Operator's Manual

5.片方のローラ・ブラケットを押さえておき、もう一
方をレンチのように使ってベアリングを締め(或い
はゆるめ)て、ベアリングに遊びがないように、し
かもローラが自由に回転できるように調整する。
遊びが大きすぎるとシールが破損してベアリング
の寿命を縮めます。
6.カッティングユニット上でローラ・ブラケットが整
列していることが必要。ベアリングの調整後に整列
を確認し、ずれている場合は片方のブラケットをナ
イロン・ブッシュと共に抜き、他方とのズレが六角
の一辺以内になるように揃えて付け直す。
7.刈り高ピンを6mm位置に取り付ける。この設定は、
後からローラを正しく調整するため。
8.アングル・ブラケットを元通りにロックナット(2
個)でカッティングユニットに固定する。
前シールドを調整する
前シールドは刈りカスの散らばり方を調整するもので
す。出荷時に約15°の傾斜に調整しています。芝の状態
に合わせて調整してください。
1.カッティングユニットを平らな台の上に置く。
2.シールドをサイド・プレートに固定しているピボッ
ト・ネジをゆるめ、シールドの角度を調整し、ネジ
を元通りに締める(図2)
:シールドを一番下の位置に固定するには、クロスチ
ューブについている取り付けネジを使ってくださ
い。
ベッドナイフとリールを平行に調整する
1.19mm3/4)レンチを使って、ベッドナイフ調整
ノブ(図2)を左に回し、リールとベッドナイフの
接触を完全になくす。ノブを1ノッチ分ゆるめると
ベッドナイフが0.013mm 下に移動する(図3)
2.カッティングユニットを立てる(図4)。このとき、
ベッドナイフ調整ノブが台に触れているとベッドナ
イフの位置が狂うので、ノブを浮かせる。フレーム
の丸パイプに角材などをかますと良い。
3.リールを手でゆっくりと回しながらベッドナイフ調
整ノブを締めてゆく。リールとベッドナイフが触れ
合う音が聞こえたら締めつけをストップする。
4.リールの一端部で、ベッドナイフとの間に乾いた新
聞紙片を差し入れ(図4)、手でリールをゆっくり
回す。新聞紙がきれいに切れなければいけない。同
じことをリールの他端でも行う。きれいに切れない
場合は、調整ノブを1ノッチずつ、最高2ノッチま
で締めてみる。これで紙片がきれいに切れるように
なればよい。切れない場合は次の手順に進む。
5.カッティングユニットの側面についているカウンタ
ー・ウェイトを外す。
重要
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図3
1.ベッドナイフ調整ノブ
図4
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3
図2
1.シールド  2.ピボット・ネジ  3.取り付けネジ