Reference Manual
ヴォーカル・レイヤーのエディット
VoiceLive 3 – レファレンスマニュアル (2014-03-28) 57
SYNTH - シンセ・ブロック/タブ
VoiceLive 3 の SYNTH(シンセ)エフェクトは、キャ
リア信号で声を変調することによって二つの音が合成
されたエフェクト音を生成します。
馴染みのあるサウンドの例としては、歌っている内容
に関わらず、音程とサウンドはギター的になる、ギター
のトークボックス・エフェクトがあげられます。
VoiceLive 3 ではポリフォニック(複数の音程の同時発
音)のエフェクトを生成できますので、コード弾きし
た楽器の音をキャリアとして使用できます。
VoiceLive 3 はいくつかのキャリア音を内蔵していあす
ので、楽器がなくてもいくつかの SYNTH エフェクトを
使えます。
シンセ・エフェクトを効果的に活用するた
めのヒント
– トークボックスは、音程によって効果の当たり外れ
が激しいため、事前にパートを練習して目的の効果
が得られることを確認しておくことをお勧めいたし
ます。
– シンセ・エフェクトは、曲を通して使用するのでは
なく、ここぞという場面でのみ使用した方が強いイ
ンパクトを与えることができます。
– シンセ・エフェクトにおける発声方法は通常の歌唱
や語りとは全く別物と捉え、積極的に様々な発音を
お試しください。子音あるいは母音を不自然なほど
に強調して発音するなどの手法で、クリエイティブ
なサウンドが得られます。
