スピードライト SB-5000 活用ガイド 「Nikon Manual Viewer 2」アプリ ニコンデジタルカメラの説明書をスマートフォンや タブレットで見ることができるアプリです。 AppStore または Google Play から無料でダウン ロードできます。 Jp
お使いになる前に A SB-5000 と活用ガイドについて お使いになる前に このたびはニコン SB-5000 をお買い上げくださいまして、誠にありが とうございます。ご使用の前に、使用説明書と活用ガイド(本書)を よくお読みになり、内容を充分に理解してから正しくお使いください。 知りたいことの探し方 i 目次 から (0A-11) 操作方法、発光モード、撮影機能など、項目別に探せます。 i 目的別かんたん検索 から (0A-8) 名称や用語が分からなくても、使いたいことや知りたいことから探せます。 i 索引 から (0 H-24) 英数字、五十音順の索引から探せます。 i 故障かな?と思ったら から (0 H-1) 動作がおかしいときや警告表示が出たときに役立ちます。 安全上のご注意 安全にスピードライトをお使いいただくために守っていただきたい 内容が記載されています。スピードライトをお使いになる前に必ず お読みください。詳しくは 0 A-14 〜 A-19 をご覧ください。 SB-5000 Model Name: N1502 A-1
SB-5000 について CLS 対応カメラ FX フォーマット /DX フォーマットのニコンデジタル一眼レフ カメラ(D1 シリーズ、D100 を除く) 、F6、CLS 対応ニコン コンパクトデジタルカメラ COOLPIX(0G-1) 活用ガイドについて この「活用ガイド」は、SB-5000 と CLS 対応カメラ、CPU レンズ(0A-3) との組み合わせを前提に説明しています。 ご使用の前に使用説明書と活用ガイド(本書)をよくお読みになり、 内容を充分に理解してから正しくお使いください。 • CLS 非対応一眼レフカメラとの組み合わせについては 「CLS 非対応 一眼レフカメラ使用時」(0F-1)をご覧ください。 • i-TTL 調光対応 COOLPIX(P5100、P5000、E8800、E8700、E8400) との組み合わせについては 「 COOLPIX との組み合わせについて」 (0G-1)をご覧ください。 • カメラについての詳細は、お使いのカメラの使用説明書をご覧ください。 • 本文中の画面表示を含むイラストは、実際と異なる場合があります。 A-2 A お使いになる前に SB-5
本文中のマークについて A お使いになる前に v 製品の故障や撮影の失敗を防ぐために注意していただきたい ことを記載しています。 t 製 品 を 使 用 す る 際 に 知 っ て お い て い た だ き た い こ と、 便利な情報やヒントを記載しています。 0 活用ガイド上で関連情報が記載されているページです。 t CPU レンズの見分け方 CPU レンズには CPU 信号接点があります。 CPU 信号接点 • IX ニ ッ コ ー ル レ ン ズ と の 組 み 合 わ せ で は 使用できません。 t 使用説明書および活用ガイドの取り扱いについて 使用説明書および活用ガイドの一部または全部を無断で転載することは、 固くお断りいたします。 • 使用説明書の内容が破損などによって判読できなくなったときは、下 記のホームページから使用説明書の PDF ファイルをダウンロードで きます。 http://downloadcenter.nikonimglib.
用語と表記について ■ ニコンクリエイティブライティングシステム(CLS) ニコンのスピードライトとカメラの先進的なデータ通信方式により、 さまざまなスピードライト撮影機能を可能にしたシステムです。 スピードライトとカメラの間で、フラッシュ発光に関する各種設定を 共有できる機能です。 ■ i-TTL 調光 モ ニ タ ー 発 光 を 行 っ て 被 写 体 か ら の 反 射 光 を カ メ ラ が 測 光 し て、 スピードライトの発光を制御します。 バランス調光(i-TTL-BL 調光) 被写体と背景光のバランスを考慮して発光量を制御します。 スタンダード i-TTL 調光 背景光を考慮せず、主要被写体が基準露光量になるように発光量を 制御します。 ■ マニュアル発光 撮影者が任意の発光量と絞り値の組み合わせで露出を設定できる発光 モードです。 ■ 絞り連動外部自動調光 スピードライトの発光による被写体からの反射光をスピードライトが 測光し、カメラからの情報を加えて発光量を制御します。 ■ 外部自動調光 スピードライトの発光による被写体からの反射光をスピードライトが 測光し、発光
■ ワイヤレス増灯撮影 ワイヤレスで複数のスピードライトを同時発光させる撮影です。 電波制御 A 電波信号を利用して、複数のスピードライトを制御する方式です。 光制御 お使いになる前に 光パルスを利用して、複数のスピードライトを制御する方式です。 マスターフラッシュ(主灯) 増灯撮影時に、カメラに装着したスピードライトです。 リモートフラッシュ(補助灯) マスターフラッシュまたはカメラ側からの指示を受けて発光する スピードライトです。 アドバンストワイヤレスライティング撮影 CLS 対応のワイヤレス増灯撮影。マスターフラッシュから複数のリ モートフラッシュのグループの発光を制御できます。 クイックワイヤレスコントロール リモートフラッシュを A、B の 2 つのグループに分けて、簡単に 光量比が設定できるワイヤレス増灯撮影です。 ダイレクトリモートのワイヤレス増灯撮影 モニター発光しないため、マスターフラッシュとリモートフラッシュ の発光にタイムラグがほとんどなく、特に動きが速い被写体に適し ているワイヤレス増灯撮影です。 リンクモード カメラとスピードライトの通信方式選ぶモードです
■ モニター発光 被写体からの反射光を測光するために、本発光の直前に行われる極めて 短時間の発光です。 ■ 調光距離 ■ 調光範囲 調光距離の範囲です。 ■ 照射角 スピードライトの光が照射される角度です。 ■ 調光補正 スピードライトの発光量を意図的に変えて、主要被写体の明るさを変 えることをいいます。 ■ 初期設定 ご購入時に設定されている機能やモードの設定状態です。 ■ 配光タイプ 画面中央と周辺の光量差の制御タイプ。スタンダード配光、均質配光、 中央部重点配光の 3 タイプが選択できます。 ■ テスト発光 スピードライトが正常に作動するかどうかを確認するため発光です。 ■ モデリング発光 てかりや影など、ライティング状態をチェックするための発光です。 一定の微小光量で連続発光します。 ■ FX/DX フォーマット(撮像範囲) ニコンカメラの撮影画面サイズ。FX フォーマット(36 × 24) と DX フォー マット(24 × 16)の 2 つがあります。 A-6 A お使いになる前に ス ピ ー ド ラ イ ト の 光 で 適 正 露 出 が 得 ら れ る、
■ ガイドナンバー(GN) A スピードライトの発光量を示す値で、大きいほど光が遠くまで届きま (ISO 感度が 100 の場合) す。「ガイドナンバー = 絞り値×撮影距離(m)」 という関係があります。 ■ 1段 お使いになる前に シ ャ ッ タ ー ス ピ ー ド や 絞 り 値 の 変 化 量 の 単 位。1 段 変 化 す る と、 カメラが取り込む光の量は 2 倍、または 1/2 になります。 ■ EV(Exposure Value:露出値) シャッタースピードや絞り値が 1 段変化すると、1EV 変化します。 絞り値が F1.
目的別かんたん検索 使いたいことや知りたいことから、記載ページを簡単に探せます。 A SB-5000 をカメラのアクセサリーシューに接続して使用する 使いたいこと・知りたいこと キーワード 0 発光モードを知りたい 発光モード C-1 いちばん簡単な手順で撮影したい 撮影の基本ステップ B-12 発光モードを変えたい 発光モードの切り換え B-18 i-TTL 調光時に 光量不足のアンダー量を確認したい TTL 調 光 ア ン ダ ー 量 照射角を変えたい オートパワーズーム E-19 レンズの焦点距離に合わせて 照射角を自動的に設定したい オートパワーズーム E-19 絞り値を変えたい 外部自動調光 C-10 発光量を変えたい マニュアル発光 C-4 横に並んだ大勢の人の記念写真を撮りたい 均質配光 E-2 人物が引き立つポートレートを撮りたい 中央部重点配光 E-2 後ろの壁に映る影を消して撮影したい バウンス撮影 E-3 主要な被写体を明るく (暗く) して撮影したい 調光補正 E-18 ライティング状態を確認してから撮影し
使いたいこと・知りたいこと A キーワード スローシンクロ 人物と背景の夜景の両方をきれいに撮りたい (スローシャッター) 撮影 0 E-27 お使いになる前に 人物の瞳が赤くならないように撮影したい 赤目軽減発光撮影 E-27 連続した動きを分解写真のように写したい リピーティング発光 C-15 CLS に対応していない一眼レフカメラと 組み合わせて使いたい CLS 非対応一眼レフ カメラ使用時 COOLPIX と組み合わせて使いたい COOLPIX との組み 合わせ F-1 G-1 撮影について -2 SB-5000 をワイヤレスで使用する 使いたいこと・知りたいこと キーワード 0 複数のスピードライトを使って撮影したい ワイヤレス増灯撮影 D-1 カメラ側で発光設定をして ワイヤレス増灯撮影がしたい ワイヤレス増灯撮影 D-1 動きが速いものをワイヤレス増灯撮影したい ダイレクトリモート ワイヤレス増灯撮影ができる COOLPIX と 組み合わせて使いたい D-27 CLS 対応 COOLPIX G-1 マスターフラッシュとして使いたい
設定や操作について 使いたいこと・知りたいこと キーワード 0 使用できる電池 B-13 電池別の発光間隔や発光回数を知りたい 電 池 別 の 発 光 間 隔と 発光回数 H-19 各種の設定の変更方法を知りたい メニュー設定 B-19 いろいろな設定をリセットしたい ツーボタンリセット B-10 操作ボタンが不用意に押されて誤作動するの キーロック を防ぎたい B-8 スタンバイ状態になるまでの時間を 変更したい メニュー設定 B-19 ファームウェアのバージョンを確認したい メニュー設定 B-19 ファームウェアをバージョンアップしたい ファームアップの方法 H-10 A-10 A お使いになる前に 使用できる電池を知りたい
目次 A A お使いになる前に B C A-11 お使いになる前に SB-5000 と活用ガイドについて �������������������������������������� A-1 目的別かんたん検索 � ������������������������������������������������������ A-8 安全上のご注意 ����������������������������������������������������������� A-14 電波に関するご注意 � ���������������������������������������������������� A-20 ご確認ください ����������������������������������������������������������� A-22 操作方法 各部の名称 �������������������������������������������������������������������� B-1 設定と表示について � ����������������������
D SB-5000 を用いたワイヤレス増灯撮影の使用例 �������������� D-1 SB-5000 の電波制御ワイヤレス増灯撮影について ����������� D-3 SB-5000 の光制御ワイヤレス増灯撮影について �������������� D-4 SB-5000 のワイヤレス増灯撮影機能 ������������������������������� D-6 マスターフラッシュとしての設定 ����������������������������������� D-7 リモートフラッシュとしての設定 ����������������������������������� D-8 撮影のための準備 ��������������������������������������������������������� D-9 アドバンストワイヤレスライティング撮影 ������������������� D-15 ダイレクトリモートのワイヤレス増灯撮影 ���������������������� D-27 リモートフラッシュの配置について �����������������������
カメラ側の設定による撮影機能 ������������������������������������ E-26 • オート FP ハイスピードシンクロ撮影(FP 発光) • FV ロック撮影 • スローシンクロ(スローシャッター)撮影 • 赤目軽減発光撮影 • 後幕シンクロ撮影 A お使いになる前に F G H A-13 CLS 非対応一眼レフカメラ使用時 ���������������������� F-1 COOLPIX との組み合わせについて � ����������������� G-1 使用上のご注意・資料 故障かな?と思ったら �������������������������������������������������� H-1 ガイドナンバーと絞り値、距離について ������������������������� H-5 お手入れについて ��������������������������������������������������������� H-6 電池についてのご注意 ������������������������������������������������
安全上のご注意 "危険 "警告 "注意 (死亡または重傷を負う可能性が高い事項) (死亡または重傷を負う可能性がある事項) (傷害や物的損害を負う可能性がある事項) 図記号の例 # & 禁止(してはいけないこと)の図記号です。 実行(必ずすべきこと)の図記号です。 A-14 A お使いになる前に 傷害や損害ならびに事故を未然に防止するため、本製品をお使いにな る前に「安全上のご注意」をよくお読みになって正しくお使いください。 この説明書をお読みになった後は、いつでも参照できるよう保管して ください。
A お使いになる前に # # & # # # # # A-15 " 警 告(スピードライトについて) 禁止 禁止 実行 禁止 禁止 禁止 禁止 禁止 分解、修理または改造をしない ケガや故障の原因になります。 落下などによる破損で内部が露出したら、露出部に手を 触れない 感電やケガの原因になります。 熱くなる、煙が出る、焦げ臭いなどの異常時は、速やかに 電池を取り外す 放置すると、発火、やけどの原因になります。 電池を取り出す際、やけどに十分注意してください。 ニコンサービス機関に修理を依頼してください。 水につけたり、水をかけたり、雨にぬらしたりしない 感電、発火や故障の原因になります。 引火、爆発のおそれのある場所では使わない プロパンガス、ガソリンスタンドなどの引火性ガスや粉塵 の発生する場所で使うと、発火や爆発の原因になります。 スピードライトを人の目に近づけて発光しない 視力障害の原因になります。 撮影時には、1m 以上離れてください。 車の運転者などに向けてスピードライトを発光しない 事故の原因になります。 発光パネル部を人体やものに密着させて発光させない やけどや発火の原因になり
禁止 禁止 禁止 実行 禁止 禁止 実行 ぬれた手でさわらない 感電の原因になります。 幼児の手の届くところに置かない A 飲み込んだら、すぐに医師の診断を受ける。 強い衝撃を与えない 故障の原因になります。 連続発光後は本体(特に発光パネル部)や電池の発熱に注意 する やけどの原因になります。 シンナーやベンジンなどの有機溶剤でふかない プラスチック部品が変色したり破損したりするおそれがあり ます。 防虫剤と一緒に保管しない プラスチック部品が変色したり破損したりするおそれがあります。 長期間使用しないときは、電池を取り外す 電池の液もれや故障の原因になります。 禁止 窓を閉め切った自動車の中や直射日光が当たる場所など、 異常に温度が高くなる場所に放置しない 実行 電池からもれた液が目に入ったときは、すぐにきれいな 水で洗い、医師の治療を受ける 故障や発火の原因になります。 " 危 険(アルカリ電池について) & 放置すると、目に傷害を与える原因になります。 A-16 お使いになる前に # # # & # # & # " 注 意(スピードライトについて)
A お使いになる前に # # # # # # # & A-17 " 警 告(アルカリ電池について) 禁止 禁止 禁止 禁止 電池を火に入れたり、加熱しない 液もれ、発熱、破裂の原因になります。 新しい電池と使用した電池、種類やメーカーの異なる電池を 混ぜて使用しない 液もれ、発熱、破裂の原因になります。 電池を分解しない 液もれ、発熱、破裂の原因になります。 ネックレス、 ヘアピンなどの金属製のものと一緒に運んだり、 保管したりしない ビニール袋などに入れるなどして絶縁する 液もれ、発熱、破裂の原因になります。 禁止 禁止 禁止 実行 電池は、幼児の手の届くところに置かない 飲み込んだら、すぐに医師の診断を受ける。 電池の「+」と「-」の向きを間違えない 液もれ、発熱、破裂の原因になります。 充電池以外は充電しない 液もれ、発熱、破裂の原因になります。 電池からもれた液が皮膚や衣類に付いたら、すぐにきれいな 水で洗い流す 放置すると、皮膚のかぶれなどの原因になります。
& # # # & 禁止 禁止 禁止 禁止 実行 実行 実行 液もれ、発熱、破裂の原因になります。 外装チューブをはがしたり、傷をつけない A 液もれ、発熱、破裂の原因になります。 水につけたり、ぬらさない 液もれ、発熱の原因になります。 変色や変形、そのほか今までと異なることに気づいたときは、 使用しない 液もれ、発熱、破裂の原因になります。 電池に表示された警告、注意を守る 液もれ、発熱、破裂の原因になります。 使用説明書に表示された電池を使用する 液もれ、発熱、破裂の原因になります。 電池を廃棄するときは、 ビニールテープなどで接点部を絶縁する 他の金属と接触すると、発熱、破裂、発火の原因になります。 お住まいの自治体の規則に従って正しく廃棄してください。 " 危 険(ニッケル水素充電池について) 実行 禁止 禁止 専用の充電器を使用し、4 本同時に充電する 液もれ、発熱、破裂の原因となります。 電池を火に入れたり、加熱しない 液もれ、発熱、破裂の原因になります。 電池を分解しない 液もれ、発熱、破裂の原因になります。 禁止 新しい電池と使用した電池、型番やメーカーの異なる電池を 混ぜ
A お使いになる前に # # & # # # # & & # & A-19 " 警 告(ニッケル水素充電池について) 禁止 禁止 実行 禁止 禁止 禁止 外装チューブをはがしたり、傷をつけない 液もれ、発熱、破裂の原因になります。 電池の「+」と「-」の向きを間違えない 液もれ、発熱、破裂の原因になります。 電池に表示された警告、注意を守る 液もれ、発熱、破裂の原因になります。 水につけたり、ぬらさない 液もれ、発熱の原因になります。 変色や変形、 そのほか今までと異なることに気づいたときは、 使用しない 放置すると、液もれ、発熱、破裂の原因になります。 ネックレス、 ヘアピンなどの金属製のものと一緒に運んだり、 保管したりしない ビニール袋などに入れるなどして絶縁する 液もれ、発熱、破裂の原因になります。 禁止 実行 実行 電池は、幼児の手の届くところに置かない 飲み込んだら、すぐに医師の診断を受ける。 電池からもれた液が皮膚や衣服に付いたら、すぐにきれいな 水で洗い流す 放置すると、皮膚のかぶれなどの原因になります。 電池をリサイクルするときや、やむなく廃棄するときは、 ビニールテープなど
電波に関するご注意 1 本製品は電波法に基づく認証および技術基準適合認定を受けています。 従って、本製品を使用するときに無線局の免許は必要ありません。 無線機能はご購入された国以外ではご使用になれませんのでご注意くだ さい。ご購入国以外でのご使用については、当社では一切の責任を負い かねます。ご購入された国が不明確で判断ができないときはお近くの サービス機関またはカスタマーサポートセンターにご相談ください。 3 磁気、静電気、電波障害が発生するところでは本製品を使用しないでく ださい。通信が不安定になることがあります。特に、近くで電子レンジ を使用している場合には影響を受ける可能性があります。 ※ 2.
6 本製品を使用する場合は、前項の機器や無線局と電波干渉する恐れがあ るため、以下の事項に注意してください。 • 本製品を使用する前に、近くで移動体識別用の構内無線局及び特定小電 A 力無線局並びにアマチュア無線局が運用されていないことを確認してく ださい。 お使いになる前に • 万一、本製品から移動体識別用の構内無線局に対して電波干渉の事例が 発生した場合は、速やかに本製品の使用チャンネルを変更して、電波干 渉をしないようにしてください。 • その他、本製品から移動体識別用の特定小電力無線局あるいはアマチュ ア無線局に対して電波干渉の事例が発生した場合など何かお困りのこと が起きたときは、ニコンカスタマーサポートセンターへお問い合わせく ださい。 A-21
ご確認ください 保証書について 本製品には「保証書」が付いていますので、内容をよくご確認ください。 下記のホームページからカスタマー登録ができます。 https://reg.nikon-image.com/ 付属の「登録のご案内」に記載されている登録コードをご用意ください。 カスタマーサポート 下記のホームページで、サポート情報をご案内しています。 http://www.nikon-image.
操作方法 各部の名称 7 B 8 操作方法 9 1 2 3 4 5 6 1. フラッシュヘッド 2. フラッシュヘッドロック解除 ボタン(0B-16) 3. ワイヤレスリモートセンサー窓 (0D-33) 4. 電池ぶた 5. 電池ぶたロック解除ボタン (0B-12) ライト 6. 7. キャッチライト反射板(0E-8) 8. ワイドパネル(0E-10) 9. 発光パネル B-1 10 11 12 13 14 15 16 17 10. カラーフィルター識別センサー (0E-15) 11. AF 補助光(0E-20) 12. 外部電源コネクター (キャップ付き)(0 H-15) 13. 外部自動調光用センサー窓 (0C-7、C-10) 14. 外部 AF 補助光接点 15. ロックピン 16. カメラ連動接点 17.
18 B 操作方法 19 22 23 20 21 24 18. フラッシュヘッド上下回転角度目盛(0E-3) 19. フラッシュヘッド左右回転角度目盛(0E-3) 20. シンクロターミナル 21. シンクロターミナルキャップ 22. 表示パネル(0B-4) 23. レディーライト(0B-18、D-37) 24.
25 28 26 B 29 27 操作方法 30 31 32 25. モデリング発光ボタン 29. テスト発光ボタン • モデリング発光が(0E-23) • テ ス ト 発 光(0E-22 )が で できます。 26. ボタン きます。 30. 電源スイッチ • 電源の ON/OFF を設定します。 • メニュー画面を表示します。 • 各マークに指標を合わせ、 (0B-9) 使用する機能を設定します。 27. MENU ボタン REMOTE:リモートモード • メニュー画面を表示します。 (0D-8) (0B-19) :1 灯モード ON 28. ワイヤレス設定ボタン (0B-17、C-1) • 制御方式を切り換えます。 マスターモード (0D-7) • 電源スイッチの指標位置に 31. ロータリーマルチセレクター よって、設定できる内容が • 発光モードや各種項目を選 異なります。(0B-7) 択します。(0B-5) REMOTE: 32.
設定と表示について 表示パネルのアイコンは各種設定状態を表わし、発光モードや 設定状態によって異なります。 • 各種設定は、基本的に次の方法で変更できます。 OK ボタンを押して、設定を確 定する • 確定した項目が通常の表示に 戻ります。 • 設 定 を 変 更 し な い 場 合 も、 OK ボタンを押して通常の表 示に戻ってください。 • OK ボタンを押さない場合は、 約 8 秒が経過すると設定が確 定します。 項目の表示について 通常表示 反転表示 項目が選択されている状態です。 設 定 の 変 更 が 可 能 に な り ま す。 設定を変更して確定すると、左の 通常表示に戻ります。 B-4 B 操作方法 ロータリーマルチセレクターを 操作して、変更したい項目を 反転表示させ、設定を選択する
ロータリーマルチセレクターについて ロータリーマルチセレクターは、上下左右を押したり 回して操作できます。 この活用ガイドでは、ロータリーマルチセレクターの上、 下、左、右を、▲、▼、◀、▶と表記しています。 B 操作方法 ■ 項目の反転表示 [ ]発光モード ロータリーマルチセレクター▶を 押すと、発光モード表示が反転し ます。(0B-18) [ ]調光補正値 / マニュアル発光量 ロータリーマルチセレクター▲を 押すと、調光補正値表示が反転し ます。(0E-18) マニュアル発光では、発光量表示 が反転します。(0C-4) B-5
[ ]照射角 ロータリーマルチセレクター◀を 押すと、照射角表示が反転します。 (0E-19) • カメラに接続した場合、照射角 ■ 項目の選択 ロータリーマルチセレクター▲▼◀▶を押して、設定したい項目を反 転表示させます。 メニューやメニュー設定では、ロータリーマルチセレクターを回して も項目の選択が可能です。(0B-9、B-19) ■ 設定の変更 ロータリーマルチセレクターを回して、反転表示している項目の設定 を変更します。 • 数値を設定する項目では、右に回すと値が増え、左に回すと値が減り ます。 B-6 B 操作方法 はレンズの焦点距離に合わせて 自動的に設定されます。手動で 設定する場合に使用してください。 リモートフラッシュとして使用 する場合は、照射角を手動で設 定してください。
制御方式の表示について ワイヤレス設定ボタンを押すと、制御方式を切り換えることができます。 制御方式 B 操作方法 ■ 電源スイッチが[ON]のとき 1 灯モード i-TTL-BL 調光 スタンダード i-TTL 調光 絞り連動外部自動調光(モニター発光あり) 絞り連動外部自動調光(モニター発光なし) 外部自動調光(モニター発光あり) 外部自動調光(モニター発光なし) 距離優先マニュアル発光 マニュアル発光 リピーティング発光 B-7
光制御マスターモード グループ発光 クイックワイヤレスコントロール 増灯リピーティング発光 電波制御マスターモード B グループ発光 操作方法 クイックワイヤレスコントロール 増灯リピーティング発光 ■ 電源スイッチが[REMOTE]のとき 光制御リモートモード ダイレクトリモートモード 電波制御リモートモード t 操作ボタンをロックするには(キーロック) MENU ボタンを約 2 秒間押して、 キーロックアイコンを表示させ ると、操作ボタンがロックされ ます。 • 電源スイッチ、テスト発光ボタン、 モデリング発光ボタンはロック されません。 • 再度、MENU ボタンを約 2 秒間 キーロックアイコン 押すと、キーロックを解除でき ます。 B-8
メニューについて メニューでは、設定したい項目が選択できます。 メニューの使い方 ボタンを押して、 メニューを表 示させる B 操作方法 ロータリーマルチセレクター▲ ▼を押して、設定したい項目を 反転表示させる • ロータリーマルチセレクター を回しても選択できます。 OK ボタンを押して、選択を確 定する • ロータリーマルチセレクター ▶を押しても確定できます。 • メニューが終了し、選択し た項目が反転表示されます。 ロータリーマルチセレクター を操作して設定を変更してく ださい。(0B-5) B-9
メニューのアイコンと割当てられた機能 【ワイヤレス増灯撮影時】 照射角設定 チャンネル設定 発光モード設定 マスターフラッシュ設定 調光補正値設定 / マニュアル発光量設定 距離設定 (距離優先マニュアル発光時) 発光回数設定 (リピーティング発光時) 周波数設定 (リピーティング発光時) 露光不足量の表示 (i-TTL 調光 光量不足時) 増灯リピーティング発光時 の発光・非発光設定 A・Bグループ設定(クイック ワイヤレスコントロール) C グループ設定(クイック ワイヤレスコントロール) リモートフラッシュの 各グループ設定 (リモートモード時) 照射角自動設定への移行 • 表示される設定項目は、使用中の機能や発光モード、組み合わせるカ メラによって異なります。 t 設定を初期設定に戻すには(ツーボタンリセット) 各種の設定(メニュー設定を除く) を初期設定に戻すには、MENU ボタンと ボタンを同時に約 2 秒間 押してください。 • 電源スイッチの指標を合わせ ている機能に関する設定のみ、 リセットされます。 • 表示パネルが反転表示後、通常 表示に戻れば完了です。 B-
ユニファイドフラッシュコントロールについて ユニファイドフラッシュコントロールは、SB-5000 を対応カメラに装 着しているとき、フラッシュ発光に関する各種設定を共有できる機能 です。カメラ側から SB-5000 の設定ができるとともに、SB-5000 で設定 した内容もカメラ側に反映されます。設定できる項目は次の通りです。 B 操作方法 ■ 1 灯モード • 発光モード • 調光補正値 / マニュアル発光量 (マニュアル発光時) • 距離 (距離優先マニュアル発光時) ■ マスターモード • ワイヤレス設定 • 増灯発光モード • 各スピードライトの発光設定 • チャンネル(光制御時) • 発光回数と周波数 (リピーティング発光時) カメラ SB-5000 ← → 設定を 共有 SB-5000 でリモートフラッシュ の発光設定を変更 変更内容がカメラ側にも 反映される • カメラに未装着の SB-5000 で設定を行い、カメラに装着した場合は、 SB-5000 で設定した内容がカメラ側に反映されます。 B-11
撮影の基本ステップ SB-5000 とニコンクリエイティブライティングシステム(CLS)対応 カメラとの組み合わせで、i-TTL 調光を使った撮影の基本的なステップ を説明しています。 ステップ 1 電池を入れる +−表示の向きに電池を入れる 電 池 ぶ た を 押 さ え な が ら、 スライドさせて閉じる B-12 B 操作方法 電池ぶたロック解除ボタンを 押しながら、 電池ぶたをスラ イドさせて 開ける
使用できる電池と電池交換の目安 次の同じ種類の単 3 形電池 4 本を使います。 電源 ON や発光後、レディーライト点灯までの時間が表のように遅く なったら、早めに新しい電池に交換または充電してください。交換の 際は、4 本とも同じ銘柄の新品電池または充電済みの電池を入れてくだ さい。 B 電池の種類 操作方法 1.5V アルカリ単 3 形電池 1.2V ニッケル水素単 3 形充電池 レディーライト点灯までの時間 20 秒以上 10 秒以上 (0 H-19) • 使用電池別の最短発光間隔、発光回数などについては「仕様」 をご覧ください。 • アルカリ電池はメーカーにより性能が大きく異なることがあります。 • 1.
電池容量不足画面 電池容量が不足すると、表示パネル が左の画面に変わり、すべての動作 が停止します。新しい電池に交換 または充電してください。 B 2 カメラに取り付ける SB-5000 お よ び カ メ ラ の 電源 OFF を確認する ロックレバーが左(白丸) にあることを確認する 取 付 け 脚 を ア ク セ サリー シューに 差し 込 み、奥 まで 押し込む ロックレバーを右に L の 位置まで回す v ロックの確認 ロックレバーが止まり、ロック 機構の指標が合っていること を確認してください。 B-14 操作方法 ステップ
v 内蔵フラッシュの自動ポップアップ機能についてのご注意 B 内蔵フラッシュの自動ポップアップ機能を搭載したカメラに SB-5000 を取り付ける場合は、SB-5000 の電源を必ず ON にしてご使用ください。 SB-5000 の電源を OFF にして使用すると、カメラの内蔵フラッシュが 自動ポップアップした際に SB-5000 と接触しますのでご注意ください。 SB-5000 を発光させないときは、カメラから取り外しておくことをお すすめします。 操作方法 カメラからの取外し方 SB-5000 およびカメラの電源を OFF にしてから、 ロックレバー を 左 に 90 °回 し、 取 付 け 脚 を ゆっくり引き抜く • 取付け脚が引き抜けない場合は、 もう一度、ロックレバーを左に いっぱいまで回してからゆっく り引き抜いてください。 • 無理に引き抜かないでください。 B-15
ステップ 3 フラッシュヘッドを設定する フラッシュヘッドロック解除 ボタンを押しながら、 フラッ シュヘッドを正面に設定する • フラッシュヘッドは正面 および上方向 90°でロックさ れます。 B 操作方法 フラッシュヘッドの状態表示 正面に設定されている。 フラッシュヘッドが正面 以外に設定されている。 (上方、 左右バウンス表示) フラッシュヘッドが下 方向に設定されている。 (下方バウンス表示) B-16
ステップ 4 電源を ON にする カメラの電源を ON にする SB-5000 の電源スイッチの 指標を[ON]に合わせる B 画面表示例 操作方法 • 次 の 画 面 は、i-T TL 調 光、FX フ ォ ー マ ッ ト、 ス タ ン ダ ー ド 配 光、 ISO 感度 100、照射角 24mm、絞り値 F5.
ステップ 5 発光モードを設定し、撮影する ワイヤレス設定ボタンを押し て、1 灯モードに設定する ロータリーマルチセレクター ▶を押して、発光モード表示 を反転させる OK ボタンを押す 発光モードの切り換え方 ロータリーマルチセレクター▲▶ を押すか右に回すと、発光モー ドが次のように切り換わります。 • ロータリーマルチセレクター▼◀を押すか左に回すと、反対方向 に切り換わります。 • 使用できない発光モードは表示されません。 • 発光モードは、 メニューからも設定できます。(0B-9) SB-5000 またはカメラの フ ァインダー内のレディー ラ イ ト の点灯を確認して、 撮影する • 必要に応じて、調光補正値 を 設 定 し て く だ さ い。 (0E-18) B-18 B 操作方法 ロータリーマルチセレクター を表示させ を操作して、 る(0 B-5)
メニュー設定について 表示パネルで確認しながら、各種の設定ができます。 • 表示されるアイコンは、組み合わせるカメラや SB-5000 の設定によっ て異なります。 • 使用中の機能によっては、設定内容が反映されないメニューがあり B ます(リモートフラッシュ時の「発光モードの限定」など)。その 場合には、メニューの左右に網目の印がつきます。 操作方法 メニューの設定方法 M E N U ボ タ ン を 押 し て、 メニュー画面にする ロータリーマルチセレクター◀ を押して、メニューのタブを反 転表示させる ロータリーマルチセレクター▲ ▼を押して、設定したいメニュー のタブを反転表示させ、OK ボ タンを押す ロータリーマルチセレクター▲ ▼を押して、設定したいメニュー 項目を反転表示させ、OK ボタ ンを押す • メニューのタブを選択しなお すときは、ロータリーマルチ セレクター◀を押して戻ります。 B-19
ロータリーマルチセレクター ▲▼を押して設定内容を選び、 OK ボタンを押す • 設定したいメニュー項目を選択 しなおすときは、ロータリー マルチセレクター◀を押して 戻ります。 M E N U ボ タ ン を 押 し て、 • 通常の表示に戻ります。 設定中の メニュー項目 は現在の 設定内容 • ロータリーマルチセレクターを 回しても選択できます。 • ロータリーマルチセレクター▶ を押しても確定できます。 選択中の設定内容 メニューのタブ 選択できる設定内容 設定が反映されないメニューには、 左右に網目の印がつきます。 B-20 B 操作方法 メニュー設定を終了する
メニューの詳細 • 太字は初期設定です。 カスタムメニュー 撮影に関する設定です。 発光モードの限定(0B-18、C-1) 1灯時に使用する発光モードを選択します。 i-TTL 調光は必ず選択された状態となります。設定中の発光 モードは外せません。 B 操作方法 i-TTL 調光 絞り連動外部自動調光 距離優先マニュアル発光 マニュアル発光 リピーティング発光 ロータリーマルチセレクター▶を押して、チェックボック スの を切り換えます。 外部自動調光の設定(0C-7、C-10) 絞り連動外部自動調光(モニター発光あり) 絞り連動外部自動調光(モニター発光なし) FX/DX フォーマットの設定 照射角の手動設定時の FX/DX フォーマットを設定します。 FX DX:カメラに合わせて自動切り換え FX :FX フォーマット(36 × 24) DX:DX フォーマット(24 × 16) AF 補助光 / 本発光禁止の設定(0E-20) ON:AF 補助光を照射 OFF:AF 補助光の照射禁止 AF ONLY:スピードライトの発光禁止(AF 補助光を照射) B-21
ISO 感度の手動設定 ISO 感度の情報がカメラ側から伝達されない場合(CLS 非対 応一眼レフカメラ使用時)に、手動で設定します。ISO3 〜 8000 の間で選択できます。 100:ISO 感度 100 B 操作方法 カスタムメニューリセットの設定 YES:初期設定にリセット NO:リセットしない 無線項目メニュー 電波制御ワイヤレス増灯撮影に関する設定です。 チャンネル設定(0D-9) CH5 CH10 CH15 リンクモード設定(0D-10) PAIRING:ペアリング PIN:PIN コード ペアリングの実行(0D-11) EXECUTE:実行 PIN コード設定(0D-13) 設定中の 4 桁の PIN コードを表示します。ロータリーマルチ セレクターで入力も可能です。 0000 B-22
リモートフラッシュネーム設定(0D-8) リモートフラッシュ時に設定されている名称を表示します。 最大 8 文字まで入力が可能です。 SB-5000 リモートフラッシュネームの入力方法 B ロータリーマルチセレクターを操作して入力したい文字やキー アイコンを選び、OK ボタンを押します。 操作方法 ◀:1 文字戻る ▶:1 文字進む DEL:削除 入力可能な文字 OK:入力内容の確定 セットアップメニュー SB-5000 を使いやすくするための基本設定です。 配光タイプの設定(0E-2) CW:中央部重点配光 STD:スタンダード配光 EVEN:均質配光 i-TTL 調光時のテスト発光量の設定(0E-22) M 1/128:約 1/128 の光量 M 1/32:約 1/32 の光量 M 1/1:フル発光 B-23
オートパワーズーム禁止の設定(0E-20) ON:オートパワーズーム禁止(手動設定専用) OFF:オートパワーズーム(手動設定不可) バウンス時のズーム位置切り換え(0E-5) TELE:テレ側で固定 WIDE:ワイド側で固定 OFF B ON:自動制御あり OFF:自動制御なし 表示パネルのコントラストの設定(0 H-9) 設定できるコントラストは 9 段階で、グラフで表示します。 9 段階の 5 段目 リモートモード時のレディーライトと AF 補助光の設定 (0D-37) リモートモード時の消費電力節減のため、レディーライト と AF 補助光の点灯 / 点滅 / 消灯を設定します。 ALL:後側のレディーライトが点灯、前側の AF 補助光(リモート モード時)が点滅 REAR:後側のレディーライトのみ点灯 FRONT:前側の AF 補助光(リモートモード時)のみ点滅 サウンドモニターの設定(0D-37) ON OFF B-24 操作方法 クーリングシステム(0E-25) クーリングシステムの自動制御を設定します。連続発光を 行う場合は、ON に設定してください。
スタンバイ機能の設定(0E-24) 自動的に待機(スタンバイ)状態になるまでの時間を設定 します。 AUTO:カメラの半押しタイマーと連動 40:40 秒 80:80 秒 160:160 秒 300:300 秒 B :スタンバイ機能解除 操作方法 表示パネルバックライトの点灯 / 消灯設定(0 H-9) ON:点灯 OFF:消灯 距離表示単位の設定 m:メートル ft:フィート ファームウェアバージョン表示(0 H-10) 14.
発光モード SB-5000 で使用できる発光モードについて説明しています。 • 発光モードは、ロータリーマルチセレクターを操作して切り換えます。 (0B-18) • 発光モードは、 メニューからも設定できます。(0B-9) tISO 感度、絞り値、焦点距離の自動設定 • ISO 感度連動範囲の詳細は、お使いのカメラの使用説明書をご覧くだ さい。 • 調光補正値は SB-5000 で設定できます。ロータリーマルチセレクター ▲を押して調光補正値表示を反転させてから、ロータリーマルチセレ クターを操作して設定を行ってください。 i-TTL 調光 モニター発光を行って被写体からの反射光をカメラで測光して、カメ ラがスピードライトの発光量を適正に調節する調光方式です。 • 一般的な撮影には i-TTL 調光の使用をおすすめします。 • i-TTL 調光での撮影手順は、「撮影の基本ステップ」をご覧ください。 (0B-12) (バランス)調光またはスタンダード調光が選択できます。 • i-TTL 調光は BL • i-TTL 調光に非対応のカメラをお使いの場合、絞り連動外部自動調光 か外部自動調光を使用してく
i-TTL-BL 調光 被写体と背景光のバランスを考慮して発光量を制御する、バランス調 光を行います。 が表示されます。 i-TTL-BL 調光は、カメラに装着しているときにのみ選択可能です。 スタンダード i-TTL 調光 背景光を考慮せず、主要被写体が基準露光量になるように発光量を が表示さ 制御します。主要な被写体を強調した撮影に最適です。 れます。 C t カメラの測光モードと i-TTL 調光について 発光モード i-TTL-BL 調光時にカメラの測光モードをスポット測光に切り換えると、 自動的にスタンダード i-TTL 調光に切り換わります。 i-TTL 調光時の表示例 : モニター発光を行います。 : i-TTL 調光を行います。 : バランス調光を行います。 i-TTL 調光時の調光範囲 調光範囲は数字とインジケーター で表示されます。 • スピードライトから被写体まで の距離は、調光範囲内に設定し てください。 • 調光範囲は FX/DX フォーマット、 配光タイプ、ISO 感度、照射角、 絞り値によって異なります。 近距離側の調光限界 C-2
v 光量不足警告が出たら • 発光直後にカメラのファインダー 内および SB-5000 のレディーラ イトが約 3 秒間点滅した場合は、 撮影に必要な光量が不足してい る可能性があります。 • スピードライトから被写体まで の距離を短くする、絞り値を開 放側(小さい方の数値)にする、 ISO 感度を上げるなどして、撮影 し直してください。 不足量の目安となるアンダー量 が、約 3 秒間表示されます(表示 範囲:− 0.3EV 〜− 3.
マニュアル発光 任意の絞り値と発光量の組み合わせで、スピードライトから被写体ま での距離や露出を撮影者が設定できます。 • 発光量は M 1/1 (フル発光)から M 1/256 の微小発光まで、撮影 意図に合わせて設定できます。 • マニュアル発光では、モニター発光、光量不足警告は行われません。 C マニュアル発光時の表示例 マニュアル発光量 発光モード 調光距離(数値) 調光距離(▼) C-4
マニュアル発光の撮影手順 ロータリーマルチセレクター▲ を押して、発光量表示を反転さ せる ロータリーマルチセレクターを 操作して発光量を設定し、OK ボタンを押す(0 B-5) • 発光量は、 メニューからも 設定できます。(0B-9) • 設定した発光量に見合う撮影 レディーライトの点灯を確認し て、撮影する ■ マニュアル発光時の発光量の設定方法 発光量表示が反転しているときにロータリーマルチセレクターを操作 すると発光量が変化します。 • 発光量は 1/3 段ずつ変化します。 • ロータリーマルチセレクターを左に回すか▼◀を押すと分母が大 きく(発光量が小さく)なり、右に回すか▲▶を押すと分母が小さく(発 光量が大きく)なります。 • お使いのカメラによっては、シャッタースピードを速くすると M 1/2 以上の光量が M 1/2 と同程度まで小さくなることがあります。 C-5 C 発光モード 距離が表示されます。
t レンズの絞り値情報がない場合 カメラから SB-5000 にレンズの絞り値情報が伝達されない場合は、 メニュー から絞り値の設定を行います。 C 発光モード SB-5000 で設定した絞り値は アンダーラインが表示されます。 C-6
絞り連動外部自動調光 スピードライトの発光による被写体からの反射光を外部自動調光用セ ンサー窓で測光し、カメラから伝達される ISO 感度・絞り値・露出補 正値などの情報を加えて、スピードライトが発光量を制御します。 • カメラから絞り値情報が伝達されない場合は、自動的に外部自動調光 に設定されます。 絞り連動外部自動調光時の表示例 t モニター発光について • モニター発光の有無は、カスタムメニューで選択できます。(0B-19) •「モニター発光あり」に設定すると本発光直前にモニター発光を行い、 本発光に必要な被写体情報を収集して発光を制御するので、 「モニター 発光なし」に比べて、より精度の高い発光制御となります。 • オート FP ハイスピードシンクロ撮影(0E-26)、FV ロック撮影(0E-27) をする場合は、「モニター発光あり」に設定してください。 C-7 C 発光モード :モニター発光を行います。 :絞 り 連 動 外 部 自 動 調 光 を 行います。
絞り連動外部自動調光時の調光範囲 調光範囲は数字とインジケーター で表示されます。 • スピードライトから被写体まで の距離は、調光範囲内に設定し てください。 • 調光範囲は FX/DX フォーマット、 配光タイプ、ISO 感度、照射角、 絞り値によって異なります。 C 発光モード 絞り連動外部自動調光の撮影手順 スピードライトから被写体まで の距離が調光範囲内にあること を確認する レディーライトの点灯を確認し て、撮影する • 必要に応じて、調光補正値を 設定してください。(0 E-18) C-8
v 光量不足警告が出たら • 発光直後にカメラのファインダー 内および SB-5000 のレディーラ イトが約 3 秒間点滅した場合は、 撮影に必要な光量が不足してい る可能性があります。 • スピードライトから被写体まで の距離を短くする、絞り値を開 放側(小さい方の数値)にする、 ISO 感度を上げるなどして、撮 影し直してください。 実際の撮影と同様にカメラと SB-5000 を設定し、テスト発光し ます。 • 発光直後にレディーライトが点滅 した場合は、撮影に必要な光量が 不足している可能性があります。 C-9 発光モード t 撮影前に光量不足を確認するには C
外部自動調光 スピードライトの発光による被写体からの反射光を外部自動調光用 センサー窓で測光し、スピードライトが発光量を制御します。 外部自動調光時の表示例 :モニター発光を行います。 :外部自動調光を行います。 C 発光モード 絞り値。 SB-5000 で設定した場合は、 アンダーラインが表示されます。 t モニター発光について • モニター発光の有無は、カスタムメニューで選択できます。(0B-19) •「モニター発光あり」に設定すると本発光直前にモニター発光を行い、 本発光に必要な被写体情報を収集して発光を制御するので、 「モニター 発光なし」に比べて、より精度の高い発光制御となります。 • オート FP ハイスピードシンクロ撮影(0E-26)、FV ロック撮影(0E-27) をする場合は、「モニター発光あり」に設定してください。 C-10
外部自動調光時の調光範囲 調光範囲は数字とインジケーター で表示されます。 • スピードライトから被写体まで の距離は、調光範囲内に設定し てください。 • 調光範囲は FX/DX フォーマット、 配光タイプ、ISO 感度、照射角、 絞り値によって異なります。 C メニューで[ F (0 B-9) No ]を選ぶ ボタンを押して メニュー を 表 示 さ せ、 ロ ー タ リ ー マルチセレクターを操作して [F No]を選んでください。 • 調光範囲を確認しながら、ロー タリーマルチセレクターを操作 して絞り値を設定する(0 B-5) • スピードライトから被写体ま での距離が調光範囲内にあれ ば、 適切な露光量が得られます。 OK ボタンを押す SB-5000 に設定した絞り値を、 レンズまたはカメラに設定する レディーライトの点灯を確認して、 撮影する • 必要に応じて、調光補正値を 設定してください。(0 E-18) C-11 発光モード 外部自動調光の撮影手順
v 光量不足警告が出たら • 発光直後にカメラのファインダー 内 お よ び SB-5000 の レ デ ィ ー ライトが約 3 秒間点滅した場合 は、撮影に必要な光量が不足し ている可能性があります。 • スピードライトから被写体ま で の 距 離 を 短 く す る、 絞 り 値 を開放側(小さい方の数値)に する、ISO 感度を上げるなどして、 撮影し直してください。 C 発光モード t 撮影前に光量不足を確認するには 実際の撮影と同様にカメラと SB-5000 を設定し、テスト発光し ます。 • 発光 直 後 に レ デ ィ ー ラ イ ト が 点滅した場合は、撮影に必要な 光量が不足している可能性があ ります。 C-12
距離優先マニュアル発光 スピードライトから被写体までの距離を設定すれば、カメラの設定に 合わせて適正な発光量をスピードライトが自動的に設定するマニュアル 発光です。 距離優先マニュアル発光時の表示例 (スピードライトから被写体までの距離が 2m の場合) 距離優先マニュアル発光時の設定可能な撮影距離 • 設定可能な距離は 0.3m 〜 20m です。 • スピードライトから被写体までの距離が距離表示と異なる場合は、近 距離側の数値に設定してください。例えば、スピードライトから被写 体までの距離が 2.7m の場合は、2.
距離優先マニュアル発光の撮影手順 ロータリーマルチセレクター▼ を押して、距離表示を反転させる ロータリーマルチセレクターを 操 作 し て 距 離 を 設 定 し 、O K ボ タ ンを押す(0 B-5) • 設 定 可 能 な 距 離 は 0.
リピーティング発光 シャッターが開いている間、スピードライトが連続発光して、1 コマの 画面内に被写体の連続した動きを写し込める発光モードです。 • リピーティング発光撮影時は、新品電池またはフル充電した電池を 使用し、1 回のレリーズごとにスピードライトの充電時間を充分にとっ てください。 • シャッタースピードが遅くなりますので、三脚のご使用をおすすめします。 • リピーティング発光では、撮影後の光量不足警告は行われません。 C 発光量 発光回数 周波数 調光距離(数値) 調光距離(▼) C-15 発光モード リピーティング発光時の表示例
発光量、発光回数、周波数の決め方 • 発光回数(Times)は 1 コマで連続発光させる回数です。 • 周波数(Hz)は 1 秒間当たりの発光回数です。 • 発光回数は最大の発光回数であり、露光中にだけ発光するため、シャッ タースピードを速くしたり、周波数を低く設定すると、実際の発光 回数は設定した回数以下になります。 • 発光量と周波数の組み合わせにより、次のように最大連続発光回数が 制限されています。表を参照して、各数値を設定してください。 C 最大連続発光回数 発光モード 周波数 1Hz 2Hz 3Hz 4Hz 5Hz 6Hz 7Hz 8Hz 9Hz 10Hz 20Hz 30Hz 40Hz 50Hz 60Hz 70Hz 80Hz 90Hz 100Hz C-16 発光量 M 1/8 M 1/8 M 1/8 M 1/16 M 1/16 M 1/32 M 1/32 M 1/64〜 –0.3EV –0.7EV M 1/16 –0.3EV –0.7EV M 1/32 –0.3EV –0.
リピーティング発光の撮影手順 ロータリーマルチセレクター▲ を押して、発光量表示を反転さ せる ロータリーマルチセレクターを 操作して発光量を設定し、OK ボタンを押す(0B-5) • 設定できる発光量は、1/8 〜 1/256 です。 ロータリーマルチセレクター▶ を押して周波数表示を反転さ せ、ロータリーマルチセレクター を回して周波数を設定し、OK ボタンを押す • 発光回数、周波数は、ロータ リーマルチセレクター▲▼を 押しても選択できます。 • 発光量、発光回数、周波数は、 メニューからも設定できま す。(0B-9) 設定した発光量と焦点距離から ガイドナンバーを求める 「仕 • ガイドナンバーの詳細は、 様」 (0 H-20)をご覧ください。 C-17 C 発光モード ロータリーマルチセレクター▼ を押して発光回数表示を反転さ せ、 ロータリーマルチセレクター を回して発光回数を設定する
カメラの液晶表示 スピードライトから被写体 までの距離とガイドナン バ ー か ら 絞 り 値 を 求 め て、 カメラ側で絞り値を設定する • 絞り値は計算式で求めます。 (0 H-5) • SB-5000 では絞り値を設定で きません。 • 設定した発光量と絞り値に見 合う調光距離が表示されます。 C カメラの液晶表示 シャッタースピードを設定する 発光モード • 次の計算式で求めた秒数より も遅いシャッタースピードに してください。 発光回数÷周波数=秒数 • 例えば、発光回数を 10 回、周 波数を 5Hz に設定した場合、 シャッタースピードは 2 秒よ り低速に設定してください。 • Bulb(バルブ)も設定できます。 レディーライトの点灯を確認して、 撮影する C-18
t 撮影前に発光状態を確認するには 実際の撮影と同様にカメラと SB-5000 を設定し、テスト発光し ます。 • 設定した周波数と発光回数で 発光します。 C v リピーティング発光撮影時の露出の補正 露出となる値です。そのままリピーティング発光撮影すると、像が重 なった部分の露出がややオーバーになります。 • 必要に応じてカメラ側の絞り値の設定でアンダー側に露出補正してく ださい。 C-19 発光モード • 手順の で設定した絞り値で得られる調光距離は、最初の発光で適正
ワイヤレス増灯撮影 ワイヤレス増灯撮影とは、ワイヤレスで複数のスピードライトを同時 に発光させる撮影です。スピードライトの配置や発光設定を変えて、 さまざまなライティングを楽しむことができます。 SB-5000 は、電波制御と光制御のワイヤレス増灯撮影に対応しています。 • ワイヤレス増灯撮影では、カメラに装着したスピードライトをマスター フラッシュ(主灯)、それ以外をリモートフラッシュ(補助灯)とい います。 SB-5000 を用いたワイヤレス D 増灯撮影の使用例 ワイヤレス増灯撮影 ■ 電波制御 リモートフラッシュ(SB-5000) カメラ+WR-R10+ SB-5000 カメラに装着した SB-5000 で 発光設定を行う場合 D-1 リモートフラッシュ(SB-5000) カメラ+WR-R10 カメラ側で発光設定を行う場合
■ 光制御 リモートフラッシュ リモートフラッシュ(SB-5000) カメラ+SB-5000 カメラに装着した SB-5000 で 発光設定を行う場合 カメラ+ SB-5000以外の スピードライト※ カメラに装着した SB-5000 以外の スピードライトで発光設定を行う 場合 カメラ側で発光設定を行う場合 D ワイヤレス増灯撮影 リモートフラッシュ(SB-5000) カメラ リモートフラッシュ(SB-5000) カメラ+ SB-5000以外の スピードライト※ ダイレクトリモートを利用する場合 ※マスターフラッシュ機能を搭載した機種(SB-910 など) D-2
■ 光制御と電波制御を併用 電波制御の リモートフラッシュ(SB-5000) 光制御のリモートフラッシュ D カメラ+WR-R10+ SB-5000以外のスピードライト※ ※マスターフラッシュ機能を搭載した機種(SB-910 など) ワイヤレス増灯撮影 マスターフラッシュとしての設定は 0D-7 をご覧ください。 リモートフラッシュとしての設定は 0D-8 をご覧ください。 SB-5000 の電波制御ワイヤレス 増灯撮影について SB-5000 では、電波制御を利用したアドバンストワイヤレスライティ ング撮影が可能です。約 30m 範囲内での通信に対応し、ワイヤレ スリモートセンサー窓をマスターフラッシュに向ける必要がないため、 光制御のワイヤレス増灯撮影時よりも自由にリモートフラッシュが 配置できます。また、リモートフラッシュは最大 6 グループ、18 台ま で設定することができ、より豊かで多彩な写真表現が楽しめます。 日光の影響を受けないため、光制御では難しい明るい日中でのワイヤ レス増灯撮影も可能です。 D-3
電波制御のワイヤレス増灯撮影を行うには、対応カメラ( D5、 D500)、ワイヤレスリモートコントローラー WR-R10 および WR 用変換アダプター WR-A10(ともに別売)が必要です。 詳細は各製品の使用説明書をご覧ください。 • リモートフラッシュとして使用できるスピードライトは、SB-5000 の みです。 • リモートフラッシュのグループは、最大 6 つ(A、B、C、D、E、F) を設定できます。ただし、クイックワイヤレスコントロール時は A、B、 C の 3 グループのみになります。 • リモートフラッシュの 1 グループは、1 台または複数のスピードライ トを設定できます。 • マスターフラッシュおよびリモートフラッシュの各グループごとに、 SB-5000 の光制御ワイヤレス 増灯撮影について SB-5000 では、光による制御を利用して、「アドバンストワイヤレスラ イティング」と「ダイレクトリモート」 (リモートモードのみ)の 2 つ のワイヤレス増灯撮影ができます。 • 一般的な増灯撮影にはアドバンストワイヤレスライティング撮影を おすすめします。 • 動きが速い被写体の増
■ アドバンストワイヤレスライティング • アドバンストワイヤレスライティングに対応したスピードライト (SB-5000、SB-910、SB-700、SB-500 など)がリモートフラッシュ として使用できます。 • リモートフラッシュのグループは、最大 3 つ(A、B、C)を設定できます。 • リモートフラッシュの 1 グループは、1 台または複数のスピードライト を設定できます。 • マスターフラッシュおよびリモートフラッシュの各グループごとに、 異なる調光補正値を設定できます。グループ発光時には、異なる発光 モードを設定することも可能です。 ■ ダイレクトリモートのワイヤレス増灯撮影 D • SB-910 や SB-700 などの「 SU-4 タイプのワイヤレス増灯撮影」と 同じ機能です。 ワイヤレス増灯撮影 • マスターフラッシュ(主灯)は、カメラの内蔵フラッシュまたはカ メラに装着したスピードライトが使えます。 • マスターフラッシュは必ずモニター発光を解除するか、モニター発光 しない発光モードに設定してください。 • リ モ ー ト フ ラ ッ シ ュ の 発 光 モ ー ドは、
SB-5000 のワイヤレス増灯撮影機能 マスターモード時 • グループ発光 i-TTL 調光 発光モード アドバンスト ワイヤレス ライティング 調光補正値 撮影 電波 グループ 絞り連動外部自動調光 マニュアル発光 発光なし • クイックワイヤレス コントロール • 増灯リピーティング発光 設定可能 リモートモード時 マスターフラッシュで 設定(グループ発光 時には、グループごと に異なるモードを設定 可能) マスターフラッシュで 設定(グループごとに 異なる値を設定可能) 最大 6 グループ(A、B、C、D、E、F) チャンネル※ 3 チャンネル(CH5、CH10、CH15) D リンクモード ペアリング、PIN コード 最大 3 グループ(A、B、C) チャンネル※ 4 チャンネル(1 〜 4) ダイレクト リモートの ワイヤレス 増灯撮影 発光モード − • AUTO(オートモード) • M(マニュアルモード) • OFF(受光禁止) 調光補正値 − − ※ 1 つのチャンネルを選んで使用します。複数の人がアドバンストワイヤ レスライティング撮影を行っているときは、
マスターフラッシュとしての設定 (SB-5000 をカメラに装着して各スピードライトの発光設定を行う場合) 電源スイッチの指標を[ ON ] に合わせる ワイヤレス設定ボタンを押して、 電波制御または光制御マスター モードに設定する マスターフラッシュのロータリー マルチセレクター▶を押して、 使用したい発光モードを表示 させる D ワイヤレス増灯撮影 制御方式の表示 光制御 電波制御 発光モード グループ発光 クイックワイヤレスコントロール 増灯リピーティング発光 マスターモード設定時の表示例(電波制御、グループ発光時) マスターフラッシュの発光モード / 調光補正値 :リモートフラッシュ 充電完了時に表示 リモートフラッシュの 発光モード / 調光補正値 (--:非発光) マスターフラッシュの照射角 D-7
リモートフラッシュとしての設定 電 源 ス イ ッ チ の 指 標 を [REMOTE]に合わせる ワイヤレス設定ボタンを押して、 電 波 制 御、 光 制 御、 ま た は ダイレクトリモートに設定する • 電 波 制 御 時 は、 リ モ ー ト フ ラッシュの名前とリンクモード が表示されます。 D ワイヤレス増灯撮影 制御方式の表示 光制御リモートモード ダイレクトリモートモード 電波制御リモートモード リモートモード設定時の表示例(電波制御時) リモートフラッシュ の名前 リモートモード 発光モード (--:非発光) リンクモード グループ チャンネル サウンドモニター リモートフラッシュの照射角 D-8
撮影のための準備 電波制御のみ 電波制御のリンク設定 電波制御時は、無線項目メニューでリンク設定を行ってください。 • SB-5000 を電波制御リモートモードに設定してから、リンク設定を 行ってください。(0D-8) ステップ 1 利用チャンネルを合わせる WR-R10 のチャンネルを確認 する • WR-R10 の設定については、 WR-R10 の使用説明書をご覧 D ください。 ワイヤレス増灯撮影 無 線 項 目 メ ニ ュ ー か ら [CHANNEL]を選ぶ(0B-19) ロータリーマルチセレクター ▲▼で、WR-R10 の設定と同じ チャンネルを選び、OK ボタンを 押す D-9
ステップ 2 リンクモードを合わせる WR-R10 を装着したカメラの リンクモードを確認する • リンクモードの確認方法につ いては、お使いのカメラの使 用説明書をご覧ください。 無線項目メニューから[LINK MODE]を選ぶ(0B-19) ロータリーマルチセレクター ▲ ▼ で、WR-R10 を 装 着 し た カメラと同じリンクモードを選び、 OK ボタンを押す D ワイヤレス増灯撮影 t ペアリングについて • 通信を行う機器同士で、予めペアリング動作を実行させておきます。 • SB-5000 と WR-R10 のペアリング動作は、一度実行すれば、それ以降 のペアリング実行動作は不要となります。 • SB-5000 を 複 数 台 使 用 し て 撮 影 す る 場 合、 す べ て の SB-5000 と WR-R10 でペアリング動作を実行してください。 • カメラに装着した WR-R10 を変更する場合は、ペアリング動作をやり 直してください。 D-10
t PIN コードについて • 通信を行う機器で、それぞれ同一の PIN コードを入力します。 • SB-5000 を 複 数 台 使 用 し て 撮 影 す る 場 合、 す べ て の SB-5000 と WR-R10 で そ れ ぞ れ 同 一 の PIN コ ー ド を 設 定 し て く だ さ い。 WR-R10 の PIN コードはカメラで設定します。 • SB-5000 の台数を追加する場合、追加する SB-5000 の PIN コード を合わせれば容易に追加が可能となります。 • カメラに装着した WR-R10 を変更した場合でも、PIN コードの再設 定は不要となります。 ステップ D 3 リンクを設定する ■ リンクモードが「ペアリング」のとき ワイヤレス増灯撮影 無線項目メニューから[PAIR]を 選ぶ(0B-19) [EXECUTE ]が反転表示した 状態で OK ボタンを押すと同時 に、カメラに装着した WR-R10 のペアリングボタンを押す • ペアリング中は実行画面が表 ライトが緑色 示され、 に点滅します。 D-11
ペアリングの完了を確認する • ペアリングに成功すると完了 ライト 画面が表示され、 が緑色とオレンジ色に点滅し ます。 • ペアリングに失敗すると失敗 ペアリング完了画面 画面が表示されます。チャン ネルを確認のうえ、再度ペアリ ングを実行してください。 • WR-R10 の 設 定 に つ い て は、 WR-R10 の使用説明書をご覧く ださい。 ペアリング失敗画面 D リンク成立を確認する ライトが緑色に点灯します。 • リンクが成立しない場合は、 ライトがオレンジ色に 点滅します。 D-12 ワイヤレス増灯撮影 • リンクが成立すると、
■ リンクモードが「PIN コード」のとき WR-R10 を装着したカメラで、 任意の PIN コード(数字 4 桁)を 入力する • PIN コードの入力方法について は、 お 使 い の カ メ ラ の 使 用 説明書をご覧ください。 無線項目メニューから[PIN]を 選ぶ(0B-19) D ワイヤレス増灯撮影 D-13
ロータリーマルチセレクター を操作して、 で設定した PIN コードを入力し、OK ボタンを 押す • ロータリーマルチセレクター ▲▼を押して数字を選択します。 • ロータリーマルチセレクター を回しても数字の選択が可能 です。 • ロータリーマルチセレクター ◀▶で桁を移動します。 リンク成立を確認する • リンクが成立すると、 ライトが緑色に点灯します。 ライトがオレンジ色に 点滅します。利用チャンネル とリンクモード、カメラ側の PIN コ ー ド を 確 認 の う え、 再度 PIN コードを入力してく ださい。 D-14 D ワイヤレス増灯撮影 • リンクが成立しない場合は、
アドバンストワイヤレスライティング撮影 SB-5000 は、各スピードライトの発光を自由に設定できる「グループ 発光」、簡単な設定で増灯撮影が楽しめる「クイックワイヤレスコント ロール」、複数のスピードライトを使用した「増灯リピーティング発光」 の 3 つのアドバンストワイヤレスライティングに対応しています。 グループ発光 グループ発光では、マスターフラッシュおよびリモートフラッシュの 各グループごとに、異なる発光モードや調光補正値を設定できます。 • SB-5000 をマスターフラッシュとして使用する場合、グループ発光には、 ロータリーマルチセレクター▶を押して切り換えます。 D • カメラ側で各スピードライトの発光設定を行うことも可能です。 ワイヤレス増灯撮影 撮影の手順 1.
ロータリーマルチセレクター◀を押して、発光モードを反転表示さ せてから OK ボタンを押す ロータリーマルチセレクター▼を押して、 (A グループ)を反転表示 させる 手順 する 、 、 に準じて、グループ A の発光モード、調光補正値を設定 グループ A と同様に、他のグループを設定する 光制御時のみ メニューで[CHANNEL]を 選ぶ(0B-9) ボタンを押して メニュー を表示させ、 ロータリーマ ルチセレクターを操作して を選んでください。 [CHANNEL] • • 発 光 モ ー ド と 調 光 補 正 値 は、 メニューからも設定でき ます。(0B-9) D-16 ワイヤレス増灯撮影 ロータリーマルチセレクターを 操作して使用チャンネルを選択 し、OK ボタンを押す(0B-5) D
2.
ロータリーマルチセレクター ◀を押して照射角表示を反転させ、 ロータリーマルチセレクターを 操作して照射角を選択し、 OK ボタンを押す(0B-5) 各スピードライトの状態を確認 して、撮影する • グループ、チャンネル、照射角は、 メニューからも設定できます。 (0B-9) t カメラ側で発光設定を行う場合 • 詳細はカメラの使用説明書をご覧 ください。 D-18 D ワイヤレス増灯撮影 カメラメニューで設定を行ってくだ さい。
クイックワイヤレスコントロール クイックワイヤレスコントロールでは、A、B の 2 つのリモートフラッ シュグループの光量比と C グループの発光を簡単に設定できます。 • SB-5000 をマスターフラッシュとして使用する場合、クイックワイヤ レスコントロールには、ロータリーマルチセレクター▶を押 し て 切り 換えます。 • クイックワイヤレスコントロール時は、マスターフラッシュは発光し ません。 • カメラ側で各スピードライトの発光設定を行うことも可能です。 クイックワイヤレスコントロール時の表示例(電波制御時) D クイックワイヤレスコントロール ワイヤレス増灯撮影 マスターモード マスターフラッシュ (--:非発光) A、B グループの光量比 C グループ (--:非発光) A、B グループ両方の調光補正値 D-19
撮影の手順 1.
光制御時のみ メニューで[CHANNEL]を 選ぶ(0B-9) ロータリーマルチセレクターを 操作して使用チャンネルを選択 し、OK ボタンを押す(0B-5) • 光 量 比 と 調 光 補 正 値 は、 メニューからも設定できます。 (0B-9) D ■ C グループの設定方法 SB-5000 のクイックワイヤレスコントロールでは、C グループのリモー ワイヤレス増灯撮影 トフラッシュについて、発光の有無とマニュアル光量を設定すること ができます。 ロータリーマルチセレクター▼ を押して、 を反転表示させる ロータリーマルチセレクターを 回して、 (マニュアル発光) を選択する D-21
ロータリーマルチセレクター▶ を押して、発光量表示を反転さ せる ロータリーマルチセレクター を回して発光量を設定し、OK ボタンを押す • C グ ル ー プ の 発 光 の 有 無 は、 メニューからも設定できます。 (0B-9) 2.
増灯リピーティング発光 アドバンストワイヤレスライティング撮影では、増灯リピーティング 発光撮影ができます。 • SB-5000 をマスターフラッシュとして使用する場合、増灯リピーティング 発光モードには、ロータリーマルチセレクター▶を押して切り換えます。 • カメラ側で各スピードライトの発光設定を行うことも可能です。 増灯リピーティング発光時の表示例(電波制御時) 増灯リピーティング発光モード D 発光量 ワイヤレス増灯撮影 発光回数 周波数 マスターフラッシュ、A、B、C、D、E、F グループの 発光(ON)/ 非発光(--) D-23
増灯リピーティング発光時の設定方法 • 発光モードは「発光あり」または「発光なし」しか設定できません。 • 発光量、発光回数、周波数はすべてのマスターフラッシュ、リモート フラッシュに共通となります。 •「リピーティング発光」を参照して発光量、発光回数、周波数を設定し てください。(0C-15) 1.
ロータリーマルチセレクター▼ を押して (マスターフラッシュ) を反転表示させる ロータリーマルチセレクターを回 してマスターフラッシュの発光 の有無を選択し、 OK ボタンを押す 手順 、 に準じて、リモートフ ラッシュの発光の有無を選択する 設定した発光量と焦点距離から ガイドナンバーを求める • ガイドナンバーの詳細は、「仕 様」 (0 H-20)をご覧ください。 カメラの液晶表示 D ワイヤレス増灯撮影 スピードライトから被写体まで の距離とガイドナンバーから 絞り値を求めて、カメラ側で絞り 値を設定する • 絞 り値は計算式で求めます。 (0 H-5) • SB-5000 では絞り値を設定で きません。 カメラの液晶表示 シャッタースピードを設定する • 次の計算式で求めた秒数よりも 遅いシャッタースピードにして ください。 発光回数÷周波数=秒数 • 例えば、発光回数を 10 回、周 波 数 を 5Hz に 設 定 し た 場 合、 シャッタースピードは 2 秒より 低速に設定してください。 • Bulb(バルブ)も設定できます。 D-25
光制御時のみ メニューで[CHANNEL]を選 ぶ(0B-9) ロータリーマルチセレクターを 操作して使用チャンネルを選択 し、OK ボタンを押す(0B-5) • 発 光 の 有 無、 発 光 量、 発 光 回数、周波数、チャンネルは、 メニューからも設定できます。 (0B-9) 2.
ダイレクトリモートのワイヤレス増灯撮影 ダイレクトリモートのワイヤレス増灯撮影は、リモートフラッシュが マスターフラッシュの光に反応して自動的に発光を行います。本発光 直前のモニター発光をしないため、マスターフラッシュとリモートフ ラッシュの発光にタイムラグがほとんどなく、特に動きが速い被写体 の撮影に適しています。SB-5000 は、リモートフラッシュとしてのみ 対応が可能です。 • ダイレクトリモートを使用するときは、必ずマスターフラッシュの モニター発光を禁止してください。誤発光の原因になります。 ダイレクトリモートのワイヤレス増灯の設定方法 D 電源スイッチの指標を[REMOTE]に合わせる ワイヤレス増灯撮影 ワイヤレス設定ボタンを押して、ダイレクトリモートモードに設定 する ダイレクトリモート時の表示例 ダイレクトリモート 発光モード サウンドモニター リモートフラッシュの照射角 D-27
ダイレクトリモートの発光モード AUTO(オート)、M(マニュアル)、 OFF(受光禁止)の 3 つがあります。 発光モードは、ロータリーマルチ セレクター▶を押して発光モード 表示を反転させてから、ロータリー マルチセレクターを操作して 選 択 し、OK ボタンを押して決定 します。(0B-5) • 発光モードは、 メニューから も設定できます。(0B-9) D (オート)モード: フラッシュも発光開始と発光停止を行います。 • マスターフラッシュとリモートフラッシュの発光量を合わせた調光が できます。 • マスターフラッシュの発光開始と発光停止を感知できる距離は、 マスターフラッシュの対向正面で約 7m 以内です。 (マニュアル)モード: • マスターフラッシュの発光開始に連動して、リモートフラッシュが 発光を開始します。発光停止には連動しません。 • マスターフラッシュとリモートフラッシュの発光量を独立して設定で きます。 • マスターフラッシュの発光開始を感知できる距離は、マスターフラッ シュ対向正面で約 40m 以内です。 • 発光量は M 1/1 〜 M 1/256 に設定できま
(受光禁止): マスターフラッシュが発光しても、リモートフラッシュは発光しません。 v 誤発光を防止するには ダイレクトリモート時は、静電気や周囲の電磁波ノイズによって発光 する場合があります。使用しないときは、必ず電源スイッチで電源を OFF にしてください。 撮影の手順 1.
ロータリーマルチセレク ター◀を押して照射角表示 を 反 転 さ せ、 ロ ー タ リ ー マルチセレクターを操作し て 照 射 角 を 選 択 し、 OK ボタンを押す(0B-5) • 発 光 モ ー ド、 照 射 角 は、 メニューからも設定でき ます。(0B-9) t M(マニュアル)モード時は発光量を設定する 発光量を設定してください。 • 発光量は、 メニューからも設定できます。(0B-9) 2.
リモートフラッシュの配置について • 同じグループのリモートフラッシュは 1 カ所にまとめ、同じ方向に 向けてください。 • 付属のスピードライトスタンド AS-22 を使用すると、リモートフラッ シュを安定して設置できます。スピードライトの取り付け、取り外し は、アクセサリーシューと同様に行ってください。 • スピードライトをスタンドに装着したまま移動するときは、必ず スピードライトの方を持ってください。 • 必ずリモートフラッシュの状態を確認してから撮影してください。 • リモートフラッシュの照射角は、狙いがはずれても被写体に光が充分 D に当たるように、撮影画角より広めに設定します。特に、被写体に近 い場合は、より広くする必要があります。 ワイヤレス増灯撮影 D-31
■ 電波制御時 • マスターフラッシュとリモートフラッシュの距離は、約 30 mまでが 目安です。ただし、周囲の環境により、この距離は多少変化します。 • リモートフラッシュは、自由な向きに設置できます。 • 同時に使用できるリモートフラッシュの台数は 18 台です。 • カメラ、WR-R10、スピードライトの設定および配置が終わったら、 必ずカメラに装着したマスターフラッシュのテスト発光ボタンを押し て、リモートフラッシュが発光することを確認してください。 • 電波制御リモートモードに設定すると、カメラ側と通信している間 は、スタンバイ機能が解除されます。電池の消耗に注意してください。 カメラ側と通信を行っていないときは、メニュー設定(0B-19)に かかわらず、スタンバイ状態になります。 D リモートフラッシュ (SB-5000) カメラ+WR-R10+ SB-5000 約30m以内 リモートフラッシュ (SB-5000) D-32 ワイヤレス増灯撮影 約30m以内
■ 光制御時 • リモートフラッシュは、マスターフラッシュの光がワイヤレスリモート センサー窓に入る位置に置きます。特に、手持ちで撮影する場合、 マスターフラッシュの光が確実にワイヤレスリモートセンサー窓に入 るように、リモートフラッシュはカメラより前に配置してください。 • 配置が終わったら、必ずマスターフラッシュのテスト発光ボタンを 押して、リモートフラッシュが発光することを確認してください。 リモートフラッシュ D ワイヤレス増灯撮影 リモートフラッシュ カメラ+ マスターフラッシュ • マスターフラッシュとリモートフラッシュの距離は、マスターフラッ シュの対向正面で約 10 mまで、両サイドで約 7 mまでが目安です(ア ドバンストワイヤレスライティング撮影時) 。ただし、周囲の照明環境 により、この距離は多少変化します。 • 同時に使用できるリモートフラッシュの台数に制限はありません。し かし、撮影環境によっては他のスピードライトの発光の影響を受ける ことがあるため、3 台程度が実用的です。アドバンストワイヤレスラ イティング撮影の場合は、1 グループ最大 3 台程度を目安にしてくだ
Bグループ 約7m以内 Cグループ 約10m以内 60° 以内 Aグループ マスターフラッシュ • リモートフラッシュの光が、カメラの撮影レンズやマスターフラッシュ • 正常な交信ができなくなるため、マスターフラッシュとリモート フラッシュの間に障害物を置かないでください。 • 光制御リモートモードに設定すると、スタンバイ機能が解除されます。 電池の消耗に注意してください。 D-34 D ワイヤレス増灯撮影 の外部自動調光用センサー窓に入らないようにしてください。
光制御と電波制御の併用について 下記の組み合わせで、光制御と電波制御を併用したグループ発光が可 能です。 マスターフラッシュ (SB-5000 以外) SB-5000 以外の スピードライトで 光制御 D リモートフラッシュ Aグループ Bグループ Cグループ カメラ側で 電波制御 ワイヤレス増灯撮影 カメラ+ WR-R10 D グループ E グループ F グループ リモートフラッシュ ■ マスターフラッシュ(光制御) マスターフラッシュ機能を搭載した旧機種のスピードライト(SB-910 など)をカメラに装着し、A、B、C グループのリモートフラッシュを 制御するマスターフラッシュとして使用します。 • 光制御と電波制御の併用時、SB-5000 はマスターフラッシュとして使 用できません。 D-35
■ リモートフラッシュ A、B、C グループ(光制御) 光制御のリモートフラッシュとして、最大 3 グループ(A、B、C)ま での設定が可能です。 • カメラに装着した旧機種のスピードライトがマスターフラッシュとな ります。 • SB-5000 を A、B、C グループのリモートフラッシュとして使用する場合、 必ず光制御リモートに設定してください。 ■ カメラと WR-R10(電波制御) WR-R10 を装着した電波制御対応カメラ(D5、D500)を使用し、D、E、F グループのリモートフラッシュを制御します。 • 詳細はカメラの使用説明書をご覧ください。 での設定が可能です。 • WR-R10 を装着したカメラ側で発光設定を行います。 • 詳細はカメラの使用説明書をご覧ください。 D-36 D ワイヤレス増灯撮影 ■ リモートフラッシュ D、E、F グループ(電波制御) 電波制御のリモートフラッシュとして、最大 3 グループ(D、E、F)ま
ワイヤレス増灯撮影時の状況確認について ワイヤレス増灯撮影時、撮影前後の SB-5000 の状況は、レディーライ ライト(電波制御時のみ) ト、AF 補助光、モニター音、表示パネル、 で確認することができます。 • リモートフラッシュの状況を音で知るには、サウンドモニター ON に 設定します。サウンドモニターの ON/OFF は、セットアップメニュー で切り換えます。(0B-19) • リモートフラッシュのレディーライトと AF 補助光は消費電力節減の ため、 セットアップメニューで消灯させることができます。初期設定は、 レディーライトのみが点灯する設定です。(0B-19) マスターフラッシュ D レディー ライト 表示パネル 状態 ワイヤレス増灯撮影 充電完了 点灯 (電波制御時のみ) 消灯後、 充電完了 で点灯 点滅 (約 3 秒 間) 消灯 D-37 ̶ 正常発光 光量不足の可能性があります。 スピードライトから被写体までの距離を 短くする、絞り値を開放側(小さい方の 数値)にする、 ISO 感度を上げるなどして、 撮影し直してください。 お使いのカメラが、電波制御ワイヤ
リモートフラッシュ サウンド モニター 表示パネル 「ピー」が 1回 ̶ 充電完了 点滅 「ピッ」が または 2回 消灯 ̶ 正常発光 レディー AF ライト 補助光 点灯 点灯 点滅 状態 「ピー」が 速い 12 回 点滅 (低い音と 点灯 (約 6 秒 高い音が 間) 交互に 鳴る) リモートフラッシが正常 に信号を受信できません でした。光制御時の場合、 スピードライト自身の反 射光や、他のリモートフ ラッシュの光が強く入っ て、マスターフラッシュ の発光停止を検出できな かった可能性があります。 リモートフラッシュの位 置を変えて、撮影し直し てください。 ̶ ライト ライト 状態 点灯(緑色) 電波通信中 正常な通信が成立していません。 カメラのワイヤレス設定を確認してください。 点滅 WR-R10 と同じチャンネルに設定されているか、確認してください。 (オレンジ色) カメラと同じリンクモードに設定されているか、確認してください。 PIN コードの場合は、カメラと同じ PIN コードに設定されているか、 確認してください。 D-38 D ワイヤレス増灯撮影 速
主な機能 SB-5000 の各種撮影機能や撮影をサポートする機能、カメラで設定す る撮影機能を説明しています。 • カメラ側の機能や設定については、お使いのカメラの使用説明書を ご覧ください。 配光タイプ切り換え機能(0E-2) バウンス撮影(0E-3) 近距離撮影(0E-9) カラーフィルターを使用した撮影(0E-12) 撮影をサポートする機能 (0E-18) E 主な機能 カメラ側の設定による 撮影機能(0E-26) E-1 調光補正 オートパワーズーム AF 補助光 テスト発光 モデリング発光 スタンバイ 過熱防止 オート FP ハイスピードシンクロ撮影(FP 発光) FV ロック撮影 スローシンクロ(スローシャッター)撮影 赤目軽減発光撮影 後幕シンクロ撮影
配光タイプ切り換え機能 スピードライトの配光は、画面中央がいちばん明るく、周辺になるほ ど暗くなるのが一般的です。SB-5000 では、画面中央と周辺の光量差を 制御する配光タイプを 3 種類備えており、撮影シーンに応じて選択でき ます。 スタンダード配光 一般的なスピードライト撮影に適した、基本的な配光タイプです。 均質配光 周辺部の光量落ちが、スタンダード配光よりさらに少ないタイプです。 • 集合写真など、画面の周辺部まで明るくしたい撮影に適しています。 中央部重点配光 ス タ ン ダ ー ド 配 光 に 比 べ て 、 画 面 周 辺部の光量は落ちますが、中心 部ではより大きなガイドナンバーが得られます。 • ポートレートなど、四隅の光量落ちを気にしない撮影に適しています。 セットアップメニューで、配光 タイプを切り換えます。(0B-19) • 設定中の配光タイプはアイコン で表示されます。 スタンダード配光 均質配光 中央部重点配光 E-2 主な機能 配光タイプの設定方法 E
バウンス撮影 フラッシュヘッドを回転させて、天井などに反射させた光を利用する 撮影をバウンス撮影といいます。被写体に正面からスピードライトの 光を当てる場合に比べて、次のような効果があります。 • 近い被写体だけが白とびするのを軽減できます。 • 背景に出る影を弱められます。 • 人物の肌や髪や服のてかりを抑えられます。 • バウンスアダプターを装着すると、スピードライトの光が広く拡散し て、さらにソフトに照明できます。 フラッシュヘッドの設定方法 フラッシュヘッドロック解除 ボタンを押しながら、 フラッ シュヘッドを回転させる E 主な機能 、 • 上 方 向 90 °〜 下 方 向 7 ° 左右に 180 ° ずつ回転でき ます。 • 図に示す数値の角度でク リックストップします。 ˚ 30 75˚ 30 ˚ 60 0˚ 12 0˚ 12 0˚ 180˚ 0˚ 0˚ 7˚ ˚ 90˚ 90˚ 75˚ ˚ 75 60 45˚ 15 E-3 0˚ ˚ 60˚ 15 90˚
バウンス角度、反射面の選び方 • フラッシュヘッドを上方向に設定して、天井(反射面)にバウンスさ せるのが最も簡単な撮影方法です。 • カメラを縦位置に構えた場合は、フラッシュヘッドを左右に回転させ ると、同様の効果が得られます。 • カメラ後方の天井や壁にバウンスさせると、上方バウンスに比べて、 さらにやわらかく照明できます。 • 反射面は、白色系で反射率の高いものを選んでください。反射面に色 があると、被写体にその色が影響します。 • スピードライトの光が直接被写体に当たらないように注意してください。 • フラッシュヘッドと反射面との距離は、撮影状況にもよりますが、 1 〜 2m 前後が理想的です。 • 反射面が遠過ぎる場合は、白い紙(A4 判程度)を反射面に利用する と効果的です。このとき、反射光が被写体に当たっていることを確認 してください。 白色系天井 E 後方 主な機能 1-2m 90º 白い紙 E-4
バウンス時のズーム位置切り換えについて バウンス時の照射角は、セットアップメニューでテレ側かワイド側に 固定することができます。(0B-19) • バウンス撮影時、天井が高いところではテレ側に、低いところでは ワイド側に設定することをおすすめします。 テレ側に設定時 ワイド側に設定時 発光時の光の広がりを抑えること で、天井(反射面)までの距離が 長い場合でも、充分な反射光が得 られます。 発光時の光の広がりを大きくする ことで、天井(反射面)までの距 離が短い場合でも、やわらかい 反射光が得られます。 E 主な機能 E-5
バウンスアダプターの使い方 • スピードライトの光がバウンスアダプターによって広い範囲に拡散さ れ、さらに光をやわらげ影を抑えることができます。 • カメラを縦位置に構えた場合でも、同様の効果が得られます。 • ワイドパネルを併用すると、さらに光を拡散する効果が得られます。 (0E-10) 装着方法 バウンスアダプターは図のように、 Nikon ロゴを上にして取り付けて ください。 • 外すときは、バウンスアダプター の取り外しノブを外側に引っ張 りながら外してください。 取り外しノブ • バウンスアダプター装着時の照 射角は、配 光タイプに応じて、 FX フ ォ ー マ ッ ト で は 12mm、 14mm 、17mm、DX フォーマッ トでは 8mm、10mm、11mm に 切り換えられます。 (0 E-2) • 配光タイプはセットアップメ ニューで切り換えてください。 (0B-19) E-6 主な機能 照射角表示 E
バウンス撮影の手順 発光モードを設定する • ロータリーマルチセレク ター▶を押して発光モード 表 示 を 反 転 さ せ、 ロ ー タ リーマルチセレクターを操 作して発光モードを設定し てください。 • i-TTL 調光、絞り連動外部自 動調光、外部自動調光のいず れかに設定します。 カメラの液晶表示 カメラ側で絞り値、シャッター スピードなどを設定する E 主な機能 フ ラ ッ シ ュ ヘ ッ ド を 設 定 し、 撮影する •「フラッシュヘッドの設定方 法」を参照して設定してくだ さい。(0E-3) E-7
t バウンス撮影時の露出について 通常(フラッシュヘッドが正面位置)の撮影に比べて、バウンス撮影は 光量が減少します。マニュアル露出で撮影する場合、2 〜 3 段開放側 (小さい数値)の絞り値、または 2 〜 3 段高い ISO 感度に設定して、撮 影結果を見ながら調整してください。 • フラッシュヘッドを正面か下方向以外の位置に設定すると、調光範囲 の表示が消灯します。正面位置で調光範囲と絞り値を確認してから、 絞り値を設定してください。 t キャッチライト反射板の使い方 • バウンス撮影時、キャッチライト反射板を使うと、人物の目に光を与 えて、目を生き生きと表現できます。 • フラッシュヘッドは上方 90°に向けてください。「フラッシュヘッド の設定方法」を参照して設定してください。(0E-3) 反射板の設定方法 • 反射板は、ロックがかかるとこ ろまで引き出してください。 • 戻すときは、再度ワイドパネル を引き出して、反射板と一緒に 押し戻してください。 E-8 E 主な機能 ワイドパネルと反射板を一緒に引 き出して、ワイドパネルだけを押 し戻してください。
近距離撮影 スピードライトから被写体までの距離が約 2m より近い場合は、フラッ シュヘッドを下方向に設定すると、被写体の下側にもスピードライト の光を充分に回すことができます。 • フラッシュヘッドを下方向に設 定すると、下方バウンスアイコ ンが表示されます。 • 全長が長いレンズでは、スピー ドライトの光がレンズの先端部 分でさえぎられる場合があるの で、ご注意ください。 下方バウンスアイコン • 近距離撮影時は、スピードライ E トの配光や使用するレンズ、焦 点距離などにより、撮影画面の 一部が光量不足になるケラレ現 象が発生する場合があります。 試し撮りをおすすめします。 主な機能 t ワイドパネルの使用について ワイドパネルを使用すると、スピードライトの光が拡散されるため、 影を弱めたり、顔のてかりなどを抑える効果があります。 E-9
ワイドパネルの設定 ワイドパネルをゆっくり引き 出して、 発光部側に倒す キャッチライト反射板を押し戻す • ワイドパネルを戻す場合は、 ワイドパネルを起こして、まっ すぐ奥まで押し込んでください。 E • ワイドパネル設定時の照射角は、 配光タイプに応じて、FX フォー マ ッ ト で は 12mm 、14mm 、 17mm、DX フォーマットでは 8mm、10mm、11mm に 切 り 換えられます。 • 配光タイプはセットアップメ ニューで切り換えてください。 (0B-19) E-10 主な機能 照射角表示
下方バウンスによる近距離撮影の手順 発光モードを設定する(0 B-18) ワイドパネルを設定する フラッシュヘッドを下方向に設 定する レディーライトの点灯を確認し て、撮影する t ワイドパネルが取れてしまった場合は • ワイドパネルを設定した状態で強い衝撃を与えると、ワイドパネルが 外れるおそれがありますので、ご注意ください。 E • ワイドパネルが取れてしまった場合の補修は、ご購入店またはニコン サービス機関にご依頼ください。 主な機能 E-11
カラーフィルターを使用した撮影 SB-5000 には、蛍光灯用と電球用の色補正カラーフィルターが付属し ています。環境光の色とフラッシュの色を近づけて、自然な仕上がり にすることができます。 • スピードライトの光の着色には、別売のカラーフィルターセット SJ-5 とカラーフィルタホルダー SZ-4 が必要です。(0 H-11) カラーフィルターの種類と用途 カラーフィルター 用途 蛍光灯用カラーフィルター (SZ-4FL。付属品) 蛍光灯の光源による影響を補正 電球用カラーフィルター (SZ-4TN。付属品) 電球の光源による影響を補正 着色用カラーフィルター t 付属のカラーフィルターと別売のカラーフィルターの補正 効果について 付属のカラーフィルター SZ-4TN(電球用)と別売のカラーフィルター TN-A1/TN-A2(電球用)は、補正効果が多少異なるため、同じ光源で 撮影しても画像に再現される色味に若干の差があります。この差は、 カメラのホワイトバランスの微調整で補正することができます。調整量 は 0E-17 をご覧ください。 E-12 主な機能 (SJ-5。別売) E
色補正用カラーフィルター(付属品)の使い方 カラーフィルターを、フラッシュ ヘッドにかぶせて差し込む SZ−4FL • 図のように、Nikon ロゴを上 にして取り付けてください。 表示を確認する • カラーフィルターの種類が 表示されます。 • SB-5000 からカメラにカラー フィルターの情報が送られま す。 E 主な機能 蛍光灯用カラーフィルター 電球用カラーフィルター E-13
着色用カラーフィルター(別売)の使い方 カラーフィルターを折り線のと ころで、きちんと折りまげる 図のように、カラーフィルター を カラーフィルターホルダー (SZ-4。別売)に装着する • カラーフィルターの端をホル ダーの切り込みに差し込み、 フィルターの位置合わせ穴と ホルダーの突起を合わせてく ださい。 • カラーフィルターの識別コー ド(銀色のマーク) をホルダーの 黒い部分に合わせてください。 • カラーフィルターはホルダー SZ−4 カラーフィルターホルダーを、 フラッシュヘッドにかぶせて 差し込む • 図のように、Nikon ロゴを上 にして取り付けてください。 • カラーフィルターホルダーは、 必ずカラーフィルターを付け てからフラッシュヘッドに装 着してください。 E-14 E 主な機能 に密着させてください。浮き 上がったり、端がめくれたり している場合は、装着し直し てください。
表示を確認する • カラーフィルターの種類が表 示されます。 • カラーフィルター識別センサー はふさがないでください。 フィルター RED 装着時 FL-G1(蛍光灯用) RED FL-G2(蛍光灯用) BLUE TN-A1(電球用) YELLOW TN-A2(電球用) AMBER E • 図の警告表示が出た場合は、カ 主な機能 ラーフィルターが正常に装着さ れていません。再度、装着し直 してください。 警告表示 E-15
v 着色用カラーフィルター(SJ-5)使用上のご注意 • カラーフィルターは消耗品です。外観が著しく劣化したときは、予備 のフィルターと交換してください。 • 発光時の熱などによってカラーフィルターの外観が変形しても、性能 には問題ありません。 • カラーフィルターにキズなどがあっても、変色していないかぎり、性能 には問題ありません。 • カラーフィルターが汚れた場合は、乾いた柔らかい布などで軽く拭き 取ってください。 カラーフィルターとカメラのホワイトバランス設定 カメラのホワイトバランスを「オート」または「フラッシュ」に設定し、 色補正用カラーフィルターを装着すると、カメラが自動的に最適な ホワイトバランスを設定します。 • 着 色 用 カ ラ ー フ ィ ル タ ー 使 用 時 は、 カ メ ラ の ホ ワ イ ト バ ラ ン ス • フィルター識別機能を備えていないカメラ(D2 シリーズ、D1 シリーズ、 D200、D100、D80、D70 シリーズ、D60、D50、D40 シリーズ)では、 装着したカラーフィルターに合わせて、次の表を参照して、カメラの ホワイトバランスを設定してください。
■ カメラ別のホワイトバランス設定 フィルター D5、D4、D4S、 D3※1、D3X、D3S、 Df、D810、D810A、 D800シリーズ、 D2シリーズ、 D750、D700、 カメラ D1X、D1H、 D610、D600、 D200、D100、 D500、D300※2、 D80、 D1、D50 D300S、D90、 シリーズ、 D70 D7200、D7100、 D60、 D7000、D5500、 D40シリーズ D5300、D5200、 D5100、D5000、 D3300、D3200、 D3100、D3000 SZ-4FL(蛍光灯用) オート、フラッシュ SZ-4TN(電球用) オート、フラッシュ E 推奨しません 推奨しません 電球※ 3 電球 オート、 FL-G1(蛍光灯用) フラッシュ※ 4 推奨しません 推奨しません FL-G2(蛍光灯用) オート、フラッシュ 主な機能 推奨しません 推奨しません TN-A1(電球用) オート、 フラッシュ※ 5 電球※ 3 電球 TN-A2(電球用) オート、フラッシュ 晴天※ 3 晴天 着色用 オート、
撮影をサポートする機能 調光補正 スピードライトの発光量だけを意図的に変えて、背景の明るさを変え ずに主要被写体の明るさのみを変えることを調光補正といいます。 • 主要被写体を明るくしたい場合は+側に、暗くしたい場合は−側に 補正します。 • 発光モードが i-TTL 調光、絞り連動外部自動調光、外部自動調光、距離 優先マニュアル発光の場合に補正できます。 ロータリーマルチセレクター▲ を押して、調光補正値表示を反 転させる • 調光補正値が 0 に設定され ていると、調光補正値は表示 されません。 • +3.0 〜− 3.
t 調光補正機能を備えたフラッシュ内蔵デジタル一眼レフ カメラについて • 調光補正機能を備えたフラッシュ内蔵デジタル一眼レフカメラは、 カメラ側でも発光量を補正できます。詳細はお使いのカメラの使用説 明書をご覧ください。 • スピードライトとカメラの両方で調光補正した場合は、両方の補正量 を加算して発光します。ただし、スピードライトの表示パネルには スピードライトで設定した補正値のみが表示されます。 オートパワーズーム SB-5000 は、レンズの焦点距離に合わせて照射角が自動的に設定されます。 • SB-5000 を取り付けたカメラからレンズの焦点距離情報が得られる場 合は、自動的にオートパワーズームに設定されます。 • 自動設定できる照射角は設定によって異なります。 オートパワーズーム E 照射角の手動設定 主な機能 オートパワーズーム禁止 (手動設定専用) バウンスアダプター装着時 ワイドパネル使用時 オートパワーズーム状態 最広角側の照射角 最望遠側の照射角 ■ 照射角の手動設定 レンズの焦点距離と異なる照射角に設定する場合は、手動で設定します。 • 手動設定時は照射角表示
• ロータリーマルチセレクターを右に回すか▲▶を押すと数値が増え、 左に回すか▼◀を押すと数値が減ります。 • 照射角は、 メニューからも設定できます。(0 B-9) • 自動設定に戻る場合は、 ボタンを押して メニューを表示させ、 を選択してください。 ■ オートパワーズームの禁止 オートパワーズーム機能はセットアップメニューで禁止できます。 (0B-19) • オートパワーズームを禁止すると照射角表示に が表示されます。 • 照射角を手動で設定でき、ズーミングやレンズ交換または電源 ON/ OFF を行っても照射角が変わりません。 • 照射角の設定方法は「照射角の手動設定」と同じです。 AF 補助光 被写体が暗く、オートフォーカスでのピント合わせが難しい場合でも、 AF 補助光により、オートフォーカスでピントを合わせることができます。 に対応していないカメラおよびニコンコンパクトデジタルカメラ COOLPIX では使用できません。 ■ AF 補助光の使用条件 • AF 補助光は、オートフォーカスができるレンズを使い、フォーカス モードがシングル AF サーボ S (フォーカス優先モード)、
AF 補助光が照射されるフォーカスポイント(D5 の場合) 24 〜 49mm の場合 50 〜 84mm の場合 85 〜 135mm の場合 • フォーカスロックしている場合や、レディーライトが点灯していない 場合は、AF 補助光が照射されません。 • 詳細はお使いのカメラの使用説明書をご覧ください。 ■ AF 補助光 / 本発光禁止の設定 カスタムメニューで AF 補助光の照射 / 禁止、スピードライトの発光禁 止を設定できます。(0B-19) AF 補助光を照射します(初期設定)。 AF 補助光の照射を禁止します。AF が表示されません。 E 主な機能 スピードライトの発光を禁止し、 AF 補助光だけを照射します。 E-21
v AF 補助光を使用してもピントが合わない場合は AF 補助光が照射されてもファインダー内のピント表示が点灯しないと きは、画面中央部分のフォーカスポイントを選択してオートフォーカ スでピントを合わせるか、マニュアルフォーカスでピントを合わせて ください。詳しくは、お使いのカメラの使用説明書をご覧ください。 t SB-5000 をカメラから離して使用する際には AF 補助光機能を備えた TTL 調光コード SC-29 を使用すると、SB-5000 をカメラから離して使用する際にも、AF 補助光を使用したオートフォー カスでのピント合わせができます。(0 H-14) t フラッシュ内蔵カメラの AF 補助光との関係 • カメラ側に AF 補助光機能がある場合でも、SB-5000 の AF 補助光が優 先され、自動的に AF 補助光が照射されます。カメラの AF 補助光は照 射されません。 • SB-5000 で AF 補助光の照射を禁止している場合は、カメラの AF 補助 光が照射されます。 E テスト発光ボタンを押すと発光して、SB-5000 が正常に発光するかど うかを確認できます。 • テス
モデリング発光 モデリング発光ボタンを押すと一定の微小光量で連続発光して、てか りや影など、ライティング状態をチェックすることができます。 • 発光時間は、最長約 1 秒間です。 • モデリング発光機能を持つカメラのプレビューボタンを押すと、 モ デ リ ン グ 発 光 し ま す。 詳 細 は お 使 い の カ メ ラ の 使 用 説 明 書 を ご覧ください。 ■ アドバンストワイヤレスライティング増灯撮影時 (0D-15) • マスターフラッシュのモデリング発光ボタンを押すと、マスター フラッシュが一定の光量でモデリング発光します(非発光の場合を 除く)。 • カメラのプレビューボタンを押すと、発光に設定されているマスター フラッシュおよびリモートグループが、設定されたモードと発光量に したがってモデリング発光します。 E 光制御時のみ 主な機能 • マスターフラッシュでリモート フラッシュのグループを反転表 示させて、モデリング発光ボタ ンを押すと、選択中のグループ のみをモデリング発光させるこ とが可能です(クイックワイヤ レスコントロール時の A、B グ ループを除く)。 ■
スタンバイ SB-5000 とカメラを操作しない状 態が一定時間続くと、自動的に待 機(スタンバイ)状態になり、電 池の消耗を抑えます。 • SB-5000 のスタンバイ機能はカ メラの半押しタイマーに連動 しています(初期設定)。半押 しタイマーの詳細は、カメラの 使用説明書をご覧ください。 • スタンバイ状態になるまでの時間は、セットアップメニューで変更で きます。(0B-19) スタンバイ状態から電源 ON にするには • カメラのシャッターボタンを半押しにする。 • SB-5000 の電源スイッチを[OFF]以外に切り換える。 • SB-5000 テスト発光ボタンを押す。 E SB-5000 は過熱による発光パネルおよび本体の破損を防止する機能を 備えています。ただし、この機能は発光によって発光部の温度が上昇 するのを防止するものではありません。連続発光を繰り返す場合は、 温度上昇に注意してください。 • 連続発光などによって発光部の温度が上昇して、発光パネルや本体に 破損のおそれがある場合は、「高温検出警告画面」に変わり、発光が 禁止されて、電源 OFF とメニュー設定を除く操作ができな
• 発光部を自然冷却してください。 • 警告画面が消えると、通常の操作ができます。 • 照射角が変化することによって、まれに「高温検出警告画面」が出た り消えたりすることがありますが、故障ではありません。 ■ クーリングシステム SB-5000 は、発光部を効率的に冷却するクーリングシステムを搭載し ています。これにより、過熱防止機能が作動するまでの時間を延長す ることができます。クーリングシステムは、セットアップメニューで[ON] と[OFF]を切り換えられます。 •[ON]時には、発光後にクーリングシステムの動作音が発生します。 動作音が気になる場合は、[OFF]に切り換えてください。 •[ON]時には、電池寿命が 0H-19 に記載された目安よりも短くなる ことがあります。 • クーリングシステムが作動している間は、スタンバイ機能が解除され ます。 E 主な機能 E-25
カメラ側の設定による撮影機能 次の撮影機能は、それぞれの機能を備えたカメラとの組み合わせでで きる撮影で、カメラ側で設定します。スピードライトでは設定できま せん。 • カメラ側の機能や設定の詳細は、お使いのカメラの使用説明書をご覧 ください。 オート FP ハイスピードシンクロ撮影(FP 発光) FP 発光は、対応カメラの最高速度までの高速シャッタースピードで フラッシュが使える機能です。 • シャッタースピードがフラッシュ同調シャッタースピードよりも高速 側になった場合、自動的に FP 発光に切り換わります。 • 日中の撮影でも、フラッシュ同調シャッタースピードを気にすること なく、レンズの絞りを開いて背景をぼかした撮影がお楽しみいただけ ます。 外部自動調光、モニター発光あり外部自動調光、距離優先マニュアル 発光、マニュアル発光です。 ( 0 H -23 ) を • F P 発 光 時 の ガ イ ド ナ ン バ ー に つ い て は「 仕 様 」 ご覧ください。 FP 発光時の表示例 :FP 発光に設定した対応カメラ に装着したときに表示されます。 E-26 E 主な機能 • アドバ
FV ロック撮影 FV ロックするとフラッシュ調光量がロックされるため、構図を変えて も被写体の明るさを一定に保ったまま撮影できます。 • FV ロック中にズーミングや絞り値の変更をしても、発光量は自動追 随するのでフラッシュ調光量(明るさ)は変わりません。 • FV ロック中はフラッシュ調光量を一定にしたまま複数のコマを撮影 できます。 • アドバンストワイヤレスライティングによる増灯撮影時でも機能します。 • 使用できる発光モードは、i-TTL 調光、モニター発光あり絞り連動外 部自動調光、モニター発光あり外部自動調光です。 • FV とは Flash Value の略で、フラッシュによる被写体の露光量を意味 します。 スローシンクロ(スローシャッター)撮影 E 背景の露出を考慮して、低速シャッタースピードに制御されるので、 夕景や夜景の雰囲気を生かした撮影ができます。 • シャッタースピードが遅くなるので、三脚のご使用をおすすめします。 主な機能 赤目軽減発光撮影 本発光直前に微小な光量で 3 回発光し、目が赤く写る現象を弱めた 撮影ができます。 E-27
後幕シンクロ撮影 夜間、動いている被写体を通常の先幕シンクロで低速シャッタースピード で撮影すると、光の軌跡が被写体の前方に流れ、不自然な写真になって しまいます。後幕シンクロでは、光の軌跡が被写体の後方に流れる自然 な撮影ができます。 • 先幕シンクロ時は先幕走行終了直後に発光しますが、後幕シンクロ時 は後幕走行開始直前に発光します。 • 通常、シャッタースピードを低速にして撮影するので、三脚のご使用 をおすすめします。 • リピーティング発光時は使用できません。 E 後幕シンクロ時 主な機能 先幕シンクロ時 E-28
CLS 非対応一眼レフカメラ使用時 SB-5000 は、ニコンクリエイティブライティングシステム(CLS)非 対応一眼レフカメラとの組み合わせでも使えますが、いくつかの機能 は制限されます。 • 制限される機能は、使用するカメラによって異なります。 • 使用するカメラの使用説明書もあわせてご覧ください。 CLS 対応カメラと非対応カメラの違い CLS 対応カメラ 表示される 表示されない 使用できる 発光モード • i-TTL 調光 • 絞り連動外部自動調光 • 外部自動調光 • 距離優先マニュアル発光 • マニュアル発光 • リピーティング発光 • 外部自動調光 • 距離優先マニュアル発光 • マニュアル発光 • リピーティング発光 ISO 感度設定 自動設定 カスタムメニュー設定 • アドバンストワイヤレス F 非対応一眼レフカメラ使用時 C L S CLS 非対応カメラ カメラ通信 アイコン ライティング 使用できる ワイヤレス増灯撮影 • ダイレクトリモート (リモートモード) • ダイレクトリモート (リモートモード) 使用可能 使用可能 カラーフィルターを (フィル
COOLPIX との組み合わせについて SB-5000 は、次のニコンコンパクトデジタルカメラ COOLPIX との組み 合わせでも使えますが、いくつかの機能は制限されます。 ニコンクリエイティブライティングシステム(CLS)対応 COOLPIX(A、 P7800、P7700、P7100、P7000、P6000) i-TTL 調光対応 COOLPIX(P5100、P5000、E8800、E8700、E8400) • 使用するカメラの使用説明書もあわせてご覧ください。 COOLPIX 使用時 CLS 対応 COOLPIX 使用できるワイヤレス 増灯モード※ • i-TTL-BL 調光(A、P7800、P7700 のみ) • スタンダード i-TTL 調光 • 絞り連動外部自動調光 • 距離優先マニュアル発光 • マニュアル発光(A、P7800、P7700 のみ) • リピーティング発光 • アドバンストワイヤレス ライティング • ダイレクトリモート (リモートモード) モデリング発光 使用不可 FV ロック撮影 使用可能(A のみ) オート FP ハイスピード シンクロ撮影 使用不可 A
t CLS 対応の COOLPIX について • マスターフラッシュになる SB-5000、SB-910、SB-900、SB-800、 SB-700 またはワイヤレススピードライトコマンダー SU-800 をニコン コンパクトデジタルカメラ COOLPIX のアクセサリーシューに取り 付けて、SB-5000、SB-910、SB-900、SB-800、SB-700、SB-600、 SB-500 などを「リモートモード」に設定すれば、ワイヤレス増灯撮 影ができます。 • 設定条件など詳細は、お使いのカメラの使用説明書をご覧ください。 との組み合わせについて C O O L P I X t CLS 対応 COOLPIX との組み合わせ時の照射角の設定 オートパワーズーム機能により、レンズの焦点距離に合わせて照射角が 自動的に設定されます。このとき、照射角表示には オート)が表示され、照射角の数値は表示されません。 G G-2 (ズーム
使用上のご注意・資料 トラブルへの対処、お手入れの方法や製品の保証などを説明しています。 また、使用できるアクセサリーもご紹介しています。 故障かな?と思ったら トラブルが起きたり、警告表示が出たら、ご購入店やニコンサービス 機関にお問い合わせになる前に、次の項目を確認してください。 SB-5000 のトラブル トラブル 電源が 入らない 原因 対処方法 0 電池の+−が逆になっている 電池を正しく入れてください B-12 電池容量が不足している B-13 電池を交換してください 発光 しない 電池容量が不足している 電池を交換してください B-13 カスタムメニューで発光が 禁止されている 発光禁止を解除してください B-19 フラッシュヘッドが正面に 設定されていない フラッシュヘッドを正面に設定して B-16 ください 調光 カメラからの絞り値情報、 距離表示が ISO 感度情報がない 出ない カメラからの焦点距離 情報がない ・カメラの設定を確認してください ・SB-5000 をカメラに装着し直し てください 一 SB-5000 とカメラの電源を入れ 直し
トラブル オート ズーム 動作しない 原因 対処方法 0 ワイドパネルを設定している、 ワイドパネルまたはバウンス E-6 またはバウンスアダプターを アダプターを外してください E-10 装着している 照射角の手動設定に なっている オートパワーズームに設定し てください E-19 マスターフラッシュとリモート フラッシュの距離が遠すぎる、 または間に障害物がある マスターフラッシュとリモート 光制御ワイヤレス増灯撮影で、 フラッシュの配置をやり直して D-31 マスターフラッシュの光がリモー ください リモート フラッシュが トフラッシュのワイヤレスリモー 発光しない トセンサー窓に入っていない 電波制御ワイヤレス増灯撮影で、 リンク設定をやり直してくだ リモートフラッシュのリンクが さい 成立していない 正常に動作 しない 使用上のご注意・資料 異常な表示 が出る D-9 ・SB-5000 の電源スイッチを [OFF]以外にしたまま、電池 充分な容量がある電池を正しく を入れ直してください 入れていても左のようなトラブ ・電池を入れ直しても左のよ ルがある場合は、マイクロコン
警告表示 表示 / 警告 リモートフラッシュ が 8 回「ピー」と 鳴った 原因 0 電池を交換してください B-13 SB-5000 が過熱して破損す るおそれがあるため、発光 を 禁 止し、 電 源 OFF とメ ニュー設定を除く操作を停 止した ・SB-5000 の電源スイッ チを[ OFF ] 以 外に したまま、 自然 冷 却 して、 温 度が下がる の待ってください B-19 ・セットアップメニュー E-24 でクーリングシステム が OFF になって いる 場合は、ON にしてく ださい 電圧異常を検出したため、 電源スイッチ以外の操作を 停止した 電源を OFF にしてから 電池を取り出し、ご購 入店またはニコンサー H-27 ビス機関に修理を依頼 してください 適正露出が得られていない 可能性がある スピードライトから被写 体までの距離を短くす る、絞り値を開放側に するなどして、撮影し 直してください 適正露出が得られていない 可能性がある スピードライトから被写 体までの距離を短くす る、絞り値を開放側に する、リモートフラッシュ D-38 の 位 置 を 変
表示 / 警告 原因 対処方法 0 電波制御ワイヤレス増 灯撮影に対応していな いカメラに装着された 光制御ワイヤレス増灯撮影を 使用してください D-4 装着したカラーフィル ターが認識できない カラーフィルターの装着状 態を確認してください E-12 カメラ側で設定した絞り 絞り値を設定し直してください 値が調光範囲外である ― レンズの絞り値が最小 絞りになっていない レンズを最小絞りに設定して ください ― カメラの電源が OFF カメラの電源を ON にしてく ださい ― 使用上のご注意・資料 ・SB-5000 の電源を入れ直 してください ・電源を入れ直しても表示 ズーム動作機構に異常 が消えない場合は、ご購 が発生した 入店またはニコンサービ ス機関に修理を依頼してく ださい H H-4 H-27
ガイドナンバーと絞り値、距離について ガイドナンバー(GN)とはスピードライトの発光量を示す値で、数値 が大きいほど光量が大きく、光が遠くまで届きます。 ガイドナンバー=スピードライトから被写体までの距離(m)×絞り値 (F) という関係があります( ISO 100 の場合)。たとえば、SB-5000 はガ イドナンバーが 34.5(ISO 100、照射角 35mm、FX フォーマット、ス タンダード配光時、23℃)なので、ISO 感度が 100 で絞り値が F8 なら、 ガイドナンバー 34.5 ÷絞り値 8 ≒ 4.31m までスピードライトの光が 届くことになります。 • ISO 100 以外の場合は、ISO 感度に応じてガイドナンバーに下の係数 を乗じてください。 ISO 係数 25 0.5 50 0.71 100 1 200 1.4 400 2 800 2.8 1600 3200 6400 4 5.
お手入れについて お手入れの方法 • 発光パネルにゴミが付着したまま発光させると、発光パネルの破損に つながります。定期的にパネルを清掃してください。 • ブロアーでゴミやホコリを軽く吹き払った後、柔らかい清潔な布で 軽く拭いてください。特に、海辺で使った後は、真水を数滴たらした 柔らかい清潔な布で塩分を拭き取ってから、乾いた布で軽く拭いて 乾かしてください。 • ブラシなどで表示パネルを拭いた場合、静電気で表示パネルが点灯し たり、黒く変色したりすることがありますが、故障ではありません。 しばらく放置すると、正常な状態に戻ります。 • スピードライト内部には、精密な電子部品が多く含まれています。 振動や衝撃を与えないでください。また、表示パネルを強い力で押さ ないでください。 • シンナーやベンジンなどの有機溶剤を清浄に使用しないでください。 使用上のご注意・資料 火災や健康障害の原因となります。 H H-6
保管の方法 • カビや湿気による故障を防ぐため、風通しの良い乾燥したところに 保管してください。 • 防虫剤や磁気を発生する器具の近くには、置かないでください。 • 極端に高温になるところ(夏期の車内やストーブなどの近く)には、 置かないでください。故障の原因となります。 • 約 2 週間以上使用しないときは、電池の液もれによる故障を防ぐため に、電池を取り出してください。 • コンデンサー(スピードライト内部の部品)の劣化を防ぐため、約 1 カ月 に 1 回は 2、 3 回テスト発光させてください。 ご使用になる場所にご注意ください • 極端に温度差がある場所に移動すると、スピードライトの内部や外観 部に水滴が生じることがあります。バッグやビニール袋などに入れ、 周囲の温度になじませてからご使用ください。 • テレビ塔や高圧鉄塔に近い場所では、強い磁気や電波が発生しており、 使用上のご注意・資料 誤作動することがあります。 H H-7
電池についてのご注意 • 一般的に、スピードライトは非常に大きな電流を消費するため、電池 などに記されている充放電回数前に電池が使えなくなる場合があります。 • 電池を交換するときは、電源を OFF にしてから、+−を間違えない よう正しく入れてください。 • 電池の両極に油や汚れなどが付着していると、接触不良の原因となり ますので、ご注意ください。 • 電池の仕様により、連続発光して電池が高温になると発光できなくな ることがあります。ただし、電池温度が下がれば、ご使用になれます。 • 電池には、低温になるほど性能が低下する性質、使用しないでおくと 電圧が回復する性質、使わなくても自己放電する性質があります。ご 使用になる前には電池の容量の確認を心がけて、電池は早めに交換す ることをおすすめします。 • 電池は、高温・多湿になる場所を避けて保管してください。 • 充電池のご使用上の注意や充電方法などについては、各メーカーの 電池および充電器の使用説明書をご覧ください。 使用上のご注意・資料 • 危険ですので、充電池以外は充電しないでください。 小型充電式電池のリ NIMH サイクル H
表示パネルについて 表示パネルの特性 • 表示パネルの液晶には指向性があります。斜め上から見ると読み取り にくくなりますが、やや下の方向から見ると読み取りやすくなります。 • 約 60℃以上の高温下では、一時的に液晶表示が黒くなることがあり ますが、常温に戻れば表示も正常に戻ります。 • 低温下では液晶の応答速度が多少遅くなり、表示が読み取りにくく なったり、表示の切り換わりに時間がかかったりすることがありますが、 常温に戻れば正常に戻ります。 表示パネルバックライトの点灯、消灯 SB-5000 の電源が ON の状態でボタンやスイッチを操作すると、バッ クライトが点灯して、表示パネルが読み取りやすくなります。 • SB-5000 を操作しない状態が約 16 秒間続くと、バックライトは消灯 します。 • OFF に設定しても、カメラ側の表示パネルの照明が点灯すると、 連動して SB-5000 の表示パネルの照明も点灯します。 表示パネルのコントラストの設定 表示パネルのコントラストは、セットアップメニューで調整して、 読み取りやすくすることができます。(0B-19) • コントラストは 9 段
ファームアップの方法 SB-5000 のファームアップに対応したニコンデジタル一眼レフカメラ では、ニコンウェブサイトから最新のファームウェアをダウンロードして、 カメラボディーからの操作でアップデートすることができます。 ファームアップの詳しい方法については、ニコンウェブサイトにてご 確認ください。 http://www.nikon-image.
使用できるアクセサリー ■ スピードライトスタンド AS-22 付属品のスピードライトスタンド AS-22 と 同じものです。 ■ カラーフィルターセット SJ-5 カラーフィルター 8 種類、20 枚のセットです。カラーフィルターホルダー SZ-4 に装着して使用します。 4 使用できるスピードライト SB-5000 各部の名称 1. 位置合わせ穴 2. 識別コード(銀色) 3. 型番 4.
■ ウォーターガード WG-AS4 SB-5000 と ニ コ ン デ ジ タ ル 一 眼 レ フ カ メ ラ D5 の 組 み 合 わ せ 時 に、 カメラ連 動 接 点 へ の 水 滴 の 浸 入 を 軽減する 1 カバーです。 • ウォーターガードは、スピードライトからし たたり落ちる水滴の浸入を軽減するものです。 • ウォーターガードの前後側面からの水滴を防 ぐ防水機能を持つものではありません。 使用できるスピードライト SB-5000 各部の名称 1.
取り外し方 SB-5000 およびカメラの電源を OFF にしてから、ロックレバーを左に 90° 回し、取付け脚をゆっくり引き抜く ウォーターガード全体をつまんで下 に引っ張りながら外す お手入れについて 雨の日にウォーターガードを使用した 後は、取り外して水分をよく拭き取っ てください。 仕様 外形寸法(W × H × D):約 39 × 21.
■ TTL 調光コード SC-28/17(約 1.5m) スピードライトをカメラから離して i-TTL 調光撮影を する際に使用します。三脚取り付け用のねじ穴を備 えています。 ■ TTL 調光コード SC-29 (約 1.
外部電源の接続方法 外部電源コネクターのキャップを 外し、電源コードを接続してくだ さい。 • SD-7 の 接 続 に は、 電 源 コ ー ド SC-16A を ご 使 用 く だ さ い。 SC-16 は使用できません。 v パワーアシストパック SD-9、SD-8A 使用時のご注意 使用上のご注意・資料 電池 8 本を使用した SD-9 あるいは電池 6 本を使用した SD-8A を併用し て 8 コマ / 秒相当の連続発光を長く続けると、フラッシュヘッド前方が 高温になる場合がありますので、ご注意ください。また、 SD -9 あ るいは SD-8A を カ メラに固定した状態でフラッシュ撮影をすると、 筋状のノイズが写り込むことがあります。その場合は、 ISO 感度を下げるか、 SD-9 あるいは SD-8A をカメラから離してお使いください。 H H-15
主な仕様 外部電源 使用電池 約 1.4 秒 300 回以上/ 1.4 〜 30 秒 1.2V ニッケル水素単 3 形充電池× 約 0.9 秒 4本 320 回以上/ 0.9 〜 30 秒 1.5V アルカリ単 3 形電池×8 本 1.5V アルカリ単 3 形電池×4 本 パワー アシスト パック SD-9 ※3 パワー アシスト パック SD-8A ※3 最短発光間隔※ 1 発光回数※ 2/ 発光間隔※ 1 約 0.9 秒 480 回以上/ 0.9 〜 30 秒 1.2V ニッケル水素単 3 形充電池× 約 0.5 秒 8本 430 回以上/ 0.5 〜 30 秒 1.5V アルカリ単 3 形電池×6 本 約 1.5 秒 300 回以上/ 1.5 〜 30 秒 1.2V ニッケル水素単 3 形充電池× 約 1.1 秒 6本 260 回以上/ 1.
仕様 形式 直列制御方式 TTL 自動調光スピードライト ガイドナンバー(照射角 35mm、 FX フォーマット、 34.5(ISO 100・m) スタンダード配光時) 調光範囲(i-TTL 調光 / 絞り連動外部自動調光 / 外部自動調光時) 0.
使用電池 次の単 3 形電池の同一種類を 4 本 1.5V アルカリ単 3 形電池 1.
• 仕様データは CIPA(カメラ映像機器工業会)の規格またはガイドラインに準拠 しています。 • 製品の外観、仕様、性能は予告なく変更することがありますので、ご了承ください。 • 使用説明書および活用ガイドの誤りなどについての補償はご容赦ください。 • 本書記載の会社名、製品名は各社の商標、登録商標です。 電池別の発光間隔と発光回数 電池 発光回数※ 2/ 発光間隔 ※ 1 最短発光間隔※ 1 1.5V アルカリ単 3 形電池 約 2.6 秒 1.2V ニッケル水素単 3 形充電池 約 1.8 秒 150 回以上 /2.6 〜 30 秒 190 回以上 /1.
ガイドナンバー表 SB-5000 のガイドナンバーは FX/DX フォーマット、配光タイプ、ISO 感度、 照射角、発光量によって異なります。 ISO 100・m FX フォーマット DX フォーマット 照射角 (mm) 使用上のご注意・資料 H 8(BA+WP) 8(BA) 8(WP) 10(BA+WP) 10(BA) 10(WP) 11(BA+WP) 11(BA) 11(WP) 12(BA+WP) 12(BA) 12(WP) 14(BA+WP) 14(BA) 14(WP) 16 17(BA+WP) 17(BA) 17(WP) 17 18 20 24 28 35 H-20 スタンダード 均質配光 配光 中央部 スタンダード 均質配光 重点配光 配光 中央部 重点配光 ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ 11.5 15.5 14.5 ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ 11.5 15.5 14.5 ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ 11.
照射角 (mm) 50 70 85 105 120 135 180 200 FX フォーマット DX フォーマット 中央部 中央部 スタンダード スタンダード 均質配光 均質配光 重点配光 配光 重点配光 配光 40.5 45 47 50 51.5 53 54.5 55 37 41 43.5 46 47.5 49 51 52 42 46.5 48.5 51.5 53.5 55 45.5 50 52 54 54.5 55 ̶ ̶ ̶ ̶ 42 46 48.5 50 51 52 52.5 53 47 51.5 54.
FX フォーマット ガイドナンバー表 ■ スタンダード配光、ISO 100・m 発光量 照射角(mm) WP+ BA 1/1 11.5 1/2 8.1 1/4 5.7 1/8 4 1/16 2.8 1/32 2 1/64 1.4 1/128 1 1/256 0.7 14 BA WP 15.5 11 7.7 5.4 3.8 2.7 1.9 1.3 0.9 14.5 10.3 7.2 5.1 3.6 2.5 1.8 1.2 0.9 24 28 35 50 70 85 105 120 135 180 200 27 19.1 13.5 9.5 6.7 4.7 3.3 2.3 1.6 29.5 20.9 14.8 10.4 7.3 5.2 3.6 2.6 1.8 34.5 24.4 17.3 12.2 8.6 6.1 4.3 3 2.1 40.5 28.6 20.3 14.3 10.1 7.1 5 3.5 2.5 45 31.8 22.5 15.9 11.3 7.9 5.6 3.9 2.8 47 33.2 23.5 16.6 11.8 8.3 5.8 4.1 2.9 50 35.
FP 発光時のガイドナンバー表 ■ FX フォーマット、スタンダード配光、ISO 100・m 発光量 1/1 1/2 1/4 1/8 1/16 1/32 1/64 1/128 照射角(mm) WP+ BA 4.7 3.3 2.3 1.6 1.1 0.8 0.5 0.4 14 BA WP 6.3 4.4 3.1 2.2 1.5 1.1 0.7 0.5 5.9 4.1 2.9 2 1.4 1 0.7 0.5 24 28 35 50 70 85 105 120 135 180 200 11 7.7 5.5 3.8 2.7 1.9 1.3 0.9 12 8.4 6 4.2 3 2.1 1.5 1 14 9.9 7 4.9 3.5 2.4 1.7 1.2 16.4 18.3 19.1 20.3 20.9 21.5 22.1 22.3 11.6 12.9 13.5 14.4 14.8 15.2 15.6 15.8 8.2 9.1 9.5 10.2 10.5 10.8 11.1 11.2 5.8 6.4 6.7 7.1 7.3 7.6 7.8 7.8 4.1 4.5 4.7 5 5.
索引 英数字/五十音順 各部の名称については「各部の名称」(0B-1)をご覧ください。 英数字 ボタン..................................... B-9 使用上のご注意・資料 H メニュー .................................. B-9 AF 補助光................................ E-20 AF 補助光(リモート時)........... D-37 AF-ILL ONLY .......................... E-21 AUTO(オートモード).............. D-28 BL(バランス)調光 ......... A-4、C-2 CLS .......................................... A-4 CLS 対応カメラ .......................... A-2 CLS 対応 COOLPIX .................... G-1 CLS 非対応一眼レフカメラ .......... F-1 COOLPIX ..........
外部自動調光用センサー窓 .................................. C-7、C-10 外部電源 ................................. H-14 カスタムメニュー...................... B-21 過熱防止 ................................. E-24 下方バウンス ................. B-16、E-11 カラーフィルター ..................... E-12 カラーフィルター識別センサー ........................................... E-15 カラーフィルターセット ............. H-11 カラーフィルターホルダー 光量不足警告 ... C-3、C-9、C-12、C-14、D-37、D-38 サ 最短発光間隔 .......................... H-19 初期設定 ................................... A-6 スタンダード i-TTL 調光 ....
電波制御ワイヤレス増灯撮影 ...... D-3 取付け脚 ................................. B-14 ナ ニコンクリエイティブライティング システム(CLS)..................... A-4 ニコンコンパクトデジタルカメラ COOLPIX .............................. G-1 ハ 配光タイプ ................................ E-2 使用上のご注意・資料 H バウンスアダプター .................... E-6 バウンス撮影 ............................. E-3 バックライト ............................... H-9 発光回数 ...................... C-16、H-19 発光間隔 ................................. H-19 発光モード............. B-18、C-1、D-6 発光量 ...........................
ニコンプラザ、サービスセンターのご案内 ■ニコンプラザ ショールーム、サービスセンター、ギャラリーを統合したニコン映像製品の総合 情報拠点です。充実したサポートサービスを通して、お客さまのデジタルイメー ジングの世界を拡げ、写真文化の普及、向上に資することを目指しています。 ニコンプラザ銀座 〒 104-0061 東京都中央区銀座 7-10-1 ストラータ ギンザ 1・2 階 営業時間:10:30 〜 18:30 (年末年始、2 月の第 1 土曜日とその翌日、8 月の第 2 土曜日とその翌日を除く毎日) ニコンプラザ新宿 〒 163-1528 東京都新宿区西新宿 1-6-1 新宿エルタワー 28 階 営業時間:10:30 〜 18:30 (年末年始、2 月 11 日・12 日、8 月の第 3 日曜日とその翌日を除く毎日) ニコンプラザ名古屋 〒 461-0005 名古屋市東区東桜 1-13-3 NHK 名古屋放送センタービル 2 階 営業時間:10:30 〜 18:30(日曜日、祝日、年末年始を除く毎日) 〒 530-0001 大阪市北区梅田 2-2-2 ヒルトンプラザウエスト・オフィスタワー 13 階
■サービスセンター ニコン映像製品のメンテナンスサポートの窓口です。カメラ製品の展示の他、ご質問、 ご相談もお受けしています。お気軽にご来所ください。 札幌サービスセンター 〒 060-0807 札幌市北区北 7 条西 4-3-1 新北海道ビルヂング 2 階 福岡サービスセンター 〒 812-0011 福岡市博多区博多駅前 1-4-1 博多駅前第一生命ビル 1 階 (各サービスセンター共通) 営業時間:9:30 〜 18:00(土曜日、日曜日、祝日、年末年始、夏季休業など弊社定休日 を除く毎日) (ナビダイヤル) 0570-02-8050 * 音声ガイダンスにしたがって、ご利用になるサービスセンターをお選びください。 使用上のご注意・資料 ● ナビダイヤルは一般電話からは市内通話料金でご利用いただけます。 ● ナビダイヤルをご利用いただけない場合は、(03)6702-0577(ニコン カスタマー サポートセンター)におかけください。 H H-28
アフターサービスについて ■ この製品の使い方や修理に関するお問い合わせは • 使い方に関するご質問は、次ページに記載の「ニコン カスタマーサ ポートセンター」にお問い合わせください。 • 修理に関するご質問は、次ページに記載の「修理センター」にお問い 合わせください。 【お願い】 • お問い合わせいただく場合には、おわかりになる範囲で結構ですので、 次の内容をご確認の上、お問い合わせください。 「製品名」、「製品番号」、「ご購入日」、 「問題が発生したときの症状」、 「表示されたメッセージ」、「症状の発生頻度」など。 • ファクシミリや郵送でお問い合わせの場合は「ご住所」、「お名前」、 「フリガナ」、「電話番号」、 「FAX 番号」を(会社の場合は会社名と 部署名も)明確にお書きください。 ニコンサービス機関(ニコンプラザ、サービスセンター、修理センター)、 ご購入店、または最寄りの販売店にご依頼ください。 • ニコンサービス機関について詳しくは、「ニコンプラザ、サービス センターのご案内」(0 H-27)および次ページをご覧ください。 ■ 補修用性能部品について この製品の補修用性能部品(その
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