Details Manual

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LOOPS モードの出入り
ステップ
1:このチュートリアルでは、ゼロの状態からはじめてみましょう。既
存のループを全て消去します。
LOOPS モードは、再生やオーバダブの最中など、
ルーピングの最中に自由に出入りできます。
ステップ
2LOOPS モードに入る操作はマルチタッチです。まず、指でスライダー
をおさえながら、直後に録音ボタンを押します。録音ボタンを押す前のスライ
ダーを長押しする時間が長すぎると、プリセット検索機能が立ち上がってしま
うのでご注意ください(詳細はマニュアルの「プリセット検索」セクションを
ご参照ください)
ヒント:スライダーをダブルタップすると、
LOOPS ードを終了してホーム画
面に戻ります。モードを終了するこの操作は、他の特殊なモードと共通です。
ステップ 3ディスプレイに「LOOPS」と表示されます。前述「基礎となるルー
プの録音」セクションのステップ
3 の手順でループを録音します。
ステップ
4画面右端に「I:N」とプログレスバーの表示が確認できるはずです。
N」は、録音したループの長さから算出される、使用可能なループ数の上限
を示します。元のループが短い程「
N」の数字は大きくなります(上限は 25
プログレス・バーは、再生中のループの場所を示します。短いループでは点滅
しているように見えるかもしれません。長いループでは、ループ・ポイントの
目安となります。
ステップ 5ループを停止してみてください。ディスプレイには「LOOPS
表示されます。再度再生を開始すると、
I: N」の表示に戻ります。ここでスラ
イダーをダブルタップすると一時的に「
HOME」と表示され、プリセット・モー
(ホーム画面)に戻ります。再度
LOOPS モードに入ってください(スライダー
を長押ししてから録音ボタン)
多機能タッチスライダー
LOOPS ードでは、スライダーは通常と異なる機能を持ちます。ダブルタップ
でホーム画面に戻るのは共通ですが、それ以外の機能は次の通りです:
左矢印:次のループ・ポイントのタイミングで前ループに戻ります。
右矢印:次のループ・ポイントのタイミングで次ループに戻ります。
スライダーの左スワイプ:アンドゥ機能のショートカットになります。左矢印
ボタンの長押しと比べて、操作に要する時間を短縮します。
スライダーの右スワイプ:クリア。ループ長を変えることなく、そしてループ
を停止させることなく、ループの再生を無音化します。密度の高いループをバッ
クに次のレイヤーとしてバンプをオーバーダブしている最中に、ドラマチック
な瞬間を演出したいとします。右スワイプすると、録音は続きながら、既存のルー
プが瞬時にクリアされます。ループの次回再生時には、最後に重ねたバンプの
みが再生されます。この状態から左スワ
イプで元の高密度なループに戻す、
いった演出も可能です。
次ループ - オート・ループ・コピー
これからが
LOOPS ードの本領発揮です。1: N」と表示されている状態で
矢印ボタンを押すと新しいループ(この場合は「
2: Nが作成され、その領域
に既存のループがない場合には元のループの内容がそっくり複製されます。
ステップ 1:ゼロの状態に戻して、LOOPS モードに入ります。シンプルで短い
ヴォーカル・ループを作成します。ループが出来上がったら、ループを再生し
ている状態にします。
ヒント:
LOOPS ードで新しいループを作成すると、メモリー残量が表示され
ます。
付録:ルーピング・チュートリアル