User's Manual
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携帯電話機の比吸収率(
SAR
)について
この機種【
105SH
】の携帯電話機は、国が定めた電
波の人体吸収に関する技術基準に適合しています。
この技術基準は、人体頭部のそばで使用する携帯電
話機などの無線機器から送出される電波が人間の健
康に影響を及ぼさないよう、科学的根拠に基づいて定
められたものであり、人体側頭部に吸収される電波
の平均エネルギー量を表す比吸収率(
SAR: Specific
Absorption Rate
)について、これが
2W/k
g
※の許容
値を超えないこととしています。この許容値は、使用
者の年齢や身体の大きさに関係なく十分な安全率を
含んでおり、世界保健機関(
WHO
)と協力関係にある
国際非電離放射線防護委員会(
ICNIRP
)が示した国際
的なガイドラインと同じ値になっています。
この携帯電話機【
105SH
】の
SAR
は●●
W/k
g
です。
この値は、国が定めた方法に従い、携帯電話機の送信
電力を最大にして測定された最大の値です。個々の
製
品によって
SAR
に多少の差異が生じることもあります
が、いずれも許容値を満足しています。また、携帯電話
機は、携帯電話基地局との通信に必要な最低限の送信
電力になるよう設計されているため、実際に通話して
いる状態では、通常
SAR
はより小さい値となります。
SAR
について、さらに詳しい情報をお知りになりたい
方は、下記のホームページをご参照ください。
総務省のホームページ
http://www.tele.soumu.go.jp/j/ele/index.htm
社団法人電波産業会のホームページ
http://www.arib-emf.org/
※
技術基準については、電波法関連省令(無線設備規
則第
14
条の
2
)で規定されています。
「ソフトバンクのボディ
SAR
ポリシー」について
*ボディ(身体)
SAR
とは:携帯電話機本体を身体に
装着した状態で、携帯電話機にイヤホンマイク等を装
着して連続通話をした場合の最大送信電力時での
比
吸
収率(
SAR
)のことです。
**比吸収率(
SAR
):
6
分間連続通話状態で測定した
値を掲載しています。
当社では、ボディ
SAR
に関する技術基準として、米国連
邦通信委員会(
FCC
)の基準および欧州における情報を
掲載しています。詳細は「米国連邦通信委員会(
FCC
)の
電波ばく露の影響に関する情報」「欧州における電波ば
く露の影響に関する情報」をご参照ください。
***身体装着の場合:一般的な携帯電話の装着法
として身体から
1.5
センチに距離を保ち携帯電話機
の背面を身体に向ける位置で測定試験を実施してい
ます。電波ばく露要件を満たすためには、身体から
1.5
センチの距離に携帯電話を固定出来る装身具を
使用し、ベルトクリップやホルスター等には金属部品
の含まれていないものを選んでください。
ソフトバンクモバイルホームページからも内容をご
確認いただけます。
http://www.softbankmobile.co.jp/ja/info/public/
emf/emf02.html
「米国連邦通信委員会(
FCC
)の電波ばく露の影響に
関する情報」
米国連邦通信委員会の指針は、独立した科学機関が定
期的かつ周到に科学的研究を行った結果策定された
基準に基づいています。この許容値は、使用者の年齢
や健康状態にかかわらず十分に安全な値となってい
ます。
携帯電話機から送出される電波の人体に対する影響
は、比吸収率(
SAR: Specific Absorption Rate
)とい
う単位を用いて測定します。
FCC
で定められている
SAR
の許容値は、
1.6W/k
g
となっています。
測定試験は機種ごとに
FCC
が定めた位置で実施さ
れ、下記のとおりに従って身体に装着した場合は
0.496W/k
g
です。
身体装着の場合:この携帯電話機【
105SH
】では、一
般的な携帯電話の装着法として身体から
1.5
センチ
に距離を保ち携帯電話機の背面を身体に向ける位置
で測定試
験を実施しています。
FCC
の電波ばく露要件
を満たすためには、身体から
1.5
センチの距離に携帯
電話を固定出来る装身具を使用し、ベルトクリップや
ホルスター等には金属部品の含まれていないものを
選んでください。
上記の条件に該当しない装身具は、
FCC
の電波ばく露
要件を満たさない場合もあるので使用を避けてくだ
さい。
比吸収率(
SAR
)に関するさらに詳しい情報をお知り
になりたい方は下記のホームページを参照してくだ
さい。
Cellular Telecommunica ti on s & In t er ne t
Association
(
CTIA
)のホームページ
http://www.ctia.org
(英文のみ)
「欧州における電波ばく露の影響に関する情報」
この携帯電話機【
105SH
】は無線送受信機器です。本
品は国際指針の推奨する電波の許容値を超えないこ
とを確認しています。この指針は、独立した科学機関
である国際非電離放射線防護委
員会(
ICNIRP
)が策定
したものであり、その許容値は、使用者の年齢や健康
状態にかかわらず十分に安全な値となっています。
携帯電話機から送出される電波の人体に対する影響
は、比吸収率(
SAR: Specific Absorption Rate
)とい
う単位を用いて測定します。携帯機器における
SAR
許
容値は
2W/k
g
で、身体に装着した場合の
SAR
の最高
値は●●
W/k
g
*
です。
SAR
測定の際には、送信電力を最大にして測定するた
め、実際に通話している状態では、通常
SAR
はより小
さい値となります。これは、携帯電話機は、通信に必要
な最低限の送信電力で基地局との通信を行うように
設計されているためです。
世界保健機関は、モバイル機器の使用に関して、現在
の科学情報では人体への悪影響は確認されていない
と表明しています。また、電波の影響を抑えたい場合
には、通話時間を短くすること、または携帯電話機を
頭部や身体から離して使
用することが出来るハンズ
フ
リー用機器の利用を推奨しています。
さらに詳しい情報をお知りになりたい場合には世界
保健機関のホームページをご参照ください。
(
http://www.who.int/emf
)(英文のみ)
*
一般的な携帯電話の身体への装着法については、
「ソフトバンクのボディ
SAR
ポリシー」をご参照く
ださい。