Form No. 3426-737 Rev A Reelmaster® 3100-D ト ラ ク シ ョ ン ユ ニット シリ ア ル 番 号 403406001 以 上 モ デ ル 番 号 03170—シ シリ ア ル 番 号 403406001 以 上 モ デ ル 番 号 03171—シ 製品の登録は www.Toro.com.
ず製品のモデル番号とシリアル番号をお知らせくださ い。図 1にモデル番号とシリアル番号を刻印した銘 板の取り付け位置を示します。いまのうちに番号をメ モしておきましょう。 この製品は、関連するEU規制に適合しています 詳 細については、DOC シート規格適合証明書をご覧く ださい。 カリフォルニア州の森林地帯・潅木地帯・草地などでこ の機械を使用する場合には、エンジンに同州公共資源 法第4442章に規定される正常に機能するスパークアレ スタが装着されていること、エンジンに対して森林等 の火災防止措置をほどこされていることが義務づけら れており、これを満たさない機械は、第4442章または 4443章違犯となります。 重要 シリアル番号プレートについている QR コード 無い 場合もあります をモバイル機器でスキャンすると、製品 保証、パーツその他の製品情報にアクセスできます。 エンジンの保守整備のため、および米国環境保護局 EPA並びにカリフォルニア州排ガス規制に関連してエン ジンマニュアルを同梱しております。エンジンマニュア ルはエンジンのメーカーから入手することができます。 警告 カリフォルニア州
インジェクタからのエア抜き ..............................44 電気系統の整備 ................................................... 45 電気系統に関する安全確保.............................45 バッテリーの整備 ..........................................45 ヒューズの点検 .............................................46 走行系統の整備 ................................................... 46 タイヤ空気圧を点検する .................................46 走行ドライブのニュートラル調整 ........................46 冷却系統の整備 ................................................... 47 冷却系統に関する安全確保...................
安全について • ガードなどの安全保護機器が正しく機能していない 時は、運転しないでください。 この機械は、EN ISO 5395: 規格に適合していますた だし所定のセットアップを行うことが必要です。また、こ の機械は、ANSI B71.
decal106-9290 106-9290 1. 入力 2. リールアクティブ 3. オーバーヒート時のエンジ ン停止 7. 駐車ブレーキOFF 11. エンジン ― 始動 4. オーバーヒート時の警告 8. ニュートラル 12. エンジン 作動 5. 着席 6. PTO 9. 出力 10. PTO 13. 14.
decal121-3628 121-3628 注 この機械は、業界で推奨される最大傾斜角度を用いた前後 方向および左右方向の標準安定試験に合格しており、使用を認 められる法面の最大角度がデカルに記載されています。斜面で 運転する場合の条件や注意点について、また、特殊な天候や場 所条件のもとでこの機械を使用することができるかどうかを判断す る方法について、 オペレーターズマニュアル で確認してください。 同じ斜面上であっても、地表面の条件が変われば運転条件が変 わります。斜面では可能なかぎりカッティングユニットを地表面ま で下げておいてください。斜面上でカッティングユニットを上昇させ ると機体が不安定になる恐れがあります。 1. 転倒の危険傾斜が25°を超える斜面を横切らないこと。 decal133-8062 133-8062 decalbatterysymbols バッテリーに関する注意標識 全てがついていない場合もあります。 1. 爆発の危険 2. 火気厳禁、禁煙厳守のこと 7. 3. 劇薬につき火傷の危険あり 8. バッテリー液で失明や火傷 の危険あり。 4.
decal121-3619 121-3619 1. PTO 切 6. エンジン 停止 2. PTO 入 7. エンジン 作動 3. カッティングユニット下降。 8. エンジン ― 始動 4. 5. カッティングユニット上昇。 ロック 9. 高速 10.
decal121-3620 121-3620 1. PTO 切 2. PTO 入 7. ロック 8. エンジン 停止 エンジン 作動 3. カッティングユニットを右へ移動 9. 4. カッティングユニットを左へ移動 10. エンジン ― 始動 5. カッティングユニットを下降させる。 11. 高速 6. カッティングユニット上昇。 12.
decal121-3623 121-3623 1. 2. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと 必ず講習を受け てから運転すること。 5. 異物が飛び出す危険人を近づけないこと。 警告 このマシンの牽引を行う前に、 オペレーターズマニュ 6. 警告 聴覚保護具を着用のこと。 アル を読むこと。 3. 転倒の危険 旋回する時は速度を落とすこと下り坂では必ずカッ 7. ティングユニットを下げ、シートベルトを着用すること。 4.
decal138-6979 138-6979 1.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 数量 内容 用途 前ホイールアセンブリ 後輪アセンブリ ハンドル ハンドルのキャップ ワッシャ 大 ジャムナット ねじ 2 1 1 1 1 1 1 3 電解液 – バッテリーに電解液を入れて充電し、機 体に取り付けます。 4 傾斜計 1 傾斜計を点検します。 ロックブラケット リベット ワッシャ ねじ ¼" x 2" ロックナット ¼" 排気管ガード タップねじ ROPSアセンブリ フランジヘッドボルト ロックナット ホースクランプ 昇降アーム ピボットロッド ボルト 5/16 x ⅞" 1 2 1 1 1 1 4 1 4 4 1 2 2 2 9 必要なパーツはありません。 – カッティングユニットにキャリアフレームを 取り付けます。 10 11 12 必要なパーツはありません。 – カッティングユニットを取り付けます。 必要なパーツはありません。 – リールモータを取り付けます 必要なパーツはありません。 – 昇降アームを調整します。 13 チッパーローラキット別
その他の付属品 内容 数量 用途 始動キー 2 エンジンを掛ける。 オペレーターズマニュアル エンジンマニュアル 1 1 ご使用前にお読みください。 オペレータのためのトレーニング資料 1 ご使用前にご覧ください。 納品前検査リスト 1 マシンの組み立てが正しく行なわれていることを確認してく ださい。 認証証明書 1 CE 規格に適合していることを証明する書類です 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 1 車輪を取り付ける この作業に必要なパーツ 2 前ホイールアセンブリ 1 後輪アセンブリ g010834 図3 1. 3. ジャムナット 4. キャップ 各ホイールハブに車輪を取り付ける。空気注入 バルブが外側を向くように取り付けること。 2. ワッシャをステアリングシャフトにはめ込む図 3。 重要 後輪のリムは前輪のリムよりも幅が狭くなっ 3. ジャムナットでハンドルを固定し、27-35 N·m 2.8-3.6 kg.m 20-26 ft-lb にトルク締めする図 3。 4.
固定する図 5。プラス端子が電極に十分にはまり 込んでいること、ケーブルの配線に無理がない ことを確認してください。ケーブルとバッテリーカ バーを接触させないこと。 危険 電解液には硫酸が含まれており、触れると火傷を 起こし、飲んだ場合には死亡する可能性がある。 電解液を飲まないこと。また、電解液を皮膚 や目や衣服に付けないよう十分注意するこ と。安全ゴーグルとゴム手袋で目と手を保護 すること。 • 警告 バッテリーケーブルの接続手順が不適切であ るとケーブルがショートを起こして火花が発生 する。それによって水素ガスが爆発を起こし 人身事故に至る恐れがある。 皮膚に付いた場合にすぐに洗浄できるよう、必 ず十分な量の真水を用意しておくこと。 • 1. 比重 1.260 のバッテリー液を購入してください。 2. フードを開ける。 3. バッテリーカバーを取り外す図 4。 • ケーブルを取り外す時は、必ずマイナス 黒 ケーブルから取り外す。 • ケーブルを取り付ける時は、必ずプラス 赤 ケーブルから取り付け、それからマイ ナス 黒 ケーブルを取り付ける。 g008874 図4 1.
4 5 傾斜計を点検する フ ー ド ラ ッ チ を 取 り 付 け る CE 規格 この作業に必要なパーツ この作業に必要なパーツ 傾斜計 1 手順 1 ロックブラケット 2 リベット 1. 凹凸のない水平な場所に駐車する。 1 ワッシャ 2. 機体のクロスビーム燃料タンク脇に携帯式の斜 面計付属品を置いて、機体が水平になっている ことを確認する図 6。このとき、運転席に座った 状態で、機体に装着されている傾斜計の読みが 0°であれば問題ない。 1 ねじ ¼" x 2" 1 ロックナット ¼" 手順 1. フードラッチブラケットからフードラッチを外す。 2. フードラッチブラケットをフードに固定しているリ ベット2本を外す図 7。フードからフードラッチブ ラケットを外す。 g008873 図6 1. 3. 4.
g012631 図 10 g012629 図8 1. CE 用ロックブラケット 2. ボルトナットアセンブリ 4. フードの内側にある穴に、ワッシャを整列させる。 5. ブラケットとワッシャをフードにリベットで固定す る図 8。 6. フードラッチブラケットにフックをかける図 9。 1. ボルト 2. ナット 3. フードロックブラケットの アーム 6 排 気 管 ガ ー ド を 取 り 付 け る CE 規格 この作業に必要なパーツ 7. 排気管ガード 4 タップねじ 手順 g012630 図9 1. 1 1.
g011160 図 12 1. ROPS バー 2. 取り付けブラケット 3. 通気管 3. 燃料タンクからの換気チューブを ROPS の換気 管に接続する付属部品のホースクランプを使用す る。 タップねじ本で固定する図 11。 2. 注意 7 燃料ラインの換気ホースを外したままでエン ジンを始動すると、換気チューブから燃料が 流れ出して発火や爆発を起こす危険がある。 発火したり爆発したりすると、やけどや火災 などを引き起こす。 を取り付ける ROPSを エンジンを始動する前に、燃料ラインの換気 ホースを 換気チューブに接続する。 この作業に必要なパーツ 1 ROPSアセンブリ 4 フランジヘッドボルト 4 ロックナット 1 ホースクランプ ホースクランプ ROPS のそれぞれの側をフランジヘッドキャップス クリュとロックナット各 2で固定する図 12。締め具 を 81N·m8.3kg.m = 60ft-lbにトルク締めする。 図 11 排気管ガード 燃料ラインの換気チューブ 2. g008875 1. 4. 5.
g011966 g011161 図 15 図 13 1. 2. 昇降アームのピボットシャ フトリンク 2. 昇降アームのピボットシャ フト 左右の昇降アームにそれぞれピボットロッドを差し 込み、取り付け穴を整列させる図 14。 1. 昇降アーム右 4. 昇降シリンダ 2. リテーナリング 5. スペーサ2 個 3. 昇降アーム左 6. 取り付けピン 5. 昇降シリンダの両端についているピンの後部につ いているリテーナリングを取り外す。 6. 昇降シリンダの右端を右昇降アームに連結する ピン 1 本とスペーサ 2 個 図 15。リテーナリング で固定する。 7. 昇降シリンダの左端を左昇降アームに連結するピ ン 1 本。リテーナリングで固定する。 9 g011162 図 14 1. 昇降アーム 2. カッティングユニットにキャリア フレームを取り付ける ピボットロッド 3. ボルト2本5/16 x ⅞"を使って昇降アームにピボッ トロッドを固定する。 4.
4. 後キャリアフレーム図 18を後カッティング ユニッ トに載せる。 g011968 図 16 1. 3. 前キャリアフレーム 以下の要領で、取り付けリンクを 前 キャリアフ レームに固定する • • g012003 図 18 前取りつけリンクを中央のキャリアフレームに 固定する ボルト⅜ x 2¼"1本、平ワッシャ2 枚、ロックナット1個を使用して図 17のように 取り付ける。取り付ける時にリンクの両側に ワッシャを入れる。締め具を 42N·m8.3kg.m = 31ft-lbにトルク締めする。 1. 5. 後取りつけリンクを中央のキャリアフレームに 固定する ボルト⅜ x 2¼"1本、平ワッシャ2 枚、ロックナット1個を使用して図 17のように 取り付ける。取り付ける時にリンクの両側に ワッシャを入れる。締め具を 42N·m8.3kg.m = 31ft-lbにトルク締めする。 g012688 図 17 1. 前キャリアフレーム 2. 前取り付けリンク 3.
g012016 図 20 g012689 図 19 1. 後キャリアフレーム 2. 前取り付けリンク 3. 1. スラストワッシャ 2. キャリアフレーム 3. リンチピン 後取り付けリンク 3. 昇降アームとピボット部全部をグリスアップする。 重要 ホースが折れたりひねられたり強く曲げられ た り し て い な い こ と を 確 認 し て く だ さ い 図 21の のよう なルートが適切です。カッティングユニットを上昇 させ、左にスライドさせてください モデル 03171。 。 後カッティングユニットのホースが走行ケーブルブ ラケットに当たらないことを確認し、必要に応じて 接続部やホースの位置を再調 整してください。 10 カッティングユニットを取り付 ける 必要なパーツはありません。 手順 1. 各前昇降アームのピボットロッドにスラストワッ シャを通す。 2.
5. 駆動モータのフランジにリングカッティングユニット の付属部品を取り付ける図 24。 g011218 図 22 1. チッパーチェーン 11 リールモータを取り付ける g012025 図 24 リールモータ 必要なパーツはありません。 1. リング 手順 6. リールモータを各カッティングユニットに装着し カッ ティングユニットの付属部品のキャップスクリュ 2 本で固定する図 24。 1. 2. 各ユニットをピボットロッドの前に置く。 右側カッティングユニットの内側端部からウェイト とOリング図 23を取る。 2. 12 昇降アームを調整する 必要なパーツはありません。 手順 1. g011964 図 23 1. 2. 3. 4. リング ウェイト 3.
C. ロッドの端部からピンを外し、クレビスを回 転させる。 D. 調整が終わったらピンを取り付けて隙間の 大きさを確認し、 E. その後、必要に応じて上記A-Dを繰り返す。 F. クレビスのジャムナットを締める。 注 移動走行中に後昇降アームが「ガタつく」よ うであれば隙間を小さくしてください。 2. g008876 図 25 図はカッティングユニットを外した状態です。 1. 昇降アーム 2. フロアプレートのブラケット 3. 注 この範囲になければストップボルトを調整す る。 すきま 3. 注 このすき間が基準通りでない場合には、以下 の手順でシリンダを調整する A. 各昇降アームとストップボルトとの隙間が0.13-1.02 mmの間にあるかどうか点検する(図 26)。 エンジンを始動し、昇降アームを上昇させて、 後カッティングユニット上部にあるウェアバーとバ ンバーストラップとの間のすき間が図 28のように 0.51-2.
E. クレビスのジャムナットを締める。 14 重要 前ストップや後ウェアバーに隙間がないと昇降 アームが破損する場合があります。 CE デ カ ル を 貼 り 付 け る 13 この作業に必要なパーツ チッパーローラキット オプショ ン を取り付ける この作業に必要なパーツ 高い刈高で刈り込みを行う場合には、チッパーローラ キットを取り付けてください。 1. ユニットを一番上まで上昇させる。 2. 中央のカッティングユニットの上にあるフレームブ ラケットを探し出す図 30。 3. チッパーブラケット装着後もローラの接触状態が 変わらないようにするには、チッパーブラケットの どの穴を使ってフレームブラケットに取り付けれ ばよいかを、中央カッティングユニットの前ロー ラを押し下げて調べる図 30。 g016925 図 30 4. フレームブラケット 2.
製品の概要 チルト調整レバー このレバー図 31を手前に引いてハンドルを適当な位 置に調整します 調整ができたらレバーを前に倒して 締めつけます。 各部の名称と操作 インジケータ窓 カッティングユニットが中央位置にあるかどうかを確認 するための窓図 31です。 傾斜計 機体の左右の傾きを表示する計器です図 31。 始動スイッチ 始動スイッチ 図 33 はエンジンの始動、停止、予 熱を行うスイッチで、3つの位置があります OFF、 ON/PREHEAT 、STARTの 3 位置です。キーを ON/PREHEAT 位置に回して、そのままグロープラグラ ンプが消えるのを待ち7秒間程度、その後にキーを START 位置に回します。エンジンが始動したら、キー から手を離してください。キーは自動的にON/RUN 位置 に動きます。エンジンを停止するときは、キーを左に回 して OFF 位置にしますが、事故防止のため、使用しな い時はキーを抜き取っておいてください。 g008887 図 31 1. 前進走行ペダル 4. チルト調整レバー 2. 後退走行ペダル 5. インジケータ窓 3.
カッティングユニット回転スイッチ 駐車ブレーキ カッティングユニット回転スイッチ図 33には回転と停止 の2 つの位置があります。バルブバンクの電磁弁を操 作してリールを回転させるスイッチです。 エンジンを停止させる時には、車体が不意に動き出さ ないよう、必ず駐車ブレーキ図 33を掛けてください。 レバーを手前に引くと駐車ブレーキがかかります。駐 車ブレーキが掛かっているのに走行ペダルを踏み込 むとエンジンが停止します アワーメータ アワーメータ図 33は左側コントロールパネルにあって 本機の稼働時間を積算表示します。このメータは始動 スイッチを ON 位置にすると始動します。 昇降レバーロック 昇降レバーロック図 33を後方に倒すとカッティングユ ニットがロックされ、落下を防止します。 カッティングユニットのシフトレバー リール速度コントロール このレバー図 33をに倒すとカッティングユニットが下降 します。エンジンが作動していないとカッティングユニッ トは下降しません また、上昇位置ではカッティングユ ニットは使用できません。レバーを手前の RAISE 位置 に引けばカッティングユニットは
セサリを御使用になると危険な場合があり、製品保証を 受けられなくなる場合がありますのでおやめください。 g008890 図 35 1. 座席調整レバー 2.
運転操作 毎日の運転前に、保守 (ページ 35)に記載されている 「使用ごと/毎日の典型整備」を行ってください。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 燃料を補給する 運転の前に 硫黄分の少ない 微量 500 ppm 未満、または極微 量15 ppm 未満の新しい軽油またはバイオディーゼル 燃料以外は使用しないでください。セタン値が 40以上 のものをお使いください。燃料の劣化を避けるため、 180日以内に使いきれる程度の量を購入するように してください。 運転前の安全確認 安全に関する一般的な注意 • • • • • • • 子供やトレーニングを受けていない大人には、絶対 に運転や整備をさせないでください地域によっては 機械のオペレータに年齢制限を設けていることがあ りますのでご注意ください。オーナーは、オペレータ 全員にトレーニングを受講させる責任があります。 安全な運転操作、各部の操作方法や安全標識など に十分慣れておきましょう エンジンを停止させ、キー付きの機種ではキーを抜 き取り、各部の動作が完全に停止したのを確認して から運転位置を離れる。調整、整備、洗浄、格納 などは、機体
• 疲れている時、病気の時、アルコールや薬物を摂 取した時は運転しないでください。 • この機械を運転する時は常に十分な注意を払ってく ださい。運転中は運転操作に集中してください注意 散漫は事故の大きな原因となります。 • エンジンを掛ける前に、全部の駆動装置がニュート ラルであること、駐車ブレーキが掛かっていることを 確認し、運転席に着席してください。 • 人を乗せないでください。また、作業中は周囲から 人、特に子供を十分に遠ざけてください。 • 運転は、穴や障害物を確認できる十分な照明の もとで行ってください。 • ぬれた芝の刈り込みは避けてください。接地力が落 ちてスリップする危険が高くなります。 • • カッティングユニットに手足を近づけないでください。 g191214 図 36 1. 燃料タンクのキャップ 3. 燃料タンクのキャップを取る。 4. タンクの首の根元まで燃料を入れる。 注 燃料を入れすぎないでください。 5. 給油が終わったらキャップを締める。 6.
• ROPS自体に損傷がないか、また、取り付け金具が ゆるんでいないか、定期的に十分に点検を行い、 万一の際に確実に役立つようにしておいてください。 • ROPS が破損した場合はすべて新しいものに交 換してください。修理したり改造しての使用はしな いでください。 斜面での安全確保 • • • 斜面はスリップや転倒などを起こしやすく、これらは 重大な人身事故につながります。斜面での安全運 転はオペレータの責任です。どんな斜面であって も、通常以上に十分な注意が必要です。 • 斜面の刈り込みは、横方向でなく、できるだけ上下 方向に行ってください。 • 斜面を横切る時は、カッティングユニットを山側にス ライド可能であればさせてください。 • 坂を上れないと分かったら、ブレードを止め、ゆっく りとバックで、まっすぐに坂を下りてください。 • どうしても旋回しなければならない場合は、ゆっくり と大きく、可能であれば谷側に、旋回してください。 エンジンの始動手順 以下の場合には、エンジンを始動する前に燃料システ ムのエア抜きを実施する必要があります 燃料系統か ペー ジ 29)を参照。 ら
エンジンの停止手順 注意 インタロックスイッチは安全装置であり これを取り 外すと予期せぬ人身事故が起こり得る。 • インタロックスイッチをいたずらしない。 • 作業前にインタロックスイッチの動作を点検し、 不具合があれば作業前に交換修理する。 エンジンを停止するには、スロットルをアイドル位置、 カッティングユニット駆動スイッチを OFF 位置に戻し、 始動キーをOFF位置に回して抜き取る。 注 事故防止のため、キーは抜き取っておく。 燃料系統からのエア抜き 1. 平らな場所に駐車し、カッティングユニットを下降 させ、エンジンを停止させ、駐車ブレーキを掛 けてキーを抜き取る。 2. 燃料タンクに少なくとも半分まで燃料が入っている ことを確認する。 3. ラッチを外してフードを開ける。 4. 燃料噴射ポンプについているエア抜きねじ図 37を ゆるめる。 1. 無用の人間を遠ざける また、点検中はカッティン グユニットに手足を近づけない。 2.
す。各機器のインピーダンス測定、ワイヤハーネスを つないだ状態SCMで切り離した状態でのインピーダン ス測定、一時的な通電試験などを行ってみる必要が あるでしょう。 SCMは外部のコンピュータや診断機器に接続すること はできません。また、再プログラミングもできません し、発生した故障内容を記憶しておくこともできません。 SCM上のLEDの説明は絵文字です。枠で囲まれた3 つが出力です。それ以外はすべて入力です。以下に 記号とその意味を示します。 g190826 図 38 1. 入力 2. バックラップ 3. オーバーヒート状態 4. 着席 5. PTO スイッチ 6. 駐車ブレーキ OFF 7. ニュートラル 8. PTO 9. 始動 10. ETR 11. 電源 12. 出力 SCMを使った故障探究手順は以下の通りです。 1. どの出力を調べたいのかを決めるPTO、始動、 ETR 。 2. 始動キーをONにして、赤い電源LEDが点灯す るのを確認する。 3. 各入力スイッチを操作して、対応する入力 LED の点灯を確認する。 4.
入力 機能 パワー On 出力 ニュート ラル 始動 On ブレーキ が ON PTO ON 着席 バック ラップ 始動 ETR PTO 始動 — — + O O — O O + + O 運転 非 着席 — — O O O O O O O + O 運転 着 席 — O O — O — O O O + O 刈り込み — O O — — — O O O + + バック ラップ — — O O — O O — O + + オーバー ヒート — O O O — O ます。カッティン グユニットの後シールドを閉じれ ば、刈りカスは前方向に排出されます。 • – 回路は閉じていてアースされている—LED はON。 • O 回路は開いていてアースされているか通電な し—LED はOFF。 注意 • + 回路は通電しているクラッチコイル、ソレノイド、 後シールドの開閉は必ずエンジンを止めて行なっ てください。エンジンを掛けたままで行なうと大け がをしたり、機械を
クリップレートの選択 リール速度の設定 高品質の安定した刈りを行い、均一な感じの刈り上がりのためには、リール速度が刈り高とマッチしているこ とが非常に重要です。 重要 リール回転速度が遅すぎるとクリップマーク 刈 り取り模様 がはっきり見えてきます。リール回転速度が速 すぎると「ボサッとした」刈り上がりになります。 リール回転速度の選択表 5 枚刃リール 刈高 8 枚刃リール 11 枚 刃 リ ー ル 8 km/h 9.6 km/h 8 km/h 9.6 km/h 8 km/h 9.6 km/h 63.5mm 2½" 3 3 3* 3* – – 60.3mm 2⅜" 3 4 3* 3* – – 57.2mm 2¼" 3 4 3* 3* – – 54.0mm 2⅛" 3 4 3* 3* – – 50.8mm 2" 3 4 3* 3* – – 47.6mm 1⅞" 4 5 3* 3* – – 44.5mm 1¾" 4 5 3* 3* – – 41.
g011168 図 39 1. リール速度コントロール バックラップコントロール 2. 運転終了後に ロープ掛けのポイント 運転終了後の安全確認 安全に関する一般的な注意 • エンジンを停止させ、キー付きの機種ではキーを抜 き取り、各部の動作が完全に停止したのを確認して から運転位置を離れる。調整、整備、洗浄、格納 などは、機体が十分に冷えてから行う。 • 火災防止のため、カッティングユニットや駆動部、 マフラー、冷却スクリーン、エンジン構成品の周囲 に、草や木の葉、ホコリなどが溜まらないようご 注意ください。オイルや燃料がこぼれた場合はふ き取ってください。 • g190824 図 40 格納保管中やトレーラで輸送中は、燃料バルブを 閉じておいてください。 • 移動走行時など、刈り込みなどの作業をしていな い時には、アタッチメントの駆動を解除しておいて ください。 • 必要に応じてシートベルトの清掃と整備を行って ください。 • ガス湯沸かし器のパイロット火やストーブなど裸火 や火花を発するものがある近くでは、機械や燃料容 器を保管格納しないでください。 1.
緊急時の牽引について 緊急時には、短距離に限り、マシンを牽引または押 して移動することができますが、トロではこの方法は 緊急用以外には使用しないようにすることをお奨めし ています。 とし て く だ さ い 。 重 要 牽引移動時の速度は、3-4 km/hと これ以上の速度では駆動系に損傷を与える危険があり ます。長い距離を移動しなければならない場合にはト レーラなどを使用してください。 1. 油圧ポンプについているバイパスバルブ図 41を 90°回転させる。 g008892 図 41 1. 2.
保守 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 保守作業時の安全確保 • • 機体の下で作業する場合には、必ずジャッキスタン ドで機体を確実に支えてください。 – 平らな場所に駐車する。 • – カッティングユニットを停止させ、アタッチメン トを降下させる。 機器類を取り外すとき、スプリングなどの力が掛 かっている場合があります。 • マシン各部が良好な状態にあり、ボルトナット類が 十分にしまっているか常に点検してください。 • 読めなくなったステッカーは貼り替えてください。 • 機械の性能を完全に引き出し、かつ安全にお使い いただくために、交換部品は純正品をお使いくだ さい。他社の部品を御使用になると危険な場合が あり、製品保証を受けられなくなる場合がありま すのでおやめください。 運転席を離れる前に – 駐車ブレーキを掛ける。 – エンジンを止め、キーのある機種ではキーを 抜き取る。 – 全ての動きが停止するのを待つ。 • 保守作業は、各部が十分冷えてから行ってくださ い。 • 可能な限り、エンジンを回転させながらの整備はし ないでください。可動部に近づかないでくださ
整備間隔 整備手順 800運転時間ごと • 推奨されていない油圧オイルを使用している場合、代替品のオイルを使用した場合に は、油圧オイルフィルタを交換してください。 • 推奨されていない油圧オイルを使用している場合や代替品のオイルを使用したことが ある場合には、油圧オイルフィルタを交換してください。 1000運転時間ごと • 推奨オイルをご使用の場合には、油圧オイルフィルタを交換してください。 2000運転時間ごと • 推奨オイルをご使用の場合には、油圧オイルを交換してください。 2年ごと • 燃料タンクを空にして内部を清掃します。 • 冷却系統の内部清掃を行います(代理店にご依頼いただくか、 サービスマニュア ルを参照してください)。 36
始業点検表 このページをコピーして使ってください。 第週 点検項目 月 火 水 木 金 インタロックの動作を点検す る。 ブレーキの動作を確認する。 燃料残量を確認する。 エンジンオイルの量を点検す る。 冷却系統を点検 燃料・水セパレータの水抜 き。 エアフィルタ、ダストカップ、 バルブを点検する。 エンジンから異常音がないか 点検する。 1 ラジエターとスクリーンを点検 する。 運転操作時の異常音 油圧オイルの量を点検する。 油圧ホースの磨耗損傷を点 検する。 オイル漏れがないか点検す る。 燃料残量を点検する。 タイヤ空気圧を点検する 計器類の動作を確認する。 リールとベッドナイフの刃合 わせ 刈高の調整の点検 グリスアップを行なう。2 塗装傷のタッチアップを行う。 マシンを洗浄する。 1 始動困難、大量の煙、咳き込むような走りなどが見られる場合はグロープラグと噴射ノズルを点検する。 2 車体を水洗いしたときは整 整備 間 隔 に 関 係 な く 直 ち に グリスアップする。 重要 エンジンの整備に関しての詳細は、付属のエンジンマニュアルを参照のこと。 注 配線図や油圧回路図はオンライン
要注意個所の記録 点検担当者名 日付 内容 記事 整備前に行う作業 潤滑 フードの外しかた ベアリングとブッシュのグリス アップ 整備をやりやすくするため、フードは簡単に取り外すこ とができます。 1. ラッチを外してフードを開ける。 2. フードのピボット部をブラケットに固定しているコッ ターピンを抜き取る図 42。 整 備 間 隔 : 50運転時間ごと ほこりの非常に多いところ で使用しているときには、毎日グリ スアップしてください。 500運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到達し た方 定期的に、全部の潤滑個所にNo.2汎用リチウム系グリ スを注入します。非常に厳しい条件下ほこりの多い環 境では毎回グリスアップしてください。ベアリングやブッ シュの内部に異物が入ると急激に磨耗が進行します。 車体を水洗いしたときは整備間隔に関係なく直ちにグ リスアップしてください。 グリスアップ箇所は以下の通りです • 後カッティングユニットのピボット図 43 g008908 図 42 1. 3.
g008895 図 44 • サイドワインダーのシリンダ端部2ヶ所モデル 03171 のみ 図 45 g008898 図 47 • 左前昇降アームのピボット昇降シリンダ2ヶ所 図 48 g008899 図 48 • g008896 図 45 • 右前昇降アームのピボット昇降シリンダ2ヶ所 図 49 ステアリングピボット (図 46) g008900 図 49 • g190873 図 46 • 後昇降アームのピボット昇降シリンダ2ヶ所 図 47 39 ニュートラル調整機構図 50
g008901 図 50 g008904 図 53 • 刈り込み・移動走行切り換えレバー(図 51) 注 ステアリングシリンダ反対側の端にグリス注入 箇所を作ることができます。その場合、タイヤを外 し、ニップルを付け、グリスを注入し、ニップルを外 し、プラグを取り付けます図 54。 g008902 図 51 • ベルトテンションピボット図 52 g190872 図 54 g008903 図 52 • ステアリングシリンダ図 53 40
エンジンの整備 シールドベアリングの点検 ベアリングが、材質上の欠陥や製造上の瑕疵のため に破損することはめったにありません。ベアリングが 破損する原因で最も多いのは水分などの異物がシー ルを抜けてベアリング内部に侵入して内部を破損させ るものです。グリスパックされているベアリングでは、 定期的にグリスを注入して内部の異物を外に押し出し 密封 式 の ベアリングは、製造 てやる必要があります。密 時に特殊なグリスを封入し、強力なシールによって 内部を保護しています。 エンジンの安全事項 • エンジンオイルの点検や補充はエンジンを止めて 行ってください • エンジンのガバナの設定を変えたり、エンジンの回 転数を上げすぎたりしないでください。 エアクリーナの整備 密封式のベアリングは、短期的には何の整備も必要 ないので保守作業が軽減され、また、グリスが落ちて ターフを汚すというような事故がありません。そのた め、整備の手間が省け、またグリスで芝を汚すようなリ スクもありません。通常の使用では性能に問題がでる ことはまずありませんが、万一の不具合を早期に発見 し対処することが重要ですから、定期的な点検
注 Toro のプレミアムエンジンオイル15W-40 または 10W-30を代理店にてお求めいただくことができます。 パーツカタログでパーツ番号をご確認ください。 注 エレメントを再使用するつもりで洗うとフィルタ の濾紙を破損させる恐れがある。 注 エンジンオイルを点検する最もよいタイミングは、そ の日の仕事を始める直前、エンジンがまだ冷えているう ちです。既にエンジンを始動してしまった場合には、一 旦エンジンを停止し、オイルが戻ってくるまで約 10 分 間程度待ってください。油量がディップスティックのADD マークにある場合は、FULLマークまで補給してくださ 入れ す ぎ な い こ と 。 油量が ADD マークと FULL い。入 マークの間であれば補給の必要はありません。 1. 平らな場所に駐車し、カッティングユニットを下降 させ、エンジンを停止させ、駐車ブレーキを掛 けてキーを抜き取る。 2. ディップスティック図 57を抜きウェスで一度きれ いに拭く。 g008910 図 56 1. 次フィルタ 5.
重要 エンジンオイルの量が常時ゲージの上限と 下限との間にあるようにしてください。オイルの入 れすぎもオイルの不足も、エンジンの不調や故 障の原因となります。 注 フィルタを締めつけすぎないように注意して ください。 4. エンジンオイルとフィルタの交 換 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 50 時間 150運転時間ごと 1. ドレンプラグのどちらか一方 (図 59) を外してオ イルを容器に受け、オイルの流出がおわったら プラグを元通りに取り付ける。 g008911 図 59 1. 2. ドレンプラグ オイルフィルタ図 60を外す。 g008912 図 60 1. 3.
燃料系統の整備 危険 燃料や燃料蒸気は条件次第で簡単に引火 爆発 する。発火したり爆発したりすると、やけどや火 災などを引き起こす。 • 燃料補給は必ず屋外で、また、エンジンが 停止して冷えた状態で行う。こぼれた燃料は ふき取る。 • 燃料タンク一杯に入れないこと。給油は燃料タ ンクの首の根元から25 mm 程度下までとする。 これは、温度が上昇して燃料が膨張したときに あふれないように空間を確保するためである。 g009880 図 61 燃料取り扱い中は禁煙を厳守し、火花や炎を 絶対に近づけない。 • 燃料フィルタ水セパレータ のキャニスタ 2. エア抜きプラグ 3. 安全で汚れのない認可された容器で保存し、 容器には必ずキャップをはめること。 • 1. 3.
電気系統の整備 3. 始動キーをSTART位置に回し、接続部から流れ 出る燃料を観察する。燃料が泡立たなくなった ら、キーを OFF に戻す。 4. パイプをしっかり締め付ける。 電気系統に関する安全確保 5.
走行系統の整備 バッテリーのケーブルは接触不良にならぬよう端子に しっかりと固定してください 端子が腐食した場合は ケーブルを外しマイナスケーブ ルから先に外すこと、クランプと端子とを別々に磨い てください磨き終わったらケーブルをバッテリーに接続 しプラスケーブルから先に接続すること、端子にはワ セリンを塗布してください タイヤ空気圧を点検する 整 備 間 隔: 使用するごとまたは毎日 タイヤは空気圧を高めに設定して出荷しています。運転 前に正しいレベルに下げてください。タイヤの適正空気 圧は、97-124 kPa0.98-1.
冷却系統の整備 冷却系統に関する安全確保 冷却液を飲み込むと中毒を起こす冷却液は子供や ペットが触れない場所に保管すること。 高温高圧の冷却液を浴びたり、高温のラジエター 部分に触れたりすると大火傷をする恐れがある。 – エンジン停止後、少なくとも15分間程度待って、 エンジンが冷えてからキャップを開けること。 – キャップを開けるときはウェスなどを使い、高温 の水蒸気を逃がしながらゆっくりと開けること。 • • g008922 図 63 1. トラクション調整カム 2. ロックナット 冷却系統を点検する 整 備 間 隔: 使用するごとまたは毎日 警告 ラジエターは毎日清掃してください図 64。ほこりの多い 環境で使用している場合には、毎時間ごとに清掃してく ださい エンジンの冷却系統の清掃 (ページ 48)を参照。 走行調整カムの最終調整は、エンジンを回 転させながら行う必要がある。マフラー等の 高温部分や回転部 可動部に触れると大けが をする。 マフラーなどの高温部分や回転部、可動部に 顔や手足を近づけぬよう十分注意すること。 4.
1. 平らな場所に駐車し、カッティングユニットを降下 させ、駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止さ せてキーを抜き取る。 2. 補助タンクの冷却水量を点検する図 65。 g190823 図 66 1. ラジエター g027618 図 65 1. 6. 補助タンク 注 エンジンが冷えた状態で、タンク側面について いる本の線の間にあれば適切である。 3. 冷却液の量が足りない場合には、補助タンクの 入れ す ぎ キャップを取ってここから補給する。入 はよくない。 4. 補助タンクのキャップを取り付けて終了。 エンジンの冷却系統の清掃 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 エンジン部、オイルクーラ、ラジエターは毎日清掃し てください。汚れが激しければより頻繁な清掃が必 要です。 1. 平らな場所に駐車し、カッティングユニットを下降 させ、エンジンを停止させ、駐車ブレーキを掛 けてキーを抜き取る。 2. フードを上げる。 3. エンジンの周囲を丁寧に清掃する。 4. アクセスパネルを取り外す。 5.
ブレーキの整備 ベルトの整備 駐車ブレーキの調整 エンジンベルトの整備 整 備 間 隔 : 200運転時間ごと—駐車ブレーキの調整状 態を点検します。 整 備 間 隔: 使用開始後最初の 10 時間—全部のベルト の状態と張りを点検します。 100運転時間ごと—全部のベルトの状態と張り を点検する。 1. ブレーキレバーに調整ノブを固定している固定 ねじをゆるめる図 67。 ファ ン ベ ル ト の 張 り オ ル タ ネ ー タ /フ 1. フードを開ける。 2. ベルト中央 オルタネータのプーリとクランクシャフ トプーリの中間 を30N·m3kg = 22lbの力で押して ベルトの張り具合点検する図 68。 注 ベルトのたわみが 11 mm あれば適正とする。 g008923 図 67 1. 駐車ブレーキレバー 2. ノブ 2. 3. 3. 固定ねじ ブレーキを掛けるのに必要な力が 41-68 N∙m 4.2-5.5 kg.m = 30-40 ft-lbとなるようにノブを回し て調整する。 g008916 図 68 ねじを締めて調整を固定する。 1.
制御系統の整備 スロットルの調整 1. スロットルレバーがパネルのスロットに当たるまで 後ろに倒す。 2. 噴射ポンプのレバーアーム図 70の部分にあるス ロットルケーブルのコネクタをゆるめる。 g008917 図 69 1. ハイドロスタット駆動ベルト 3. ベルトを交換する。 4. スプリングの取り付けと張り出しは上記と逆の 手順で行う。 2. スプリングの端部 g008918 図 70 1. 噴射ポンプのレバーアーム 3. インジェクションポンプレバーのアームをローア イドルストップに当てた状態でケーブルコネクタ を締める。 4. スロットルコントロールをコントロールパネルに固 定しているねじをゆるめる。 5. スロットルレバーを一番前に倒す。 6. ストッププレートを滑らせてスロットルレバーに当 て、その位置でスロットルコントロールをパネル に固定する。 7. 運転中にスロットルが設定位置からずれてしまう 場合には、スロットルレバーの操作抵抗を決める フリクションデバイスのロックナットを、5-6 N·m 0.5-0.6 kg.
油圧系統の整備 油圧系統に関する安全確保 • 油圧装置を作動させる前に、全部のラインコネクタ が適切に接続されていること、およびラインやホー スの状態が良好であることを確認すること。 • 油圧のピンホールリークやノズルからは作動油が 高圧で噴出しているので、絶対に手などを近づけ ない。 • • リークの点検には新聞紙やボール紙を使う。 補給口の首からディップスティックを抜き、ウ ェス できれいに拭う。 4. もう一度首に差し込んで引き抜き、オイルの量 を点検する。 注 ディップスティックのマークから 6 mm の範囲 にあれば適正である。 万一、油圧オイルが体内に入ったら、直ちに専門 医の治療を受けてください。万一、油圧オイルが 体内に入った場合には、この種の労働災害に経 験のある施設で数時間以内に外科手術を受ける 必要がある。 • 3. 5. 油量が少なければFULLマークまで補給する。 油 圧作動液の仕様 (ページ 51)を参照。 6.
を確保し、オイルそのものの性能を十分に発揮させる ためには、通常オイルと混合せず、完全に入れ替え て使用することが望まれます。この生分解オイルは、 モ ー ビ ル 代 理 店 に て 19 リ ッ ト ル 缶 ま た は 208 リ ッ ト ル 缶でお求めになれます。 油圧オイルの容量 13.2 リットル 油圧作動液の仕様 (ページ 51)を参照。 油圧オイルの交換 g190871 図 73 推奨 オ イ ル を ご 使 用 整 備 間 隔 : 2000運転時間ごと—推 の 場 合 には、油圧オイルを交換して ください。 1. 推奨されていない油圧オイ 800運転時間ごと—推 ルを使用している場合、代替品のオイルを使用 し た 場 合 には、油圧オイルフィルタを交換して ください。 4. 5. オイルが汚染された場合は内部のフラッシュ洗浄作業 が必要となります。Toro 代理店にご相談ください汚染さ れた油圧オイルは乳液状や黒ずんだ色をしています。 1. 平らな場所に駐車し、カッティングユニットを降下 させ、駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止さ せてキーを抜き取る。 2.
カッティングユニットの保守 た こ と が あ る 場 合 には、油圧オイルフィルタを交 換してください。 トロの純正フィルタP/N 54-0110をご使用ください。 刈り込みブレードについての 安全事項 重要 純正品以外のフィルタを使用すると関連機器の保 証が適用されなくなる場合があります。 平らな場所に駐車し、カッティングユニットを降下 させ、駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止さ せてキーを抜き取る。 2. フィルタ取り付けプレートのホースにクランプを 掛ける。 • 3. フィルタ取り付け部の周辺をウェスできれいに ぬぐう。 • 4. フィルタ図 73の下に廃油受けを置いてフィルタを 外す。 5. 新しいフィルタのガスケットに薄くオイルを塗布し 中にオイルを入れる。 6. フィルタの取り付け部がきれいであることを確認 し、ガスケットがフィルタヘッドに当たるまで手 で回して取り付け、そこから更に ½ 回転増し締 めする。 7. フィルタ取り付けプレートのホースをの締め付けを 外す。 8. エンジンを始動して分間運転し、システム内のエ アをパージする。 9.
2. コンソールのカバーを外してコントロールの操作 ができるようにする。 3. バックラップコントロールをバックラップ位置Rに セットする。リール速度コントロールを 1 にセット する 図 75 。 注 バックラップが終わったら、ベッドナイフの前端 に軽くヤスリ掛けを行うとさらに切れ味が向上し ます。これによりベッドナイフ前端に形成された バリが除去されます。 g011168 図 75 1. リール速度コントロール 2. バックラップコントロール 注 バックラップモードではシートスイッチがバイパ スされます。これにより、着席していなくてもエン ジンが掛かるよう になりますが、駐車ブレーキが 掛かっていることが必要です。 重要 「刈り込み」モードから「バックラップ」 モードへの切り換えは、必ずエンジン停止中に 行ってください。エンジン回転中に切り換えると リールを破損させる恐れがあります 4. 全部のカッティングユニットを、バックラップ用 に調整する。エンジンを始動し、ローアイドル にセットする。 5. リール回転スイッチを「回転」側に倒してリー ルを 回転させる。 6.
洗浄 保管 機体の洗浄 格納保管時の安全確保 エンジンを停止させ、キー付きの機種ではキーを抜 き取り、各部の動作が完全に停止したのを確認して から運転位置を離れる。調整、整備、洗浄、格納 などは、機体が十分に冷えてから行う。 ガス湯沸かし器のパイロット火やストーブなど裸火 や火花を発するものがある近くでは、機械や燃料容 器を保管格納しないでください。 • 必要に応じて水または水と刺激の少ない洗剤で車体を 洗浄する。柔らかい布などを使っても構いません。 重要 塩分を含んだ水や処理水は機体の洗浄に使用 しないでください。 • 重要 圧力洗浄機で機体を洗浄しないでください。高圧 の水で洗浄すると電気系統の損傷、重要なデカルのは がれ、グリス部への水の浸入などを起こす恐れがあり ます。コントロールパネル、エンジン、バッテリーの周 囲に大量の水を掛けないでください。 トラクションユニットの整備 重要 洗浄はエンジンを止めて行ってください。エンジ ンを掛けたままで洗浄を行うとエンジン内部に損傷を 起こす恐れがあります。 1.
9. エアクリーナの吸気口とエンジンの排気口を防水 テープでふさぐ。 10.
メモ
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号決 議 に よ る 警 告 カ リ フ ォ ル ニ ア 州 第 65号 この警告は何? 以下のような警告ラベルが張られた製品を見かけることがあるでしょう WARNING: Cancer and Reproductive Harm—www.p65Warnings.ca.gov.
Toro 製 品 保 証 2 年間または 1,500 時間限定保証 保証条件および保証製品 部品 Toro 社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、両社の合意に基 づき、Toro 社の製品「製品」と呼びますの材質上または製造上の欠陥に対 して、2 年間または 1,500 運転時間のうちいずれか早く到達した時点までの 品質保証を共同で実施いたします。この保証はエアレータを除くすべての製 品に適用されますエアレータに関する保証については該当製品の保証書をご 覧下さい。この品質保証の対象となった場合には、弊社は無料で「製品」 の修理を行います。この無償修理には、診断、作業工賃、部品代、運賃 が含まれます。保証は「製品」が納品された時点から有効となります。 *アワーメータを装備している機器に対して適用します。 定期整備に必要な部品類「部品」は、その部品の交換時期が到来するまで 保証されます。この保証によって交換された部品は製品の当初保証期間 中、保証の対象となり、取り外された製品は弊社の所有となります。部品 やアセンブリを交換するか修理するかの判断は弊社が行います。場合によ り、弊社は再製造部品