Manual
PLAY
モード
-
概要
P
LAY
(
プレイ)モードは演奏時に使用するモードで、プリセットのリコール
(
呼び出し)やエフェクト・ブロックの
O
N/OFF
、
そしてエキスプレッ
ション・ペダルでパラメーターをコントロールすることができます。
PLAY
モード時には、画面の上部に「
PLAY
」と表示されます。
例
:
まずは、
PLAY
モードで設定を変更する際の基本となる「プリセット」の
概念から解説します。
プリセットとは
プリセットとは設定の集合体です。お好みのプリセットをスイッチで切り
替えることにより、様々なサウンドに切り替えることができます。
プリセットには次の情報が含まれます。
•
使用しているエフェクト・ブロック
•
エフェクト・ブロック(リバーブ、ディレイ等)の設定 − アクティブ
になっている/いないに関わらず、設定は保存されます。
•
ループの状態(
ON/OFF
)
•
エキスプレッション・ペダルの割り当て
•
その他のパラメーター
プリセットの種類
プリセットには、
2
種類あります。「ファクトリー・プリセット」は工場
出荷時にサウンドが設定されており、上書きはできません。「ユーザー・
プリセット」はユーザーが自由に設定を保存できます。
G-System
は、ディフォルトで
100
のファクトリー・プリセットを搭載
しています。さらに、
200
のユーザー・プリセットを保存できます。
ファクトリー・プリセットは、
A0
〜
A9
のバンクに保存されています。各
バンクは、
5
つのプリセットを含みます。
ユーザー・プリセットは、
0
〜
39
のバンクに保存できます。各バンクは、
5
つのプリセットを保存できます。
ファクトリー・プリセット
ファクトリー・プリセットには、ご自分のプリセットを作成する際の参考
となる、様々なエフェクトの組み合わせが含まれています。
全
てのファクトリー・プリセットでは、
4
系
統のループとインサート・ループ
は
OFF
となっています。
そのため、ファクトリー・プリセットのサウンドを使用する場合にも、ループ
の
ON/OFF
は手動で行なう必要が生じます。接続しているペダルやプリ
アンプの
ON/OFF
の組み合わせをプリセットに保存したい場合は、その
ファクトリー・プリセットからループの状態を変更した設定を、ユーザー・
プリセットに保存してください。
G-System
の使用時間が増えてセットアップが固定してくるにつれ、通常は
ユーザー・プリセットしか使用しなくなることが想定されます。その場合、
ファクトリー・プリセットの主な使いみちは、新しいアイディアやサウンド
を得るためのツール、になると思われます。
ユーザー・プリセット
ユーザー・プリセットの領域に、エフェクトやループの状態、アンプの
スイッチング等の設定を最大
200
まで保存できます。
プリセットのリコール(呼び出し)
基本操作
•
▲▼(
UP/DOWN
)スイッチでバンクを選択します。バンク番号が点滅し、
現在表示されているバンクのプリセットはまだ選択されていないこと
を示します。
•
リコールしたいプリセット・スイッチ(
1
〜
5
)を押します。
•
プリセットはリコールされ、バンクの点滅が止まり、プリセット番号
が表示されます。
備考
UTILITY
メニューのパラメーターはプリセットには含まれません。
EQ
、インサート・ループ、ブーストの各設定は、ロックすることができ
ます。ロック機能を使用するには、
EDIT
と次に
MENU
を押し、
PAGE
エンコーダーで
UTILITY
を選択、
ENTER
を押します。ここから、
PAGE
エンコーダーで各種「
Lock
」パラメーターを選択、エンコーダー
C
でロック
の状態を変更できます。
ロックされているパラメーターは
、プリセットの変更時に変わりません。
基本操作
PLAY
モード
30