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203SHPL03.fm
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携帯電話機の比吸収率(SAR)について
電波ばく露の影響に関する情報として、米国連邦通
信委員会(FCC)の基準および欧州における情報を掲
載しています。詳細は「米国連邦通信委員会(FCC)の
電波ばく露の影響に関する情報」「欧州における電波
ばく露の影響に関する情報」をご参照ください。
「米国連邦通信委員会(FCC)の電波ばく露の影響
に関する情報」
米国連邦通信委員会の指針は、独立した科学機関が定
期的かつ周到に科学的研究を行った結果策定された基
準に基づいています。この許容値は、使用者の年齢や健
康状態にかかわらず十分に安全な値となっています。
携帯電話機から送出される電波の人体に対する影響
は、比吸収率(SAR:SpecificAbsorptionRate)と
いう単位を用いて測定します。FCCで定められてい
るSARの許容値は、1.6W/kgとなっています。
測定試験は機種ごとにFCCが定めた位置で実施さ
れ、下記のとおりに従って身体に装着した場合は
0.58W/kgです。
身体装着の場合:この携帯電話機【203SH】では、一
般的な携帯電話の装着法として身体から1.0センチ
に距離を保ち携帯電話機の背面を身体に向ける位置
で測定試験を実施しています。FCCの電波ばく露要
件を満たすためには、身体から1.0センチの距離に携
帯電話を固定できる装身具を使用し、ベルトクリップ
やホルスターなどには金属部品の含まれていないも
のを選んでください。
上記の条件に該当しない装身具は、FCCの電波ばく
露要件を満たさない場合もあるので使用を避けてく
ださい。
比吸収率(SAR)に関するさらに詳しい情報をお知り
になりたい場合は下記のホームページを参照してく
ださい。
FCCRadioFrequencySafety(英文のみ)
(http://transition.fcc.gov/oet/rfsafety/)
「欧州における電波ばく露の影響に関する情報」
この携帯電話機【203SH】は無線送受信機器です。本
品は国際指針の推奨する電波の許容値を超えないこ
とを確認しています。この指針は、独立した科学機関
である国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)が策
定したものであり、その許容値は、使用者の年齢や健
康状態にかかわらず十分に安全な値となっています。
携帯電話機から送出される電波の人体に対する影響
は、比吸収率(SAR:SpecificAbsorptionRate)と
いう単位を用いて測定します。携帯機器における
SARの許容値は2W/kgで、身体に装着した場合の
SARの最高値は0.326W/kgです。
SAR測定の際には、送信電力を最大にして測定する
ため、実際に通話している状態では、通常SARはより
小さい値となります。これは、携帯電話機は、通信に必
要な最低限の送信電力で基地局との通信を行うよう
に設計されているためです。
世界保健機関は、携帯機器の使用に関して、現在の科
学情報では人体への悪影響は確認されていないと表
明しています。また、電波の影響を抑えたい場合には、
通話時間を短くすること、または携帯電話機を頭部や
身体から離して使用することが出来るハンズフリー
用機器の利用を推奨しています。さらに詳しい情報を
お知りになりたい場合には世界保健機関のホーム
ページをご参照ください。
世界保健機関(英文のみ)
(http://www.who.int/emf
)
SoftBankスマートフォン各機種の電波比吸収率
(SAR)一覧はこちら
(http://mb.softbank.jp/mb/support/sar/
)
203SH_PL.book 44 ページ 2013年1月31日 木曜日 午後2時50分