使用説明書

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t
画像の明るさを調整する(露出補正)
露出補正とは、カメラが制御する適正露出値を意図的に変えることで、画像全体を明る
くしたり、暗くしたいときなどに使います。露出補正を行うときは、測光モード
P.89
を[中央部重点測光]または[スポット測光]にすると効果的です。
❚❚
露出補正の方法
E
ボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回すと、表示パネルの露出補正表示が
変化
1/3
段または
1/2
段刻みで±
5
段)します。設定したい補正量に合わせてください。
補正量を設定すると、表示パネルとファインダー内表示に
E
マークが表示されます。
E
ボタンを押すと、表示パネルとファインダー内表示で補正量を確認できます。
被写体を明るくしたいときは+側に、暗くしたいときは−側に補正します。
露出補正を解除するには、補正量を
0.0
にしてください。カメラの電源を
OFF
にして
も、補正量の設定は解除されません。
A
撮影モード
M
での露出補正
露出補正が設定されていても、撮影モード
M
では、手動で設定したシャッタースピードと絞り値
で撮影されます。
撮影モード
M
では、露出補正値を
0.0
以外に設定すると、露出インジケーターの基準値が変わります。
A
フラッシュ使用時の露出補正
フラッシュ使用時に露出補正を行った場合は、背景露出とフラッシュの発光量の両方に補正が行わ
れます。
A
関連ページ
露出補正の刻み幅を変更する → 
A
b1
露出設定ステップ幅
P.183
ボタンを使わずに露出補正を行う → 
A
b2
露出補正簡易設定
P.183
E
ボタン
メインコマンドダイヤル
表示パネル
補正なし
M
E
ボタンを押したとき
0.3
段補正
2
段補正
1
段補正 露出補正なし
1
段補正