Details Manual

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ステップ 2:オート・コピーを開始するには、画面に「ACOPYと表示される
まで右矢印ボタンを長押しします。次にループを選ぶと、再生中の内容がその
まま複製されます。(このボタン操作は
2x 機能と同じであることにお気づき
もしれませんが、
SHOTS LOOPS モードで 2x 機能は使用できないので、心配
はいりません)
ステップ
3FAVORITES 2 ボタンを押すと、ループがコピーされているのが確認
できます。同様の手順で、他のループ番号間で自由にコピーを行えます。
この操作は LOOPS モードでも行えます。相違点としては、SHOTS モードでは
コピー先に直接移動できるのに対して、
LOOPS ードではループが一周再生さ
れる時間内にコピー先を指定しなければならない点が挙げられます。コピー先
の指定途中に再生がループ・ポイントに到達してしまうと意図しないループ番
号にコピーされてしまう可能性があるため、注意が必要です
(もちろん、
失敗
した場合はアンドゥできます)。オート・コピー機能をうまく使えば、消去した
いループを再生させることなく上書き消去できます。
コピー/ペースト
ループを別の場所にコピーするには、もう一つの方法が用意されています。ま
ず、スライダーの左半分内を長押しすると、画面に「
COPYと表示されます。
次に、コピー先のループに移動して、タッチスライダーの右半分内を長押しす
ると、画面に「
PASTE」と表示され、先ほどコピーした内容がペーストされます。
AUTO COPY とは異なり、この操作では手動で一度コピー先のループに切り
える必要があります。利点としては、コピー元を一度指定するだけで、複数の
コピー先にペーストしていくことができます。
応用のヒント
常時待機の心がけ
ここまでの解説で、ループの切り替えをまたがって録音を続けることができる
のに気づかれたかもしれません。モメンタリー
SHOTS モードでも、録音待機状
態からループを再生させることで、ループを切り替えながら録音を続けられま
す。ループをトリガー/リリースする度に録音が続くため、ループ間を切り替
えながらサウンドを重ねていくことができます。
パフォーマンス・ブースター
アーム録音を多用したり、アディティブ・レコーディングの録音/再生を頻繁
に切り替えたりする場合には、
BUSY」メッセージが表示されることがあります。
これは、ループの周回毎に、アンドゥの可能性に備えてシステムが内部設定を
変更することに起因します。
VoiceLive Touch のレスポンスを何事にも優先させ
たい場合には、システムメニューからアンドゥ機能をオフにしてみてください。
アンドゥ機能をオフにするのは、歌唱や操
上のミスもパフォーマンスの一部
として取り込むことができる技術と度胸が必要とされますが、
VoiceLive Touch
のルーパー機能のレスポンスを格段に向上させ、倍の最大ループ長を得られま
す。
付録:ルーピング・チュートリアル