Recording Equipment User Manual
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インサート・エフェクトを使う
より進んだ使いかた
インサート・エフェクトの設定を
変更する
新しいエフェクト音を作るときは、あらかじめ記憶されてい
るパッチの中からイメージにもっとも近いパッチを選び、そ
の設定を変更します。変更したエフェクトの設定を保存する
ときは、ユーザー・パッチやソング・パッチとして保存して
ください。
1.
[EFFECTS]を押して、エフェクト設定画面を表示さ
せます。
fig.13-30
2.
CURSOR[ ]を押して“PATCH”を選択し、TIME/
VALUE ダイヤルを回して、パッチを選択します。
このとき、CURSOR[ ]を数回押して“BANK”を選択
し、TIME/VALUE ダイヤルを回すと、INPUT SELECT で指
定されたバンク以外のバンクを呼び出すことができます。
3.
CURSOR[ ][ ]を押して“EDIT”アイコン
の位置にカーソルを移動させ[ENTER]を押します。
fig.13-03(LCD:Select Inst EFX Edit)
エフェクトの接続図がグラフィックで表示されます(エ
ディット・モード)。
“PATCH”または“BYPASS”または“BANK”が選択され
ている状態で[ENTER]を押すと、直接エディット・モード
に入ることができます。
4.
[CURSOR]を押してエフェクトを選択し、TIME/
VALUE ダイヤルを回して各エフェクトをオン/オフ
します。
fig.13-04(LCD:Select Inst EFX Block:CS)
5.
[CURSOR]を押して、パラメーターを変更したいエ
フェクトにカーソルを移動させ[ENTER]を押しま
す。
選択したエフェクトのパラメーターが変更できるように
なります。
6.
CURSOR[ ][ ]を押してパラメーターを選
び、TIME/VALUE ダイヤルを回して値を変更します。
7.
他にも変更したいエフェクトがあるときは、[EXIT]
を押して画面を 1 つ戻し、手順 5 ∼ 6 の操作を繰り
返します。
このとき、パラメーターの設定画面内で CURSOR[][]
を押すと、別のエフェクトのパラメータ設定画面に移動する
ことができます。
現在のエフェクトの設定を保存するときは、引き続き次項「イ
ンサート・エフェクトの設定を保存する」の操作を行って下
さい。
※ 変更したエフェクトの設定は一時的なものです。変更し
たパッチを保存せずにエディット・モードを抜けると、
パッチ・ナンバーに“TMP”と表示されます。
[ENTER]を押すと、エフェクトの接続図に戻ります。
パッチを書き込むための操作については、次項「インサー
ト・エフェクトの設定を保存する」をご覧ください。
“TMP”が表示されている状態で別のパッチを新たに選
択すると、変更したパッチは元の状態に戻ります。この
とき、変更した内容は失われますのでご注意ください。
エフェクト・オフ
エフェクト・オン