Manual
レベルの設定
ノ
イズ・レベルのオプティマイズ
G-System
を
使用するにあたって、ノイズを最少に抑え、最善の
S/N
比
を
得る方法を解説します。
ケーブル
セットアップ全体を通して、正しくシールドされたケーブルを使用するこ
とは極めて大事です。また、パッシブ・ピックアップのギターを使用して
いる場合、ギターと
G-System
の入力の間のは、配線上最もデリケートな
ポイントとなります。良質なケーブルを使用することをお勧めいたします。
ペダルやプリアンプを
最大のレベルで使用しないでください
G-System
のループは極めて拾いダイナミック・レンジを確保しており、ほ
とんどのペダルに対応します。しかしながら、ループ・リターンへの返しが
ホットすぎる状態は生じ得ます。ループ接続したペダルの出力レベルが過
大だと、
G-System
の内部でオーバーロードによる歪みが生じる可能性が
あります。ループ接続した機器のレベルは、適切な範囲でご使用ください。
インサート
・ループ
インサート
・ループにプリアンプを接続する場合でプリアンプを
G-System
から
1
メートル以上離れた場所に設置する場合は、バランスケーブルを
使用することを
強くお勧めいたします。これは、プリアンプがバランス
端子を装備していない場合を含みます(ほとんどのプリアンプはバランス
接続に対応しておりません)。
インサート・ループにプリアンプを接続する際にバランスケーブルを使用
すると、特殊な疑似バランス回路が通常のアンバランス接続では生じて
しまうノイズを抑えます。
入力レベル
G-System
の楽器用入力はディフォルトでほとんどのギター・ピック
アップのレベルに対応しますが、最善の
S/N
比を得られるよう、入力
感度をファインチューンすることができます。
• EDIT
を押し、
INPUT
エンコーダーで入力レベルを調節します。
• Boost Max.
と
Loop Headroom
パラメーターも合わせて調節するこ
とをお勧めいたします。
このメニューにある全てのパラメーターはグローバルな扱いで、設定は
プリセットには含まれません。
LEVELS -
レベル・メニュー
操作概要
• EDIT
と、次に
MENU
を押します。
• PAGE
エンコーダーで
Levels
を選択します。
• ENTER
を押します。
Input Gain -
入力ゲイン
設定レンジ:
-8
〜
+18 dB
ギターを
接続
した際の楽器入力の入力ゲインを調節します。
Input Gain
が正しく設定された状態では、クリーンなサウンドでパワー・
コードを強く弾いた際に入力メーターの赤
LED
が稀に点灯します。
入力ゲインを素早く調節するには
、
EDIT
を押した後に
INPUT
エンコーダーを回します。再度
EDIT
を押すと、
PLAY
モード
に戻ります。
Loop Level -
ループ・レベル
設定レンジ:
0
〜
10 dB
ループ・セクションのレベルを設定します。ループに接続したドライブ・
ペダルが
G-System
に接続していない状態の方が強い歪みが得られる
と感じる場合に、このパラメーターで補正できます。
Not good
Good !
MENU
モード
LEVELS -
レベル・メニュー
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