使用説明書
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D
作業中のシャッター幕の破損を防ぐために
カメラのシャッター幕は非常に破損しやすい部品です。シャッター幕はカメラに電源
の供給がなくなると、自動的に閉じる構造になっています。作業中に不意にシャッター
幕が閉じて破損することを防ぐために、次の点にご注意ください。
• 作業中に電源を
OFF
にしないでください。
• 作業中にバッテリーや
AC
アダプターを取り外さないでください。
• ミラーアップ中にバッテリー残量が少なくなった場合、電子音が鳴り、セルフタイ
マーランプが点滅してお知らせします。約
2
分経過するとシャッター幕が閉じてミ
ラーがダウンするので、直ちに作業を終了してください。
D
ローパスフィルター上のゴミ付着について
ニコンデジタルカメラは撮像素子の前面にあるローパスフィルターに付着するゴミに
ついて、当社の品質基準に基づいて製造しています。しかし、このカメラはレンズ交
換方式のため、レンズ交換の際にカメラ内にゴミが入り込むことがあり、撮影条件に
よっては、撮像素子前面のローパスフィルターに付着したゴミが写り込む場合があり
ます。カメラ内へのゴミの侵入を防止するため、ほこりの多い場所でのレンズ交換は
避け、レンズを外してカメラを保管するときは、必ず付属のボディーキャップを装着
してください。その際、ボディーキャップのゴミも必ず除去してください。ローパス
フィルターに付着したゴミを、イメージセンサークリーニング(
0
400
)で取り除き
きれないときは、
403
ページの手順でクリーニングしていただくか、ニコンサービス
機関にクリーニングをお申し付けください。なお、ゴミの写り込みは、別売の
Capture NX 2
(
0
395
)や画像加工アプリケーションなどで修正できます。
D
定期点検、オーバーホールのおすすめ
カメラは精密機械ですので、
1
∼
2
年に
1
度は定期点検を、
3
∼
5
年に
1
度はオーバーホー
ルすることをおすすめします(有料)。
• 特に業務用にお使いの場合は、早めに点検整備を受けてください。
• より安心してご愛用いただけるよう、お使いのレンズやスピードライトなども併せ
て点検依頼されることをおすすめします。










