーマット時 16mm)から 300mm までの CPU レンズが使用できます。 - ケラレを防止するため、レンズフードは取り外して使用してください。 - 撮影距離 0.6m 未満では使用できません。 - マクロ付きズームレンズはマクロ領域では使用できません。 - 次の AF レンズではフラッシュの光がさえぎられるため、焦点距離や撮影距離に制 限があります。 レンズ D X F X AF-S DX Zoom-Nikkor 12–24mm f/4G IF-ED AF-S DX Zoom-Nikkor 17–55mm f/2.8G IF-ED AF-S NIKKOR 16–35mm f/4G ED VR AF-S Zoom-Nikkor 17–35mm f/2.8D IF-ED AF Zoom-Nikkor 18–35mm f/3.5–4.5D IF-ED AF Zoom-Nikkor 20–35mm f/2.8D IF AF-S NIKKOR 24–70mm f/2.
• 内蔵フラッシュ撮影時に使用可能な非 CPU レンズは、24mm から 300mm までの ニッコール(AI-S、AI、改造 AI) 、ニコンレンズシリーズ E です。ただし、次のレン ズは使用に制限があります。 レンズ AI 50–300mm f/4.5 AI 改 50–300mm f/4.5 AI-S ED 50–300mm f/4.5 AI ED 50–300mm f/4.
D AF 補助光撮影に制限のあるレンズについてのご注意 AF 補助光を使用できるレンズの焦点距離は 24 ∼ 200mm です。このうち、AF 補助光 撮影に制限のあるレンズは次の通りです。 AF 補助光を使ってオートフォーカス撮影ができないレンズ AF-S VR Nikkor 200mm f/2G IF-ED AF-S NIKKOR 200mm f/2G ED VR II AF-S VR Zoom-Nikkor 200–400mm f/4G IF-ED AF-S NIKKOR 200–400mm f/4G ED VR II 撮影距離によって AF補助光を使ったオートフォーカス撮影に制限のあるレンズ AF-S NIKKOR 16–35mm f/4G ED VR AI AF-S Zoom-Nikkor 17–35mm f/2.8D IF-ED AF-S DX Zoom-Nikkor 17–55mm f/2.8G IF-ED AF-S DX NIKKOR 18–200mm f/3.5–5.6G ED VR II AF-S NIKKOR 24–70mm f/2.
A レンズの画角と焦点距離について D800 では、さまざまな当社製 35mm 判カメラ用レンズが使用できます。[DX 自動切 り換え] (0 77)を[する]に設定している場合、35mm 判カメラのレンズを装着す ると、35mm 判カメラと同じ画角(フィルム面に写し込む範囲)の[FX (36 × 24) 1.0 ×]で撮影できます。DX レンズを装着すると、カメラが判別して自動的に[DX (24 × 16) 1.5 ×]に切り換えます。 [DX 自動切り換え]の設定を変えて、使用しているレンズと異なる画角で撮影するこ ともできます。たとえば、35mm 判カメラのレンズの使用時に、[DX (24 × 16) 1.5 ×]や[1.2 × (30 × 20) 1.2 ×]に設定して画角を狭くしたり、[5:4 (30 × 24)]に 設定してアスペクト比(縦横比)の異なる画像を撮影することもできます。 このため、 [撮像範囲]の設定によっては、同じレンズで撮影しても、画角と画面サイ ズが異なることにご注意ください。 [FX (36 × 24) 1.0 ×](35mm 判カメラに 準じた撮影画面サイズ相当 35.
35mm 判カメラの撮影画面サイズは、対角線の長さで[DX (24 × 16) 1.5 ×]のとき の約 1.5 倍、 [1.2 × (30 × 20) 1.2 ×]のときの約 1.2 倍、 [5:4 (30 × 24)]のときの約 1.1 倍です。したがって、D800 に 35mm 判カメラのレンズを装着したときのレンズに 表記されている焦点距離は、 [DX (24 × 16) 1.5 ×]のときが約 1.5 倍、 [1.2 × (30 × 20) 1.2 ×]のときが約 1.2 倍、[5:4 (30 × 24)]のときが約 1.1 倍に相当します。 たとえば、焦点距離 50 mm のレンズを装着したときは、[DX (24 × 16) 1.5 ×]では 約 75 mm、 [1.2 × (30 × 20) 1.
使用できるスピードライト (別売フラッシュ) このカメラは、ニコンクリエイティブライティングシステム対応スピー ドライトとの組み合わせで、さまざまな機能が利用できます。 なお、別売スピードライト装着時は、内蔵フラッシュは発光しません。 別売スピードライトをカメラに装着するには 1 アクセサリーシューカバーを取り外す 2 別売のスピードライトをアクセサリー シューに取り付ける • セーフティーロックピン付きのスピードライト を取り付けると、スピードライトが不用意に外 れるのを防止できます。 • スピードライトの取り付け方は、お使いになる 各スピードライトの使用説明書をご覧ください。 A シンクロターミナル シンクロコードを必要とするスピードライト撮影時に、 シンクロコードをシンクロターミナル(JIS-B 型外れ防止 ネジ付き)に接続してください。ただし、後幕シンクロ 撮影ができるスピードライトをアクセサリーシューに装 着して後幕シンクロを行う場合には、シンクロターミナ ルに他のスピードライトを接続して増灯撮影などを行わ ないでください。 n 385
ニコンクリエイティブライティングシス テム(CLS)について ニコンクリエイティブライティングシステム(CLS)は、ニコンのスピー ドライトとカメラのデータ通信方式を改良したシステムで、スピードラ イト撮影に新たな可能性を開く、さまざまな機能を提供します。 ニコンクリエイティブライティングシステム対応 スピードライト ❚❚ SB-910、SB-900、SB-800、SB-700、 SB-600、SB-400、SB-R200 の主な仕様 ガイドナンバー(ISO 100・m/ISO 200・m、20 ℃) SB-910※1 SB-900※1 SB-800 SB-700※1 SB-600 SB-400※2 SB-R200※3 34/48(照射角 35mm、スタンダード配光時) 34/48(照射角 35mm、スタンダード配光時) 38/53(照射角 35mm 時) 28/39(照射角 35mm、スタンダード配光時) 30/42(照射角 35mm 時) 21/30 10/14 v(オート)または N(フラッシュ)に設定し、 SB-910、SB-900、または SB-700 用カラーフィルターを装着して撮影する
SB-910、SB-900、SB-800、SB-700、SB-600、 SB-400、SB-R200 との組み合わせで使用できる機能 スピードライト SB-910、SB-900、SB-800、SB-700、SB-600、SB-400、 SB-R200 を使用する場合、スピードライトとレンズの組み合わせによっ て次の機能が使用できます。 アドバンストワイヤレスライティング 1 灯のみで使用 スピードライト 主灯として使用 発光モード i-TTL-BL 調光 ○※ 2 ○※ 2 ○※ 2 ○※ 2 i-TTL スタンダード ○※ 3 ○ ○※ 3 ○ i-TTL 調光 機能 補助灯として使用 SB-910 SB-910 SB-910 SB-700 SB-R200 SB-900 SB-700 SB-600 SB-400 SB-900 SB-700 SU-800※1 SB-900 SB-600 SB-800 SB-800 SB-800 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ー ー ー ー ー ー AA 絞り連動外部 ○※ 4 自動調光 ー ー ー ○※ 5 ー ○※ 5 ○※
※1 SU-800 本体に発光機能はありません。表中の○は、SU-800 がコマンダーとして補 助灯を制御できる機能です。 ※ 2 スポット測光時は設定できません。 ※ 3 スピードライト側でも設定できます。 ※ 4 AA モードと A モードの選択は、SB-910、 SB-900、SB-800 のカスタム設定で行います。 ※5 SB-910、SB-900、SB-800 のカスタム設定にかかわらず、優先的に AA モードになります。 ※ 6 カメラ側で設定できます。 ※ 7 カスタムメニュー e1[フラッシュ撮影同調速度] (0 294)を[1/320 秒(オート FP)]または[1/250 秒(オート FP)]に設定してください。 ※ 8 非 CPU レンズ装着時は機能しません。 A ガイドナンバーとは フラッシュの光量を示す値で、大きいほど光が遠くまで届きます。 「ガイドナンバー = 絞り値×撮影距離(m)」(ISO 感度が 100 の場合)という関係があります。SB-800 は ガイドナンバーが 38(照射角 35mm、ISO 感度 100、20 ℃)なので、ISO 感度が 100 で絞り値
A その他のスピードライトとの組み合わせで利用できる機能 次のスピードライトを使用する場合、外部自動調光(A)あるいはマニュアル発光撮 影となります。装着レンズによって機能が変わることはありません。 SB-30/ ※1 SB-28/ SB-27 / SB-22S/ SB-80DX/ SB-26/ SB-22/ SB-50DX SB-28DX SB-25/ SB-20/ SB-24 SB-16B/ SB-15 区分 スピードライト SB-23/ SB-29※2/ SB-21B※2/ SB-29S※2 A 外部自動調光 ○ ー ○ ○ ー M マニュアル発光 ○ ○ ○ ○ ○ G マルチフラッシュ ○ ー ○ ー ー ○ ○ ○ ○ ○ REAR※3 後幕シンクロ ※ 1 このカメラと SB-27 を組み合わせると自動的に TTL モードになりますが、TTL モー ※2 ドでは使えません。SB-27 を A モードに設定し直してください。 SB-29・21B・29S で オ ー ト フ ォ ーカ ス が で き る レ ン ズは、AF-S VR
• スピードライト SB-910、SB-900、SB-800、SB-700、SB-600、SB-400 の使用時に、 フラッシュモードが赤目軽減、赤目軽減スローシンクロモードの場合は、スピード ライト側で赤目軽減発光が行われます。 • スピードライト SB-910、SB-900、SB-800、SB-700、SB-600、ワイヤレススピード ライトコマンダー SU-800 の使用時に、AF 補助光の照射条件が満たされると、スピー ドライト側の AF 補助光を自動的に照射します。 • スピードライト SB-910、SB-900 の AF 補助光は、17 ∼ 135mm までの AF レンズに対 応しています。各焦点距離でオートフォーカス可能なフォーカスポイントは、次の 図の通りです。 17 ∼ 19mmの場合 20 ∼ 105mmの場合 106 ∼ 135mmの場合 • スピードライト SB-800、SB-600、ワイヤレススピードライトコマンダー SU-800 の AF 補 助光は、24 ∼ 105mm までの AF レンズに対応しています。各焦点距離でオートフォーカ ス可能なフォーカスポイントは、次の
A インフォ画面のフラッシュモード表示について インフォ画面のフラッシュモードでは、別売のスピードライト使用時の発光方式 が、次のように表示されます。 通常発光 FP 発光(0 295) i-TTL-BL 調光 スタンダード i-TTL 調光 絞り連動外部自動調光(AA) 外部自動調光(A) 距離優先マニュアル発光(GN) マニュアル発光 リピーティング発光 — アドバンストワイヤレスライティング D 他社製フラッシュについてのご注意 他社製のフラッシュ(カメラの X 接点に 250V 以上の電圧がかかるものや、アクセサ リーシュー部の接点をショートさせてしまうもの)を使用しないでください。カメラ の正常な機能が発揮できないだけでなく、カメラおよびフラッシュのシンクロ回路を 破損することがあります。 n 391
使用できるアクセサリー このカメラには撮影領域を拡げるさまざまなアクセサリーが用意されて います。詳しくは最新のカタログや当社のホームページなどでご確認く ださい。 • Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL15(0 19、21) ニコンデジタルカメラ D800 用のバッテリーです。 • バッテリーチャージャー MH-25(0 19) Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL15 用のチャージャーです。 • マルチパワーバッテリーパック MB-D12 MB-D12 には縦位置シャッターボタンとメインコマンドダイヤル、 サブコマンドダイヤル、マルチセレクター、AF 作動ボタンが装備さ れているので、縦位置での撮影に便利です。カメラ本体の MB-D12 用接点カバーを取り外して装着します。 ※ MB-D12 で EN-EL18 を使用する場合は、別売のバッテリーチャー ジャー MH-26 とバッテリー室カバー BL-5 が必要です。 • パワーコネクター EP-5B、AC アダプター EH-5b 電源 AC アダプターを使用すると、長時間カメラを使用するときに安定し て電源を供給
• ワイヤレストランスミッター WT-4 - USB ケーブルでカメラと接続することにより、カメラで撮影した画像 をワイヤレスで転送したり、別売の Camera Control Pro 2 を使って パソコンからカメラを遠隔操作できます。また、イーサネットケーブ 無線 LAN アダプター (0 239) ルを接続することにより有線でも通信できます。 - WT-4 には、カメラ本体とは別に電源が必要です。別売の Li-ion リ チャージャブルバッテリー EN-EL3e または AC アダプター EH-6a をお使いください。 - WT-4 をお使いいただく場合は、無線 LAN の知識および環境が必要 です。 - WT-4 に付属のソフトウェアは、必ず最新版にバージョンアップし てお使いください。 • 接眼目当て DK-19 接眼部に取り付けて使用する、ゴム製の接眼目当てです。ファイン ダー視野がよりはっきり確認でき、目の疲れを軽減します。 • 接眼補助レンズ DK-17C(脱落防止機能付き) 遠視、近視の方のための補助レンズで、接眼部に差し込むだけで 簡単に取り換えることができます。− 3、− 2
• 変倍アングルファインダー DR-5 変倍アングルファインダー DR-5 をカメラの接眼部に取り付けると、 撮影レンズと直角の方向(水平方向に向けたカメラの真上など)か らファインダー内の画像を確認できます。全視野が見える 1 倍と、よ ファインダー用 アクセサリー り精密なピント確認作業が可能な2倍※の2種類の倍率を選択できま す。また、視度調節も可能です。 ※2 倍では周辺部にケラレが生じます。 • アングルファインダー DR-4 アングルファインダー DR-4 をカメラの接眼部に取り付けると、撮 影レンズと直角の方向(水平方向に向けたカメラの真上など)から ファインダー内の画像を確認できます。 • フィルターをレンズ保護のために常用する場合は、NC フィルター をお使いください。 • カメラ測光系の特性上、従来の偏光フィルター(Polar)は使用でき ません。円偏光フィルター(C-PL、C-PL Ⅱ)をお使いください。 • 逆光撮影や、輝度の高い光源を画面に入れて撮影する場合は、フィル ターによって画像上にゴーストが発生するおそれがあります。このよう な場合は、フィルターを外して撮影することをおす
• Capture NX 2 ※ 画像編集用ソフトウェアです。選択コントロールポイントや自動レ タッチブラシなどさまざまな機能を備えています。 • Camera Control Pro 2 ※ パソコンからカメラを操作して画像を撮影したり、撮影した画像を ニコンデジタル カメラ専用 ソフトウェア 直接ハードディスクなどへ保存したりできる、カメラコントロール 用ソフトウェアです。 ※ 必ず最新版にバージョンアップしてお使いください。ご使用のパソ コンがインターネットに接続されている場合、OS ログオン後に所定 時間を経過すると、ニコンメッセージセンター 2 はソフトウェアの 更新情報などを確認します(初期設定)。更新情報がある場合は、 「通 知の画面」が自動的に表示されます。 • 対応 OS については、当社ホームページのサポート情報(0 xix)でご 確認ください。 ボディー キャップ • ボディーキャップ BF-1B、BF-1A レンズを取り外したカメラボディーに取り付けることにより、ゴミ やほこりの付着を防ぎ、カメラ内部を保護します。 10 ピンターミナル(0 3)に次のアクセサリーを接続するこ
• リモートコード MC-36(長さ:約 85 cm) 一定間隔で撮影するインターバルタイマー機能を備えたリモート 撮影用コードです。 • 延長コード MC-21(長さ:約 3 m) MC-20、MC-22、MC-23、MC-25、MC-30、MC-36、ML-3 に併用 できる延長コードです(MC-21 を 2 本以上接続して使用することは できません)。 • 接続コード MC-23(長さ:約 40 cm) 10 ピンターミナルを装備するカメラを 2 台同時に作動させるための 接続コードです。 • 変換コード MC-25(長さ:約 20 cm) 2ピンターミナル用のラジオコントロールセットMW-2や、インター バロメーター MT-2、ルミコントロールセット ML-2 などを、10 ピン ターミナルに接続するための変換コードです。 10 ピン ターミナルに 接続する アクセサリー • GPS ユニット GP-1 10 ピンターミナルでカメラと GP-1 を接続することにより、撮影時 の緯度、経度、標高、協定世界時(UTC:0 214)を画像データに 記録することができます(0 212)。 • GPS 変
カメラとパワーコネクター、AC アダプターの 接続方法 カメラとパワーコネクター EP-5B、AC アダプター EH-5b を接続する前 に、カメラ本体の電源が OFF になっていることを確認してください。 1 カメラのバッテリー室カバー(q)とパ ワーコネクターカバー(w)を開ける 2 パワーコネクター EP-5B を入れる • パワーコネクターは、接点の向きに注意しな がら入れてください。 • オレンジ色のバッテリーロックレバーをパ ワーコネクター側面で押しながら、パワーコ ネクターを奥まで入れると、バッテリーロッ クレバーがパワーコネクターに掛かり、パ ワーコネクターがロックされます。 3 カメラのバッテリー室カバーを閉じる • パワーコネクターのコードがパワーコネク ターカバーを開けた部分から出るように注意 して、バッテリー室カバーを閉じます。 n 397
4 パワーコネクターと AC アダプターを接続する • 電源コードの AC プラグを、AC アダプターの ACプラグ差し込み口に差し 込みます(e)。 • パワーコネクターの DCプラグコネクターに ACアダプターの DCプラグ を差し込みます(r)。 • パワーコネクターと AC アダプターの使用時には、液晶モニター上の バッテリー残量表示が消えます。 n 398
カメラのお手入れについて 保管について 長期間カメラを使用しないときは、必ずバッテリーを取り出してくださ い。バッテリーを取り出す前には、カメラの電源が OFF になっているこ とを確認してください。 カメラを保管するときは、下記の場所は避けてください。 • 換気の悪い場所や湿度が 60%を超える場所 • テレビやラジオなど強い電磁波を出す装置の周辺 • 温度が 50 ℃以上、または− 10 ℃以下の場所 クリーニングについて カメラ本体 ほこりや糸くずをブロアーで払い、柔らかい乾いた布で軽く拭き ます。海辺でカメラを使用した後は、砂や塩を真水で湿らせた布 で軽く拭き取り、よく乾かします。 ご注意:カメラ内部にゴミ、ほこりや砂などが入り込むと故障の 原因となります。この場合、当社の保証の対象外となりますので ご注意ください。 レンズ・ ミラー・ ファインダー ガラスは傷つきやすいので、ほこりや糸くずをブロアーで払いま す。スプレー缶タイプのブロアーは、缶を傾けずにお使いくださ い(中の液体が気化されずに吹き出し、レンズ・ミラー・ファイ ンダーを傷つけることがあります)。指紋や油脂などの汚れは、 柔ら
ローパスフィルターを自動で掃除する (イメージセンサークリーニング) レンズを取り付けるときなどに、撮像素子の前面にあるローパスフィル ターにゴミやほこりが付くと、画像に影が写り込むことがあります。イ メージセンサークリーニングを作動させると、ローパスフィルターを振 動させてゴミをふるい落とすことができます。 イメージセンサークリーニングは、メニューから操作する方法と、電源 の ON/OFF 時に自動的に行う方法があります。 ❚❚ セットアップメニューの[イメージセンサー クリーニング]から操作する 1 カメラを右図のように正位置に置く • 効果的にゴミをふるい落とせるように、正 位置(カメラを横位置で構えるときの向き) にしてイメージセンサークリーニングを 行ってください。 2 セットアップメニューの [イメージセンサーク リーニング]を選ぶ • G ボタンを押して、セッ トアップメニューの[イ メージセンサークリーニン G ボタン グ]を選びます。マルチセ [イメージセンサークリーニング]画面が表 レクターの 2 を押すと、 示されます。 n 400
3 [実行]を選ぶ •[実行]を選んで J ボタンを 押すと、イメージセンサー クリーニングが開始されま す。実行中は、表示パネル に 1 が点滅し、撮像素 子のチェックも行われます。 J ボタン • クリーニングには、約 10 秒 かかります。1 が表示 されている間は、カメラの 操作はできません。バッテ リーや AC アダプターを取り 外さないでください。 n 401
❚❚ 電源の ON/OFF 時にイメージセンサークリーニング する 5 電源ON で実行 6 電源OFF で実行 7 電源 ON と OFF で 実行 実行しない 電源 ON と同時にイメージセンサークリーニングが 作動します。 電源 OFF と同時にイメージセンサークリーニングが 作動します。 電源 ON、OFF と同時にイメージセンサークリーニング が作動します。 電源 ON、OFF してもイメージセンサークリーニングは 作動しません。 1 [イメージセンサークリーニ ング]画面で[電源スイッチ に連動]を選ぶ •[電源スイッチに連動]を選んで マルチセレクターの 2 を押すと、 [電源スイッチに連動]画面が表 示されます。 2 イメージセンサークリー ニングの方法を選ぶ • J ボタンを押して設定しま す。 J ボタン D イメージセンサークリーニングについてのご注意 • 電源スイッチに連動してイメージセンサークリーニングが作動しているときにカメ ラを操作すると、イメージセンサークリーニングは中断します。 • カメラの電源 ON 時に内蔵フラッシュの充電が行われるときは、カメラの電源 O
ローパスフィルターをブロアーで掃除する イメージセンサークリーニング(0 400)でゴミやほこりを取りきれないと きは、ローパスフィルターを次の手順でクリーニングできます。ただし、 ローパスフィルターは非常に傷つきやすいため、ニコンサービス機関にク リーニングをお申し付けくださることをおすすめします。 作業中のバッテリー切れを防ぐため、充分に充電されたバッテリー EN-EL15、または別売のパワーコネクター EP-5B と AC アダプター EH-5b を組み合わせてお使いください。 1 カメラの電源を OFF にしてからレンズを取り外す • レンズを取り外したら、カメラの電源を ON にしてください。 2 セットアップメニューで [クリーニングミラー アップ]※を選ぶ • G ボタンを押して、セッ トアップメニューの[ク リーニングミラーアップ] G ボタン を選んでマルチセレクター の 2 を押します。 ※バッテリー残量表示が J 以下の場合、このメニュー項目は操作でき ません。 3 J ボタンを押す • クリーニングミラーアップの待機状態にな ります。 • 液晶モニター、表示パネル、フ
4 シャッターボタンを全押しする • ミラーが上がり、シャッターが開いた状態 になります。 • このとき、表示パネルは右のような点滅表 示になります。ファインダー内の表示は消 灯します。 5 ローパスフィルターに光が当たるよ うにカメラを持ち、ゴミやほこりが 付いていないかどうかを点検する • ゴミやほこりが付いていない場合は、手順 7 にお進みください。 6 ローパスフィルターに付いたゴミや ほこりをブロアーで払う • ブラシの付いていないブロアーをお使いく ださい。ブラシでローパスフィルターの表 面に傷が付くことがあります。 • ブロアーで取り除けない汚れがある場合 は、ニコンサービス機関にクリーニングをお申し付けください。絶対 に、手でこすったり、布で拭き取ったりしないでください。 7 カメラの電源を OFF にし、付属のボディーキャップを付ける • ミラーがダウンしてシャッター幕が閉じます。 n 404
D 作業中のシャッター幕の破損を防ぐために カメラのシャッター幕は非常に破損しやすい部品です。シャッター幕はカメラに電源 の供給がなくなると、自動的に閉じる構造になっています。作業中に不意にシャッター 幕が閉じて破損することを防ぐために、次の点にご注意ください。 • 作業中に電源を OFF にしないでください。 • 作業中にバッテリーや AC アダプターを取り外さないでください。 • ミラーアップ中にバッテリー残量が少なくなった場合、電子音が鳴り、セルフタイ マーランプが点滅してお知らせします。約 2 分経過するとシャッター幕が閉じてミ ラーがダウンするので、直ちに作業を終了してください。 D ローパスフィルター上のゴミ付着について ニコンデジタルカメラは撮像素子の前面にあるローパスフィルターに付着するゴミに ついて、当社の品質基準に基づいて製造しています。しかし、このカメラはレンズ交 換方式のため、レンズ交換の際にカメラ内にゴミが入り込むことがあり、撮影条件に よっては、撮像素子前面のローパスフィルターに付着したゴミが写り込む場合があり ます。カメラ内へのゴミの侵入を防止するため、ほこりの多い場所でのレン
カメラとバッテリーの取り扱い上の ご注意 カメラの取り扱い上のご注意 ● 強いショックを与えない カメラやレンズを落としたり、ぶつけたりしないようにご注意ください。強い衝撃や振 動を加えると、破損したり精密に調整された部分に悪影響を及ぼします。 ● 水にぬらさない カメラは水にぬらさないようにご注意ください。カメラ内部に水滴が入ったりすると部 品がさびついてしまい、修理費用が高額になるだけでなく、修理不能になることがあり ます。 ● 急激な温度変化を与えない 極端に温度差のある場所に急にカメラを持ち込むと、カメラ内外に水滴が生じ、故障の 原因となります。カメラをバッグやビニール袋などに入れて、周囲の温度になじませて からお使いください。 ● 強い電波や磁気の発生する場所で撮影しない 強い電波や磁気を発生するテレビ塔などの周囲や、強い静電気の周囲では、記録データ が消滅したり、撮影画像へのノイズ混入等、カメラが正常に機能しないことがあります。 ● 長時間、太陽に向けて撮影または放置しない 太陽などの高輝度被写体に向けて長時間直接撮影したり、放置したりしないでください。 過度の光照射は撮像素子の褪色、焼き
● ミラーやレンズの手入れ方法について ミラーやレンズは傷が付きやすいので、ゴミやほこりが付いているときは、ブロアーで 軽く吹き払う程度にしてください。なお、スプレー缶タイプのブロアーの場合、スプレー 缶を傾けずにお使いください(中の液体が気化されずに吹き出し、ミラーやレンズを傷 つける場合があります)。レンズに万一指紋などが付いてしまった場合は、柔らかい清潔 な布に市販のレンズクリーナーを少量湿らせて、軽く拭き取ってください。 ● ローパスフィルターの手入れ方法について 撮像素子の前面にあるローパスフィルターのクリーニングの方法については 0 400、 403 ページをご覧ください。 ● レンズの信号接点について レンズの信号接点を汚さないようにご注意ください。 ● シャッター幕に触れない • シャッター幕は非常に薄いため、押さえたり、突いたり、ブロアーなどで強く吹くなど は、絶対にしないでください。傷や変形、破損などの原因となります。 • シャッター幕に色むらが見える場合がありますが、異常ではありません。また、撮影し た画像には影響ありません。 ● 風通しのよい場所に保管する カビや故障などを防
● 液晶モニターについて • モニター画面は、非常に精密度の高い技術で作られており、99.99% 以上の有効ドット がありますが、0.
● 撮影前にバッテリーをあらかじめ充電する 撮影前にバッテリーを充電してください。付属のバッテリーは、ご購入時にはフル充電 されていません。 ● 予備バッテリーを用意する 撮影の際は、充電された予備のバッテリーをご用意ください。特に、海外の地域によっ てはバッテリーの入手が困難な場合があるので、ご注意ください。 ● 低温時にはフル充電したバッテリーを使用し、予備のバッテリーを用意する 低温時に消耗したバッテリーを使用すると、カメラが作動しないことがあります。低温 時にはフル充電したバッテリーを使用し、保温した予備のバッテリーを用意して暖めな がら交互に使用してください。低温のために一時的に性能が低下して使えなかったバッ テリーでも、常温に戻ると使えることがあります。 ● バッテリーの残量について • 電池残量がなくなったバッテリーをカメラに入れたまま、何度も電源の ON/OFF を繰り 返すと、バッテリーの寿命に影響をおよぼすおそれがあります。電池残量がなくなった バッテリーは、充電してお使いください。 • 充分に充電したにもかかわらず、室温での使用状態でバッテリーの使用時間が極端に短 くなってきた場合
初期設定一覧 再生、撮影、カスタム、セットアップの各メニューの初期設定は次の通 り で す。ツ ー ボ タ ン リ セ ッ ト(0 189)、撮 影 メ ニ ュ ー の リ セ ッ ト (0 264)、またはカスタムメニューのリセット(0 275)を行うと、そ れぞれ別の項目の設定をリセットできます。ツーボタンリセットで初期 設定に戻る項目については、 「基本的な機能を初期設定に戻す(ツーボタ ンリセット) 」(0 189)をご覧ください。 ❚❚ 再生メニューの初期設定 再生メニュー項目 [再生フォルダー設定] (0 254) 初期設定 ND800 [撮影直後の画像確認] (0 259) しない [削除後の次再生画像] (0 260) 後ろのコマ [縦位置自動回転] (0 260) する [スライドショー](0 260) [再生画像の種類](0 260) [インターバル設定](0 260) n 410 静止画と動画 2秒
❚❚ 撮影メニューの初期設定 ご購入時の設定に戻すには、撮影メニューの[撮影メニューの管理]で 撮影メニューのリセットを行います(0 263)。 ※ 1 撮影メニュー項目 [拡張撮影メニューの設定] (0 264) [ファイル名設定](0 267) [主スロットの選択] (0 88) 初期設定 しない DSC SD スロット [副スロットの機能] (0 88) 順次記録 [画質モード] (0 83) NORMAL サイズ L [画像サイズ] (0 86) [撮像範囲](0 77) [DX 自動切り換え](0 77) [撮像範囲設定](0 78) [JPEG 圧縮] (0 85) する FX (36 × 24) 1.
撮影メニュー項目 初期設定 [多重露出](0 192)※ 2 [多重露出モード](0 193) [コマ数] (0 193) [自動ゲイン補正](0 194) しない 2 する [インターバルタイマー撮影] (0 197) 設定解除※ 3 [微速度撮影](0 204) 設定解除※ 4 [動画の設定](0 67) [画像サイズ / フレームレート](0 67) [動画の画質](0 67) [録音設定](0 68) [動画記録先](0 68) 1920 × 1080 30fps 高画質 マイク感度 オート SD スロット ※ 1 撮影メニューのリセットで初期設定に戻るのは、撮影メニューの[撮影メニューの 管理] (0 263)で選択されている撮影メニュー(「A」∼「D」のいずれか)の内容 だけです([拡張撮影メニューの設定] 、 [多重露出] 、 [インターバルタイマー撮影]、 [微速度撮影]を除く)。 ※ 2 撮影メニューのリセットを行うと、全ての撮影メニューで初期状態(しない、コマ 数:2、自動ゲイン補正:する)にリセットされます。なお、多重露出撮影中は、1 コマ目を撮影してから設定した
❚❚ カスタムメニューの初期設定 ご購入時の設定に戻すには、カスタムメニューの[カスタムメニューの 管理]でカスタムメニューのリセットを行います(0 274)。 ※ カスタムメニュー項目 a1 a2 a3 a4 a5 a6 a7 a8 b1 b2 b3 b4 b5 初期設定 [AF-C モード時の優先] (0 275) レリーズ [AF-S モード時の優先] (0 276) フォーカス [AF ロックオン](0 276) [半押し AF レンズ駆動](0 277) 3 (標準) する [フォーカスポイント照明] (0 277) オート [フォーカスポイント循環選択](0 277) しない [AF 点数切り換え](0 278) [内蔵 AF 補助光の照射設定](0 279) [ISO 感度設定ステップ幅] (0 280) [露出設定ステップ幅] (0 280) [露出・調光補正ステップ幅] (0 280) [露出補正簡易設定](0 281) [中央部重点測光範囲] (0 282) 51 点 する 1/3 段 1/3 段 1/3 段 しない φ 12 mm [基準露出レベルの調節]
カスタムメニュー項目 初期設定 [電子音設定](0 286) d1 [音量] [音の高さ] d2 [低速連続撮影速度](0 287) d3 [連続撮影コマ数](0 287) d4 [露出ディレーモード](0 288) d5 [連番モード](0 288) d6 [格子線の表示](0 289) d7 [ISO 感度表示と簡易設定](0 289) d8 [インフォ画面のガイド表示](0 290) d9 [インフォ画面の表示設定](0 290) d10 [イルミネーター点灯](0 291) d11 [MB-D12 電池設定](0 291) d12 [電池の使用順序](0 292) e1 [フラッシュ撮影同調速度](0 294) e2 [フラッシュ時シャッタースピード制限](0 296) [内蔵フラッシュ発光]/[外付けフラッシュ発光] e3 (0 296) e4 [モデリング発光](0 303) e5 [オートブラケティングのセット](0 303) e6 [BKT 変化要素(M モード)](0 304) e7 [BKT の順序](0 305) f1 [D スイッチの機能](0 305) [中央ボタンの機能]
カスタムメニュー項目 初期設定 [プレビューボタンの機能] (0 311) f5 [プレビューボタン押し時の動作] プレビュー [コマンドダイヤル併用時の動作] 設定しない [AE/AF ロックボタンの機能](0 312) f6 [AE/AF ロックボタン押し時の動作] AE-L/AF-L [コマンドダイヤル併用時の動作] 設定しない [シャッタースピードと絞り値のロック](0 313) f7 f8 [シャッタースピードのロック] しない [絞り値のロック] しない [BKT ボタンの機能](0 313) オートブラケティング [コマンドダイヤルの設定] (0 314) 露出補正の設定時:U、 [回転方向の変更](0 314) f9 シャッタースピード / 絞り値の設定時:U [メインとサブの入れ換え] (0 314) [絞り値の設定方法] (0 315) [再生 / メニュー画面で使用](0 316) f10 [ボタンのホールド設定](0 317) f11 [カードなし時レリーズ](0 317) しない サブコマンドダイヤル しない しない レリーズ許可
❚❚ セットアップメニューの初期設定 セットアップメニュー項目 [液晶モニターの明るさ] (0 324) [マニュアル] 初期設定 マニュアル 0 [イメージセンサークリーニング](0 400) [電源スイッチに連動] (0 402) 電源 ON と OFF で実行 (0 250) [HDMI] [出力解像度] オート [詳細設定] [出力レンジ] [出力画面サイズ] [ライブビュー時の情報表示] [フリッカー低減] (0 327) オート 95% する オート [地域と日時](0 328) [夏時間の設定] [縦横位置情報の記録] (0 329) しない する (0 214) [GPS] [半押しタイマー] 有効 [GPS による日時合わせ] する [Eye-Fi 送信機能](0 338) n 416 有効
露出モード e(プログラムオート)の プログラム線図 次のグラフは、露出モードが e のとき(0 116)の露出制御プログラム(ISO 100 の場合)を表しています。 ISO 100、開放絞り F1.4・最小絞り F16 のレンズ (例:AF 50mm f/1.4D)の場合 14 F1 13 12 11 9 10 8 7 5 6 3 2 4 0 1 -1 -3 -2 -5 ] V [E -4 測光範囲:EV 0 ∼ 20 16 15 F1.4 16 17 18 19 F5.6 F8 20 F2.8 F4 F1.
故障かな?と思ったら カメラの動作がおかしいときは、ご購入店やニコンサービス機関に お問い合わせになる前に、次の項目をご確認ください。 表示関連 ● ファインダー内がはっきり見えない 視度調節ノブで調節してください。調節後も見え方が不充分な場合は、別 売の接眼補助レンズをお使いください(0 33、393)。 ● ファインダー内が暗い バッテリー残量は充分ですか?バッテリーが入っていない場合や、入っ ていても残量がない場合は、ファインダー内が暗く表示される場合があ ります(0 19、35)。 ● ファインダー内や表示パネル、液晶モニターの表示が、すぐに消えてしまう カスタムメニュー c2[半押しタイマー]や c4[液晶モニターのパワーオ フ時間]で、表示が消えるまでの時間を設定できます(0 283、285)。 ● 表示パネルやファインダー内の表示が薄い、表示が遅い 低温や高温のときは液晶表示の濃度が変わったり、応答速度が遅くなる ことがあります。 A カメラが作動しなくなったら n 418 きわめてまれに、液晶モニターが異常な状態になり、カメラが作動しなくなることが あります。原因として、外部から強力な
撮影関連 ● 電源を ON にしてから、撮影できる状態になるまでに時間がかかる メモリーカード内にフォルダーや画像が大量にあるときは、ファイル検 索のため時間がかかる場合があります。 ● シャッターがきれない • 残量のあるメモリーカードが入っていますか?(0 28、36) • G タイプレンズ以外の CPU レンズを装着している場合は、レンズの絞り リングを最小絞り(最も大きい数値)に設定しないとシャッターがきれ ません。表示パネルに B と表示されている場合、カスタムメニュー f9[コマンドダイヤルの設定]の[絞り値の設定方法]を[絞りリン グ]に 設 定 す る と、レ ン ズ の 絞 り リ ン グ で 絞 り 値 を 設 定 で き ま す (0 315) 。 • 露出モード h でシャッタースピードを A に設定し、そのまま露出 モードを f に変更した場合は、シャッタースピードを再設定してから撮 影してください(0 426)。 • カスタムメニュー f11[カードなし時レリーズ]が[レリーズ禁止]に なっていませんか?(0 317) ● シャッターがきれるのが遅い カスタムメニュー d4[露出デ
● 設定できるシャッタースピードの範囲が狭い フラッシュ撮影時は、シャッタースピードが制限されます。フラッシュ 撮影時の同調シャッタースピードは、カスタムメニュー e1[フラッシュ [1/320 秒 撮影同調速度]で、1/320 ∼ 1/60 秒の範囲で設定できます。 (オート FP)]または[1/250 秒(オート FP)]に設定して、別売のオー ト FP ハイスピードシンクロ対応スピードライト を使用すると、全シャッ タースピードに同調可能なオート FP ハイスピードシンクロが可能です (0 294)。 ● シャッターボタンを半押ししても、フォーカスロックされない AF モードが AF-C に設定されている場合、AAE/AF ロックボタンを押し 。 てフォーカスをロックしてください(0 96) ● フォーカスポイントを選べない • フォーカスポイントロックレバー(マルチセレクター)が L(ロック) の位置になっていませんか?(0 94) • AF エリアモードがオートエリア AF のときは、選べません(0 91)。 • AF エリアモードを顔認識 AF にしてライブビュー撮影を行っている場合 は、選べま
● ライブビュー表示中や動画撮影時に画面にちらつきや横縞が生じる セットアップメニュー[フリッカー低減]の設定を、カメラをお使いに なる地域の電源周波数に合わせてください(0 327) 。 ● ライブビュー表示中や動画撮影時に横帯状の明るい部分が生じる 撮影している周囲でスピードライトやフラッシュなどが発光された場合 には、画面の上部や下部が明るくなったり、明るい横帯が発生すること があります。 ● 画像がざらつく • ISO 感度が高くなっていませんか? ISO 1600 以上の高感度で撮影する 場合、撮影メニュー[高感度ノイズ低減]を[強め]、 [標準]、[弱め] のいずれかに設定すれば、ざらつきを低減できます(0 271)。 • シャッタースピードが 1 秒より低速な場合は、ざらつきが発生しやすく なります。撮影メニュー[長秒時ノイズ低減]を[する]にして撮影す ると、ざらつきを低減できます(0 271)。 • アクティブ D- ライティングを設定していませんか?撮影シーンによっ ては、ざらつきが強調される場合があります(0 170)。 ● 画像にゴミが写り込む • レンズの前面または背面(マウント側)
●[ピクチャーコントロール]の効果が安定しない [ピクチャーコントロール] 、 [カスタムピクチャーコントロール]の調整 画面で、[輪郭強調]、 [コントラスト]、[色の濃さ(彩度)]のいずれか が[A](オート)に設定されています。ピクチャーコントロールの効果 を一定にするには、これらの項目を[A](オート)以外に設定してくだ さい(0 163)。 ● 測光モードが変更できない AE ロック中または動画ライブビュー中は、測光モードを変更できません 。 (0 57、126) ● 露出補正ができない 露出モードが h の場合、露出補正を行っても、露出インジケーターの表示 が変わるだけで、シャッタースピードと絞り値は変化しません(0 129) 。 ● 画像の一部が赤っぽくなる シャッタースピードを A にした場合など、長時間露出で撮影すると、 画像の一部が赤っぽくなることがあります。この現象は、撮影メニュー [長秒時ノイズ低減]を[する]に設定することで低減できます(0 271) 。 ● 画像にむらが出る シャッタースピードを A にした場合など、長時間露出で撮影すると、 画像の一部にむらが出ることがあります。
再生関連 ● RAW 画像が表示されない [画質モード]を[RAW + FINE] 、 [RAW + NORMAL] 、 [RAW + BASIC] にして撮影した画像は、JPEG 画像しか再生されません(0 84)。 ● 他のカメラで撮影した画像が表示されない この機種以外のカメラで撮影した画像は、正常に表示されないことがあ ります。 ● 全ての画像が表示されない 再生メニュー[再生フォルダー設定]を[全てのフォルダー]にしてく ださい(0 254) 。 ● 画像の縦位置・横位置が正しく表示されない • 再生メニュー[縦位置自動回転]が[しない]になっていませんか? (0 260) • セットアップメニュー[縦横位置情報の記録]が[しない]になってい ませんか?(0 329) • 撮影直後の画像確認では自動回転はしません(0 259)。 • カメラを上向き・下向きにして撮影すると、姿勢情報が正しく得られな い場合があります(0 329)。 ● 画像が削除できない • SD カードがロックされていませんか?(0 32) • 画像にプロテクトが設定されていませんか?(0 229) ● 画像が編集できない こ
● 画像が HDMI 対応機器で再生できない 市販の HDMI ケーブルが正しく接続されているか確認してください (0 249) ● Capture NX 2 で画像が表示されない ● Capture NX 2 でイメージダストオフ機能が動作しない ソフトウェアのバージョンが最新になっていますか?(0 395) 次の場合は、イメージセンサークリーニングにより、ローパスフィルター 表面のゴミの位置が変わってしまうため、イメージダストオフ機能を使 用できません。 • イメージセンサークリーニングを実行する前に撮影した画像に対して、 クリーニング後に取得したイメージダストオフデータを使ってゴミの 写り込みを取り除こうとしたとき • イメージセンサークリーニングを実行する前に取得したイメージダス トオフデータを使って、クリーニング後に撮影した画像に対してゴミの 写り込みを取り除こうとしたとき(0 325) ●[ピクチャーコントロール]、 [アクティブ D- ライティング]、 [ヴィネットコ ントロール]の効果がパソコンで確認できない RAW 画像で記録した場合、当社製ソフトウェア以外では機能しません。 RA
警告メッセージ 表示パネル、ファインダー、液晶モニターに表示される警告メッセージ の意味は次の通りです。 こんなとき 表示 ファインダー パネル 内表示 B B (点滅) (点滅) H d 原因 対処方法 レンズの絞りリングが 最小絞りになっていま せん。 レンズの絞りリングを最 小絞り(最も大きい値) にしてください。 24 バッテリー残量は残り わずかです。 バッテリー交換の準備を してください。 35 • バ ッ テ リ ー が 消 耗 し • バッテリーを交換してく ています。 ださい。 21 • バッテリーを充電してく ださい。 19 • バ ッ テ リ ー と の 情 報 • このバッテリーは使用で 通信ができません。 きません。 ニコンサービス機関にご 相談ください。 H d (点滅) (点滅) B (点滅) — 0 • 別売のマルチパワー バッテリーパック MB-D12 装着時に、 極端に消耗している Li-ion リチャージャブ ルバッテリー、または カメラと通信できない バッテリーをカメラか MB-D12 のいずれかで 使用してい
こんなとき 表示 ファインダー パネル 内表示 原因 対処方法 0 開放絞りからの絞り段 数が表示されています。 非 CPU レンズが装着さ F F れているか、またはレ ンズが装着されていな い状態で、レンズの開 レンズの開放絞り値を設 定すると、レンズの絞り 209 値が表示されます。 放絞り値が設定されて いません。 — 2 4 オートフォーカスでピン (点滅) ト合わせができません。 露出モードが f のとき A A (点滅) (点滅) 1 k (点滅) (点滅) にシャッタースピード 構図を変えるか、マニュ アル(手動)でピント合 38、99 わせを行ってください。 • シャッタースピードを変 えてください。 が A にセットされ • 露出モード h で撮影して ています。 ください。 カメラが処理を行って カメラが処理を終えるま います。 でお待ちください。 117、 120 — 撮影に必要な光量が不足 — c (点滅) フラッシュがフル発光 しました。 している可能性がありま す。撮影距離、絞り値、 調光範囲、IS
こんなとき 表示 ファインダー パネル 内表示 対処方法 0 • ISO 感度を低くしてくだ 107 原因 さい。 • 露出モードが e のときは市 394 販の ND フィルター(光量 調節用)を使用してくだ さい(f 、g のときに下記 被写体が明るすぎてカ メラの制御範囲を超え ています。 の操作を行っても警告表 示が消えない場合も同様 に対応してください)。 • 露出モードが f のときは 117 シャッタースピードをよ り高速側にセットしてく ださい。 • 露出モードが g のときは 118 絞りを絞り込んでくださ (シャッタースピード い(より大きい数値)。 表示、絞り値表示の • ISO 感度を高くしてくだ いずれかまたは露出イ ンジケーターが点滅) 107 さい。 • 露出モードが e のときは フラッシュを使用してく 177 ださい(f 、g のときに 下記の操作を行っても警 被写体が暗すぎて、 カメラの制御範囲を超 えています。 告表示が消えない場合も 同様に対応してくださ い) 。 • 露出モードが f のときは 117 シャッター
こんなとき 表示 ファインダー パネル 内表示 対処方法 0 • メモリーカードに記録さ 230、 233 原因 れている画像を削除し • 画像を記録する空き n、 i/j (点滅) j (点滅) 容量がありません。 • カメラが扱えるファ イル数をオーバーし ています。 て、カードに画像ファイ ルが保存可能な状態にし てください。必要な画像 はパソコンなどに転送し てバックアップしてくだ さい。 • 新しいメモリーカードに 28 交換してください。 もう一度シャッターボタ ンを押してください。警 O O (点滅) (点滅) 撮影中に何らかの異常 を検出しました。 告表示が解除されない場 合や、頻繁に警告が表示 される場合は、ニコン サービス機関にご相談く ださい。 i/j アイコンについて n A 点滅しているメモリーカードでエラーが発生しています。 428 457
こんなとき 液晶モニター 表示 パネル メモリー カードが入って S いません。 原因 対処方法 メモリーカードが 入っていないか、正 メモリーカードを正しく しくセットされてい セットしてください。 0 28 ません。 • メモリーカードへの • このカメラ用のメモリー アクセス異常です。 442 カードであるかどうかを 確認してください。 • メモリーカードが壊れ 457 ている可能性がありま す。ニコンサービス機 このメモリー カードは壊れて いる可能性が あるため、使用 できません。 カードを交換 W、 • 新規フォルダーが R、 作成できません。 i/j (点滅) してください。 関までご連絡願います。 • メモリーカードに記録さ れている画像を削除し 230、 233 て、メモリーカードに画 像ファイルが保存可能な 状態にしてください。必 要な画像はパソコンなど に転送してバックアップ してください。 • 新しいメモリーカードに 28 交換してください。 • Eye-Fi カードのファー ムウェアが最新版に なっているか確認して ください。 g
こんなとき 液晶モニター メモリーカード が書き込み禁止 表示 パネル 原因 W、 SD カードの書き込み SD カードのロックを解 j 禁止スイッチがロッ になっています。 (点滅) クされています。 状態では使用 W、 Eye-Fi カードの書き R、 込み禁止スイッチが j できません。 (点滅) Eye-Fi カードは 書き込み禁止の ロックされています。 除してください。 Eye-Fi カードのロックを 解除してください。 • メモリーカードを初期 このメモリー カードは初期化 (フォーマット) 対処方法 T されていません。 (点滅) フォーマット メモリーカードが正 しく初期化されてい ません。 化してください。 • 正しく初期化されたメ 0 32 32 31、 324 28 モリーカードに交換し てください。 してください。 接続中の スピードライト はバージョン バージョンアップに失 アップに失敗 しているため — 使用できません。 敗したスピードライト がカメラに装着されて います。 サービス機関に 接続中のスピードライトは バージ
こんなとき 液晶モニター 全ての画像が 非表示に設定 原因 対処方法 記録されている画像 が非表示設定されて 再生メニューの[非表示 設定]で、画像の非表示 いるために表示され 設定を解除してくださ ません。 い。 表示 パネル — されています。 0 254 • アプリケーションソ フトで編集された画 このファイルは 表示できません。 — 像や DCF 規格外の画 アプリケーションソフト 像ファイルのため再 で編集された画像を上書 生できません。 き保存しないでください。 • 画像ファイルに異常 — があるため再生でき ません。 このファイルは 選択できません。 — 編集できない画像 です。 このカメラで撮影または 編集した画像しか画像編 342 集できません。 用紙切れなどエラーの原 因を取り除いた後、[継 プリンターの 状態を確認して — ください。※ プリンターに異常が あります。 続]を選んで J ボタンを 押すと、プリントが再開 241 されます(エラー内容に よっては、[継続]を選べ ない場合があります)。 指定したサイズの用紙を 用
こんなとき 液晶モニター インクを 確認して 原因 対処方法 インクに異常があり インクを確認した後、[継 続]を選んで J ボタンを ます。 押して、プリントを再開 表示 パネル — ください。※ 0 241 してください。 インクを交換した後、[継 インクが ありません。※ — インクがなくなりま 続]を選んで J ボタンを した。 押して、プリントを再開 してください。 ※プリンターの使用説明書も併せてご覧ください。 n 432 241
主な仕様 ニコンデジタルカメラ D800/D800E 型式 型式 レンズマウント レンズ交換式一眼レフレックスタイプデジタルカメラ ニコン F マウント (AF カップリング、AF 接点付) 有効画素数 有効画素数 36.3 メガピクセル 撮像素子 方式 総画素数 35.9 × 24.0 mm サイズ CMOS センサー、ニコン FX フォーマット 36.8 メガピクセル ダスト低減機能 イメージセンサークリーニング、イメージダストオフデータ 取得 (別売 Capture NX 2 必要) 記録形式 • 撮像範囲[FX (36 × 24) 1.0 ×]の場合: 記録画素数 7360 × 4912 ピクセル(サイズ L) 5520 × 3680 ピクセル(サイズ M) 3680 × 2456 ピクセル(サイズ S) • 撮像範囲[1.2 × (30 × 20) 1.2 ×]の場合: 6144 × 4080 ピクセル(サイズ L) 4608 × 3056 ピクセル(サイズ M) 3072 × 2040 ピクセル(サイズ S) • 撮像範囲[DX (24 × 16) 1.
記録形式 • DX ベースの(動画)フォーマット(撮像範囲[DX (24 × 16) 1.5 ×]で動画ライブビュー中に静止画撮影する場合): 4800 × 2704 ピクセル(サイズ L) 3600 × 2024 ピクセル(サイズ M) 2400 × 1352 ピクセル(サイズ S) ※撮像範囲[1.2 × (30 × 20) 1.
ファインダー ミラー クイックリターン式 プレビューボタンによる絞り込み可能、露出モード g、h では プレビュー 設定絞り値まで絞り込み可能、e、f では制御絞り値まで絞り レンズ絞り 込み可能 瞬間復元式、電子制御式 レンズ • DX レンズ(撮像範囲は[DX (24 × 16) 1.5 ×]) • G または D タイプレンズ(PC レンズ一部制限あり) • G または D タイプ以外の AF レンズ(IX 用レンズ、F3AF 用レ ンズ使用不可) 交換レンズ • P タイプレンズ • 非 CPU レンズ(ただし、非 AI レンズは使用不可) :露出モー ド g、h で使用可能 • 開放F値がF5.
露出制御 測光方式 91K ピクセル(約 91,000 ピクセル)RGB センサーによる TTL 開放測光方式 • マルチパターン測光:3D-RGB マルチパターン測光Ⅲ (G ま たは D タイプレンズ使用時)、RGB マルチパターン測光Ⅲ(そ の他の CPU レンズ使用時)、RGB マルチパターン測光(非 CPU レンズのレンズ情報手動設定時) • 中央部重点測光:φ12 mm 相当を測光(中央部重点度約 75%)、 測光モード φ8 mm、φ15 mm、φ20 mm、画面全体の平均のいずれか に変更可能(非 CPU レンズ使用時はφ12 mm、または画面全 体の平均) • スポット測光:約φ4mm 相当(全画面の約 1.5%)を測光、 フォーカスポイントに連動して測光位置可動(非 CPU レン ズ使用時は中央に固定) • マルチパターン測光、中央部重点測光:0 ∼ 20 EV 測光範囲 露出計連動 露出モード 露出補正 • スポット測光:2 ∼ 20 EV (ISO 100、f/1.
オートフォーカス 検出範囲 レンズサーボ フォーカスポイント AF エリアモード フォーカスロック –2 ∼+ 19 EV (ISO 100、常温(20 ℃)) • オートフォーカス:シングル AF サーボ(AF-S)またはコン ティニュアス AF サーボ(AF-C)、被写体条件により自動的 に予測駆動フォーカスに移行 :フォーカスエイド可能 • マニュアルフォーカス(M) • AF51 点設定時:51 点のフォーカスポイントから 1 点を選択 • AF11 点設定時:11 点のフォーカスポイントから 1 点を選択 シングルポイント AF モード、ダイナミック AF モード(9 点、 21 点、51 点)、3D- トラッキング、オートエリア AF モード AAE/AF ロックボタン、またはシングル AF サーボ(AF-S)時 にシャッターボタン半押し フラッシュ 押しボタン操作による手動ポップアップ方式 内蔵フラッシュ ガイドナンバー: • 約 12(マニュアルフル発光時約 12) (ISO 100・m、20 ℃) 91K ピクセル(約 91,000 ピクセル)RGB センサーによる TTL
ホワイトバランス オート(2 種) 、電球、蛍光灯(7 種)、晴天、フラッシュ、曇 ホワイトバランス 天、晴天日陰、プリセットマニュアル(4 件登録可)、色温度 、いずれも微調整可能 設定(2500K ∼ 10000K) ライブビュー機能 撮影モード レンズサーボ AF エリアモード フォーカス 動画機能 測光方式 記録画素数 / フレームレート ファイル形式 映像圧縮方式 音声記録方式 録音装置 その他の機能 静止画ライブビューモード、動画ライブビューモード • オートフォーカス(AF) :シングル AF サーボ(AF-S)、常時 AF サーボ(AF-F) • マニュアルフォーカス(M) 顔認識 AF、ワイドエリア AF、ノーマルエリア AF、ターゲッ ト追尾 AF コントラスト AF 方式、全画面の任意の位置で AF 可能(顔認識 AF またはターゲット追尾 AF のときは、カメラが決めた位置で AF 可能) 撮像素子による TTL 測光方式 • 1920 × 1080:30p/25p/24p • 1280 × 720:60p/50p/30p/25p 60p:59.
インターフェース USB HDMI 出力 外部マイク入力 ヘッドホン出力 SuperSpeed USB(USB 3.0 Micro-B 端子) HDMI ミニ端子(Type C)装備、HDMI 出力と液晶モニター の同時再生可 ステレオミニジャック(φ3.5mm) ステレオミニジャック(φ3.5 mm) • リモートコントロール:10 ピンターミナルに接続 • 10 ピンターミナル 表示言語 表示言語 電源 使用電池 マルチパワー バッテリーパック AC アダプター 三脚ネジ穴 三脚ネジ穴 寸法・質量 寸法(W × H × D) 質量 GPS:GPS ユニット GP-1(別売)を 10 ピンターミナルに接続。 または、10 ピンターミナルに接続した GPS 変換コード MC-35 (別売)を介して、NMEA0183 Ver. 2.01 および Ver. 3.
バッテリーチャージャー MH-25 電源 AC 100 ∼ 240 V、50/60 Hz、0.23 ∼ 0.12 A 定格入力容量 21 ∼ 28 VA 充電出力 DC 8.4 V、1.2 A 適用充電池 Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL15 充電時間 約 2 時間 35 分 ※残量のない状態からの充電時間(周囲温度 25 ℃) 使用温度 0 ∼ 40 ℃ 寸法(W × H × D) 約 91.5 × 33.5 × 71 mm(突起部除く) 電源コード 長さ約 1.5m、日本国内専用 AC 100V 対応 質量 約 110 g(電源コードおよび電源プラグ(直付け型)を除く) Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL15 形式 リチウムイオン充電池 定格容量 7.0 V、1900 mAh 使用温度 0 ∼ 40 ℃ 寸法(W × H × D) 約 40 × 56 × 20.
A このカメラの準拠規格 • Design rule for Camera File system(DCF)Version 2.0:各社のデジタルカメ ラで記録された画像ファイルを相互に利用し合うための記録形式です。 • DPOF(Digital Print Order Format):デジタルカメラで撮影した画像をプリン • Exif Version 2.
使用できる SD カードと CF カード 次の SD カードと CF カード(Type I)が使用できます。 ❚❚ SD カード 次の SD カードの動作を確認しています。 SD SDHC SDXC メモリーカード メモリーカード※ 2 メモリーカード※ 3 プラチナⅡ シリーズ 2 GB※ 1 4 GB、8 GB、 64 GB 16 GB、32 GB 4 GB、8 GB、 64 GB 16 GB、32 GB 4 GB、6 GB、8 GB、 48 GB、64 GB 12 GB、16 GB、 24 GB、32 GB ― 4 GB、8 GB、16GB 4 GB、8 GB、16 GB、 ― 32 GB プロフェッショ ナルシリーズ 2 GB※ 1 4 GB、8 GB、16 GB、 32 GB ― 4GB、8GB、16GB ― SanDisk 製 2 GB※ 1 東芝製 2 GB※ 1 Panasonic 製 2 GB※ 1 LEXAR MEDIA 社製 2 GB※ 1 フル HD ビデオ カードシリーズ ― ※ 1 カードリーダーなどをお使いの場合、お使いの機器が
❚❚ CF カード 次の CF カードの動作を確認しています(Type II の CF カードやマイクロド ライブは使用できません)。 Extreme Pro Extreme Extreme IV SanDisk 製 Extreme III Ultra II Standard Professional UDMA LEXAR MEDIA 社製 Professional Platinum II SDCFXP SDCFX SDCFX4 SDCFX3 SDCFH SDCFB 1000 × 600 × 400 × 300 × 233 × 133 × 80 × 80 × 60 × 16 GB、32 GB、64 GB、128 GB 8 GB、16 GB、32 GB 2 GB、4 GB、8 GB、16 GB 2 GB、4 GB、8 GB、16 GB 2 GB、4 GB、8 GB 2 GB、4 GB 16 GB、32 GB、64 GB、128 GB 8 GB、16 GB、32 GB 8 GB、16 GB、32 GB 2 GB、4 GB、8 GB、16 GB 2 GB、4 GB、8 GB 2 GB、4 GB、8 GB 2
記録可能コマ数と連続撮影可能コマ数 撮像範囲(0 77)、画質モード(0 83) 、画像サイズ(0 86)の組み合 わせによって、8GB の SD カードに記録できるコマ数、および連続撮影で きるコマ数は、次のようになります※ 1。ただし、カードの種類や撮影条 件によって、コマ数は増減することがあります。 ❚❚[撮像範囲]が[FX (36 × 24) 1.0 ×]の場合※2 画質モード RAW(ロスレス圧縮 RAW/12 ビット記録) RAW(ロスレス圧縮 RAW/14 ビット記録) RAW(圧縮 RAW/12 ビット記録) RAW(圧縮 RAW/14 ビット記録) RAW(非圧縮 RAW/12 ビット記録) RAW(非圧縮 RAW/14 ビット記録) TIFF(RGB) FINE※ 5 NORMAL※ 5 BASIC※ 5 画像 1 コマあたりの 記録可能 連続撮影可 サイズ ファイルサイズ コマ数※3 能コマ数※4 ― ― ― ― ― ― L M S L M S L M S L M S 約 32.4 MB 約 41.3 MB 約 29.0 MB 約 35.9 MB 約 57.
❚❚[撮像範囲]が[DX (24 × 16) 1.5 ×]の場合※6 画質モード RAW(ロスレス圧縮 RAW/12 ビット記録) RAW(ロスレス圧縮 RAW/14 ビット記録) RAW(圧縮 RAW/12 ビット記録) RAW(圧縮 RAW/14 ビット記録) RAW(非圧縮 RAW/12 ビット記録) RAW(非圧縮 RAW/14 ビット記録) TIFF(RGB) FINE※ 5 NORMAL※5 BASIC※ 5 画像 1 コマあたりの 記録可能 連続撮影可 サイズ ファイルサイズ コマ数※ 3 能コマ数※ 4 ― ― ― ― ― ― L M S L M S L M S L M S 約 14.9 MB 約 18.6 MB 約 13.2 MB 約 16.2 MB 約 25.0 MB 約 32.5 MB 約 46.6 MB 約 26.8 MB 約 12.5 MB 約 8.0 MB 約 5.1 MB 約 2.7 MB 約 4.1 MB 約 2.6 MB 約 1.4 MB 約 2.0 MB 約 1.3 MB 約 0.
撮影可能コマ数(電池寿命)について カメラ単体または別売のマルチパワーバッテリーパック MB-D12 装着時の撮影可 能コマ数(電池寿命)は、次の通りです。 •[CIPA 基準準拠※ 1] 約 900 コマ(カメラ本体で Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL15 使用時) 約 900 コマ(MB-D12 を装着して EN-EL15 1 個使用時) 約 1400 コマ(MB-D12 を装着して EN-EL18 1 個使用時) 約 1000 コマ(MB-D12 を装着してアルカリ単 3 形電池使用時) •[当社試験条件※ 2] 約 2400 コマ(カメラ本体で EN-EL15 使用時) 約 2400 コマ(MB-D12 を装着して EN-EL15 1 個使用時) 約 3800 コマ(MB-D12 を装着して EN-EL18 1 個使用時) 約 2400 コマ(MB-D12 を装着してアルカリ単 3 形電池使用時) ※ 1 初期設定条件で 30 秒間隔ごとに撮影レンズを無限遠から至近に 1 往復フォーカシング動作 をさせて 1 コマ撮影する。ライブビュー撮影なし。レリーズ 2 回につき 1 回内蔵
索 引 マーク・英数字 e(プログラムオート)........................... 116 f(シャッター優先オート).................. 117 g(絞り優先オート)................................ 118 h(マニュアル).......................................... 120 S(1 コマ撮影)............................................ 101 CL(低速連続撮影)................................... 101 CH(高速連続撮影).................................. 101 J(静音撮影)............................................. 101 E(セルフタイマー撮影)........... 101, 104 MUP(ミラーアップ撮影).......... 101, 106 K(シングルポイント AF モード).......
n 448 CF カード...................................... 28, 324, 443 CF スロット ...................................................... 88 CPU 信号接点 ................................................ 377 CPU レンズ .................................. 24, 375, 377 DCF Version 2.0 ......................................... 441 DPOF プリント(PictBridge).............. 244 DPOF(Digital Print Order Format) .............................................................. 247, 441 DX (24 × 16) 1.5 ×(撮像範囲) ...............................
イメージセンサークリーニング ......... カスタムピクチャーコントロール .... イメージダストオフ ....................... 400 325, 424 イルミネーター ...................................... 4, 291 カスタムメニュー ...................................... 色合い(色相) (ピクチャーコントロール)............... 162 141, 142, 143, 147 色空間 .............................................................. 268 色温度 .............................. 色の濃さ(彩度) (ピクチャーコントロール)............... 162 241 インジケーター表示の+ / −方向 ....... 318 印刷(プリント)........................................
コマンダーモード ....................................... 298 順次記録(副スロットの機能).............. コマンドダイヤルの設定 ........................ 314 常時 AF サーボ(AF-F)............................... コンティニュアス AF サーボ(AF-C) ................................................................. 89, 275 コントラスト (ピクチャーコントロール)................ 162 照度センサー(液晶モニター自動明るさ サ 最近設定した項目 ............................ n 450 88 45 使用できるメモリーカード .................... 442 焦点距離の設定............................................ 209 焦点距離目盛 ........................
ソフト(フィルター効果)..................... 348 タ ターゲット追尾 AF........................................ 46 ダイナミック AF .................................... 91, 93 タイマー(セルフタイマー)...... 104, 284 多重露出 ......................................................... 192 縦位置自動回転 ........................................... 260 縦横位置情報の記録 ................................. 329 地域と日時 ............................................ 25, 328 チャージャー................................................... 19 着脱指標 ....................................
半押し(シャッターボタン)........... 38, 39 209, 376, 379 非圧縮 RAW...................................................... 85 ピクチャーコントロール ........................ 159 非 CPU レンズ .......................... ピクチャーコントロール ユーティリティー ................................... 168 被写界深度 .......................................... 115, 118 ヒストグラム表示 ....... 221, 222, 306, 349 ................................................... 130, 303, 304 178, 179 フラッシュロック解除ボタン ............... 177 フランジバック............................................
緑強調(フィルター効果)..................... 露出 ......................... 113, 115, 126, 128, 130 ミニチュア効果 ........................................... 348 363 ミラーアップ撮影 ............................ 101, 106 ミレッド ......................................................... 146 無線 LAN............................................... 239, 393 メモリーカード ......... 28, 29, 88, 324, 442 モデリング発光 ................................. 115, 303 モニターカバー .............................................. 14 モニター発光...........................
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アフターサービスについて ■この製品の使い方や修理に関するお問い合わせは • 使い方に関するご質問は、裏面に記載の「ニコン カスタマーサポートセンター」 にお問い合わせください。 • 修理に関するご質問は、裏面に記載の「修理センター」にお問い合わせください。 【お願い】 • お問い合わせいただく場合には、おわかりになる範囲で結構ですので、次の内容をご確 認の上、お問い合わせください。 「製品名」、 「製品番号」、「ご購入日」、「問題が発生したときの症状」、「表示されたメッ セージ」、「症状の発生頻度」など。 • ソフトウェアのトラブルの場合には、おわかりになる範囲で結構ですので、次の内容を ご確認の上、お問い合わせください。 「ソフトウェア名およびバージョン」、 「パソコンの機種名」、 「OS のバージョン」、 「メモ リー容量」、 「ハードディスクの空き容量」、 「問題が発生したときの症状」、 「症状の発生 頻度」、エラーメッセージが表示されている場合はエラーメッセージの内容など。 • ファクシミリや郵送でお問い合わせの場合は「ご住所」、 「お名前」、 「フリガナ」、 「電話 番号」、 「FAX 番号」を(
デジタル一眼 レフカメラ 使用説明書 Printed in Thailand Jp 6MB12210-04 Jp