NIKKOR Z 24-120mm f/4 S 活用ガイド • 製品をお使いになる前に本書をよくお読みください。 •「安全上のご注意」(4 ページ)も必ずお読みになり、正しくお使いください。 • お読みになった後は、いつでも見られるようにしてください。 © 2021 Nikon Corporation SB1I01(10) 7MMA7410-01 Jp
目次 はじめに. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 3 ご使用の前に. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 3 安全上のご注意. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4 レンズの使い方. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7 各部の名称と機能. . . . . . . . . . . .
はじめに ご使用の前に ご使用の前に本書をよくお読みの上、正しくお使いください。また、カメラの説 明書もご覧ください。 • このレンズは、ニコン Z マウントのミラーレスカメラ専用です。 • カメラのファームウェアを最新版にバージョンアップしてお使いください。フ ァームウェアが最新になっていない場合、レンズを正しく認識しなかったり、 機能の一部が使用できないことがあります。最新のファームウェアは、ニコン ダウンロードセンターからダウンロードできます。 https://downloadcenter.nikonimglib.
安全上のご注意 あなたや他の人々への危害や財産への損害を未然に防止するため、ご使用の前に 「安全上のご注意」をよくお読みの上、正しくお使いください。 本書をお読みになった後は、いつでも参照できるようにしてください。 警告 「死亡または重傷を負うおそれがある内容」です。 注意 「軽傷を負うことや財産の損害が発生するおそれ がある内容」です。 お守りいただく内容を、以下の図記号で区分しています。 してはいけない内容です。 分解、修理または改造してはいけない内容です。 人体やものに密着させてはいけない内容です。 実行しなければならない内容です。 4 安全上のご注意
警告 分解、修理または改造をしない 落下などによる破損で内部が露出したら、露出部に触らない 感電やけがの原因になります。 熱くなる、煙が出る、こげ臭いなどの異常時は、直ちにカメラの 電源を取り外す 放置すると、発火、やけどの原因になります。 水でぬらさない ぬれた手で触らない 感電や発火の原因になります。 引火、爆発のおそれのある場所では使わない プロパンガス、ガソリン、可燃性スプレーなどの引火性ガスや粉 塵の発生する場所で使うと、爆発や火災の原因になります。 レンズで直接太陽や強い光を見ない 失明や視力障碍の原因になります。 幼児の手の届くところに置かない 故障やけがの原因になります。 小さな付属品を誤って飲み込むと、身体に悪影響を及ぼします。 飲み込んだら、すぐに医師の診断を受けてください。 高温環境や低温環境では、直接触らない やけどや低温やけど、凍傷の原因になることがあります。 5 安全上のご注意
注意 レンズを太陽や強い光源に向けたままにしない 集光して、内部部品の破損や発火の原因になることがあります。 逆光撮影では、太陽を画角から十分にずらしてください。画角か ら太陽をわずかに外しても、発火の原因になります。 夏場の車内や直射日光の当たる所など高温環境に放置しない 故障や発火の原因になります。 三脚などにカメラやレンズを取り付けたまま移動しない 故障やけがの原因になります。 6 安全上のご注意
レンズの使い方 各部の名称と機能 各部の名称と機能は以下の通りです。 1 2 1 レンズフード着脱指標 レンズにレンズフードを取り付けるときの指標です。 「レンズフードの取り付け方・取り外し方」 (p.
3 4 5 6 3 ズームリング このリングを回転させるとズーミングができます。 4 焦点距離目盛 ズーミング時の焦点距離の目安として使用します。 5 焦点距離目盛指標 ズーミング時の焦点距離の目安として使用します。 6 コントロールリング [絞り]や[露出補正]などカメラで設定した このリングを回転させると、 機能を使用できます。詳しくは、カメラの説明書に記載されている[カス タムボタンの機能]または[カスタムボタンの機能(撮影)]の説明をご覧 ください。 8 各部の名称と機能
7 8 9 7 レンズ着脱指標 カメラにレンズを取り付けるときの指標です。 「カメラへの取り付け方・取り外し方」 (p.
11 10 L-Fn ボタン このボタンを押すと、カメラで設定した機能を使用できます。詳しくは、 カメラの説明書に記載されている[カスタムボタンの機能]または[カス タムボタンの機能(撮影)]の説明をご覧ください。 11 フォーカスモード切り換えスイッチ フォーカスモードを切り換えられます。 • A:オートフォーカスになります。 • M:マニュアルフォーカスになります。 カメラのフォーカスモードがマニュアルフォーカスのときは、レンズで[A] を選んでいてもマニュアルフォーカスになります。 10 各部の名称と機能
12 13 14 12 レンズフード 画像に悪影響を及ぼす光線をカットします。レンズ面の保護にも役立ちま す。 「レンズフードの取り付け方・取り外し方」 (p.16) 13 レンズフードセット指標 レンズにレンズフードを取り付けるときの指標です。 「レンズフードの取り付け方・取り外し方」 (p.16) 14 レンズフード取り付け指標 レンズにレンズフードを取り付けるときの指標です。 「レンズフードの取り付け方・取り外し方」 (p.
15 15 レンズキャップ(フロントキャップ) 16 16 レンズキャップ(リアキャップ) • レンズキットでは異なるリアキャップが付属する場合があります。その 場合、 の手順は不要です。 12 各部の名称と機能
カメラへの取り付け方・取り外し方 取り付け方 1.
2.
取り外し方 1. カメラの電源を OFF にする 2.
レンズフードの取り付け方・取り外し方 • レンズフード着脱指標とレンズフード取り付け指標を合わせて( )、レンズフ ードを矢印( )の方向に回転させ、レンズフード着脱指標とレンズフードセ ット指標を合わせてください( )。 1 1 2 3 2 3 レンズフード取り付け指標 レンズフード着脱指標 レンズフードセット指標 16 レンズフードの取り付け方・取り外し方
• レンズフード先端を強くつかむと着脱が困難になります。着脱の際は、レンズ フード取り付け指標( )付近を持って回転させてください。 • 取り外しは、取り付けと逆の手順で行ってください。 • 収納時はレンズフードを逆向きにしてレンズに取り付けられます。 17 レンズフードの取り付け方・取り外し方
取り扱い上のご注意 • レンズキャップやレンズフードだけを持って、レンズやカメラを持ち運ばない でください。 • CPU 信号接点は汚さないようにご注意ください。 • レンズマウントゴムリングが破損した場合は、そのまま使用せず販売店または • • • • • ニコンサービス機関に修理を依頼してください。 レンズをカメラに装着していないときは、必ずレンズキャップを取り付けてく ださい。 レンズを水にぬらしたり、湿気の多い場所に置かないでください。部品がサビ つくなどして故障の原因になりますのでご注意ください。 レンズを火の近くなど、極端に温度が高くなるところに置かないでください。 レンズが変形することがあります。 レンズを寒い場所から暖かい場所、または暖かい場所から寒い場所に持ち込む と、レンズ内外に水滴が生じて故障の原因となります。温度差のある場所にレ ンズを持ち込むときは、あらかじめレンズをバッグやビニール袋などに入れて 密閉してください。レンズが周囲の温度になじんだら、袋から取り出してお使 いください。 レンズを傷から守るために、持ち運ぶときはレンズケースに入れることをおす すめします。 18 取
お手入れについて • レンズ面を清掃する場合、通常はほこりを払う程度にしてください。 • 最前面のレンズ面(フッ素コートあり) - 指紋など油分を含む汚れがついたときは、柔らかい清潔な木綿の布または市 販のレンズクリーニングペーパーでレンズの中心から外周へ渦巻き状に拭い てください。 - 汚れがひどいときは、少量の真水、無水アルコール(エタノール)、または市 販のレンズクリーナーで湿らせた柔らかい布を使って軽く拭いてください。 - フッ素コート加工されたレンズ面は、撥水性、撥油性が高いため、水滴状の 拭き残りが生じることがあります。その場合は、乾いた布で拭き取ってくだ さい。 • 最後面のレンズ面(フッ素コートなし) - 指紋など油分を含む汚れがついたときは、少量の無水アルコール(エタノー ル)や市販のレンズクリーナーで湿らせた柔らかい清潔な木綿の布または市 販のレンズクリーニングペーパーを使って、レンズの中心から外周へ渦巻き 状に拭いてください。その場合、拭きムラや拭き残りがないように注意して ください。 • シンナーやベンジンなどの有機溶剤は絶対に使用しないでください。 • レンズ表面の汚れや傷を防ぐには
資料 カメラの AF 補助光を使用するときのご注意 AF 補助光搭載のカメラの場合、AF 補助光がレンズやレンズフードでさえぎられる ことがあります。 • カメラの AF 補助光を使って撮影するときの制限についての情報は、ニコンダウ ンロードセンターでご確認いただけます。 https://downloadcenter.nikonimglib.
内蔵フラッシュ搭載のカメラでフラッシュ撮 影するときのご注意 内蔵フラッシュ搭載のカメラの場合、フラッシュの光がレンズやレンズフードで さえぎられると画像に影が写り込みます。レンズフードは取り外して撮影してく ださい。レンズフードを取り外しても、ズームレンズでは焦点距離と撮影距離、 単焦点レンズでは撮影距離によって影が写り込みます。 • 内蔵フラッシュ搭載のカメラでフラッシュ撮影するときに影が写り込まずに撮 影できる焦点距離と撮影距離についての情報は、ニコンダウンロードセンター でご確認いただけます。 https://downloadcenter.nikonimglib.
アクセサリー 付属アクセサリー • レンズキャップ LC-77B(フロントキャップ) • レンズキャップ LF-N1(リアキャップ) * • レンズフード HB-102 • レンズケース CL-C2 * レンズキットでは異なるリアキャップが付属する場合があります。 レンズケースのお取り扱いについて • レンズケースはレンズを傷から守ることを目的としており、落下や衝撃から レンズを保護する機能はありません。 • レンズケースに撥水機能はありません。 • レンズケースは材質の特性上、雨や水などでぬれた場合や摩擦によって、色 落ち、変色、色移り、伸縮することがあります。 • ほこりは柔らかいブラシで払い落としてください。 • 表面に付着した汚れや水分は、乾いた柔らかい布で拭き取ってください。ア ルコール、ベンジン、シンナーなどの溶剤は使わないでください。 • 太陽光があたる場所や、温度、湿度の高い場所に放置しないでください。 • レンズ面や液晶画面などを拭くクリーニングクロスとしては使用できませ ん。 • レンズを収納して持ち運ぶ際、レンズが転がり出ないようご注意ください。 レンズケースの素材:ポリエステル
使用できるアクセサリー 77 mm フィルター フィルターを使用する場合 • フィルターは 1 枚で使用してください。 • フィルターは、レンズフードを取り外してから装着してください。また、円 偏光フィルターの偏光効果の調節も、レンズフードを取り外した状態で行っ てください。 23 アクセサリー
仕様 マウント ニコン Z マウント 焦点距離 24 mm – 120 mm 最大口径比 1:4 レンズ構成 13 群 16 枚(ED レンズ 3 枚、ED 非球面レンズ 1 枚、 非球面レンズ 3 枚、ナノクリスタルコートあり、アル ネオコートあり、最前面のレンズ面にフッ素コートあ り) 画角 84° – 20°20′(撮像範囲 FX) 61° – 13°20′(撮像範囲 DX) 焦点距離目盛 24、28、35、50、70、85、120 mm フォーカシング方式 IF(インターナルフォーカス)方式 最短撮影距離 撮像面から 0.35 m(ズーム全域) 最大撮影倍率 0.39 倍 絞り羽根枚数 9 枚(円形絞り) 絞りの範囲 f/4 – 22 アタッチメントサイズ 77 mm(P=0.
製品の外観・仕様・性能は予告なく変更することがありますので、ご了承くださ い。 25 仕様
サービスとサポート ニコンイメージング会員「製品登録」のご案 内 ニコンでは製品を安全に、安心してご使用いただくため「製品登録」へのご協力 をお願いしております。ご登録いただいた製品に関するファームアップ情報や重 要なお知らせなどをメールでご案内いたします。ニコンイメージング会員登録お よび製品登録は以下ニコンホームページからお手続きください。 ニコンイメージング会員のご案内 https://www.nikon-image.
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