Dark Planet
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プラグインコントロール
パフォーマンスコントロールセクション
MIDIコントローラーのスムージング
MIDIコントローラーの最大分解能は128ステップとかなり低めです。そのため、たとえばMIDIコントローラーを
使用してクイックコントロールをリモートコントロールすると、パラメーターがなめらかに変わらない場合があり
ます。これを避けるため、プラグインにはMIDIコントローラーのスムージングが用意されています。これにより、
パラメーターの不自然な変化を抑えられます。
• MIDIコントローラーを動かしたときに不自然な響きが発生する場合、コントロールを「Slow」側に回します。
この場合、MIDIコントローラーを動かしてから反映されるまで、一定時間の間隔が空きます。
• MIDIコントローラーを動かしてから反映されるまでの時間を短くするには、コントロールを「Fast」側に回します。
この場合、MIDIコントローラーを動かしたときに不自然な響きが発生する可能性があります。
➯ この設定は、コンピューターにインストールされているすべてのVSTSoundInstrumentSetプラグインとHALion
SonicSEに影響します。
FlexPhraserHoldReset
プリセットで使用されるすべてのFlexPhraserモジュールに、グローバル「HoldReset」メッセージを送信します。
「ResetController」ポップアップメニューでは、FlexPhraserの「HoldReset」ボタンにMIDIコントローラーを割り
当てできます。これにより、「HoldReset」ボタンをリモートコントロールできます。
➯ この設定は、特定のVSTSoundInstrumentSetで開かれているすべてのプラグインインスタンスに影響します。
パフォーマンスコントロールセクション
プラグインパネル下部のパフォーマンスコントロールセクションには、インストゥルメントの演奏に必要なピッチ
ベンド、モジュレーションホイール、バーチャルキーボード、およびスフィアが含まれています。
ホイールコントロール
バーチャルキーボードの左側に、ピッチベンドホイールとモジュレーションホイールがあります。モジュレーショ
ンホイールは、MIDIコントロールチェンジ#1に組み込まれています。
➯ MIDIコントロールチェンジ#1の割り当ては固定です。そのため、モジュレーションホイールに「LearnCC」機
能はありません。
キーボード
バーチャルキーボードは、本物のキーボードと同じようにMIDIノートのトリガーに使用できます。鍵盤の上のさま
ざまな位置( 手前や奥 )をクリックすることにより、ノートのベロシティーをコントロールできます。さらに、キー
ボードには、キースイッチとして動作するがノートをトリガーするのには使用しないキーが表示されます。キーボー
ドの両側にある「ShiftKeyboard」ボタンは、キーボードの音域をオクターブ単位でシフトさせるのに使用します。
これを使用して、たとえば、低いキーに位置しているキースイッチを表示できます。
「SphereH」と「SphereV」
右側の球体はスフィアです。スフィアは2次元のコントロールであり、マウスをスフィア上で縦横にドラッグして、
2種類のクイックコントロールを同時に調整できます。横軸上のクイックコントロールは「SphereH」といいます。
縦軸上のクイックコントロールは「SphereV」といいます。通常スフィアには、2種類のパラメーターが一緒に割り
当てられます。たとえば、「Cutoff」は「SphereH」に、「Resonance」は「SphereV」に割り当てられます。
➯ 垂直軸と水平軸を示す小さい三角形は、パラメーターが「SphereH」と「SphereV」に割り当てられている場合
にのみ有効になります。
CenterHorizontal/CenterVertical
スフィアは、自動的に中央位置に戻るように設定できます。これは各軸で個別に設定できます。
設定するには、スフィアのコンテキストメニューで「CenterHorizonta」または「CenterVertical」オプションを有
効にします。










