Manual
リレー機能: アンプのチャンネル・スイッチング
G-System
は2つのステレオ・ジャック・コネクターで
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つのリレーを
装
備しています。アンプやプリアンプのチャンネル・スイッチングを行え
ます。
RELAY -
リレー・メニュー
操作概要
• EDIT
を押し、
PAGE
エンコーダーで
RELAYS
を選択します。
• ENTER
を押します。
A
/
B
設定
プリセット毎に、リレーの状態を
2
つ記憶させることができます。そのため、
同じプリセットの中で、フットスイッチを押すことによりアンプのチャン
ネル・スイッチングを行えます。これは、アンプの状態毎に別のプリセット
を用意する手間を省きます。
Relay -
リレー
設定レンジ:
A
/
B
プリセットを変更した際に、どちらのリレー・セッティングを使用するかを
指定します。
各端子
の選択肢は次
の通りです:
-
オープン(開)
-
チップ−グラウンド
-
リング−グラウンド
-
チップとリング−グラウンド
次
の状態を
指定できます:
1 OOOO 9 COOC
2 COOO 10 OCOO
3 OCOO 11 OCCO
4 CCOO 12 OCCC
5 CCCO 13 OCOC
6 CCCC
14
OOCO
7 COCO 15 OOCC O = OPEN
(開)
8 COCC 16 OOOC C = CLOSED
(閉)
あらゆるアンプの回路図をここに表記することはできませんが、上記の選
択肢のうちいずれかがアンプの特定のチャンネルに割り当てられているはず
です。正しい設定がわからない場合は、順番に設定を試してください。お
持
ちのアンプによりますが、たとえばこの様な組み合わせでチャンネルを
指定できます:
OOOO =
クリーン・チャンネル
OCOO =
クランチ
CCOO =
ドライブ・チャンネル
www.tcelectronic.com
の
Support
セクションでは、いくつかのポピュ
ラーなアンプの回路図が掲載されています。そこにお持ちのアンプ・タイプ
がない場合は、アンプのマニュアルをご参照いただくか、アンプの製造元に
詳細をご確認ください。
設定例
次の前提で設定方法の例を示します:
•
クリーンとリードの
2
チャンネル構成の一般的なコンボ・アンプを使用
しているとします。
•
アンプ側のクリーンとリード・チャンネルのスイッチング用の端子は
標準ステレオ・ジャックだとします。
•
クリーン・チャンネルを使用したプリセットと、リード・チャンネルを
使用したプリセットの二つを作成したいとします。
設定方法
:
• GFX
リアパネルの
SW OUT 1
または
SW OUT 2
端子からアンプのスイッ
チング用端子に、
1/4"
端子のステレオ−ステレオ・ケーブルを接続し
ます。
•
アンプのクリーン・チャンネルを組み合わせたいプリセットをリコール
します。
•
アンプ側がクリーン・チャンネルに選択されるまで
Rel.A
の組み合わせを
試します。
• Relay
パラメーターを
A
に設定し、プリセットを保存します。
上記の
A
の設定は一つの可能性であり、必ずしもご使用のアンプでクリーン・
チャンネルが
得
られるとは
限
りません。正しい設定は、アンプの機種によっ
て異なります。
その他の機能 リレー機能
:
アンプのチャンネル・スイッチング
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