Reference Manual
ルーパー
VoiceLive 3 – レファレンスマニュアル (2014-03-28) 80
オーバーダビング録音中
– ループを繰り返し再生させたまま、連続して複数回
オーバーダブを重ねられます。
ループ・トラック B の録音
– ループ A を再生させたまま、次のループ B に何か録
音してみましょう。
– 録音を開始させたいタイミングで REC B(REVERB
フットスイッチ)を踏みます。
ループ B の録音
– ループ B はループ A とは独立しており、トラック毎
に異なる長さのループを作成できます。新規作成す
るループ B はループ A より長くても構いません。一
般的には、新規トラックのループ長さは元のループ
の倍数となります。
– ループ A の長さが 4 拍(1 小節)だった場合は、ルー
プ B には 8 拍または 16 拍( 2 〜 4 小節)の長さでパー
トを録音します。
倍数の中間の長さで録音を行うと、隙間は無音が挿
入されます。
– ループ・トラックA を録音した時と同様に、
SET+PLAY と SET+ODUB が表示されます。ループ
の終点でいずれかのフットスイッチを踏みます。
– SET+ODUB を選んだ場合は、好きなだけオーバーダ
ブを重ね、完了した時点で END ODUB をタップし
ます。
異なるループ長のトラックを重ねた際の扱い
ここで、SMART SYNC(スマート・シンク)モード時
(ページ 84「SMART - スマート」参照)における異な
る長さを持ったループ・トラックの扱いを確認してみ
ましょう。カウントを取るだけのループを作成してみ
ます。
– ループ・トラック A に、メトロノームに合わせて「ワ
ン・ツー・スリー・フォー」とカウントを取る声を
録音します。
– ループ・トラック B に、メトロノームに合わせて「ワ
ン・ツー・スリー・フォー・ファイブ」とカウント
を取る声を録音します。
ループ・トラック B は、「ワン・ツー・スリー・フォー・
ファイブ・[休]・[休]・[休]」と再生されます。
High Harmony
High
Harmony
Low Harmony
Low
Harmony
Lead Voice
LOOP B
ONE TWO THREE FOUR ONE TWO THREE FOUR
ONE TWO THREE FOUR FIVE
LOOP A
LOOP C
LOOP B
LOOP A
他のシンク・モードについては、ページ 84「SYNC -
シンク(同期)サブメニュー」をご参照ください。