Recording Equipment User Manual

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より進んだ使いかた
デジタル・コピーを禁止したマスター・テープを作る
BR-8 から DAT レコーダーなどへデジタルでミックスダウンするときに、ミックスダウンされたテープから別の DAT レコー
ダーなどへのデジタル・コピーを禁止することができます。
1.
[UTILITY]を押します。
2.
CURSOR[ 押してシステムコン
を選択し、[ENTER]を押します。
fig.10-15(LCD:Select System Icon)
3.
CURSOR[ を押して“D.CpyProtect”
位置にカーソルを合わせ TIME/VALUE
“ON”を選びます。
D.CpyProtect(デジタル・コピー・プロテクト)
デジタルでミックス・ダウンしたテープのデジタル・コ
ピーを禁止するかどうかを設定します。
・OFF:
デジタル・コピーを許可します。
・ON:
デジタル・コピーを禁止します。
4.
[EXIT]を、レベル・メータ表示画面に
戻します。
5.
BR-8からDATレコーダーなどへデジタルでミックス
ダウンします(P.36)
このマスターテープから、さらに別の DAT レコーダー
などへデジタル・コピーすることはできなくなります。
一部の DAT レコーダーには、SCMS に対応していない
ものや、CD プレーヤーとデジタル接続できないものがあ
ります。そのよう DAT レコーダーをお使いの場合、
D.CpyProtect を“ON”にすると、BR-8 のデジタル出
力を DAT コーダーへ録音することはできませ
D.CpyProtect を“OFF”にしてお使いください。
 SCMS とは
「SCMS」は「Serial Copy Management System」の略
です。これは、DAT レコーダーや MD レコーダーなどの
民生用デジタル・オーディオ機器において、デジタル接
続による二世代以降の録音を禁止し、制作者の著作権を
保護する機能です。この機能を持つデジタルレコーダー
にデジタル接続で録音した場合、デジタル・オーディオ
信号といっしょに、SCMS のための符号も記録されます。
この符号が記録されているデジタル・オーディオ信号か
らは、再びデジタル接続で録音することができません。