Manual

RATIO - レシオ
声のレベルがスレッショルドを超えた際に施されるゲイン・リダク
ションの量を指定します。設定レンジは
1:1(ゲイン・リダクションな
し)から
4:1(最大のゲイン・リダクション)です。デフォルトの設定
4:1 です。
:」で分割された左側の数字は、出力を 1 dB 増やすのに何 dB 大きく
歌わないといけないかを示します。例えば、
4:1 の設定で歌うレベルが
スレッショルドを
4 dB 上回ると、出力はスレッショルドの 1 dB 上に
なります。
スレッショルドの設定に関わらず、
RATIO 1:1 以上の値に設定し
ないとコンプレッションの効果は確認できません。
THRESHOLD RATIO の設定の組み合わせに応じて、自動メイクアッ
プ・ゲインが施されます。コンプレッションを行なうとレベルが抑え
られるため、その分ゲインを上げないと音量が下がってしまいます。
自動メイクアップ・ゲインは、このレベルの補正を行ないます。
GATE - ゲート・タブ
伴奏の音量が大きかったり、フィードバックが生じる場合には、ゲー
トで問題を緩和できることがあります。
GATE - ゲート
ゲートの種類を設定します。デフォルトの設定は ADAPTIVE(アダプ
ティブ)で、一般的な環境に合わせた自動レベル検知を行ないます。
低音量で元々静かな環境の場合にはゲートを
OFF(オフ)にできます。
より緻密な微調整が必要な場合には
MANUAL(マニュアル)を選択
すると追加パラメーターの
THRESHOLDスレッショルド)が表示
されます。
LEAD ATTEN - リード・アッテネーション
のレベルがゲートのスレッショルドを下回りゲートがじる際の、
リード・ヴォイスのレベル減量を指定します。ここでの設定
GATE
ADAPTIVE または MANUAL を選択している際に有効です。デフォ
ルトの設定は
-3 dB3 dB のレベル減少)で、スレッショルドを下回
た際に声が途切れることなくレベルをゆるやかに落とします。
SHAPE
COMPERSS を併用している場合などでフィードバックが起きやすい
合には、この値を上げることができます。
0 dB の設定ではゲイン・
リダクションが起きません。
-30 dB OFF の設では、ゲート作
実質無音となります。
グローバル・コントロール: TONE - トーン
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