USER'S MANUAL Finalizer STUDIO MASTERING PROCESSOR
TABLE OF CONTENTS WELCOME FRONT PANEL About this Manual 5 Keys, LED’s and other functions explained 6 REAR PANEL 8 SIGNAL FLOW 9 FINALIZER SETUP 10 RECALL Recalling a Preset, Factory/User Presets, Memory Card 12 Store a New Preset, The Letterbox 13 Input, EQ, Inserts, Normalizer, Expander, Compressor, Limiter, Output, Crossover Freq.
PRECAUTIONS Finalizerを御使用になる前に、トラブルなくFinalizerの性 能を発揮できるよう、以下の説明を良くお読みください。 警告:安全のため特に注意していただきたいこと 1.異常があるときは、電源プラグをコンセントから抜いて、 販売店かTCエレクトロニックジャパンにご連絡ください。 異常な音がしたり煙が出て変な臭いがしたときなどは、電源 スイッチを切るだけでなく、電源プラグをコンセントから抜 いてください。 2.
WELCOME この度は、TCエレクトロニクスのFinalizerを御購入いただき、誠 に有難うございます。 Finalizerの性能を十分発揮させると共に、末永く御愛用していた だくために、ご使用前にこの取り扱い説明書を良くお読みくださ い。お読みになった後は大切に保管してください。 Finalizerの一般的なコントロールは、PARAMETER(パラメータ ー)カーソルキイを動かして行います。 バンド間のジャンプは、BAND(バンド)キイを用います。 ブロックの変更は、BLOCK(ブロック)キイを用います。 表示されているページの変更は、MENU(メニュー)キイを、バ リューの上下は、ADJUST(アジャスト)ホイールで行います。 後は非常にシンプルです。フロントパネルのファンクションキイ を選択し、それを押して調整します。また、元の音を呼び出した いときは、RECALL(リコール)キイを押します。 About this Manual ミュージックビジネスに係わる方々の多くは、マニュアルを読み ません。すでに、よく理解しているからです。もし、マニュアル を読まないでFinalizerを使用したい方でも
FRONT PANEL Output PPM -60dB〜0dBの出力レベ ルを正確に表示します。 Electronic power switch パワーオンオフスイッチ。 PC Card slot スタンダードメモリーカードを 使用して、メモリーのアップ/ ダウンロードに使用します。 INDICATORS Overload 内部のオーバーロードを表示し ます。 Sample Rate Indicator 48000 Hz 44100 Hz 32000 Hz のいずれかを選択します。 MIDI In MIDIデータを受けると点灯しま す。 Card メモリーカードにメモリー容量 があることを表示します。 Working 演算動作の表示です。 Edited エディットされた状態を表示し ます。 6 SoftClip LED 出力のオーバーロードを表示します。 入力PPM表示 エクスパンダー ゲイン リミターの の動作表示 リダクション 動作表示
Adjust wheel パラメーターとプリセットナンバ ーを設定します。 FUNCTIONS SECTION PROGRAM SECTION CONTROL SECTION Main Page このボタンは、入力から出力ま で全ての信号の流れをエディッ トするページにアクセスできま す。 Recall プリセットのリコール。 OK オペレーションの確認。 Store 保存とプリセットのネーミィ ング。 Help 選択したディスプレイの機能の操作方 法を表示します。 Tools 非常に便利なトゥールボックス にアクセスすることができま す。 Wizard Finalizerが適切なプログラム の選択の手助けをします。 Utility MIDI、セキュリティー、メモ リーマネージメントなどが含ま れています。 Compare バイパスを用いて、エディッ トしたサウンド、プリセット、 オリジナルの比較ができま す。 Bypass 各エンジンのバイパス。 Block < > メインページのエディットしたいブロ ックを選択します。 Menu up/down パラメーターの値を設定するアジャス ト
REAR PANEL Main Power Switch Power Input Balanced XLR Inputs Balanced XLR Outputs Serial No.
SIGNAL FLOW Notes regarding the signal flow: AES/EBUとS/PDIFのデジタルインターフェースは、同時に接続しないでください。これらは、内部で接続されているため同時 には使用できません。 図から理解していただけるように、常に信号は全ての出力コネクターから出力されます。ディザリング回路を動作させるには、メ イン出力のアナログかデジタルを選択しなければなりません。 デジタル入力ゲイン回路には、グランドリフト機能がついています。これは、0dB以下のDATレコーディングでFinalizerを使用 するのに便利です。 9
FINALIZER SETUP Finalizer Setup Finalizerは、全体のレベルを適切にコントロールし、ミックスのエネルギーを向上するように設計されています(力強いミックス、 ソフトに、または温かみのあるサウンドに、イマジネーションどおりのミックスに変えることができます。= ファイナライズでき ます)。 3バンドのコンプレッサー、リミター、エクスパンダーの使用すれば、オリジナルマテリアルを忠実に再生しながら、自在にダイ ナミクスの操作が可能です。ノーマライザーと5バンドのイコライザーをダイナミックセクションと組み合わせることで、ミック スの最終段階で細部のコントロールが可能です。 なぜなら、Finalizerは、様々なアプリケーションに使用でき、色々なセットアップが可能だからです。 10
Example 1 アナログミキサーとデジタルレコーディング装置のセットアップについて 1. アナログミキサーの出力をFinalizerのアナログ入力に接続します。 2. Finalizerのデジタル出力をデジタルレコーディング装置に接続し ます。 3. Finalizerのアナログ出力をモニターシステムに接続します。 Example 2 デジタルミキサーとデジタルレコーディング装置のセットアップについて 1. 2. 3. ミキサーのデジタル出力をFinalizerのデジタル入力に接続します。 Finalizerのデジタル出力をデジタルレコーディング装置に接続し ます。 Finalizerのアナログ出力をモニターシステムに接続します。 Example 3 DATからDATへのマスタリングについて 1. 2.
RECALL ROM バン RAM バンク ブロックを選択すると、新しいプリセット にロードされます。 プリセットの名前 プリセットナンバー プリセットのインフォメーション Recall プリセットを呼び出す場合は、ADJUST ホイールを回しOKキイを 押すだけです。OKキイは、試奏中に点滅し、画面のプリセットが まだリコールされていないことを示します。 さらに、プリセットの各セクションだけをリコールすることも可 能です。パラメーターキイを使い、OKを押して好みのセクション を選択します。 The Recall Display リコール表示においては、画面の一番下のインフォーメーション セクションを見ます。このセクションは、今使用しているのプリ セットで、どのブロックが作動しているか、またEQセッティング のミニチュアアイコンで、スモールEQを確認することができます。 右上角に、どのバンクを試奏中か表示します。 Factory/User Presets Factory Presets ROM PRESETS Your own Presets 128 RAM PRESETS Preset ba
STORE Store a New RAM Preset -STOREボタンを押します(エンジン1、2または、コンバインド) 。 -プリセットを保存するロケーションを選択します(1〜128をダイヤルします) 。 -カーソルを移動させて新しい名前を書き込みます(ADJUST ホイールとOKキイを使用します)。 -DONEにカーソルを移動し、OKで最終保存は完了します。 Store with the same name: もし、同じ名前のプリセットをRAMに保存する場合は、アジャストホイールを使用してOKキイを押せば簡単に保存することができます。 Finalizerは、 「STORED」と表示しホームページに戻ります。 保存されるプリセットナンバー。 新しいプリセットの名前。 文字ボックス。 キャップロック 表示。 カーソルの矢印。 The Letterbox 保存するプリセットの名前を変更する場合は、カーソルDown▼ キイを押してください。ここで、文字ボックスの文字を使用して 名前を書き込むことができます。文字の選択はアジャストホイー ルを回し、OKキイを押せば完了します。大文字を使用するときは、 C
MAIN PAGE Input ローカットフィルター 44.1、48kHzまたは、デ ジタル入力を選択します。 インプットレベル の設定 インプット con/proのアナログ入力レベルを選択します。入力 の選択 がデジタルの場合は、S/PDIFかAES/EBUを選択し ます。 ブロックキイを押してメインページのINセクションを選択します。 Ranges このレベル設定がファイナライザーの20bitのADコンバーターの パフォーマンスを決定します。 アナログ入力 コンシューマー (-10 dBu): プロフェッショナル(+6 dBu): -16 dB to +10 dB -10 dB to +16 dB Basic operation PARAMETER(パラメーター)キイを押して、カーソルを動かし、 ADJUST(アジャスト)ホィールを使って値を変更します。 デジタル入力 -16 dB to +6 dB サンプルレート(Srate): Select master clock 44.
MAIN PAGE EQ EQ オン/オフ セレクトされたブロックを表示します。 エフェクト ブロック 選択されたバンド バンド 出力レベルバー パラメーター 周波数 ゲイン バンドウィドゥス/スロープ EQ ブロックキイを押してEQを選択します。 Basic operation PARAMETERキイを押して、周波数/ゲイン/バンドウィドゥス/スロープを選択します。 ADJUSTホイールを使って、値を変更します。 BANDキイを押して、5バンド間を飛び移ります。 EQ Ranges ローシェルビング ベルシェープフィルター1 ベルシェープフィルター2 ベルシェープフィルター3 ハイシェルビング アウトプットゲイン 周波数 19.95Hz〜5.01kHz 19.95Hz〜20kHz 19.95Hz〜20kHz 19.95Hz〜20kHz 501.2Hz〜20kHz - ゲイン ±12dB ±12dB ±12dB ±12dB ±12dB ±12dB バンドウィドゥッス/スロープ 3、6、9、12dB/Oct 0.1 Oct〜4.0 Oct 0.1 Oct〜4.0 Oct 0.
MAIN PAGE Inserts Insert selected DEGITAL RADIANCE GENERATOR 次の中からインサートタ イプする機能を選択しま す: - None - Digital Radiance - Stereo Adjust - De-essing STEREO ADJUST このパラメーターは、ラディ アンスジェネレーターの ドライブ量を決めます。 もし、入力されたマテリアルがシン メトリックでない(パーカッショ ン/スピーチなど)場合はパラメー タがこのサウンドを変化させます。 カーソルをステレオの方に動かすと、ステレオ感が増します。 カーソルをモノの方に動かすと、信号はモノになります。 センターポジションはノーマルです。 カーソルを左右に動かし、L/R(バランス)を決定します。 DE-ESSER FREQUENCYは、ディエッサーのカッ トオフ周波数を設定します。 CURVEは、ダンピングフィルター(履 擦音をとるフィルター)の動作を設定し ます。 THRESHOLD RATIO ATTACK RELEASE 16
MAIN PAGE Inserts Inserts Digital Radiance Generator Finalizerは、DRG、Stereo Adjust、De-essing機能をインサー トすることができます。この選択には、ページアップ/ダウンキ イを使用します。 Drive ブロックキイを押してインサートを選択します。 Note: 同時に二つ以上は使用できません。 Basic operation -MENU(メニュー)キイで、インサートするエフェクトを選択し ます。 -PARAMETER(パラメーター)キイを押して、パラメーターを 選択します。 -ADJUST(アジャスト)ホイールでバリューを変更します。 DRGは、真空管回路で起こるような第二倍音を、信号に加える働 きをします。このような歪みは、典型的なアナログ回路の特長で、 信号に温かみを加えます。 DRGのドライブを0から10の段階で調整します。 Curve 入力されたマテリアルがシンメトリックでない(パーカッショ ン/スピーチなど)場合は、パラメータがDRGのサウンドを変化 させます。 Stereo Adjust 信号
MAIN PAGE Normalizer ブラックボックスが選択されたブロックを表示します。 エフェクトブロック サンプルされた期間内 のクリップ数 ノーマライザーゲイン クリップの種類 Normalizer ノーマライザーで適切なレベルを決定します。ここでは、1秒間の入力信号がグラフィック表示されます。ゲインを増加させるとヘッドルー ムが減少し、その範囲は点線で表示されます。ゲインは、ピーク信号がドット線にちょうど当たるように設定してください。 ノーマライザー+18 dB のゲイン増加が可能です。 The Clipper ノーマライザーにはリミターが内蔵されており、ソフトとハードの設定が選択できます。ノーマライザーのリミターが動作すると、入力レベ ルメーターの上にあるLIM LEDが点灯します。 クリップカウンターは、1秒前の信号クリップ回数を表示します。 クリップが数回のテストインターバル中に、非常に少ない場合は、ゲインを減少させる必要はありません。 19
MAIN PAGE Expander USER PAGE PAGES - ユーザーページ - エクスパートページ - クロスオーバー周波数ページ Y-axis 出力レベル この矢印は、先回のリコール よりパラメーターバリューが 減少したか、増加したかを表 示します。 X-axis 入力レベル エクスパンダー スレッシホールド low/mid/high レシオ low/mid/hig h 各バンドへのアクセスは、BANDカーソルを 使用してください。 EXPERT PAGE アタックタイム リリースタイム low/mid/high low/mid/high CROSS-OVER FREQUENCY PAGE 20 サイドチェイン/ディレイ このインサートパラメーターは、信号パスのディレ イを調整します。このチェインは、入力信号を前も ってプロセスするのと同様の働きを行い、信号の突 然の変化に速く対応することができます。このパラ メーターは、エクスパンダー/コンプレッサー/リ ミターでは一般的です。
Expander Cross-over Menu Basic Operation -PARAMETER(パラメーター)キイを押して、パラメーターを 選択します。 -ADJUST(アジャスト)ホイールでバリューを変更します。 -BAND(バンド)キイで三つのバンドから一つを選択します。 -MENU (メニュー)キイで、User/Xpert/Xoverを選択しま す。 L-Xovr/H-Xovr 3つのダイナミックセクションのロー/ハイのクロスオーバーポイ ントを設定します。 ブロックキイを押して、EXPを選択します。 User Menu Threshold 3バンドのスレッシホールドを、アジャストホイールで変更します。 Ratio 3バンドのレシオを、アジャストホイールで変更します。 Expander Monitor レシオとスレッシホールドのセッティングをグラフィック表示し ます。 Expert Menu メニューキイを押して、XPRTを選択します。 Attack 3バンドのアタックタイムを、アジャストホイールで変更します。 Release 3バンドのリリースタイムを、アジャストホイールで変更
MAIN PAGE Compressor USER PAGE Page select: 1. ユーザーページ 2. エクスパートページ 3.
The Compressor ブロックキイを押して、COMを選択します。 Basic operation -PARAMETER(パラメーター)キイを押して、パラメーターを 選択します。 -ADJUST(アジャスト)ホイールでバリューを変更します。 -BAND(バンド)キイで三つのバンドから一つを選択します。 -MENU (メニュー)キイで、User/Xpert/Xoverを選択しま す。 About the Compressor Finalizerのコンプレッサーセクションは、3バンドに分割されて います。これは、周波数分割したlow/mid/high別々にコンプレ ッションすることができます。 この出力ゲインとエネルギーを適切に保つために、Finalizerには オートゲインが備えられています。いかにハードにコンプレッシ ョンされているかにも寄りますが、3バンドのゲインはそれぞれ自 動的に調整されます。 User Menu Threshold 3バンドのスレッシホールドを、アジャストホイールで変更します。 Ratio 3バンドのレシオを、アジャストホイールで変更します。 Band Level コンプレ
MAIN PAGE Limiter USER PAGE エクスパートモード on/off この矢印は、先回のリコールより パラメーターバリューが減少した か、増加したかを表示します。 リミッター スレッシホールド low/mid/high 各バンドの on/off Clipping method ヘビーコンプレッションやリミティン グで起きるオーバーシュートをスムー ズにカットします。 このパーセンテージを上げるとクリッ プはよりソフトになります。 EXPERT PAGE CROSSOVER FREQUENCY PAGE アタック リリース サイドチェイン/ディレイ Digital ceiling タイム タイム (same as under このパラメーター low/mid/high low/mid/high compressor / expander) は、出力0dBレベ ルを低下させま す。 24
The Limiter ブロックキイを押して、COMを選択します。 Basic operation -PARAMETER(パラメーター)キイを押して、パラメーターを 選択します。 -ADJUST(アジャスト)ホイールでバリューを変更します。 -BAND(バンド)キイで三つのバンドから一つを選択します。 -MENU(メニュー)キイで、User/Xpert/Xoverを選択しま す。 User Menu Threshold 3バンドのスレッシホールドを、アジャストホイールで変更します。 On/Off 3つのリミターバンドのオン/オフがそれぞれできます。 Clip ヘビーコンプレッションやリミティングで起きるオーバーシュー トをスムーズにカットします。このパーセンテージを上げるとク リップはよりソフトになります。 Digital Ceiling デジタルシーリングは、デジタル最大出力を調整することができ ます。FinalizerのDI出力に接続された機器がオーバーロードした 場合は、0.
MAIN PAGE Output フェードセクション CURVE フェードアウトのカーブを設定します。 TIME フェードアウトの時間を設定します。 FADE フェードアップ/ダウン/ストップの選択 LEVEL フェーダーレベルのマニュアル設定 Note: エクスターナルフェーダーを使用している場合、パラ メーターを変更することはできません。 出力の選択 ディザリングするビット数の選択: 8 bit 16 bit (default for SPDIF) 18 bit 20 bit (default for analog out) 24 bit (default for AES) アナログ 出力レベル (左右両チャンネル) ブロックキイを押して、メインページのOUT(アウト)セクショ ンを選択します。 Note:プライマリー出力を変更すると、自動的にディザリングも変 更されます。 Primary Output プライマリー出力を選択すると、自動的にディザリングが設定さ れます。 Analog アナログを選ぶと、Finalizerは20bitを選びます。 (D/Aは、20bit) AES/EBUを選
TOOLS Phase Meter (correlation) Phase Meter 二つのステレオチャンネルの位相の関係を表示しま す。 「+」は二つのチャンネルがインフェーズであり、「-」 は逆フェーズを表します。 Time/division カーブスピードの設定 Time/division カーブスピード TOOLS Calibration Tone Calibration tone キャリブレーションディスプレイには、1kHzのテス トトーンが含まれています。設定した出力レベルで Finalizerから出力されます。 28
TOOLS Flow Flow フローメーターには、Finalizerの各セクションレベ ルがPPM表示されます。 この機能は、色々な状況で非常に役立ちます。エフ ェクトチェーンの前段部でオーバーロードしていた としても、そのセクションを見つけることはできま せん。こういう場合に、TOOLSを押してフローメー ターを選択し、それぞれのセクションのオーバーロ ードをチェックします。 Internal levels (ppm) TOOLS Peak-Hold Meter Peak ピークホールドメーターは、ピークレベルを 0.
TOOLS Digital I/O (DIO) RECEIVED STATUS BITS プリエンファシスインジケーター: on/off ソースデバイス: DAT, CD, mixer etc.
TOOLS Digital I/O (DIO) IN OUT Pre-emphasis 入力信号にプリエンファシスがかかっているかどうかを表示しま す。 Source device (Category code). 入力された信号デバイスを表示します。 Audio data 入力されているオーディオのビット数を表示します。 Copyright (Copy inhibit).
WIZARD OKボタンを押してスタートします。 Select source type: soft/medium/hard Select degree of compression: soft/medium/hard Optimize gain このオプションを選択するとFinalizerは、ノーマライ ザーでレベル調整します。 EQ 選択されたイコライザーカーブに調整します。 Wizard -ウィザード機能は、使用するプログラムマテリアルに、最適なプリセットを選ぶための方法です。 ウィザードは、非常に簡単にアクセス出来ます。私達が推薦するエフェクトを聞いて、トライしてみて下さい。 図のような項目を選択すると、適切なノーマライザー、コンプレッサー、リミターやEQのプリセットを選択してくれます。入力しているソー スのタイプ(ソフト、ミディアム、ハード)をアジャストホイールで選択します。 次に、コンプレッションのタイプを選びます。 オプティマイズをyesかnoで選択します。 Note:もし、オートレベルを選択すると、ウィザードはあなたがソースのプレイをストップするまで、入力信号を測定します。ソースマテリ
COMPARE オリジナルプリセットを聞く場合 エディットしたサウンドを聞く場合 バイパス信号 カーソルをこの位置にすると、 カーソルをこの位置にすると、エディット バイパスキイと同じ機能です。 オリジナルサウンドをモニターできます。 したサウンドをモニターできます。 このレベルをアジャストホイールで調整 して、バイパス信号と比較してください。 Compare この機能を追加した理由は、EQ/ダイナミクスがあなたのミックスしたマテリアルに与える影響が、この機能無しには聞き取りにくいためで す。また、ノーマライザーで上げたゲインやコンプレッサーのイン/アウトを、バイパスしながら比較することは難しいことです。ですから、 バイパスサウンドと比較するのにバイパスと同じゲインに設定できるように設計しました。 Compareキイを押して、アジャストホイールを回してレベルを下げます。ここで、パラメーターキイでこれらのサウンドを比較します。バ イパスを用いれば、エディットしたサウンド、プリセット、オリジナルの3つの比較ができます。 33
UTILITY How to move around ユティリティー/MIDIメニューでは、カーソルキイを押し、 ADJUSTホイールで値を変更します。 Display Viewing Angle LCDディスプレイのコントラストを調整します。 MIDI In Channel 受けるMIDIチャンネルを設定します。Omni(オムニ)に設定す ると、Finalizerは全てのMIDIチャンネルに反応し、オフにすると 解除します。 Prg. Change Finalizerが、MIDIプログラムチェンジに反応するか否かを設定し ます。 Controllers Finalizerが、MIDIコントロールチェンジに反応するか否かを設定 します。 Prg.
MIDI Out Channel FinalizerのMIDIアウトチャンネルを設定します。 Prg.
RESET PAGE Store and load your own default settings Enter User data page Reset system parameters Clear all user presets Test Programs Type your name here and your phone number Place cursor here and press OK to finalize session. リセットページへの入り方: バイパスキイを押しながら電源を入れます。 あなたの望むリセットタイプにMENUキイを使いマーカーを合わ せてOKボタンを押します。 Load User Default すべてのシステムパラメーターのディフォルト設定ができます。 このリセットはユーザープリセットを消してしまうことはありま せん。 Store User Def.
TECHNICAL SPECIFICATIONS アナログインプット コネクター: インピーダンス: 最大入力レベル: 入力感度: A/D変換: ダイナミックレンジ: THD: 周波数特性: クロストーク: アナログアウトプット コネクター: インピーダンス: 最大出力レベル: 出力レンジ: D/A変換: グ) ダイナミックレンジ: THD: 周波数特性: クロストーク: XLRバランス(2番Hot) 15kOhm +22dBu @12dB ヘッドルーム:-22dBu〜10dBu 20ビット(4ビット、64倍オーバーサンプリング) >105dB <0.003% @1KHz.+10dB 10Hz〜20kHz:+0/-0.2dBu 最大-60dB:10Hz〜20kHz XLRバランス(2番Hot) 100 Ohm +22dBu 0〜-32dBu 20ビット(1ビット、128倍オーバーサンプリン >96dB <0.008% @1KHz.+10dB 10Hz〜20kHz:+0/-0.
TROUBLESHOOTING パワースイッチを押してもライトが点灯しない場合 - 後面のメインパワースイッチがOFFになっていませんか? インプットPPMメーターが点灯しない場合 - アナログインプットを使用されている場合に、I/Oメニューのインプットセレクターがデジタルを選択していませんか? - アナログインプットレベルが非常に低い可能性があります。 Finalizerから音が出ない場合 - アナログインプットを使用されている場合に、I/Oメニューのインプットセレクターがデジタルを選択していませんか? 電源をOFFにすることができない場合 - パワースイッチを少なくとも3秒以上押し続けて下さい。 38
MIDI IMPLEMENTATION CHART STUDIO MASTERING PROCESSOR: Finalizer - JUNE 24, 1996 Version 1.
SELF TEST 電源を入れる際に、バイパスキイを押してSELF-TESTへアクセス し、>>RUN TEST PROGRAM<<を選択します。 アジャストホイールを回してSELF-TESTのページをスクロールさ せます。 Key test OKボタンを押して、Key testを選択します。 テストをパスするために任意のボタンを押してチェックをしてく ださい。 キャンセルボタンを押してKey testを終わります。 Adjust Wheel test OKボタンを押して、Adjust Wheel testを選択します。 テストをパスするためにアジャストホイールを30まで回し、0まで 戻してください。 キャンセルボタンを押してAdjust Wheel testを終わります。 LED test OKボタンを押して、Led testを選択します。 LEDテストをするためにアジャストホイールを回してください。全 てのLEDが点灯すれば、テストはOKです。 キャンセルボタンを押してLED testを終わります。 Display test OKボタンを押して、Display testを選択します。 再度、全ピクセルの
GLOSSARY AES/EBU プロフェッショナル用のデジタルイン/アウトのスタンダード。 XLRバランスケーブルを使用します。 S/PDIF 一般用のデジタルイン/アウトのスタンダード。同軸フォーンタイ プケーブルを使用します。 DITHERING DITHERINGとは、低い信号レベルにおけるデジタルオーディオ信 号のクオリティーを最大限に改善するための方法です。僅かなフ ィルターノイズが信号に加わると、低レベルの歪んだ信号を生み 出します。DITHERING回路を最適条件で働かせるには、どの出力 を使用するのかシステムを正しく設定してやる必要があります。 アナログ出力を使用するの場合、常に18ビットにセットしてくだ さい。また、デジタル出力を使用するの場合、その機材のビット 数に合わせてください。DATレコーダーへ接続する場合は、常に 16ビットです。 PRO/CON LEVELS レベルは、Finalizerと接続する機材によって変わりますから、 I/OセットメニューのなかにあるPRO/CONパラメーターを正しく セットしてください。 Finalizer アナログ入力: コンシューマーレンジ:-1
APPENDIX Tutorial Finalizer Tutorial Finalizerの基本的なアイディアは、サウンドのパンチを増し、よ りラウドにするために、あなたのミックス細部の修正と、エネル ギーとレベルを強調します。 Finalizerのアプローチは、少々異なるためこのチュートリアルを 追加しました。 Finalizerのメインページは、信号の流れと動作しているプロセッ サーを表示します。 The Input インプットのタイプを選択します。:アナログ、デジタル もし、アナログ入力を使用している場合は、プロ/コンシューマ ーのレベルを選び、A-Dコンバーターが最良のパフォーマンスを発 揮できるようにしてください。 CDに使用する場合が44.
The Limiter リミターは、コンプレッサーの後に接続されます。コンプレッサ ーセクションでコンプレッションしすぎると、リミターもハード になり過ぎます。レベルを維持しやすいように、リミターには少 しレベルの余裕を持たせたいものです。もし、コンプレッサーブ ロックの出力が、リミターの最上レベルに近すぎると、ミックス が押し潰された感じになってしまいます。リミターを使用する場 合は、レシオを低く設定し自然な感じを失わないように設定する のが懸命です。また、ソフトなクリッパー設定は、Finalizerから 出力されるオーバーシュートを軽減してくれます。 The Crossover 最後にFinalizerのダイナミックセクションには、マルチバンドの ダイナミックコントロールを効果的に動作させるために、可変の クロスオーバーが装備されています。プログラムマテリアルにク ロスオーバー設定を適切にマッチさせることによって、サウンド を大幅に改善することができます。ですから、この機能を用いて 最も良いミックスができるセッティングを探してみましょう。 このチュートリアルは、Finalizerのほんの一部を紹介しただけ
NOTE 品質保証について TC エレクトロニクスの商品は、通常のコンディションで使用され た場合、以下のような品質保証を致します。 1. 品質保証の登録方法 付属の保証登録書にシリアルナンバ−、氏名、御購入日等、必要 事項を御記入の上、購入後8日以内に当社までお送りください。 TCエレクトロニックジャパン 〒150-0044 東京都渋谷区円山町26-8 吉田ビル201 TEL:03-5456-4071 FAX:03-5456-4072 当方にて、品番、シリアルナンバー、オーナーデータを厳重に保 管します。この登録をされた方のみが、保証を受ける対象になり ます。 2. 品質保証期間について 御購入日から1年間は、部品、修理すべてにわたり保証いたします。 電子部品等は、TC エレクトロニクスのメーカー保証により3年間 の保証期間が適応されます。よって、1年間を過ぎた商品に関して は、修理費のみを請求させていただきます。 3.