Reference Manual

VoiceLive 3 概要
VoiceLive 3 – レファレンスマニュアル (2014-03-28) 40
タップ・テンポ
タップテンポ機能を使って、テンポベースのエフェ
クトを楽曲のテンポに合わせることができます。
– DELAY フットスイッチをホールドします。
– DELAY フットスイッチの LED がテンポに合わせて
紫に点滅します。現行テンポの bpm 数が表示されま
す。
曲のテンポに合わせて DELAY フットスイッチを数
回タップします。
タップを止めてしばらくすると、テンポ表示が消え
ます。
すでにオンになっていない場合は、DELAY フットス
イッチを踏んでディレイ・エフェクトをオンにしま
す。
ディレイの反復成分が楽曲のテンポに合うはずです。
また、タップ・テンポの指定中に、青く点灯している
PRESET ▲▼フットスイッチを踏むことで手動でテン
ポを 1 bpm 単位で変更できます。クリック・トラック
を使った楽曲など、固定のテンポで bpm の数値がわかっ
ている場合は、タップ・テンポで概ねのテンポを指定
した後で PRESET ▲▼フットスイッチを使って正確な
数値に合わせると素早くテンポを設定できます。
グローバル・テンポ
VoiceLive 3 では、全てのプリセットで共通したテンポ
を使用するか、プリセットを変更する度にプリセット
に保存されているテンポに変更するかを選べます。前
者における指定テンポを「グローバル・テンポ」と呼
びます。
プリセット単位でテンポを管理する場合には、先の
「タップ・テンポ」セクションの手順に従ってテンポを
指定した後にプリセットを保存します。
グローバル・テンポの設定手順は次の通りです。
– SETUP ボタンを押します。
◀▶ボタンで SYSTEM タブに移動します。
コントロールノブで GLOBAL TEMPO(グローバル
テンポ)を選びます。
– MIX ノブで設定をオンにします。
– HOME ボタンを押します。
GLOBAL TEMPO - グローバル・テンポ
この設定を行うと、一度タップしたテンポをその後で
選択したプリセットに適用できます。
エフェクトのエディット
次に、プリセットのエディットを行ってみましょう
ヴォーカルとギターエフェクト、どちらでも結構です。
プリセットのヴォーカル・エフェクトをエディットす
るには、VOCAL ボタンを押します。
ヴォーカル・エフェクトのエディット画面
プリセットのギター・エフェクトをエディットするに
は、GUITAR ボタンを押します。
ギター・エフェクトのエディット画面
どちらのエフェクト・レイヤーにおいても、画面上部
にタブが表示されます。プリセット内のエフェクト毎
にタブが用意されています。エフェクトのタブに加え、
ボタンのマッピングやエクスプレッション・ペダル等
の設定オプション用のタブが用意されています。
全エフェクト・エディット・スクリーンの構造は共通
しています。各エディット・スクリーンのトップレベ
ルにはシンプルなコントロールが並び、コントロール・