Jp ニコン クローズアップスピードライト コマンダーキット R1C1 ニコン クローズアップスピードライト リモートキット R1 ワイヤレススピードライトコマンダー SU-800 ワイヤレスリモートスピードライト SB-R200 使用説明書
安全上のご注意 ご使用の前に 「安全上のご注意」 をよくお読みの上、正しくお使いください。この 「安 全上のご注意」は製品を安全に正しく使用していただき、お使いになる方や他の 人々への危害や財産への損害を未然に防止するために、重要な内容を記載していま す。お読みになった後は、お使いになる方がいつでも見られるところに必ず保管して ください。 表示と意味は次のようになっています。 "危 険 "警 告 "注 意 この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷を 負う可能性が高いと想定される内容を示しています。 この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷を 負う可能性が想定される内容を示しています。 この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が傷害を負う可能性が 想定される内容および物的損害の発生が想定される内容を示しています。 お守りいただく内容の種類を、次の絵表示で区分し、説明しています。 絵表示の例 ! $ ' △記号は、注意(警告を含む)を促す内容を告げるものです。図の中や近くに 具体的な注意内容(左図の場合は感電注意)が描かれています。 記号は、禁止(しては
'& 電池を取る すぐに修理依頼を ( 水かけ禁止 # 使用禁止 熱くなる、煙が出る、こげ臭いなどの異常時は、速やかに電池を 取り出すこと そのまま使用すると火災、やけどの原因となります。 電池を取り出す際、やけどに十分注意してください。電池を抜いて、販 売店またはニコンサービスセンターに修理を依頼してください。 水につけたり、水をかけたり、雨にぬらしたりしないこと 発火したり感電の原因となります。 引火、爆発のおそれのある場所では使わない プロパンガス、ガソリン、可燃性スプレーなど引火性ガスや粉塵の発生する場所 で使用すると爆発や火災の原因になります。 # 車の運転者等にむけてスピードライトを発光しないこと # スピードライトを人の目に近づけて発光しないこと 発光禁止 視力障害の原因となります。 特に乳幼児を撮影するときは1m以上離れてください。 # 発光窓を人体やものに密着させて発光させないこと 発光禁止 発光禁止 事故の原因となります。 やけどや発火の原因となります。 " 幼児の口にはいる小さな付属品は、幼児の手の届く所に置かない 保管注意 幼児の飲み込み
安全上のご注意(つづき) 注意 ! " " 感電注意 保管注意 注意 # 溶剤清掃禁止 ' " 電池を取る 注意 ワイヤレススピードライトコマンダーSU-800、 ワイヤレスリモートスピードライトSB-R200について ぬれた手でさわらないこと 感電の原因になることがあります。 製品は、幼児の手の届く所に置かない ケガの原因になることがあります。 強い衝撃を与えないこと 内部が故障し、破裂、発火の原因になることがあります。 シンナーやベンジンなどの有機溶剤を使ってふかないこと また、ナフタリン、しょうのうの入った場所に保管しないこと プラスチックケースが割れて火災や感電の原因となることがあります。 保管するときには電池を外すこと 発火、液もれの原因となることがあります。 連続発光の制限回数を越えて発光させないこと 発光部が過熱し、やけど、発光パネルおよび本体の劣化の原因となります。 危険 " 危険 " 危険 電池からもれた液が目に入ったときは、すぐにきれいな水で洗い、医 師の治療を受けること そのままにしておくと、目に傷害を与える原因となります。 ネックレス、 ヘアピ
" 警告 " 警告 使用説明書に表示された電池を使用すること 液もれ、発熱、破裂の原因となります。 外装チューブをはがしたり、キズをつけないこと また、外装チューブがはがれたり、キズがついている電池は絶対に使 用しないこと 液もれ、発熱、破裂の原因となります。 " 保管注意 " ( # # " 警告 水かけ禁止 使用禁止 禁止 警告 " 警告 電池は、幼児の手の届く所に置かない 幼児の飲み込みの原因となります。 飲み込んだときは、ただちに医師にご相談ください。 電池の「+」 と 「−」の向きを間違えないようにすること 液もれ、発熱、破裂の原因となります。 水につけたり、ぬらさないこと 液もれ、発熱の原因となります。 変色や変形、 そのほか今までと異なることに気づいたときは、使用しない 液もれ、発熱、破裂の原因となります。 充電池以外は、充電しないこと 液もれ、発熱の原因となります。 電池を廃棄するときは、ビニールテープなどで接点部を絶縁する 他の金属と接触すると、発熱、破裂、発火の原因となります。 お住まいの自治体の規則にしたがって廃棄してください。 電池からもれた液が皮膚
はじめに このたびはニコン製品をお買い上げいただきありがとうございます。 ご使用の前にこの「使用説明書」をよくお読みになり、製品を正しくお使いく ださい。別冊の「クローズアップスピードライト撮影作例集」では、本製品の 機能を生かした撮影事例をご紹介しています。また、ご使用のカメラやスピー ドライトの使用説明書もあわせてお読みください。 主な機能と特長 本システムはニコンクリエイティブライティングシステム(CLS)の搭載により、 多彩なクローズアップ撮影用照明およびワイヤレス増灯撮影を可能にするスピ ードライトシステムです。CLS対応カメラに装着して発光制御を行うワイヤレ ススピードライトコマンダーSU-800と、ガイドナンバー10(ISO100・m) /14(ISO200・m)の光量を持つ発光部ワイヤレスリモートスピードライト SB-R200、SB-R200をレンズ先端に装着するアタッチメントリングSX-1を 中心に構成されています。 ・CLS対応カメラとの組み合わせでは、スピードライトを3つのグループに分けて発光制 御できます。 ・CLS対応カメラに装着したSU-800がSB-R200をワイヤレスで発光制
ニコンクリエイティブライティングシステム(CLS)について ニコンクリエイティブライティングシステム(CLS)は、ニコンのスピードライ トとカメラのデータ通信方式を改良したシステムで、スピードライト撮影に新 たな可能性を開く、さまざまな機能を提供します。その主な機能は、下記の通 りです。 ・i-TTLモード ニコンクリエイティブライティングシステム用のTTL調光モードです。必ずモニター発 光を行い、被写体からの反射光を測光して発光制御します。そのため、周辺光の影響を 受けにくい特長を持っています。 (kP. 116) ● ご 使 用 の 前 に ・アドバンストワイヤレスライティング CLS対応カメラでのワイヤレス増灯撮影時、TTLモード(i-TTLモード)を使用できます。 また、スピードライトを3つのグループに分けて発光制御を行うことで、よりクリエイテ ィブな増灯撮影が可能です。 (kP.
はじめに つづき uインターネットご利用の方へ 使用上のヒントなど、最新の製品テクニカル情報を、以下の当社webサイトでご覧いただ けます。 http://www.nikon-image.com/support/ ・製品をより有効にご利用いただくため、定期的にアクセスされることをおすすめいたし ます。 「見て聞くマニュアル」デジチューター http://www.nikondigitutor.
目次 ご使用の前に ・安全上のご注意 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 ご使用の前に ・はじめに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6 ・ご確認ください ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12 ・推奨カメラ、レンズ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13 R1C1での撮影手順 ・製品内容をご確認ください ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15 製品別の可能な撮影 製品構成 R1での撮影手順 ・製品および製品各部の名称と主なはたらき ・・・・・・・・・・・・・・・18 SU-800の表示パネル、アイコン ・ニコンクリエイティブライティングシステム(CLS) のワイヤレス増灯撮影について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・26 SU-800の機能と ニコン クローズアップスピードライト コマンダーキットR1C1での 撮影手順(CLS対応カメラとの組み合わせ) SB-R
目 次 つづき クローズアップ撮影の詳細と撮影手順 (CLS対応カメラとの組み合わせ) ・クローズアップ撮影でできること ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・66 ・クローズアップ撮影の概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・68 ・クローズアップ撮影手順 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・70 コマンダー撮影の詳細と撮影手順 (CLS対応カメラとの組み合わせ) ・コマンダー撮影でできること ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・80 ・コマンダー撮影の概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・82 ・コマンダー撮影手順 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・84 各種機能の使い方 ・テスト発光するには ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・88 ・撮影の前にライティングを確
資料 ・発光モードの種類 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・116 ご使用の前に ・SB-R200装着時のレンズの機能制限について ・・・・・・・・・・120 ・連続発光時のご注意 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・122 ・別売アクセサリー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・123 R1C1での撮影手順 ・お手入れについて ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・124 ・電池について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・125 ・故障かな?と思ったら ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・126 R1での撮影手順 ・仕様 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・130 ・索引 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・131 ・アフターサービスについて ・・・・・・・・・・・・
ご確認ください 本製品を安心してご使用いただくために 本製品は、当社製のカメラ及びレンズなどのアクセサリーに適合するように作 られておりますので、当社製品との組み合わせでご使用ください。 ・他社製品との組み合わせ使用により、事故、故障などが起こることもあります。 撮影の前には試し撮りを 大切な撮影をするときには、必ず試し撮りをして、スピードライトが正常に機 能するかを事前に確認してください。 ・本製品の故障に起因する付随的損害(撮影に要した諸費用及び利益喪失等に関する損害) についての補償はご容赦ください。 保証書とカスタマー登録カードについて 本製品には保証書とカスタマー登録カード(コマンダーキットR1C1、リモート キットR1)が添付されていますのでご確認ください。 ・「保証書」は、お買い上げの際、ご購入店からお客様へ直接お渡しすることになってい ます。必ず「ご購入年月日」「ご購入店」が記入された保証書をお受け取りください。 「保証書」をお受け取りにならないと、ご購入1 年以内の保証修理が受けられないことに なります。お受け取りにならなかった場合は、ただちにご購入店にご請求ください。 ・カスタマー登録
推奨カメラ、レンズ 推奨カメラ ニコンクリエイティブライティングシステム(CLS)対応カメラ SU-800とSB-R200をワイヤレスで使用して、多彩なクローズアップ撮影用 照明および増灯撮影ができます。 ・使用できる機能など、詳細はカメラの使用説明書をご覧ください。 CLS対応カメラ:D4、D3シリーズ、D800シリーズ、D700、D300シリーズ、D2シリー ズ、D200、D90、D80、D70シリーズ、D7000、D5100、D5000、 D3200、D3100、D3000、D60、D50、D40シリーズ、F6など ● ご 使 用 の 前 に 推奨レンズ マイクロニッコールレンズ マイクロニッコールレンズは、撮影倍率が1/2倍または等倍までの撮影ができ ます。さらに、ニコンカメラに最適な光学性能を備えているので、無限遠から 至近距離まで質感にすぐれたクローズアップ撮影ができます。 AF マイクロニッコール60mm F2.8D AF-S マイクロニッコール60mm F2.8G ED AF マイクロニッコール105mm F2.8D AF-S VRマイクロニッコールED 105mm F2.
推奨カメラ、レンズ つづき vSB-R200装着時のレンズの機能制限について レンズによって、SB-R200の装着時可能個数や使用可能な焦点距離が異なります。詳細は 「SB-R200装着時のレンズの機能制限について」 (kP. 120)をご覧ください。 vSB-R200を装着して使用できないレンズ レンズ先端部が回転するAFニッコールレンズ vオートフォーカス時にレンズ先端が動くレンズについて オートフォーカス動作時にレンズ先端部が前後に動くレンズでは、発光部が負荷となり、 レンズおよびカメラのオートフォーカス機構を傷めるおそれがあるため、オートフォーカ ス撮影をしないでください。必ず、マニュアルフォーカスで撮影してください。 v AF マイクロニッコール60mm F2.8Dについて AFマイクロニッコール60mm F2.8Dは、必ず専用アダプターリングUR-5(別売)をレ ンズに取り付けてから、アダプターリングSY-1-72を介してSX-1を装着してください。 レンズ u UR-5 SY-1-72 SX-1 AF マイクロニッコール105mm F2.
製品内容をご確認ください 製品別の可能な撮影 お買い求めの製品によって、使用可能な撮影が異なります。また、付属品以外 の製品を使用することもあります。下表でご確認ください。 ニコン クローズアップスピードライト コマンダーキットR1C1をお買い求めの 場合は、本書の全体を通してお読みください。 ニコン クローズアップスピードライト リモートキットR1、コマンダーSU-800、 リモートスピードライトSB-R200をお買い求めの場合は、必要な部分をお読 みください。 製品名 使用可能な撮影 組み合わせるカメラ 付属品以外に使用す るスピードライト、 コマンダー ニコン クローズアップ クローズアップ撮影 スピードライト コマンダーキット コマンダー撮影 R1C1 CLS対応カメラ CLSに対応していないカメラ*1 ― CLS対応カメラ ― ニコン クローズアップ クローズアップ撮影 スピードライト リモートキット コマンダー撮影 R1 コマンダー機能搭載CLS対応 カメラ ― コマンダー SU-800 クローズアップ撮影 CLS対応カメラ SB-R200 CLSに対応していないカメラ
製品内容をご確認ください つづき 製品構成 お買い求めの製品により付属品が異なります。ご確認ください。 万一、不足のものがありましたら、ご購入店にご連絡ください。 ・下のイラストの縮尺は同一ではありません。 ニコン クローズアップスピードライト コマンダーキット R1C1 SU-800用 ソフトケース SS-SU800 IGHT EDL 0 SS SPE SU-80 WIRELEANDER COMM ニコン クローズアップスピードライト リモートキット R1 アタッチメントリング SX-1 アダプターリング ×1セット(5個) ワイヤレススピードライトコマンダー SU-800 2 C B A 1 3 4 FF ON/O 0 TE MO 20 RE SB-R LESSIGHT WIREEEDL SP 内蔵フラッシュ用 赤外パネル SG-3IR SX-1用 ソフトケース SS-SX1 (4種4枚) ×2セット -11 SW ワイヤレスリモート スピードライト SB-R200 ×2 SB-R200用 ソフトケース SS-R200 ×2 フレキシブル アームクリップ SW-C1 AS
ニコン クローズアップ ニコン クローズアップ コマンダー リモート スピードライトコマンダー スピードライト リモート SU-800 スピードライト キット R1C1 キットR1 SB-R200 ワイヤレススピードライトコマンダー SU-800 1個 ― 1個 ― ワイヤレスリモートスピードライト SB-R200 2個 2個 ― 1個 アタッチメントリング SX-1 アダプターリング 1個 1個 ― ― 1セット(5個) 1セット(5個) ― ― SB-R200用配光アダプター SW-11 2個 2個 ― ― カラーフィルターホルダー SZ-1 2個 2個 ― 1個 カラーフィルターセット (同梱専用) SJ-R200 4種4枚 ×2セット 4種4枚 ×2セット ― 4種4枚 スピードライトスタンド AS-20 2個 2個 ― 1個 内蔵フラッシュ用赤外パネル SG-3IR 1枚 1枚 ― ― フレキシブルアームクリップ SW-C1 1個 1個 ― ― 拡散板 SW-12 1枚 1枚 ― ― クローズ
製品および製品各部の名称と主なはたらき ■ワイヤレススピードライトコマンダー SU-800 13 11 1 SS S IRELE DLIG PEE HT C W NO SE FF L DY REA 12 2 T IGH DL 00 EE -8 SP SU SS ER LE ND RE A WI OMM C DE LL AF-I U ON/O B A MO ER S AND OMM 10 -800 CK LO 3 4 9 8 7 6 5 1 表示パネル(kP. 20) 2 各種操作ボタン 3 レディーライト 充電完了時に点灯します。 4 ロックレバー(kP. 29) 5 ターミナルキャップ 6 コード接続ターミナル CLSに対応していないカメラ使用時、 SU-800と SB-R200を コ ード 接 続 し ます。 (kP. 110) 18 7 取り付け脚(kP. 29) 8 カメラ連動接点 9 ロックピン 10 電池ぶた(kP.
20 19 MODE NO AF-ILL 18 17 A ON/OFF B SEL 14 15 READY LOCK 16 ● ご 使 用 の 前 に ■SU-800の操作ボタンについて 14 [ON/OFF] (電源)ボタン 電源のON/OFFを切り替えます。 SU-800をバッグに入れて持ち運ぶ際 などは、誤発光や誤動作を防ぐため、必 ず [ON/OFF] ボタンで電源OFFにしてく ださい。 15 [SEL]ボタン 設定する項目を選択します。選択された 項目は点滅し、 [ts]ボタンで変更でき ます。 約2秒間押し続けると、機能を切り替え ます。 17 [テスト]ボタン 発光テストを行います。 (kP. 88) 18 [t] (左)ボタン [s] (右)ボタン 点滅表示された項目の数値や設定を変 更します。 19 [MODE] (モード)ボタン 発光モードを設定します。 20 [A←→B]選択ボタン クローズアップ機能時にA、Bの発光/ 発光禁止を設定します。 16 ターゲットライトボタン モデリング発光を行います。 (kP.
製品および製品各部の名称と主なはたらき つづき SU-800の表示パネル、アイコン SU-800の表示パネルのアイコンは、各種設定状態を表しています。 表示されるアイコンは、組み合わせや設定によって異なります。 ・下の図は説明のための表示で、実際とは異なります。 クローズアップ撮影時のアイコンの例 TTLモード画面表示例 ①ワイヤレス送信 SU-800からSB-R200などのリモート スピードライト(補助灯)へ、制御信号が 送られます。 ②クローズアップ機能 クローズアップ機能が設定されています。 ③モニター発光 本発光直前にきわめて短時間、モニター発 光を行い、本発光に必要な被写体情報を収 集します。 ④TTLモード 被写体からの反射光をカメラで測光し、 カメラがスピードライトの発光量を制御 するTTL調光を行います。 ⑤オートFPハイスピードシンクロ オートFPハイスピードシンクロ機能を 備えたカメラに接続すると、FP発光が 可能です。 (kP.
コマンダー撮影時のアイコンの例 ④チャンネル コマンダーとスピードライトの交信チャ ンネルです。 ⑤CLS対応カメラ接続 CLS対応カメラに接続中です。 ⑥AF補助光設定 AF補助光を照射します。照射禁止設定 時はNO AF-ILLが表示されます。 (kP.
製品および製品各部の名称と主なはたらき つづき ⑦Bの発光表示 ⑨A、Bの調光補正量 TTLモード時、Bグループが発光します。 ⑧コード接続 CLSに対応していないカメラ装着時で、 SB-R200と コ ー ド 接 続 中 で す 。 SBR200が正常に接続されていない場合は 点滅します。 TTLモード時のA、Bグループの調光補 正量です。 ⑩マニュアルモード 任意の絞り値と発光量(ガイドナンバー) の組み合わせで発光する、マニュアル発 光を行います。 点滅表示は 点滅表示している項目は、設定(変更)可能であるこ とを示しています。点滅表示は約6回継続されます。 ・警告やエラーの内容も点滅表示されます。 ・[ON/OFF]ボタン+[MODE]ボタンを同時に約2秒間押した場合(ツーボタンリセッ ト)は、3回点滅表示されます。 (kP.
■ワイヤレスリモートスピードライト SB-R200 1 2 3 4 1 3 4 FF ON/O TE 00 MO 2 RE SB-R SS HT ELE LIG WIRPEED S 5 5 12 13 CK 2 A 7 C B 8 11 ● ご 使 用 の 前 に 14 LO 9 10 6 1 [CHANNEL] (チャンネル)設定ダイヤル コマンダーとSB-R200の交信チャン ネルを設定します。 (kP. 35) 2 [GROUP] (グループ)設定ダイヤル 9 コード接続ターミナル CLSに対応していないカメラ使用時、 SU-800と SB-R200を コ ー ド 接 続 し ます。 (kP. 110) SB-R200の グ ル ー プ を 設 定 し ま す 。 10 ターミナルキャップ コードを使用しないときはキャップを (kP.
製品および製品各部の名称と主なはたらき つづき ■アタッチメントリング SX-1 レンズ先端に装着したアダプターリングの 上に取り付けて、SB-R200を固定します。 SB-R200はSX-1の任意の位置で着脱可 能で、リング円周上を自由にスライドでき ます。SX-1には15° ごとにクリックストッ プがあります。 ■カラーフィルターセット(同梱専用) SJ-R200 蛍 光 灯 用( FL-G1)、 電 球 用( TN-A1)、 BLUE(青)、RED(赤)が1枚ずつ、計4枚 のセットです。 (kP.
■SU-800用ソフトケース SS-SU800 ■SB-R200用ソフトケース SS-R200 SB-R200 ■SX-1用ソフトケース SS-SX1 ● ご 使 用 の 前 に AS-20 SZ-1 SJ-R200 ■クローズアップスピードライト キットケース SS-MS1 S1 IGHT S SPEEDL WIRELES -M NDER COMMA SU-800 SW-11 WIRELESS REMOTE SPEEDLIGHT SB-R200 SS SC-30は別売です。 ↓ SW-12 AS-2 0 SS-MS1のお手入れについて ・ケースは水拭きしないでください。また、シンナ ーやベンジンなどの有機溶剤や漂白剤などは絶対 に使用しないでください。 ・ケースが濡れたときは、乾いた柔らかい布などで 水を拭き取り、日陰で十分に乾かしてください。 ・ケースを湿気の多い場所や直射日光の当たる場所 に長時間放置すると、表面が固くなったり、切れ たり、色があせたりすることがありますので、ご 注意ください。 25
ニコンクリエイティブライティングシステム(CLS)のワイヤレス増灯撮影について CLS対応のカメラとスピードライトの組み合わせでは、リモート(補助灯)を最 大3つのグループに設定し、マスター(主灯)/コマンダーおよびリモート(補助 灯)の各グループごとに異なる発光制御が可能なワイヤレス増灯撮影(アドバン ストワイヤレスライティング)が行えます。 uマスター(主灯)とリモート(補助灯) 本書では、カメラに装着したコマンダーSU-800、スピードライト、カメラの内蔵フラッシ ュ、あるいはTTL調光コードを使用してカメラに最初に接続されているスピードライト(1 台のみ)をマスター(主灯)/コマンダーと呼び、それ以外のスピードライトをリモート(補 助灯)と呼びます。 アドバンストワイヤレスライティングの仕組み Bグループ リモート(補助灯) Cグループ Aグループ リモート(補助灯) リモート(補助灯) マスター (主灯) /コマンダー ・リモート(補助灯)のグループは最大3つ(A、B、C)設定できます。 ・リモート(補助灯)の1グループは1台または複数のスピードライトで設定できます。 ・マスター(主
ニコン クローズアップスピードライト コマンダーキットR1C1での 撮影手順 (ニコンクリエイティブライティングシステム(CLS) 対応カメラとの組み合わせ) ニコン クローズアップスピードライト コマンダーキット R1C1とCLS対応カメラとの組み合わせで可能なワイヤレ スでのクローズアップ撮影、コマンダー撮影について、 最も簡単な撮影手順を説明しています。 ・クローズアップ撮影の詳細は(kP. 65) ・コマンダー撮影の詳細は(kP.
クローズアップ撮影手順 1 コマンダーSU-800に電池を入れます。 1 電池ぶたを開けます。 2 電池を入れ、電池ぶたをスライドさ せて閉じます。 使用できる電池は、3VのCR123Aリチ ウム電池です。 電池室 クローズアップ機能設定の確認 電池室内のコマンダー/クローズアップ 選択スイッチがクローズアップ側に設定 されていることを確認してください。 電池交換の目安 SU-800は電源ONや発光後、約30秒が 経過してもレディーライトが点灯しない 場合は、電池交換表示が点滅します。 ・電池を交換してください。 28
2 SU-800をカメラに取り付けます。 1 ON/OFF カメラ、SU-800の電源をOFFにし ます。 ● SEL 2 READY LOCK SU-800のロックレバーを左に回し てから、取り付け脚をアクセサリー シューに差し込み、ロックレバーを 右に回します。 R 1 C 1 で の 撮 影 手 順 vロックレバーについて ロックする際には、ロックレバーが止まるまで右方向に約90°回します。ロックを解除す る際には、左方向に止まるまで回します。 READY LOCK ロックする LOCK ロックを解除する 29
クローズアップ撮影手順 つづき リモートスピードライトSB-R200に電池を入れます。 1 電池ぶたを開けます。 2 電池を入れ、電池ぶたをスライドさ せて閉じます。 ON 3 /OF F 使用できる電池は、3VのCR123Aリチ ウム電池です。 ON /OF F 電池交換の目安 S T S H E IG L L ED IR E W PE S ON/O FF SB-R200が電池容量不足になった場合 は、電源ONや発光後、緑色レディーライ トが点滅します。 ・電池を交換してください。 30
SB-R200をレンズに装着します。 1 アダプターリングをレンズの先端に 取り付けます。 アダプターリングはフィルター径が52mm、 62mm、67mm、72mm、77mmの 5種 類が用意されています。 ・アダプターリングは止まるまで回してください。 ・他のレンズフィルターとは併用できません。 ・図のレンズは AFマイクロニッコール105mm F2.8Dです。 2 アタッチメントリングSX-1の着脱ボ タンを押し、そのままアダプターリ ングに装着し、指を離します。 ● R 1 C 1 で の 撮 影 手 順 ・必ずSX-1のニコンロゴ(kP.
クローズアップ撮影手順 つづき LOCK 4 SB-R200の取り付け脚のリリース ボタンを押したままゆっくり動かし、 希望の位置で指を離して固定します。 SX-1は15° ごとにクリックストップがあ ります。 5 SB-R200の発光部を設定します。 SB-R200の発光部はレンズ光軸側に 60°、反対側に45°回転できます。15° ご とにクリックストップがあります。 uSB-R200をレンズから離して設置するには SB-R200は、スピードライトスタンドAS-20を使用して、任意の場所に設置できます。 (kP.
5 MODE カメラ、SU-800、SB-R200の電源を入れます。 A ON/OFF B 1 SEL READY カ メ ラ 、 SU-800、 SB-R200の [ON/OFF] (電源)ボタンを押して、 電源ONにします。 SU-800のレディーライトの点灯を確認 します。 SB-R200のレディーライトは、電源ON で緑色に点灯し、充電が完了すると赤色 に変わります。 LOCK T O R2 M E B R S S T S H E IG L L ED IR E W PE S ON/O FF 2 ● R 1 C 1 で の 撮 影 手 順 SU-800の表示を確認します。 SU-800でワイヤレス送信表示、クロー ズアップ機能表示、CLS対応カメラ接続 表示を確認します。 (kP.
クローズアップ撮影手順 つづき 6 SU-800で発光モードを設定します。 1 MODE NO AF-ILL A SU-800の[MODE] (モード)ボタン を押して、発光モードを設定します。 一般的な撮影にはTTLモードの使用をお すすめします。 SE READY A B ON/OFF 2 SB-R200の発光設定を確認します。 A、B両方のグループが表示されているの を確認してください。 ・AまたはBグループの表示が消えていると、そ のグループは発光しません。[A←→B]選択ボ タンを押して、両方を表示させてください。 34
7 SU-800とSB-R200のチャンネルを設定します。 1 SU-800のチャンネルを設定します。 SU-800の[SEL]ボタンを押してチャ ンネル表示を点滅させ、[ts]ボタンを 押して切り替えます。再度[SEL]ボタ ンを押すと点滅が点灯に変わり、その値 が設定されます。 ・チャンネルは1∼4のうちの1つに設定しま す。 ・[SEL]ボタンを押さない場合は、点滅を6回 繰り返してから、その値が設定されます。 CHANNEL 3 2 1 4 2 ● R 1 C 1 で の 撮 影 手 順 SB-R200のチャンネルを設定しま す。 SB-R200の[CHANNEL] (チャンネル) 設定ダイヤルを回して、SU-800と同じ チャンネルに設定します。 35
クローズアップ撮影手順 つづき 8 SB-R200のグループを設定します。 1 GROUP C B A CHANNEL 3 36 4 各SB-R200のグループを設定しま す。 それぞれのSB-R200の[GROUP] (グル ープ)設定ダイヤルを回して、AまたはB に設定します。設定されたSB-R200は SU-800の各グループの設定に連動して 動作します。
構図を決め、撮影します。 9 E A L SEL ON B 1 READY LOCK O 構図を決め、撮影します。 SU-800と SB-R200の 赤 色 レ デ ィ ー ラ イトの点灯を確認し、シャッターをきり ます。 ・テスト発光する場合は(kP.
コマンダー撮影手順 1 SU-800をコマンダー機能に設定します。 コマンダー撮影は、SU-800のコマンダー撮影機能を使って、リモート (補助灯) だけでライティングを行う撮影です。 1「クローズアップ撮影手順」の1と同様に、SU-800に電池を入れ ます。 (kP. 28) 電池室 2 コマンダー/クローズアップ選択ス イッチでSU-800をコマンダー機能 に設定します。 コマンダー/クローズアップ選択スイッ チでクローズアップ機能とコマンダー機 能を切り替えます。 コマンダー撮影画面表示例 3「クローズアップ撮影手順」の2と同様に、SU-800をカメラに取り 付けます。 (kP.
2 SB-R200を設置します。 1「クローズアップ撮影手順」の3と同様に、SB-R200に電池を入れ ます。 (kP.
コマンダー撮影手順 つづき 4 SB-R200の発光部を設定します。 SB-R200の発光部は下方に60°、上方に 45°回転できます。15° ごとにクリックス トップがあります。 uSB-R200をレンズ先端に装着するには SB-R200は、アタッチメントリングSX-1を介してレンズ先端に装着できます。 (kP.
3 ODE カメラ、SU-800、SB-R200の電源を入れます。 A ON/OFF B SEL READY カ メ ラ 、 SU-800、 SB-R200の [ON/OFF] (電源)ボタンを押して、 電源ONにします。 カ メ ラ 、 SU-800、 SB-R200の 赤 色 レ ディーライトの点灯を確認します。 LOCK E 0 T 0 O R2 M E B R S S T S H E IG L L ED IR E W PE S ON/O 1 FF ● R 1 C 1 で の 撮 影 手 順 41
コマンダー撮影手順 つづき 4 MODE NO AF-ILL SU-800でリモート(補助灯)の発光モードを設定 します。 A ON/OFF B SEL READY LOCK 42 1 [SEL]ボタンを押して各グループの モ ー ド 表 示 を 点 滅 さ せ 、[ MODE] (モード)ボタンを押して設定します。 一般的な撮影には、TTLモードの使用を おすすめします。
5 SU-800とSB-R200のチャンネル、グループを設 定します。 1 「クローズアップ撮影手順」の7、8と同様に、SU-800とSBR200のチャンネル、グループを設定します。 (kP.
コマンダー撮影手順 つづき 構図を決め、撮影します。 6 E A L SEL ON B 1 READY LOCK O 構図を決め、撮影します。 SU-800と SB-R200の 赤 色 レ デ ィ ー ラ イトの点灯を確認し、シャッターをきり ます。 ・テスト発光する場合は(kP.
ニコン クローズアップスピードライト リモートキットR1での 撮影手順 (ニコンクリエイティブライティングシステム(CLS)対応 カメラとの組み合わせ) ニコン クローズアップスピードライト リモートキットR1と コマンダー機能搭載CLS対応カメラとの組み合わせで可能 なワイヤレスでのクローズアップ撮影について、最も 簡単な撮影手順を説明しています。 ・クローズアップ撮影の詳細は(kP.
R1での撮影手順 リモートスピードライトSB-R200に電池を入れます。 1 電池ぶたを開けます。 2 電池を入れ、電池ぶたをスライドさ せて閉じます。 ON 1 /OF F 使用できる電池は、3VのCR123Aリチ ウム電池です。 ON /OF F 電池交換の目安 S T S H E IG L L ED IR E W PE S ON/O FF SB-R200が電池容量不足になった場合 は、電源ONや発光後、緑色レディーライ トが点滅します。 ・電池を交換してください。 46
SB-R200をレンズに装着します。 1 アダプターリングをレンズの先端に 取り付けます。 ア ダ プ タ ー リ ン グ は フィ ル タ ー 径 が 5 2 m m 、6 2 m m 、6 7 m m 、7 2 m m 、 77mmの5種類が用意されています。 ・アダプターリングは止まるまで回してください。 ・他のレンズフィルターとは併用できません。 ・図のレンズは AFマ イ ク ロ ニ ッ コ ー ル 105mm F2.8Dです。 2 アタッチメントリングSX-1の着脱ボ タンを押し、そのままアダプターリ ングに装着し、指を離します。 ● R 1 で の 撮 影 手 順 ・必ずSX-1のニコンロゴ(kP.
R1での撮影手順 つづき LOCK 4 SB-R200の取り付け脚のリリース ボタンを押したままゆっくり動かし、 希望の位置で指を離して固定します。 SX-1は15° ごとにクリックストップがあ ります。 5 SB-R200の発光部を設定します。 SB-R200の発光部はレンズ光軸側に60° 、 反対側に45°回転できます。15° ごとにク リックストップがあります。 uSB-R200をレンズから離して設置するには SB-R200は、スピードライトスタンドAS-20を使用して、任意の場所に設置できます。 (kP.
3 カメラ、SB-R200の電源を入れます。 1 R S T S H E IG L L ED IR E W PE S S ON/O FF カ メ ラ 、 SB-R200の [ ON/OFF] (電源)ボタンを押して、電源ONにし ます。 カメラ、SB-R200の赤色レディーライト の点灯を確認します。 ● R 1 で の 撮 影 手 順 49
R1での撮影手順 つづき 4 1 カメラのコマンダー機能を設定します。 カメラのコマンダー機能を設定し、SB-R200の発光モードなどを 設定します。 ・必ず、使用するカメラの使用説明書をあわせてご覧ください。 vカメラの内蔵フラッシュのコマンダーモードの設定について 内蔵フラッシュの 発光モード 使用可能な チャンネル 使用可能な グループ D800シリーズ、D700、 D300シリーズ、D200、D90、 D80、D7000 「TTL」、 「M」、 「– –(発光なし)」 1∼4 A、B D70シリーズ (発光なし) 3 A カメラ u内蔵フラッシュ用赤外パネルSG-3IRの使い方 D70シリーズなどの内蔵フラッシュは、コマンダーとして使用すると、少量発光します。 近距離撮影時には、この少量発光が画像に写り込むことがあります。画像への影響を防ぐ には、SG-3IRをご使用ください。 1 SG-3IRをカメラのアクセサリーシューに装着し ます。 2 SG-3IRと内蔵フラッシュを図のようにセットし ます。 50
5 SB-R200のチャンネル、グループを設定します。 A CHANNEL 3 2 1 4 1 SB-R200の[CHANNEL] (チャン ネル)設定ダイヤルを回して、チャン ネルを設定します。 ・D70シリーズ使用時は必ず3に設定してくだ さい。3以外に設定した場合は発光しません。 2 GROUP C B ・D70シリーズ使用時は必ずAに設定してくだ さい。A以外に設定した場合は発光しません。 A CHANNEL 3 SB-R200の[GROUP] (グループ) 設定ダイヤルを回して、グループを 設定します。 ● R 1 で の 撮 影 手 順 4 51
R1での撮影手順 つづき 6 構図を決め、撮影します。 1 E B R S S T S H E IG L L ED IR E W PE S ON/O FF 構図を決め、撮影します。 SB-R200の赤色レディーライトの点灯を 確認し、シャッターをきります。 ・テスト発光する場合は(kP.
ワイヤレススピードライトコマンダーSU-800 機能と使い方 SU-800の機能と使い方を説明しています。 1 SU-800で可能な撮影 2 SU-800の使い方 3 SU-800の設定機能 53
1 コマンダーSU-800で可能な撮影 SU-800では、以下の撮影ができます。撮影の詳細は、それぞれの該当ページ をご覧ください。 使用可能な撮影 組み合わせるカメラ 使用可能なスピードライト クローズアップ撮影 CLS対応カメラ、 SB-R200 (kP. 65) コマンダー撮影 (kP. 79) CLSに対応していないカメラ*1 CLS対応カメラ SB-R200またはSB-910*2、 SB-900*2、SB-800*2、 SB-700*2、SB-600*2 *1:別売のTTL調光コードSC-30が必要です。 (kP. 123) 注意:CLS対応カメラでは、TTL調光コードSC-30(別売)は不要です。 *2:SB-910、SB-900、SB-800、SB-700、SB-600ではリピーティング発光撮影 が可能です。 (kP.
2 SU-800の使い方 1 電池ぶたを開けます。 2 電池を入れ、電池ぶたをスライドさ せて閉じます。 使用できる電池は、3VのCR123Aリチ ウム電池です。 ● SU-800は電源ONや発光後、約30秒が 経過してもレディーライトが点灯しない 場合は、電池交換表示が点滅します。 ・電池を交換してください。 3 ON/OFF カメラ、SU-800の電源をOFFにし ます。 S U 8 0 0 の 機 能 と 使 い 方 - 電池交換の目安 55
2 SU-800の使い方 つづき SEL 4 READY LOCK SU-800のロックレバーを左に回し てから、取り付け脚をアクセサリー シューに差し込み、ロックレバーを 右に回します。 vロックレバーについて READY LOCK LOCK ロックする MODE A ロックを解除する ON/OFF B 5 SEL READY カメラ、SU-800の[ON/OFF] (電 源)ボタンを押して、電源ONにしま す。 SU-800のレディーライトの点灯を確認 します。 LOCK 6 56 ロックする際には、ロックレバーが 止まるまで右方向に約90°回します。 ロックを解除する際には、左方向に 止まるまで回します。 SU-800の表示を確認します。 SU-800でワイヤレス送信表示、クロー ズアップ機能表示、CLS対応カメラ接続 表示を確認します。
SU-800の連動オフ、タイマーオフ機能 SU-800をTTLモードでの撮影が可能なカメラに装着時には、カメラに連動し て待機状態になります。 (連動オフの状態) また、SU-800をカメラに接続してない場合は、SU-800を操作しない状態が 約40秒以上続くと待機状態になります。 (タイマーオフの状態) ・待機状態時には、表示パネルには何も表示されません。 ・連動オフまたはタイマーオフ中は、以下の操作を行うと電源ONになります。 SU-800の[ON/OFF] (電源)ボタンを押す 装着カメラの電源をONにする ● - S U 8 0 0 の 機 能 と 使 い 方 57
3 SU-800の設定機能 SU-800は、以下の設定が可能です。 クローズアップ機能とコマンダー機能の切り替え コマンダー/クローズアップ選択スイッチによりクローズアップ機能とコマン ダー機能を切り替えます。 電池室 クローズアップ撮影時の画面 表示例 コマンダー撮影時の画面表示例 各撮影時の設定項目 クローズアップ撮影時(kP. 65) ・発光モード(TTL/M) ・グループ(A、B、C) ・A、Bグループの発光/発光禁止 ・A、Bグループの光量比(TTLモード時) ・調光補正量(TTLモード時) ・マニュアル発光量(Mモード時) ・チャンネル(1、2、3、4) コマンダー撮影時(kP.
ワイヤレスリモートスピードライトSB-R200の 機能と使い方 SB-R200の機能と使い方を説明しています。 1 SB-R200で可能な撮影 2 3 SB-R200の使い方 SB-R200の設定機能 59
1 リモートスピードライトSB-R200で可能な撮影 SB-R200では、以下の撮影ができます。撮影の詳細は、それぞれの該当ペー ジをご覧ください。 使用可能な撮影 組み合わせるカメラ、スピードライト クローズアップ撮影 CLS対応カメラ、CLSに対応していないカメラ*1、SU-800 (kP. 65) コマンダー撮影 (kP. 79) コマンダー機能搭載CLS対応カメラまたはSU-800、SB-910、 SB-900、SB-800、SB-700 *1:別売のTTL調光コードSC-30が必要です。 (kP.
2 SB-R200の使い方 1 電池ぶたを開けます。 2 電池を入れ、電池ぶたをスライドさ せて閉じます。 ON /OF F 使用できる電池は、3VのCR123Aリチ ウム電池です。 ON /OF F 電池交換の目安 S T S H E IG L L ED IR E W PE S ON/O FF ・電池を交換してください。 LOCK 3 AS -20 SB-R200の取り付け脚をスピード ライトスタンドAS-20の取付シュー に図のように差し込み、ロックスイ ッチをスライドします。 ● S B R 2 0 0 の 機 能 と 使 い 方 - SB-R200が電池容量不足になった場合 は、電源ONや発光後、緑色レディーライ トが点滅します。 取り付け脚は向きが違うと挿入できませ ん。 ・ロックスイッチは止まるまでスライドさせ、 赤い部分が見えなくなっていることを確認し てください。 uSB-R200をレンズ先端に装着するには SB-R200は、アタッチメントリングSX-1を介してレンズ先端に装着できます。 (kP.
2 SB-R200の使い方 つづき 4 SB-R200を設置します。 3m Cグループ Bグループ 30° 4m コマンダー ・同じグループのSB-R200 は、必ず一ヵ所にまとめ て配置してください。 30° Aグループ SU-800使用時 3m 5 62 SB-R200を配置できる 範囲は、使用するコマン ダー機能搭載カメラまた はスピードライトによって 異なります。詳細は、それ ぞれの使用説明書をご覧 ください。 ・SB-R200の配置時の注意 は「SB-R200の配置につ いて(kP.
6 R S S T S H E IG L L ED IR E W PE S ON/O FF カ メ ラ ま た は SB-910、 SB-900、 SB-800、 SU-800、 SB-R200の [ON/OFF] (電源)ボタンを押して、 電源ONにします。 カ メ ラ ま た は SB-910、 SB-900、 SB800、 SU-800、 SB-R200の 赤 色 レ デ ィーライトの点灯を確認します。 ● - S B R 2 0 0 の 機 能 と 使 い 方 63
3 SB-R200の設定機能 SB-R200は、以下の設定が可能です。 ターゲットライトの点灯/消灯 ターゲットライトボタンによりターゲットライトの点灯/消灯を切り替えます。 (kP.
クローズアップ撮影の詳細と 撮影手順 (ニコンクリエイティブライティングシステム(CLS)対応 カメラとの組み合わせ) CLS対応カメラとの組み合わせで可能な ワイヤレスで のクローズアップ撮影 の詳細と撮影手順を説明してい ます。作例写真については、別冊の「クローズアップスピ ードライト撮影作例集」をあわせてご覧ください。 カメラ側の機能や設定は、必ずカメラの使用説明書をご覧 ください。 1 クローズアップ撮影でできること 2 クローズアップ撮影の概要 3 クローズアップ撮影手順 65
1 クローズアップ撮影でできること CLS対応カメラとSU-800、SB-R200との組み合わせにより、ワイヤレスで のクローズアップ撮影が簡単にできます。 SB-R200はレンズ先端に装着できるほか、スピードライトスタンドAS-20で カメラから離して設置したり、手持ちでの撮影も容易です。これまでになかっ た自由なライティングのクローズアップ撮影をお楽しみください。 作例集-A A-1 設置例イラスト SU-800 Bグループ SB-R200 Aグループ SB-R200 LOCK 2灯撮影(1灯はレンズ先端に装着、1灯は手持ち) レンズ先端に装着したSB-R200によって 被写体の色彩をあざやかに描写するととも に、手持ちのSB-R200をサブとして左側 面から当てて、不要な影を消し、主役のて んとう虫を引き立てました。 ・カメラ:D70 ・レンズ: AFマイクロニッコール105mm F2.
作例集-E E-3 2灯撮影(1灯はレンズ先端に装着、1灯は離して 壁にバウンス) ネットオークションに出品するために、子供服 や手作りの小物などの生地の質感や模様の細部 の描写を目的にしました。左右のスピードライ トの光量の違いから生まれる光と影が立体感を 作り出し、質感をリアルに再現できました。 ・カメラ:D70 ・レンズ:AF-S DXズームニッコールED 18-70mm F3.5-4.5G(IF) 作例集-F ・Aグループ:SB-R200(TTL) ・Bグループ:SB-R200(TTL) ※ 「クローズアップスピードライト撮影作例集」の E-4はE-3と同様の撮影事例です。 F-4 F-5 ● 1灯撮影 撮影距離の違いによるライティング効果の 比較例です。F-4は被写体までの距離が約 10cm、F-5は約70cmです。距離が短い ほどライティング効果が大きくなり、距離 が長いほど影が出にくくなります。 ・カメラ:D70 ・レンズ(F-4) : AFマイクロニッコール60mm F2.
2 クローズアップ撮影の概要 クローズアップ撮影とは CLS対応カメラに装着したSU-800が、SB-R200をワイヤレスで発光制御す るクローズアップ撮影ができます。SB-R200をA、Bの2つのグループに分け て制御する2灯発光クローズアップ撮影と、A、B、Cの3グループに分けて制 御する3灯発光クローズアップ撮影があります。 2灯発光と3灯発光の切替え方 [SEL]ボタンを約2秒間押し続けると、2灯発光と3灯発光が切り替ります。 2灯発光クローズアップ 撮影画面例 3灯発光クローズアップ 撮影画面例 セットの仕方 「ニコン クローズアップスピードライト コマンダーキットR1C1でのクローズ アップ撮影手順」 (kP.
発光モード クローズアップ撮影では、TTLとM(マニュアル)の2つの発光モードが使えま す。SU-800の[MODE] (モード)ボタンを押すごとに、使用できるモードが 切り替り表示されます。 ・使用できる発光モードはカメラやレンズの組み合わせなどによって異なります。 ・発光モードはA、Bグループ共通になります。 ・3灯発光クローズアップ撮影では、A、BグループはTTLとM(マニュアル)が使えます。 CグループはM(マニュアル)に固定されます。 2灯発光クローズアップ撮影 TTLモード時の画面例 2灯発光クローズアップ撮影 M(マニュアル)モード時の画面例 ● 3灯発光クローズアップ撮影 TTLモード時の画面例 3灯発光クローズアップ撮影 M(マニュアル)モード時の画面例 ク ロ ー ズ ア ッ プ 撮 影 の 詳 細 と 撮 影 手 順 69
3 クローズアップ撮影手順 2灯発光撮影手順 1 カ メ ラ 、 SU-800、 SB-R200の [ ON/OFF] (電源)ボタンを押して、電源ONにします。 ・SU-800とSB-R200の赤色レディーライトの点灯を 確認します。 ・SU-800でワイヤレス送信表示、クローズアップ機能 表示、CLS対応カメラ接続表示を確認します。 2 2灯発光を選択します。 [SEL]ボタンを約2秒間押し続けると、2灯発光 クローズアップ撮影と3灯発光クローズアップ撮 影が切り替ります。 ・初期設定は2灯発光クローズアップ撮影です。 2灯発光クローズアップ 画面表示例 3 MODE A (表示パネル) SE NO AF-ILL READY ・初期設定はTTLです。 A MODE NO AF-ILL SU-800で発光モードを設定します。 [MODE] (モード)ボタンを押して、発光モード をTTLまたはM(マニュアル)に設定します。 A B ON/OFF ON/OFF B ・発光モードはA、Bグループ共通です。 4 SB-R200の発光を設定します。 [A←→B]選択ボタンを押して
5 SB-R200のA、Bグループの光量比を設定しま す。 (TTLモード時) [SEL]ボタンを押して光量比表示を点滅させ、 [ts]ボタンを押して切り替えます。再度[SEL] ボタンを押すと点滅が点灯に変わり、その値が設 定されます。 ・光量比は8:1∼1:8に設定できます。 ・光量比を変更すると光量比表示が変化します。 ・ [ts]ボタンを押し続けると早送りされます。 ・ [SEL]ボタンを押さない場合は、点滅を6回繰り返し てから、その値が設定されます。 6 SB-R200の調光補正量を設定します。(TTLモ ード時) [SEL]ボタンを押して調光補正量を点滅させ、 [t s ] ボ タ ン を 押 し て 切 り 替 え ま す 。 再 度 [SEL]ボタンを押すと点滅が点灯に変わり、そ の値が設定されます。 ・設定値はA、Bグループ共通です。 ・+3.0∼−3.0の範囲で、1/3段ステップで設定でき ます。 ・表示は、1/3は0.3、2/3は0.
3 クローズアップ撮影手順 つづき 7 SU-800のチャンネルを設定します。 SU-800とSB-R200の交信チャンネルを設定し ます。[SEL]ボタンを押してチャンネル表示を 点滅させ、[ts]ボタンを押して切り替えます。 再度[SEL]ボタンを押すと点滅が点灯に変わり、 その値が設定されます。 ・チャンネルは全グループ共通で、1∼4のうちの1つに 設定します。 ・ [SEL]ボタンを押さない場合は、点滅を6回繰り返し てから、その値が設定されます。 CHANNEL 3 2 1 4 8 SB-R200のチャンネルを設定します。 SB-R200の[CHANNEL] (チャンネル)設定ダ イヤルを回して、SU-800と同じチャンネルに設 定します。 9 SB-R200のグループを設定します。 GROUP C B A E L A B SB-R200の[GROUP] ( グループ)設定ダイヤル を回して設定します。設定されたSB-R200はSU800の各グループの設定に連動して動作します。 10 構図を決め、撮影します。 SEL READY LOC 赤色レディーライトを確認し、シャッターをきり
v発光直後に赤色レディーライトが点滅した場合 R S S T S H E IG L L ED IR E W PE S ON/O FF TTLモードでの撮影時に、SB-R200がフル発光して露出不足 の可能性がある場合は、発光直後にSB-R200の赤色レディー ライトが約3秒間点滅します(カメラのファインダー内および SU-800のレディーライトは点滅しません) 。 ISO感度を高くするか、絞り値を開放側に設定するなどして、 撮影し直してください。 uM(マニュアル)モード時はA、Bグループのマニュアル発光量を設 定します。 [SEL]ボタンを押してマニュアル発光量を点滅させ、[ts] ボタンを押して切り替えます。再度[SEL]ボタンを押すと 点滅が点灯に変わり、その値が設定されます。 ・マニュアル発光量はA、Bグループで別々に設定できます。 ・1/1∼1/64の範囲で、1段ステップで設定できます。(初 期設定値は1/8) ・ [ts]ボタンを押し続けると早送りされます。 ・[SEL]ボタンを押さない場合は、点滅を6回繰り返してか ら、その値が設定されます。 ● ク ロ ー ズ ア ッ プ 撮 影 の
3 クローズアップ撮影手順 つづき 3灯発光撮影手順 1 カ メ ラ 、 SU-800、 SB-R200の [ ON/OFF] (電源)ボタンを押して、電源ONにします。 ・SU-800とSB-R200の赤色レディーライトの点灯を 確認します。 ・SU-800でワイヤレス送信表示、クローズアップ機能 表示、CLS対応カメラ接続表示を確認します。 2 3灯発光を選択します [SEL]ボタンを約2秒間押し続けると、2灯発光 クローズアップ撮影と3灯発光クローズアップ撮 影が切り替ります。 ・初期設定は2灯発光クローズアップ撮影です。 3灯発光クローズアップ 画面表示例 3 MODE NO AF-ILL A SU-800で発光モードを設定します。 [MODE] (モード)ボタンを押して、発光モードを TTLまたはM(マニュアル)に設定します。 SE READY ・初期設定はTTLです。 A B ・発光モードはA、Bグループ共通です。 ・CグループはM(マニュアル)に固定されます。 MODE NO AF-ILL A ON/OFF B 4 SB-R200の発光を設定します。 [A←→B]
5 SB-R200のA、Bグループの光量比を設定しま す。 (TTLモード時) [SEL]ボタンを押して光量比表示を点滅させ、 [ts]ボタンを押して切り替えます。再度[SEL] ボタンを押すと点滅が点灯に変わり、その値が設 定されます。 ・光量比は8:1∼1:8に設定できます。 ・光量比を変更すると光量比表示が変化します。 ・ [ts]ボタンを押し続けると早送りされます。 ・ [SEL]ボタンを押さない場合は、点滅を6回繰り返し てから、その値が設定されます。 6 SB-R200の調光補正量を設定します。(TTLモ ード時) [SEL]ボタンを押して調光補正量を点滅させ、 [ts]ボタンを押して切り替えます。再度[SEL] ボタンを押すと点滅が点灯に変わり、その値が設 定されます。 ・設定値はA、Bグループ共通です。 ・+3.0∼−3.0の範囲で、1/3段ステップで設定でき ます。 ・表示は、1/3は0.3、2/3は0.
3 クローズアップ撮影手順 つづき 7 Cグループのマニュアル発光量を設定します。 [SEL]ボタンを押してCグループのマニュアル発 光量を点滅させ、[ts]ボタンを押して切り替 えます。再度[SEL]ボタンを押すと点滅が点灯 に変わり、その値が設定されます。 ・マニュアル発光量はA、B、Cグループで別々に設定で きます。 ・1/1∼1/64の範囲で、1段ステップで設定できます。 (初期設定値は1/8) ・ [ts]ボタンを押し続けると早送りされます。 ・ [SEL]ボタンを押さない場合は、点滅を6回繰り返し てから、その値が設定されます。 8 SU-800のチャンネルを設定します。 SU-800とSB-R200の交信チャンネルを設定し ます。[SEL]ボタンを押してチャンネル表示を 点滅させ、[ts]ボタンを押して切り替えます。 再度[SEL]ボタンを押すと点滅が点灯に変わり、 その値が設定されます。 ・チャンネルは全グループ共通で、1∼4のうちの1つに 設定します。 ・ [SEL]ボタンを押さない場合は、点滅を6回繰り返し てから、その値が設定されます。 CHANNEL 3 2 1 4 9 SB-R
E A L SEL B 11 構図を決め、撮影します。 赤色レディーライトを確認し、シャッターをきり ます。 READY LOC ・テスト発光する場合は(kP.
コマンダー撮影の詳細と撮影手順 (ニコンクリエイティブライティングシステム(CLS) 対応カメラとの組み合わせ) CLS対応カメラとの組み合わせで可能なワイヤレスでの コマンダー撮影の詳細と撮影手順を説明しています。 作例写真については、別冊の「クローズアップスピードライト 撮影作例集」 をあわせてご覧ください。 カメラ側の機能や設定は、必ずカメラの使用説明書をご覧 ください。 1 コマンダー撮影でできること 2 コマンダー撮影の概要 3 コマンダー撮影手順 79
1 コマンダー撮影でできること コマンダー撮影とは、ライティングをリモート(補助灯)のみで行う撮影です。リモ ート(補助灯)の配置を変えることで、さまざまな光と影の演出が楽しめます。 作例集-D D-1 設置例イラスト SU-800 SB-R200 Cグループ SB-800 Aグループ 3灯撮影 テーブルセッティング全体の色と質感を表 現するため、3方向からの照明を用いまし た。メインとなるSB-800を左上後方から 強めに当て、その影を左右両側からのSBR200で消しています。光が全体に回って いるので、画面周辺部の料理も色鮮やかに 再現できました。 作例集-D D-3 SB-R200 Bグループ ・カメラ:D70 ・レンズ:AF-S DXズームニッコールED 1870mm F3.5-4.
作例集-F F-1 設置例イラスト Aグループ SB-R200 SU-800 1灯撮影(カメラから離して設置) 一方向からのスピードライト光で意図的に 強い影をつけ、小さな被写体の立体感を演 出しました。カメラに装着したスピードラ イトでは、どうしても平板な印象を免れま せんが、SB-R200なら自由に位置を変え られるので、いろいろな光と影の演出が可 能です。 ・カメラ:D70 ・レンズ:AF-S DXズームニッコールED 18-70mm F3.5-4.
2 コマンダー撮影の概要 作例集-J J-1 設置例イラスト SU-800 Aグループ SB-R200×8 Bグループ SB-R200 2灯撮影 アタッチメントリングSX-1にSB-R200を 8個装着したリング照明を使用した作画例 です。後方のSB-R200をバウンスさせて、 背景にも不思議な雰囲気を演出しました。 ・カメラ:D70 ・レンズ:AF-S DXズームニッコールED 18-70mm F3.5-4.
セットの仕方 「ニコン クローズアップスピードライト コマンダーキットR1C1でのコマンダー撮 影手順」 (kP.
3 コマンダー撮影手順 1 カメラ、コマンダー、リモート(補助灯)の[ON/OFF] (電源)ボタンを押して、電源ONにします。 ・赤色レディーライトの点灯で充電完了を確認します。 ・ワイヤレス送信表示、コマンダー機能表示、CLS対応 カメラ接続表示を確認します。 2 コマンダー機能を設定します。 コマンダーのコマンダー機能を設定します。 ・ [SEL]ボタンを約2秒間押し続けると、コマンダー撮 影とリピーティング発光撮影が切り替ります。 コマンダー撮影画面表示例 3 リモート(補助灯)の発光モードを設定します。 リモート(補助灯)の発光モードをTTL/絞り連動外 部自動調光(AA)/M/―(発光禁止)に設定します。 ・[SEL]ボタンを押して各グループのモード表示を点 滅させ、 [MODE] (モード) ボタンを押して設定します。 4 リモート(補助灯)の調光補正量を設定します。 (TTL/絞り連動外部自動調光(AA)モード時) リモート(補助灯)の調光補正量を+3.0∼−3.
5 コマンダーのチャンネルを設定します。 コマンダーとリモート(補助灯)が交信するチャン ネルを設定します。 ・チャンネルはA、B、Cグループ共通で、1∼4のうち の1つに設定します。 ・[SEL]ボタンを押してチャンネル表示を点滅させ、 [ts]ボタンを押して切り替えます。再度[SEL] ボタンを押すと点滅が点灯に変わり、その値が設定さ れます。 ・ [SEL]ボタンを押さない場合は、点滅を6回繰り返し てから、その値が設定されます。 CHANNEL 3 2 1 4 6 リモート(補助灯)のチャンネルを設定します。 リモート(補助灯)のチャンネルは、1∼4のうち の1つでコマンダーと同じに設定します。 ・D70シリーズ使用時は必ず3に設定してください。3 以外に設定した場合は発光しません。 ・SB-R200使用時は[CHANNEL] (チャンネル)設定 ダイヤルを回して設定します。 ・SB-910、SB-900、SB-800、SB-700、SB-600を 使用時は、それぞれの使用説明書をご覧ください。 7 リモート(補助灯)のグループを設定します。 GROUP C B A リモート(補助灯)のグルー
3 コマンダー撮影手順 つづき E A L SEL B 8 構図を決め、撮影します。 赤色レディーライトを確認し、シャッターをきり ます。 READY LOC ・テスト発光する場合は(kP.
各種機能の使い方 ワイヤレススピードライトコマンダーSU-800および ワイヤレスリモートスピードライトSB-R200で 使用できる機能の詳細を説明しています。 カメラ側の機能や設定は、必ずカメラの使用説明書をご覧 ください。 2 1 テスト発光するには 撮影の前にライティングを確認(モデリング発光)するには 3 ターゲットライトを使用するには 4 暗い被写体をAF(オートフォーカス)で撮影するには 5 調光補正するには 6 リピーティング(RPT)発光撮影 7 オートFPハイスピードシンクロ撮影 8 FVロック撮影 87
1 テスト発光するには MODE NO AF-ILL A ON/OFF B SEL READY LOCK 2灯発光クローズアップ撮影時 SU-800の[テスト]ボタンを押すと、SB-R200はAグループが1秒後に、B グループが2秒後に、M1/64の光量でテスト発光します。 ・発光禁止に設定したグループ(AまたはB)も発光します。 3灯発光クローズアップ撮影時 SU-800の[テスト]ボタンを押すと、SB-R200はAグループが1秒後に、B グループが2秒後に、Cグループが3秒後に、M1/64の光量でテスト発光しま す。 ・発光禁止に設定したグループも発光します。 コマンダー撮影時 SU-800の[テスト]ボタンを押すと、リモート(補助灯)はAグループが1秒 後に、Bグループが2秒後に、Cグループが3秒後にテスト発光します。 ・テスト発光の光量は、スピードライトや発光モード、設定によって異なります。 ・発光禁止に設定したグループも発光します。 リピーティング発光撮影時 SU-800の[テスト]ボタンを押すと、リモート(補助灯)はAグループが1秒 後に、Bグループが2秒後に、Cグループが3秒後に
2 撮影の前にライティングを確認(モデリング発光)するには モデリング発光させると一定の微小光量で連続発光して、被写体の明るさや影 など、ライティング状態を撮影前にチェックできます。 ・赤色レディーライト点灯後に発光できます。 クローズアップ撮影時 SEL READY LOCK SU-800のターゲットライトボタンを押して1秒以内 に指を離すと、SB-R200が微少光量で約1秒間モデ リング発光します。 また、モデリング発光機能を持つカメラのプレビュー ボタンを押した場合も同様に、約1秒間モデリング発 光します。 ・ターゲットライトが点灯している場合は、消灯します。 ・発光禁止設定のグループのSB-R200は発光しません。 コマンダー撮影時 SU-800による発光 SEL READY LOCK SU-800のターゲットライトボタンを押して1秒以内に 指を離すと、設定対象の(点滅表示している)リモート (補助灯)グループのみ約1秒間モデリング発光します。 ・発光禁止に設定されたグループのリモート(補助灯)は発光 しません。 カメラによる発光 モデリング発光機能を持つカメラのプレビューボタン を押すと
3 ターゲットライトを使用するには SB-R200は、ターゲットライトを使用してスピードライトの照射方向を確認 できます。 SU-800のターゲットライトボタンによるターゲットライト の点灯/消灯 SU-800のターゲットライトボタンを1秒以上押すと、 すべてのSB-R200のターゲットライトが点灯します。 SEL READY LOCK ・ターゲットライトは60秒後に自動的に消灯します。自動消 灯する前に消したい場合は、再度ターゲットライトボタン を1秒以上押してください。 ・SB-R200の状態によっては、二度押しが必要な場合があり ます。 ・ターゲットライトは、以下の操作によっても消灯します。 シャッターをきる テスト発光する モデリング発光する SB-R200の[ON/OFF] (電源)ボタンを押す SB-R200のターゲットライトボタンを押す カメラのFVロックをオンにする S ELE WIRPEED S SB-R200のターゲットライトボタンによるターゲットライトの 点灯/消灯 ターゲットライト消灯時にSB-R200のターゲットラ イトボタンを押すと、そのSB-R200のターゲットラ イト
4 暗い被写体をAF(オートフォーカス)で撮影するには SU-800はコマンダー撮影、リピーティング発光撮影時には、被写体が暗く、 オートフォーカスでのピント合わせが難しい場合、カメラからの指示によって AF補助光を使用してオートフォーカスでのピント合わせが可能になります。 ・クローズアップ機能設定時はAF補助光は使用できません。 ・SU-800のAF補助光は、CLS対応カメラのマルチエリアAFに対応しています。 AF補助光の有効撮影距離 約1m∼10m(50mm F1.
5 調光補正するには スピードライト撮影時には、調光補正機能によって主要被写体の明るさを補正 できます。 t補正方法 主要被写体を明るくする場合は+側に補正し、主要被写体を暗くする場合は−側に補正す るのが一般的です。 TTLモードおよび絞り連動外部自動調光(SB-910、SB900、SB-800との組み合わせ時)の場合 スピードライトまたはコマンダーSU-800の調光補正量の設定によって、主要 被写体の明るさを補正します。 ・補正値は+3.0∼−3.
6 リピーティング(RPT)発光撮影 リピーティング発光撮影とは スピードライトが連続発光して、1コマの画面内に被写体の連続的な動きを分解 写真のように写し込める撮影です。CLS対応カメラに装着したSU-800が、A、 B、Cの3つのグループのスピードライト(SB-910、SB-900、SB-800など) の発光をワイヤレスで制御します。 ・必ずご使用になるスピードライトの使用説明書をあわせてお読みください 使用できるスピードライト SB-910、SB-900、SB-800、SB-700、SB-600 リピーティング発光撮影時のご注意 ・リモートスピードライトSB-R200は使用できません。 ・ [A←→B]選択ボタンを押してスピードライトの発光/発光禁止を設定することはできま せん。発光モードで設定してください。 ・リピーティング発光撮影時は、新品電池を使用し、1回のレリーズごとにスピードライト の充電時間を十分にとってください。 ・シャッタースピードが遅くなりますので、三脚のご使用をおすすめします。 リピーティング発光撮影時の設定項目 リピーティング発光撮影機能では、以下の項目が設定できます。 ・チ
6 リピーティング発光撮影 つづき SU-800のチャンネルの設定 SU-800の[SEL]ボタンを押してチャンネル表示を点滅させ、[ts]ボタン を押して切り替えます。再度[SEL]ボタンを押すと点滅が点灯に変わり、そ の値が設定されます。 ・チャンネルはA、B、Cグループ共通で、1∼4のうちの1つに設定します。 スピードライトのグループ、チャンネルの設定 SB-800使用時の例 チャンネルはSU-800と同じに設定します。 ・設定方法は、ご使用のスピードライトの使用説明書をご覧ください。 各グループの発光モードの設定 発光 発光禁止 [SEL]ボタンを押してグループ表示を点滅させ、[MODE] (モード)ボタンを 押して、そのグループの発光/発光禁止を設定します。 94
発光量、周波数、発光回数の設定 発光量 周波数 発光回数 A、B、Cのグループ共通で、マニュアル発光量、周波数、発光回数を設定します。 [SEL]ボタンを押して設定する項目を点滅させ、 [ts]ボタンを押して切り替え ます。再度[SEL]ボタンを押すと点滅が点灯に変わり、その値が設定されます。 ・ [ts]ボタンを押し続けると早送りされます。 ・ [SEL]ボタンを押さない場合は、点滅を6回繰り返してから、その値が設定されます。 t発光量、周波数、発光回数の決め方 発光量 ・マニュアル発光量は1/8∼1/128の範囲で、1段ステップで設定できます。 (初期設定値 は1/8) 周波数 ・周波数は1秒間当たりの発光回数です。Hz(ヘルツ)で表示され、1∼100の範囲で設定 できます。 (初期設定値は10) 発光回数 ・発光回数は1コマで連続発光させる回数です。1∼90の範囲で設定できます。 (初期設定 値は2) ・発光回数は最大の発光回数です。露光中にだけ発光するため、シャッタースピードを速 くしたり、周波数を長く設定すると、実際の発光回数は設定した回数以下になります。 ・発光量と周波数の組み合わせによ
7 オートFPハイスピードシンクロ撮影 オートFPハイスピードシンクロ機能を備えたカメラとの組み合わせで可能な撮 影で、カメラ側でセットします。SU-800およびSB-R200ではセットできま せん。 スピードライト撮影時のシャッタースピードが使用カメラの最高速度まで可能 になります。オートFPハイスピードシンクロに設定時には、シャッタースピー ドがシンクロスピードよりも高速側になった場合、自動的にFP発光に切り替わ ります。日中の撮影でも、同調シャッタースピードを気にすることなく、レン ズの絞りを開いて背景をぼかした撮影がお楽しみいただけます。 ・使用できる発光モードは、i-TTLモード、絞り連動外部自動調光、マニュアル発光です。 SB-R200のFP発光時のTTL調光範囲(m) 96 ISO 800 1600 F1.4 0.6∼2.3 0.6∼3.3 0.6∼4.6 0.6∼6.5 0.8∼9.2 1.1∼13 1.6∼18 F2 0.6∼1.6 0.6∼2.3 0.6∼3.3 0.6∼4.6 0.6∼6.5 0.8∼9 1.1∼13 F2.8 0.6∼1.1 0.6∼1.
tマニュアル発光について マニュアル発光でのオートFPハイスピードシンクロ撮影時には、マニュアル発光量を小さ く設定すると、SB-R200の発光量がきわめて小さくなることがありますが、これは異常で はありません。また、小発光量時には被写体の状態によって調光レベルにばらつきが生じ ることがありますのでご注意ください。 SB-R200のFP発光時のガイドナンバー表 光量 ISO感度 25 50 100 200 400 800 1600 M1/1 1.4 2.0 2.8 4.0 5.6 8.0 11.3 M1/2 1.0 1.4 2.0 2.8 4.0 5.6 8.0 M1/4 0.7 1.0 1.4 2.0 2.8 4.0 5.6 M1/8 0.5 0.7 1.0 1.4 2.0 2.8 4.0 M1/16 0.3 0.5 0.7 1.0 1.4 2.0 2.8 M1/32 0.2 0.3 0.5 0.7 1.0 1.4 2.0 M1/64 0.1 0.2 0.3 0.5 0.7 1.
8 FVロック撮影 FVロック機能を備えたカメラとの組み合わせで可能な撮影で、カメラ側でセッ トします。SU-800およびSB-R200ではセットできません。 FVとはFlash Valueの略で、フラッシュによる被写体の露光量を意味します。 対応カメラでFVロックを行うと、構図を変えてもフラッシュ露光量がロックさ れるため、被写体の明るさを一定に保つ撮影が可能です。また、ロック中にズ ーミングや絞り値の変更を行っても、発光量は自動追随するのでフラッシュ露 光量(明るさ)は変わりません。 ・使用できる発光モードは、i-TTLモード、絞り連動外部自動調光です。 98
各種アクセサリーを使用した撮影 各種アクセサリーを使用した撮影について説明しています。 カメラ側の機能や設定は、必ずカメラの使用説明書をご覧 ください。 1 カラーフィルターを使用した撮影 SB-R200用配光アダプターSW-11を使用した撮影 拡散板SW-12/フレキシブルアームクリップSW-C1を使用した撮影 4 スピードライトスタンドAS-20を使用した撮影 2 3 99
1 カラーフィルターを使用した撮影 カラーフィルターセット(同梱専用)SJ-R200には、蛍光灯用(FL-G1)と電球 用(TN-A1)の2種類の色補正フィルターとBLUE(青)、RED(赤)の2種類の着 色フィルターが含まれています。 ・別売のカラーフィルターセットSJ-2は8種類、20枚のカラーフィルターが付属。 (kP. 123) 作例集-I I-1 設置例イラスト Aグループ SB-800 Cグループ SB-R200 SU-800 3灯撮影(カラーフィルター1枚使用) 人物の背後に置いたSB-R200にカラーフ ィルターを使用して、単純な背景に色の面 白さをプラスしました。 主要被写体である人物は、前方からのメイ ンの光に加えて後方から強めの光を当てる ことで浮き立たせ、髪の毛に印象的なハイ ライトをつけました。 作例集-H H-3 Bグループ SB-600 ・カメラ:D70 ・レンズ:AF-S DXズームニッコールED 18-70mm F3.5-4.
カラーフィルターで色調を補正する撮影 一般に、蛍光灯の光源でスピードライト撮影する場合、カメラのホワイトバラ ンスをフラッシュ(スピードライト)に設定すると、主要被写体はスピードライ ト光で色再現します。しかし、スピードライト光の届かないところは蛍光灯の 影響を受けるため、背景と主要被写体とでカラーバランスが合わない画像にな る場合があります。 これを防ぐには、蛍光灯用のフィルターを使用してスピードライト光を蛍光灯 光源に変え、カメラのホワイトバランスを蛍光灯に設定して撮影します。 電球光源で電球用フィルター(TN-A1)を使用する場合も同様です。 ・ホワイトバランス設定機能があるカメラで可能な撮影です。スピードライトでは設定で きません。ホワイトバランスの詳細はカメラの使用説明書をご覧ください。 カラーフィルターで光に着色する撮影 着色フィルターを使用すると、スピードライト光に色を着けて撮影できます。 ・着色して撮影するときは、ホワイトバランス設定機能があるカメラでは、カメラのホワ イトバランスをフラッシュ(スピードライト)に設定すると効果的です。 ● カラーフィルター使用上のご注意 ・カラーフィルタ
1 カラーフィルターを使用した撮影 つづき カラーフィルターを使った撮影手順 1 カラーフィルターをカラーフィルターホルダー SZ-1に差し込みます。 2 SZ-1をSB-R200に装着します。 ON/O FF TE 00 MO RET SB-R2 LESSIGH WIREEEDL SP 3 カメラのホワイトバランスを設定し、撮影しま す。 ・テスト発光する場合は(kP.
2 SB-R200用配光アダプターSW-11を使用した撮影 SW-11を使用すると、SB-R200の光を光軸中心に寄せ、至近距離での撮影時 に効果を発揮します。 ・SW-11は、レンズ先端から被写体までの距離が約15cm以内でのご使用をおすすめしま す。約15cm以上離れて使用した場合には配光ムラなどが生じることがあります。 ・SW-11使用時は、マイクロニッコールレンズのご使用をおすすめします。 作例集-G G-4 設置例イラスト Aグループ SB-R200 Bグループ SB-R200 SW-11 2灯撮影(配光アダプターSW-11使用) レンズ先端に装着した左右のSB-R200 にSW-11をかぶせて撮影しました。光 がレンズ光軸中心に寄せられるのでボッ クスの奥の方まで光が届き、色鮮やかに 描写できました。 SW-11 ・レンズ: AFマイクロニッコール60mm F2.
2 SB-R200用配光アダプターSW-11を使用した撮影 つづき 3 SB-R200の発光部をレンズ光軸側に60°に設定 します。 0° 60° uSB-R200用配光アダプターSW-11の効果的な使い方 SW-11は至近距離での撮影に使用すると効果的です、また、レンズ光軸側に60°回転させ てご使用ください。 104
3 拡散板SW-12、フレキシブルアームクリップSW-C1を使用した撮影 拡散板SW-12を使用すると、SB-R200の光を和らげて被写体をソフトに照明 できます。また、光が広く拡散して影を抑えた撮影ができます。 作例集-C C-1 設置例イラスト Aグループ SB-R200 SW-12 SU-800 SB-R200 Bグループ 2灯撮影(拡散板SW-12使用) ケーキの素材感を描写するために、SW12を使用してSB-R200の光をやわらげま した。拡散板を使用しない場合と比べ、影 の付き方が自然で、素材の軟らかさやみず みずしさも表現できました。 作例集-E E-1 Aグループ SB-R200 使用機材 ・カメラ:D70 ・レンズ: AFマイクロニッコール60mm F2.
3 拡散板SW-12、フレキシブルアームクリップSW-C1を使用した撮影 つづき フレキシブルアームクリップSW-C1の取り付け方 1 SW-C1の片方のクリップをアタッチメントリン SX-1 グSX-1の取り付け溝に合わせます。 2 図のようにSW-C1のクリップの取り付け溝をア タッチメントリングSX-1の取り付け溝の前面に 合わせて差し込みます。 3 反対側のクリップを押しながらクリップをカメラ (製品イラスト) 未 制作中 側に倒し、ストッパーがSX-1に当たったら、反 対側のクリップを放します。 ・クリップの溝がSX-1の溝にかみ合っていることを確 認してください。 4 クリップで拡散板SW-12を保持します。 SW-12 ・SW-C1のクリップ間の距離は、どちらのクリップを SX-1に取り付けるか(コードの向きをカメラ側にする か、被写体側にするか)によって、図のように長短の2 通りの使い方ができます。 vSW-C1の使用上のご注意 ・SW-C1が保持できる質量は約70gです。 106
4 スピードライトスタンドAS-20を使用した撮影 AS-20を使用すると、SB-R200を任意の場所に設置して撮影できます。 また、アタッチメントリングSX-1を三脚に取り付けできます。 設置例イラスト 作例集-H H-1 Aグループ SB-R200 SU-800 2灯撮影 透明なグラスなどを内蔵フラッシュ1灯で 撮影すると(H-4)、不要な影が目立ち、ガ ラスの質感が上手に描写できません。作例 写真(H-1)では、上方からのSB-R200に 加えて、AS-20を使ってSB-R200を被写 体の後方に設置し、なおかつ背後の壁にバ ウンスさせて柔らかな透過光としてライテ ィングすることで、グラスの形と質感の描 写に成功しています。 SB-R200 Bグループ AS-20 ・カメラ:D70 ・レンズ:AF-S DXズームニッコールED 18-70mm F3.5-4.
4 スピードライトスタンドAS-20を使用した撮影 つづき SX-1へのAS-20の取り付け方 1 SX-1の着脱ボタンを押したまま、AS-20を図の ように差し込み、指を離します。 ・両方の着脱ボタンを確実に正確に押して装着してくだ さい。 ・取り外す際は、着脱ボタンを押してから取り外します。 SB-R200の配置について SB-R200は、図のように配置してください。 3m Cグループ Bグループ 30° 4m コマンダー 30° ・コマンダーとSB-R200の 間に障害物があると、正常 な交信ができません。 Aグループ 3m ・SB-R200は、コマンダー (カメラ、スピードライト) の光がワイヤレスリモート センサー窓に入る位置(通 常はカメラより被写体に近 い位置)に置きます。特に、 手持ちで撮影する場合、コ マンダーの光が確実にセン サー窓に入るように、SBR200はカメラより前に置 いてください。 SU-800使用時 ・コマンダーとSB-R200の距離は、使用するコマンダー(カメラ、スピードライト)によ って異なります。詳細は、それぞれの使用説明書をご覧ください。 ・同
ニコンクリエイティブライティングシステム(CLS) に対応していない一眼レフカメラとの 組み合わせでの撮影 CLS対応以外の一眼レフカメラとの組み合わせでは、 ワイヤレススピードライトコマンダーSU-800 と ワイヤレスリモートスピードライトSB-R200 を、 別売のTTL調光コードSC-30で接続して使用します。 1 クローズアップ(コード接続)撮影の概要 2 クローズアップ(コード接続)撮影手順 109
1 クローズアップ(コード接続)撮影の概要 CLS対応以外のカメラとの組み合わせ時は、SU-800とSB-R200を、別売の TTL調光コードSC-30で接続して使用する、クローズアップ(コード接続)撮影 ができます。 ・CLSに対応していないデジタル一眼レフカメラとの組み合わせではD-TTLモードになり、 CLSに対応していないフィルム一眼レフカメラとの組み合わせではTTLモードになります。 (kP.
発光モード クローズアップ(コード接続)撮影では、TTL BL/TTL/Mの3つの発光モードが 使用可能です。[MODE] (モード)ボタンを押すごとに、使用できるモードが切 替り表示されます。 ・使用できる発光モードはカメラやレンズの組み合わせなどによって異なります。 ・使用できない発光モードは、[MODE]ボタンを押しても表示されません。 ・設定はA、Bグループ共通になります。 ● TTL BLモード画面表示例 TTLモード画面表示例 M(マニュアル)モード画面表示例 クローズアップ(コード接続)撮影時の設定項目 クローズアップ(コード接続)撮影では、以下の項目が設定できます。 ・発光モード(TTL BL/TTL/M) ・A、Bグループの発光/発光禁止 ・調光補正量(TTLモード時) ・マニュアル発光量(Mモード時) C L S に 対 応 し て い な い 一 眼 レ フ カ メ ラ と の 組 み 合 わ せ で の 撮 影 111
2 クローズアップ(コード接続)撮影手順 1 カメラ、SU-800の電源を入れます。 カメラの電源をONにしてから、SU-800の [ON/OFF] (電源)ボタンを押すと、SU-800お よびSB-R200が電源ONになります。 ・充電が完了すると、SU-800およびSB-R200の赤色 レディーライトが点灯します。 ・クローズアップモード表示、コード接続表示の点灯を 確認してください。 MODE NO AF-ILL A 2 SU-800で発光モードを設定します。 B [ MODE] ( モ ード )ボ タ ン を 押 して 、TTL BL/ TTL/Mの中から選択します。 SEL READY LO 3 SB-R200の発光を設定します。 [A←→B]選択ボタンを押して、AまたはBグルー プの発光/発光禁止を切り替えます。 ・SU-800の表示パネル側から見て、左がAグループ、 右がBグループです。 ・発光禁止のグループの表示は消灯します。 ・A、B両方を発光禁止にすることはできません。 (TTL BL/TTLモード時) 4 調光補正量を設定します。 [SEL]ボタンまたは[ts]ボタンを押し
A MODE NO AF-ILL ON/OFF B READY LOCK E A L SEL B 5[テスト]ボタンを押して、テスト発光します。 SU-800の [ テ ス ト ] ボ タ ン を 押 す と 、 SBR200がテスト発光します。 SEL ・TTLモード時はM1/64で、M(マニュアル)モード時 は設定した光量で発光します。 6 構図を決め、撮影します。 READY LOC SU-800とSB-R200の赤色レディーライトの点 灯を確認し、シャッターをきります。 ● v発光直後に赤色レディーライトが点滅した場合 E A L SEL B READY LOCK TTL BL/TTLモードの撮影で、SB-R200がフル発光して露 出不足の可能性がある場合は、発光直後にカメラのファイン ダー内およびSU-800とSB-R200の赤色レディーライトが 約3秒間点滅します(カメラによってはSU-800とSB-R200 のみ、またはカメラのみが点滅)。 ISO感度を高くするか、絞り値を開放側に設定するなどして、 撮影し直してください。 tM(マニュアル)モード時
2 クローズアップ(コード接続)撮影手順 つづき クローズアップ(コード接続)撮影時に、撮影の前にライテ ィングを確認(モデリング発光)するには SEL READY LOCK SU-800のターゲットライトボタンを押して1秒以内 に指を離すと、SB-R200が一定の微小光量で連続発 光して被写体の明るさや影など、ライティング状態を 事前にチェックできます。 クローズアップ(コード接続)撮影時に、ターゲットライトを使 用するには SU-800のターゲットライトボタンを1秒以上押すと、 SB-R200のターゲットライトが点灯します。 SEL READY LOCK ・ターゲットライトは60秒後に消灯します。60秒以内に消 したい場合は、再度ターゲットライトボタンを1秒以上押し てください。 ・ターゲットライトは、以下の操作によっても消灯します。 シャッターをきる テスト発光する モデリング発光する [ON/OFF] (電源)ボタンを押す ・SB-R200のターゲットライトボタンは操作無効です。 114
資料 発光モードの説明、トラブルへの対処、お手入れの方法 などを説明しています。 また、別売アクセサリーもご紹介しています。 1 発光モードの種類 2 SB-R200装着時のレンズの機能制限について 3 連続発光時のご注意 4 別売アクセサリー 5 お手入れについて 6 電池について 7 故障かな?と思ったら 8 仕様 9 索引 10 アフターサービスついて 115
1 発光モードの種類 コマンダーSU-800とリモートスピードライトSB-R200は、TTL、M(マニュ アル)の2つの発光モードが使用できます。一般的な撮影にはTTLモードの使用 をおすすめします。 ・必ず使用するカメラの使用説明書をご覧ください。 TTLモード 被写体からの反射光をカメラで測光し、カメラがスピードライトの発光量を制 御する調光方式です。 CLS対応カメラとの組み合わせではi-TTLモード、CLSに対応していないデジ タル一眼レフカメラとの組み合わせではD-TTLモード、TTL調光が可能なカメ ラではTTLモードになり、以下の調光ができます。 TTL-BL調光 マルチパターンによる測光情報をもとに主要被写体と背景光のバランスを考慮 したBL(バランス)調光を行います。 TTL調光 背景の明るさは考慮されず、撮影画面が基準露光量となるように調光されます。 主要被写体のみを強調する場合や露出補正を行う場合に適しています。 TTLモード時の調光範囲 SB-R200をリモートスピードライト(補助灯)として使用した場合の調光範囲 は、0.
t2灯発光クローズアップ撮影時の使用レンズ別のTTL調光範囲の求め方 マイクロニッコールレンズ使用時は、下の表から、特定の撮影倍率での適正露出が得られ る絞り値範囲が読み取れます。ISO感度、レンズの焦点距離、撮影倍率から絞り値範囲を読 み取ります。 撮影倍率とは、結像面(フィルム面)に写された像の大きさと被写体の実際の大きさとの 比率です。例えば、実際には5cmの長さの被写体が結像面(フィルム面)では1cmに写っ たときの撮影倍率は1:5となります。 ISO感度 レンズ焦点距離 ISO AF/AF-Sマイクロニッコールレンズ 1:10 1:5 1:3 1:1 1:3 1:1 1:10 1:5 1:3 1:1 1:10 1:5 1:5 1:3 1:5 1:3 1:10 1:5 1:3 1:1 1:10 1:1 1:10 1:1 25 50 100 200 400 800 1600 60mm F2.8D 60mm F2.8G ED 105mm F2.8D ED 105mm F2.8G (IF) ED 200mm F4D (IF) DX 85mm F3.5G ED 2.8 4 5.
1 発光モードの種類 つづき vレンズの絞り値と有効F値 マイクロレンズのように近接撮影可能なレンズは、レンズを繰り出して撮影倍率を増大す ると結像面(フィルム面)上の像の明るさは減少し、有効F値(実質的なレンズの明るさ) が変化します。撮影倍率と有効F値の関係は、以下の通りです。 Fe=F(1+M) Fe : 有効F値(実質的なレンズの明るさ) F : レンズに設定する絞り値 M : 撮影倍率 マイクロニッコールレンズ使用時のTTLモード撮影では、カメラファインダー内表示また は外部表示パネルを使って絞り値を設定する場合は、表示された絞り値が有効F値です。 M(マニュアル)モード 任意の絞り値と発光量の組み合わせで露出や撮影距離をコントロールできます。 自動調光モードでは難しいスピードライト撮影にも対応できます。 設定できる発光量 クローズアップ撮影時:M1/1∼M1/64 コマンダー撮影時:M1/1∼M1/128 リピーティング発光撮影時:M1/8∼M1/128 M(マニュアル)モード時の絞り値、発光量の求め方 M(マニュアル)モードでの撮影時は、下記のガイドナンバーと計算式によって、 適正な露出が得
絞り連動外部自動調光(AA)モード スピードライトの発光による被写体からの反射光をスピードライトが測光し、 カメラから伝達されるISO感度・絞り値・焦点距離・露出補正値などの情報を加 えて、スピードライトが発光量を制御します。 ・絞り連動外部自動調光は、コマンダー撮影時で、リモート(補助灯)にSB-910、SB-900、 SB-800を使用時のみ設定可能です(SB-R200、SB-700、SB-600は絞り連動外部自 動調光モード信号を受信すると警告表示します)。 ・非CPUレンズ装着時に絞り連動外部自動調光(AA)モードに設定すると、AA表示が点滅して 警告し、発光しません。 ・絞り連動外部自動調光モード時の調光範囲は、使用するスピードライトの使用説明書を ご覧ください v絞り連動外部自動調光モード時のご注意 撮影距離が遠い場合には、調光範囲内であっても露出アンダーとなる場合があります。 TTL対応カメラでの撮影時は、TTLモードで撮影することをおすすめします。 ● 資 料 119
2 SB-R200装着時のレンズの機能制限に 装着可能なSB-R200の数 AF ニッコールレンズ レンズ名称 AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED AF ニッコール28mm F1.4D AF-S NIKKOR 28mm f/1.8G AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G AF マイクロニッコール60mm F2.8D AF-S マイクロニッコール60mm F2.8G ED AF ニッコール85mm F1.4D (IF) AF-S NIKKOR 85mm f/1.4G AF DC ニッコール105mm F2D AF マイクロニッコール105mm F2.8D AF-S VRマイクロニッコールED 105mm F2.8G (IF) AF DC ニッコール135mm F2D AF ニッコールED 180mm F2.8D (IF) AF マイクロニッコールED 200mm F4D (IF) AF-S ニッコールED 300mm F4D (IF) AF-S ズームニッコールED 17-35mm F2.8D (IF) AF ズームニッコールED 18-35mm F3.5-4.
ついて レンズ名称 PC マイクロニッコール85mm F2.8D*1 PC-E Micro NIKKOR 85mm f/2.8D*1 ニッコール105mm F1.8S ニッコール105mm F2.5S マイクロニッコール105mm F2.8S ニッコール135mm F2S ニッコール135mm F2.8S ニッコールED 180mm F2.8S マイクロニッコール200mm F4S (IF) アダプターリング SY-1-77 SY-1-77 SY-1-62 SY-1-52 SY-1-52 SY-1-72 SY-1-52 SY-1-72 SY-1-52 装着可能な数 2個まで 2個まで 2個まで 2個まで 2個まで 2個まで 2個まで 2個まで 4個まで 焦点距離によってはケラレが生じるレンズ 以下のレンズでは、焦点距離によってはケラレが生じますのでご注意ください。 ケラレが生じるレンズ焦点距離 135判(24×36mm)の 一眼レフカメラおよび FXフォーマットのデジタル 一眼レフカメラ レンズ名称 DXフォーマットの デジタル一眼レフカメラ AF-S NIKKOR 24mm f/1.
3 連続発光時のご注意(クローズアップ(コード接続)撮影時) 発光部が過熱するのを防ぐため、連続発光は次の「連続発光の制限回数」でい ったん止め、10分以上、発光部を自然冷却してください。 " 注意 連続発光の制限回数を越えて発光させないこと 発光部が過熱し、やけど、発光パネルおよび本体の劣化の原因となります。 連続発光の制限回数 発光モード 制限回数(6コマ/秒) TTLモード 15回以下 マニュアル発光(光量:M1/1、M1/2) マニュアル発光(光量:M1/4∼M1/64) " 注意 30回以下 連続発光後は電池の発熱に注意すること 電池が発熱していて、やけどの原因となります。電池を交換する際には、注意し てください。 連続撮影(発光)する場合に同調して発光できる回数 連続撮影する際には、 「連続発光可能コマ数」のコマ数までは同調発光できます。 SB-R200の連続発光可能コマ数(連続撮影速度:6コマ/秒) 光量 1/8 4コマまで 122 1/16 1/32 1/64 8コマまで 16コマまで 30コマまで
4 別売アクセサリー TTL調光コード SC-30 コマンダーSU-800とリモートスピードライトSB-R200を コード接続して、TTLモードでのクローズアップ(コード接 続)撮影ができます。 カラーフィルターセット SJ-2 カラーフィルター8種類、20枚のセットです。 ・FL-G1(蛍光灯用) ・FL-G2(蛍光灯用) ・TN-A1(電球用) ・TN-A2(電球用) ・BLUE(青) ・YELLOW(黄色) ・RED(赤) ・AMBER(肌色) カラーフィルターは消耗品です。ご使用条件により異なりま すが、発光時の熱によって劣化します。適時点検の上、交換 するようおすすめいたします。 専用アダプターリング UR-5 AFマイクロニッコール60mm F2.
5 お手入れについて シンナーやベンジンなどの有機溶剤を清浄に使用 しないこと 警告 使用禁止 火災や健康障害の原因となります。 製品を破損します。 お手入れの方法 ・ブロアーでゴミやホコリを軽く吹き払った後、柔らかい清潔な布で軽く拭いてくだ さい。特に、海辺で使った後は、真水を数滴たらした柔らかい清潔な布で塩分を拭 き取ってから、乾いた布で軽く拭いて乾かしてください。 ・ブラシなどで表示パネルを拭いた場合、静電気で表示パネルが点灯したり、黒く変 色したりすることがありますが、故障ではありません。しばらく放置すると、正常 な状態に戻ります。 ・本機内部には、精密な電子部品が多く含まれています。振動や衝撃を与えないでく ださい。また、表示パネルを強い力で押さないでください。 保管の方法 ・カビや湿気による故障を防ぐため、風通しの良い乾燥したところに保管してくださ い。 ・ナフタリンや樟脳、磁気を発生する器具の近くには、置かないでください。 ・極度に高温になるところ(夏期の車内やストーブなどの近く)には、置かないでくだ さい。高温になると、故障の原因となります。 ・約2週間以上使用しないときは、電池の液漏
6 電池について 使用できる電池 3VのCR123Aリチウム電池をご使用ください。 ・これ以外の電池はご使用できません。 ・充電池ではありません。充電すると、破裂する恐れがあります。 ・電池の仕様により、連続発光して電池が高温になると発光できなくなることがあります。 ただし、電池温度が下がれば、ご使用になれます。 電池に関するご注意 ・電池を入れるときは、電源OFFにしてから、+/−を間違えないよう正しく入れて ください。 ・電池の両極が汗や油などで汚れていると、接触不良の原因となります。乾いた布で よく拭いてから使用してください。 ・低温時に消耗した電池を使用すると、コマンダーやスピードライトが作動しなくな ることがあります。 ・低温時に撮影する場合は、新しい電池を使用し、保温した予備の電池を用意して、 暖めながら交互に使用してください。 ・低温時は、常温時より撮影可能コマ数が低下します。低温のために一時的に性能が 低下して使えなかった電池でも、常温に戻ると使える場合があります。 ・電池を火の中に投入したり、分解、加熱、充電したりしないでください。 電池交換の目安 コマンダーSU-800は電源ONや発光
7 故障かな?と思ったら トラブルが起きたり、警告表示がありましたら、修理を依頼する前に、下記の 点を確認してください。 コマンダーSU-800とリモートスピードライトSB-R200に よる警告表示 【クローズアップ機能時】 SB-R200コード接続警告 CLS対応カメラ装着時には、SU-800とSB-R200 はコード接続では使用できません。コード接続された 場合は、Errが表示され、コード接続マークが点滅し ます。 非適合カメラ接続警告 SU-800は 、COOLPIXシ リ ー ズ カ メ ラ( COOLPIX P7100/P7000/P6000を除く) には使用できません。 装着時には、ワイヤレス送信表示が点滅して警告表示 します。 SB-R200コード接続異常警告 CLSに対応していないカメラ装着時で、SU-800と SB-R200が正しく接続されていない場合、コード接 続マークが点滅します。 ・A、Bグループの両方とも正しく接続されていない場合 は、Errが表示され、コード接続マークが点滅します。 126
SB-R200通信異常警告 CLSに対応していないカメラ装着時で、SU-800と SB-R200が正しく接続されていても、電池容量切れ などの理由で通信ができない場合は、通信できないグ ループの表示(A、B)が点滅します。コード接続マー クは点滅しません。 ・A、Bグループの両方とも通信できない場合は、Errが 表示され、コード接続マークが点滅します。 【コマンダー機能時】 コード接続警告表示 CLSに対応していないカメラ装着時には、コマンダー 機能は使用できません。コマンダー機能を設定すると、 警告表示されます。 CLS対応カメラ装着時には、SU-800とSB-R200 はコード接続では使用できません。コード接続された 場合は、警告表示されます。 非適合カメラ接続警告 SU-800は 、COOLPIXシ リ ー ズ カ メ ラ( COOLPIX P7100/P7000/P6000を除く) には使用できません。 装着時には、ワイヤレス送信表示が点滅して警告表示 します。 非適合レンズ装着警告 非CPUレンズ装着時に絞り連動外部自動調光(AA)モ ードに設定すると、AAモード表示が点滅して警告し、 そのグルー
7 故障かな?と思ったら つづき 【調光不能警告】 SB-R200をワイヤレスリモートで使用中に、外部自動調光やリピーティング 発光などの指示を受信すると、赤色レディーライトが「速い点滅4回の後、約 0.
カメラのファインダー内レディーライトの点滅による警告表示 原因 対応 クローズアップ(コード接続)撮影時で、 マニュアル発光に設定してください。 SU-800をTTL調光ができないカメラに 装着してTTLモードを選択すると、カメ ラのファインダー内レディーライトが点 滅します。 マイクロコンピューターの特性 スピードライトの制御は、主としてマイクロコンピューターによって電子的に 行われています。マイクロコンピューターの特性として、極めてまれに、充分 容量がある電池が正しく装填されていてもスピードライトが正しく作動しなか ったり、異常な表示が出たりすることがあります。このような場合は、電源を ONにしたまま電池を入れ直し、作動させてください。 ● 資 料 129
8 仕様 ワイヤレススピードライトコマンダーSU-800 送信方式 閃光放電管による赤外パルス発光による通信 送信到達距離 SB-910/SB-900/SB-800/SB-700/SB-600:約20m SB-R200:約4m(通常設置状態にて) チャンネル数 4チャンネル グループ数 3グループ 送信回数 約1,200回 送信間隔 約1秒 発光波長 約800∼1,000nmの赤外光 照射範囲 垂直方向:約60°、水平方向:約78° 表示 LCD、レディーライト AF補助光 約10m(50mm F1.
9 索引 ¡五十音順 「SU-800の表示パ ¡各部の名称、アイコン等は「製品各部の名称」(kP. 18)、 ネル、アイコン」(kP.
さ 絞り連動外部自動調光モード ・・・・・・・・119 主灯 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・26 周波数 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・95 初期設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8 使用できないレンズ ・・・・・・・・・・・・・・・・・14 推奨カメラ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13 推奨レンズ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13 スピードライトスタンド ・・・・・・・24、107 専用アダプターリング ・・・・・・・・・・・・・・123 操作ボタン ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19 増灯撮影 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・26 た タイマーオフ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・57 ターゲットライト ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・90 ターゲットライトボタン ・・・・・・・・・・・・・90 チャンネル ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21 調光範囲 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
10 アフターサービスについて ■この製品の使い方や修理に関するお問い合わせは ・使い方に関するご質問は、裏面に記載の「ニコン カスタマーサポートセンター」 にお問い合わせください。 ・修理に関するご質問は、裏面に記載の「修理センター」にお問い合わせください。 【お願い】 ・お問い合わせいただく場合には、おわかりになる範囲で結構ですので、次の内容 をご確認の上、お問い合わせください。 「製品名」、「製品番号」、「ご購入日」、「問題が発生したときの症状」、「表示され たメッセージ」、「症状の発生頻度」など。 ・ソフトウェアのトラブルの場合には、おわかりになる範囲で結構ですので、次の 内容をご確認の上、お問い合わせください。 「ソフトウェア名およびバージョン」、「パソコンの機種名」、「OSのバージョン」、 「メモリー容量」、「ハードディスクの空き容量」、「問題が発生したときの症状」、 「症状の発生頻度」、エラーメッセージが表示されている場合はエラーメッセージ の内容など。 ・ファクシミリや郵送でお問い合わせの場合は「ご住所」、「お名前」、「フリガナ」、 「電話番号」、「FAX番号」を(会社の場合は会社名と部署名
製品の使い方に関するお問い合わせ <ニコン カスタマーサポートセンター> 全国共通のナビダイヤルにお電話ください。 0570-02-8000 一般電話・公衆電話からは市内通話料金でご利用 いただけます 営業時間:9:30 ∼ 18:00 (年末年始、 夏期休業日等を除く毎日) ナビダイヤルをご利用いただけない場合は、 (03) 6702-0577 におかけくだ さい。ファクシミリでのご相談は、 (03)5977-7499 にお送りください。 修理サービスのご案内 修理品のお引き取りを依頼される場合は <ニコン ピックアップサービス> 下記のフリーダイヤルでお申し込みいただくと、ニコン指定の配送業者 (ヤマト運輸) が、梱包資材のお届け・修 理品のお引き取り、 修理後のお届け・集金までを一括して提供するサービスです。全国一律の料金にて承ります。 ※宅配便で扱える大きさや重さには制限があるため、 取り扱いできない製品もございます。 0120-02-8155 営業時間:9:00∼18:00(年末年始12/29∼1/4を除く毎日) ※上記のフリーダイヤルはピックアップサービス専用です。ニコン指定の配送業者