Reference Manual

VoiceLive 3 概要
VoiceLive 3 – レファレンスマニュアル (2014-03-28) 43
GLOBAL PRESET - グローバル・プリセット
通常のプリセットから、エフェクト単位でグローバル・
プリセットのセッティングに設定 1 つでアクセスでき
ます。
ご自分で新規にグローバル・プリセットを作成する場
合には、通常のプリセット保存先とは異なる、間違っ
て上書きや消去してしまうことのないプリセット番号
に保存することをお勧めいたします。
グローバル・プリセットの指定
– SETUP ボタンを押します。
◀▶ボタンで SYSTEM タブに移動します。
コントロール・ノブで GLOBAL PRESET を選択しま
す。
GLOBAL PRESET 下の MIX ノブで、指定したいグ
ローバル・プリセットの番号を選びます。
グローバル・プリセットのエフェクト・セッティング
へのアクセス手順
グローバル・プリセットにリンクさせたいプリセッ
トを選びます。
– VOCAL または GUITAR ボタンを押します。
グローバル・プリセットにリンクさせたいエフェク
トのエフェクト・タブ(例:DELAY)に移動します。
DELAY エフェクト・ブロック
コントロール・ノブで、GLOBAL(グローバル)パ
ラメーターに移動します。設定は OFF のはずです。
DELAY ブロック:GLOBAL = OFF
パラメーター表示下の MIX ノブで、設定をオンに変
更します。
DELAY ブロック:GLOBAL = ON に変更
グローバル・プリセットのセッティングは、瞬時に
反映されます。
タブ名の表示がDELAY」から「 DELAY-GBL」( GBL
= グローバル)に変わり、このエフェクトがグロー
バルなセッティングであることが確認できます。
重要:グローバル・プリセットと通常のプリセットの
関連性
グローバル・プリセットの設定を変更すると、グロー
バル・プリセットに参照している通常のプリセットの
設定も変わります。
逆も同様で、グローバル・プリセットを参照している
通常のプリセットからエディット作業を行うと、グロー
バル・プリセット自体の設定が変更されます。
これは、エディット作業を素早く行えるパワフルな機
能である反面、不意に設定を変更してしまった際の影
響がグローバル・プリセットを使用している他の全て
のプリセットに及ぶことも意味します。
GBLと表示されているタブをエディットする際には、
十分にご注意ください。
グローバル・プリセットからのセッティングのコピー
グローバル・プリセットと参照しているプリセットの
エディット内容が相互に適用されるのは既述の通りで
す。
この相互作用が好ましくない場合には、プリセットに
グローバル・プリセットのセッティングをコピーして、
その後はグローバル・プリセットとは連動せずにプリ
セット内で完結させることも可能です。
プリセットを選択します。
グローバル・プリセットのセッティングを始点に変
更を加えていきたいエフェクトを選びます。
エフェクトの GLOBAL をオンにします。
この時点で、グローバル・プリセットの設定が現行
プリセットのエフェクト設定にコピーされます。
エフェクトの GLOBAL をオフにします。