背の厚さに合わせて、マスターページ上で表 1 全体を左右へ移動 このたびは、BOSS デジタル・レコーディング・スタジオ BR-8 を お買い上げいただきまして、ありがとうございます。 この機器を正しくお使いいただくために、ご使用前に ・ 安全上のご注意(P.2 ∼ 3) ・ 使用上のご注意(P.12 ∼ 13) をよくお読みください。 また、この機器の優れた機能を十分ご理解いただくためにも、この 取扱説明書をよくお読みください。取扱説明書は必要なときにすぐ に見ることができるよう、手元に置いてください。 1999 © ボス 本書の一部、または全部を無断で複写・転載することを禁じます。 ※ 取扱説明書の英語版(有料)をご希望の方は、販売店にお問い合わせください。 If you should require an English Owner’s Manual (at a modest fee), please contact an authorized Roland distributor.
背の厚さに合わせて、マスターページ上で表 1 全 体を左右へ移動 安全上のご注意 火災・感電・傷害を防止するには 警告と 図記号の例 注意の意味について 警告 注意 は、注意(危険、警告を含む)を表わしていま す。 具体的な注意内容は、 の中に描かれています。 左図の場合は、「一般的な注意、警告、危険」を 表わしています。 取扱いを誤った場合に、使用者が 死亡または重傷を負う可能性が想 定される内容を表わしています。 取扱いを誤った場合に、使用者が 傷害を負う危険が想定される場合 および物的損害のみの発生が想定 される内容を表わしています。 は、禁止(してはいけないこと)を表わしてい ます。 具体的な禁止内容は、 の中に描かれています。 左図の場合は、「分解禁止」を表わしています。 ※物的損害とは、家屋・家財およ び家畜・ペットにかかわる拡大 損害を表わしています。 ● は、強制(必ずすること)を表わしています。 具体的な強制内容は、● の中に描かれています。 左図の場合は、「電源プラグをコンセントから抜 くこと」を表わしています。 以下の指示を必ず守ってください 警告 警告 001
注意 警告 013 101b ● お子様 のいるご家庭で使用する 場合、お子様の 取り扱 いやいたずらに注意して ください。必ず 大人のかたが、監視/指導してあげてください。 .............................................................................................................. ● この機器と AC アダプターは、風通しのよい、正 常な 通気が保たれている場 所に設置して、使用 してください。 .............................................................................................................. 014 102c ● この機 器を落としたり、この機器に 強い衝撃を 与えないでください。 ● AC アダプターを機器本体やコンセントに抜き 差しするときは、必ずプラグを持ってください。 ........................................
目次 ■ BR-8 の紹介 .........................................................................................9 主な特長 ....................................................................................................................................... 9 BR-8 で使えるディスク(Zip ディスク).................................................................................... 11 ■ 使用上のご注意 ..................................................................................12 ■ 各部の名称 .................................................
目次 Step9 録音した演奏を聴きながら別の演奏を録音する∼オーバー・ダビング.......................... 35 録音するトラックを選ぶ .................................................................................................................35 録音する ..............................................................................................................................................35 Step10 曲を仕上げる∼ミックス・ダウン ................................................................................. 36 音の左右の位置(パン)を決める ........................................
目次 演奏に空白を入れる∼トラック・インサート ............................................................................ 55 演奏を削除してつなぐ∼トラック・カット ............................................................................... 56 演奏を消去する∼トラック・イレース....................................................................................... 57 ■ 録音/編集を元に戻す .......................................................................58 録音、編集を取り消す∼アンドゥ .............................................................................................
目次 プレビューを使えるようにする.....................................................................................................79 スクラブとプレビューを使う .........................................................................................................79 ■ BR-8 の設定を初期化する∼イニシャライズ.....................................80 ■ レベル・メーター画面の表示方法を切り替える∼プリ/ポスト・フェーダー..........82 ■ 楽器のチューニングをする∼チューナー...........................................83 チューナーに切り替える .............................................................................
目次 ■ インサート・エフェクト・パラメーターの働き ................................98 Acoustic Guitar Simulator (アコースティック・ギター・シミュレーター)........................................................................98 Acoustic Processor(アコースティック・プロセッサー) ....................................................98 Bass Simulator(ベース・シミュレーター)..............................................................................98 Chorus(コーラス)...................................................................................................................
BR-8 の紹介 主な特長 V トラックとは 簡単な操作系 各トラックは 8 つの仮想トラックから構成されており、 その中からどれか 1 つを選んで、録音/再生することが BR-8 は、カ セット・テープ・レコーダー感覚で 初心者でも 簡単に操作できるよう設計されています。 できます。つまり、最大で 8 × 8 = 64 トラックに演奏 を録音することができ、その中から 8 トラックを選んで また、大型液晶ディスプレイの採 用により、いろいろな情報 をグラフィック表示で確認す ることができます。デモ・テー 再生できることになりま す。この各トラックを構成する 仮想トラックを V トラックと呼びます。 プからマスター・テープ制作まで、お 買い上げになったその 日から、誰でも手軽にデジタル・レコ ーディングの魅力に触 れることができます。 デジタル・オーディオ・ワークステー ション 全てのプロセスをフル・デジタル化 BR-8 に は、デジタル・ミキサーやデジタ ル・ディスク・レ コーダーに加え、デジタル・エフェクトが 2 系統内蔵されて います。 fig.
BR-8 の紹介 COSM(Composite Object Sound Modeling)とは サウンド・モデリングは、原振動 が人間の耳に達するま での過程にかかわる物体の構造、素材、電気系、電子系、 磁気系などのオブジェクトを、最先端の DSP 技術で再構 築する技術です。COSM は、さまざまなオブジェクトに 最適のサウンド・モデリング を組み合わせて、既存の楽 器のシミ ュレー ション から、超現実 の楽器 の構築 まで、 あらゆるサウンドを創出でき る可能性を持ったメソッド です。 編集機能 マークには名前を付ける こともできますので、これを活用す れば編集の際にも大変便利です。 リズム・ガイド機能 思いついたフレーズや、曲の アイデアを録音する際に便利な リズム・ガイド機能(P.
BR-8 の紹介 BR-8 で使えるディスク (Zip ディスク) BR-8 で使用(録音/再生)できるディスクは Zip ディスク です。Zip ディスクは一般にコンピュータ ーのデータ保存用 媒体として使われます。コンピュ ーター・ショップなどでお 買い求めになれます。 ディスクの容量について Zip ディスク には、ディスク容量 が 100M バイトの ものと 250M バイトのものがあります。BR-8 で録音/再生すると きは、100M バイトの Zip ディスクを使用してください。 ディスクのフォーマットについて コンピューター・ショップなどでお 買い求めになられたディ スクや、コンピューターで使用して いたディスクをそのまま BR-8 で使用することはできません。これは、コンピューター で使 用する場 合と BR-8 で使 用する場 合とでは ディス クの フォーマットが 異なるからです。これらのディスクを BR-8 で使用するには、まずフォーマッ トを変更してください。詳 しくは、「ディスクを初期化する」 (P.
使用上のご注意 291a 2 ∼ 3 ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。 電源について 修理について 301 451c ● 雑音を発生する装置(モーター、調光器など)や消費電力 の大きな機器とは、別のコンセントを使用してください。 ● お客様がこの機器や AC アダプターを分解、改造された場 合、以後の性能について保証できなくなります。また、修 理をお断りする場合もあります。 302 ● AC アダプターを長時間使用すると AC アダプター本体が 多少発熱しますが、故障ではありません。 307 ● 接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐた め、必ずすべての機器の電源を切ってください。 設置について 351 ● この機器の近くにパワー・アンプなどの大型トランスを持 つ機器があると、ハム(うなり)を誘導することがありま す。この場合は、この機器との間隔や方向を変えてくださ い。 352 ● テレビやラジオの近くでこの機器を動作させると、テレビ 画面に色ムラが出たり、ラジオから雑音が出ることがあり ます。この場合は、 この機器を遠ざけて
使用上のご注意 Zip ディスクをお使いになる前に Zip ディスク・ドライブの取り扱い 著作権について 602 第三者が著作権 を保有している作品(CD ソフト、ビデ ● 外部からの振動を受けない、しっかりした水平な場所に設 置してください。極端に傾けると、ディスク・ドライブの 動作に悪影響を与えることがあります。 603 ● 極端に湿度の違う場所に移動すると、ディスク・ドライブ に水滴がつくことがあります。このまま使用すると故障の 原因になりますので、数時間放置してから使用してくださ い。 オ・ソフ ト、放送 など)を 無断 で録音 し、公演、放 送、 販売、配布などを行なうことは法律で禁じられています。 BR-8 を使用す ることによってあな たが第三者の権利を 侵害しても、当社は一切その責任を負いません。 604 ● ディ スクを挿入 するとき は、確実に奥ま で入れてく ださ い。ディスクを取り出すときは、イジェクト・ボタンを奥 まで 押してくだ さい。万一デ ィスクが引 っ掛かった 場合 は、無理に取り出さないでください。 606 補償について お客様が BR-8 を使用して生
各部の名称 フロント・パネル fig.02-01(Top View) 1 32 33 29 30 2 3 31 27 25 26 6 4 34 23 24 5 8 28 7 17 18 16 12 9 19 13 14 15 10 1. 22 21 11 CLIP(クリップ)インジケーター それ ぞれの入 力ジャッ ク(GUITAR/BASS, MIC 1, MIC 2) に入力している音(入力ソース)の歪み具合が確認できます。 20 35 36 ・GUITAR/BASS,MIC 2: ギターまたはベース用の GUITAR/BASS ジャック、また はマイク用の MIC 2 ジャックが選択されます。 ・MIC 1: このインジケーターは音が歪み出すレベルの -6dB で点灯し ます。強く弾いたときに CLIP インジケーターが時々点灯す る程度になるよう、SENS つまみで入力感度を調節してくだ さい。 2.
各部の名称 ・BOUNCE: GUITAR/BASS, MIC 2 ボタンまたは MIC 1 ボタンが単独で 選択されているときは、AF-AD が有効になります。 複数のトラックに録音した音を 2 つ(または 1 つ)のト ラックにまとめます。 8. AF-AD(Adaptive Focus Method AD)とは 入力レベルのみが異なる2つの同じ信号を用い、ノイズ・ レベルが最も低くなるように 内部で自動的に調節を行う 方法です。 AD はアナログ信号をデジタル信号に変換する 処理のことを指しますが、この ときの性能の基準となる REC MODE(レコーディング・モード) インジケーター 現在の録音モ ードを表示します。REC MODE ボタンによる 録音モードの切り替えに合わせて、INPUT、BOUNCE のどち らかのインジケーターが点灯します。 のがビット数です。ビット数が 大きいほどアナログ信号 からの劣化が少ないことになります。BR-8 では 20 ビッ 9.
各部の名称 16.
各部の名称 21. V-TRACK(V トラック)ボタン V トラックの選択画面を呼び出すボタンです。 27. PHRASE TRAINER (フレーズ・トレーナー) フレーズ・トレーナー機能に関する設定を行います。 V トラックとは(P.9) V トラックを使う(P.44) 22. TRACK MUTE (トラック・ミュート) ボタン このボタンを押しながら緑色に点灯している REC TRACK ボ タンを押すと、再生時にそのトラックの音を TRACK フェー ダーの位置に関係なくミュート(消音)することができます。 再び同じ操作を行うと、ミュート は解除されます。ミュート されている間、そのトラックの REC TRACK ボタンは緑色の 点滅になります。(P.
各部の名称 30. UNDO/REDO (アンドゥー/リドゥー)ボタン ディスプレイ fig.02-04(Display View) 最後に行った録音や、録音データ の編集操作を取り消し、元 の状態に戻します。もう一度この ボタンを押すと、取り消し 2 1 3 4 た録音を元に戻したり、編集操作を 再度実行することができ ます。(P.58) 31. TIME/VALUE (タイム/バリュー)ダイヤル 普段は曲の現在位置の移動(曲の 早送りや巻き戻し)に使い ます。各種機能の設定時には設 定値(バリュー)の変更に使 います。 5 6 7 メニュー画面やパラメー タ設定画面など、そのときの設定項 目に応じた情報をグラフィック表示します。 32. EXIT/NO(イグジット/ノー)ボタン 前の画面に戻るときや、操作の取り消しのときに押します。 33. ENTER/YES(エンター/イエス)ボタン 選択の決定や、入力を確定するときに押します。 34. CURSOR(カーソル)ボタン カーソルを移動するときに押します。 fig.
各部の名称 6. MIXER/TRACK(ミキサー/トラック) 7. プレイ・モードのときに、入力されて いる楽器の音量レベル や各トラックの音量レベルがグラフィックで表示されます。 MASTER(マスター) プレイ・モードのときに、MASTER フェーダーを通った後の 音量レベルがグラフィックで表示されます。 お 買 いあ げ 時 は、INPUT LEVEL つま み、ま た は TRACK フェーダーを通った後(ポスト・フ ェーダー)の音量レベル を表示するようになっています。TRACK フェーダーを通る 前(プリ・フ ェーダー)の 音量レ ベルを表 示したい 場合は、 「レベル・メーター画面の表示方法を切り替える」 (P.82)を ご覧ください。 リア・パネル fig.02-06(Rear View) 13 12 11 10 14 1. 5 9 GUITAR/BASS (ギター/ベース)ジャック ギターやベースをダイレクトに 接続できるハイ・インピーダ ンスの入力ジャックです。 8 7 5.
各部の名称 9. FOOT SW (フット・スイッチ)ジャック 別売のフット・スイッチ(BOSS FS-5U、Roland DP-2)を 接続する入力ジャックです。フット・スイッチを使用すると、 曲の再生/停止やパンチ・イン/ アウトなどをリモート・コ ントロールすることができます。 フット・スイッチを使うには(P.41) 10. DIGITAL OUT (デジタル・アウト)コネクター デジタル・オーディオ信号を出力 するオプティカル・タイプ のコネクターです。LINE OUT ジャックと同じ音が出力され ます。本機の出力を DAT レコーダーや MD レコーダーにデ ジタル録音することができます。 11. MIDI OUT(MIDI アウト)コネクター MIDI 情報を送信するコネクターです。外部 MIDI 機器(リズ ム・マシンや音源など)の MIDI IN コネクターと接続して使 用します。 12.
デモ・ソングを聴く Step1 周辺機器を接続する デモ・ソングを聴く 下図のように接続してください。また接続の際は各機器の電源が OFF の状態で行ってください。 fig.03-01(Connection) ステレオ・ヘッドホン エレキ・ギター エレキ・ベース マイク リズム・マシンなど MDデッキなど フット・スイッチ (FS-5Uなど) オーディオ・セットなど CDプレーヤーなど ACアダプター (PSB-UNIVERSAL) エクスプレッション・ペダル (Roland EV-5) キーボード、リズム・マシンなど ※ AC アダプターのコードは図のようにコード・フックに固 他の機器と接続するときは、誤動作 やスピーカーなどの破損 を防ぐため、必ずすべての機器の音 量を絞った状態で電源を 切ってください。 定してください。誤ってコードを引っ張ってしまっても、 プラグ が抜けて電源が切れて しまうことや、AC アダプ ター・ジャッ クに無理な力が加わることを 防ぐことがで きます。 fig.
デモ・ソングを聴く ※ エクスプレッション・ペダルは、必ず指定のもの(別売: ※ マイクロ ホンとスピーカーの位置によ っては、ハウリン Roland EV-5)をお使いくだ さい。他社製品を接 続する と、本体の故障の原因になる場合があります。 グ音(キーン という音)が出ることがあ ります。その場 合は、以下のように対処してください。 ※ EXP PEDAL ジャックに接続したエクスプレッション・ ペダルのミニマム・ボリュームは、“0”で最も変化幅が 広くなるように設計されています。最初は“0”に設定さ れていることを確認してから、好みに合わせてミニマム・ ボリュームを調節してください。 また、エクスプレ ッション・ペダルでは以下の エフェク トを操作することができます。 1. マイクロホンの向きを変える 2. マイクロホンをスピーカーから遠ざける 3. 音量を下げる ※ MIC 1, MIC 2 ジャックは、TRS 標準プラグを利用した バランス入力に対応しています。 fig.04-100 HOT (ホット) ・ Foot Volume(P.
デモ・ソングを聴く Step3 デモ・ソングを聴く [ ]を押して、ソング・セレクト・ 3. CURSOR[ ] アイコンを選びます。 fig.06-04(LCD:Select Song Select Icon) 本製品に収録されている曲データを 個人で楽しむ以外に権利 者の許諾なく使用することは、法 律で禁じられています。権 利者に無断でこれらのデータの 複製を作ったり、二次的著作 物で利用したりしてはいけません。 デモ・ディスクを Zip ドライブに挿入してください。 fig.06-01(Disk Insert) 4. [ENTER]を押すと、曲のリストが表示されます。 fig.06-05(Push Enter/Yes) 現在使用 している曲の頭には“*”が付 いています。ま た、ソング・プロテクト(P.61)のかかっている曲名の 右側にはソング・プロテクト・マーク( ます。 曲を選ぶ∼ソング・セレクト 5. CURSOR[ びます。 ][ )が表示され ]を 押して、聴きた い曲を選 fig.
デモ・ソングを聴く fig.07-23(LCD:Store Current?) TRACK フェーダーを動かすと、各トラックに個別に録音さ れている音を 1 つずつ聴いたり、好みの音量バランスで聴く こともできます。また、 [TRACK MUTE]ボタンを使って任 意のトラックをミュート(消音)することもできます。 ※ 次回再生時に現在の状態を再現したい場合は[YES]を、 元 の状 態に 戻 した い 場合 は[NO]を押し て くだ さい。 [NO]を押した場合、現在の曲に対して、前回保 存して から今回まで に行った録音、編集作業の全 てと、現在の ミキサー部の 設定状態やソング・パッチの変 更は保存さ れません。ご注意ください。 特定のトラックの音を消す(P.35) [FF]を押している間は曲が早送りになり、 [REW]を押して いる間は巻き戻しになります。 [ZERO]を押すと、曲の頭に 戻ります。 現在位置を移動するには、他にも次のような方法があります。 ※ 現在使用している曲にソング・プロテクト(P.
デモ・ソングを聴く 2. 値を変更します。 小節/拍単位で ディスプレイの MEASURE欄には現在位置の小節ナンバーと 拍ナンバーが表示されます。 デモ・ソングにはテンポ・マップ(P.70)があらかじめ作成 されており、これに合わせて小節/ 拍ナンバーの表示やリズ ム・ガイド(P.32)の演奏が同期するよう設定されています。 テンポ・マップを変更する場合には「テンポ・マップを作る」 (P.70)をご覧く ださ い。また、リズ ム・ガイ ドをテ ンポ・ マップに同期させたくない場合には、 「拍子を変える」 (P.32) で“Beat”を“TEMPO MAP”以外に設定してください。 マーク番号で ディスプレイの MARKER 欄には、現在位置のマークの番号 が表示されます。マークが登録されていなければ“---”が表 示されます。 [CURSOR]を押して MARKER 欄の数字を選択し、TIME/ VALUE ダイヤルで移動先のマークの番号を選択します。 曲のバリエーションを変える デモ・ソングには、V トラック(P.
デモ・ソングを聴く Step5 電源を切る 各機器の電源を、電源を入れたとき(P.22)と逆の順序でオ フにしてください。 ※ 現在使用している曲にソング・プロテクト(P.61)がか か っ て い る 場 合、 [YES]を 押 す と“Protected Song! 本機の POWER スイッチを押すと、以下のようなメッセージ が表示されます。 Cannot Save!”と表示されます。 この場合は一旦[ENTER]を押すとレベル・メーター表 fig.05-02 示画面に 戻りますので、保存したい場 合にはソング・プ ロテクトを解除(P.61)してから再度 POWER スイッチ を押してください。 ※ デモ・ソング を再生しただけの場合に は、特に気にする 必要はあ りません。間違えて録音して しまったり、いろ いろと触ったあとでも[NO]を押すことで、全ての操作 を無効にすることができます。 このまま電源を切って も良い場合は[YES]を押してくださ い。[YES]を押すと ユーザー・パ ッチ(P.
演奏を録音する/再生する Step1 電源を入れる 「周辺機器を接続する」 (P.21) 、「電源を入れる」 (P.22)に従って、接続を済ませた後に電源を入れてください。 Step2 ディスクを準備する BR-8 は 録音データを直接ディスクに書き込 みます。録音を 行うには必ずディスクが必要です。 ※ イニシャ ライズを行うと、ディスクに保存 していたデー タは全て 失われます。コンバートやイニシ ャライズをし たくないときは“CANCEL”を選択して[ENTER]を押 すとディスクが取り出されます。 Zip ディスク(P.11) ディスクを入れる ディスクをドライブに挿入し てください。付属のデモ・ディ スクには若干の余裕があります が、長時間の録音をされる場 合は、デモ・ソングを消去するか新し いディスクを用意して ください。曲の消去のしかたについては「曲を消す」(P.
演奏を録音する/再生する Step3 録音する曲を選ぶ 挿入したディスクに曲が複数入っている場合、最後に保存した曲が自動的に選ばれます。 新たに曲を録音するときは、次のように操作してください。 新しい曲を作る∼ソング・ニュー 1. [UTILITY]を押します。 2. CURSOR[ ][ ]を 押してソング・アイ コンを 選択し、 [ENTER]を押します。 fig.07-02a(LCD:Select Song Icon) ]を押して“GO”を選択し、 [ENTER] 5. CURSOR[ を押します。 ■ 録音・編集、また はミキサー部の設定やエ フェクトのソ ング・パッチ(P.86)を変更した場合 このとき、録音したデータや作業内容、その時のミキサー 部の状態 やソング・パッチの変更を保存す るかどうかを 確認する画面が表示されます。 fig.07-23(LCD:Store Current?) 3. CURSOR[ ][ ]を 押し てソン グ・ニュ ー・ア イコンを選択し、 [ENTER]を押します。 fig.
演奏を録音する/再生する <録音時間> それぞれの設定で 1 枚のデ ィスクに録音できる時間は、 次のようになります(ディスク容量 100M バイトで 1 ト ラックのみ使用した場合) 。 データ・タイプ 録音時間 STANDARD (MT2) 約 50 分 LIVE (LV1) 約 60 分 LONG (LV2) 約 75 分 ※ 上記の録音時間 は目安です。作られる 曲数によって は、多少短くなります。 演奏を録音する/再生する ※ 上記の録音時間は 1 トラックのみを使用した場合の 録音時間を表しています。例 えば、8 トラック全て を使用して録音する場合、上記の 1/8 の時間が 1 ト ラック当たりの録音時間になります。 ※ BR-8 で使用できるディスクは、ディスク容量が 100M バイトの Zip ディスクです。 Step4 楽器を接続する 接続するジャックを選ぶ MIC 2 BR-8 には、接続する楽器に合わせていろいろなインプット・ マイク接続用のジャックです。TRS タイプになっていますの ジャックがあります。それぞれの目 的に合わせてお選びくだ さい。
演奏を録音する/再生する 録音したい楽器に合わせて INPUT SELECT ボタンを押す 音を試聴(モニター)する 録音したいソース(入力)を選んで ください。選んだボタン きます。 のインジケーターが点灯します。 1. まず MASTER フェーダーを下げます。 fig.07-04(Input Select Button) 接続した楽器やマイク の音を試聴(モニター)することがで 2.
演奏を録音する/再生する Step5 エフェクトを使う∼インサート・エフェクト BR-8 に は、インサート・エフェクトとルー プ・エフェクト の、2 系統のエフェクトが内蔵されています。ここではイン サート・エフェクトを使用します。 パッチとは BR-8 には、ギタ ー用、ボーカル用をは じめ数多くのエ フェクトが搭載されてお り、これらのエフェクトは同時 インサート・エフェクトとは 特定の信号ライン(BR-8 の場合、入力 の楽器や再生ト に複数使用することがで きます。このようなエフェクト の組み合わせ(接続するエフェクトの種類や接続順など) ラックなど)に直接かけるエフ ェクトのことをインサー ト・エフェクトと呼びます。ステ ージなどでギターとア をアルゴリズムと呼びます。 ンプの間に接続するエフェ クターもインサート・エフェ クトの一種です。これに対し、ミ キサーなどのセンド/ ター(コンパクト・エフェクターのつまみに相当します) がいくつかあります。これ らの組み合わせによって、音 リターン・ジャックに接続す るエフェクトをループ・エ フェクトと呼びます。 (P.
演奏を録音する/再生する 4. [EXIT]を押すと、レベル・メーター表示画面に戻り ます。 Step6 リズム・ガイドを使う 録音 するとき は、内蔵のリ ズム・ガイド を使うと 便利です。 録音 時以 外でも メト ロノー ムと して利 用する こと ができ ま す。 リズム・ガイドには、メトロ ノームを含んだ、さまざまなタ イプのリズム・パターンが あらかじめ内蔵されています。リ ズム・ガ イドの リズム・パ ターン につい ては、 「リ ズム・パ ターン・リスト」(別紙)をご覧ください。 リズム・ガイド に合わせて 録音して おくと、トラッ ク・ エディットが小節単位で行 えたり、後から外部機器との 同期演奏が可能になるなど、便 利な機能が使えるように なりま す。詳しく は、 「ト ラック・エ ディッ ト」 (P.50) や「MIDI 機器と同期演奏させる」 (P.
演奏を録音する/再生する タップを使ってテンポを変える fig.07-11(Push TAP Button) [TAP]を押 す 間 隔 で、テ ン ポ を 決 め る こ と が で き ま す。 RHYTHM GUIDE の[AUTO/ON/OFF]のインジケーターが 点灯している状態で[TAP]を 4 回以上続けて叩くと、その 間隔によってテンポを変えることができます。 ※ 再生または録 音中にリズム・ガイドのテンポ を変更する と、ディスプレイの MEASURE 欄の表示とリズム・ガイ ド が ず れ る こ と が あ り ま す。ず れ を 直 す に は、一 度 [STOP]を押して[ZERO]で曲の先頭に戻 してから再 生または録音を行ってください。 [EXIT]を押すとレベル・メーター表示画面に戻ります。 録音するトラックを選ぶ REC TRACK ボタンを押して、 録音するトラックを選びます。 ボタンが赤色で点滅すると、選んだ トラックが録音可能にな ります。 fig.
演奏を録音する/再生する ループ・エフェクトの操作方法 については「ループ・エフェ クトを使う」(P.90) をご覧ください。 2. [REC]を押します。 [REC]が赤色で点滅し、録音待機状態になります。 fig.07-14(Push REC Button:REC Pause) INPUT SELECT の[LINE]または [SIMUL]が点灯している場合 点滅 fig.07-13b(INPUT SELECT:LINE or SIMUL) または 3. [PLAY]を押します。 入力がステレオなので、基本的には 2 トラックを使用したス テレオ録音となります。REC TRACK ボタン[1]または[2] を押すとトラック 1 と 2 が、同様にトラック 3 と 4、5 と 6、 [REC]と REC TRACK ボタンの赤色の点滅が点灯に変 わり、録音が始まります。 fig.
演奏を録音する/再生する Step8 録音した演奏を再生する 再生する 特定のトラックの音を消す∼ミュート 1. [ZERO]を押して、曲の頭に戻します。 再生中 に[TRACK MUTE]を押しながら、橙色と 緑色の交 互点灯または緑色に点灯している REC TRACK ボタンを押し 2. [PLAY]を押すと、再生が始まります。 このとき、録音されたトラックの REC TRACK ボタンは 橙色と緑色の 交互点灯になり、トラックが再 生中である ことを示します。 ます。 REC TRACK ボタンが橙色または緑色の点滅に変わり、その トラックの音がミュート(消音)されます。 もう 一度同じ 操作を行う と、ボタンが 元の点灯 状態に戻り、 音が聴こえるようになります。 各トラックの音量を調節する fig.
演奏を録音する/再生する Step10 曲を仕上げる∼ミックス・ダウン 複数のトラックに録音した演奏を、2 トラック(普通のカセッ ト・テープなど)にまとめる作業を ミックス・ダウンといい fig.07-21(LCD:Send Reverb Level) ます。このとき、トラックごとに音 色や左右の位置、音量の バランスなどを整えて、曲を仕上げていきます。 音の左右の位置(パン)を決める この画面で、各エフェクトの かかり具合をトラックごとに調 音の左右の位置をパンといいます。 節することができます。 [PAN]を押すと次のような画面が表示され、TIME/VALUE ダイヤルで各トラックのパンを操作することができます。 fig.07-18(LCD:Edit Pan1) さらにもう一度[CHORUS/DELAY]または[REVERB]を 押すと、各エフェクトの設 定画面が表示されます。設定内容 については、「ミキサー・エフェクト・パラメータ一の働き」 (P.92)をご覧ください。 [EXIT]を押すと、元の画面に戻り ます。 fig.
演奏を録音する/再生する ミックス・ダウン 再生、試聴を繰り返し、パンやイコライザー、ループ・エフェ クト、各トラックの音量バランス などが決まったら、ミック ス・ダウンを行います。 OUTPUT ジャックに接続した録音機器を録音状態にし、本機 の[PLAY]を押して再生させます。 外部録音機器に光デジタル入力 コネクターがある場合、本機 の DIGITAL OUT コネクターと接続することでデジタル信号 のままミックス・ダウンすることができます。 1. イジェクト・ボタンを押します。 fig.06-20 Step12 電源を切る 「電源を切る」 (P.26)の手順に従って、電源を切ってくださ い。 本機の電源を切る際には、必ず POWER スイッチを使って電 源を切ってください。録音 データやミキサーの設定、エフェ クト・パッチのデータは、それ ぞれの操作後すぐに保存され るのではなく、曲を保存したり電源を自動的に切る際に、ディ ■ 録音・編集、またはミ キサー部の設定やエフェ クトのソ ング・パッチ(P.
入力音のパンを変える 演奏中の楽器のパンを変えることができます。 [PAN]を押して CURSOR[ ]を数回押すと、ディスプレ イに INPUT のパンを変えるパラメーターが表示されます。 fig.
繰り返し再生させる∼リピート機能 登 録をや り直 す場 合は、一旦[REPEAT]を押 します。 [REPEAT]のインジケーターが消灯してリピートの開始 位置(A)と終了位置(B)の登録が消去されたことを示 リピート機能とは リピート機能を使うと、ある一 定区間を繰り返し再生さ せることができます。繰り返 しミックス・バランスを確 します。 認したり、パンチ・イン/アウトと組み合わせてループ・ レコーディング(P.43)を行うことができます。 登録 し直してか らリピー トの終了位 置(B)を登録しま す。 [REPEAT]を一度押すと、その位置がリピート開始位置 (A)とし て登 録さ れ、もう 一度 押す と、その 位置 がリ ピート終 了位置(B)として登 録され ます。そして、そ の区間を繰り返し(リピート)再生します。 [REPEAT]をもう一度押すとリピート機能が 解除され、 登録されたリピートの開始位 置/終了位置も消去されま す。 1.
ミスしたところだけ録り直す∼パンチ・イン/アウト 録音ボタンを使ったマニュアル・パン チ・イン/アウト パンチ・イン/アウトとは 録音の際、演奏を間違えたり、思 ったように演奏できな かったりすることがあり ます。このようなときは、パン チ・イン/アウトをすること で、指定の部分だけ録音を やり直すことができます。トラ ックを再生しながら途中 で録音に切り替えること をパンチ・インといい、また逆 に、トラックに録音しながら途 中で再生に切り替えるこ とをパンチ・アウトといい ます。つまり、録音し直した いところでパンチ・インし、録 音を終えたらパンチ・ア ここでは、録音済みであるトラック 1 の一部分を、マニュア ル・パンチ・イン/アウトを使 って録音し直す操作について 説明します。 1. REC TRACK ボタンでトラック 1 を選択します。 REC TRACK ボタン[1]のインジケーターが橙色と緑 色の交互点灯になります。 2. トラック 1 のフェーダーを図の位置に設定します。 fig.08-03(Fader1:Unity) ウトします。 fig.08-02(VS-840EX P.
ミスしたところだけ録り直す∼パンチ・イン/アウト フット・スイッチを使った マニュアル・パンチ・イン/アウト オート・パンチ・イン/アウト オート・パンチ・イン/アウトとは フット・スイッチを使うには 別売のフット・スイッチ(DP-2、BOSS FS-5U など)で パンチ・イ ン/パ ンチ・アウ トを切 り替え たいとき は、 フット・スイッチを FOOT SW ジャックに接続します。 以下の操作で FOOT SW ジャックの機能を変更します。 あらかじめ設定してお いた時刻で、パンチ・イン/パン チ・アウトを自動的に切り替えることをオート・パンチ・ イン/アウトといいま す。正確な時刻でパンチ・イン/ パンチ・アウトしたいとき や、演奏に集中するために自 動でパンチ・イン/パンチ・ア ウトを切り替えたいとき に便利です。 1. [UTILITY]を押します。 [ ]を押してシステム・アイコ 2. CURSOR[ ] ンを選択し、 [ENTER]を押します。 fig.
ミスしたところだけ録り直す∼パンチ・イン/アウト 6. 録音し直す手前の位置まで移動した後、 AUTO PUNCH IN/OUT の[ON/OFF]を押します。 パン チ・アウトの 位置を設 定した後、こ のボタン を押すと、 パンチ・アウトの位置にジャンプさせることができます。 インジケ ーターが点灯して、オート・パ ンチ・イン/ア 登録をやり直す場合は、 [DELETE]を押しながら[OUT] を押すと、登録が消去されインジケーターが消灯します。 7. [REC]を押して録音待機状態にし、[PLAY]を押し ます。 ※ パンチ・インとパンチ・アウトの間隔は最低 1 秒必要で す。パンチ・インから 1 秒以内の位置にパンチ・アウト を設定することはできません。 ウトが設定されていることを示します。 録音し直す位置で自動的にパンチ・インになりますので、 演奏を録 音し直してください。パンチ・ア ウトの位置に なったら自動的に再生状態に戻ります。 8.
ミスしたところだけ録り直す∼パンチ・イン/アウト 録音の手順 同じ区間の録音を繰り返す ∼ループ・レコーディング ここでは、すでに録音されているトラック 1 の一部分を、リ ピート機能とオート・パン チ・イン/アウトを使って録音し 直す操作について説明します。 1. REC TRACK ボタンでトラック 1 を選択します。 ループ・レコーディングとは リピート機能(P.39)は、指定区間(リピート区間)を 何度も繰り返して再生させる機能です。 リピート機能を使ってオ ート・パンチ・イン/アウトを した場合、録音後の結果がすぐにリピート再生されます。 REC TRACK ボタン[1]のインジケーターが橙色と緑 色の交互点灯になります。 2. トラック 1 のフェーダーを図の位置に設定します。 fig.
V トラックを使う BR-8 は 8 トラックのマルチ・トラック・レコーダーで すが、各トラックはさらに 8 本の V トラックの中から一 つを選択することができます。このように V トラックを 切り替えることで、実質 64 トラックのマルチトラック・ レコーダー のように使 うことが できます。つま り V ト ラックを使えば、ギター・ソロ やボーカルなど、一度録 音したテイクを消すことなく 新たな録音を試みることが できます。ま た、別々のテイ クが録音 されてい る V ト ラックの中から、気に入った部 分を張り合わせて一つの トラックにまとめることもできます。 「録音された演奏を編集する(トラック・エディット)」 (P.50) V トラックを切り替える V トラ ックの名前を 変えるには、「トラックに名 前(トラッ 1. [V-TRACK]を押します。 ク・ネーム)を付ける」(次項)をご覧ください。 fig.06-09(Push V-Track Button) 2. CURSOR[ ] [ ]を押して、V トラックを変えた いトラックを選びます。 fig.
V トラックを使う トラックに名前(トラック・ネーム) を付ける 1. [V-TRACK]を押して、V トラック画面を呼び出しま す。 fig.06-09(Push V-Track Button) V トラック画面が表示されます。 fig.06-10(LCD:Select V-Track1) 2. [CURSOR]と TIME/VALUE ダイヤルを使って、名前 を付けたい V トラックを選びます。 fig.06-16(LCD:Select V-Track2) 操作対象のトラックは CURSOR[ ][ ]で変更する以 外に、REC TRACK ボタンで直接選ぶこともできます。 より進んだ使いかた 画面左下に現在選ばれている V トラックの名前が表示さ れます。 3. [CURSOR]を押して、名前の変更したい部分にカー ソルを移動させ、TIME/VALUE ダイヤルで文字を変更 します。 fig.06-18 4.
各トラックの演奏を別トラックにまとめる∼バウンシング バウンシングとは 本機では、8 つまでのトラックを同時に再生することが できます が、空きの トラッ クが無く なって きたと きは、 複数のトラックの演奏を 1 つにまとめて別のトラックに 録音します。このような操作 をバウンシング(バウンス 録音またはピンポン録音)と 呼びます。複数のトラック をまとめることで、空いたトラ ックに新たに演奏を録音 することができるようになります。 ※ 各トラックは、再生または録音のどちらかです。例 えば 2 つのトラックにステレオでバウンス録音する 場合、同時に再生できるトラックは録音先以外のト ラックなので、バウンス録音中の同時再生トラック 数は 6 となります。 さら にこの とき、自動 的に REC TRACK ボ タンの[7]と [8]が録音先のス テレオ・トラ ックに指定 されます。また、 それぞれのトラックの中で空いている V トラックの中から一 番小さい番号の V トラックが選択されます。 空いている V トラックがない場合は、V トラック 8 が選ばれ ます。このとき、REC TRACK インジケー
曲中に印を付ける∼マーカー機能 マークを付ける マーカー機能とは マーカー機能とは、曲の好 きな位置に印(マーク)を付 けることができる機能で す。この機能を使えば、登録さ [MARK]を押すと、現在位置にマークを付けることができま す。 fig.08-12(Push MARK Button) れたマークの番号を指定す るだけで、瞬時に現在位置を 移動することができます。ま た、編集の際にも大変便利 です。 1 曲には最大 100 個のマークを付けることができ、マー クには、曲の先頭から順に 001 ∼ 100 の番号が付けら れます。そのため、すでに登録さ れているマークの間に 新たにマークを登録したと きは、以降のマーク番号がひ とつずつ後ろにずれます。 たとえば、マーク番号 2 の次にマークを追加したときは 以下のようになります。 fig.08-11(VS-840EX P.35) M1 M2 M3 ※ マークとマークの間隔は最低 0.1 秒必要です。マークを 付けた位置から 0.
曲中に印を付ける∼マーカー機能 マークを編集する マークの位置を変更する マークに名前を付ける 1. [UTILITY]を押します。 1. [UTILITY]を押します。 2. CURSOR[ ][ ]を 押してマーカー・エデ ィッ ト・アイコンを選択し、[ENTER]を押します。 2. CURSOR[ ][ ]を 押して マーカ ー・エ ディッ ト・アイコンを選択し、[ENTER]を押します。 fig.08-15(LCD:Select Mark Edit) fig.08-15(LCD:Select Mark Edit) 3. TIME/VALUE ダイヤルで、変更したいマークの番号を 指定します。 3. CURSOR[ ]を 押してカーソルを“No.”に移動 させ、TIME/VALUE ダイヤルを回して変更したいマー クの番号を指定します。 fig.08-16(LCD:Mark Edit:Select Mark#) fig.08-16(LCD:Mark Edit:Select Mark#) 4. [CURSOR]を 押して カー ソル を“LOC.
現在のミキサーの設定を登録する/呼び出す∼シーン シーンとは 本機では、ミキサーやエフェクトの設定を、曲ごとに 8 つまで登録することができ ます。登録したミキサーやエ フェクトの設定をシーンと 呼び、簡単な操作で瞬時に呼 び出すことができます。た とえば、ミックス・ダウンを すると きに ミキ シン グの バラ ンス を聴 き比べ たい 場合 は、それぞれのミキサーの設定 をシーンに登録しておく と便利です。 シーンを呼び出しても 各トラックの音量を変えない シーンを呼び出した場合、各 トラックの音量は呼び出された 値に変更されますが、フェ ーダーの位置は変わりません。そ のため、フェーダーの位置と 実際の音量が一致しないことに なります。シーンを呼び出 しても、各トラックの音量だけは 現在のフェーダーの位置 のままにしておきたい場合には、以 下の操作をしてください。 1. [UTILITY]を押します。 シーンを登録する/呼び出す/ 削除する 2. CURSOR[ ][ ]を 押して シーン・ア イコンを 選択し、 [ENTER]を押します。 fig.
録音された演奏を編集する∼トラック・エディット トラックの録音データを複 製(コピー)したり、他の場所に 例 3:“FROM”を設定してコピーする場合 移したり(ムーブ)するなどして、曲の 構成を変えることが できます。 fig.09-02a(VS-840EX P.
録音された演奏を編集する∼トラック・エディット 例 4:トラック・コピー+インサートの場合 fig.09-09(LCD:Track Copy-Point) fig.09-06(VS-840EX P.68-3) A このとき、“DISP”を選択して[ENTER]を押すと、押 すたび に指定方法(小節、時刻、マーカ ー)を切り替え ることができます。 A' 次の項目を設定してください。 START(スタート・ポイント): START END TO 時間 ※ トラック・コピー +インサートの場合には、コ ピー元と コピー先に同じトラックを指定することはできません。 コピー元の録音データの先頭位置を指定します。 END(エンド・ポイント) : コピー元の録音データの終了位置を指定します。 TO(トゥー・ポイント): トラック・コピー画面が表示され、コ ピー元とコピー先のト ラック/ V トラックが選択できる状態になります。 fig.
録音された演奏を編集する∼トラック・エディット ※ 移動先に 録音データある場合、その録音デ ータは書き替 演奏を移動させる ∼トラック・ムーブ えられます。 ※ 移動範囲は 1.0 秒より長く設定してください。1.0 秒以 指定範囲の録音データを他の場所に移動させます。 録音データを移動させたあと の場所は、空白(録音データが ない状態)となります。 内の場合、データは移動されても音は鳴りません。 ※ 移動範囲の前後には、1.0 秒より短い音を残さないでく ださい。1.0 秒以内の音が残っても、 その音は鳴りません。 この操作では、複数のトラックの録 音データを一度に移動で きます。 1. [UTILITY]を押します。 録音 データを移 動させる 場合、通常は録 音データ の先頭を、 2. CURSOR[ ][ ]を 押してトラッ ク・エ ディッ ト・アイコンを選択し、[ENTER]を押します。 指定した移動先の位置に合わ せて移動させます。しかし、移 動させる録音データの途中の位 置を、移動先の位置に合わせ fig.
録音された演奏を編集する∼トラック・エディット fig.09-15(LCD:Track Move-Track) 移動元 (トラックーVトラック) 移動先 移動元の名前 移動先の名前 4. CURSOR[ ] [ ]と TIME/VALUE ダイヤルを使っ て、移動元と移動先のトラック/ V トラックを選択し ます。 選択したトラッ クに名前が付けられている場 合はトラッ ク・ネームが表示されます。 5.
録音された演奏を編集する∼トラック・エディット 演奏を入れ替える ∼トラック・エクスチェンジ 5. 他にも入れ替えたいトラックがあるときは、 CURSOR[ ]を数回押して以下の位置にカーソル を合わせ、TIME/VALUE ダイヤルを回します。 fig.09-19 a 2 つのトラックの録音データを入れ替えます。 例:トラック 1 と 2 をすべて入れ替える fig.09-17(VS-840EX P.71 例) トラック1 A B 新しい入れ 替え元と入れ替え先のトラッ クが指定できる ようになります。 C トラック2 D この場合、他 の入れ替え元トラックで指定 している入れ 替え先トラックを重複して指定することはできません。 E 入れ替 えを取り消したいト ラックがあるときは、TIME/ VALUE ダイヤルで“?”を表示させます。 トラック1 E D “?”が 1 つでもある行は、入れ替えは実行されません。 トラック2 A B 6.
録音された演奏を編集する∼トラック・エディット 5. 他にも同じ設定(位置、長さ)で挿入したいトラック があるときは、CURSOR[ ]を数回押 して以下の 位置にカーソルを合わせ、TIME/VALUE ダイヤルを回 します。 演奏に空白を入れる ∼トラック・インサート 指定位置に空白を挿入します。 fig.09-22a 録音 デー タの 途中に フレ ーズ を追加 した いと きは、その フ レーズの長さだけ空白を追加し、空 白部分にフレーズを録音 してください。 fig.09-20(VS-840EX P.72) 新しい挿入先のトラックが指定できるようになります。 挿 入 を 取 り 消 し た い ト ラ ッ ク が あ る と き は、TIME/ VALUE ダイヤルで“?”を表示させます。 “?”が 1 つでもある行は挿入は実行されません。 空白 TIME/VALUE ダイヤ ルで“*”を選 ぶと、すべて のト ラックまたはすべての V トラックを対象とすることがで きます。 TO LENGTH 時間 ※ 挿入先の前後には、1.0 秒より短い音を残さないでくだ さい。1.
録音された演奏を編集する∼トラック・エディット 5. 他にも同じ設定(範囲)で削除したいトラックがある ときは、CURSOR[ ]を数回押して以 下の位置に カーソル を合わせ、TIME/VALUE ダイヤルを 回しま す。 演奏を削除してつなぐ ∼トラック・カット 指定範囲の録音データを削除します。 fig.09-26 a この操作で録音データを削除し た場合、削除した録音データ の後ろに録音データがあると、削除 した分だけ前に詰まりま す。 テープ・レコーダーに例えると、オ ーディオ・テープの不要 な部分をはさみで切り取り、つなぎ合わせるようなものです。 新しい削除先のトラックを指定してください。 削 除 を 取 り 消 し た い ト ラ ッ ク が あ る と き は、TIME/ VALUE ダイヤルで“?”を表示させます。 fig.09-24(VS-840EX P.
録音された演奏を編集する∼トラック・エディット 演奏を消去する ∼トラック・イレース 指定範囲の録音データを消去し ます。この操作で録音データ を消去した場合、消去した録音デー タの後ろに録音データが 5. 他にも同じ設定(範囲)で消去したいトラックがある ときは、CURSOR[ ]を数回押して以 下の位置に カーソル を合わせ、TIME/VALUE ダイヤルを 回しま す。 fig.09-30a あっても、前に詰まることはありません。テープ・レコーダー に例えると、不要な部分に無音録音するようなものです。 fig.09-28(VS-840EX P.74) A 新しく消去したいトラックを指定してください。 消 去 を 取 り 消 し た い ト ラ ッ ク が あ る と き は、TIME/ VALUE ダイヤルで“?”を表示させます。 “?”が 1 つでもある行は消去は実行されません。 TIME/VALUE ダイヤ ルで“*”を選 ぶと、すべて のト ラックまたはすべての V トラックを対象とすることがで きます。 START END 時間 ※ 消去範囲の前後には、1.
録音/編集を元に戻す アンドゥ/リドゥとは 演奏を録 音する 際、思った ように録 音でき なかっ たり、 編集の設定が間違っていた りして、操作をやりなおした いことがあります。このよう なときは、 「アン ドゥ機能」 を使います。アンドゥとは、操作 を取り消して元の状態 に戻すことをいいます。アンドゥ操作を取り消すときは、 「リドゥ機能」を使います。 たとえば、パンチ・イン・レコー ディングの操作で、同 じ箇所の録音を続けて 2 回行ったとします。その後、直 前の録音を取り消して 1 回目の録音が終わったときの状 態に戻したいときは、アンドゥを実行します。 アンドゥをした後に、アンドゥを取り消して 2 回目の録 音が終わったときの状態に 戻したいときは、リドゥを実 行します。 ※ アンドゥを実行 した後は、リドゥしか 実行できませ ん。 ※ アンドゥを実行 した後で録音を行 ったり、他の曲を 選ぶ など の 操作 で 曲の デー タ が保 存さ れ ると、リ ドゥは実行できなくなります。 録音、編集を取り消す∼アンドゥ 1. [UNDO/REDO]を押します。 “Undo?”と表示されます。 2.
録音した曲を操作する 曲を複製(コピー)する ∼ソング・コピー ディスクに保存されている曲を、現在使用しているディスク、 または別のディスクにコピーします。 1. [UTILITY]を押します。 2. CURSOR[ ][ ]を 押してソング・アイ コンを 選択し、 [ENTER]を押します。 fig.10-01(LCD:Select Song Icon) ここでは別 のディスクに保存する場合に ついて説明して いきますので、 “OTHER”を選択して[ENTER]を押し ます。 ※ “CURRENT”を選択して[ENTER]を押した場合は、コ ピ ーが 終 了す ると“Complete!”と表 示さ れ、レ ベル・ メーター 画面に戻ります。ディスクの入れ 替えなどはあ りません。 ※ ソ ング・コピ ーを実行 すると、コ ピー先 の曲の 番号は、 未使用の曲の番号の中で最も小さいものが選ばれます。 “OTHER”を選択すると、現在使用している ディスクが 取り出され、“Insert Dest. Disk!”と表示されます。 3.
録音した曲を操作する 曲を消す∼ソング・イレース ディスクに保存されている曲を消去します。 ※ 全ての曲 が消去されると、自動的に新しい 曲が作られま す。このときデータ・タイプ(P.28) はSTANDARD (MT2) が選ばれます。 1. [UTILITY]を押します。 2. CURSOR[ ][ ]を 押してソング・アイ コンを 選択し、 [ENTER]を押します。 fig.10-01(LCD:Select Song Icon) ディスク容量を節約する ∼ソング・オプティマイズ ソング・オプティマイズとは [ ]を押してソング・イレース・ア 3. CURSOR[ ] イコンを選択し、 [ENTER]を押します。 fig.
録音した曲を操作する 曲を保護する∼ソング・プロテクト せっかく曲をディスクへ保存しても、間違えて上書き録音してしまったり、演奏そのものを消してしまうことも考えられます。こ のようなときのために、曲のデータを書き替えないように保護しておくことができます(ソング・プロテクト)。 曲を保護するには 1. [UTILITY]を押します。 2. CURSOR[ ][ ]を 押してソング・アイ コンを 選択し、 [ENTER]を押します。 fig.10-01(LCD:Select Song Icon) 5. ソング・プロテクトが実行されます。 “Complete!”と表示され、レベル・メーター画面に戻り ます。 ※ 曲にプロテクトがかかると、画面にソング・プロテクト・ マークが表示されます。 fig.10-05(LCD:Song Protect Mark) 3. CURSOR[ ] [ ]を押してソング・プロテクト・ アイコンを選択し、[ENTER]を押します。 fig.10-04a(LCD:Select Song Protect Icon) “Protect Off/On?”と表示されます。 4.
録音した曲を操作する 曲に名前を付ける∼ソング・ネーム 曲を保存する∼ソング・ストア 新しく 曲を作ると、“SONG 001”のよう な名前が自動 的に 付けられます。しかし、これではどの ような曲なのか区別が BR-8 では、曲のデータとして以下の内容を 保存することが できます。 難しくなります。曲ごとに名前を 付け、管理が簡単にできる ようにすることをお奨めします。 ● 録音データ 1. [UTILITY]を押します。 2. CURSOR[ ][ ]を 押してソング・アイ コンを 選択し、 [ENTER]を押します。 fig.10-01(LCD:Select Song Icon) ● インサート・エフェクトのソング・パッチ(S01 ∼ S50) ● ミキサーの状態 これらは、録音やパッチ書き 込みなどの操作後すぐに保存さ れる のではな く、曲を保存し たり電源 を自動的 に切る際に、 ディスクに保存されます。 普段は、必要に応じて保存を 確認するメッセージが画面に表 示されますので、特に意識 する必要はありませんが、現在の 3.
Roland VS シリーズとデータをやり取りする∼ソング・コンバート 本機(BR-8)と Roland VS シリーズ(VS-1680/880EX/880/840EX/840)の間で、曲のデータを直接やり取りすることはで きません。やり取りができるようにするには、曲のデータを変換(ソング・コンバート)する必要があります。 ※ VS-1680 や VS-880EX と曲のデータをやり取りする場合は、 一旦 VS-880 用にデータを変換する必要があります。 VS-1680 や VS-880EX で作った曲を BR-8 用に変換する場合は、VS-1680 や VS-880EX で一旦 VS-880 用にデータを変換したもの を Zip ディスクに書き込み、これを BR-8 に挿入してさらに変換(VS-880 → BR-8)を行います。 逆に、BR-8 で作った曲を VS-1680 や VS-880EX 用に変換する場合は、BR-8 で一旦 VS-880 用にデータを変換したものを Zip ディスクに書き込み、これを VS-1680 や VS-880EX に接続した Zip ドライブに挿入してさらに変換(VS-8
Roland VS シリーズとデータをやり取りする∼ソング・コンバート 7. イニシ ャライズ 済みのコン バート先デ ィスクを挿 入 します。 コンバートが開始されます。 ※ イ ニシャ ライ ズさ れて いな いデ ィス クを挿 入し た場 合 は、イニシャライズするかどうか尋ねてきます。 「ディス クを入れる」(P.27)の項を参照して操作してください。 コンバート先のディスクが取り出され、“Insert VS-880 Disk!”と表示されます。 8. コンバート元の VS-880 ディスクを挿入します。 ※ 変換するデータ量が多い場合は、1 回で変換することが できませ んので、何回かディスクを入れ替 える操作が必 要になり ます。ディスク入れ替えの作業量 はディスプレ イに“%”で表示されます。 9.
Roland VS シリーズとデータをやり取りする∼ソング・コンバート 6. CURSOR[ ][ ]を 押してコンバートし たい 曲にカーソルを合わせ、[ENTER]を押します。 VS-840 ディスクが取り出され、 “Insert BR-8 Disk!”と 表示されます。 7. イニシ ャライズ 済みのコン バート先デ ィスクを挿 入 します。 コンバートが開始されます。 ※ イ ニシャ ライ ズさ れて いな いデ ィス クを挿 入し た場 合 は、イニシャライズするかどうか尋ねてきます。 「ディス クを入れる」(P.
ディスクを初期化する∼ディスク・イニシャライズ 店頭 など でお 買い求 めに なら れたデ ィス クや、コ ンピュ ー タ ーで 使用 し てい たデ ィ スク を本 機 で使 用す る ため には、 ディ スクをイ ニシャラ イズ(初期化)す る必要が あります。 市販されているディスクはコンピュ ーター用にフォーマット されており、コンピューターで使用 する場合と本機で使用す る場合とではディスクのフォーマットが異なるためです。 “Physical Format”で“ON”を選択してイニシャライズする 場合、10 分程度の時間がかかります。これは故障ではありま せん。イニシャライズの進行 状況はディスプレイに表示され ますので、イニシャライズが 終わるまで電源を切らないでく ださい。 ※ イニシャ ライズが実行されると、自動的に 新しい曲が作 ディスク・イニシャライズを実行 すると、ディスクの内容は 失われますのでご注意ください。 本機に付属しているディスクは ディスク・イニシャライズし ないでください。デモ・ソングのデー タが失われてしまいま す。 1. [UTILITY]を押します。 2.
ディスクの複製を作る∼ディスク・コピー 現在使用しているディスクに保存されているデータを、すべて別のディスクにコピーします。 1. [UTILITY]を押します。 2. CURSOR[ ][ ]を 押してディスク・アイ コン を選択し、[ENTER]を押します。 6. コピーが終了するまで、画面の指示どおりにディスク を入れ替えます。 ※ コピー中に[EXIT]を押すとコピーが中止されます。そ の場合で も、画面の指示に従ってディスク を入れ替えて ください。 fig.10-07(LCD:Select Disk Icon) コピーが終了すると“Complete!”と表示され、レベル・ メーター画面に戻ります。 3. CURSOR[ ]を 押してディスク・コピー・アイコ ンを選択し、 [ENTER]を押します。 fig.10-14(LCD:Select Disk Copy Icon) ■ 録音・編集、またはミキ サー部の設定 やエフェクト のソング・パッチ(P.
自動的に停止させる∼マーカー・ストップ マークの位置で、曲の 再生を自動的に停止させることができ ます。停止したあと再生させると、次のマー クまで再生し、再び自 動的に停止します。 1. [UTILITY]を押します。 2. CURSOR[ ][ ]を 押してシステム・アイ コン を選択し、[ENTER]を押します。 fig.10-15(LCD:Select System Icon) 3. CURSOR[ ]を押して“Marker Stop”の位置に カーソルを合わせ、 TIME/VALUE ダイヤルで“ON”を 選びます。 Marker Stop(マーカー・ストップ) ・OFF: 曲を自動停止させずに再生する場合は、 “OFF”にします。 ・ON: マー クが付い ている 位置で曲 を自動停 止させ る場合は、 “ON”にします。 4.
デジタル・コピーを禁止したマスター・テープを作る BR-8 から DAT レコーダーなどへデジタルでミックス・ダウンするときに、ミックス・ダウンされたテープから別の DAT レコー ダーなどへのデジタル・コピーを禁止することができます。 1. [UTILITY]を押します。 2. CURSOR[ ][ ]を 押してシステム・アイ コン を選択し、[ENTER]を押します。 fig.10-15(LCD:Select System Icon) SCMS とは 「SCMS」は「Serial Copy Management System」の略 です。これは、DAT レコーダーや MD レコーダーなどの 民生用デジタル・オーディ オ機器において、デジタル接 続による二世代以降の録 音を禁止し、制作者の著作権を 保護する機能です。この機能を持つデジタル・レコーダー 3. CURSOR[ ] [ ]を押して“D.
テンポを設定する 3. テンポと拍子を設定します。 CURSOR[ ] [ ]を 押 し て変 更 し た い 値 を 選び、 TIME/VALUE ダイヤルを回して値を変更します。 テンポ・マップとは 曲のテンポは「テンポ・マップ」で設定します。テンポ・ マップは テンポの 変化を 小節単位 で設定す るのも ので、 指定の小節から「この拍 子」の「このテンポ」に変える という情報が記録されて います。テンポ・マップは曲の 頭から順に、テンポ・マップ 1、テンポ・マップ 2、テ ンポ・マップ 3 と番号が付けられます。 曲にはあらかじめテンポ・マップ 1 が設定されており、 このテンポ・マップ 1 で曲の初期テンポを決めます。途 中の小節か らテンポを変 えたいとき は、新たにテン ポ・ マップを作成し、指定の小節か らテンポが変わるように 順番に設定していきます。テンポ・マップは 50 個まで 作成できます。 また、テンポ・マップを使う ことで、リズム・ガイドの テンポを変化させるだけ でなく、リズム・パターンを切 り替えることもできます(P.71) 。 fig.10-16(VS-840EX P.
テンポを設定する テンポ・マップでリズム・ガイド を制御する 1. [PATTERN/TEMPO]を押します。 2. CURSOR[ ]を押して“Beat”を選択し、TIME/ VALUE ダイヤルを回して“TEMPO MAP”に設定し ます。 テンポ・マップに 合わせてリズム・ガイドが動 くように なります。 3. [EXIT]を数回押して、レベル・メーター表示画面に 戻します。 外部 MIDI 音源でリズム・ガイドを鳴らすこともできます。詳 しくは「外部 MIDI 音源でリズム・ガイドを鳴らす」(P.72) をご覧ください。 テンポ・マップにオフセットを付けるには 録音を始めた時刻を先頭 にして、テンポ・マップを作る ことができます。 テンポ・マッ プは、 “00:00:00-00.00”を先頭 として作 成されま す。しかし実 際には、“00:00:00-00.00”から 録音されることはほとんどありません。 たとえば、“00:00:10-00.00”から録音を始め たいよう より進んだ使いかた なときに、テ ンポ・マップ の先頭を“00:00:10-00.
MIDI 機器と同期演奏させる この章では、MIDI の基礎知識と、MIDI シーケンサーと同期 演奏させる場合の操作について説明します。 MIDI インプリメンテーション・ チャートについて MIDI を使用することで、さまざまな電子楽器と会話ができる MIDI の基礎知識 よう になりま す。しかし、すべて の機器間 ですべての MIDI メッセージをやり取りで きるわけではありません。相互の機 器で共通している MIDI メッセージだけがやり取りできます。 MIDI 機器の取扱説明書には、MIDI インプリメンテーション・ MIDI とは MIDI とは「Musical Instrument Digital Interface」の略 です。これは、電子楽器やコン ピューターとの間で、演 奏情報や音色の切り換え情報 などをやり取りするために 考えられた世界共通の規格です。MIDI 規格に対応してい れば、メーカーや楽器の種類が 異なっていても機器に応 じて演奏情報が伝えられます。 チ ャー トが 付いて いま す。この チャ ート は、送受 信でき る MIDI メッ セー ジを簡 単に確 認で
MIDI 機器と同期演奏させる 4. CURSOR[ ]を押して“Rhythm MIDI ch.”を選 び、TIME/VALUE ダイヤルを回して、MIDI チャンネ ル(1 ∼ 16)を設定します。 “OFF”にすると、リズム・ガイドのノート・メッセージ は送信されません。 [EXIT]を数回押 5. リズム・ガイドの設定を終えたら、 してレベル・メーター表示画面に戻します。 リズム・ガイドで発音される音と ノート・ナンバーの対応は 以下の通りです。 リズム・ガイド音 ノート・ナンバー メトロノーム(クリック:低音) A 1 (33) メトロノーム(クリック:高音) A#1 (34) キック C 2 (36) スティック C#2 (37) スネア D 2 (38) ハンド・クラップ D#2 (39) クローズド・ハイハット F#2 (42) ハーフ・オープン・ハイハット G#2 (44) オープン・ハイハット A#2 (46) 詳 し く は「テン ポ・マ ッ プ でリ ズ ム・ガ イド を 制 御 する」 (P.
MIDI 機器と同期演奏させる Gen.(シンク・ジェネレーター) MIDI OUT コネクターから送信する同期信号の種類を設 定します。BR-8 からの同期信号で外部 MIDI 機器を同期 運転するときは、いずれかの同 期信号が送信されるよう にしてください。 ・OFF: 同期信号を出力しません。 ・MTC: 5. BR-8 の同期に関する設定を終えたら、 [EXIT]を数回 押してレベル・メーター表示画面に戻します。 6. MTC を使う場合は、MIDI シーケンサーを外部からの MTC で同期するように、テ ンポ・マップを使う場合 は、MIDI シーケンサーを外部からの MIDI クロックで 同期するように設定します。 7. MIDI ソング・データが再生できる状態にします。 BR-8 が再生を始めると、MIDI シーケンサーも同期して 再生を始めます。 MTC(MIDI タイム・コード)を送信します。 ・MIDI CLOCK: テンポ・マップ(P.
MIDI 機器と同期演奏させる MMC を使う TIME 欄の表示を切り替える BR-8 から MTC を送信して外部 MIDI 機器を同期運転さ せているときには、 TIME 欄に表示させる時刻を選ぶこと ができます。 1. [UTILITY]を押します。 [ ]を押してシステム・アイコ 2. CURSOR[ ] ンを選択し、 [ENTER]を押します。 fig.10-15(LCD:Select System Icon) MMC とは MMC とは「MIDI Machine Control」の略です。これは、 MIDI システム・エクスクルーシブ・メッセージによって、 複数の録音機器を 1 つの機器から操作するための約束で す。BR-8 は MMC に対応しています。 MMC を使うことで、BR-8 から接続されている MIDI 機 器に対して、曲の再生、停止、早 送りなどの操作を行な うことができます。 3.
MIDI 機器と同期演奏させる 1. [UTILITY]を押します。 [ ]を押して MIDI アイコンを選択 2. CURSOR[ ] し、 [ENTER]を押します。 fig.10-24(LCD:Select MIDI Icon) ]を押して“MMC Mode”の位置に 3. CURSOR[ カーソルを 移動させ、TIME/VALUE ダイヤルを回し て、MMC を送信できるように“MASTER”を選びます。 MMC Mode(MMC モード) MMC に対する BR-8 の動作のしかたを設定します。 ・OFF: MMC を送信しません。 ・MASTER: MMC を送信します。外部 MIDI 機器に対してマスターと なります。 ※ 対応している MMC の詳細については、「MIDI インプリ メンテーション」(P.116)を参照してください。 4. [EXIT]を押してから CURSOR[ ]を押してシン ク・アイコンを選択し、[ENTER]を押します。 5. MTC を使って同期できるようにします。 詳しくは「BR-8 を基準に同期演奏させる」 (P.
曲に関する情報を表示する 現在選んでいる曲について、次の情報を表示します。 ● 曲の番号(ソング・ナンバー) ● 曲の名前(ソング・ネーム) ● 曲の保護(ソング・プロテクト)のオン/オフ ● データ・タイプ ● 現在の曲のディスク使用量 曲の実容量は、1M=1,000,000 Byte を単位として表示しま す。表示される容量はおおよその目安です。 1. [UTILITY]を押します。 2. CURSOR[ ][ ]を 押してソング・アイ コンを 選択し、 [ENTER]を押します。 fig.10-01(LCD:Select Song Icon) 3. CURSOR[ ]を 押してソング・インフォメーショ ン・アイコンを選択し、[ENTER]を押します。 fig.10-25(LCD:Select Song Info Icon) ソング・インフォメーション画面が表示されます。 fig.
音が鳴り始める/鳴り終わる位置を探す(スクラブ/プレビュー) スクラブを使って音が鳴り始める 位置を探す スクラブとは 曲を編集する場合、音が鳴 り始める位置、オート・パン チ・イン・レコ ーディ ングを すると きの録 音範囲な ど、 編集する ための正 確な位 置を探し たいこと があり ます。 BR-8 では、このような位置の検索に便利な「スクラブ機 能」を備えています。スクラブ機 能を使って再生させる と、現 在位 置 の 前 後 い ず れ か の 非 常 に 短 い 時 間(45 msec)の範囲を繰り返し再生します。また、プレビュー 機能 と組 み合 わせ るこ とで、ス クラ ブよ りも 長い 時間 (1.0 sec)でフレー ズの切れ目を確認することができま す(P.79) 。 1.
音が鳴り始める/鳴り終わる位置を探す(スクラブ/プレビュー) スクラブ・ポイントを切り替える BR-8 で は、現在位置の前後いずれかをスク ラブ・ポイント として設定することができます。 スクラブとプレビューを使って 音が鳴り終わる位置を探す スクラブ・ポイントを切り替える には、以下の手順に従って 設定して下さい。 プレビューを使えるようにする 1. [UTILITY]を押します。 まず、プレビュー機能が使え るように設定を変更する必要が あります。以下の手順に従って設定を変更してください。 2. CURSOR[ ] [ ]を押してスクラブ/プレビュー・ アイコンを選択し、[ENTER]を押します。 1. [UTILITY]を押します。 fig.10-28(LCD:Select Scrub/Preview Icon) 2. CURSOR[ ] [ ]を押してスクラブ/プレビュー・ アイコンを選択し、[ENTER]を押します。 fig.10-28(LCD:Select Preview Icon) 3.
BR-8 の設定を初期化する∼イニシャライズ BR-8 の 現在の設定を初期化することができ ます(イニシャ ライズ)。 初期化が可能なパラメーターは次の通りです。 ● グローバル・パラメーター • チューナー・パラメーター ・イニシャライズ・グローバル・パラメーター・アイコン このアイコンを選択する と、チューナーの基準ピッチと ユー ティ リティ ー内 の各 アイ コン の中 にあ るパ ラメー ターが、お買い上げ時の設定に初期化されます。 fig.11-02(LCD:Select Initialize Global Icon) • システム・パラメーター • シンク・パラメーター • MIDI パラメーター • マーカー・パラメーター • テンポ・マップ・パラメーター • シーン・パラメーター • スクラブ/プレビュー・パラメーター ・イニシャライズ・エフェクト・パッチ・アイコン このアイコンを選択すると、エフェクト・パッチの U01 ∼ U50 が、お買いあげ時の設定(P01 ∼ P50 と同じ内 容)に初期化されます。 • エフェクツ・パラメーター 「パッチとバンクについて」(P.
BR-8 の設定を初期化する∼イニシャライズ ※ 保存せずにイニシャライズ・オールを実行した場合、 現在 の曲 に 対し て、前 回保 存し て から 今回 ま でに 行った録音、編集作 業の全てと、現在 のミキサー部 の設定状態やソ ング・パッチの変更は 保存されませ ん。ご注意ください。 ※ グローバル・パラメ ーターが初期 化されると、曲に 付けたマーク や、作成したテン ポ・マップ、登録し たシーンなどのデータは全て失われます。 “Init Global Parameters. OK?”と表示されます。 4. グローバル・パラメーターを初期化してもよい場合は [YES]を押します。 再度“Sure?”と確認のメッセージが表示されます。 5.
レベル・メーター画面の表示方法を切り替える∼プリ/ポスト・フェーダー BR-8 は、レベル・メーター画面を初期状態としていますが、 このとき各トラックのレベル・メーターは、フェーダーを通っ たあと(ポスト・フェーダー)のレベルを表示しています。 フェーダーを通る前(プリ・フェー ダー)のレベルを表示さ せたい場合は、次の操作をしてください。 1. [UTILITY]を押します。 2. CURSOR[ ][ ]を 押してシステム・アイ コン を選択し、[ENTER]を押します。 fig.10-15(LCD:Select System Icon) 3. CURSOR[ ] [ ]を押して“Level Display”を 選 択 し、TIME/VALUE ダ イ ヤ ル を回 し て、“PRE FADER”に切り替えます。 4. [EXIT]を押して、元の画面に戻します。 ポスト・フェーダーに戻すには、同じ手順で“PST FADER” に切り替えます。 5.
楽器のチューニングをする∼チューナー BR-8 は、クロマチック・チューナー機能を内蔵しており、速やかにチューニングを行うことができます。内蔵チューナーは、ギ ターまたはベース・ギターに対応しています。 ここでは、ギターのチューニングを行う場合について説明していきます。 チューナーに切り替える 内蔵チューナーを使ってチューニングします。 ※ チューナー使 用時には、再生や録音をするこ とはできま せん。 チューニング時の表示内容について ディスプレイへの表示 最初に次のことを確認してください。 BR-8 の内蔵チューナーは、 基準ピッチをディスプレイの • INPUT ジャックの GUITAR/BASS に、ギターが接続され ている 上側左に、音名を左側に表 示します。左右にはチューニ ング・ガイドを表示し、入力音 と表示音のズレを表示し • INPUT SELECT ボタンの GUITAR/BASS インジケーター が点灯している ます。 fig.12-02(VS-840EX P.
楽器のチューニングをする∼チューナー チューニングする チューナーの基準ピッチを設定する 1. チューニングする弦などを開放の単音で弾きます。 チューナーの基準ピッチ を設定することができます。必要に 応じて設定してください。 弾いた弦のピッ チに近い音名がディスプレイ に表示され ます。 ※ チ ューニ ング する 弦だ けを 単音 で正 確に弾 いて くだ さ い。 2. チュー ニングし ている弦の 音名がディ スプレイに 表 示されるようにチューニングします。 一般的なチューニング ギター 6弦 5弦 4弦 3弦 E A D G B E E A D G ベース 2弦 1弦 3. チューニング・ガイドを見ながら、左右のガイドが両 方とも点灯するようにチューニングします。 基準ピッチの設定 演奏時に 音の高さの基準にな る楽器(例えばピアノ)の A4 (ピアノの鍵盤中央のラの音)の周波数を基準ピッチといいま す。BR-8 では、435 ∼ 445 Hz の間で基準ピッチを設定す ることができます。 工場出荷時は、440 Hz に設定されています。 1.
むずかしい曲をコピーする(フレーズ・トレーナー) フレーズ・トレーナーとは BR-8 にはフレーズ・トレーナーが内蔵されています。こ れは入力ジャックに接続された機器(CD,MD など)から 曲を録音し、曲の一部を繰り 返し再生することで、その 部分を集中的にコピーしたり 練習したりするための機能 中央の音を消す (センター・キャンセル機能) 中央で鳴っている音(ボ ーカルやギター・ソロなど)を消す ことができます。バックに合 わせて練習したい場合に便利で す。 です。また再生 時にはスピ ードを遅 くしたり、ギタ ー・ ソロの音を消してバックの演 奏と合わせることも可能で ※ 録音され る曲によっては、完全に消すこと ができない場 すので、速いフレーズのコ ピー(耳コピー)や練習が簡 単に行えます。 1. [CENTER CANCEL]を押します。 フレーズ・トレーナーを使うには次の準備が必要です。 1. コピーしたい曲を録音します。 フレーズ・トレーナーを使うには、曲をあらかじめトラッ ク 7 / 8 に録音しておく必要があります。録音の方法に ついては「録音する」(P.
インサート・エフェクトを使う BR-8 には 2 系統のエフェクト(インサート・エフェクト、ループ・エフェクト)が内蔵されています。これらは同時に使用する ことが可能で、使用目的に合わせてそれぞれの設定を行います。 ここでは、インサート・エフェクトの各エフェクトの設定値(パラメーター)の変更方法と、その保存方法について説明します。 インサート・エフェクトの説明については「インサート・エ フェクトとは」(P.31)をご覧ください。 イン サート・エフ ェクトは、録 音時に使 用するだ けでなく、 再生時に特定のトラック に使用したり、各トラックをミキシ ングした音に対して使 用することもできます。詳しくは「イ ンサ ート・エフェク トの接続を 変更する」(P.89)をご覧く ループ・エフェクトの説明については「ループ・エフェクト ださい。 とは」(P.36)をご覧ください。 パッチとバンクについて インサート・エフェクトで使用す るエフェクトと、各エフェ クトのパラメーターは、パッチを呼 び出すことで切り替える こ とが で き ます。パ ッ チに つ い ての 説 明は「パ ッ チ とは」 (P.
インサート・エフェクトを使う インサート・エフェクトの設定を 変更する 新しいエフェクト音を作るとき は、あらかじめ記憶されてい るパッチの中からイメージにも っとも近いパッチを選び、そ 6. CURSOR[ ][ ]を 押してパラメータ ーを選 び、TIME/VALUE ダイヤルを回して値を変更します。 7. 他にも変更したいエフェクトがあるときは、 [EXIT] を押して画面を 1 つ戻し、手順 5 ∼ 6 の操作を繰り 返します。 の設定を変更します。変更したエフ ェクトの設定を保存する ときは、ユーザー・パッチやソング・パ ッチとして保存して ください。 このとき、パラメーターの設定画面内で CURSOR[ 1. [EFFECTS]を押して、エフェクト設定画面を表示さ せます。 を押すと、別のエフェクトの パラメータ設定画面に移動する ことができます。 ] [ ] fig.13-30 現在のエフェクトの設定を保存するときは、引き続き次項「イ ンサート・エフェクトの設 定を保存する」の操作を行って下 さい。 2.
インサート・エフェクトを使う インサート・エフェクトの設定を 保存する 変更したエフェクトの設 定に、名前(パッチ・ネーム)を付 けて保存します。 1. パッチ・ネームを付けます。 エ フ ェ ク ト のブ ロ ッ ク 図 が 表 示 さ れて い る 画 面 内 で [CURSOR]を押して“NAME”を選択し、 [ENTER]を 押します。 ※ エフェク ト・パッチのデータは、書き込み 操作後すぐに 保存され るのではなく、曲を保存したり電 源を自動的に 切る際に、ディスク(S01 ∼ S50)や本体(U01 ∼ U50) に保存されます。そのため、POWER スイッチを使わず に ACアダプターを抜くなどして電源を切った場合には、 エフェク ト・パッチのデータが消えて しまいます。ご注 意ください。 7. [EXIT]を数回押して、レベル・メーター表示画面に 戻します。 fig.
インサート・エフェクトを使う ・INPUT (NORMAL): CURSOR[ ます。 ]を押すと、コピー元を変更することができ 5. パッチのコピー先が決まったら、[ENTER]を押しま す。 インサー ト・エフェクトを通った音が モニターでき、イ ンサート・エ フェクトを通った音が録 音されます。通常 はこの状態で使います。 fig.13-20 コピーが終わると、パッチの選択画面に戻ります。 TRACK 1 (REC) ※ エフェクト・パッ チのデータは、コピー操作後 すぐに保 存されるので はなく、曲を保存したり電源を 自動的に切 る際に、ディスク(S01 ∼ S50)や本体(U01 ∼ U50) に保存されます。そのため、POWER スイッチを使わず に ACアダプターを抜くなどして電源を切った場合には、 ・INPUT (REC DRY): インサー ト・エフェクトを通った音が モニターでき、イ エフェクト・パッ チのデータが消えてしま います。ご注 意ください。 ンサート・エ フェクトを通る前の音(ド ライ音)が録音 されます。録 音した後で様々なエフェクト を試したい場 6.
ループ・エフェクトを使う ここでは、ループ・エフ ェクト(コーラス/ディレイ/ダブリ ング、リバーブ)の設定値(パラメーター)の変 更方法について 説明します。 ループ・エフェクトの説明については「ループ・エフェクトとは」(P.36)をご覧ください。 ループ・エフェクトはパッチを持っていません。ループ・エフェクトの設定は、曲のデータと一緒に保存されます。 ループ・エフェクトの設定を変更する コーラス/ディレイ/ダブリング ループ・エフェクトのコーラス/デ ィレイ/ダブリングに関 する設定をします。 ※ コーラス/ディ レイ/ダブリングは同時に使 用すること ができません。いずれかを選択してお使いください。 1. [CHORUS/DELAY]を押します。 各トラックから コーラス/ディレイ/ダブリ ングに送る 音量(センド・レベル)を調節する画面が表示されます。 fig.
ループ・エフェクトを使う リバーブ ループ・エフェクトのリバーブに関する設定をします。 1. [REVERB]を押します。 各ト ラック からリ バーブ に送る 音量(セン ド・レベル) を調節する画面が表示されます。 fig.14-01 2. CURSOR[ ][ ]を押してトラックを選択し、 TIME/VALUE ダイヤルを回してセンド・レベルを調 節します。 このとき CURSOR[ ]を押していくと、入力ソースのセ ンド・レベルを調節することができるようになります。また、 CURSOR[ ]を押していくと、リズム・ガイドのセンド・ レベルを調節することができるようになります。 3. もう一度[REVERB]を押します。 リバーブの設 定画面が表示されます。設定内 容について は、 「ミキサー・エフェクト・パラメータ一の働き」 (P.92) をご覧ください。 fig.14-03 より進んだ使いかた 4.
ミキサー・エフェクト・パラメーターの働き EQ(イコライザー) ループ・エフェクト 各トラック独立の 2 バンドのイコライザーです。 ※ 音を鳴らしながらイコライザーを調節した場合、「プッ プッ」という雑音が出ることがありますが、故障ではあ りません。雑音が気になるときは、音を鳴らしていない 状態で調節してください。 CHORUS/DELAY/DOUBL'N (コーラス/ディレイ/ダブリング) コーラス、ディレイ、ダブリングの中から選択して使用する ことができます。 EQ On/Off[OFF, ON] イコライザーのオン/オフを設定します。 Effect Type エフェクトのタイプを選びます。 Low Gain[-12 - +12dB] 低音の音質を調節するイコライザー(シェルビング・タイ プ)について、ゲインを設定します。 CHORUS: ダイレクト音に微妙にピッチ(音の高さ)のずれた音を加え て、音に厚みや拡がりをつけます。 Low Freq[40 - 1.
ミキサー・エフェクト・パラメーターの働き <“DELAY”を選んだとき> Reverb Time[0.1 - 10] 残響音の長さ(時間)を調節します。 Delay Time[10 - 1000mS] ディレイ・タイム(音を遅らせる時間)を調節します。 Reverb Tone[-12 - +12] 音質を調節します。 Feedback[0 - 100] フィードバック量を調節します。フィードバック量を変える と、ディレイ音の繰り返し回数が変化します。 Effect Level[0 - 100] リバーブ音の音量を調節します。 Effect Level[0 - 100] ディレイ音の音量を調節します。 Reverb Send[0 - 100] ディレイ音にかけるリバーブの音量を調節します。 リバーブの働きについては、「Reverb(リバーブ) 」(P.91) をご覧ください。 <“DOUBL'N”を選んだとき> Delay Time[0.
インサート・エフェクト・アルゴリズム一覧 インサート・エフェク トで選択できるアルゴリズム(使用できる エフェクトや接続順)は以下の通りです。バ ンク毎に選択でき るアルゴリズムは異 なります。使用したいアルゴリズムを選択す るには、そのアルゴリズムを含むエフェク トのバンクに切り替 えてから、別紙の「プリセット・パッチ・リスト」を参考に、目的のアルゴリズムが使用されているパッチに切り替えて下さい。 パッチとバンクの切り替え方法については「インサート・エフェクトの設定を変更する」(P.87) をご覧ください。 各エフェクトについて詳しく知りたい場合は「インサート・エフェクト・パラメーターの働き」(P.98) をご覧ください。 バンク:GUITAR/BASS Acoustic Guitar Simulator 1.
インサート・エフェクト・アルゴリズム一覧 4. ACOUSTIC GUITAR 6. COSM BASS AMP アコースティック・ギター用マ ルチ・エフェクトです。エレ ベース・ギター用マルチ・エ フェクトです。プリアンプとス アコをラインで接続してもマイク録 りのような暖かみのある サウンドを得ることができます。 ピーカー・シミュレーター を使用したアンプ・サウンドが特 徴です。 fig.algo04 fig.algo06 Acoustic Processor Compressor Compressor PreAmp 4Band Equalizer Speaker Simulator Noise Suppressor 4Band Equalizer/Wah - 4Band Equalizer - Wah Delay Noise Suppressor 5.
インサート・エフェクト・アルゴリズム一覧 バンク:MIC バンク:LINE 7. VOCAL MULTI 9. STEREO MULTI ボーカル用マルチ・エフェクトで す。ボーカルに必要な基本 エフェクターをそろえています。 完全ステレオ仕様の7種 類のエフェクターを直列に接続した アルゴリズムです。 figalgo07 fig.
インサート・エフェクト・アルゴリズム一覧 バンク:SIMUL 11. VO+GT.AMP 13. VO+ACOUSTIC ボーカルとエレクトリック・ギター を同時に録音するための アルゴリズムです。ギター側では、プリアンプとスピーカー・ ボーカルとアコースティ ック・ギターを同時に録音するため のアルゴリズムです。ギター 側ではエレアコをラインで接続 シミュレーターを使用したアン プ・サウンドを得ることがで きます。 してもマイク録りのよう な暖かみのあるサウンドを得ること ができます。 fig.algo11 fig.algo13 [ MIC ] Compressor 4Band Equalizer Noise Suppressor Delay [ GUITAR ] Compressor PreAmp Speaker Simulator Noise Suppressor Delay [ MIC ] Compressor Noise Suppressor [ GUITAR ] Acoustic Processor Compressor Noise Suppressor 12. VO+AC.
インサート・エフェクト・パラメーターの働き Acoustic Guitar Simulator (アコースティック・ギター・シミュレーター) アコースティック・ギターの音を シミュレートします。エレ クトリック・ギターでアコーステ ィック・ギターの音色が得 られます。 ご使用になるギターのピックア ップ・セレクターをフロント 側に切り替えると、より一層効果が得やすくなります。 Effect On/Off[OFF, ON] Level[0 - 100] アコースティック・ギター・シ ミュレーターの音量を調節し ます。 ※ Top-Hi、Top-Mid、Body を全て“-100”にすると音が 出なくなります。 Acoustic Processor (アコースティック・プロセッサー) アコースティック・ギター・シミュレ ーターのオン/オフを 設定します。 エレクトリック・アコースティック・ギターなどのピックアッ Pick Up Type[SINGLE, HUMBUCK] します。 接続されたギターのピックアップ・タイプに合わせます。 Character 4つの音色(キャラクター)を選ぶことができ
インサート・エフェクト・パラメーターの働き Chorus(コーラス) De-esser(ディエッサー) ダイレクト音に微妙にピッチ(音 の高さ)のずれた音を加え 音声に含まれる歯擦音を カットして、柔らかな音質に変えま て、音に厚みや拡がりをつけま す。ステレオ出力時に、より 効果を発揮します。 す。 Modulation の“Effect Type”で“CHORUS”を 選ん だ と き、このエフェクトを使用することができます。 Effect On/Off[OFF, ON] Effect On/Off[OFF, ON] Sibilant Level[0 - 100] コーラスのオン/オフを設定します。 歯擦音の音量(シビラント・レベル)を調節します。 Rate[0 - 100] Level[0 - 100] コーラス効果の速さ(レイト)を調節します。 ディエッサーの音量を調節します。 ディエッサーのオン/オフを設定します。 Depth[0 - 100] コーラス効果の深さ(デプス)を調節します。 Defretter(デフレッター) フレットレス・ベースをシミュレートする
インサート・エフェクト・パラメーターの働き Type Enhancer(エンハンサー) ディレイのタイプを設定します。 エンハンサーは、ダイレクト 音に位相のずれた音を加えるこ SINGLE(シングル) : とで、音の輪郭をはっきり させ、音を前に出すエフェクトで す。 シンプルなディレイです。 TAP(タップ) : Effect On/Off[OFF, ON] 繰り返し音が左右から交互に出 力されるタップ・ディレイで エンハンサーのオン/オフを設定します。 す。ステレオ出力時に効果が得られます。 Sens[0 - 100] Delay Time [SINGLE: 1 - 1400mS, TAP: 1 - 700mS] 入力音の音量に対する エンハンサーの効き具合(センス)を 調節します。 ディレイ・タイム(音を遅らせる時間)を調節します。 Frequency[1.
インサート・エフェクト・パラメーターの働き Low-Mid Freq[100 - 10.0kHz] Separation[0 - 100] 中低域イコライザーの中心周 波数(フリケンシー)を調節し ます。 広がり(セパレーション)を 調節します。値を大きくするほ ど左右の広がりが増しま す。ステレオ出力時に効果が得られ ます。 Low-Mid Q[0.5 - 16] “Low-Mid Freq”で設定した周波数に対して、ゲインが変化 する範囲を調節します。値を大きく するほど変化する範囲が 狭くなります。 High-Mid Gain[-20 - +20dB] 中高域イコライザーのゲイン(カ ット量/ブースト量)を調 節します。 Foot Volume(フット・ボリューム) エフェクト間の音量を 設定します。フット・ボリュームをエ クスプレッション・ペダル でコントロールすると、出力音の 音量を滑らかに変えることができます。 詳しくは「周辺機器を接続する」 (P.21、22)をご覧ください。 High-Mid Freq[100 - 10.0kHz] F.
インサート・エフェクト・パラメーターの働き Wow Flutter[0 - 100] “PLAYER”のパラメーターです。ターン・テーブルの回転が 一定でないときに発生するワウ・フラッターを再現します。 Noise[0 - 100] 雑音(ノイズ)を再現します。 LPF: ロー・パス・フィルターが働きます。 BPF: バンド・パス・フィルターが働きます。 HPF: ハイ・パス・フィルターが働きます。 Filter[0 - 100] 音色を調節します。 Cutoff Freq[0 - 100] カットオフ周波数を調節します。 D:E Balance[100:0 - 0:100] ダイレクト音とエフェクト音の音量バランスを調節します。 Resonance[0 - 100] レゾナンスを調節します。 ■“DIGITAL”を選んだとき Gain[0 - 24dB] Pre Filter[OFF, ON] デジ タル歪みを 低減させ るフィルタ ーです。オフ にすると、 デジタル歪みを含んだ強烈なロ ーファイ・サウンドを作るこ モディファイ・フィルターを 通った後の音量レベルを調節し ます。 と
インサート・エフェクト・パラメーターの働き Effect On/Off[OFF, ON] MANUAL: オクターブのオン/オフを設定します。 通常のピッチ・シフターです。 Octave Level[0 - 100] 1 オクターブ下の音量を調節します。 PEDAL: ペダル・ピッチ・シフターとして動作します。 エクスプレッション・ペダルを操作すると、ペダル・ピッチ・ シフターの効果が得られます。 Direct Level[0 - 100] 詳しくは、 「周辺機器を接続する」 (P.
インサート・エフェクト・パラメーターの働き CRUNCH: AMG: 自然な歪みを作り出すクランチ・サウンドが得られます。 2 段積みの大型真空管アンプで、重低音とエッジのきいたサ ウンドが特徴です。 MATCH: ブルース、ロックからフュージョン まで幅広く使われている 最新の真空管アンプのサウンドが得られます。 Volume[0 - 100] アンプの音量と歪み具合いを調節します。 VO DRV: 60 年代リバプール・サウンドが得られます。 BLUES: ブルースに適した中域に粘りのあるリード・サウンドです。 BG LEAD: 70 年代後半∼ 80 年代を代表する真空管アンプのサウンドで す。中域に粘りがあるのが特長です。 MS(1, 2, 1+2): 70 年代のブリティシュ・ハードロックには欠かすことができ ず、現在 でも多くの ハードロ ック系ギタ リストが 愛用する、 スタック・タイプの大型真空管アン プのサウンドが得られま す。 1: ギター・アンプのインプット I に入力したときのサウンドで、 トレブリーなサウンドです。 Bass [GUITAR AMP: 0 -
インサート・エフェクト・パラメーターの働き Gain[LOW, MIDDLE, HIGH] アン プの歪み 具合い を調節し ます。“LOW”、 “MIDDLE”、 “HIGH”の順番で歪みが大きくなります。 ※ 各タ イプの音色 は、ゲインが“MIDDLE”のときを 基準 に音 作りされて います。通常 は“MIDDLE”の位置で使 用してください。 Speaker Simulator (スピーカー・シミュレーター) スピーカー の特性をシミュレートします。BR-8 の出力を直 接ミキサーなどに接続す るとき、好みのスピーカーの音色を 得ることができます。 Effect On/Off[OFF, ON] Ring Modulator (リング・モジュレーター) スピーカー・シミュレーターのオン/オフを設定します。 Speaker Type 入力音と内部発振器の信号でリ ング変調させることで、ベル のような音を作り出します。音程感 のない非音楽的なサウン シミュレートするスピーカーのタイプを選びます。 ドが得られます。 ※ オン・マイ クはダイナミック・マイ ク、オフ・マイクは コンデン サ
インサート・エフェクト・パラメーターの働き ■ アルゴリズム“COSM BASS AMP”の とき Rate[0 - 100] エフェクトのかかる周期(レイト)を調節します。 fig.
インサート・エフェクト・パラメーターの働き Wah(ワウ) Peak[0 - 100] フィルターの周波数特性を変化 させることで、独特の音色を 基準周波数付近のワウ効 果のかかり具合いを調節します。値 得られるエフェクトです。タッチ・ワウは入力音の音量によっ てフィルターが変化します。ペ ダル・ワウは、エクスプレッ を小さくすると基準周波 数の周辺の広い範囲でワウ効果が得 られ、値を大きくすると基準 周波数付近の狭い範囲でワウ効 ション・ペダルなどを用いてワウ効 果をリアルタイムにコン トロールします。 果が得られます。 ※ アルゴリズム “COSM GUITAR AMP”、 “BASS MULTI”、 “COSM BASS AMP”、 “STEREO MULTI"”が選択されて 値を“50”にすると、標準的なワウ・サウンドが得られます。 いる場合は、4Band Equalizer/Wah の “Effect Type"”で “WAH"”を選んだとき、このエフェクトを使用することが できます。 Effect On/Off[OFF, ON] ワウのオン/オフを設定します。 Wah T
故障かな? と思う前に・・・ BR-8 を使っていて正しく動作しないときは、故障と思う前に以下の点をチェックしてください。確認しても正しく動作しないと きは、お近くのローランド・サービス、またはお買い上げ店にご相談ください。 表示画面が見づらい 本機の設置場所によっては、ディス プレイの表示が見にくい ことがあります。そのときは、次の操 作でディスプレイのコ ントラスト(0 ∼ 15)を調節してください。 LINE OUT ジャックに接続した機器 の音量が小さい ○ 抵抗入りの接続ケーブルを使用していませんか? 抵抗の入っていない接続ケーブル(ローランド:PCS シ リーズなど)をご使用ください。 表示画面のコントラストを調節する 1. [UTILITY]を押します。 特定のトラックから音が出ない 2. CURSOR[ ]を押して LCD コントラスト・アイコ ンを選択し、 [ENTER]を押します。 ○ トラックの音量レベルが下がっていませんか? fig.
故障かな? と思う前に・・・ 録音できない ディスク・ドライブのトラブル ○ ディスクは挿入されていますか? ○ ディスクの容量は不足していませんか? ディスクが取り出せない ○ 録音モード(INPUT、BOUNCE)は正しく選択されて いますか? ○ 電源は入っていますか? ○ フレーズ・トレーナーが働いていたり、スクラブ再生 になっていませんか? 電源が入 っている状態でなければ、ディス クは取り出せ ません。 外部機器へのデジタル録音ができない 同期のトラブル(同期しない) ○ BR-8 とデジタル・オーディオ機器のサンプル・レイ トは一致していますか? MTC を使って BR-8 と MIDI シーケンサーを同期させる場合 は、BR-8 をマスターにする必要があります。 デジ タル・オー ディオ機 器のサ ンプル・レ イトを 44.
エラー・メッセージ一覧 Cannot Change! Tempo Map is Active! Drive Busy! 原因: リズム・ガイドがテンポ・マップに制御されてい る時にリズム・ガイドのパラメーターを変更しよ うとしました。 原因: ディスクを使っている内にこのメッセージが表示 されたときは、ディスク上のデータが分散して記 録されているために、データの読み出し/書き込 みが遅くなっています。 対処: リズム・ガイドの "Beat" の設定を "TEMPO MAP" 以 外に設定してください。(P.32) Cannot Change! This is at the Top! 原因: テンポ・マップの先頭にあるテンポ・マップ・デー タ(テンポ・マップ1)の開始小節を変更しよう としました。 対処: テンポ・マップ1の開始小節は変更できません。 Cannot Convert! Too Many Events! 原因: イベントが多すぎるため、ソング・コンバートが できません。 対処: ソ ン グ・オ プ テ ィマ イ ズ の 操 作 を し て く ださ い。 (P.
エラー・メッセージ一覧 Marker Mem Full! Select Track! 原因: BR-8 が 1 曲で扱うことのできるマーク(100 個) をすべて消費しました。 原因: トラックの編集を実行する際に、対象となるト ラックが未設定のままです。 対処: 不要なマークを削除してください。 対処: トラックを設定してから編集を実行してください。 Medium Error! Set Location! 原因: ディスクに異常があります。 原因: ト ラック の編 集を実 行す る際に、対象 となる ト ラックの範囲や位置が未設定のままです。 対処: 以下の手 順で、ディスクのイ ニシャライズを 実行し てください。 ・「ディスクを初期化する」 (P.
パラメーター 一覧 LCD コントラスト・パラメーターとディスク・イニシャライズ・パラメーター以外のパラメーターの設 定値は、ディスク内のソングごとに記憶されます。本体には記憶されません。 ■ミキサー・パラメーター パラメーター名 表示 初期値 設定範囲 インプット・レベル - パネルの現在値 0 ∼ 127 トラック・フェーダー・レベル マスター・フェーダー・レベル - パネルの現在値 パネルの現在値 0 ∼ 127 0 ∼ 127 リズム・ガイド・レベル - パネルの現在値 0 ∼ 127 インプット・セレクト - GUITAR/BASS GUITAR/BASS, MIC, LINE, SIMUL, MUTE 録音モード - INPUT INPUT, BOUNCE パン イコライザー・オン/オフ PAN EQ On/Off 0 OFF L100 ∼ 0 ∼ R100 OFF, ON イコライザー・ロー・ゲイン Low Gain 0 dB -12 ∼ +12 dB イコライザー・ロー・フリケンシー イコライザー・ハイ・ゲイン Low Fre
パラメーター 一覧 ■レコーダー・パラメーター パラメーター名 表示 初期値 設定範囲 レコーディング・トラック・ステータス - PLAY PLAY, REC, MUTE V トラック V トラック・ネーム VTRACK NAME 1 - 1∼8 8 文字 初期値 設定範囲 ■リズム・ガイド・パラメーター パラメーター名 表示 リズム・ガイド・オート/オン/オフ - OFF OFF, AUTO, ON ビート Beat 4/4 テンポ Tempo 120.0 1/1 ∼ 8/1, 1/2 ∼ 8/2,1/ 4 ∼ 8/4, 1/8 ∼ 8/8, TEMPO MAP 25.0 ∼ 250.
パラメーター 一覧 ■シンク・パラメーター パラメーター名 表示 初期値 設定範囲 シンク・ジェネレーター Gen. OFF OFF, MTC, MIDI CLOCK MTC タイプ オフセット MTC Type Offset 30 00:00:00-00.00 30, 29N, 29D, 25, 24 00:00:00-00.00 ∼ 23:59:59-**.**(※) ※ オフセットの設定範囲は、MTC タイプ(シンク・パラメーター)の設定によって多少変わります。 ■ MIDI パラメーター パラメーター名 表示 初期値 設定範囲 MMC モード MMC Mode OFF OFF, MASTER リズム・ガイド MIDI チャンネル Rhythm MIDI Ch. OFF OFF, 1 ∼ 16 ■ディスク・イニシャライズ・パラメーター パラメーター名 表示 初期値 設定範囲 物理フォーマット Physical Format OFF OFF, ON パラメーター名 表示 初期値 設定範囲 マーク・ナンバー マーク・ネーム No.
パラメーター 一覧 ■スクラブ/プレビュー・パラメーター パラメーター名 表示 初期値 設定範囲 スクラブ・フロム/トゥー・モード Scrub FROM/TO FROM FROM, TO プレビュー・スイッチ Preview SW OFF OFF, ON パラメーター名 表示 初期値 設定範囲 インサート・モード Insert Mode INPUT(NORMAL) INPUT(NORMAL), INPUT(REC DRY), TRACK1 ∼ 8, TRACK1&2 ∼ 7&8, MASTER ■エフェクツ・パラメーター 資 料 115
DIGITAL RECORDING STUDIO Date: Sep. 9.1999 MIDI インプリメンテーション Model: BR-8 時カウント 1. 送信データ ■チャンネル・ボイス・メッセージ ●ノート・オン 第 2 バイト mmH n = MIDI チャンネル・ナンバー: mm = ノート・ナンバー: ll = ベロシティー: 第 3 バイト llH 0H - FH (ch.1 - ch.16) 00H - 7FH (0 - 127) 01H - 7FH (1 - 127) ●ノート・オフ MIDI パラメーター「Rhythm MIDI Ch.」が「1 ∼ 16」の時、リズム・ガイドに指定された MIDI チャンネル・ナンバーで、リズム・パターンに対応したノート・ナンバーを出力します。 ステータス 8nH 第 2 バイト mmH n = MIDI チャンネル・ナンバー: mm = ノート・ナンバー: ll = ベロシティー: 第 3 バイト llH 0H - FH (ch.1 - ch.
MIDI インプリメンテーション ●ユニバーサル・システム・エクスクルーシブ・メッセージ 2.
MIDI インプリメンテーション ● LOCATE(MCP) ○フォーマット 2 − LOCATE[TARGET] ステータス データ・バイト F0H 7FH, Dev, 06H, 44H, 06H, 01H, hrH, mnH, scH, frH, ffH バイト F0H 7FH Dev 06H 44H 06H 01H F7H 3.
MIDI インプリメンテーション ■対応する MMC コマンド、情報フィールド/レスポンス一覧 ●送信するコマンド コマンド 動作 01H STOP 03H DEFERRED PLAY 06H RECORD STROBE 07H RECORD EXIT 0DH MMC RESET 44H 01H LOCATE TARGET STOP PLAY REC / PUNCH IN PUNCH OUT RESET LOCATE ●有効な情報フィールド/レスポンス 情報フィールド 意味 有効コマンド 01H SELECTED TIME CODE 4FH TRACK RECORD READY 現在時刻 MOVE(FROM) MASKED WRITE, WRITE トラックステータス 資 料 119
MIDI インプリメンテーション・チャート DIGITAL RECORDING STUDIO Date : Oct. 3, 1999 MIDIインプリメンテーション・チャート Model BR-8 送 ファンクション...
主な仕様 BR-8:デジタル・レコーディング・スタジオ ● トラック数 トラック:8 V トラック:64(各トラックに 8 つ) ※ 同時に録音できるトラック数は最大 2、同時に再生できる トラック数は最大 8 です。 ● 最大記憶容量 ● 規定入力レベル(可変) GUITAR/BASS ジャック: -10 dBm MIC 1, 2 ジャック: -40 dBm LINE ジャック: -10 dBm ● 入力インピーダンス GUITAR/BASS ジャック: 1 MΩ MIC 1、2 ジャック: 2.2 kΩ(HOT-COLD) Zip ディスク:100M バイト 1.
主な仕様 ● 電源 DC 9 V:付属 AC アダプター ● 消費電流 2A ● 外形寸法 400.0(幅)× 253.5(奥行き)× 89.5(高さ)mm ● 質量 3.5 kg(AC アダプターを除く) ● 付属品 AC アダプター:PSB-UNIVERSAL 取扱説明書 エフェクト・パッチ・リスト/リズム・パターン・リスト 保証書 愛用者カード サービスの窓口 デモ・ディスク ● 別売品 Zip ディスク:ZIP-100 エクスプレッション・ペダル:EV-5(Roland) フット・スイッチ:FS-5U ペダル・スイッチ:DP-2(Roland) ※ 0 dBm= 0.
索引 A AUTO/ON/OFF ..............................................................32 B BANK .................................................................................87 Beat ....................................................................................32 BYPASS ...........................................................................31 C PATTERN/TEMPO .......................................................32 PREVIEW FROM ............................................................
索引 お オート・パンチ・イン/アウト ...................................41 オーバー・ダビング .......................................................35 音の左右の位置(パン)を決める ..............................36 音を試聴(モニター)する ...........................................30 音色を調節する∼イコライザー ...................................36 ソング・ネーム ................................................................62 ソング・ネーム・アイコン ...........................................62 ソング・パッチ ................................................................86 ソング・プロテクト ....
索引 パッチをコピーする .......................................................88 パッチを変更する ...........................................................87 パッチを保存する ...........................................................88 パン ............................................................................ 36, 38 バンク ................................................................................86 パンチ・イン/アウト ...................................................40 ひ 表示画面のコントラストを調節する ....................... 108 ピンポン録音 ....
1 2 3 4 5 6 7 8 PAN EQ Low EQ High CHO/DLY Send REV Send EQ Low EQ High CHO/DLY Send REV Send TRACK 3 REV Send CHO/DLY Send EQ High EQ Low PAN SCENE MARKER TRACK 2 PAN TRACK 1 Track Sheet REV Send CHO/DLY Send EQ High EQ Low PAN TRACK 4 Insert Mode: Patch: REV Send CHO/DLY Send EQ High EQ Low PAN TRACK 5 REV Send CHO/DLY Send EQ High EQ Low PAN REV Send CHO/DLY Send EQ High EQ Low PAN TRACK 7 COMMENTS EFFECTS TRACK 6 REV Send CHO/DLY Send EQ High EQ Low PAN
背の厚さに合わせて、マスターページ上で表 1 全 体を左右へ移動 安全上のご注意 火災・感電・傷害を防止するには 警告と 図記号の例 注意の意味について 警告 注意 は、注意(危険、警告を含む)を表わしていま す。 具体的な注意内容は、 の中に描かれています。 左図の場合は、「一般的な注意、警告、危険」を 表わしています。 取扱いを誤った場合に、使用者が 死亡または重傷を負う可能性が想 定される内容を表わしています。 取扱いを誤った場合に、使用者が 傷害を負う危険が想定される場合 および物的損害のみの発生が想定 される内容を表わしています。 は、禁止(してはいけないこと)を表わしてい ます。 具体的な禁止内容は、 の中に描かれています。 左図の場合は、「分解禁止」を表わしています。 ※物的損害とは、家屋・家財およ び家畜・ペットにかかわる拡大 損害を表わしています。 ● は、強制(必ずすること)を表わしています。 具体的な強制内容は、● の中に描かれています。 左図の場合は、「電源プラグをコンセントから抜 くこと」を表わしています。 以下の指示を必ず守ってください 警告 警告 001
背の厚さに合わせて、マスターページ上で表 1 全体を左右へ移動 このたびは、BOSS デジタル・レコーディング・スタジオ BR-8 を お買い上げいただきまして、ありがとうございます。 この機器を正しくお使いいただくために、ご使用前に ・ 安全上のご注意(P.2 ∼ 3) ・ 使用上のご注意(P.12 ∼ 13) をよくお読みください。 また、この機器の優れた機能を十分ご理解いただくためにも、この 取扱説明書をよくお読みください。取扱説明書は必要なときにすぐ に見ることができるよう、手元に置いてください。 1999 © ボス 本書の一部、または全部を無断で複写・転載することを禁じます。 ※ 取扱説明書の英語版(有料)をご希望の方は、販売店にお問い合わせください。 If you should require an English Owner’s Manual (at a modest fee), please contact an authorized Roland distributor.