Reference Manual
ヴォーカル・レイヤーのエディット
VoiceLive 3 – レファレンスマニュアル (2014-03-28) 52
4 声のSMOOTHING(スムージング)とHUMANI-
ZATION(ヒューマニゼーション)パラメーターをそれ
ぞれ少しずつ違う設定にすることで、各ヴォイスに自
然なばらつきを与えられます。
– SETUP メニューの BUTTONMAP タブから、STEP
フットスイッチに異なる機能を割り当てられます。
STEP フットスイッチを HARMONY HOLD(ハーモ
ニーホールド)にリマップしてみてください。ハー
モニー・ヴォイスの発声中に STEP フットスイッチ
を踏むと、ハーモニーがそのままの音程で伸ばされ
ます。ハーモニーが固定されている状態で、好きに
他の音程を歌えます。
– この場合、STEP BUTTON MODE を MOMENTARY
に変更し、ハーモニーがフットスイッチを踏んでい
る間だけ伸び、足を離した時点で止まるようにした
方が操作性が向上します。
STEP BUTTON MODE = MOMENTARY
MODE - ハーモニー・モード
各ハーモニー・ヴォイスの音程の決定方法は、次の選
択オプションが用意されています。
– NATPLAY(NaturalPlay):楽器の演奏内容からコー
ド情報を得ます。
– SCALE - スケール:手動でスケールを指定します。
– FIXED - 固定:特定の音程を維持します。
– PEDAL - ペダル:楽器のコードのルート音のハーモ
ニーを生成します。
VoiceLive 3 では、ハーモニー・ヴォイス毎にモードを
指定できます。
– ヴォイス 1 はギターに追随(NaturalPlay)させ、
– ヴォイス 2 は事前に指定したスケール、
– ヴォイス 3 は常時一つの音程に固定させ、
– ヴォイス 4 はギターの演奏コードのルートを保つ、
といった使い方ができるため、精巧なヴォーカル・ア
レンジメントを構築できます。
NATPLAY / FIXED / PEDAL / SCALE の混合ハーモニー
! モード混合のハーモニーを使用する場合、楽器を演
奏するのに加えて、SCALE のキー/スケール情報と
FIXED の音程を正しく手動で設定する必要がありま
す。
! マイクが声以外の音を拾ってしまうと、ザワザワし
たノイズ(ウォーブル・ノイズ)が生じることがあ
ります。ウォーブル対策については、次の Craig's
Corner ビデオをご参照ください(英語のみ):
youtube.com/watch?v=pT-CCTmv2ZM