Form No.3325-711 Reelmaster ® 2000/3000 シリーズ 5, 8, 11 枚刃カッティングユニット モデル No. 03210-220000001 and Up モデル No. 03211-220000001 and Up モデル No. 03212-220000001 and Up モデル No. 03213-220000001 and Up モデル No.
もくじ はじめに はじめに ……………………………………………………2 安全について ………………………………………………3 Toro 製品をお買い上げいただき、まことにありがとうざ います。 安全ラベルと指示ラベル ……………………………3 仕 Toro 社では、この製品について正しくご理解いただき、 十分にご満足いただけるよう願っております。整備、交 換部品についてなど、分からないことはお気軽に弊社代 理店におたずねください。 様 ……………………………………………………3 一般仕様 ………………………………………………3 オプション機器 ………………………………………4 組み立ての方法 …………………………………………5 付属部品表 ……………………………………………5 お問い合わせの際には必ずモデル番号とシリアル番号を お知らせください。お客さまの製品に関する正しい技術 情報を提供する上で非常に大切です。モデル番号とシリ アル番号は、銘板に取り付けられています。 前ローラを取り付ける ………………………………6 前シールドを調整する ………………………………6 ベッドナイフとリール
安全について 安全ラベルと指示ラベル このカッティングユニットには以下のようなステッカーが貼ってあります。破れたり読みにくくなっ たら新しいものに貼り替えてください。表示されているパーツ番号を、代理店にお知らせください。 カッティングユニットの前シールドの上 (P/N 67-7960) カッティングユニットの前シールドの上 (P/N 93-6688 ; CE 用) 1.保守整備作業を行う前にオペレーターズマニュアルを読む こと。 2.手足の切断危険:エンジンを停止し、すべての動きが完全 に停止するまでリール部に手や足を近づけてはならない。 仕 様 一般仕様 刈 り 高 10 mm 〜 44 mm 13 mm 〜 67 mm(固定方式で使用した場合) 5枚刃: @1040 rpm,@8.0 km/h の時 25 mm クリップ周期 (回転速度可変キットを最高速度に 設定した場合) 5枚刃: @1040 rpm,@9.7 km/h の時 30.5 mm 8枚刃: @1040 rpm,@8.0 km/h の時 16 mm 8枚刃: @1040 rpm,@9.
オプション *バスケット・キット(27 ″用) *高刈りキット (32 ″および 27 ″用延長キット) Model No. 03223 P/N 104-1395 *3 径溝付きローラ・キット(27 ″用) Model No. 03233 *3 径溝付きローラ・キット(32 ″用) Model No. 03234 *溝付きローラ用スクレーパ・キット (27 ″用) P/N 94-5082 *溝付きローラ用スクレーパ・キット (32 ″用) P/N 94-5081 *フルローラ用スクレーパ・キット (27 ″用) P/N 60-9560 *フルローラ用スクレーパ・キット (32 ″用) Model No. 03478 *溝付きローラ・キット(27 ″用) Model No. 03450 *コーム・キット P/N 67-9400 *溝付きローラ・キット(32 ″用) Model No. 03475 *固定キット P/N 93-6915 *フルローラ・キット(27 ″用) Model No.
組み立て 注:前後左右は運転席に座った状態からみた方向です。 付属部品表 組み立てに必要な部品がそろっているかをこの表で確認してください。部品が一つでも不足していると組み立てを完成 できません。 内 容 数 量 用 途 ガスケット 1 ネジ 2 カバー・プレート 1 Oリング 1 リール・モータのベアリング・ハウジングに使用します。 CE 諸国用ステッカー 1 CE 諸国で使用する場合に貼付します。 オペレーターズ マニュアル 1 使用前に熟読のこと。 パーツカタログ 1 部品の注文時にお役立てください。 登録カード 1 日本のお客様はご返送いただく必要はありません。 RM2300 と RM2600 に取り付ける際に使用します。 梱包を解いた後の調整は以下の手順で行います。 1.リールの左右端部にグリスがあるかを確認。目で見 てはっきり確認できることが必要。 3 2.ボルト・ナット類にゆるみがないかを点検。 4 3.前ローラを取り付ける。 4.ベッドナイフとリールのすり合わせを調整する。 5.刈り高を設定し、後ローラの水平調整を行う。 6.刈り高
5.片方のローラ・ブラケットを押さえておき、もう一 方をレンチのように使ってベアリングを締め(或い はゆるめ)て、ベアリングに遊びがないように、し かもローラが自由に回転できるように調整する。 ベッドナイフとリールを平行に調整する 1.19 mm(3/4 ″)レンチを使って、ベッドナイフ調整 ノブ(図2)を左に回し、リールとベッドナイフの 接触を完全になくす。ノブを1ノッチ分ゆるめると ベッドナイフが 0.
6.ベッドバー・アジャスタをカッティングユニットの サイド・プレートに固定しているロックナット(2 個)をゆるめる(図5)。 刈り高を設定し、後ローラを水平にする 1.平らな作業台の上にカッティングユニットを載せる。 2.サポート・キャップスクリュを使って、刈り高サポ ートと前ローラ・ブラケットの間を 25 mm ± 1.5 mm に調整する(図8;2か所)。 3 5/8 in. 16mm 4 1 3 2 2 1 in. 25mm 図5 1.ベッドバー・アジャスタ 2.ロックナット 3.調整ナット 7.ベッドバー・アジャスタを上または下に動かして調 整する。ベッドナイフとリールが最初に触れ合って から2ノッチ以内で、ベッドナイフの全長にわたっ て紙がきれいに切れるように調整する(図5)。 2 1 8.ロックナットを 2.3 kg.
6.カッティングユニットを平らな台(定盤)の上に置 き、前後のローラが、共にその全長にわたって台に 接触していることを確認する。カッティングユニッ トの対角線上の両端を交互に定盤に押し付けてみて ガタが無ければよい。このガタが大きいと仕上がり に影響がでる。芝生のコンディションにもよるが、 ガタが 0.25 〜 0.
後ローラの位置変更 刈り高の変更 1.ゲージバーを所望の刈り高に合わせる。バーの表面 からネジ頭の下までの距離が刈り高となる。ゲージ バー(P/N 98-1852)は、代理店にて購入可能。 ここでは、「組み立ての方法」に従って調整が終了して いるカッティングユニットにおいて、刈り高を変更する 場合の手順について説明します。刈り高の変更は、カッ ティングユニットをトラクションユニットに取り付けた ままでも行うことができます。 2.各後ローラ・ブラケットをアングル・ブラケットに 固定しているナットをゆるめる。 3.後刈り高ピンを固定しているコッターピンを抜き取 り、刈り高ピンを所望の刈り高(刈り高プレートの 表示位置)に移動させる。 前ローラの位置変更 注:前ローラの位置変更が不要な場合(刈り高プレート に表示)は、後ローラの調整のみを行ってください。 4.前後のローラにゲージバーを差し渡し、ゲージバー の刈り高ネジの頭がベッドナイフの縁にぴったりと 掛かるように後ローラ・サポート・ネジを調整する (ゲージバーの刈り高をカッティングユニットに写 し取る)。この調整をカッティングユニットの両側 で行う。
カッティングユニットの姿勢調整 カッティングユニットの姿勢 いつも一定の調整ができるように、2本ネジのゲージバ ー(P/N 98-1852)の使用をお勧めします(図 12)。このゲ ージでは、第1ネジで刈り高を設定し、第2のネジでカ ッティングユニットの姿勢を設定することができます。 この方法を使うと、全部のカッティングユニットでまっ たく同じ調整を簡単に行うことができます。 カッティングユニットの「姿勢」とはリールの中心線か ら地表面に引いた垂線とベッドナイフの切っ先との距離 を言います(図 11 :ベッドナイフがわずかに後ろに下が っている)。「姿勢」は、草種や刈り高に応じて変更する ことができます。変更は、前後のローラの高さを変える ことにより行います。 刈り高 2.
3.前後のローラにゲージバーを渡しかける。この時、 ゲージバーを前後のローラにぴったり接触させた状 態で、第1のネジがベッドナイフにぴったり掛かる ようにする(図 14)。 4.第2のネジを調節して、ベッドナイフの底面に接触 させる。 5.ゲージバーに傾斜計(P/N 99-3503)を当てて角度を 測る(図 14)。 6.次の公式を使ってカッティングユニットの姿勢(°) を求める: 姿勢(°) =ベッドナイフの角度(手順 2)−ゲージバーの角度(手順 5) 3 7.所望の角度になるように各ローラを調整する。 重要 各ローラとリールとの平行を狂わせないようにし てください。必要に応じてローラの水平調整を行 ってください。 注:姿勢調整の前に、前後のローラが共にリールに対し て平行であることがわかっている場合には、前後の ローラを一度に両方動かさないようにして調整すれ ば、平行を狂わすことがありません。 2 1 図 14 1.第1ネジ 2.第2ネジ 3.ゲージバーの角度 11
2.手でリールをゆっくりと後ろ向きに回転させ、リー ルとベッドナイフの接触状態を耳で確認する。相互 の接触が全くなければ、SPA 調整ノブを1目盛りず つ締めながら(右回し)、ごく軽い接触が得られる ようにする。 刈り込みにあたって 注:前後左右は運転席に座った状態からみた方向です。 3.すり合わせがきつすぎるようであれば、調整ノブを 左に1目盛りずつ回して、リールとベッドナイフの 接触が完全になくし、そこからもう一度調整をやり 直す。 カッティングユニットの特性 このカッティングユニットに使用されている SPA(シン グルノブ調整システム)は、リール刃とベッドナイフの すり合わせをダイヤル1個で極めて正確に、しかも簡単 に調整できるシステムです。正しく調整すると相互研磨 作用が継続的に行われ、シャープな切れ味が長く保持さ れるので、バックラップの回数を大幅に減らすことがで きます。 重要 どんな場合でもごく軽いすり合わせがベストで す。すり合わせが全くないと、リールとベッドナ イフの相互研磨作用が全くなくなるので、切れ味 の落ちるのが早くなります。逆に、すり合わせが 強すぎると、相互の摩耗が早く進ん
グリスアップ 1台のカッティングユニットに6ヵ所のグリスポイント があります(オプションの前ローラを装着している場 合)。No.
SPA スプリングの調整 バックラップ 危 1.整備などの都合で SPA アセンブリ(図 17)を分解し た時は、組み立てに際してスプリングの長さを 22 mm に調整してください。調整は調整ナットを締め て行います。 険 バックラップ中のリールは停止しても再び動きだすこ とがある 注: SPA アセンブリは左ネジです。 回転している刃に触れると重大な人身事故となる。 .
Toro 業務用機器の品質保証 2年間品質保証 Toro 社の製品保証内容 Toro 社およびその関連会社である Toro ワランティー社 は、両社の合意に基づき、Toro 社の製品(但し 1996 年 以降に製造された製品で 1997 年 1月 1日以降にお買い上 げいただいたもの、以下「製品」と呼びます)の材質 上または製造上の欠陥に対して、2年間または 1500 運転 時間のうちいずれか早く到達した時点までの品質保証 を共同で実施いたします。この品質保証の対象となっ た場合には、弊社は無料で「製品」の修理を行います。 この無償修理には、診断、作業工賃、部品代、運賃等 が含まれます。また、保証は「製品」が納品された時 点から有効となります。 *アワーメータを装備している機器に対して適用します。 保証請求の手続き 保証修理が必要だと思われた場合には、「製品」を納入 した弊社代理店(ディストリビュータ又はディーラー) に対して、お客様から連絡をして頂くことが必要です。 連絡先がわからなかったり、保証内容や条件について 疑問がある場合には、本社に直接お問い合わせください。 Toro Commercial Pro