Operator's Manual

刈り高の変更
ここでは、「組み立ての方法」に従って調整が終了して
いるカッティングユニットにおいて、刈り高を変更する
場合の手順について説明します。刈り高の変更は、カッ
ティングユニットをトラクションユニットに取り付けた
ままでも行うことができます。
前ローラの位置変更
:前ローラの位置変更が不要な場合(刈り高プレート
に表示)は、後ローラの調整のみを行ってください。
1.各前ローラ・ブラケットを前アングル・ブラケット
に固定しているナットをゆるめる。
2.前刈り高ピンを固定しているコッターピンを抜き取
り、刈り高ピンを所望の刈り高(刈り高プレートの
表示位置)に移動させる。
3.片方のローラ・ブラケットを固定し(前アングル・
ブラケットに対してナットで締めつけ)、その側で、
前後のローラにゲージバーを差し渡し、ゲージバー
の刈り高ネジの頭がベッドナイフの縁にぴったりと
掛かるようにゲージバーを調整する(カッティング
ユニットの刈り高をゲージバーに写し取る)
4.ゲージバーをローラの他端側に移動させ、ローラの
ローラ・サポート・ネジを使って、ゲージバーに合
わせてローラの高さを調整する。
5.調整ができたら、こちら側の前ローラ・ブラケット
も固定する(ナットを締めて前アングル・ブラケッ
トに固定する)
後ローラの位置変更
1.ゲージバーを所望の刈り高に合わせる。バーの表面
からネジ頭の下までの距離が刈り高となる。ゲージ
ー(P/N98-1852)は、代理店にて購入可能。
2.各後ローラ・ブラケットをアングル・ブラケットに
固定しているナットをゆるめる。
3.後刈り高ピンを固定しているコッターピンを抜き取
り、刈り高ピンを所望の刈り高(刈り高プレートの
表示位置)に移動させる。
4.前後のローラにゲージバーを差し渡し、ゲージバー
の刈り高ネジの頭がベッドナイフの縁にぴったりと
掛かるように後ローラ・サポート・ネジを調整する
(ゲージバーの刈り高をカッティングユニットに写
し取る)。この調整をカッティングユニットの両側
で行う。
5.調整ができたら、ローラ・ブラケットを固定する。
6.全部のカッティングユニットで同じ調整を行う。
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