Manual

TONE - トーン・ボタン
TONE ボタンは、「ライブ・エンジニア・エフェクト」と呼ばれる機
をオンにします。これらは標準的なヴォーカル・プロセッシング・
エフェクトとは異なり、プロフェッショナルのオーディオ・エンジ
ニアが行なう操作のように、シンガーの声や、歌い方の変化に合
せて設定を変えていきます。ここで施された
EQ やコンプレッション
によるエンハンス効果は、ハーモニー/ダブリング/リバーブ等、
全体のサウンドにも反映されます。
TONE は、次のエフェクトで構成されます。
o ADAPTIVE SHAPE EQ - アダプティブ・シェイプ EQ
o ADAPTIVE COMPRESSION -
アダプティブ・コンプレッション
o DE-ESS - ディエッサー
o ADAPTIVE GATE - アダプティブ・ゲート
TONE - トーン・タブ
TONE ボタンを長押しすると TONE スクリーンが表示され設定
確認と調節が行なえます
TONE タブでは、TONE を構成する 4 つの
プロセッサーを一つの画面からコントロールできます。
HOME ボタン
を押すことで、いつでもこのタブ・メニューを終了できます。
TONE のデフォルトの設定は次の通りです。
o SHAPE
ADAPTIVE = X
OnSHAPE = 50%
o COMPRESS
ADAPTIVE = X
OnCOMPRESS = 50%
o DE-ESS
DE-ESS = 50%
o GATE
ADAPTIVE
これらのセッティングは幅広いシンガーのテイストと PA 機器にマッ
チングするようになっています。設定を調節するには、
LCD の下の
MIX/EDIT ノブを回します。TONE ボタンをオン/オフさせることで、
原音とのサウンドの違いを比較しながら設定を勧められます。
Adaptiveアダプティブ)エフェクトはアルゴリズムの構造上ヴォ
イスの入力を解析する必要があるため、設定を調節してからサウンド
が聴こえるようになるまで若干のタイムラグが生じます。
グローバル・コントロール: TONE - トーン
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