Form No.
重要 は この他に2つの言葉で注意を促しています。重 注はその他の 製品の構造などについての注意点を、注 注意点を表しています。 • エンジンの出力についての表記がある場合、その値 は、SAE J1940 規格に則ってエンジンメーカーが実験 室にて測定したグロス値です。安全性、排ガス規制、 機能上の要求などに合わせて調整されるため、このク ラスの芝刈り機のエンジンの実際の出力馬力は、グロ ス値よりも大幅に下げてあるのが普通です。 • • 目次 • はじめに .................................................................... 1 安全について ............................................................. 2 運転操作全般について .................................... 2 斜面での運転操作.......................................... 3 子供たちの安全 ......................
• ぬれた芝の上では絶対に作業しないでください。常 に足元を確保し、決して走らないてください。 保守整備時の安全 • 絶対に、エンジンを掛けたままでデッキを持ち上 げないでください。 ガソリンの安全な取り扱い • 機械が異常な振動を始めたら直ちにエンジンを停止 させ、原因を調べてください。異常な振動はトラブ ルの前兆であることが多いものです。 • トレーラやトラックに芝刈り機を積み降ろすときには 安全に十分注意してください。 人身事故や物損事故を防止するために、ガソリンの取 り扱いには細心の注意を払ってください。ガソリンは 極めて引火しやすく、またその気化ガスは爆発性が あります。 斜面での運転操作 斜面はスリップや転倒などを起こしやすく、これらは重 大な人身事故につながります。どんな斜面であって も、通常以上に注意が必要です。法面での作業に自 信が持てない場合には、そのような場所での作業を行 わないでください。 • 斜面は上り下りしながら作業するようにし、横断しな がらの作業は絶対にしないでください。法面で方向 を変える場合には、安全に十二分の注意を払って ください。 • 隠れ
機体に刈りかす、草や木の葉、ほこりなどが溜まら ないようご注意ください。こぼれた燃料、燃料つい たほこりや異物などは完全に除去してください。閉 めきった場所に本機を保管する場合は、エンジンが 十分冷えていることを確認してください。 • 閉めきった場所に本機を保管する場合は、エンジン が十分冷えていることを確認してください。 • 磨耗したり破損したりしている部品は安全のために 交換してください。 • 絶対に、エンジンを掛けたままで調整や修理を行 わないでください。整備調整作業の前には、必ず エンジンを停止し、念のために点火プラグからワイ ヤを抜いてアースしてください。 • 燃料タンクの清掃などが必要になった場合は必ず 屋外で作業を行ってください。抜き取った燃料は、 燃料専用の容器で保管するか、安全な方法で処 分するかしてください。 • エンジンのガバナの設定を変えたり、エンジンの回 転数を上げすぎたりしないでください。 • エンジンを始動する際には、 オペレーターズマニュ アル に記載されている手順を守り、刈り込みエレメ • 機体に貼ってある安全ステッカーなどが汚れたり 読めなくなっ
安全ラベルと指示ラベル 重要 以下のラベルや指示は危険な個所の見やすい部分に貼付してあります。破損したステッカー類は新 しいものに交換してください。 decal111-5393 111-5393 1. 警告 講習を受けてから運転すること オペレーターズマニュアル を読むこと。 4. 異物が飛び出して人にあたる危険 人を近づけないこと。 2. 刈り込みブレードによる手や足の負傷/切断の危険整備を開 始する前には必ず点火プラグコードを外すこと刈り込み部に 金属製品を使用しないこと。 5. 警告 高温部分に手を触れないこと必ずガード類を取り付けて 使用すること可動部分に近づかないこと必ずガード類を取り 付けて使用すること。 3. 警告視覚・聴覚保護具を着用のこと。 decal94-8072 94-8072 1.
組み立て 4. 上下のハンドルの穴を揃える。 1 ハンドルを組み立てる 必要なパーツはありません。 手順 1. フレームにブッシュ2枚を挿入する。 g017328 図4 1. 上ハンドル 2. 3. ハンドホイール ワッシャ 4. 5. ボルト 下ハンドル 5. 上下のハンドルに U ボルトを通し、ワッシャとノ ブでこのU ボルトを固定する。 6. ハンドルバーの外側にスロットル・アセンブリを取 り付け、ナットと皿ねじで固定する。 g017333 図3 1. 下ハンドル 4. フレーム 2. 3. ブッシュ ナット 5. 6. ボルト ワッシャ 2. ブッシュの間に下ハンドルを入れ、ハンドルバー ボルト1本、ワッシャ2枚、ナット 個で固定する。 g017337 図5 注 キックストップ・アセンブリを右側にして、ブッ シュの間に下ハンドルを入れる。 3.
2 エンジンにオイルを入れる 必要なパーツはありません。 手順 重要 エンジンにはオイルが入っておりません。エンジ g017338 図7 ンを始動する前に、エンジンオイルを入れてください。 エンジンオイルの最大量 0.59 リットルタイプSAE 30 ま たは SAE 10W30 洗浄製オイル全米石油製品規格API 規格SF, SG, SH, SJ, SL またはそれ以上。 1. 平らな場所に駐車する。 2. ディップスティックを外す図 6。 注 ディップスティックで量を確認しながら 図 6 に 示される適正量までオイルを入れる。オイルを入 れすぎてしまった場合には、「エンジンオイルの 交換」の項に従って余分なオイルを抜き取って ください。 4. ディップスティックを元通りに取り付け手で十分に 締め付ける。 重要 初回のオイル交換は運転開始後 5 時間 で その後は、1 年ごとにオイル交換を行ってくだ さい。「エンジン オイルの交換」を参照。 g017332 図6 1. オイル量は最大 2. オイル量が多すぎるクラン クケースからオイルを抜き 取る必要あり 3. 3.
製品の概要 運転操作 燃料を補給する 危険 ガソリンは極めて引火・爆発しやすい物質である。 引火したり爆発したりするとやけどや火災などを引 き起こすおそれがある。 • 静電気による引火を防止するために、燃料を 補給する際には、燃料容器と機械を地面に直 接置いて給油するようにし、トラックの荷台など での給油は行わないようにする。 • 給油は屋外で、またエンジンが冷えている状態 で行う。こぼれた燃料はふき取る。 • 喫煙しながらや、周囲に火気がある状態でガソ リンを取り扱わない。 • 燃料は認可された容器に入れ、子供の手の届 かない場所で保管する。 燃料タンクに、信頼できる業者から仕入れた品質の確 かなレギュラーガソリンオクタン価 87 程度以上を推 奨 を入れる 図 10 。 重要 エタノールを 10% 以上含む燃料は使用しないでく ださい。アルコールを点火した代替燃料などは、エン ジンの始動性を悪くし、出力を弱め、エンジン内部を破 損させる恐れがあります。 g017341 図8 燃料キャップ 6. 2. エンジン始動 7. 排気ガード 3. スロットルコントロール 8.
刈高を調整する エンジンオイルの量の点検 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 警告 1. 平らな場所に駐車する。 2. ディップスティックを抜きウェスで一度きれいに 拭く。 3. オイル穴にディップスティックを差し込むが ね じ 込 ま な い で 差し込むだけにする。 4. ディップスティックを抜きとって、オイルの量を 点検する。 5. オイルの量の確認方法は 図 11を参照。 刈高を調整中にブレードに触れると、大けがを 負う危険がある。 • エンジンを止め、各部が停止するのを待つ。 • ブレードの取り扱いは手袋をはめて行う。 注意 エンジン停止直後は、マフラーが高温高圧状態と なっていて触れると火傷を負う危険性がある。高 温のマフラーに触れないように注意すること。 希望の刈高に調整する。 1. 燃料スイッチを OFF 位置にする。 2. 点火コードを取り外す。 3. 機体を左側に傾ける。 4. ブレードボルトを外す。 5. 保 護 用 の グ ロ ー ブ を は め た 手 で 、ブレードボル トとスペーサを外す。 6.
エンジンの始動手順 1. スロットルコントロールをチョーク位置にセットし、 燃料スイッチを ON 位置にする。 g017329 図 15 g017346 図 13 2. 4. エンジン停止ハンドルをハンドルバーに押し付け るように握りこむ。 注 数回試みてもエンジンを始動できない場合には、代 理店に連絡してください。 g017334 図 14 1. 3. ハンドル 2.
チョークの調整 エンジンの停止手順 チョークは、スロットル・アセンブリを使って調整でき ます 図 16 。 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 エンジンを停止するには、ブレードコントロールバー から手を離します図 17。 重要 エンジン停止ハンドルから手を離すと、エンジン と刈り込みラインの両方が 3 秒以内に停止するのが正 常です。もし正しく停止しない場合には、直ちに機械の 使用を停止し、代理店にご連絡ください。 g017366 図 17 g017367 図 16 1. チョーク ON 2.
ヒント • 刈り込みについての一般的なヒント 刈り込みの方向を毎回変えましょう。刈りかすが満 遍なく分散し、自然に分解されて肥料となる点でも メリットがあります。 • 刈り上がりに満足できない場合には、以下のことを お試しください 警告 – ブレードを交換するかブレードの研磨を行う。 を超 え る 場 所 で エ ン ジ ン を 使 用 す る と 、 勾配が 45°を 潤滑不良となってエンジンに大きな損傷が発生しま す。具体的には、バルブの固着、ピストンの固 着、クランクベアリングの焼損などが起こります。 • 斜面で使用する場合には、あらかじめ勾配調 査を十分に行って、作業可能区域を決定して おいてください。 • こ の 製 品 の 4 サ イ ク ル ホ ン ダ エ ン ジ ン は 、 45 度以上傾斜させた状態では使用しないでくださ い。 • – 刈り込み時の歩く速度を遅くする。 – 刈り込みデッキの刈高設定を高くする。 – 刈り込み頻度を増やす。 – 刈り幅をすこしダブらせるようにしながら刈り込 む。 落ち葉の刈り込み 作業場所をよく確認し、木の枝、石、針金など、ブ レー
保守 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 推奨される定期整備作業 整備間隔 使用開始後最初の 5 時間 使用するごとまたは毎日 100運転時間ごと 整備手順 • エンジンオイルを交換する。 • エンジンオイルの量を点検する。 • エンジン停止ハンドル(ブレードコントロールバー)から手を離すと 3 秒以内にエンジ ンが停止することを確認してください。 • 機体の下部についている刈かすやよごれを除去する。 • 点火プラグを点検し、必要に応じて交換する。 長期保管前 • 修理や保管の前、には、本書の説明に従って燃料タンクを空にしておいてください。 • 冷却システムを清掃する;エンジンの冷却フィンやスタータについている刈かす、ごみ、よ ごれを取り除く。汚れやすい環境で使用している場合にはより頻繁な清掃が必要である。 1年ごと • エアフィルタを交換する;ほこりの多い環境で使用しているときには交換間隔を短くする。 • エンジンオイルを交換する。 • ブレードは、交換するか研磨するかする(刃先が丸くなるのが早い場合には回数を 増やす)。 13
整備作業にかかる前に 1. エンジンを止め、各部が停止するのを待つ。 2. 整備などの前には、必ず点火プラグコードを外 す 図 18 。 g017339 図 19 g017342 図 18 1. 3. 1. カバー 2. ラッチのタブ 3. フィルタ 2. カバーを開く。 3. フィルタを外す図 19。 4. フィルタを点検し、破損していたり汚れがひどい 場合は廃棄する。 5. ペーパーエアフィルタを点検する。 A. フィルタが破損している場合や、オイルや燃 料でぬれている場合は交換する。 B. フィルタが単に汚れているだけの場合は、硬 い表面に打ちつけるようにしてほこりを叩き 落すか、圧縮空気207 kPa = 2.
5. 6. 7. 細かいかけらなどがエンジン内部に落ち込んでエ ンジンを破損させる恐れがあります。 ディップスティックが下になるように機体を横倒し にして、エンジンオイル補給口からエンジンオ イルを抜く。 オイルが抜けたら機体を元通りに立てる。 ゆっくりと 補給穴からオイルを入れ、3分間待って 、 からきれいに拭いたディップスティックを差し込み、 但 し ね じ 込 ま な い よ う に し て 穴の奥まで入れる。 5. 電極間のすき間を 0.76 mm に調整する図 21。 注 エンジンオイルの最大量 0.59 リットル タイ プSAE 30 または SAE 10W30 洗浄製オイル全米 石油製品規格API規格SF, SG, SH, SJ, SL また はそれ以上 。 注 ディップスティックで量を確認しながら 図 20 に 示される適正量までオイルを入れる。オイルを入 れすぎてしまった場合には、5の項に従って余分 なオイルを抜き取ってください。 g000533 図 21 1. 中央の電極の碍子 2. 側部の電極 3. 隙間 実寸ではない 6.
6. 重要 ブレードの立っている側 セール部 がハウジ ングを向くのが正しい取り付け方です。 保管 ト ル ク レ ン チ を 使 っ て 、 ブ レ ー ド を 25 N·m2.5 kgm = 18 ft-lb 。 保管は、汚れていない乾燥した場所で行う。 まで の ト ル ク 締 め は 非 常 に 重 要 25 N·m2.5 kgmま 強い力を必要とする。ブレードを角材などでしっ かり保持し、トルクレンチに自分の体重をしっかり 掛けてボルトを確実に締め付けること。このボル トは相当に強く締め付けても、締め付けすぎに なることはまずない。 格納保管の準備 警告 気化したガソリンは爆発しやすい。 • 日間 以 上 保 存 し な い 。 ガ ソ リ ン は 30日 機体の清掃 • 裸火の近くで機械を保管しない。 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 • 保管前にエンジンが十分に冷えていることを 確認する。 警告 機体のハウジングの下側には刈かすなどがこび りつきます。 1.
故障探究 問題 始動できない 考えられる原因 1. 点火プラグコードが接続されていない。 1. 点火コードを接続する。 2. 燃料キャップの通気孔が詰まっている。 2. 通気孔を清掃するか新しいキャップに取 り替える。 3. 点火プラグの割れ、ギャップの狂いな どがある。 3. 点火プラグを点検し、必要に応じて交 換する。点火プラグに割れや傷がある 場合には交換する。 4. 良質の燃料を補給する。問題が解決 しない場合には、弊社代理店に連絡 する。 4. 燃料タンクが空または燃料が粗悪。 エンジンが掛かりにくい、または力がない。 1. 燃料キャップの通気孔が詰まっている。 1. 通気孔を清掃するか新しいキャップに取 り替える。 2. エアフィルタのエレメントが汚れていてエ アを取り込めない。 2. エアフィルタのプレクリーナを清掃また はペーパーフィルタを交換する。 3. 機体の下側に刈かすやごみがこびりつ いている。 3. 機体のハウジング下側を清掃する。 4. 点火プラグの割れ、ギャップの狂いな どがある。 6. 燃料が粗悪である。 4.
メモ
米国外のディストリビュータ一覧表 ディストリビュータ 輸入販売代理店 Atlantis Su ve Sulama Sisstemleri Lt Balama Prima Engineering Equip. B-Ray Corporation Casco Sales Company Ceres S.A. CSSC Turf Equipment (pvt) Ltd. Cyril Johnston & Co. Equiver Femco S.A. ゴルフ場用品株式会社 Geomechaniki of Athens Guandong Golden Star Hako Ground and Garden Hako Ground and Garden Hayter Limited (U.K.) Hydroturf Int. Co Dubai Hydroturf Egypt LLC Irrimac Irrigation Products Int'l Pvt Ltd. Jean Heybroek b.v.
Toro 製 品 の 総 合 品 質 保 証 限定保証 保証条件および保証製品 Toro® 社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、両社の合意に基 づき、Toro 社の製品「製品」と呼びますの材質上または製造上の欠陥に対 して、2年間または1500運転時間のうちいずれか早く到達した時点までの品 質保証を共同で実施いたします。この保証はエアレータを除くすべての製品 に適用されますエアレータに関する保証については該当製品の保証書をご覧 下さい。 この品質保証の対象となった場合には、弊社は無料で「製品」 の修理を行います。この無償修理には、診断、作業工賃、部品代、運賃 が含まれます。保証は「製品」が納品された時点から有効となります。 *アワーメータを装備している機器に対して適用します。 保証請求の手続き 保証修理が必要だと思われた場合には、「製品」を納入した弊社代理店 ディストリビュータ又はディーラー に対して、お客様から連絡をして頂くことが 必要です。連絡先がわからなかったり、保証内容や条件について疑問があ る場合には、本社に直接お問い合わせください。 Commercial Products S