活用ガイド(PDF版)

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D 別売スピードライト使用時のシャッタースピード
別売のスピードライト使用時にカメラで設定できるシャッタースピードは次の通りです。
撮影モード 設定可能なシャッタースピード
PA カメラが自動的に 1/2001/60 秒にセット
*
S 1/20030
M 1/20030 秒、Bulb(バルブ)Time
(タイム)
フラッシュモードをスローシンクロモード、後幕発光、赤目軽減スローシンクロモードに設定して
いる場合は、シャッタースピードが最長 30 秒まで延長されます。
D 他社製フラッシュについてのご注意
カメラの X 接点に 250V 以上の電圧がかかるフラッシュや、アクセサリーシュー部の接点をショートさ
せてしまうフラッシュを使用することはできません。カメラの正常な機能が発揮できないだけでなく、
カメラおよびフラッシュのシンクロ回路を破損することがあります。
D スピードライトの調光方式について
別売のニコンクリエイティブライティングシステム対応スピードライトをカメラに装着し、スピード
ライトの発光モードを TTL にセットすると、モニター発光を行う専用 TTL モードi-TTL モード)にな
り、i-TTL-BL 調光などによるフラッシュ撮影ができます。ニコンクリエイティブライティングシステ
ム非対応のスピードライトでは、i-TTL モードでの撮影はできません。i-TTL モード時は、次のような
調光方式が利用できます。
調光方式 内容
i-TTL-BL 調光
主要被写体と背景光のバランスを考慮した BL(バランス)調光を行いま
す。シャッターボタンを押すと、シャッターの開く直前にスピードライ
トがモニター発光を行い、被写体と背景光のバランスを考慮した最適な
発光量を決定します。
スタンダード i‑TTL 調光
背景の明るさは考慮されず、撮影画面が基準露光量となるように調光し
ます。主要被写体のみを強調する場合や、フラッシュ撮影で露出補正す
る場合に適しています。
カメラの測光モードが[スポット測光]に設定されている場合、自動的にスタンダード i-TTL 調光
になります。
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別売スピードライトをカメラに装着して撮影す
る(一灯撮影)