Recording Equipment User Manual
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インサート・エフェクト・パラメーターの働き
資 料
Effect On/Off[OFF, ON]
オクターブのオン/オフを設定します。
Octave Level[0 - 100]
1 オクターブ下の音量を調節します。
Direct Level[0 - 100]
ダイレクト音の音量を調節します。
Phaser(フェイザー)
ダイレクト音に位相のずれた音を加えることで、音に回転感
を加えるフェイズ効果を作り出します。
Modulation の“Effect Type”で“PHASER”を選んだとき、
このエフェクトを使用することができます。
Effect On/Off[OFF, ON]
フェイザーのエフェクト・オン/オフを設定します。
Rate[0 - 100]
回転の速さ(レイト)を調節します。
Depth[0 - 100]
回転の深さ(デプス)を調節します。
Manual[0 - 100]
フェイズ効果のかかる中心周波数を調節します。
Resonance[0 - 100]
レゾナンス量(フィードバック量)を調節します。値を大き
くするほど効果が強調され、クセの強い音になります。
Pitch Shifter(ピッチ・シフター)
原音のピッチ(音の高さ)を、上下 2 オクターブまで変えら
れるエフェクトです。
Modulation の“Effect Type”で“P.SHIFT”を選んだとき、
このエフェクトを使用することができます。
Effect On/Off[OFF, ON]
ピッチ・シフターのオン/オフを設定します。
P.Shift Type
マニュアル・ピッチ・シフター“MANUAL”またはペダル・
ピッチ・シフター“PEDAL”を選びます。
MANUAL:
通常のピッチ・シフターです。
PEDAL:
ペダル・ピッチ・シフターとして動作します。
エクスプレッション・ペダルを操作すると、ペダル・ピッチ・
シフターの効果が得られます。
詳しくは、「周辺機器を接続する」(P.21、22)をご覧ください。
Pitch[-24 - DETUNE - +24]
ピッチ・シフト量(音の高さが変化する量)を、半音単位で
調節します。“DETUNE”を選ぶと、入力音から微妙に音の高
さがずれた音を加えて、デチューン効果を作り出します。
“P.Shift Type”で“MANUAL”を選んだとき、このパラメー
ターを設定することができます。
D:E Balance[100:0 - 0:100]
ダイレクト音とエフェクト音の音量バランスを調節します。
Separation[-100 - +100]
広がり(セパレーション)を調節します。ダイレクト音とエ
フェクト音のパン(定位)を左右に広げることができます。
ステレオ出力時に効果が得られます。
Preamp(プリ・アンプ)
ギター音の歪みと音色を調節します。
※ “Amp Type”の設定によっては、Bass、Middle、Treble
を全て“0”にすると音が出なくなることがあります。
Effect On/Off[OFF, ON]
プリ・アンプのオン/オフを設定します。
Amp Type
プリ・アンプのタイプを設定します。それぞれのアンプの歪
みや音色の特徴は次のとおりです。
■ アルゴリズム“COSM GUITAR AMP”
または“VO+GT.AMP”のとき
JC-120:
世界中のプロ・ミュージシャンに愛用されているローランド
“JC-120”(ジャズ・コーラス 120)のサウンドです。
CLEAN:
オーソドックスなビルトイン・タイプの真空管アンプのサウ
ンドが得られます。