Manual

概要
このセクションは、MIDI キーボードやギターなどの楽器を演奏しない
のためのものです。楽器を演しなくても、の方
VoiceLive 2
ヴォーカル・ハーモニー・エフェクトを体験することができます。
o 固定の Key(キー)と Scale(スケール)を使用する
o バッキングのみのミックスに合わせて歌う
o 他の楽器奏者の演奏を「借りる」
このセクションはすでにクイックスタートセクションの設定を
お済ませで、
PA またはヘッドフォンから良好なレベルで声の出力を
得られることを前提に解説を進めます。
固定のキーを使用する(「スケール」
この方式は、初 VoiceLive のハーモニー生成で主となっていた手
です。簡単に言えば、楽曲全体のコードとメロディが単一のキーで
あると想定します。キーを指定するには、ハーモニー・プリセット
から
HARMONY スイッチを長押しするか、ハーモニー・プリセットの
ショートカットが
SET KEY に設定されている場合にはショートカット
を使用します。
楽曲の内容と本体の
KEY(キー)の設定が正しく一致していれば、
この方式でレコーディングされたものとほとんど違いがわからない
のハーモニーがられます。しかしながら、いくつかの限界が存
するのも事実です
:
o
多くの楽曲で使えても、100% 全ての曲に対応する訳ではない
o3度上のハーモニーで概ね良好な結果を得られるものの、5 度上
を加えると適合する楽曲が減ってしまう
歌う際には何らかのバッキングに合わせて歌い、また
A=440Hz の基
に忠実であることを心がけてください。伴奏は
CD とミュージシャン
どちらでも構いません。まずはシンプルな曲からはじめるのが良いで
しょう。最初に、キーを探します。多くの場合、これは最初のコード
のエクステンションを除いたものです。
G メジャーは有効なキーです
が、
Gm7b5 適切ではありません。
リード・シンガーのための VoiceLive 2
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