Form No. 3417-932 Rev B Reelmaster® 5410-D お よ び 5510-D ト ラ ク シ ョ ン ユ ニ ッ ト シリ ア ル 番 号 401334001 以 上 モ デ ル 番 号 03606—シ シリ ア ル 番 号 401334001 以 上 モ デ ル 番 号 03607—シ 製品の登録は www.Toro.com.
安全な運転操作や安全確保のためのヒントなどについ 。 て 、 よ り 詳 し い 情 報 は こ ち ら へ www.Toro.com。 この製品は、関連するEU規制に適合しています 詳 細については、DOC シート規格適合証明書をご覧く ださい。 弊社のウェブサイト www.Toro.
目次 エアクリーナの整備........................................49 エンジンオイルについて ..................................50 ディーゼル酸化触媒DOCとすすフィルタの整 備............................................................51 燃料系統の整備 ................................................... 52 ウォーターセパレータの整備 .............................. 52 エンジン側燃料フィルタの整備..........................53 燃料ラインとその接続の点検 ...........................53 燃料ピックアップチューブのスクリー ン ............................................................53 電気系統の整備 ................................
安全について この機械は、EN ISO 5395:2013 規格およびANSI B71.
安全ラベルと指示ラベル 危険な部分の近くには、見やすい位置に安全ラベルや指示ラベルを貼付しています。破損し たりはがれたりした場合は新しいラベルを貼付してください。 decal93-7272 93-7272 1. ファンによる切傷や手足の切断の危険 可動部に近づかない こと。 decal110-0986 110-0986 decal93-6696 93-6696 1. 負荷が掛かっている危険 オペレーターズマニュアル を読む こと。 1. 駐車ブレーキの操作方法ブレーキペダルと駐車ブレーキ ペダルを踏み込む。 2. ブレーキの操作方法ブレーキペダルを踏み込む 3. 前進走行走行ペダルを踏み込む 4. リール回転許可モード 5. 移動走行モード decal106-6754 decal106-6755 106-6754 1. 警告高温部に触れないこと。 2. ファンによる手足切断危険、およびベルトによる巻き込まれ の危険可動部に近づかないこと。 106-6755 1. 冷却液の噴出に注意。 2. 爆発の危険オペレーターズ 4. マニュアル を読むこと。 3.
decal110-8921 110-8921 1. トラクションユニットの速度 2. 低速 3. 高速 r:\decal117-0169 117-0169 1. 2. オペレーターズマニュアル を読むこと。 3. 4. ヘッドライト 10A 電源 10A decal117-2718 117–2718 電源ソケット 10A 5. エンジン始動 15A 6. オプションのエアライドシートサスペンション10A 7. コンピュータによるエンジン管理回路 C10A 8. コンピュータによるエンジン管理回路 B10A 9. コンピュータによるエンジン管理回路 A10A decal133-2930 133-2930 1. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと。必ず講習を受け てから運転すること。 4. 転倒の危険 旋回する時は速度を落とすこと高速でターンしない こと下り坂では必ずカッティングユニットを下げておくことシート ベルトを着用すること。 2. 警告 聴覚保護具を着用のこと。 5.
decal133-2931 133-2931 P/N 133-2930 の上から貼り付ける 注 この機械は、業界で推奨される最大傾斜角度を用いた前後方向および左右方向の標準安定試験に合格しており、使用を認められる法 面の最大角度がデカルに記載されています。斜面で運転する場合の条件や注意点について、また、特殊な天候や場所条件のもとで この機械を使用することができるかどうかを判断する方法について、オペレーターズマニュアルで確認してください。同じ斜面上であっ ても、地表面の条件が変われば運転条件が変わります。斜面では可能なかぎりカッティングユニットを地表面まで下げておいてくださ い。斜面上でカッティングユニットを上昇させると機体が不安定になる恐れがあります。 1. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと。必ず講習を受け てから運転すること。 4. 転倒の危険 15度以上の斜面は横切らない。また、15度以 上の斜面は下らないこと。必ずシートベルトを着用して運転 すること。 2. 警告 聴覚保護具を着用のこと。 5.
decal120-4158 120–4158 1. オペレーターズマニュアル 3. エンジン 予熱 4. エンジン 停止 を読むこと。 2. エンジン 始動 decal125-8754 125–8754 1. ヘッドライト 2. 入 3. PTO 4. 切 6. 低速 7. カッティングユニット下降 8. カッティングユニット上昇 9. オペレーターズマニュアル を読むこと。 5. 高速 decal125-2927 125–2927 1.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 数量 内容 用途 1 2 3 4 必要なパーツはありません。 – タイヤ空気圧を調整します。 必要なパーツはありません。 – コントロールアームの位置を調整します。 右前ホースガイド 左前ホースガイド 1 1 カッティングユニットを取り付ける。 必要なパーツはありません。 – ターフ補正スプリングを調整します。 5 カッティングユニットのキックスタンド 1 カッティングユニットにキックスタンドを 取り付けます。 6 警告表示ステッカー 1 CE諸国用の警告ステッカーに貼り代え ます。 その他の付属品 数量 用途 オペレーターズマニュアル 1 運転をする前にオペレーターズマニュアルを読んでください。 エンジンマニュアル 1 エンジンを初めて始動する前にマニュアルを読んでください。 刈り込み性能確認ペーパー 1 カッティングユニットの下刃とリールの刃合わせ調整に使用 します。 シム 1 カッティングユニットの下刃とリールの刃合わせ調整に使用 します。 内
1 タイヤ空気圧を調整する 必要なパーツはありません。 手順 タイヤは空気圧を高めに設定して出荷しています。運 転前に正しいレベルに下げてください。適正圧は前・後 輪とも0.83-1.03 barです。 重要 各タイヤがターフに均等に着地するよう、全部の タイヤを同じ圧力に調整てください。 g004152 図2 2 コントロールアームの位置を 調整する 1. コントロールアーム 2. リテーナブラケット ボルト コントロールアームを希望位置に動かし、ボル トを締めて固定する。 2. 3 必要なパーツはありません。 手順 カッティングユニットを取り付 ける 運転しやすいように、コントロールアームの位置を調 整することができます。 1. 3. コントロールアームをリテーナブラケットに固定し ている2本のボルトをゆるめる図 2。 この作業に必要なパーツ 1 右前ホースガイド 1 左前ホースガイド 手順 1. 出荷用ブラケットからリールモータを取り出す。 注 出荷用ブラケットは廃棄する。 10 2. カッティングユニットをカートンから取り出す。 3.
g003967 図5 1. 反対側のキャリアフレーム タブ D. 図3 5. カウンタウェイト ターフ補正スプリングを、リール駆動用モータを 取り付ける側に取り付ける。以下の要領で、ター フ補正スプリングの位置換えを行う: カッティングユニットのタブにロッドブラケット を取り付け、キャリッジボルトとナットで固 定する 図 5 。 注 カッティングユニットをトラクションユニット に取り付ける時には、ロッドブラケットの隣 にあるスプリングロッド穴にヘアピンコッター を、忘れずに取り付けてください。カッティン グユニットをトラクションユニットに取り付けて いない時には、ロッドの端部にある穴にヘア ピンコッターを忘れずに取り付けてください。 注 どのカッティングユニットも、カッティングユ ニットの右側にターフ補正スプリングを取り付け て出荷している。 A.
g015160 図7 1. ホースガイド図は 4 番カッ ティングユニット 2. ロッドブラケット 3. ナット g019284 図8 1. ホースガイドは、中央カッティングユニットに向かって傾斜するのが正しい。 6. 全部の昇降アームを完全に下降させる。 7.
g003979 図 11 1. リンチピンとワッシャ g003975 図9 1. 8. スナッパピン 2. B. 昇降アームのヨークをキャリアフレームのシャ フトに通す 図 10。 C. 昇降アームのシャフトを昇降アームに通し て、ワッシャとリンチピンで固定する 図 11。 キャップ フロントに取り付けるカッティングユニットは、昇 降アームの下に入れるときにキャリアフレーム のシャフトを昇降アームのピボットヨークに挿入 する 図 10 。 10. キャリアフレームシャフトと昇降アームヨークの上 からキャップを取り付ける。 11. スナッパピンを使って、キャップとキャリアフレーム のシャフトを昇降アームのヨークに固定する図 9。 注 カッティングユニットをステアリングモードで使 う場合はスロットを使い、固定モードで使用する 場合には、穴を使う。 12. スナッパピンで、昇降アームのチェーンをチェー ンブラケットに固定する 図 12。 注 カッティングユニットの オペレーターズマニュア ル に従って、決められたリンクを使用すること。 g003977 図 10 1.
注 モータを左回りにひねってボルトにフランジ をしっかりと掛け、ボルトを締めてモータを固定 する。 重要 リールモータの各ホースにねじれ、折れ、 挟まれなどがないことを確認する。 g003863 図 14 1. ターフ補正スプリング 3. スプリングロッド 2. ヘアピンコッター 4. 六角ナット スプリングロッド前部の六角ナットを締めて、スプ リング圧縮状態の長さが以下の通りになるように する5" カッティングユニットでは 12.7 cm7" カッ ティングユニットでは 15.9 cm図 14。 2. 注 アップダウンの激しい場所で使用する時には、 スプリングの長さを 12.7 mmに調整してください。 これにより地表追従性は少し下がります。 g004127 図 13 1. リール駆動モータ 2.
6 諸国 用 の 警 告 ス テ ッ カ ー に CE諸 貼り代えます。 この作業に必要なパーツ 1 警告表示ステッカー 手順 CE 基準に適合させる必要がある場合には、警告ス テッカーP/N 133–2931を、P/N 133–2930 の上から 貼り付けます。 g003985 図 15 1. カッティングユニットのキックスタンド スタンドを立てたら、スナッパピンでキックスタンドを チェーンブラケットに固定します図 16。 g004144 図 16 1. チェーンブラケット 2. スナッパピン 3.
製品の概要 走行ペダル 走行ペダルは前進走行と後退走行を制御します 図 19。ペダル前部を踏み込むと前進、後部を踏み込むと 後退です。走行速度はペダルの踏み込み具合で調整 します。刈り込みを行っていない時負荷が掛かってい ない時には、スロットルをFAST位置にしてペダルを一杯 に踏み込むと最高走行速度になりますす。 ペダルの踏み込みをやめると、ペダルは中央位置に戻 り、走行を停止します。 g216864 図 17 1. エンジンフード 5. 座席調整 2. 座席 6. 前カッティングユニット 3. コントロールアーム 7. 後カッティングユニット 4. ハンドル 各部の名称と操作 g003955 図 19 座席調整ノブ 座席調整レバーで、運転席の前後位置の調整を行え ます図 18。体重調整ノブで、オペレータの体重に合わ せて調整を行えます。適正位置に調整されると体重 ゲージインジケータに表示が出ます。高さ調整ノブで、 オペレータの慎重に合わせて調整を行えます。 1. 走行ペダル 4. ブレーキペダル 2. 刈り込み速度リミッタ 5. 駐車ブレーキ 3.
チルト調整ペダル カッティングユニット操作レバー ハンドルを手前に寄せたい場合には、ペダルを踏み込 み、ステアリングタワーを手前に引き寄せ、ちょうど良 い位置になったら、ペダルから足を離します図 19。 リールが刈り込みモードになっているとき、この1本のレ バーで、カッティングユニットの昇降操作と回転開始停 止操作を制御します図 20。カッティングユニット昇降レ バーが移動走行位置にセットされているときには、カッ ティングユニットを下降させることができません。 エンジン速度スイッチ ヘッドライトスイッチ エンジン速度スイッチは、2つのエンジン速度モードを 切り換えます図 20。スイッチを軽くたたくと、エンジ ン速度を100rpmずつ増加または減少させることがで きます。スイッチの端を押し下げてそのまま保持する と、エンジン速度は自動的にハイアイドルまたはローア イドルになります。 ヘッドライトスイッチ図 20を下げるとヘッドライトが点 灯します。 バックラップレバー バックラップレバー図 21は、回転許可/禁止スイッチと 連動し、リールをバックラップするときに使用します。 g021208
油圧フィルタ整備インジケータ の使 い 方 イ ン フ ォ セ ン タ ー LCDの エンジン通常の温度で、このインジケータが緑色の領 域にあることを確認してください。図 22。表示が赤色 の領域に入ったら、油圧フィルタを交換してください。 インフォセンター LCD は、マシンの運転状態、不具合 診断など、マシンに関わる様々な情報を表示します図 24。インフォセンターには初期画面スプラッシュ画面と メイン画面があります。インフォセンターのどのボタンで も、押せば初期画面とメイン画面とをいつでも切り替え ることができ、また、矢印ボタンで選択することによっ て、希望する項目の内容を確認することができます。 g004132 図 22 1. 油圧フィルタ整備インジケータ 電源ソケット g020650 図 24 電源ソケットから、電動機器用に12 Vの電源をとること ができます 図 23 。 1. インジケータランプ 3. 中央ボタン 2. 右ボタン 4.
インフォセンターのアイコン エンジンを掛ける。 次の整備までの時間 エンジンを停止する。 整備時間をリセット 定期 整 SERVICE DUE定 備時期です エンジン 定期整備時期であることを示します キースイッチ Engine rpm/status—エンジン速度を 表示します rpm カッティングユニット下降中 アワーメータ カッティングユニット上昇中 情報アイコン PIN コード 高速 CAN バス 低速 インフォセンター 不良または故障 燃料レベル 電球 静止再生を実施する必要があります。 TEC コントローラまたはコントロールワ イヤハーネスからの出力 グロープラグが作動中。 スイッチ カッティングユニット上昇。 スイッチから手を離してください。 示された状態へ変更。 カッティングユニット下降。 表示記号を組み合わ せた文章が表示されま す。以下に文章の例を 示します 運転席に座る。 駐車ブレーキがON。 ニュートラルにしてください。 レンジが高速移動走行位置 エンジンの始動許可がおりません。 ニュートラル エンジンをシャットダウンします レンジが低速刈り
Parked Regen駐車再生 駐車再生を実施するのに使用 します Last Regen最近の再生 DPF 整備時期通告詳細は DPF への 灰の蓄積 (ページ 29) を参照してくだ さい。 最後に行ったリセット再生、駐 車再生、リカバリ再生からの経 過時間を表示します Recover Regenリカバリ再生 リカバリ再生を実施するのに使 用します 着席するか駐車ブレーキをかけてく ださい Diagnostics 診 断 機 能 排ガス高温警告 メニューの使い方 インフォセンターのメニューにアクセスするには、メ ニュー画面が表示されているときにメニューアクセスボ タンを押します。ボタンを押すとメインメニューが表示さ れます。各メニューにおいてどのような内容が表示され るかは、以下の表をご覧ください。 メニュー項目 内容 カッティングユニット カッティングユニットを上昇・下 降させるための入力、許可、 出力の状態を表示します。 Hi/Low レンジ 移動走行モードで運転を行うた めの入力、許可、出力の状態 を表示します。 PTO PTO回路を作動させるための 入力、許可、出
Height of cut HOC刈高 リール速度を決定するために 必要な刈高です。 F Reel RPM前リール rpm 前リールの回転速度計算値を 表示します。リール速度は手 動で調整することもできます。 R Reel RPM後リール rpm 後リールの回転速度計算値を 表示します。リール速度は手 動で調整することもできます。 アクセス制限付きメニューへのアクセ ス 注 出荷時に設定されている デフォルト PIN は 0000 または 1234 です。 PIN を変更後、PIN を忘れてしまった場合には、弊社 ディストリビュータにご相談ください。 1.
4. 刈り込み速度の設定方法 中央ボタンを押して PIN コードを登録します図 26D 。 インフォセンターの赤ランプが点灯するまで待 ちます。 注 インフォセンターが PIN コードを受け付けて保 護メニューが開くと、画面右上の部分に PIN と いう表示が現れます。 注 キーを OFF 位置にし、もう一度ONにすると、保護 メニューがロックされます。 「保護メニュー」の設定内容を閲覧・変更することが できます。「保護メニュー」にアクセスしたら、下へ スクロールして「設定を保護」Protect Settingsへ進 みます。右ボタンを使って設定を変更します。Protect Settings設定を保護をOFFにすると、PIN コードを入 力しなくても、保護メニューの内容を閲覧・変更するこ とができるようになります。「設定を保護」をONにす ると、保護されている内容は表示されなくなり、これ らを閲覧・変更するには PIN コードの入力が必要とな ります。PIN コードを入力した時は、キースイッチを OFF にし、もう一度キーを ON にすると、このパス ワードが記憶されます。 1.
仕様 注 仕様および設計は予告なく変更される場合があり ます。 仕様 ReelMaster® 5410-D ReelMaster® 5510-D 移動走行時の幅: 228 cm 233 cm 刈幅 254 cm 254 cm 長さ 282 cm 282 cm 高さ 160 cm 160 cm 重量 油脂類および8枚刃カッティングユニットを 含む 1,335 kg 1,420 kg エンジン ヤンマー 26.8kW ヤンマー 26.8kW 燃料タンク容量 53 リ ッ ト ル 53 リ ッ ト ル 移動走行速度 0-16 km/h 0-16 km/h 刈込速度 0-13 km/h 0-13 km/h アタッチメントとアクセサリ トロが認定した各種のアタッチメントやアクセサリがそろっており、マシンの機能をさらに広げることができます。 詳 細は弊社の正規サービスディーラ、または代理店へお問い合わせください弊社のウェブサイト www.Toro.
運転操作 燃料を補給する 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 燃料タンク容量 運転前の安全確認 53 リットル 燃料についての仕様 安全に関する一般的な注意 重要 超低イオウ軽油以外の燃料は使用しないでくださ 排ガ ス 酸 化 触 媒 を い 。 イ オ ウ 分 の 多 い 燃 料 は 、 DOC排 劣化させ、運転トラブルを発生させ、エンジンの各 機器の寿命を縮めます。 以下の注意を守らないと、エンジンを破損させる場 合があります。 • 子供やトレーニングを受けていない大人には、絶対 に運転や整備をさせないでください地域によっては 機械のオペレータに年齢制限を設けていることがあ りますのでご注意ください。オーナーは、オペレータ 全員にトレーニングを受講させる責任があります。 • 安全な運転操作、各部の操作方法や安全標識など に十分慣れておきましょう • 絶対に、ディーゼル燃料の代わりに灯油やガソリン を使わないでください。 • エンジンの緊急停止方法に慣れておきましょう。 • • オペレータコントロールやインタロックスイッチなど の安全装置が正しく機能しているか、ま
エンジンオイルの量を点検する バイオディーゼル この機械はバイオディーゼル燃料を混合したB20燃料 バイオディーゼル燃料が20、通常軽油が80 を使用す ることができます。 エンジンを始動させる前に、エンジンオイルの量を点 検してください手順は エンジンオイルの量を点検する (ページ 51)を参照してください。 イ オ ウ 含 有 率 超低イオウ<15ppm バ イ オ デ ィ ー ゼ ル 燃 料 の 仕 様 ASTM D6751 または EN14214 冷却系統を点検する ブ レ ン ド 燃 料 の 仕 様 ASTM D975、EN590 または JIS K2204 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 通気スクリーン、オイルクーラ、ラジエター正面にたまっ ているごみを毎日清掃してください。非常にほこりの多 い条件で使用しているときには、より頻繁に清掃してくだ さい。 冷却部の清掃 (ページ 56)を参照してください。 重要 ただし、混合されている軽油のイオウ含有量は 極低レベルである必要があります。 以下の注意を守ってお使いください。 • 着色したターフを汚す可能性があります。 • 寒
油圧オイルを点検する 2. 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 油圧オイルタンクの注油口周辺をきれいに拭 き、キ ャップ図 29を外す。給油口からキャッ プを取る。 油圧オイルタンクに約 30 リットルの高品質油圧オイル を満たして出荷しています。初めての運転の前に必ず 油量を確認し、その後は毎日点検してください。推奨 オイルの銘柄を以下に示します Toro プ レ ミ ア ム オ ー ル シ ー ズ ン 油 圧 作 動 液 19 リットル缶ま たは208 リットル缶。 パーツカタログ または Toro 代理店で パーツ番号をご確認ください。 代替製品 Toro のオイルが入手できない場合は、以下 に挙げる特性条件および産業規格を満たすオイルを使 用することができます。合成オイルは使用しないでくだ さい。オイルの専門業者と相談の上、適切なオイル を選択してください . g021215 注 不適切なオイルの使用による損害については弊社 図 29 は責任を持ちかねますので、品質の確かな製品をお使 い下さる様お願いいたします。 1.
• 警告 適切なトルク締めを怠ると車輪の脱落や破損から 人身事故につながる恐れがあります。 • ホイールナットのトルクを適切に維持すること。 • ブレーキの慣らし掛けを行う 駐車ブレーキの性能を最大限に発揮させるために、 実際の使用前にブレーキの「慣らし掛け」をおこなっ てください。前進走行速度を、6.
エンジンの始動と停止 • ROPS を折りたたんでしまうと、転倒時に安全保護 ができなくなることを十分認識してください。 • 重要 以下のうちのいずれかの状態が発生した後は、 燃料系統は自動的にエア抜きを行います • 新車を初めて作動させる時 • 燃料切れでエンジンが停止した時 • 燃料系統の整備作業を行った時 作業場所を必ず事前に確認してください。法面、 段差、水などがある現場では、必ず ROPS を立 てて運転してください。 斜面での安全確保 • 斜面はスリップや転倒などを起こしやすく、これらは 重大な人身事故につながります。斜面での安全運 転はオペレータの責任です。どんな斜面であって も、通常以上に十分な注意が必要です。 • 斜面については、実地の測定を含めてオペレータ 自身が調査を行い、安全に作業ができるかどうか を判断してください。この調査においては、常識を 十分に働かせてください。 • 以下に掲載している斜面での運転上の注意点やそ の場合の天候条件および場所の条件などを良く読 み、作業日当日の現場のコンディションが作業に 不適当な状態でないかどうか判断してください。同 じ斜面上
9. 10.
• この不具合警告は、DPF の整備が必要であること を示しています。 • 警告などを表示するとともに、コンピュータは、灰 の蓄積レベルに合わせてエンジンの出力を落とし ます。 イ ン フ ォ セ ン タ ー の ア ド バ イ ス お よ び エ ン ジ ン 警 告 メ ッ セ ー ジ — Ash Accumulation 表示レベル レベル 1 エン ジン警告 不具合コード エンジン速度を落とす エンジン出力レート 推奨される対応 なし コンピュータはエンジン パワーを 85に下げる.
DPF の 再 生 の 種 類 マ シ ン が 稼 働 中 に 実 行 さ れ る DPF 再 生 の 種 類 再生の種類 DPF 再 生 の 条 件 DPF 再 生 動 作 の 内 容 パッシブ マシンの通常運転中エンジン高速回転中または高負 荷回転中に行われる。 • パッシブ再生はインフォセンターに表示されない。 • パッシブ再生中、DPF は高温の排気を利用して有 害な排気を酸化させ、すすを燃焼させて灰にする。 DPF のパッシブ再生 (ページ 33)を参照。 アシスト エンジンを低速運転した、低負荷で運転した、また は DPF のバック圧が高いことをコンピュータが検知 することが原因で実行される。 • アシスト再生はインフォセンターに表示されない。 • アシスト再生中は、エンジンのコンピュータがエン ジンの設定を調整して排気温度を高める。 DPF のアシスト再生 (ページ 33)を参照。 リセット 100 運転時間ごとに実行される また、アシスト再生によってもすすの量を十分に減ら すことができない時にも実行される。 インフォセンターに排気高温アイコン された場合には、再生が進行中
DPF 再 生 メ ニ ュ ー へ の ア ク セ ス テクニカルメニュー 重要 日常の刈り込みをスムーズに進めるために、す す の 蓄 積 が 100% に な る 前 に 再 生 を し て お き た い 場 合があると思われます。前回の再生 リセット、駐車、 ま た は リ カ バ リ 終 了 か ら 50 運 転 時 間 以 上 が 経 過 し て いればこれが可能です。 DPF 再 生 メ ニ ュ ー へ の ア ク セ ス 1. 整備Serviceメニューから、中央ボタンで下へ スクロールして DPF REGENERATION メニューに 入る 図 35 。 これには、整備士Technicianメニューで現在までの 経過時間と現時点でのすすの蓄積レベルを確認を確 認します。 DPF Regeneration メニューで、中央ボタンを押して整 備士 TECHNICIAN オプションに移動し、右ボタンで中 に入る 図 37 。 g227667 図 35 2.
DPF の パ ッ シ ブ 再 生 DPF 稼 働 記 録 表 (cont'd.) • 状態 内容 Normal DPF は通常稼働状態パッシブ再生 Assist Regen エンジンコンピュータがアシスト再生を実 行中 Reset Stby • パッシブ再生は、エンジンの通常運転の一部として 行われます。 • DPF 再生を促進させるために、エンジンは可能 エンジンコンピュー タがアシスト再生を 試みているが以下 の内のひとつが原 因で実行できない 状態 な限りフルスロットルで、かつ高負荷で使用して ください。 DPF の ア シ ス ト 再 生 再生禁止設定が ON になっている • 排気温度が低すぎ て再生できない Reset Regen エンジンコンピュータがリセット再生を実 行中 Parked Stby エンジンコンピュータからオペレータに対し て駐車再生を要求中 Parked Regen オペレータから駐車再生の要求があり、 その処理中 Recov. Stby エンジンコンピュータからオペレータに対 してリカバリ再生を要求中 Recov.
• DPF 再生を促進させるために、エンジンは可能 な限りフルスロットルで、かつ高負荷で使用して ください。 • リセット再生中は、インフォセンターにアイコンが表 示されます。 • リセット再生中は、出来うる限りエンジンを止めたり エンジンの速度を落としたりしないでください。 重要 可能な限り、リセット再生が終了するまで 待ち、その後にエンジンを停止するようにしてくだ さい。 定期的リセット再生 過去 100 運転時間以内に、再生リセット、駐車、リカ バリが終了できなかった場合、エンジンコンピュータは リセット再生を試みます。 g227304 図 42 再生禁止の設定 2.
g224404 図 46 g224394 図 44 • 注 排気温度が低すぎる場合には、インフォセンター上 にアドバイス NO.
DPF 稼 働 記 録 表 が ロ ッ ク さ れ る 場 合 エンジンコンピュータがリカバリ再生を要求してい る、またはリカバリ再生の処理中である時には、駐 車再生 PARKED REGEN を選択することはできませ ん。駐車再生はロックされ、施錠アイコン図 53がイ ンフォセンターの右下に表示されます。 • g224398 図 49 重 要 PTO を 使 用 す る に は 、 駐 車 再 生 を 行 う 必 要 ペー が あ り ま す 駐 車 再 生 や リ カ バ リ 再 生 の 準 備 (ペ と 駐 車 再 生 や リ カ バ リ 再 生 の 実 施 (ペ ペー ジ ジ 36)と を参 照 。 37)を 注 ホーム画面に PTO 無効アイコンが表示されま す 図 50 。 g224625 図 53 エンジンコンピュータがリカバリ再生を要求してい いないのに、リカバリ再生 RECOVERY を選択する ことはできません。リカバリ再生はロックされ、施 錠アイコン図 54がインフォセンターの右下に表示 されます。 • g224415 図 50 リカバリ再生のメッセージ リカバリ再
駐車再生やリカバリ再生の実施 注意 になる。 DPF 再 生 中 の 排 気 は 高 温 お よ そ 600°Cに 高温の排気は人体に悪影響を及ぼす恐れがある。 • 絶対に締め切った場所でエンジンを運転しな いこと。 • 排気系統の周囲に可燃物を放置しないこと。 • 高温になっている排気系統各部に触れないこ と。 • 排気管の近くに立たないこと。 重要 エンジンの速度設定を上げたり、駐車ブレーキを 解 除 し た り す る と 、 DPF 再 生 は キ ャ ン セ ル さ れ ま す 。 1. g224414 DPF Regeneration メニューで、中央ボタンを押 して駐車再生開始 PARKED REGEN START また はリカバリ再生開始RECOVERY REGEN START オ プションに移動し図 55、右ボタンで再生を開始 する 図 55 。 g227678 図 56 3.
g224406 g224416 図 60 7. g224626 エンジンコンピュータがエンジンの状態と不具合情 報をチェックする。インフォセンターに、以下の表 にあるようなメッセージが表示される場合がある メッセージの確認と修正操作の一覧表 g224630 図 58 5. インフォセンターの画面に、再生開始中INITIATING DPF REGEN と表示される図 59。 修 正 操 作 再生メニューを中止し、マシンを通常通りに運転する。 前回の再生から 50 運転時間以上経過すれば再生が実施可 能 最後の再生からの経過時間 (ページ 32)を参照。 g224411 修 正 操 作 エンジンの不具合を修正してから DPF 再生を行う。 g227681 図 59 6.
メ ッ セ ー ジ の 確 認 と 修 正 操 作 の 一 覧 表 (cont'd.) 修 正 操 作 エンジンをローアイドル速度にする。 g224392 修 正 操 作 エンジンコンピュータの不具合を修正してから DPF 再生を行う。 8. 図 62 インフォセンターはホーム画面となり、再生実 施中は画面右下に再生実施中アイコン図 61が 表示される。 注 再生に失敗した場合は、インフォセンターに アドバイス No. 184図 62が表示される。左ボタ ンを押してホーム画面に戻る。 g224403 図 61 注 DPF 再生中は、インフォセンターに高温排気 アイコン 9. が表示されます。 駐車再生やリカバリ再生が終了すると、インフォ センターにアトバイスNO. 183 が表示される図 62。左ボタンを押してホーム画面に戻る。 g224393 図 63 駐車再生やリカバリ再生をキャンセルするには 駐車再生やリカバリ再生をキャンセルするには、キャ ンセル設定を行います。 1.
プリングアクチュエータの裏側第4番目の位置にセット してください。 1. 平らな場所に駐車し、カッティングユニットを降下 させ、駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止さ せてキーを抜き取る。 2. スプリングの長い方の端部にチューブのような ものを取り付けて、スプリングアクチュエータの 周囲に巻きつけるようにして希望位置にセットす る 図 66 。 注意 スプリングには強い張力がかかっており、不 用意に取り扱うとけがをする。 g227305 図 64 2. スプリングを調整する時には十分注意するこ と。 中央ボタンを押して下へスクロールし、駐車再生 キャンセル PARKED REGEN CANCEL (図 64) ま たはリカバリ再生キャンセル RECOVERY REGEN CANCEL を選ぶ図 65。 g019276 図 66 1. 3. 2. スプリングアクチュエータ もう一方のスプリングにも同じ作業を行う。 昇降アームの旋回位置を調 整する g227306 図 65 3.
2. エンジンを掛ける時にはバルブを元通りに閉め る。ただし、バルブの締め付けトルクが 7-11 N·m0.7-1.1 kg.m = 5-8 ft-lbを超えないようにす ること。 重要 バイパスバルブを開いたままでエンジンを 回転させるとトランスミッションがオーバーヒー トします。 トレーラへの積み込み • トレーラやトラックに芝刈り機を積み降ろすときには 安全に十分注意してください。 • トレーラやトラックに芝刈り機を積み降ろすときに は、機体と同じ幅のある歩み板を使用してください。 • 車体が落下しないように確実に固定してください。 機体の前後に取り付けた固定ロープは、どちらも、 機体を外側に引っ張るように配置してください図 69と図 70を参照。 g027937 図 67 1. 4. スイッチ 2.
ランプはインフォセンター表示画面の上についています 図 72。マシンが適切に作動している場合には、キース イッチをON/RUN位置にすると、コントローラの診断ラ ンプが短時間点灯し、ランプが正常に作動していること を示します。アドバイスメッセージが表示されると、ラン プが点灯してメッセージがあることを知らせます。故障 メッセージが表示された場合にはランプが点滅し、その 故障が解消されるまで点滅を続けます。 g004555 図 70 1. 機体後部のロープ掛けポイント g021272 ジャッキアップポイント 図 72 1.
インタロックスイッチの機能点検手順 • カッティングユニットを上昇位置にして機械から離れ る場合、ロック装置がある場合には、必ずユニッ トをロックしてください。 • 閉めきった場所に本機を保管する場合は、エンジン が十分冷えていることを確認してください。 • 格納保管中やトレーラで輸送中は、燃料バルブを 閉じておいてください。 • ガス湯沸かし器のパイロット火やストーブなど裸火 や火花を発するものがある近くでは、絶対に機械や 燃料容器を保管格納しないでください。 • 各部品が良好な状態にあること、ボルトナット類、 特にブレード取り付け用のボルト類に問題がないか 常に点検してください。 • 読めなくなったステッカーは貼り替えてください。 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 1. 平らな場所に駐車し、カッティングユニットを下降 させ、エンジンを停止させ、駐車ブレーキを掛 けてキーを抜き取る。 2. 始動キーをON位置に回すが、エンジンは始動 させない。 3. インフォセンターの故障診断メニューから、確認 すべきスイッチを探し出す。 4.
刈り込み エンジンを始動し、エンジン速度を FAST 位置にセッ トする。リール回転スイッチを回転許可にし、ジョイス ティックでカッティングユニットの制御を行います前ユ ニットは後ユニットより早く降下してきます。走行ペダル を前進側に踏み込めば刈り込みが始まります。 移動走行を行うとき 芝刈りが終ったらリール回転スイッチを回転禁止とし、 カッティングユニットを移動走行位置に上昇させます。 刈り込み/移動走行切り替えレバーを移動走行にセット してください。狭い場所を通り抜ける時、カッティングユ ニットをぶつけて損傷しないよう十分注意してください。 斜面の通行には最大の注意を払ってください。また、 転倒事故を防止するために、速度の出しすぎや急旋回 に十分注意してください。下り坂ではハンドリングを安定 させるためにカッティングユニットを下降させてください。 44
保守 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 推奨される定期整備作業 整備間隔 整備手順 使用開始後最初の 1 時間 • ホイールナットを 94-122 N·m(9.7-12.5 kg.m = 70-90 ft-lb)にトルク締めする。 使用開始後最初の 10 時間 • ホイールナットを 94-122 N·m(9.7-12.5 kg.
始業点検表 このページをコピーして使ってください。 第週 月 点検項目 火 水 木 金 インタロックの動作を点検する。 ブレーキの動作を確認する。 エンジンオイルの量を点検 燃料・水セパレータの水抜き エアフィルタの状態インジケータの表示を確認する ラジエターとスクリーンの汚れ エンジンからの異常音がないか点検する。1 運転操作時の異常音 油圧オイルの量を点検する。 油圧フィルタ整備インジケータを点検する。2 油圧ホースの磨耗損傷を点検 オイル漏れなど タイヤ空気圧を点検する 計器類の動作 リールとベッドナイフの摺り合わせ 刈高の調整の点検。 グリスアップ個所の点検 3 塗装傷のタッチアップ修理を行う。 1. 始動困難、大量の煙、咳き込むような走りなどが見られる場合はグロープラグと噴射ノズルを点検する。 2. エンジンを始動し、オイルが通常の作動温度に達した状態で点検する。 3.
定期整備ステッカー decal125-2927 図 73 注意 始動キーをつけたままにしておくと、誰でもいつでもエンジンを始動させることができ、危険である。 整備・調整作業の前には必ず始動キーを抜いてください。 整備前に行う作業 潤滑 保守作業開始前の安全確認 ベアリングとブッシュのグリス アップ • 調整、清掃、修理、車両を離れる前に以下を行っ てください 整 備 間 隔 : 50運転時間ごと 洗浄後はすぐに行う。 – 平らな場所に駐車する。 – スロットルスイッチを低速アイドル位置にセットす る。 全部のベアリングとブッシュにNo.
g012150 図 75 • 昇降アームのピボット各アームに1ヶ所 図 75 • キャリアフレームとピボット各カッティングユニット で2ヶ所 図 76 g003987 図 78 • アクスルステアリングのピボット1ヶ所 図 79 g003960 図 76 • 昇降アームのピボットシャフト各アームに1ヶ所図 77 g004169 図 79 • ステアリングシリンダのボールジョイント 2ヶ所図 80 g004157 図 77 • 後アクスルのタイロッド2ヶ所 図 78 g003966 図 80 • 48 ブレーキペダル1ヶ所 図 81
エンジンの整備 エンジンの安全事項 g011615 図 81 • エンジンオイルの点検や補充はエンジンを止めて 行ってください • エンジンのガバナの設定を変えたり、エンジンの回 転数を上げすぎたりしないでください。 エアクリーナの整備 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと—エアクリーナの整備を 行う。エアクリーナのインジケータが 赤色になったらその時点で整備を行 う。ちりやほこりの非常に多い環境 で使用しているときには頻繁な整備 が必要となる。 エアクリーナ本体にリーク原因となる傷がないか点検 してください。破損していれば交換してください。吸 気部全体について、リーク、破損、ホースのゆるみ などを点検してください。 エアクリーナのフィルタの整備は、インジケータが赤色 になってから行ってください図 83。早めに整備を行って も意味がありません。むしろフィルタを外したときにエン ジン内部に異物を入れてしまう危険が大きくなります。 重要 本体とカバーが正しく、しっかりと密着しているの を確認してください。 49 1.
注 エレメントを清掃すると破損させる危険が大き いので、掃除して再使用しないでください。 g021218 図 84 g009710 図 82 1. 2. 3. 整備時期インジケータ ラッチ 3. カバー 1. 2. エアクリーナのカバー エアクリーナのフィルタ 3. エアクリーナのインジケータ 7. 新しいフィルタに傷がついていないかを点検す る。特にフィルタとボディーの密着部に注意する。 重要 破損しているフ ィルタは使用しない。 エアクリーナのカバーをボディーに固定している ラッチを外す 図 83 。 8. フィルタをボディー内部にしっかり取り付ける。エ レメントの外側のリムをしっかり押さえて確実にボ ディーに密着させる。 重要 フィルタの真ん中の柔らかい部分を持た ないこと。 9. g021217 図 83 1. エアクリーナのカバー 2. エアクリーナのカバーの ラッチ 3. エアクリーナの整備時期イ ンジケータ 4. ボディーからカバーを外す。 5. フィルタを外す前に、低圧のエア 2.75 bar = 2.
Toro のプレミアムエンジンオイル 15W-40 または 10W-30を代理店にてお求めいただくことができます。 パーツカタログでパーツ番号をご確認ください。 5. 6. オイルキャップとディップスティックを取り付ける。 エンジンカバーを閉じ、ラッチを掛ける。 エンジンオイルの量 エンジンオイルの量を点検する 5.2 リットルフィルタ含む 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 エンジンオイルとフィルタの交換 重要 エンジンオイルの量は毎日点検してください。 油 量 が デ ィ ッ プ ス テ ィ ッ ク の FULL マ ー ク よ り 上 に あ る場合は、オイルが燃料で薄められている可能性が あります。 油 量 がFULL マ ー ク よ り 上 に あ る 場 合 は 、 エ ン ジ ン オ イルを交換してください。 整 備 間 隔 : 250運転時間ごと—エンジンオイルとフィル タの交換を行う。 1.
燃料系統の整備 には図 87、各表示の指示に従ってすすフィルタを清 掃してください 危険 燃料や燃料蒸気は条件次第で簡単に引火 爆発 する。発火したり爆発したりすると、やけどや火 災などを引き起こす。 g214715 • 燃料補給は必ず屋外で、また、エンジンが 停止して冷えた状態で行う。こぼれた燃料は ふき取る。 • 燃料タンク一杯に入れないこと。給油は燃料タ ンクの首の根元から25 mm 程度下までとする。 これは、温度が上昇して燃料が膨張したときに あふれないように空間を確保するためである。 • 燃料取り扱い中は禁煙を厳守し、火花や炎を 絶対に近づけない。 • 安全で汚れのない認可された容器で保存し、 容器には必ずキャップをはめること。 g213864 g213863 図 87 1. DPF のディーゼル酸化触媒DOCとすすフィルタの 分解手順は、サービスマニュアル を参照のこと。 ウォーターセパレータの整備 2.
エンジン側燃料フィルタの整備 電 気 系 統 の 整 備 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと—エンジンの燃料フィルタ を交換する。 1. 警告 燃料フィルタのヘッドの周囲をきれいに拭く図 89。 カリフォルニア州 号決 議 に よ る 警 告 第 65号 バッテリーの電極部や端子などの部分に は鉛や鉛含有物質が含まれており、カリ フォルニア州では、これらの物質が癌や 先天性異常の原因となるとされている。 取り扱い後は手を洗うこと。 重要 電気系統を保護するため、本機に溶接作業を 本の ケ ー ブ ル を 両 方 と 行 う 時 に は 、 バ ッ テ リ ー か ら 2本 も、電子コントロールモジュールからのワイヤハーネ 本と も 、 そ し て オ ル タ ネ ー タ か ら の タ ー ミ ナ ル コ ス を 2本 ネクタを外してください。 g021576 図 89 1. 燃料フィルタのヘッド 2. 電気系統に関する安全確保 燃料フィルタ 2. フィルタを外してフィルタヘッドの取り付け部をき れいに拭く 図 89 。 3.
走行系統の整備 警告 充電中は爆発性のガスが発生する。 充電中は絶対禁煙を厳守しバッテリーにいかな る火気も近づけない。 走行ドライブのニュートラル調 整 端子や周囲が汚れていると自然放電しますので、バッ テリーが汚れないようにしてください。洗浄する場合 は、まず重曹と水で全体を洗います。次に真水です すぎます。 走行ペダルが踏みこまれていないときはマシンが停 止していなければなりません。動きだすようでしたら 調整が必要です。 ヒューズの点検 全部で8本のヒューズを使用しています。ヒューズブ ロックは、コントロールアームのアクセスパネルの裏側 にあります 図 90 。 1. 平らな場所に駐車し、カッティングユニットを床 まで下降させ、エンジンを停止させてキーを抜 き取る。 2. 機体前部をジャッキアップして前タイヤを床から浮 かす。落下事故防止のために、ジャッキスタンド を使って機体を確実にサポートする。 注 WD モデルでは後輪も浮かせてください. 3. ハイドロスタットの右側にあるトラクション調整カム のロックナットをゆるめる図 92。 g021219 図 90 1.
7. 後輪のトーインの調整 試験運転で調整クリーピングがなくなっている こと を確認する。 整 備 間 隔 : 800運転時間ごと—後輪のトーインの点検 を行う。 1. ハンドルを操作して後輪を真っ直ぐ前後方向に 向ける。 2. 各タイロッド図 93の端についているジャムナット をゆるめる。 注 タイロッド外側に溝が切ってあるところのねじ は左ねじですから注意してください。 g004136 図 93 1. ジャムナット 2. タイロッド 3. レンチ用のスロット 3. レンチ用スロットを利用して、タイロッドを回転 させる。 4. 後輪の前と後ろで、左右のタイヤの中央線間距 離を測るアクスルの高さ位置で計測。 注 後ホイールの前側で測定した距離が、後側で の測定よりも 6 mm 小さければ適正である。 5.
冷却系統の整備 冷却系統に関する安全確保 • 冷却液を飲み込むと最悪の場合死亡する 冷却液は 子供やペットが触れない場所に保管すること。 • 高温高圧の冷却液を浴びたり、高温のラジエター 部分に触れたりすると大火傷をする恐れがある。 – エンジン停止後、少なくとも15分間程度待って、 エンジンが冷えてからキャップを開けること。 – キャップを開けるときはウェスなどを使い、高温 の水蒸気を逃がしながらゆっくりと開けること。 冷却部の清掃 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 汚れが激しければ より頻繁な清掃が必要です。 g021880 100運転時間ごと—冷却系統のホースを点検す る。 図 95 1. 2年ごと—冷却系統の内部を洗浄し新しい冷却液 に交換する。 5. 1. エンジンを止め、キーを抜き取る。 2. エンジン部を丁寧に清掃する。 3. クランプをゆるめ、後スクリーンを開く図 94。 g004138 図 94 1. 4. 後部スクリーンのラッチ 2.
ブレーキの整備 駐車ブレーキのラッチの調整 駐車ブレーキがかからない、ラッチがかからない状態 になったらブレーキ爪の調整が必要です。 駐車ブレーキの調整 1. ブレーキペダルの「遊び」が 25 mm以上となったり、 強く踏み込まないとブレーキの効きが悪いと感じられる ようになったら、調整を行ってください図 96。遊びと は、ブレーキ・ペダルを踏み込んでから抵抗を感じるま でのペダルの行きしろを言います。 駐車ブレーキのツメをフレームに固定しているね じ2本をゆるめる図 98。 g011617 図 98 g026816 図 96 1. 遊び 注 調整の前と後に、ホイールモータのバックラッシュギ アのガタを利用してドラムを前後にゆすり、ドラムが何 にも接触していないことを確認してください。 1. 遊びを減らすブレーキを締めるには、ブレーキ ケーブルのねじ山の前ナットをゆるめ、後ろの ナットを締める図 97。 g011616 図 97 1. ブレーキケーブル 2. 前ナット 2.
ベルトの整備 油圧系統の整備 オルタネータベルトの整備 油圧系統に関する安全確保 整 備 間 隔: 使用開始後最初の 10 時間 • 万一、油圧オイルが体内に入ったら、直ちに専門 医の治療を受けてください。万一、油圧オイルが 体内に入った場合には、この種の労働災害に経 験のある施設で数時間以内に外科手術を受ける 必要がある。 • 油圧装置を作動させる前に、全部のラインコネクタ が適切に接続されていること、およびラインやホー スの状態が良好であることを確認すること。 • 油圧のピンホールリークやノズルからは作動油が 高圧で噴出しているので、絶対に手などを近づけ ない。 • • リークの点検には新聞紙やボール紙を使う。 100運転時間ごと 注 プーリとプーリとの中間部を 40N約4.5kg の力で押 した時に、10 mm 程度のたわみがあれば適正です。 1.
4. フィッティングからホースを外し、流れ出すオイル を容器に受ける。 5. オイルが全部流れ出たらホースを元通りに接続 する。 6. 油圧オイルタンクに約 30 リットルの油圧オイル を入れる 油圧オイルを点検する (ページ 26)を 参照。 重要 指定された銘柄のオイル以外は使用しない でください。他のオイルを使用すると油圧システ ムを損傷する恐れがあります。 7. タンクにキャップを取り付ける。 8. エンジンを始動し、全部の油圧装置を操作して 内部にオイルを行き渡らせる。オイル漏れなど がないかも点検する。 9. エンジンを停止する。 10. g021271 図 102 1.
油圧システムのテストポート 昇降マニホルドブロックついているテストポートは、昇 降回路の故障探究用です図 106。 油圧回路の油圧試験を実施できるように、テストポート があります必要に応じToro代理店にご相談ください。 前油圧チューブについているテストポートは、走行回路 の故障探究用です図 104。 g003983 図 106 1. g031993 図 104 1. 走行回路テストポート 刈り込みマニホルドブロックついているテストポートは、 刈り込み回路の故障探究用です図 105。 g021221 図 105 1.
カッティングユニットの保守 5. カッティングユニットの安全確 保 バックラップレバーで、前のカッティングユニット 又は後ろのカッティングユニット、あるいは両方を 選択する 図 107 。 危険 人身事故防止のため、カッティングユニット から十分離れてから次の手順に進むこと。 磨耗の進んだリールや破損した下刃が、回転中にちぎ れて飛び出す場合があり、これが起こるとオペレータ や周囲の人間に多大の危険を及ぼし、最悪の場合に は死亡事故となります。 • カッティングユニットが磨耗や破損していないか定期 的に点検してください。 • カッティングユニットを点検する時には安全に十分注 意してください。刃をウェスでくるむか、安全手袋を はめ、十分に注意して取り扱ってください。リールと 下刃は研磨または交換のみ行い、たたいて修復し たり溶接したりしないでください。 • 複数のカッティングユニットを持つ機械では、つの リールを回転させると他も回転する場合があるので 十分に注意してください。 6.
保管 注 必要に応じてリールとベッドナイフの刃合わ せを行う。リール回転速度を、希望の速度位 置にセットする。 トラクションユニットの整備 重 要 バ ッ ク ラ ッ プ ス イ ッ チ を OFF に 戻 さ な い と 、 カッティングユニットを上昇させることができませ ん。 注 バックラップが終わったら、ベッドナイフの前端 に軽くヤスリ掛けを行うとさらに切れ味が向上し ます。これによりベッドナイフ前端に形成された バリが除去されます。 1. トラクションユニット、カッティングユニット、エンジ ンをていねいに洗浄する。 2. タイヤ空気圧を点検する。全部のタイヤ空気圧 を0.83-1.03 bar に調整する。 3. ボルトナット類にゆるみながいか点検し、必要な 締め付けを行う。 4. グリス注入部やピボット部全部をグリスアップす る。余分のグリスやオイルはふき取る。 5. 塗装のはがれている部分に軽く磨きをかけ、タッ チアップする。金属部の変形を修理する。 6. バッテリーとケーブルに以下の作業を行う A. バッテリー端子からケーブルを外す。 B.
欧州におけるプライバシー保護に関するお知らせ トロが収集する情報について トロ・ワランティー・カンパニートロは、あなたのプライバシーを尊重します。この製品について保証要求が出された場合や、製品のリコールが行われた場合に あなたに連絡することができるように、トロと直接、またはトロの代理店を通じて、あなたの個人情報の一部をトロに提供していただくようお願いいたします。 トロの製品保証システムは、米国内に設置されたサーバーに情報を保存するため、個人情報の保護についてあなたの国とまったく同じ内容の法律 が適用されるとは限りません。 あなたがご自分の個人情報を提供なさることにより、あなたは、その情報がこの「お知らせ」に記載された内容に従って処理されることに同意したこ とになります。 トロによる情報の利用 トロでは、製品保証のための処理ならびに製品にリコールが発生した場合など、あなたに連絡をすることが必要になった場合のために、あなたの個人情報を 利用します。また、トロが上記の業務を遂行するために必要となる活動のために、弊社の提携会社、代理店などのビジネスパートナーに情報を開示する場 合があります。弊社があなたの個人情報を他
号決 議 に よ る 警 告 カ リ フ ォ ル ニ ア 州 第 65号 この警告は何? 以下のような警告ラベルが張られた製品を見かけることがあるでしょう WARNING: Cancer and Reproductive Harm—www.p65Warnings.ca.gov.
トロの品質保証 年間品質保証 保証条件および保証製品 Toro 社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、両社の合意に基 づき、Toro 社の製品「製品」と呼びますの材質上または製造上の欠陥に対 して、2年間または1500運転時間のうちいずれか早く到達した時点までの品 質保証を共同で実施いたします。この保証はエアレータを除くすべての製品 に適用されますエアレータに関する保証については該当製品の保証書をご覧 下さい。 この品質保証の対象となった場合には、弊社は無料で「製品」 の修理を行います。この無償修理には、診断、作業工賃、部品代、運賃 が含まれます。保証は「製品」が納品された時点から有効となります。 *アワーメータを装備している機器に対して適用します。 • • 通常の使用にともなう音、振動、磨耗、損耗および劣化。 通常の使用に伴う「汚れや傷」とは、運転席のシート、機体の塗装、 ステッカー類、窓などに発生する汚れや傷を含みます。 部品 定期整備に必要な部品類「部品」は、その部品の交換時期が到来するまで 保証されます。この保証によって交換された部品は製品の当初保証期間 中、保証の対象となり、