Details Manual

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VoiceLiVe touch
のデジタル・オーディオ
オーディオ・アプリケーション(DAW ソフトウェア)をインストールした USB
搭載のコンピュータに VoiceLive Touch を接続した際の一般的な活用法は次の通
りです:
1. パフォーマンスのフル・ミックスをキャプチャーする
2. DAW で再生したヴォーカル・トラックにプロセッシングを施す
3. ヴォーカルとギター・トラックをドライで録音する
ここでは、アプリケーション側における入出力の設定
VoiceLive Touch の入出
力の設定方法を理解していて、接続などはすでに完了している前提で解説を進
めます。
1. パフォーマンスのフル・ミックスをキャプチャーする
VoiceLive Touch セットアップメニューのパラメーターを次の通り設定します。
6 USB: STEREO
VoiceLive Touch
にマイクとヘッドフォン、そして併用する場合は楽器を接続し
て、お好きなプリセットを選びます。
VoiceLive Touch はプロセッシングの施さ
れたサウンドを
DAW に送ります。サウンドはヘッドフォンでモニタリングで
きます。
DAW トラックの入出力機器をVoiceLive Touch に設定します。既存のバッキング
トラックを伴奏に歌う場合は、それらのトラックをヘッドフォンからモニタリ
ングできます。
2. DAW で再生したヴォーカル・トラックにプロセッシングを施す
ハーモニーを使用するには、完全にドライのモノラルヴォーカルトラックと、
オプションでドライのインストゥルメント(ギターまたはキーボード)トラッ
クまたは
MIDI トラックが必要です。VoiceLive Touch をエフェクト・インサート
として使用するには、セットアップ・メニューのパラメーターを次の通り設定
します。
6 USB: INSERT
ヴォーカル・トラックを VoiceLive Touch のレフト・インプットに、そして楽器
のトラックをライトインプットに送るように
DAW Aux センドを設定します。
ヴォーカルを
100% ウェットの状態で録音して後からドライのリード・ヴォーカ
ルトラックとミックスしたい場合は、アドバンス・セットアップ・メニューの
LEAD MUTE パラメーターをオンにします。ハーモニーのコントロールにギター
トラックを使用する場合は、
同メニューの GUITAR MUTE パラメーターをンに
します。
HardTune やトランスデューサー・プリセットを使って元のヴォーカル・トラッ
クと差し替える場合は、
LEAD MUTE をオフにしてください。
録音時のモニタリングにはヘッドフォンまたはメイン・アウトを使用できます
が、
VoiceLive Touch を出力オーディオ・デバイスとして使用する場合は 6 USB:
INSERT
USB: STEREO に設定してください。
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