Recording Equipment User Manual

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演奏を録音する/再生する
演奏を録音する/再生する
タップを使ってテンポを変える
[TAP]を押す間隔でテンポを決めることができます
RHYTHM GUIDE [AUTO/ON/OFF]のインジケーターが
点灯している状態で[TAP]を4 回以上続けて叩くと、その
間隔によってテンポを変えることができます。
再生または録音中にリズム・ガイドのテンポを変更する
と、ディスプレイの MEASURE 欄の表示とリズム・ガイ
ドがずれることがありますずれを直すには一度
[STOP]を押して[ZERO]で曲の先頭に戻してから再
生または録音を行ってください。
fig.07-11(Push TAP Button)
[EXIT]を押すとレベル・メーター表示画面に戻ります。
Step7 録音する
録音するトラックを選ぶ
REC TRACK ボタンを押して、録音するトラックを選びます。
ボタンが赤色で点滅すると、選んだトラックが録音可能にな
ります。
fig.7-30
各トラックの状態は、REC TRACK ボタンの点灯色で知るこ
とができます。
・消灯:録音データがない(録音されていない)トラック
・緑: 録音データがある(録音された)トラック
・赤: 録音先に選ばれているトラック
すでに録音されたトラックが録音先に選ばれている場合は、
橙色と緑色の交互点灯となります。
REC TRACK ボタンの点灯状態とトラックの状態の関係につ
いては、「各部の名称∼ 20. REC TRACK ボタン」(P.16)
ご覧ください。
INPUT SELECT の[GUITAR/BASS, MIC 2]
または[MIC 1]が点灯している場合
fig.07-12(INPUT SELECT:GUITAR/BASS,MIC2 or MIC1)
入力がモノラルなので、基本的には 1 トラックを使用したモ
ノラル録音となります。REC TRACK ボタンを使ってトラッ
1 8 の中からどれかひとつのトラックを選ぶことができ
ます。
ただし、インサート・エフェクトの効果を高めるためにステ
レオで録音したい場合は、[1]と[2][3][4][5]と
[6][7]と[8]のいずれかの組み合わせで REC TRACK
ボタンを同時に押すことにより、2 トラックを使ったステレ
オ録音にすることができます。
fig.07-13(Push REC TRACK1 and REC TRACK1+2)
ギターのバッキングを左右で広げたい場合、同じバッキング
を2回別々のトラックに録音した後、パンを使って左右に広
げるテクニックがあります。これをダブリングといいます。
BR-8 では、2 回録音を行わなくてもダブリング効果を得るこ
とのできる“DOUBL'N(ダブリング)”(P.100) がインサー
ト・エフェクトにあらかじめ用意されています。2 トラック
を使ったステレオ録音に設定した後“DOUBL'Nを使用して
バッキングを弾くと、左右の広がりを持ったダブリング効果
を得ることができます。
また、この“DOUBL'Nはループ・エフェクトにも用意され
ています(P.92。ループ・エフェクトの“DOUBL'N”を使
用すると、1トラックのモノラル録音でもあとからダブリン
グ効果を得ることができますので、トラックを有効に活用す
ることができます。
ループ・エフェクトの“DOUBL'N”(P.92) を使用する場
合は、再生時のパンを左または右に振り切った状態で、
“DOUBL'N”のパラメーターを調節して下さい。
または
(ステレオ録音の時)
(モノラル録音の時)