Manual Addendum

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G-SYSTEM ヴァージョン 4.0 補足ガイ
Vintage Univibe -
ヴィンテージ・ユニヴァイブ(MOD ブロック)
Vintage Univibe はクラシックなロータリー・スピーカーのエフェクトを再現
します。フェーズ感の強い厚みのあるコーラスから密度の高いビブラートまで、
幅広い効果が得られます。スピードの設定が
2 つ用意されており、ロータリー・
スピーカー同様にスピードを切り替える際の加速/減速による独特な効果を得
れます。効果をご確認いただくとわかる通り、
Univibe はレズリーのコピーでは
なく、
Univibe ならではの独自のキャラクターを持っています。
Speed 1/2 - スピード 1/2
設定レンジ: 150 Hz 10 kHz
外部コントローラーからここで指定した 2 つの Speed 設定り替えることで
「ギア変更」を行ないます。設定値の差が大きい程、切り替えの際のエフェクトが
派手になります。
Depth - デプス
設定レンジ:
0 100 %
ピッチ変調の深さを調節します。
Tempo 1/2 - テンポ 1/2
設定レンジ: Ignored(無視)/ 1 1/32T
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から 1/32T 設定ではグローバル・テンポとの関係を、音符の表記で決定
します。
T」は 3 連符、Dは符を示します。Ignored の設では、Speed
パラメーターの設定を適用します。
GLOBAL メニューの Tap Master パラメーターで、プリセットの変
にグローバルテンポと
Speed パラメーターのいずれを適用するかを
指定できます。
Attack - アタック
設定レンジ:
0.05 5 sec
速から高への切り替わりに要する時間を指します。Speed 1 Speed 2
どちらを「低速「高速」にしても構いません。
Release - リリース
設定レンジ:
0.05 5 sec
Attack
パラメーターの逆で、高速から低速への切り替わりに要する時間を指定
します。
Select - セレクト(選択)
設定レンジ:
Speed 1 Speed 2
デフォルトで使用する Speed パラメーターを指定します。このパラメーターに
モディファイアーを指定することで、
MIDI フットコントローラーの MIDI CC
情報等で二つのスピード設定を切り替えられます。
BpMode - バイパス・モード
設定レンジ:
Direct(ダイレクト)/ Delayed(ディレイ)
スピード
1/2 間の切り替え、またはエフェクトをバイパスした場合のエフェクト
の反応を指定します。
Direct を選択すると、ユニヴァイブのエフェクトは瞬時に
切れます。
Delayed を選択すると、Release パラメーターの設定に応じた速度
減速します。
PhaseReverse - フェーズ・リバース(位相反転
設定レンジ:
Off On
位相を 180 °反転させることでより濃厚なエフェクトを得られます。ぜひお試
ください。
この補足ガイドは、G-System ソフトウェア・ヴァージョン 4.0 の追加機能を解説します。
最初に、
G-System のソフトウェアが正しくアップデートされていることをご確認ください。
http://www.tcelectronic.com/g-systemsoftware から、デスクトップ等のファイルを見失いにくい場所にソフトウェア・アップデーターをダウンロードします。
G-System とコンピューターを USB 接続します。
G-System の電源を投入し、ソフトウェア・アップデーターを起動します。
ソフトウェアのアップロード中には、G-System 電源絶対に落とさないでください。
Prod No: E60520011

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