Manual

HUMANIZE STYLE は次の処理を行ない、声に変化を加えます。
o オンセット・ピッチ・イベント:発声の冒頭で正確な音程に向かっ
て音程が変化していく特性に変化を加え、リード・ヴォイスと異な
る特徴を与えます。この効果は、「スクープ(しゃくり)とも呼ば
れます。
o ピッチ・モジュレーション - 周期的でない音程の揺らぎを生成し、
どんなに正確なシンガーでも必ず生じる微量の音程の揺れをシミュ
レートします。
o タイミング・ディレイ&モジュレーション:複数の(本物の)シン
ガーが機械並みの精度のタイミングで声を同時に発することはあり
ませんこのアルゴリズムは発音の頭に干のタイミングの差を
与え、その後のサステイン部ではその時間差を変調して変化を加え
ます。
o レベルボリュームモジュレーション:本物のシンガーの音量の
変化をシミュレートした非周期的で準ランダムな音量の揺らぎを
生成します。
HUMANIZE AMOUNT - ヒューマナイズ・アマウント(
ヒューマナイズ処理の適用量を指定します。TIME & PITCH を除く全て
のスタイルは中間値の設定が基準となっており、そこからお好みに
合わせて値を上下に調節します。
TIME & PITCH は特殊効果を想定した
スタイルで、是非高い設定値でもお試しください。
VIBRATO STYLE - ビブラート・スタイル
ビブラートは、原音のヴォイスとハーモニーの分離を高める、または
MIDI NOTES モード時にはハーモニーに躍動感を与える用途に役立ち
ます。ハーモニー・ヴォイスに微量のビブラートを与えるだけでも、
きい効果得られます。
HUMANIZE エフェクト同様、各ヴォイスに
個別変化えられるため、全てのヴォイスが同じに聴こえる
ことはありません。
7 類のスタイルが用意されています。スタイル
の順番は、後のもの程効果が強くなっています。
VIBRATO AMOUNT - ビブラート・アマウント(量)
全体的なビブラート処理の適用量を指定します。全てのスタイルは
中間でを基準に設計されており、好みに合わせて値を調節できます。
EDIT メニュー: HARMONY - ハーモニー・タブ
65