使用説明書

PC NIKKOR 19mm f/4E ED
ご使用の前に、この使用説明書をよくお読みの上、正しくお使いください。また、カメラの
使用説明書もご覧ください。
このレンズは、デジタル一眼レフカメラの
D2
シリーズ、
D1
シリーズ、
D200
D100
D90
D80
D70
シリーズ、
D60
D50
D40
シリーズ、
D3000
、およびィルレフメラに
は対応していません。
このレンズは、マニュアルフォーカス専用です。オートフォカスは、使用できません。なお、
カメラ側のフォーカスモードは、いずれの設定でもマニュアルフォーカスができます
このレンズについて
このレンズでは、シフトおよびティルト機能を使った「アオリ撮影」ができます。
アオリ撮影は、レンズの光軸を操作することによって、カメラアングルによる主要被写体の歪みを
補正した、奥行きのある主要な被写体の手前から奧まで全体にピトを合わせる影方法です
A
シフトとは
レンズの光軸を撮像面の中心からずらして、イメージサークルの任意の位置でフレーミン
グすることを「シフト」といいます。シフト機能を使うと、建築物をローアングルで撮影
したときなどに生じる遠近感による像の歪みを補正したり、カメラの位置や向きを変えず
に構図を変えることができます。
カメラを上に向けて撮影 被写体に正対して撮影
被写体に正対したままレン
ズをシフトさせて撮影
A
ティルトとは
撮像面に対して垂直に交差するレンズの光軸を意図的に傾けて、ピントの合う範囲を操作す
ることを「ティルト」といいます。ティルト機能を使うと、極端に絞り込むことなく被写体
全体にピントを合わせたり、被写界深度を浅くして被写体以外をぼかすことができます。
被写界深度 被写界深度
ティルトしていない状態 ティルトした状態
※イ
安全上のご注意
あなたや他の人々への危害や財産への損害を未然に防止するため、ご使用の前に「安全上の
ご注意」をよくお読みの上、正しくお使いください。
この説明書をお読みになった後は、いつでも参照できるように保管してください。
A
警告
「死亡または重傷を負うおそれがある内容」です。
A
注意
「軽傷を負うことや財産の損害が発生するおそれがある内容」です。
お守りいただく内容を、以下の図記号で区分しています。
F
は、してはいけない内容です。
C
は、実行しなければならない内容です。
A
警告
E
分解
禁止
分解、修理または改造をしない
落下などによる破損で内部が露出したら、露出部に触らない
感電やけがの原因になります。
C
実行
熱くなる、煙が出る、こげ臭いなどの異常時は、直ちにカメラの電源を取り
外す
放置すると、発火、やけどの原因になります。
F
禁止
水でぬらさないぬれた手で触らない
感電や発火の原因になります。
F
禁止
引火、爆発のおそれのある場所では使わない
プロパンガス、ガソリン、可燃性スプレーなどの引火性ガスや粉塵の発生す
る場所で使うと、爆発や火災の原因になります。
F
禁止
レンズまたはカメラで直接太陽や強い光を見ない
失明や視力障碍の原因になります。
F
禁止
幼児の手の届くところに置かない
故障やけがの原因になります。
小さな付属品を誤って飲み込むと、身体に悪影響を及ぼします。飲み込んだ
ら、すぐに医師の診断を受けてください。
G
禁止
高温環境や低温環境では、直接触らない
やけどや低温やけど、凍傷の原因になることがあります。
A
注意
F
禁止
レンズを太陽や強い光源に向けたままにしない
集光して、内部部品の破損や発火の原因になります。
F
禁止
夏場の車内や直射日光の当たる所など高温環境に放置しない
故障や発火の原因になります。
レンズキャップの取り付け方・取り外し方
取り付け方
レンズキャップ着脱指標(●)とレンズキャップ取り付
け指標( )を合わせて(
q
、レンズキャップを矢印
w
)の方向にカチッと音がするまで回転させてくださ
い(
e
取り外し方
レンズキャップのロック解除ボタンを押さえ
q
、矢
印の方向に回転させて(
w
、取り外します(
e
前面のレンズが前枠部より飛び出しています。レンズを保護する
ために、撮影時以外はレンズキャップを装着してください。
レンズの取り付け方・取り外し方
ティルト、シフト、およびレボルビング操作をした状態でカメラに取り付けると、指をは
さんだりケガをする恐れがあります。このレンズをカメラに取り付けるときは、シフトノ
ブとティルトノブを回してシフト目盛とティルト目盛が中央の位置になるようにセットし、
ティルトロックスイッチを[
LOCK
]の方向に動かしてティルトを固定してください。
取り付け方
取り付けの際に指をはさんでケガをする恐れがあります。充分ご注意ください。
z
カメラの電源を
OFF
にしてボディーキャップを外す
x
レンズの裏ぶたを取り外す
c
カメラとレンズのレンズ着脱指標を合わせ、反時計回りにカチッ
と音がするまでレンズを回す
このときレンズのレンズ着脱指標が真上にきます。
取り外し方
取り外しの際に指をはさんでケガをする恐れがあります。充分ご注意ください。
z
カメラの電源を
OFF
にする
x
カメラのレンズ取り外しボタンを押しながら、時計回りにレンズを回して取り外す
露出について
シフトおよびティルト操作をすると露出のずれが生じます。シフトおよびティルト操作をし
ていないときの露出値を目安にして、露出を調整しながら撮影することをおすすめします。
シフおよびティルト操作をしていないときは、カメラの自動露出機能を使って適正露出に設
定することができます。
ピントの合わせ方
フォーカスリングを回してピントを合わせます。
シフトおよびティル操作行ったあとは、再度ピンわせを行ってください。
ピントを合わせるときは、カメラのライブビュー機能を使って画像モニターで確認することをお
すすめします。
シフトおよびティルトを行うと、フォーカスエドは正常に作動しません
距離目盛は、ティルト目盛を中央の置に合わせたときのみ効です
被写界深度
被写体の前後のピントが合う範囲(被写界深度)は、カメラのプレビ(絞込み)機能を使っ
て確認できます。
距離目盛と距離目盛基準線の両側にある被写界深度目盛を使うとおおよその被写界深度を知
ることがきま
離目は目あり、被ものありまん。ま
遠景撮影で
も被写界深度などの影響によ∞マークに届かない位置でピントが合う合があります。
q
!6
@0
@1
rot
y
u
i
!0
!7
!9
!8
!1 !2 !3
!5
!4
ew
各部の名称
q
ロック
w
レンズキャップ
e
レンズキャップセット指標
r
レンズキャップ取り付け指
t
レンズキャップ着指標
y
距離目
u
被写界深度目
i
距離目盛基準線
o
フォーカスリング
!0
ティルト目盛
!1
ティルトノブ
!2
シフト目盛
!3
レボルビング指標
!4
レンズ着脱
!5
CPU
信号接点
!6
シフトノブ
!7
レンズマウントゴング
!8
レボルビングレバ
!9
PC
レボルビングレバ
@0
ティルトロックノブ
@1
ティルトロックスイッチ
Printed in Japan
SB6E01(10)
7MA03310-01
Jp
使用説明書

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