Form No. 3421-458 Rev A 全天候キャブ LT シ リ ー ズ の ト リ プ ル タ ー フ モ ア お よ び Groundsmaster® 3400 シ リ ー ズ の ト ラ ク シ ョ ン ユニット用 シリ ア ル 番 号 400000000 以 上 モ デ ル 番 号 02895—シ 製品の登録は www.Toro.com.
を含む重大な人身事故を防止するための注意ですか ら、必ずお守りください。 この製品は、関連する全ての欧州指令に適合していま す。詳細についてはこの冊子の末尾にあるDOI適合 宣誓書をご覧ください。 g000502 図2 はじめに 1. 危険警告記号 このキャブには、横転保護バーISO:21299適合品およ び全天候キャブが含まれています。キャブ内部の快適 性を高めるべく、ヒーター、エアコン、前面風防曇止め 装置、および防音システムを搭載しています。 重要 は この他に2つの言葉で注意を促しています。重 注はその他の 製品の構造などについての注意点を、注 注意点を表しています。 このキットを使用し、さらにオレンジ色のビーコンが必 要な場合には、サプレストビーコン・キット111-7134を 取り付けてください。 目次 この説明書を読んで製品の運転方法や整備方法を十 分に理解し、他人に迷惑の掛からない、適切で安全 な方法でご使用ください。この製品を適切かつ安全に 使用するのはお客様の責任です。 安全について ..........................................
安全について セサリを御使用になると危険な場合があり、製品保証を 受けられなくなる場合がありますのでおやめください。 警告 キャブ装着機を使用できる法 面の最大角度 安全な作業手順を守らないと、人身事故を起こす 危険があります。 実際の作業に掛かるまえに、以下のことを必ず 行ってください • マシンの オペレーターズマニュアルを読むこと。 にし て キ ー を 抜 き 取 る 。 • エ ン ジ ン を OFFに • 駐車ブレーキを掛ける。 • 油圧システム内部に圧力が掛かっていない状 態にする。 • カッティングユニットが床に完全に降下している のを確認する。 このキャブは、この文書の表紙に記載されている刈り 込み装置に搭載することができます。キャブを取り付 けた機械とそうでない機械とでは、作業可能な法面の 角度が異なります。これらについては、機体左側にあ る収納ボックスに貼付されているステッカーをご覧くだ さい。それぞれの芝刈り機にこのキャブを取り付けた 場合の最大法面角度については、安全ラベルと指示 ラベル (ページ 4)をご覧ください。 警告 適切な保護具を着用せずにこの機械の運転や 整備
安全ラベルと指示ラベル 危険な部分の近くには、見やすい位置に安全ラベルや指示ラベルを貼付しています。破損し たりはがれたりした場合は新しいラベルを貼付してください。 decal111-9832 111-9832 グランドマスター 3400モデル 30651 および LT-F3000モデ ル 30659 decal978004 978004 1. クーラー/エアコンシステム 3. 高圧の流体身体に当たる と体内に入る危険。 2. オペレーターズマニュアル 4. 有毒ガスまたは有害ガス窒 息の危険 を読むこと。 転倒の危険旋回は速度を 3. 警告: 必ずシートベルトを 落として、法面走行は低速 着用すること。 で。 2. 転倒の危険傾斜が15度以 4. 警告: オペレーターズマ 下の場所で使用すること。 ニュアル を読むこと聴覚保 傾斜が15度超の場所では 護具を着用すること。 整備 使わないこと。 作業を行う時は必ず事前 にキーを抜き取ること。物 が飛び出す危険 人を近づ けないこと。 1. decal111-7091 111-7091 1.
decal111-9834 111-9834 LT3340 モデル 30657 転倒の危険旋回は速度を 3. 警告: 必ずシートベルトを 落として、法面走行は低速 着用すること。 で。 2. 転倒の危険傾斜が18度以 4. 警告: オペレーターズマ 下の場所で使用すること。 ニュアル を読むこと聴覚保 傾斜が18度超の場所では 護具を着用すること。 整備 使わないこと。 作業を行う時は必ず事前 にキーを抜き取ること。物 が飛び出す危険 人を近づ けないこと。 1.
製品の概要 g018414 図3 蒸発器、ヒーター、ファンキャブの屋根の前部に搭載 1. エアコン蒸発器、ヒーター、ダブルラジアルブロア 2. ヒーターバルブ 3.
g018436 図5 コンデンサとドライヤ/フィルタキャブの屋根の後部に搭載 1. コンデンサ 2. ドライヤ/フィルタ 圧力スイッチ 3. 各部の名称と操作 ブロアのコントローラ キャブの天井右側に取り付けられています。 g018467 図7 1. g025784 図6 1. 2. ラジアルブロアの速度ス イッチ3ポジション 温度コントローラ 3.
室内ランプスイッチ 後窓用のハンドルと支え棒 スイッチ図 8の前側を押すとランプが点灯します。後ろ 側を押すと消灯します。 後窓を開けて換気することが可能です。支え棒を使っ て、窓を開けた状態に保持することができます図 10。 g020349 図8 1. 室内ランプスイッチ g020350 図 10 1. ヶ所 前 窓 の ハ ン ド ル 2ヶ 前窓を開けて換気することが可能です。ハンドルが 2つあります 図 9 。 後窓のハンドル 2. 後窓の支え棒 仕様 注 仕様および設計は予告なく変更される場合があり ます。 エアコンディショナ 4.2 kW 冷媒 R134A 冷媒の推奨量 850g 1.87kg 蒸発器 ブロアの風量 660m3/h 23,307ft3/h 電気系統 g018406 図9 1.
コンプレッサ内部の冷媒オイルの量 運転操作 150 cm3 9.15 inch3 冷媒オイルエアコンディショナシステム分として追 加が必要な分 25 inch3 エアコンディショナシステムの消費電力 2.5 kW cm3 1.53 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 暖房システムの操作 アタッチメントとアクセサリ トロが認定した各種のアタッチメントやアクセサリがそ ろっており、マシンの機能をさらに広げることができ ます。 詳細は弊社の正規サービスディーラ、または 代理店へお問い合わせください 弊社のウェブサイト www.Toro.com でもすべての認定アタッチメントとアクセ サリをご覧になることができます。 いつも最高の性能と安全性を維持するために、必ず Toroの純正部品をご使用ください。他社の部品やアク セサリを御使用になると危険な場合があり、製品保証を 受けられなくなる場合がありますのでおやめください。 1. エアコンのスイッチを OFF にします。 2. ファンの速度スイッチを適当な位置にセットしま す。 3.
ウインドウの使用方法 ウオッシャー液ボトルへの洗 浄液の補充 前窓の操作方法 ボトルには、きれいな真水と、真水の量にふさわしい、 適切なウインドウォッシャー液を入れてください図 11。 1. 各ハンドルを左に回転させると、窓を押して開 けることができます。 2. その位置で各ハンドルを右に回転させると、窓は 開けた状態でロックされます。 3. 窓を閉じるには、ハンドルを左に回し、窓を引 き寄せるようにして閉じて、ハンドルを右に回し てロックしてください。 後窓の操作方法 1. 窓についているハンドルを左に回してロックを解 除すれば窓を開けることができます。 注 ガス式のスプリングで窓は全開します。 2. 窓を開けたら、支え棒で保持してください。 3. 後窓を閉じるには、支え棒を外し、窓を引き寄せ て閉じ、ハンドルを右に回してロックしてください。 g020378 図 11 1.
キャブの家側からドアを開けるには、ドアラッチの解放 レバーを引き、そのままドアを開きます図 13。 g020353 図 13 1. ドアロック 2. 解放レバー ミラーの調整 運転席に座り、もう一人に手伝ってもらって、側方ミ ラーの調整を行ってください図 14。 g020380 図 14 1.
保守 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 どんな整備を行う時でも、平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止し、キーを抜き取ること。 推奨される定期整備作業 整備間隔 使用開始後最初の 100 時間 整備手順 • 接続部に漏れがないかを点検してください。 50運転時間ごと • 冷媒の量の点検. 250運転時間ごと • • • • • 500運転時間ごと 2年ごと コンプレッサの電磁クラッチが正常に作動することを確認してください。. 排水経路に詰まりが発生していないか点検し、必要に応じて清掃してください。 必要に応じて、コンデンサのフィンを清掃してください。 電気ケーブルの点検 電気ケーブルの劣化状態と接続状態を点検してください。 • • • • コンプレッサベルトの状態と張りを点検し必要に応じて調整してください。 ホースに磨耗が発生していないか、全体の状態を点検してください。 接続部に漏れがないかを点検してください。.
• • • 全天候ホースを取り付ける際には、シールリングに冷媒オイルを塗布してください。 エアコンシステムから全天候ホースを外した時には、必ずOリング冷媒134A用の特殊製品ですを新しいも のに交換してください。 フィッティングを締め付けたり緩めたりする場合には、必ずレンチを2本使用し、チューブをねじらないように十 分注意してください。 冷媒の圧力を点検する しかし、以下の表に示した値から外れている場合に は、システムが故障している可能性があります。 エアコンシステムが作動中は、吸い込み側と圧力側 とでは作動圧が異なっています。 圧力測定方法コンプレッサの作動速度を 2000 rpm に 設定する気温は 20-40 ℃ブロアを設定3最高速度で 作動させる この圧力差は、コンプレッサの運転速度、車両の車内 温度、外気温、相対湿度などによって変化します。 システム内の冷媒圧力 外気温 低圧側 高圧側 20° C 1.7-2.1 Bar1.7-2.1 kg/cm2 = 24.7-30.5 psi 10-14 Bar10.2-14.
ドレンチューブの点検 整 備 間 隔 : 250運転時間ごと 排水チューブは、コンデンサから出ている透明な樹脂 性のチューブです。このチューブは、コンデンサから キャブの柱沿いにキャブのフロント部の下まで続いてい ます図 17。排水に詰まりが発生していないか点検、必 要に応じて清掃してください。 チューブが詰まっていたら、パイプクリーナのような道 具を使うか、チューブを外して圧縮空気で吹くかして 清掃してください。 g019080 図 15 1. 2. 3. 冷媒点検窓 冷媒を追加した場合には、システムを5分間ほ ど運転し、冷媒回路に入っている空気をパージ してください。 エアパージが終了したら、冷媒の量を点検して ください。 注 時々泡が見えるのは問題ありません。 コンプレッサの電磁クラッチの 点検 g019083 図 17 1.
コンプレッサのファンベルトの 点検 整 備 間 隔 : 500運転時間ごと 1. プーリとプーリとの中間部を 40 N約4.5 kg の力 で押した時に、10 mm 程度のたわみがあれば 適正です。 2. たわみがこの値でない場合には、上下のコンプ レッサ取り付けボルトをゆるめて調整します。 g018407 図 20 1. 2. ロッキングレバー2本 上向き縦にした状態 両方のレバーを内側にスライドさせてブラケット から外す。 注 レバーが動かしにくい時には、ロッキングペ グをブラケットのスロットに合わせてレバーを外 してください。 3. 注 ガス充填補助スプリングの働きによりキャブ はゆっくりと持ち上がり、最高位置にて自動的 に停止する。 g019081 図 19 1. コンプレッサ 2. キャブの左右両側の後コーナー柱には、キャブを 持ち上げるための握りハンドルがついている。ど ちらかのハンドルを持ち上げる。 4. ここでベルトのたわみを点 検。 キャブを完全に上昇させたら、安全サポートブラ ケットを以下の手順で取り付ける A. 3.
g036557 図 22 1. ロックレバー 2. 安全サポートブラケット g036556 図 21 1. 2つのクロスビームブラケットのうちの一方の ブラケットに安全サポートブラケットを入れ、 対応するロッキングレバーを両方のブラケット に通し、下向きに回す。 クロスビームブラケット C. 安全サポートブラケットが固定されたら、ク ロスビームブラケットをキャブ側へ回転させ て、キャブの後部にあるブラケットにセット する 図 22 。 D. 安全ブラケットが外れないように、残ってい るロッキングレバーを上側のブラケットに入 れる 図 22 。 安全サポートブラケット B. 3. キャブを下降させるには 1. サポートブラケットを取り外す手順 A. 安全サポートブラケットをクロスビームブラ ケットに固定している2本のロッキングレバー を外す。 B. クロスビームブラケットから安全サポートブ ラケットを取り出す。 C. 安全サポートブラケットを格納ポッドに収納 する 図 21 。 2.
マシンとキャブの洗浄 機体やキャブの洗浄を行うとき、ルーフ部分に水を向 けないでください。 g018408 図 23 1. 5. ロッキングレバー2本 下向き横にした状態 Rクリップを取り付ける。 ヒューズの搭載位置 キャブ用のヒューズは、キャブのヘッドライナについて いるヒューズボックスの中にあります図 24。 g036558 図 24 1. キャブのヒューズボックス g245763 図 25 1. 25 A 2. 15 A 3. 5 A 4.
保管 車両の格納についての詳細は、トラクションユニットの オペレーターズマニュアル を参照してください。 18
図面 g018401 19
1 ラジアルブロア 2 エクスパンションバルブ 3 蒸発器 暖房用熱交換器と一体 4 コンデンサ 凝縮器 ー水 5 コンプレッサ 6 コンデンサ 凝縮器 7 アキシャルファン 8 ドライヤ/フィルタ 9 点検窓 10 ドレン エ ア コ ン デ ィ シ ョ ニ ン グ ・ シ ス テ ム の 機 能 図 (Rev.
g019147 21
1 ヒーターバルブ 2 コンプレッサ 電磁クラッチ付き 3 ツインアキシャルファン 4 温度センサー 5 電子レギュレータ 6 ラジアルブロアファン 7 ブロアの速度スイッチ 8 圧力スイッチ 9 メインヒューズ エンジンルーム内 10 リレー エ ア コ ン デ ィ シ ョ ニ ン グ ・ シ ス テ ム の 電 気 配 線 図 (Rev.
メモ
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