Manual

V1 V4 PORTA - V1 V4 ポルタメント・タイム
ヴォイスごとに独立してポルタメント・タイムを指定できます。ポル
タメントは、一つの音程から次の音程に移動する際に、音程が突然
変わるのではなく、音程間をゆるやかに移動する効果です。シンセ
サイザーなどでは「グライド」などとも呼ばれることがあります。
ここでは、次の音程に到達するまでに要する時間を指定します。各
ヴォイスに異なる値を与えることによって、別の歌手が歌っている
ように聞こえます。
V1 V4 SMOOTHING - V1 V4 スムージング量
低い設定では、ハーモニー・ヴォイスのピッチ補正に類似した機能
ちますヴォイスをこのように補正する場合には、不自然なロボッ
ト効果を意図的に作り上げたい場合を除けば、音程間の切り替わりが
唐突にならないように若干のポルタメントを与える必要が生じます。
設定値が高い程、補正の量が減ります。ポルタメント同様に、各ヴォ
イスに異なる値を与える方が自然に聴こえます。
NATURALPLAY
MIDI NOTES に設定している時にここを高く設定すると、音程がずれて
聴こえることがあります。
GUITAR CHORDS - ギター・コード
DOM7 のギター・コードに対するハーモニー・ノートの反応を指定
します。デフォルトの「
ACCEPT DOM7DOM7 を受け付ける)」の
設定では、ドミナント
7th コードを演奏していて歌唱とハーモニー・
ヴォイスが
7th を生成する設定になっている度に 7 度が聞こえます。
本物のシンガーにとっては
DOM7 コードを多用した楽曲 7 度だらけ
のメロディーを歌うことは容易ではなく、ハーモニーを担当する多
のシンガーはこういった場合にコードのルート音を代用します。この
違いは、乱暴に言えば「ポップ的」なハーモニーと「ブルーズ寄り」
の差、と言えるかもしれません。
IGNORE DOM7DOM7 を無視)
の設定は、この違いを表現します。
HOLD REL - ホールド・リリース
HOLD 機能ばした音がディケイ(減衰)する時間を指定します。
声の消え際を若干延ばすことにより、より自然な効果が得られます。
ここで指定した時間が経過するまで、次のハーモニー・ノートは生
されません。
EDIT メニュー: HARMONY - ハーモニー・タブ
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