Reference Manual
ヴォーカル・レイヤーのエディット
VoiceLive 3 – レファレンスマニュアル (2014-03-28) 59
VOCAL µMOD -
ヴォーカル µMOD ブロック/タブ
µMOD はマイクロ・モジュレーションの略で、µMOD
ブロックは、マイクロ・ピッチシフト、コーラス、フ
ランジャー、ローターといったエフェクトを含みます。
「THICKEN」のように繊細なエフェクトから「TUBE
UP」や「ALIEN VOICEOVER」といった意図的に原音
を破壊するものまで、幅広いサウンドが用意されてい
ます。
µMOD エフェクトを効果的に活用するため
のヒント
– ハーモニーやダブリング・エフェクトに「CLONE」
「WIDER」「 THICKEN」といったスタイルの µMOD
エフェクトを組み合わせることで、音の深みを増強
することができます。
– Lenny Kravitz の「Believe」では、フランジャーで特
徴的なヴォーカル・サウンドを作り上げています。
– 「CYCLON」「 ALIEN VOICEOVER」といった過激な
エフェクトは、曲を通して使用するのではなく、こ
こぞという場面でのみ使用した方が強いインパクト
を与えることができます。楽曲のトーク時にこれら
のエフェクトで遊んでみるのも良いかもしれません。
– 他のどのエフェクトを µMOD ブロックに送るかを設
定できます。クリーンに保ちたい信号と、µMOD エ
フェクトを通したい信号を選べます。
LEAD TO µMOD と HARM TO µMOD パラメーター
– 「0 dB」は「レベルなし」ではなく「フルボリューム」
を意味しますので、ご注意ください。
– ほとんどのレベル・コントロールは 0 dB が上限で
すが、GUITAR TRIM や HEADPHONE MIX といった
パラメーターは 0 dB 以上の値に設定できます。
