User's Manual

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ハイスピードシンクロ撮影HSS 発光)
通常のフラッシュ撮影は、シャッター幕が全開になったときにフラッシュを光らせます。このため、
同調速度より高速のシャッターは使用できませんでした。ハイスピードシンクロはフラッシュを連
続発光させて、シャッターの走行開始から終了まで発光を維持することにより、同調速度より高速
のシャッターの使用を可能にしました。
デジタル一眼レフカメラにご使用の場合、TTL 撮影時は常に を表示させてください。
フラッシュのモードを MODE ボタンで選択します。TTL
M のモードで使用できます。
或いはタンを押して液晶パネルに
を表示させます。
被写体にピントを合わせます。
充電完了を確認してから撮影します。
ハイスピードシンクロ撮影では、フラッシュのガイドナンバーがシャッター速度によって変化し、
光の到達距離が短くなりますのでご注意ください。ガイドナンバーは巻末の[表 2を参照して
ください。
解除するには、 の表示を消します。
モデリング発光
モデリング発光機能を使用すると、フラッシュ撮影による被写体の影の出かたや多灯発光によるラ
イティングのバランスを確認することができます。
MODE ボタンでモードを選択します。
或いはボタンを数回押して液晶パネルに を表示させます。
充電完了を確認したら、TEST ボタンを押して発光させます。
マルチ発光撮影
シャッターの開いている間にフラッシュを連続発光して、被写体の動きを1コマの画面に連続分解
写真のように写し込むことができます。背景が暗く、被写体が明るい方がより効果的です。マルチ
発光の発光周波数はボタンを押すたびに切り換わり、1100Hz の範囲で設定できます。また、連
続発光可能回数は 90 回までとなっていますが、発光量と発光周波数によって変わります。最大連
続発光回数は巻末の[表 3]を参照してください。
カメラの撮影モードを
M
にセットし、任意の絞り値を設定します。
MODE ボタンで MULTI を選択します。
SEL ボタンを押して発光周波数表示を点滅させます。
+或いはボタンを押して発光周波数を設定します。
SEL ボタンを押して発光量表示を点滅させます。
+或いはボタンを押して発光量を設定します。
SEL ボタンを押して発光回数表示を点滅させます。
+或いはボタンを押して発光回数を設定します。
SEL ボタンを押して表示を点灯させます。
ピントを合わせ、充電完了を確認して撮影します。
(発光回数)÷(発光周波数) 以上のシャッター速度を設定してください。