ND-1 Nova Delay
インプット・レベル・キャリブレーション
Nova Delay ペダルは、普通のコンパクト・エフェクト同様に、特別な
設定なしにそのままご使用いただけます。しかしながら、入力感度のキ
ャリブレーションを行うことにより、Nova Delay ペダルの AD/DA コン
バータの性能をフルに活用できる状態に最適化することができます。手
順は、次の通りです。
• 入力感度のキャリブレーションは、想定される最大のインプット・
レベルに対して行います。そのため、まずは Nova Delay ペダルの
前に接続されているレベルを上げる機器(ブースター等)を ON に
してください。
• ディレイ・タイプの LED 6 つが点灯するまで、Manual ボタンを長
押しします。
• 数秒の間、最大音量のサウンド
※
を演奏し、6 つの LED が一つずつ
消えるのを確認します。ギターの出力によって消灯する LED の数は
異なります。LED の状態に変化が見られなくなったら、キャリブレ
ーションは完了です。
• いずれかのボタンを押すと、キャリブレーションは終了します。
※
「
最大音量」とは、最もダイナミクスの大きいサウンドのことを指します。オー
バードライブは
原理的
にコンプレッションがかかっているために、通常はクリー
ントーンとなります
。
Dual Delay - デュアル・ディレイ・モード
L / R チャンネルそれぞれから異なる拍のディレイを出力させることが
できます。3 つの組み合わせを選択できます。
L アウトプット: 4 分音符
R アウトプット:符点 8 分
L アウトプット: 4 分音符
R アウトプット:三連 8 分
L アウトプット: 16 分音符
R アウトプット:三連 8 分
L アウトプットのみが接続されている状態でデュアル・ディレイ・モー
ドを使用する場合は、L / R チャンネルをサミングする必要があります。
例
例: Subdivision が 1/8 の設定で 500 ms(1/4 音符換算で 120
bpm)をタップしたとします。ディレイ成分は 250 ms となります。
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入力感度のキャリブレーション










