Form No. 3395-611 Rev A エアコンディショニング・キット Mauser KS-534 フ ル セ ー フ テ ィ ・ キ ャ ブ モ デ ル 番 号 02891 製品の登録は www.Toro.com.
目次 この製品は、関連する全ての欧州指令に適合してい ます。詳細についてはこの冊子の末尾にあるDOI適 合宣誓書をご覧ください。 安全について ............................................................. 3 安全に関する一般的な注意 ................................. 3 安全ラベルと指示ラベル .................................... 3 製品の概要 ................................................................. 4 各部の名称と操作 ............................................... 5 仕様 ..................................................................... 6 アタッチメントとアクセサリ .............................. 6 運転操作 ..............
安全について いつも最高の性能と安全性を維持するために、必 ずToroの純正部品をご使用ください。他社の部品や アクセサリを御使用になると危険な場合があり、 製品保証を受けられなくなる場合がありますので おやめください。 警告 安全な作業手順を守らないと、人身事故を起 こす危険があります。 安全ラベルと指示ラベル 実際の作業に掛かる前に、以下のことを確認 してください • エンジンのスイッチが切ってある。 • 駐車ブレーキが掛かっている。 • 油圧システム内部に圧力が掛かっていない。 • カッティングユニットが床に完全に降下し ている。 危険な部分の近くには、見やすい 位置に安全ラベルや指示ラベルを貼 付しています。破損したりはがれた りした場合は新しいラベルを貼付 してください。 警告 保護めがねなしでの作業は大変危険であり、重 大な人身事故の恐れがあります。 整備作業を行う際には、必ず保護めがねを着 用してください。 警告 安全を確保せずに電気系統の作業を行うと、重 大な人身事故が発生する危険があります。 978004 電気系統の作業を実際に始める前に、必ず、 バッテリー端子からケーブルを
製品の概要 2 1 3 g0 1841 4 図2 蒸発器、ヒーター、ファンキャブの屋根の前部に搭載 1. エアコン蒸発器、ヒーター、ダブルラジアルブロア 2. ヒーターバルブ 3.
2 1 g018436 図4 コンデンサとドライヤ/フィルタキャブの屋根の後部に搭載 1. コンデンサ 2. ドライヤ/フィルタ 3. 各部の名称と操作 コントロール装置はキャブの天井右側に取り付け られている。 1 2 3 0 G025784 図5 1. 2. ラジアルブロアの速度ス イッチ3ポジション 温度コントローラ 3.
仕様 運転操作 注 仕様および設計は予告なく変更される場合があ ります。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 エアコンディショナ 冷却性能 4.2 kW 冷媒 R134A 冷媒の推奨量 850g 1.87kg 蒸発器 ブロアの風量 660m3/h 23,307ft3/h 初めて運転する前に 1. エンジンを掛ける。 2. ブロアスイッチを ON にする図 5。 3. エアコンスイッチを ON にする図 5。 4. 温度コントローラ図 5を強冷にセット左一杯ま で回す 。 電気系統 作動電圧 12 V ラジアルブロア/コンプレッサ用ヒューズ 15 A アキシャルブロア用ヒューズ 25 A 注 3分後に、ローバーから冷気が吹き出して くる。 5.
保守 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 推奨される定期整備作業 整備間隔 使用開始後最初の 100 時間 整備手順 • 接続部に漏れがないかを点検してください。 50運転時間ごと • 冷媒の量の点検. 250運転時間ごと • • • • • 500運転時間ごと 2年ごと コンプレッサの電磁クラッチが正常に作動することを確認してください。. 排水経路に詰まりが発生していないか点検し、必要に応じて清掃してください。 必要に応じて、コンデンサのフィンを清掃してください。 電気ケーブルの点検 電気ケーブルの劣化状態と接続状態を点検してください。 • • • • コンプレッサベルトの状態と張りを点検し必要に応じて調整してください。 ホースに磨耗が発生していないか、全体の状態を点検してください。 接続部に漏れがないかを点検してください。. キャブの屋根についている全天候ユニットに劣化やゆるみが出ていないか点検してく ださい。 • コンプレッサのブラケットがしっかりと取り付けられていることを確認してください。 • ドライヤ/フィルタの交換.
冷媒の圧力を点検する しかし、以下の表に示した値から外れている場合に は、システムが故障している可能性があります。 エアコンシステムが作動中は、吸い込み側と圧力側 とでは作動圧が異なっています。 圧力測定方法コンプレッサの作動速度を 2000rpm に 設定する気温は 2040 ℃ブロアを設定3最高速度で 作動させる この圧力差は、コンプレッサの運転速度、車両の 車内温度、外気温、相対湿度などによって変化し ます。 システム内の冷媒圧力 外気温 低圧側 高圧側 20° C 1.72.1Bar1.72.1kg/cm2 = 24.730.5psi 1014Bar10.214.2kg/cm2 = 145203psi 25° C 1.82.2Bar1.82.2kg/cm2 = 26.131.9psi 1216Bar12.216.2kg/cm2 = 174232psi 30° C 1.92.3Bar1.92.3kg/cm2 = 27.633.4psi 1418Bar12.216.
注 パイプクリーナなどの道具が詰まっている部分 までとどかない場合には、チューブの接続部分で チューブを外し、圧縮空気で内部を清掃してくだ さい 図 9 。 コンプレッサのスイッチをONにしたときに、カ チッという音が聞こえれば、電磁クラッチは正常 に作動しています図 7。 1 1 g019082 g019079 図9 図7 1. 1. コンプレッサの電磁クラッチ ここでチューブを外す. ドレンチューブの点検 コンプレッサのファンベルトの点検 整 備 間 隔 : 250運転時間ごと 整 備 間 隔 : 500運転時間ごと 排水チューブは、コンデンサから出ている透明な樹 脂性のチューブです。このチューブは、コンデンサ からキャブの柱沿いにキャブのフロント部の下まで 続いています図 8。排水に詰まりが発生していない か点検、必要に応じて清掃してください。 チューブが詰まっていたら、パイプクリーナのよう な道具を使うか、チューブを外して圧縮空気で吹く かして清掃してください。 1 g019083 図8 1. ドレンチューブ 9 1. プーリとプーリとの中間部を 40N約4.
保管 車両の格納についての詳細は、トラクションユ ニットの オペレーターズマニュアル を参照してく ださい。 1 2 g019081 図 10 1. コンプレッサ 2. ここでベルトのたわみを点 検. 3. コンプレッサベルトの張りを調整し、ボルト を締め付ける。 4. もう一度ベルトのたわみを点検し、適切に調 整されたことを確認してください。 ヒューズの搭載位置 ヒューズボックスは、キャブの天井運転席の前上 部 にあります。 1 3 2 4 g018402 図 11 1. 25A 2. 15A 3. 5A 4.
図面 3 4 2 1 9 5 8 6 10 7 g0 1840 1 11
1 ラジアルブロア 2 エクスパンションバルブ 3 蒸発器 暖房用熱交換器と一体 4 コンデンサ 凝縮器 ー水 5 コンプレッサ 6 コンデンサ 凝縮器 7 アキシャルファン 8 ドライヤ/フィルタ 9 点検窓 10 ドレン エ ア コ ン デ ィ シ ョ ニ ン グ ・ シ ス テ ム の 機 能 図 (Rev.
87 84 85 10 30 3 in 5k 1 B 3 7 23 A 6 in 5k 4 in 5k 5A 15 A L C H M 2 7 in 5k 5A 6 “15 ” “30 ” 9 30 A 13 8 10 g019147 87 85 30 86 85 86 3 87 1 2 4 30 5 6 4 1 2 3 5
1 ヒーターバルブ 2 コンプレッサ 電磁クラッチ付き 3 ツインアキシャルファン 4 温度センサー 5 電子レギュレータ 6 ラジアルブロアファン 7 ブロアの速度スイッチ 8 圧力スイッチ 9 メインヒューズ エンジンルーム内 10 リレー エ ア コ ン デ ィ シ ョ ニ ン グ ・ シ ス テ ム の 電 気 配 線 図 (Rev.
組込宣言書 The Toro Company, 8111 Lyndale Ave.