Recording Equipment User Manual
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インサート・エフェクトを使う
より進んだ使いかた
CURSOR[ ]を押すと、コピー元を変更することができ
ます。
5.
パッチのコピー先が決まったら、[ENTER]を押しま
す。
コピーが終わると、パッチの選択画面に戻ります。
※ エフェクト・パッチのデータは、コピー操作後すぐに保
存されるのではなく、曲を保存したり電源を自動的に切
る際に、ディスク(S01 ∼ S50)や本体(U01 ∼ U50)
に保存されます。そのため、POWER スイッチを使わず
にACアダプターを抜くなどして電源を切った場合には、
エフェクト・パッチのデータが消えてしまいます。ご注
意ください。
6.
[EXIT]を押して、レベル・メーター表示画面に戻し
ます。
インサート・エフェクトの接続を
変更する
インサート・エフェクトは、初期状態では入力ソースの直後
に挿入(インサート)されています。これは、エフェクトを
かけた音を録音し、モニターするためです。しかし、場合に
よっては接続を変更したい場合があります。
BR-8 では、インサート・エフェクトの接続先を変えること
で、様々な使用状況に対応することが可能です。
インサート・エフェクトの接続先を変えるには、次の操作を
します。
1.
[UTILITY]を押します。
2.
CURSOR[ ][ ]を押してエフェクツ・アイ コ
ンを選択し、[ENTER]を押します。
fig.13-10(LCD:Select EFFECTS Icon)
3.
インサート・エフェクトの接続先を切り替えます。
TIME/VALUE ダイヤルを回して“Insert Mode”を切り
替えます。
・INPUT (NORMAL):
インサート・エフェクトを通った音がモニターでき、イ
ンサート・エフェクトを通った音が録音されます。通常
はこの状態で使います。
fig.13-20
・INPUT (REC DRY):
インサート・エフェクトを通った音がモニターでき、イ
ンサート・エフェクトを通る前の音(ドライ音)が録音
されます。録音した後で様々なエフェクトを試したい場
合に使用します。
fig.13-21
・TRACK1 ∼ 8, 1&2, 3&4, 5&6, 7&8:
トラックの再生音にインサート・エフェクトをかけるこ
とができます。ドライ音を録音した後でエフェクトを試
す場合や、特定のトラックのみにエフェクトをかけたい
場合などに使用します。
fig.13-22
・MASTER:
ミックス・ダウンの際に音質を調節したり、エフェクト
による特殊効果を得る、といった具合に、全体にエフェ
クトをかけたい場合に使用します。
fig.13-23
4.
[EXIT]を数回押して、レベル・メーター表示画面に
戻します。
TRACK 1
(REC)
TRACK 1
(REC)
TRACK 1
(PLAY)
TRACK 1
(PLAY)
TRACK 2
(PLAY)
TRACK 8
(PLAY)