Form No. 3414-334 Rev C ユニバーサルグルーマドライブキット Reelmaster® 3100-D エ ッ ジ シ リ ー ズ カ ッ テ ィ ン グ ユ ニ ッ ト 用 モ デ ル 番 号 03240 取り付け要領 この製品は、関連する全ての欧州指令に適合しています。詳細についてはこの冊子の末尾にあるDOI適合 宣誓書 をご覧ください。 はじめに この説明書を読んで製品の運転方法や整備方法を十 分に理解し、他人に迷惑の掛からない、適切で安全 な方法でご使用ください。この製品を適切かつ安全に 使用するのはお客様の責任です。 弊社のウェブサイト www.Toro.
付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 数量 内容 用途 1 2 必要なパーツはありません。 – マシンの準備を行います。 必要なパーツはありません。 – セットアップに必要な工具をそろえます。 3 必要なパーツはありません。 – ドライブをどちら側に取り付けるかを確 認します。 スプライン付き延長インサート右ねじ スプライン付き延長インサート左ねじ フランジロックナット⅜" ウェイト用ブラケット 六角ソケット、ボタンヘッド付きボルト⅜ x ¾" グルーマ駆動ボックス左ドライブ グルーマ駆動ボックス右ドライブ 六角ソケットボルト⅜ x ¾" ピボットハブ リング アイドラアセンブリ左 アイドラアセンブリ右 ジャムロックナット⅜" アジャスタピン コッター・ピン 左側刈高ブラケットアセンブリ 右側刈高ブラケットアセンブリ フランジロックナット⅜" に ⅝" 六角 2 1 6 3 2 1 6 3 3 1 2 6 6 6 3 3 6 キャップ 3 ボルト ¼ x 1½" ジャムナット シャフトクランプ キャリッジボルト5/16 x 3½" ス
数量 手順 内容 12 キャリッジボルト5/16 x 2¼" P/N 3230-7 別売 キャリッジボルト5/16 x 3¼" P/N 3230-13 別売 キャリッジボルト5/16 x 4½" P/N 3230-30 別売 スペーサ フランジナット5/16" ロックナット5/16" P/N 3296-47 別売 重量 小さいウェイトP/N 132-0734-03別売 1 用途 1 1 1 2 1 2 2 6 ウェイトを取り付けます後カッティングユ ニットで、グルーマのみまたは集草バス ケットを搭載している場合。 3 マシンの準備を行う 取り付け位置を確認する 必要なパーツはありません。 必要なパーツはありません。 手順 手順 1. 平らな場所に駐車する。 2. 駐車ブレーキを掛ける。 3. エンジンを止め、キーを抜き取る。 4.
5. 4 リールシャフトの両端についている既存のスプラ イン付きインサートを外して捨てる7" リールには P/N TOR4074 を使用。図 3を参照。 カッティングユニットの準備 重要 カッティングユニット左側のスプライン付きイ ンサートは左ねじです。カッティングユニット右側 のスプライン付きインサートは右ねじです。 この作業に必要なパーツ 重要 リールシャフト端部についているグリスや汚 れをきれいに落としておいてください。 2 スプライン付き延長インサート右ねじ 1 スプライン付き延長インサート左ねじ 6 フランジロックナット ⅜" 6. 手順 新しい長いスプライン付きインサート図 4のねじ 山部分に中程度のロッキングコンパウンドBlue Loctite® 243 などを塗ってリールシャフトに固定す るリールモータ側のみ。インサートを115-128 N·m 11.7-13.1 kg.
7. サポートロッドを固定しているフランジヘッドボル ト2本とワッシャを外して、サポートロッドを外す 図 5。 5 注 フランジヘッドボルトは再利用します。 ウェイトブラケットとグルーマ駆 動ボックスを取り付ける この作業に必要なパーツ 3 ウェイト用ブラケット 6 六角ソケット、ボタンヘッド付きボルト⅜ x ¾" 2 グルーマ駆動ボックス左ドライブ 1 グルーマ駆動ボックス右ドライブ 手順 1. g192295 図5 1. フランジヘッドボルト2本 2. サポートロッド 8. 3. 左用のグルーマ駆動ボックスと右用のグルーマ駆 動ボックスを準備する図 7を参照。 ワッシャ2枚 フランジヘッドボルト2本をカッティングユニットの 内側から取り付けて、付属のフランジロックナット ⅜" で固定する。 g037105 図7 1. 右側アダプタ黄色 3. グルーマ駆動ボックス右ド ライブ 2. 左側アダプタ緑色 4. グルーマ駆動ボックス左ド ライブ 2.
アイドラアセンブリを取り付ける この作業に必要なパーツ g228117 図8 1. 内部シャフト 4. グルーマ駆動ボックス図は 左ドライブ 2. ウェイト用ブラケット 5. 六角ヘッド 135-150 N·m 13.8-15.2 kg.m=100-110 ft-lb にトルク締め 3. 内部のリールシャフトのねじ部分に、中程度の ねじ山ロッキングコンパウンドBlue Loctite® 243 など を塗る 図 8 。 4. グルーマ駆動ボックスをリールシャフトに取り付 ける 図 8 。 六角ソケットボルト⅜ x ¾" 3 ピボットハブ 3 リング 1 アイドラアセンブリ 左 2 アイドラアセンブリ 右 6 ジャムロックナット ⅜" 手順 六角ソケットボタンヘッドボ ルト⅜ x ¾"2本 3. 6 1. グルーマ駆動ボックスを取り付けた側と反対の側 にアイドラアセンブリを取り付ける。 2. ピボットハブアセンブリにOリングを取り付ける。 3.
刈高ブラケットアセンブリと前 ローラを取り付ける この作業に必要なパーツ 6 アジャスタピン 6 コッター・ピン 3 左側刈高ブラケットアセンブリ 3 右側刈高ブラケットアセンブリ 6 フランジロックナット⅜" に ⅝" 六角 g232400 図 11 アジャスタピン 3. コッターピン アジャスタアームのロッド 4. グルーマ駆動ボックス 3. 手順 1. 1. 2. 左右の刈高ブラケットアセンブリと前ローラアセン ブリを、カッティングユニットのサイドプレートに 仮取めする先ほど取り外したキャリッジボルトを 使用する 図 10 。 アイドラアセンブリ側で、刈高ブラケットのアジャ スタアームのロッドを、アイドラアセンブリのアジャ スタカラーに整列させ、アジャスタピンとコッター ピンで固定する図 12。 g246878 図 10 1. 右側刈高ブラケットアセン ブリ 4. 2. 前ローラアセンブリ 5. 3. 左側刈高ブラケットアセン ブリ 2.
グルーマドライブにキャップを 取り付ける この作業に必要なパーツ キャップ 3 手順 後ローラブラシキットを取り付けないユニバーサルグ ル ー マ ア セ ン ブ リ の み。 1. スナップリングの溝と外径部分に、中程度のシ リンダ保持コンパウンドGreen Loctite® 609 な ど を塗る 図 14 。 2. 図 14のようにキャップを取り付ける。 g192299 図 13 1. 2. 調整ボルト ロックナット 3. キャリッジボルトとフランジ ロックナット⅜" に ⅝" 六角 4. フランジナット 5. キャップスクリュ 5. 刈高調整ボルトについているロックナットを締めつ け、締め付け位置から ½ 回転戻す図 13。 6. 前ローラを、左右の刈高ブラケットの中間にセッ トし、キャップスクリュとフランジナットで固定す る 図 13 。 g242099 図 14 1. 8 キャップ 2.
グルーマアセンブリとオプショ ンのブルーマキットを取り付け る グルーマとブルーマはそれぞれ別の キットです この作業に必要なパーツ 12 ボルト ¼ x 1½" 12 ジャムナット 12 シャフトクランプ g240752 図 15 グルーマキットを取り付ける 別売品 モデル番号 03241 グルーマ 1. 駆動スタブシャフト 4. シャフトクランプ (4個) 2. グルーマアセンブリ 5. ボルト4本 5-7 N = 0.5-0.7 kg.m = 46-60 in-lb にトル ク締め 3. ジャムナット(4個) 27" グルーマ用ブレードカートリッジキット 1. カッティングユニットに合ったグルーマブレード カートリッジキットまたはブラシキットを入手する上 の表を参照。 3. 図 15のように、グルーマをマシンに取り付けるボ ルト¼ x 1½" 4本、ジャムナット4個、シャフトクラ ンプ4個を使用する。 2. グルーマアセンブリを、グルーマ駆動ボックス のスタブシャフトとアイドラアセンブリとにセット する 図 15 。 4.
g032402 図 18 1. 5. ブラシ 2. ブレード 図 16 に示すように、グルーマリールのシャフトと ブラシにストラップを巻きつけ、ブラシについてい る溝にストラップを入れる 図 18。 ブラシの位置を決めるストラップが以下の刃の間 にくるように位置を選ぶ2と3、 12と13、23と24ま たは24と25、35と36、45と46。 重要 ストラップは、主に利用する回転方向に合 わ せ て 巻 き 付 け て く だ さ い 。 図 17 は 、 主 に 前 転 で使用する場合の巻き付け方向です。 g032403 図 16 1. 2. 3. ストラップバックル リテーナナット 3. ストラップ 4.
10 11 ウェイトを取り付ける ウェイトを取り付ける グルーマのみ、前は集草バスケット の有無にかかわらず、後ユニットは バスケットなしのもの グルーマと後ローラ用ブラシ搭載の 場合 この作業に必要なパーツ この作業に必要なパーツ 6 キャリッジボルト5/16 x 3½" 6 キャリッジボルト5/16 x 3½" 6 スペーサ 6 スペーサ 6 フランジナット 5/16" 6 フランジナット 5/16" 12 重量 18 重量 手順 手順 グルーマキットと後ローラブラシキットを取り付けている もの 図 20を参照。 グルーマキットのみを取り付けているユニット後ローラブ ラシキットや後ユニットで集草バスケットなしのもの 図 19を参照。 注 キットには、各カッティングユニットにつき 6 個の ウェイトが入っていますが、ここの作業では、各ユニッ トに 4 つのウェイトのみ使用します。 g192300 図 19 グルーマのみ 1. ボルト5/16 x 3½ " 3. フランジナット, 5/16"2個 2. スペーサ2個 4.
ウェイトを取り付ける 後カッティングユニットで、グルーマ のみまたは集草バスケットを搭載し ている場合 この作業に必要なパーツ 1 キャリッジボルト5/16 x 2¼" P/N 3230-7 別売 1 キャリッジボルト5/16 x 3¼" P/N 3230-13 別売 1 キャリッジボルト5/16 x 4½" P/N 3230-30 別売 2 スペーサ 図 21 後カッティングユニットで、グルーマと集草バスケットを搭 載している場合 1 フランジナット 5/16" 1. ボルト5/16 x 4½" 別売 5. 2 ロックナット5/16" P/N 3296-47 別売 2. ボルト5/16 x 2¼" 別売 6. ロックナット5/16" 別売 3. ボルト5/16 x 3¼" 別売 7. フランジナット5/16" 別売 4. スペーサ2個 別売 8.
運転操作 • 管理の全体的な方法散水、施肥、薬剤散布、コア リング、オーバーシードなど はじめに • 通行 • ストレスのかかる季節高温、高湿、ハイシーズン など グルーミングはターフ表面のすぐ上で行う作業です。 グルーミングは、芝草が縦方向に成長することを促進 し、芝目を減らし、ほふく茎を切断することによって密 度の高いターフを作ります。グルーミングは、より均 一で固いプレー面を作り、ゴルフボールの転がりを 素直に、また速くします。 以上のような因子はフェアウェイごとに異なるもので す。現場を毎回よく観察し、必要に応じてグルーミング の方法を変更してください。 注 グルーマの不適切な使用や過度の使用深すぎる設 定やグルーミング回数の多すぎは、ターフに無用のスト レスを与え、ターフの品質を大きく下落させます。グ ルーマは注意深く使ってください。 グルーミングとバーチカットは全く異なる作業であり、グ ルーミングはバーチカットの代わりにはなりません。グ ルーミングはターフの「毛並み」を揃える日常的な軽 い保守作業の一つですが、バーチカットはターフに大き な負担をかける作業であり、実施回数もわ
g240964 図 23 1. 高さ調整ノブ 3. グルーマの高さ 2. クイックアップレバー 4. 後ローラスペーササイドプ レートのパッドの下側の数 5.
刈高およびグルーミング高さの推奨範囲 刈 高 (mm) 刈 高 (" ) 後ローラス ペーサの数 推奨グルーミング高さ 刈高 グ ルーマの掛かり 推奨グルーミング高さ 刈高 グ ルーマの掛かり (mm) (" ) 6.3 0.250 0 3.1-6.3 0.125-0.250 9.5 0.375 0 4.7-9.5 0.187-0.375 9.5 0.375 1 4.7-9.5 0.187-0.375 12.7 0.500 0 6.3-12.7 0.250-0.500 12.7 0.500 1 6.3-12.7 0.250-0.500 12.7 0.500 2 6.3-9.5 0.250-0.375 15.8 0.625 0 9.5-15.8 0.375-0.625 15.8 0.625 1 9.5-15.8 0.375-0.625 15.8 0.625 2 9.5-12.7 0.375-0.500 19.0 0.750 1 12.7-19.0 0.500-0.750 19.0 0.
グルーマの回転方向を変更 するとき 果でない場合は、グルーマの高さ深さを変更し てもう一度テストする。 テスト場でグルーミングを行った2-3日後に、現場を観 察する。グルーミングしなかった場所が緑色であるの に、グルーミングした場所が黄変していたり、茶色に 変色している場合には、グルーミングがきつすぎると 判断する。 グルーマの回転には3つの設定があります ニュートラ ル、前転、逆転です。回転方向の変更は、グルーマ 駆動ボックスについているノブで行います。希望する回 転方向の記号を調整ノッチに合わせてください。 g246866 図 24 1. 調整ノッチ 2.
保守 ギアボックスの潤滑油の交換 整備間隔 最初の 100 運転時間後 500 運転時間ごと/ 1年に 1 回いずれか早く到達した方の時期 1. グルーマハウジングの外面をきれいに拭く。 重要 グルーマハウジングの外側にごみや刈り かすをためないようにしてください。グルーマ内 部に異物が入るとギアボックスを破損させる恐れ があります。 2. ハウジングの下にあるドレンプラグを抜く図 27。 3. ハウジングの側面にあるオイル補給プラグと上 部にある通気プラグを抜いてオイルを抜けやすく する 図 27 。 4. オイルドレンポートの下に適当なオイル回収容 器を置く。 5. オイルが完全に抜けるように排出口が一番下に なるようにカッティングユニットを後ろに傾けてキッ クスタンドで支える図 25。 g240898 図 26 1. シリンジで 80-90W オイル を補給 2. 補給ポート 9. 補給プラグを取り付け、通気プラグは締め付け る。 10. 全部のプラグを 3.62-4.75 N·m0.37-0.48 kg.
グルーミングリールの洗浄 整 備 間 隔 : 使用後毎回 使用後はホースでグルーマを水洗いしてください。た だし、ベアリング部分には直接水流を当てないように 注意してください。錆の発生を防止するため、水洗い 後は速やかに乾燥させてください。 ブレードの点検 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 グルーミングリールの刃は摩耗や破損が発生しやすい ので頻繁に点検してください。曲がった刃はプライヤー などで修正し、摩耗した刃は交換してください。刃の点 検を行う時には、ブレードシャフトの左右のナットが十 分に締まっていることを確認してください。 g010613 図 28 1. グルーマのブレード 2. 鈍くなった磨耗した刃先 3.
メモ
組込宣言書 The Toro Company, 8111 Lyndale Ave.