User's Manual

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303SHPL02.fm
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この機種【303SH】の携帯電機は、国が定めた電
波の人体吸収に関する技術基準に適しています。
この技術基準
※1
は、人体頭部のそばで使用する携帯
電話機などの無線機器から送出される電波が人間の
健康に影響を及ぼさないよう科学的根拠に基づいて
定められたものであり、人体側頭部に吸収される電波
の平均エネルギー量を表す比吸収率(SAR:Specific
AbsorptionRate)について、これが2W/kg
※2
の許
容値を超えないこととしています。この許容値は、使
用者の年齢や身体の大きさに関係なく十分な安全率
を含んでおり、世界保健機関(WHO)と協力関係にあ
る国際非電離放射線防護委員(ICNIRP)が示した
国際的なガイドラインと同じ値になっています。
この携帯電話機【303SH】の、SARは0.570W/kg
です。この値は、国が定めた方法に従い、携帯電話機の
送信電力を最大にして測定された最大の値です。個々
の製品によってSARに多少の差異が生じることもあ
りますが、いずれも許容値を満足しています。また、
帯電話機は、携帯電話基地局との通信に必要な最低限
の送信電力になるよう設計されているため、実際に通
話している状態では、通常SARはより小さい値とな
ります。
側頭部以外の位置でご使用になる
この携帯電話機は、側頭部以外の位置でも使用可能で
す。キャリングケース等のアクセサリをご使用になるな
どして、身体から1.5センチ以上離し、かつその間に金
(部分)が含まれないようにすることで、この携帯電話
機は電波防護の国際ガイドラインに適合します
※3
世界保健機関は、『携帯電話が潜在的な健康リスクを
もたらすかどうかを評価するために、れまで20年
以上にわたって多数の研究が行われてきました。今日
まで、携帯電話使用によって生じるとされる、いかな
る健康影響も確立されていませんと表明していま
す。
SARについて、さらに詳しい情報をお知りになりた
い場合は、下記のホームページをご参照ください。
総務省のホームページ
http://www.tele.soumu.go.jp/j/sys/ele/index.htm
一般社団法人電波産業会のホームページ
http://www.arib-emf.org/index02.html
※1 技術基準については、波法関連省令(無線設備
規則第14条の2)で規定されています。
※2 平成9年に(旧)郵政省電気通信技術審議会によ
り答申された「電波防護指針」に規定されていま
す。
※3 携帯電話機本体を側頭部以外でご使用になる場
合のSARの測定法については、平成22年3月に
国際規格(IEC62209-2)が制定されました。
の技術基準については、平成23年10月に情報通
信審議会より答申されています。
携帯電話機の比吸収率
(SAR)について
※1
303SH_PL.book 33 ージ 2013年12月27日 金曜日 午前10時25分