Details Manual

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モメンタリー:ルーパーを停止させます。FAVORITES 1 を長押します。ステッ
3 で録音したループ 1 が、指を抑えている間だけ再生されます。次に、ゆ
くりとしたテンポでボタンを繰り返しタップしてみてください。ボタンを押す
度に、ループが開始点から再生されます。次に、速いテンポでボタンを押して
みてください。指を離すタイミングによる効果の違いを比べてみてください。
コンティニュアス:ルーパーが停止している状態から、再生ボタンを押します。
ループ
1 の再生が始まります。FAVORITES 1 を押すと、ルー 1 がループの始
点から再生され直し、ボタンから指を離すても再生は止まりません。
DJ のよ
にループを任意に選んだり、高速に連続してループをトリガーして特殊効果を
演出できます。もちろん、録音を重ねることも可能で、録音はループを切り替
えても行えます。アディティブ・レコーディングは、選択したループに対して
行われ
ます。
SHOTS モードにおけるヴォーカル・サンプルの録音
モメンタリー
SHOTS モードは、ヴォーカルサンプラーを使うのに似ています。
サンプルを録音して後から任意にトリガーする手順は次の通りです。
ステップ 1ゼロの状態からはじめます。既存のループを全て消去します。
ライダーをダブルクリックして、ホーム画面に戻ります。「はじめてのヴォーカ
ル・ルーピング」セクションのステップ
3 と同じ手順で最初のヴォーカル・サ
ンプルを録音します。
LOOPS SHOTS モードでは全てのループ長が同一なため、
初回録音時のループの長さがその後に録音する素材の長さを決めることとなり
ます。必要に応じて最後に無音部分を残します。
ステップ
2:再生を止めて、SHOTS モードに入ります。
ステップ
3:録音ボタンを押して、録音待機状態にします。赤い録 LED が点
滅します。
ステッ 4次のヴォーカル・サンプルを歌う準備をします。用意ができたら、
FAVORITES 2 を押しながら歌いはじめ、歌い終わったらボタンから指を離しま
す。この時点で、録
LED は点滅したままです。これは、録音待機状態が続い
ていることを示し、
FAVORITES ボタンを押し続けて次回このサンプルが再生
れる時にはアディティブ・レコーディングが行われることを示します。
ステップ 5:次のヴォーカル・サンプルを歌う準備をして、FAVORITES 3 4
5 をステップ 4 と同じ手順で録音していきます。
ステップ
6:必要に応じて、右矢印ボタンを押して次のバンクに切り替えます。
ステップ
7:必要に応じて、一度録音を済ませたヴォーカル・サンプルに対して
オーバーダブを行えます。録音した内容は、同時に再生中のループに重なります。
ステップ
8:録音アームを外します。
ステップ
9:ルーパーを停止した状態であれば、通常のサンプラー同様に、ボタ
ンを押すことで任意のヴォーカル・サンプルをトリガー再生できます。
AUTO COPY - オート・コピー
LOOPS ードの解説で、新しいループに切り替えるともとのループの内容が自
動的に複製される自動ループ・コピー機能を紹介しました。その時点で、連続
したループ番号ではなく、任意のループ番号間で内容をコピーできないか疑問
に思われたかもしれません。
SHOTS LOOPS ずれのモードでも、ビートを
外すことなく任意にループをコピーできます。手順は次の通りです。
ステップ
1SHOTS ードで、ゼロの状態からはじめます。ルー 1 シンプ
ルなリズム・ループを録音します。
付録:ルーピング・チュートリアル